JPS6012731Y2 - 自動車用換気装置 - Google Patents

自動車用換気装置

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Publication number
JPS6012731Y2
JPS6012731Y2 JP11441180U JP11441180U JPS6012731Y2 JP S6012731 Y2 JPS6012731 Y2 JP S6012731Y2 JP 11441180 U JP11441180 U JP 11441180U JP 11441180 U JP11441180 U JP 11441180U JP S6012731 Y2 JPS6012731 Y2 JP S6012731Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
roof rail
duct
ventilation system
pillar
Prior art date
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Expired
Application number
JP11441180U
Other languages
English (en)
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JPS5737606U (ja
Inventor
正憲 星野
繁 沢口
Original Assignee
日産デイ−ゼル工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車における換気装置に関するものである
自動車の運転席のインストルメントパネルに空気の吹出
口を設け、後部のピラーがドア部に排出口を設けてキャ
ビン内の換気を行うように構成上でいる。
このような従来のキャビンの換気装置にあっては、イン
ストルメントパネルから導入された空気はキャビン内を
一循してから後部の排出口から外部に吸い出されるため
に、例えば運転者や助手席等でたばこをすうと、その煙
は後部に流れ、後部の乗員に影響を与えることになる。
自動車の換気装置としては種々のものが提案されており
、例えば実公昭52−24902号公報および実公昭4
8−33885号公報に示されている。
しかしながら、これらの技術はいずれも後部席のたばこ
の煙等を吸引するので、吸込口が排出口に対して後方に
設けられ、その結果、前方からの流入空気が後部席の汚
れた空気を還流させ排気効率が悪かった。
したがって、本考案の目的は、車室内の空気を前方から
吸込んで後方から排出することのできる自動車用換気装
置を提供するにある。
本考案によれば、自動車の車室を構成するフロントルー
フレール、サイドルーフレール、フロントピラーのいず
れかに空気の吸込口を設け、サイドルーフレール等の中
空部をダクトとして形成し、その空気吸込口を上記ダク
トと連通し、車室の後方に設けたドアパネルに排気口を
形成し、その排気口が上記ダクトに連通している。
したがって、車室内の汚れた空気は、車室の前方から吸
込まれ、そして後方から排出されるので、車室内の汚れ
た空気はいたずらに拡散されず、後部席へ汚れた空気が
まわりこむことがなく、汚れた空気の排出効率がよい。
特に本考案はトラック等の大型車両に好適に実施できる
以下本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は本考案を適用したトラックキャビンの車内を示
すもので、インストルメントパネル1の側方のフロント
ピラー3にドア2がヒンジ結合されている。
ドア2の後方は、リアピラー4に接合し、リアピラー4
はサイドパネル5と一体となって後部車室を形成してい
る。
フロントガラス6の上方のフロントルーフレール7の断
面形状は第2図に示すように、ルーフパネル9と一体と
なって空間8を形成している。
この空間8は、ドア2の上方のサイトレール10が形成
する空間11に連通し、結局両空間はダクトを形成する
ことになる。
そこで本考案においては、このフロントルーフレールの
適宜位置に開口部を設け、この開口部にグリル12を嵌
め込んで空気吸込口を形成している。
同様に第3図に示すように、ドアパネル2の上方のサイ
トレール10に開口部を設け、この開口部にグリル13
をはめ込んで空気吸込口を形成してもよい。
さらにフロントピラー3に開口部を設けて、適宜のグリ
ル14をはめ込んで空気吸込口としてもよい。
又開口部はフロントピラー3の下部、運転席足下に設け
てグリル14aをはめ込んでもよい。
これらの吸込口から吸込まれた空気は、サイトレール1
0内のダクト11を通って後方に送られ、第4図に示す
第1図C−C断面図からも明らかなように、リアピラー
4内に形成されたダクト15を通り、グリル16をはめ
込んだ空気排出口から外部の排出される。
この空気排出口の取付位置は、図示した位置に限らず、
例えばピラーとドアとの間のヒンジ部に排出口を設け、
ドアとピラーとの間のすきまから空気を排出するように
してもよい。
本考案は以上のように、運転席前方のインストルメント
パネル部から車内に導入された空気を車室前方のフロン
トルーフレール、サイトレール、又はフロントピラーに
設けた空気吸入口から吸込んで外部に排出するようにし
たから、運転席でのたばこの煙等は、車内に拡散するこ
となしに吸出され、後部の乗員には何らの影響を及ぼさ
ないので、後部の乗員の休息を妨げることがない。
さらに本考案を第5図に示すように乗用車に適用すれば
より一層の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したトラック用キャブ室内の説明
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図の
B−B断面図、第4図は第1図のC−C断面図、第5図
は本考案を適用した乗用車と示す説明図である。 1・・・・・・インストルメントパネル、2・・・・・
・ドア、3・・・・・・フロントピラー 4・・・・・
・リアピラー、5・・・・・・サイドパネル、6・・・
・・・フロントガラス、7・・・・・・フロントルーフ
レール、9・・・・・・ルーフパネル、10・・・・・
・サイドルーフレール、12,13,14゜14a・・
・・・・空気吸込みログリル、15・・・・・・ダクト
、16・・・・・・空気排出口グリル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の車室を構成するフロントルーフレール、サイド
    ルーフレール、フロントピラーにいずれかに空気の吸入
    口を設け、サイドルーフレール等の中空部をダクトとし
    て形成し、その空気吸込口を上記ダクトと連通し、車室
    の後方に設けたドアパネルに排気口を形成し、その排気
    口が上記ダクトに連通していることを特徴とする自動車
    用換気装置。
JP11441180U 1980-08-14 1980-08-14 自動車用換気装置 Expired JPS6012731Y2 (ja)

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JP11441180U JPS6012731Y2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14 自動車用換気装置

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JP11441180U JPS6012731Y2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14 自動車用換気装置

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Publication Number Publication Date
JPS5737606U JPS5737606U (ja) 1982-02-27
JPS6012731Y2 true JPS6012731Y2 (ja) 1985-04-24

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JPS5737606U (ja) 1982-02-27

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