JP3268597B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0004Non aqueous liquid compositions comprising insoluble particles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗浄剤組成物に関するものである。
界面活性剤を含む有機液体中におけるビルダーの懸濁
液からなる洗浄剤組成物が知られている。良好な安定性
を備えたこの型の非水性組成物が欧州特許第30096およ
び120,659号明細書に記載されている。
しかし洗浄剤から水を完全に排除するのは困難である
ので、それらの感水性を低下させることが望ましい。
感水性の低下はそれらの物質の分配性(dispensibili
ty)を助成すると考えられる。すなわちこれによってそ
れらを洗濯液中へ導入するのが容易になる。
ユニット中に洗浄剤組成物を装入しておき、そのユニ
ットの中を水が通過してその水と共に洗浄剤を洗浄帯域
内へ運ぶことにより洗浄剤組成物を洗濯機内へ導入する
ことができる。その場合、分配性の低い組成物は固形沈
積物を生じ、ユニット内に残留してしまう可能性があ
る。又場合によっては洗浄剤は容器(container)中に
装入されて洗浄帯域内へ導入される。容器が限定された
アクセスしか有しない場合、固形沈積物は内部に残され
るであろう。とりわけ洗浄剤を入れた時容器が乾燥して
いないとき然りである。このような状況、とくに後者の
場合、もし組成物の感水性が低ければ分配性が改良され
るものと考えられる。
本発明者らは意外にもこのような組成物においてアミ
ンオキシドが存在すると少量の水が許容されることを見
出した。一般に水の量は、アミンオキシドのモル当たり
最高5モル、好ましくは3モル以下、より好ましくは2
モル以下、たとえば0.5−1.9モルでなければならず、好
ましくはアミンオキシドのモル当たり1.0−1.7モルであ
る。水とは、固体の結晶水−−これは本明細書には無関
係である−−として含有されていない水を意味する。
無水アミンオキシドは知られているが、それらはたと
えば65重量%の水を含有する水溶液として市販されてい
るのが普通である。したがってこの種の溶液は明らかに
本発明の目的には不適当であり、本発明の1態様とし
て、それらを洗濯用液体洗浄剤組成物に含ませるために
有用な組成物に変換する手段が提供される。
本発明は、 i) アミンオキシドからなる有機液相; ii) 固体ビルダー; iii) アミンオキシドのモル当たり最高5モル、好ま
しくは2モル以下、たとえば0.5モルないし2モル以
下、好ましくは1.0−1.7モルの水(存在する固体の結晶
水以外のもの) を含む液体洗浄剤組成物よりなる。
ビルダーは水溶性であることが適切であり、所望によ
り漂白剤が存在してもよい。
また本発明は、液体洗浄剤中に含有させるのに適し
た、 i アミンオキシド; ii ポリアルキレングリコール、好ましくはエチレング
リコール残基および所望によりプロピレングリコール残
基からなるもの、より好ましくはポリエチレングリコー
ル;および iii アミンオキシドのモル当たり最高5モル、好まし
くは2モル以下、たとえば0.5モルないし2モル以下、
好ましくは1−1.7モルの水 を含む組成物よりなる。
この組成物は、適切なビルダーの添加によって、良好
な安定性およびアイロン掛け容易性(easy−iron prop
erties)を備えた洗濯用液体洗浄剤の調製を可能にす
る。ポリアルキレングリコール対アミンオキシドの重量
比は0.5:1−2:1であることが適切である。
この組成物は、アミンオキシドの水溶液をポリアルキ
レングリコール、好ましくはポリエチレングリコールの
存在下で、好ましくは減圧下に40−80℃、好ましくは65
−75℃の温度において蒸留することにより調製しうる。
本発明者らは意外にも、ポリアルキレングリコールの存
在は、アミンオキシドの水溶液をそのままで蒸留した場
合に起こる、蒸留を妨害するゲル形成の問題を低減させ
る作用を示すことを見出した。
本発明者らは、ビルダー、ポリエチレングリコールお
よび好ましくは他の非イオン界面活性剤と共に用いた場
合、アミンオキシドがその中で洗濯した布をアイロン掛
けしやすくすることを見出した。
従って本発明はまた、 i アミンオキシド; ii ビルダー; iii 分子量100−1500のポリアルキレングリコール、好
ましくはポリエチレングリコール、および好ましくはア
ミンオキシド以外の非イオン界面活性剤、および好まし
くは漂白剤 を含む洗浄剤組成物、たとえば洗濯用洗浄剤組成物より
なる。
世界の多くの地域において、環境に対する理由から廃
水中のリン酸塩濃度を低下させることが望まれている。
