JPS60126704A - プロセス調節計 - Google Patents

プロセス調節計

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JPS60126704A
JPS60126704A JP23486183A JP23486183A JPS60126704A JP S60126704 A JPS60126704 A JP S60126704A JP 23486183 A JP23486183 A JP 23486183A JP 23486183 A JP23486183 A JP 23486183A JP S60126704 A JPS60126704 A JP S60126704A
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JP
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output
circuit
term
manual
switch
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JP23486183A
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Inventor
Genichi Watanabe
渡辺 元一
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Shimadzu Corp
Shimazu Seisakusho KK
Original Assignee
Shimadzu Corp
Shimazu Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp, Shimazu Seisakusho KK filed Critical Shimadzu Corp
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Publication of JPS60126704A publication Critical patent/JPS60126704A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B7/00Arrangements for obtaining smooth engagement or disengagement of automatic control
    • G05B7/02Arrangements for obtaining smooth engagement or disengagement of automatic control electric

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明はプロセス調節計、特にデジタル演算処理とア
ナログ処理を有機的に結合したハイブリッド式のプロセ
ス調節計に関する。
(ロ)従来技術 一般に、プロセス調節計は、その調節機能として、比例
(P)、積分(■)、微分(D)の3要素よりなるPI
D動作が可能であり、これらPID動作をなすために、
従来は基本回路をアナログ回路で構成していた。
しかるに近年の超LSI技術の出現により、マイクロプ
ロセッサ等を用いたデジタル技術の発達と信頼性の向上
がもたらされ、その結果プロセス調節計においても、P
ID動作をデジタル処理により実現することにより、高
精度の制御機能とデジタル処理により得られる付加機能
の充実等の長所に着目し、調節計としての統合能力の面
でアナログ式に取って替わりつつあるのが現状である。
しかしながら、反面、調節針としての制御出力のスムー
ズ性及び故障時のバンクアップ能力の面では、アナログ
式の方が優れており、したがってアナログ式とデジタル
式を組合わせ、両者の長所を生かしたハイブリッド式の
調節計が開発されるに至っている。
一般に、PID調節動作の基本式は、 e=Pr−Ps ・・・ (2) PO:プロセス操作出力、Pr:プロセス入力、Ps:
プロセス制御目標値、 P:比例定数、 ■=積分定数、 D:微分定数 で表されるように、操作出力Poは制御偏差eの比例値
、積分項、及び微分項の各デジタル演算値の和として得
られるので、和を得る方法にアナログ回路を使用して制
