JPS6012710Y2 - 頭付部品の保持装置 - Google Patents

頭付部品の保持装置

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Publication number
JPS6012710Y2
JPS6012710Y2 JP2683081U JP2683081U JPS6012710Y2 JP S6012710 Y2 JPS6012710 Y2 JP S6012710Y2 JP 2683081 U JP2683081 U JP 2683081U JP 2683081 U JP2683081 U JP 2683081U JP S6012710 Y2 JPS6012710 Y2 JP S6012710Y2
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JP
Japan
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component
head
headed
jaws
tips
Prior art date
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Expired
Application number
JP2683081U
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English (en)
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JPS57140974U (ja
Inventor
達雄 時岡
Original Assignee
日東精工株式会社
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Publication date
Application filed by 日東精工株式会社 filed Critical 日東精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ビット案内孔が形成されたノーズに一対のジ
ョーを、その先端がビット案内孔の下方で互いに閉じ勝
手となるよう設けて、両ジョーの先端間で頭付部品を保
持すべくした頭付部品の保持装置に関する。
ここに、頭付部品とは、ねじやリベット等を総称し、い
わゆる円柱状をなした足部と該足部より径大な頭部を有
した部品をいう。
この種頭付部品の保持装置は、一般に自動ねじ締め機に
おいてビットがビット案内孔を下方動してワークに対し
ねじ締め作用する間、当該ねじを一定姿勢に保持するた
めに必要とされる。
そのため、ねじ保持作用をなす主要部なる一対のジョー
の先端を、適当な押圧力で互いに閉じ勝手に付勢し、ま
たジョー先端対向面にねじ保持用の円弧状溝を形成して
いる。
しかして従来においてこのねじ保持用の円弧状溝は、第
4図Aのジョー底面図に41.42で示すように、その
溝径をねじの足部の径に等しく形成しているため、次の
ような支障、欠点がある。
第1に、ビットの下方動によってねじが押出される際は
、同図Bに示すようにジョー43,44先端がねじ45
の頭部45aの通過を許容せねばならないため、その開
き量りが非常に大きくなる。
そのため、第5図に示すようなワークの狭い凹部底面4
6に対するねじ締めは、ジョーの開き量が凹部側壁47
によって規制される結果、不可能となる。
第2に、ねじ45の頭部45aがジョー43.44先端
を通過する際、溝41.42の両端角部41a、42a
と点接触乃至は線接触するため、ねじの頭部45a外周
縁が傷つき、それが適用されたワークの意匠観を損なう
ことがある。
そしてこれを防止するためには、前記溝角部4「a、4
2aを研削して丸みをもたせるという面倒で手間のかか
る研削作業が必要である。
本考案は、このような従来手段における欠点を遂−解消
する有用な、ねじ等頭付部品の保持装置を提供するもの
である。
以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図Aは頭付部品の保持装置の側面断面図、同図Bは
図AのA−A断面図を示し、図中11はノーズで、内部
にビット12の案内孔13が上下方向に形成され、また
、部品供給孔14がこの案内孔13に合流するよう斜め
方向に形成されている。
15.16は、前記ノーズ11の左右側面にピン17を
介して枢支された一対のジョーで、コイルスプリング1
8の弾性力によりその先端15a、16aが前記ビット
案内孔13の下方で閉じ勝手に押圧付勢されている。
19,20はこのジョー先端15a、16aの対向する
面に形成された頭付部品保持用の円弧状溝である。
この円弧状溝19.20は第2図Aのジョー底面図に示
すように、その円弧径Rが部品21の頭部21aの半径
(D/2)に等しく、且つジョー先端15a、16aが
閉じた状態において両溝19,20の最大間隔1が部品
21の足部21bの直径dに等しくなるように形成され
ている。
従ってこの構成によれば、部品供給孔14を通じて供給
された頭付部品21は第3図A、 Bに示すようにその
足部21bをi19,20に挿入した状態で、保持され
るし、また下方動してきたビット12により押し出され