洗浄剤中にリン酸塩、特に縮合リン酸塩、たとえばトリ
ポリリン酸ナトリウムを用いることは長年一般的であっ
たが、今日では場合により環境に対する理由から法律で
規制されている。従ってリン酸塩を含有しない、良好な
性能をもつ洗浄剤組成物を調製することが望まれてい
る。
本発明はまた、リン酸塩を含有せず、洗濯用洗浄剤組
成物として適切であり、 1) アミンオキシド; 2) 2−6個の−COOH基および1−5個の−OH基を含
むヒドロキシカルボン酸; 3) 少なくとも10個、好ましくは少なくとも100個、
たとえば150−2000個、好ましくは200−1000個の−COOH
基を含むポリカルボン酸を含み、アミンオキシドのモル
当たり最高5モル、好ましくは2モル以下の水(結晶水
として存在するものを除く)を含有する 洗浄剤組成物よりなる。
ポリカルボン酸はポリアクリル酸、たとえばマレイン
化ポリアクリル酸であってもよく、より好ましくはカル
ボキシメチルセルロースであって、適切には分子当たり
100−1000個、たとえば100−500個の結合したグルコー
ス単位を含み、かつ適切には置換度(カルボキシメチル
形に変換されたOH基の割合)35−85%、好ましくは45−
80%を有するものである。
ヒドロキシカルボン酸は、たとえば酒石酸塩または好
ましくはクエン酸塩である。
この組成物は2−10重量%の上記成分(3)を含み、
好ましくは3−9重量%、より好ましくは5−8重量%
の同成分を含むことが適切である。これは20−50重量
%、好ましくは25−40重量%の上記成分(2)を含むこ
とが適切である。
この組成物は好ましくは実質的に中性またはアルカリ
性の反応を示し、酸性物質はアンモニウム、置換アンモ
ニウム、または好ましくはアルカリ金属イオンで中和さ
れることが好ましい。8重量部の成分2につき少なくと
も1重量部の成分3が存在することが好ましい。
液体組成物は25−70重量%、好ましくは30−60重量
%、たとえば40−60重量%の全固体を含むことが好まし
い。固体は好ましくはビルダーからなり、これは全組成
物の25−60重量%の量で存在しうる。漂白剤、たとえば
アルカリ金属の、たとえばナトリウムの過ホウ酸塩また
は過炭酸塩は、全組成物の0−25重量%、たとえば1−
20重量%、好ましくは5−20重量%の量で存在しうる。
所望により少なくとも10個、好ましくは少なくとも100
個、たとえば150−2000個、好ましくは200−1000個のCO
OH基を含むポリカルボン酸、適切にはカルボキシメチル
セルロースが存在してもよい。
液相は、たとえば全組成物の5−55重量%であり、好
ましくは全組成物の10−40重量%であるポリアルキレン
グリコール、好ましくはポリエチレングリコール、およ
び適切には全組成物の5−25重量%、好ましくは7−20
重量%の非イオン界面活性剤を含むことが適切である。
アミンオキシドは、好ましくは液相の有機物質の5−10
0重量%、より好ましくは5−50重量%である。
ビルダーは、たとえば縮合リン酸塩、ケイ酸塩もしく
はゼオライト、または2−6個の−COOH基および1−5
個の−OH基を含むヒドロキシカルボン酸、たとえばクエ
ン酸もしくは酒石酸である。しかしそれは縮合リン酸
塩、たとえばアルカリ金属、好ましくはナトリウムの
塩、たとえばトリポリリン酸ナトリウムであることが好
ましい。
ポリエチレングリコールの分子量は、100−1500、適
切には150−500である。
本発明による組成物は注入可能な(pourable)液体と
して配合されることが好ましい。このためには液体洗浄
剤組成物が液状媒質中の固体分散液からなることが好ま
しい。固体は最高10μmの平均粒度のものであってよ
い。組成物は10℃以下の流動点(pour point)をもつ
ことが適切である。流動点は1971年に承認されたASTM試
験法の表示D97−66により測定しうる。少なくとも90%
の粒子が直径10μm以下の粒度をもつことが望ましい。
平均粒度は数平均法または重量平均法により決定しう
る。1.2−8μmが好ましい。
組成物の界面活性剤成分は非イオン界面活性剤からな
りうる。それはアルキレンオキシド誘導体であることが
適切であり、アルキレンオキシドは好ましくはエチレン
および/またはプロピレンオキシドである。それはアミ
ン、アルキルフェノールまたはアルカノールとエチレン
および/またはプロピレンオキシドとの反応生成物であ
ることが極めて適切である。アルキルフェノールのアル
キル基は直鎖または分枝鎖であり、6−20個の炭素原
子、たとえば6−12個の炭素原子を含有しうる。アルカ
ノールは6−20個の炭素原子、好ましくは10−16個の炭
素原子を含有しうる。アルカノールは、好ましくは直鎖
またはモノ分枝鎖アルキル鎖を有する第一または第二ア