御出力のスムーズ性及び故障時のバンクアンプの容易性
を達成するのが、ハイブリッド式調節計の基本的な考え
方である。
従来のハイブリッド式のプロセス調節計のブロック図を
第1図に示している。同図において、1はマイクロプロ
セッサ等で構成されるデジタル処理部、2は係数膜一定
部であり、目標値Ps、比例係数ep、積分係数eI、
微分係数eo をそれぞれ設定するポテン’7 aメー
タ21.22.23.24から構成されており、これら
ポテンショメータ21・・・24で設定される目標値、
係数はAl1、Al1、・・・Aisボートを経てデジ
タル処理部1に読み込まれるようになっている。
3は操作部であり、手動モードと自動モードを切替設定
する手動/自動切替スイッチ31、操作出力の増加用押
ボタンスイッチ32、減少用押ボタンスイッチ33、リ
モート(R)とローカル(L)の切替スイッチ34から
構成されており、これら各スイッチの設定状況も、Di
o、Dil ・・・Di3ボートを経てデジタル処理部
1に読み込まれるようになっている。
デジタル処理部1は、Dil ・・・Di3ボートより
入力される信号及びAi+ ・・・Ai5ボートより入
力されるアナログ信号をデジタル値に変換して、所定の
演算を行い、Don ・・・D03ポートから制御信号
を、Aoo ・・・AO3からアナログ信号を出力する
。Aooボートより積分項(、RESET)出力が、A
ozボートより比例項と微分項の和(PR)の出力が導
出される。
4は演算増幅器41及び積分コンデンサ42等からなる
積分加算回路であり、43は演算増幅器41のオフセン
ト調整用のトリマである。51.52及び53は、D’
ooボートより出力される信号によりオンオフされるス
イッチである。デジタル処理部1のAooボートは抵抗
44に接続され、AOIボートはコンデンサ62、抵抗
45の直列回路に接続され、抵抗44と45の出力側は
共通接続され、スイッチ51を介して接地されるととも
に、スイッチ52を介して積分加算回路4の演算増幅器
41の(−)入力端に接続されている。
7は手動操作回路であって、Dol、D02ボートより
出′力される信号によりオンされるスイッチ71.72
、抵抗73.74及び+Vs電源、−Vs電源とから構
成さ−れており、この手動操作回路7はスイッチ53を
介して、演算増幅器41の(=)入力端に接続されてい
る。
8はトラッキング回路であり、演算増幅器81、抵抗8
2.83.84.85から構成されている。
このトラッキング回路8の演算増幅器81の(−)入力
端に、抵抗82を介して積分加算回路4の出力すなわち
操作出力Poが入力されるようになっており、(+)入
力端には、抵抗84を介してデジタル処理部1のAO2
ボートよりトラッキング信号TEが入力されるようにな
っている。またトラッキング回路8の出力は、スイッチ
54を介して、積分加算回路4の入力、すなわち演算増
幅器41の(−)入力端に加えられる。スイッチ54は
、デジタル処理部1のDO3ボートより出力されるトラ
ッキング指令信号TRACKによってオンされるように
なっている。
次に、このプロセス調整針の動作について概説する。
まず、手動/自動切替スイッチ31をM(手動)側に設
定した場合には、この設定信号がDi2ボートよりデジ
タル処理部1に取り込まれ、これに対応して1)ooボ
ートよりM信号が送出され、スイッチ51.53がオン
され、またこのM信号がノット回路111で反転され、
スイッチ52がオフされる。そのため抵抗46が積分加
算回路4に接続され、抵抗44.45が積分加算回路4
から分離される。すなわち手動操作回路7が積分加算回
路4に接続され、積分項及び比例項と微分項の和の出力
が積分加算回路4から切り離される。
この状態下で、増加用あるいは減少用の押ボタンスイッ
チ32.33を押すと、これに対応してデジタル処理部
1のD’olボートあるいはDO2ポートから信号IN
Cあるいは信号DECが出力され、スイッチ71あるい
は72がオンされる。
例えば増加用押ボタンスイッチ32がオンされると、こ
れに対応してスイッチ71がオンし、電圧+■Sが抵抗
73、スイッチ71、抵抗46を通して積分加算回路4
に加えられ、コンデンサ42と抵抗73.46によって
決まる積分時間に基づき積分処理がなされ、操作出力端
47の操作出力Poは一様に増加する。逆に、減“少用
押ボタンスイッチ33がオンされた場合には、操作出力
