JPS60127874A

JPS60127874A - 原稿読取装置

Info

Publication number: JPS60127874A
Application number: JP58235472A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Yamamoto; 忠山本; Masami Kurata; 倉田　正實
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1983-12-14
Filing date: 1983-12-14
Publication date: 1985-07-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は原稿読取装置に関し、詳しくは光電変換によっ
て得られた画信号を多値化信号に変換して出力する原稿
読取装置正こ関する。

〔従来技術〕

一般に、ＭＯＳイメージセンサあるいはＣＣＤイメージ
センサ等の撮像デバイスによって原稿の読取走査を行う
原稿読取装置は第１図ζこ示す如くであり、まずプラテ
ン１上の原稿２を螢光ランプ３からの光によって光照射
し、このときの反射光４をレンズ５を介して複数の光電
変換素子がアレイ状に並設された撮像デバイス６に入射
する。次に、撮像デバイス６の読取走査奢こよって得ら
れた画信号を増幅回路７を介して量子化回路８に加えて
原稿２の持つ画情報に対応した二値化信号を得る。

ところで、螢光ランプ３の光量は周囲の温度などによっ
て変化するものである。第２図は摂氏５度における光源
２の光束を１００％として、各温度に対応する比光束の
時間変化を示す特性曲線である。同図から光束は温度に
よって異なり、時間経過によりて変動することがわかる
。

そこで従来は螢光ランプ３の光量変化を補正するために
、原稿読取走査の主走査毎に原稿２の白地部分に対応す
る画信号の大きさを基準として画信号の二値化を行って
いた。

しかし、走査線によっては原稿の白地部分に対応する画
信号を得られない場合があり問題であった。

また、白地部分がない原稿すなわち原稿の地の色が白色
でない場合、あるいは原稿の地の色が副走査方向に対し
て変化する場合、画信号の多値化はもちろんのこと二値
化さえも正確に行われないという問題があった。

さらｌこ、力２−原稿を三色分解して読み取るカラー原
稿読取装置ζこありては基準色に対応する画信号を得ら
れないことは大きな問題であった。

し発明の目的〕本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、どのような
種類の原稿であっても画信号の多値化を行い得る原稿読
取装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

そこで本発明では、撮像デバイスによって原稿を一走査
線ずつ読み取る毎に、基準色が一様に塗布された反射板
の読取走査をし、反射板に対応する画信号を比較基準と
して原稿に対応する画信号の多値化を行うようにする。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。

８３図は本発明に係る原稿読取装置のブロック回路図で
あり、第４図は第３図に示した装置を構成するプラテン
近傍の斜視図である。なお、第３図および第４図におい
て第１図と同様の機能を果たす部分については同一の符
号を用いている。

当該装置は最大主走査長ｌ、最大副走査長ｍを有し、複
数の光電変換素子が主走査方向Ｘに並設された撮像デバ
イス６によって主走査をし、仁光ランプ３、反射鏡１１
およびレンズ５から構成された光学系が副走査方向Ｙに
移動することによって副走査を行うようになっている。

したがって、撮像デバイス６によってプラテン１の上に
載置された原稿２を読み取るときには、プラテン１の上
側および左側に配設され、螢光ランプ３によって光照射
される面に基準色として一様に白色が塗布された反射板
９および１０からの反射光４が反射鏡１１およびレンズ
５を介して撮像デバイス６に入射することになる。特に
反射板１０は一走査線（主走査）の読み取りがされる度
に読取走査される。

制御回路１２は原稿読取信号が入力されると、光源駆動
回路１３を駆動して螢光ランプ３を点灯させるとともζ
こ、撮像デバイス６に走査パルス信号ｓｐを印加し、さ
らｔこ図示しない駆動手段を駆動して光学系を副走査方
向Ｙに一定距離ずつ移動させる。撮像デバイス６は走査
パルス信号ｓｐの入力および光学系の移動１こよって、
左から右、上から下へと読取走査をし、反射板９，１０
および原稿２の持つ画情報に対応する時系列的な画信号
を電圧として出力する。

制御回路１２は撮像デバイス６から出力される画信号の
うち反射板９に対応する画信号を取り込み、該画信号に
基づいて可変利得増幅回路１４の増幅利得を制御する利
得制御信号ＧＣを形成し、該可変利得増幅回路１４に出
力する。この可変利得増幅回路１４の利得制御は、蛍光
ランプ３の光量がその長さ方向（主走査方向ｘ）１こ対
して第５図（ａ）に示した線図の様に、中央部付近の光
量に対して両端部分の光量が低下すること、また同一光
量の光がレンズ５に入射した場合、ｃｏｓ４乗則により
レンズ５０周辺部分を透過した光量が低下することなど
により、撮像デバイス６から出力される画信号の出力レ
ベルが第５図（ｂ）に示した線図の如くフラットな特性
にならないので、可変利得増幅回路１４の増幅利得を第
５図（Ｃ）に示した線図の様に、時系列的な画信号に対
応して時間変化させる必要があるためである。

撮像デバイス６から出力され、前述の様に可変利得増幅
回路１４を介して増幅された画信号は、サンプリング・
ホールド回路１５およびアナログ・デジタル変換回路１
６に入力される。サンプリング・ホールド回路１５は反
射板１ＯＩこ対応する画信号が可変利得増幅回路１４か
ら出力される度毎に、すなわち各主走査線のはじめに制
御回路１２から該サンプリング・ホールドにザンプリン
グパルスＴＰが印加される度毎に、画信号をとり込みそ
の大きさを保持するとともに、アナログ・デジタル変換
回路１６１こ出力する。