ルカノールである。非イオン界面活性剤は1−10個、好
ましくは3−8個のアルキレングリコール残基を含むこ
とが適切であり、これは平均値であると解すべきであ
る。
界面活性剤は本質的にアミンオキシドよりなり、これ
は10−18個の炭素原子、好ましくは12−16個の炭素原子
を有する1個のアルキル基、およびC1−C3アルキルまた
はヒドロキシアルキル基から別個に選ばれる他の2個の
基を含むことが好ましい。組成物は所望により2種以上
の非イオン界面活性剤を含んでもよい。流動点は液相組
成を変更することにより、たとえば低流動点の界面活性
剤および/またはポリエチレングリコールを含有させる
ことにより調整しうる。10−50重量%、好ましくは15−
30重量%の界面活性剤が存在することが適切である。あ
るいは界面活性剤はアニオン系またはカチオン系のもの
であってもよい。
これらのアニオンまたはカチオン界面活性剤は既知の
種類のものであってよく、アニオン界面活性剤はたとえ
ば石鹸、アルキルベンゼンもしくはオレフィンスルホネ
ート、アルコールスルフェートもしくはアルコールアル
コキシレートスルフェートであり;カチオン界面活性剤
はジ−C10-22、好ましくはジ−C16-18アルキル、ジ−低
級アルキル−アンモニウム塩もしくはヒドロキシド、た
とえばクロリドもしくはスルフェート、または織物柔軟
剤であるC10-16アルキル、ジ−低級アルキル(たとえば
メチル)、置換エチル−アンモニウム塩であることが適
切である。エチル基上の置換基は−OOCR基であってよ
く、式中のRはC13-22アルキル基であり、この塩類のア
ニオンはRSO4−基であってよく、式中のRは低級アルキ
ル、たとえばメチルである。低級アルキル基はメチル基
であることが適切である。
ポリアルキレングリコール、たとえばポリエチレン/
ポリプロピレングリコール、または好ましくはポリエチ
レングリコールが存在することが好ましい。これは布を
洗浄する際の組成物の有効性に寄与し、好ましい生物分
解性を備えている。平均分子量100−400、好ましくは15
0−300のポリアルキレングリコールが好ましい。これら
は液体組成物の流動点を低下させる傾向を示し、従って
それらを寒冷な環境でより使用しやすくするからであ
る。10−50重量%、好ましくは25−45重量%のポリアル
キレングリコールが存在することが適切である。
組成物が漂白剤を含むことが極めて適切であり、これ
はアルカリ金属の過ホウ酸塩または過炭酸塩であること
が適切である。所望により漂白活性剤(bleach activa
tor)を含有させてもよい。1−20重量%、好ましくは
2−15重量%の漂白剤が存在することが適切である。
組成物が洗浄剤組成物中に一般に見られる添加物、た
とえば蛍光増白剤、エチレンジアミン四酢酸、色素、香
料および/または酵素を含有してもよい。
本発明による組成物において非イオン界面活性剤中の
固体分散液は、特に固体の粒度が最高10μmである場合
には著しく安定である。たとえば固体が分離したとして
も、生じる相は通常はゆるく凝集しており、容易に再分
散させることができる。組成物中の固体、ポリエチレン
グリコールおよび界面活性剤の相対量が適正に選ばれて
いる場合には、ゆるく詰込まれた固体粒子間の空間を液
体が充填するので、相分離はほとんどない。
本発明による組成物は、成分を一緒に混練することよ
りなる方法で調製するのが適切である。
本明細書に示した重量%は状況により他のものが要求
されない限り、組成物の全重量に対するものである。
実施例1:アルキルジメチルアミンオキシドの脱水 下記の方法により、その窒素原子において置換した、
鎖分布が70%−C12、27%−C14および3%−C16である
アルキル基ならびに2個のメチル基を含むアミンオキシ
ド(DMAO)の、ポリエチレングリコール(分子量200)
(PEG200)中における50%w/w溶液が調製される。
1当量のPEG200を、水溶液中のDMAO(約33重量%のDM
AO)4当量に添加する。
底へのN2ブリードおよび2フートの脱泡カラム(frot
h diseng agement column)またはスプラッシヘッド
を備え、次いで水コンデンサーを経て採集容器および真
空制御装置に至る、20Lのクイックフィット(Quickfi
t)フラスコ内で減圧蒸留することにより水を除去す
る。
ボイラーに1/3−1/2を越えない充填量で装填する(発
泡空間を与えるために)。撹拌機パドルおよび導入され
る窒素ブリードにより内容物を100rpmで撹拌する。真空
を付与し、流動が最小に維持するように窒素ブリードを
調整する。真空が確立した時点で温度を徐々に60−75℃
に高める。真空を微調整することにより発泡を制御し、
または所望によりシリコーン系消泡剤を0.05−0.1当量