は一様に減少する。そして増加用(減少用)押ポクンス
イッチ32(33)のオフ時点で、その時点での操作出
力POは積分コンデンサ42に保持される。
また操作出力POは、デジタル処理部1のAtOポート
より逐次読み込まれ、デジタル変換されて不揮発性メモ
リに記憶され、リミッタ処理されてD/A変換され、A
O2ボートよりトラッキング信号TEとしてアナログ出
力される。このトラッキング信号TEは、読み込まれた
値がリミッタ値(例えば操作出力の120%)より低い
時には操作出力の読み込み値に等しい値(TE=P’O
)を、リミッタ値以上の場合にはリミッタ値に等しい値
が出力される。トラッキング信号TEはトラッキング回
路8の一方の入力に加えられるが、′トラッキング回路
8の出力は、デジタル処理部1のDO3ボートよりトラ
ッキング指令信号TRACKが出力され、スイッチ54
がオンされてはじめて積分加算回路4の入力に加えられ
、積分コンデンサ42を強制的に充放電し、操作出力P
oをトラッキング信号TEに等しくする。
例えば、上記増加用押ボタンスイッチ32をオンして手
動操作している場合には、このスイッチの操作直後(オ
ン後のオフ時)にトラッキング指令信号TRACKを出
力し、スイッチ54をオンし、積分コンデンサ42には
、上記スイッチの操作直後にデジタル処理部1に読み込
まれた操作出力POの値の電圧が保持される。デジタル
処理部lに読み込まれた操作出力は、不揮発性メモリに
記憶されているので、新たな更新操作を行わない限りこ
の値は変化しないので、手動時の操作出力は、長時間に
亘り積分加算回路4のドリフトに無関係に保持される。
また、上記したようにトラッキング信号TEは、操作出
力Poがリミッタ値を越える場合に、リミッタ値を出力
するので、手動時(あるいは自動時)に操作出力poが
リミッタ値を越える時にトランキング指令信号TRAC
Kを出力することにより、トラッキング回路8はトラッ
キング動作を行い、操作出力Poをリミッタ値に強制す
る。すなわちアンチリセットリワインドアンプ機能が実
現される。
次に、手動/自動切替スイッチ31をA(自動)側に設
定した場合には、この設定信号がDi2ボートよりデジ
タル処理部1に取り込まれ、これに対応してDooボー
トより信号Aが出力されて、スイッチ51.53がオフ
されスイッチ52がオンされる。そのため抵抗46が積
分加算回路4から分離され、抵抗44.45が積分加算
回路4に接続される。すなわち積分項及び比例項と微分
項の和の出力が積分加算回路4に結合され、手動操作回
路7が積分加算回路4から切り離される。その結果操作
出力端47には、デジタル処理されたPID制御出力と
して操作出力POが出力される。
従来のプロセス調節計は、上記のようにデジタル処理部
よりデジタル演算した積分項、比例項、微分項をアナロ
グ変換して出力し、比例項と微分項の和は微分処理し、
この微分処理した出力と積分項を積分加算回路に加えて
積分加算し、積分、微分を純粋にアナログ処理するよう
にしている。
そのため積分はスムーズな出力が得られるが、しかし微
分はデジタル処理部内のDAコンバータのビット毎のス
テップ出力(サンプリング毎の出力)が微分回路で微分
され、一様な増加または減少出力時で当然微分項が零で
あるにもかかわらず、操作出力に微分成分の出力が現れ
、特にDAコンバータの分解能が低い時には、制御系に
対しハンチング等の誤動作の原因となる。
また、トラッキング信号とトラッキング指令信号で、ア
ンチリセットリワインドアップ機能を果たしているので
、この機能を働かし、操作出力をリミット値に強制した
後、アンチリセット解除時期を知るには、一定周期でト
ラッキング指令信号をオン・オフしてオフ時の操作出力
値Poを読み込む必要がある。しかし操作出力が過大の
時は、トラッキング指令信号をオフした瞬間、一時的に
操作出力値Poは無トラッキング状態となり、過大出力
が送出される。そのため操作出方値P。
はトラッキング値と過大値との間で一定周期でハンチン
グを呈するようになり、外部装置に対して悪影響を与え
、これが制御特性の外乱の原因となる。
(ハ)目的 この発明の目的は、上記従来のプロセス調節計の問題点
を解消し、デジタル演算値をアナログ変換して微分処理
する際に、サンプリング時のステップ毎の段差に起因す
る微分成分が出力されず、またアンチリセットリワイン