る際のジョー先端15a、16aの開き量は、溝19.
20の内縁が部品頭部21aの外縁に面接触する足る開
き量L′、即ち両溝19.20の内縁が部品頭部21a
と同一径の円を形成するのに必要な開き量L′で足りる
この開き量L′は当然の事ながら第4図Bに示した従来
手段における開き量りより少なくなる。
従って、ワークの狭い凹部底面に対してのねじ締めも、
ジョー外側面が凹部側壁に当接するおそれがないため支
障なく行なうことができる。
また、部品の頭部21aがジョー先端を通過する際、溝
19.20は頭部21aの外周縁と面接触するため、頭
部21a外周縁を傷つけるおそれもなくなる。
本考案に係る頭付部品の保持装置は以上説明したように
、一対ジョー先端に対向して形成する頭付部品保持用円
弧状溝を、その円弧径が頭付部品の頭部の半径に等しく
且つジョー先端が閉じた状態において両溝の最大間隔が
頭付部品の足部の直径に等しくなるよう形成したもので
あるから、部品頭部がジョー先端を通過するには両溝の
内縁が部品頭部の外縁と面接触するに足りる量だけジョ
ー先端が開けば良く、従ってその開き量を従来に比して
著しく少なくすることができ、ワークの狭い凹部に対し
ても作業性良くねじ締め等の作業を行なうことができる
ものである。
加えて、部品頭部の通過時は部品頭部と溝とが面接触す
るため、部品頭部を傷つけることがなく、従って当該部
品の適用されたワークの意匠観を高め得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案の一実施例としての頭付部品の保持装
置全体側面断面図、同図Bは図AのA−A断面図、第2
図Aは第1図の装置におけるジョーの底面図、同図Bは
第1図の装置にて保持される頭付部品の側面図、第3図
Aは前記頭付部品がジョー先端に保持された状態を示す
側面図、同図Bはその底面図、同図Cは該頭付部品がジ
ョー先端を通過する際の状態を示す底面図、第4図は従
来装置のジョー先端を示す底面図で、図Aはジョー先端
が閉じた状態を示し、図Bは開いた状態を示す図、第5
図はこの従来装置の作業上の欠点を説明する図である。 11・・・・・・ノーズ、12・・・・・・ビット、1
3・・・・・・ビット案内孔、15.16・・・・・・
ジョー、15a、16a・・・・・・ジョー先端、19
.20・・・・・・円弧状溝、21・・・・・・頭付部
品、21a・・・・・・頭部、21b・・・・・・足部
、R・・・・・・円弧径、1・・・・・・最大間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ビット案内孔が形成されたノーズに一対のジョーを、そ
    の先端がビット案内孔の下方で互いに閉じ勝手となるよ
    う設けて、両ジョーの先端間で頭付部品を保持すべくな
    した頭付部品保持装置において、前記一対のジョー先端
    に対向して形成する頭付部品保持用円弧状溝を、その円
    弧径が頭付部品の頭部の半径に等しく且つジョー先端が
    閉じた状態において両溝の最大間隔が頭付部品の足部の
    直径に等しくなるよう形成したことを特徴とする頭付部
    品の保持装置。
JP2683081U 1981-02-26 1981-02-26 頭付部品の保持装置 Expired JPS6012710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2683081U JPS6012710Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 頭付部品の保持装置

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JP2683081U JPS6012710Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 頭付部品の保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57140974U JPS57140974U (ja) 1982-09-03
JPS6012710Y2 true JPS6012710Y2 (ja) 1985-04-24

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ID=29824556

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JP2683081U Expired JPS6012710Y2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 頭付部品の保持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641075B2 (ja) * 1987-10-19 1994-06-01 シャープ株式会社 自動ネジ締め機のチャックユニット

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JPS57140974U (ja) 1982-09-03

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