の水準で反応混合物に添加することができる。
理論量の水が除去された時点で、ボイラーの水分を測
定する。
蒸留条件: 20L規模、 12時間、50mmHg、60℃ 500ml規模、3時間、45mmHg、75℃ これらの条件下で、ただし60%DMAO組成物を調製した場
合には(より少量のPEG200を添加)生成物は室温で固体
であり、50%アミンオキシド材料の場合には液体であ
る。
実施例2 配合物Aを下記により調製した: 液体成分を混合し、7重量部を酵素およびベントナイ
トと混合し、残りをホモジナイザーにより他の固体成分
と混合し、生成物を平均粒度3μm(重量平均)になる
まで混練した。次いでこれら2混合物をホモジナイザー
により互いに混合した。
配合物Bを下記により調製した: 酵素以外の成分をホモジナイザーにより混合し、重量
平均粒度3μmになるまで混練した。次いで酵素を添加
し、ホモジナイザーにより混合した。
上記の%はすべて重量による。
これらの配合物を洗濯用洗浄剤として下記により試験
した: 配合物AおよびBの性能を、下記により市販洗浄剤の
場合と比較した。洗濯試験はザヌシ(Zanussi)FL1030
洗濯機を用いて実施され、40℃および60℃においてCa90
ppmの硬度の水中で試験された。EMPAまたはクレフェル
ド(Krefeld)からの標準的な布を用いて、各製品の性
能を評価した。洗濯機にそれぞれ異なる種類の試験布の
試験片(10×10cm)4枚を、各洗濯につきバラストとし
ての2kgの清浄な布と共に装填した。各試験布は、各布
の反射率の増大を評価するために、異なる10カ所におい
て測定された。洗浄剤の使用量は、1回当たり配合物A
およびBについては60g、市販品については180gであっ
た。
結果は下記のとおりであった: 示した数値は洗濯後の反射率の増大%である。
上記の結果は、3倍重量の市販品の使用と比較して良
好な性能を示す。
アイロン掛け容易性 配合物Aを2週間使用したのち、“アイロン掛けした
際に布は扱い易かったですか”という質問に対して、29
人中27人がハイと答えた。
実質的に配合物Aと均等であるが、消費者にいっそう
アピールするために改良された配合物を下記により調製
することができる: 実施例3 次表の成分からなり、約50%の固体を含む懸濁液を調
製した。配合物Cは重量平均で3μmの平均粒度にまで
混練された。他の配合物は予備粉砕された固体粒子を液
体成分と混合することにより調製され、粒度は測定され
なかった。
上記の%はすべて重量による。
これらの配合物を洗濯用洗浄剤として下記により試験
した: 配合物A、BおよびCの性能を、下記により市販洗浄
剤の場合と比較した。洗濯試験はミール(Miele)W451
洗濯機を用いて実施され、40℃および60℃において硬水
(36℃フランス規格硬度)中で試験された。EMPAまたは
クレフェルドからの標準的な布を用いて、各製品の性能
を評価した。3台の洗濯機にそれぞれ異なる種類の試験
布の試験片(10×10cm)4枚を、各洗濯につきバラスト
としての2kgの清浄な布と共に装填した。各試験布は、
各布の反射率の増大を評価するために、異なる12カ所に
おいて測定された。洗浄剤の使用量は、1回当たり配合
物A、BおよびCについては60g、市販品については180
gであった。
結果は下記のとおりであった: 示した数値は洗濯後の反射率の増大%である。
上記の結果は、3倍重量の市販品の使用と比較して良
好な性能を示す。
市販品は約1/3重量の水を含有し、従って全化学物質
含量に関する比較は約1:2の比率においてなされる。
実施例4 下記組成の液体に分散させた固体からなる2種の液体
洗浄剤組成物を下記により試験した: 次いで両方の組成物に水を1%、1.5%、2%、2.5%お
よび3%(重量)の量で添加した。
45分後および(示されている場合)1日後の20℃にお
ける粘度を示す: これらのデータはアミンオキシドを含有する組成物が水
による分解に対してより抵抗性であったことを示す。
組成物AおよびBは、ドローディスペンサー(draw
dispenser)付きの市販のザヌシ洗濯機における分配性
についても試験された。洗濯過程の開始時に、組成物B
の場合は組成物Aの場合より2.5倍多量の残渣がトレー
に残されていた。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−159297(JP,A) 特開 平2−93000(JP,A) 特開 昭59−164396(JP,A) 特開 昭62−242916(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/75 C11D 3/20

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】i) 組成物重量の10〜50%の界面活性剤