ドアップ機能を持たせる場合には、過大出力によるハン
チング等の生じることのないプロセス調節計を提供する
ことである。
(ニ)構成 上記目的を達成するために、この発明のプロセス調節計
は、PID係数を設定する係数設定手段と、手動と自動
を切替設定する手動/自動設定手段と、手動時の操作量
を入力する手動操作手段と、プロセス入力、操作出力及
び前記係数設定手段よりの信号を受けてデジタル的にP
ID演算を行い、アナログ値に変換された積分項と比例
項、微分項を出力する演算手段と、前記積分項を導出す
る第1のスムージング回路と、前記比例項及び微分項を
導出する第2のスムージング回路と、前記手動操作手段
の操作に応答して手動操作電圧を出力す回路と、前記手
動/自動設定手段の設定信号に応答して、前記第1及び
第2のスムージング回In力と前記積分保持回路を切替
えて選択的に出方する切替回路と、この切替回路の出力
を受けて操作出力を導出するアナログ加算回路とから構
成されている。
(ホ)実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
第2図は、この発明の1実施例を示すプロセス調節計の
ブロック図である。同図において、1aはデジタル処理
部であり、このデジタル処理部1aは、第3図に示すよ
うに、アナログ久方ポートAi (Aio、Ai+ ・
−−Ar5) よりの大刀信号を受ける入力マルチプレ
クサ11、A/D変換器12、PIDのデジタル演算や
種々の制御を行うマイクロプロセッサ(CPU)13、
マイクロプロセッサ13よりのデジタル演算値をアナロ
グ値に変換して出力するためのD/A変換器14、出力
デマルチプレクサ15、ホールドコンデンサ161.1
62.163.164とホールドアンプ165.166
.167.168からなるホールド回路16及びマイク
ロプロセッサ13等がダウンした時に、特定の論理信号
を出方する論理ゲート回路17等から構成されている。
またDinボート、Ditボートは、バイパス回路18
により論理ゲート回路17にも接続されている。
このデジタル処理部1aのAiボートには、第1図のプ
ロセス調節計と同様の係数設定部2が、またDiポート
には、同様に操作部3のスイッチ群が接続されている。
デジタル処理部1aはAtボートから入力され、アナロ
グ変換されて取り込まれる係数値、Diボートよりの信
号に応答してPID演算をデジタルで行い、これをアナ
ログ変換して、AtボートのAO[]より積分項(RE
SF、T)を、AOIより比例項と微分項の和(PE)
を出力するようになっている。
デジタル処理部1aのAioポートは、抵抗94とコン
デンサ63からなるスムージング回路6aに接続され、
Atボートは抵抗95とコンデンサ64とからなるスム
ージング回路6bに接続されている。51.52.53
及び55は、Do。
ボートより出力される信号に応じてオン・オフされるス
イッチである。
4aは演算増幅器41、積分コンデンサ42及び抵抗4
3からなる積分保持回路であり、46は演算増幅器41
のオフセント調整用のトリマである。
7は手動操作回路であり、第1図で示したものと同様の
ものであり、その出力はスイッチ55を介して、積分保
持回路4aに入力されるようになっている。
8は演算増幅器81、抵抗82.83.84.85及び
コンデンサ(自己発振防止用)86からなるトラッキン
グ回路である。9.は演算増幅器91、抵抗92等から
なる加算回路であり、この加算回路の出力端96より操
作出力P’oが送出される。
上記スムージング回路6a、6bは出力側で共通接続さ
れ、スイッチ51を介して接地されるとともに、スイッ
チ52を介して加算回路9の演算増幅器91の(−)入
力端に接続されている。また積分保持回路4aの出力端
もスイッチ53を介して加算回路9の演算増幅器91の
(−)入力端に接続されている。
10は極性反転回路であり、演算増幅器101、抵抗1
02.103から構成されており、積分保持回路4aの
出力が入力されるとともに、その出力はトラッキング回
路8の演算増幅器81の(−)入力端に加えられるよう
になっている。
トラッキング回路8の演算増幅器81の(+)入力端に
は、加算回路9の出力端がスイッチ58を介して、また
デジタル処理部1aのAO2ボートがスイッチ59を介
して接続されている。スイッチ58.59は、デジタル
処理部laのDO3ボートより出力されるトラッキング