アナログ・デジタル変換回路工６は大刀段に並列接続さ
れた１５個のコンパレータが、出力段ζこエンコーダが
接続されており、画信号をデジタル信号ｌこ変換するも
のである。各コンパレータは各基準入力端子に比較基準
としてサンプリング・ボールド回路１５から出力された
電圧を適宜の比率で分圧した基準電圧をそれぞれ入力し
、各比較入力端子に可変利得増幅器１４から出力された
画信号Ｉζ応じた電圧をそれぞれ入力し、両信号の電圧
値が基準電圧よりも大きいときに′１″を、両信号の電
圧値が基準電圧よりも小さいときに′０″をとる二値化
信号をそれぞれ出力する。またエンツーダハ１５ビツト
入力４ビットバイナリ出ヵのプライオリティエンコーダ
であって、前記２値化信号が′１″をとるコンパレータ
のうち最も基準電圧が高いコンパレータの出力を４ビッ
トバイナリ信号に変換し、デジタル・アナログ変換回路
１７に出力する。

デジタル・アナログ変換回路１７は、アナログ・デジタ
ル変換回路１６から出力される４ビットバイナリ信号を
アナログ変換して多値化された信号を出力する。

第６図は本発明による原稿読取装置により、デシテン１
上に載置された原稿２を読み取ったときの各走査線に対
応して可変利得増幅回路１４およびデジタル・アナログ
変換回路１７から出力される画信号の波形を示すタイミ
ングチャートである。

なお、第６図（ａ）に示した原稿２上の文字ｃ１．ｃ２
は縦線が該文字ｃ１．ｃ２の濃淡を表わし、縦線の間隔
が狭いほど濃いものとする。

走査線Ｓ１に対応する可変利得増幅回路１４の出力波形
は第６図（ｂ）に示す様になり、該走査線ｓｉの反射板
１０に対応する画信号の大きざを基準としてバイナリ信
号をこ変換され、さらにデジタル・アナログ変換回路１
７から出力される画信号の波形は第６図（Ｃ）に示す様
になる。同様に、走査線Ｓ２に対応する可変利得増幅回
路１４およびデジタル・アナログ変換回路１７の出力波
形は、第６図（ｄ）およびＣｅ）に示す様になる。

なお、本実施例では反射板９および１Ｏは基準色として
最も好ましい白色を塗布したが、他の色でもよい。

また光学系の移動による副走査を行うため反射板１０の
長さは副走査長ｍに等しくしたが、原稿２を一走査線ず
つ読み取る毎に反射板１ｏの読取走査を行い得るならば
、原稿２を副走査方向Ｙに移動させるようにしてもよい
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、原稿を一走査線ず
つ読み取る毎に基準色が塗布された反射板に対応する画
信号を比較基準として、原稿に対応する画信号の多値化
を行うことによって、原稿の地の色に関係なく画信号の
多値化を行い得る。

また、カラー原稿の読み取りであっても絶対的な比較基
準を得ることができ、正確に多色読み取りができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の原稿読取装置の原理図、第２図は仏光２
ンプの各温度に対応する比光束の時間変化を示す特性曲
線、第３図は本発明に係る原稿読取装置のブロック回路
図、第４図は第３図に示した装置を構成するプラテン近
傍の斜視図、第５図（ａ）は螢光ランプの光量をその長
さ方向に対して示した線図、第５図（ｂ）は撮像デバイ
スから出力される画信号のレベルの変化を示す線図、第
５図（Ｃ）は可変利得増幅回路の増幅利得の変化を示す
線図、第６図は本発明による原稿読取装置によって原稿
を読み取ったときの各部の出力波形を示すタイミングチ
ャートであり、第６図（ａ）はプラテンに載置された原
稿を示す図、第６図（Ｉ））および（ｄ）は可変利得増
幅回路から出力される画信号の出力波形、第６図＜Ｃ）
および＜ｅ）はデジタル・アナログ変換回路から出力さ
れる画信号の出力波形である。１・・・プラテン、２・・・原稿、３・・螢光ランプ、
４・・・反射光、５・・・レンズ、６・・・撮像デバイ
ス、７・・増幅器、８・・・量子化回路、９，１０・・
・反射板、１１・・・反射鏡、１２・・・制御回路、１
３・・光源駆動回路、１４・・可変利得増幅回路、１５
・・・サンプリング・ホールド回路、１６・・アナログ
・デジタル変換回路、１７・・・デジタル・アナログ変
換回路。第４図一、１ｌＱ− 第５図長さ［＋８１１ｒＩ的聞

Claims

【特許請求の範囲】

（１）原稿を撮像デバイスによって一走査線毎に読み取
り、該撮像デバイスから出力される両信号を多値化する
原稿読取装置において、基準色が一様に塗布され前記撮
像デバイスによって原稿が一走査される毎に読取走査さ
れる反射板と、前記反射板に対応する画信号を比較基準
として原稿に対応する画信号を多値化する多値化回路と
を具えたことを特徴とする原稿読取装置。Ｃ）基準色は、白色である特許請求の範囲第（１）項記
載の原稿読取装置。