    成分を含み、当該界面活性剤成分が界面活性剤重量の5
    〜100%のアミンオキシド界面活性剤を含む液体有機相
    であって、その液体有機相はさらに少なくとも1のポリ
    アルキレングリコールを含むものと、 ii) 組成物重量の30〜60%のビルダーを含む固体相 を含み、かつ固体の結晶水として存在する水を除き、ア
    ミンオキシド1モルあたり多くて5モルの水を含む液体
    洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】存在する水の量が、アミンオキシド1モル
    当り0.5以上2モルより少ない量である請求項1記載の
    組成物。
  3. 【請求項3】存在する水の量が、アミンオキシド1モル
    当り1.0〜1.7モルである請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】ポリアルキレングリコールとアミンオキシ
    ドの重量比が0.5:1〜2:1である請求項3に記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】存在するポリアルキレングリコールの量
    が、組成物の5〜55重量%である請求項4に記載の組成
    物。
  6. 【請求項6】ポリアルキレングリコールが150〜500の平
    均分子量を有するポリエチレングリコールである請求項
    4又は5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】ビルダーとして、縮合リン酸塩、ゼオライ
    ト、ケイ酸塩又は2〜6のCOOH基及び1〜5のOH基を含
    むヒドロキシカルボン酸を含む請求項1〜6のいずれか
    に記載の組成物。
  8. 【請求項8】縮合リン酸塩が縮合アルカリ金属リン酸塩
    である請求項7記載の組成物。
  9. 【請求項9】ヒドロキシカルボン酸がクエン酸又は酒石
    酸である請求項7又は8記載の組成物。
  10. 【請求項10】少なくとも10のCOOH基を有するポリカル
    ボン酸をさらに含む請求項1〜9のいずれかに記載の組
    成物。
  11. 【請求項11】i)アミンオキシドを含む界面活性剤成
    分とポリアルキレングリコールとを含む液体有機相と ii)2〜6のCOOH基と、1〜5のOH基を含む少なくとも
    1のヒドロキシカルボン酸と、少なくとも10のCOOH基を
    有するポリカルボン酸を含むビルダーを含む固相、 を含み、存在する固体の結晶水として存在する水を除
    き、アミンオキシド1モル当り多くて5モル含む、実質
    的にリン酸塩を含まない、請求項1〜10のいずれかに記
    載の液体洗浄剤組成物。
  12. 【請求項12】ヒドロキシカルボン酸がクエン酸又は酒
    石酸である請求項11に記載の組成物。
  13. 【請求項13】ビルダーとしてゼオライト及び/又はケ
    イ酸塩をさらに含む請求項11又は12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】i)アミンオキシドを含む界面活性剤成
    分とポリアルキレングリコールとを含む液体有機相と ii)縮合リン酸塩ビルダーを含む固体相 を含み、存在する固体の結晶水として存在する水を除
    き、アミンオキシド1モル当り0.5〜5モルの水を含む
    請求項1〜10のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  15. 【請求項15】漂白剤及び/又は酵素をさらに含む請求
    項1〜14に記載の液体洗浄剤組成物。
  16. 【請求項16】固体を液体媒体中に分散した分散体を含
    み、その際固体は重量平均粒径が最大10μmのものであ
    る。注入可能な液体洗浄剤組成物であり、同組成物はア
    ミンオキシドと、100〜1500の分子量を有するポリアル
    キレングリコール及びビルダーを含み、かつ存在する固
    体の結晶水として存在する水を除き、アミンオキシド1
    モル当り多くて5モルの水を含む請求項1記載の組成
    物。
  17. 【請求項17】固体を液体媒体中に分散した分散体を含
    み、固体は重量平均粒径が最大10μmのものである注入
    可能な洗浄剤組成物であり、当該組成物はアミンオキシ
    ド、分子量が150〜500であるポリアルキレングリコール
    及びビルダーを含むものである請求項1記載の組成物。
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