指令信号TRACKによりオンあるいはオフされる。こ
のトラッキング指令信号TRACKは、スイッチ58に
はノット回路112を介して、スイッチ59には直接加
えるようにしているので、スイッチ58.59ば、一方
がオンしている時他方がオフしている。
トラッキング回路8の出力は、積分保持回路4aに入力
されるようになっている。
この実施例調節針において、手動/自動切替スイッチ3
1をM(自動)側に設定した場合には、第1図の場合と
同様にして、D00ポートよりM信号が出力され、スイ
ッチ51.53.55がオンされ、スイッチ52がオフ
される。そのためスムージング回路6a、6bの出力、
すなわちPID演算の積分項及び比例項と微分項の和の
アナログ出力が接地され、かつ加算回路9より電気的に
分離され、また手動操作回路7はスイッチ55により積
分保持回路4aに電気的に接続され、スイッチ53によ
り積分保持回路4aの出力が加算回路9に電気的に接続
される。
また手動/自動切替スイッチ31のM側への切替と同時
に、操作出力値Poは、デジタル処理部1aのAioボ
ートより取り込まれデジタル変換されて記憶されるとと
もに、リミッタ処理されて再度アナログ値に変換されて
、AO2ポートよりトラッキング信号TEとして出力さ
れる。と同時にDO3ボートよりトラッキング指令信号
TRACKが送出されてスイッチ59がオンされ、また
指令信号TRACKがノット回路112で反転されるの
で、スイッチ58がオフされる。このスイッチ59のオ
フにより、操作出力POはトラッキング回路8より電気
的に切り離される。またスイッチ59のオンにより、ト
ラッキング信号TEがトラッキング回路8に電気的に接
続されるので、積分保持回路4aの積分コンデンサ42
は強制的に充放電されてトラッキング信号TEに等しい
値を保持する。そして、この保持された電圧は、積分保
持回路4aよりスイッチ53、加算回路9を経て手動時
の操作出力POとして導出される。以上の一連の動作に
より、自動(A)から手動(M)への切替がバランスレ
スバンプレスに行われる。
この手動状態で手動調節を行う場合には、増加用あるい
は減少用の押ボタンスイッチ32.33が押される。こ
の抑圧操作に対応して、デジタル処理部1aのD01ポ
ートあるいはDO2ポートから信号INCあるいはDE
Cが出力され(第5図のt1〜t2のINC,t3〜t
4のDEC参照)、スイッチ71あるいは72がオンさ
れる。
これにより電圧+V’sあるいは電圧−Vsが、抵抗7
3(74’)、スイッチ71(72)を通して積分保持
回路4aに加えられ、コンデンサ42が充放電される。
演算増幅器41の出力は、抵抗93、スイッチ52を通
して加算回路9に入力され、この加算回路9の出力すな
わち操作出力POは、一様の割合で増加(減少)してい
く。増加割合は、抵抗73.43の和とコンデンサ42
の静電容量による時定数と電圧Vsによって決まる。
増加用あるいは減少用の押ボタンスイッチ32.33の
いずれかがオンされている時は、トラッキング指令信号
TRACKはオフ状態であるが、もし誤って上記スイッ
チ32.33のいずれかのオンが継続され、INC(D
EC)信号が連続して出力された場合には、操作出力P
Oは当然上限または下限のリミッタ値を越えて出力され
ることになる(第5図のt2〜t3のPoの黒線部参照
)。
しかしデジタル処理部1aでは、常に操作出力POをモ
ニタリングしており、そのためリミッタ処理により操作
出力POがリミッタ値を越える時には、トラッキング信
号TEとしてリミッタ値を出力しく第5図のTE参照)
、シかもここでトラッキング指令信号TRACKをオン
(出力)することにより、操作出力POを強制的にリミ
ッタ値にトラッキングする(第5図のt2〜t3のTR
ACK及びPO参照)。すなわちリセットリワインドア
ップ機能が働くようにしている。
また増加用あるいは減少用の押ボタンスイッチ32.3
3をオンからオフにすると、その時点での操作出力PO
がデジタル処理部la内の不揮発性メモリにデジタル的
に記憶され、これがトラッキング信号TEとして固定さ
れ乞。この記憶後にトラッキング指令信号TRACKを
オンすることにより、トラッキング信号TIEはトラッ
キング回路8を経て積分保持回路4aに加えられ、積分
保持回路4aのコンデンサ42の電位は常に一定値に保
持される。そのため手動調節電圧設定後の操作出力4!
IPoは、積分保持回路4aの演算増幅器41のドリフ
トに影響されることなく、長時間一定値を保持し続ける
ことができる(第5図のt4のPO参照)。
次に、調節針を自動調節状態にしたい場合には、手動/
自動切替スイッチ31がA(自動)側に切替設定される
。この設定信号がDi2ボートよりデジタル処理部1a
に取り込まれ、これに対応してDooボートよりA信号
がオンされ、M信号がオフされスイッチ52がオンされ
る一方(第5図のt5参照)、スイッチ51.53.5
5がオフされる。これによりスムージング回路6a、6
bが加算回路9に接続されるとともに、積分保持回路4
aが加算回路9から、また手動操作回路7が積分保持回
路4aからそれぞれ切り離される。
また、手動から自動への切替時点において、操作出力値
POはデジタル処理部1aのAioポートより読み込ま
れ、この操作出力値が以後のPID演算の初期値として
使用されるので、手動か、ら自動への切替がバランスレ
スバンプレスに行われる。
スムージング回路6a、6bが加算回路9に接続されて
いるので、デジタル処理部1aのAi。
ポートよりの積分項のアナログ値とAi+ボートよりの
比例項+微分項のアナログ値が加算回路9に入力され加
算される。
今、抵抗61.63.92.94.95の値を等しく選
定すれば、加算回路9の演算増幅器91の出力として得
られる操作出力Poは Po =PE (n)+RESET (n)’+P。
・ ・ ・ (3) ただし、n−1・n:サンプリング時、eは前記(2)
式と同じであり、P、I、Dは上記(1)式と同様の定
数、 となる。
上記(3)式は、時刻nにおける全操作出力をデジタル
演算処理してめていることになるの−で、上記Po (
n)の演算値をデジタル処理部la内でモニタリングし
ておき、その値がリミッタ値を越える場合には、Po(
n)をリミッタ値に等しくして出力することにより、ア
ンチリセットリワインドアンプ機能を持たせることがで
きる。したがって、この実施例プロセス調節計によれば
、特別なアンチリセット解除タイミング及びトラッキン
グ指令等も必要とせず、自動的にアンチリセットリワイ
ンドアップ動作が行われるので、トラッキングのオンオ
フ等による操作出力のハンチング等が発生することはな
い。
また、デジタル処理部1aのAooボートより出力され
る積分項(RESET)及びAo1ボートより出力され
る比例項と微分項の和(P E)のアナログ信号は、デ
ジタル処理部la内でデジタル値からアナログ値に変換
されるものであるがら、第4図の点線に示すように、サ
ンプリング周期毎に段階的に出力されるが、スムージン
グ回路6a、6bを通して加算回路9に加えられるので
、スムージング回路6a、6bのフィルタ作用により、
出力波形が第4図の実線で示すように滑らかなものとな
る。特にスムージング回路6a、6bの時定数を調節計
のサンプリングタイムに等しく設定することにより、応
答遅れのない滑らかなアナログ出力が得られ、アナログ
回路の長所であるスムーズな制御特性を有する調節計が
実現できる。
上記した操作出力Poの送出動作とほぼ平衡して、デジ
タル処理部1aのDi3ポートよりのトランキング指令
信号TRACKがオフとされ、スイッチ59がオフされ
、逆にスイッチ58がオンされる。これによりトラッキ
ング信号TEはトラッキング回路8より電気的に分離さ
れ、加算回路9の操作出力POがスイッチ58を通して
トラッキング回路8に電気的に接続される。そのためト
ラッキング回路8により、積分保持回路4aのコンデン
サ42の電位は、富に操作出力POの値に等しくなるよ
うにトラッキングされる。
次に、故障の場合、例えばサンプリング周期の異常、演
算処理結果の異常値、D/A変換器、A/D変換器等の
不良が発生すると、デジタル処理部1aのマイクロプロ
セッサ13では、故障診断プログラムによりCPUDO
WN等の故障信号を送出し、これにより調節計は手動バ
ンクアップ動作状態となる。
この状態になると、デジタル処理部1aのマイクロプロ
セッサ13はその動作を停止し、Aiボートからのアナ
ログ信号の読み込みやD+ボートからの信号の取り込み
と判定は行われない。しかし、CPUDOWN信号を受
けた論理ゲート回路17により、D00ポートより手動
指令信号Mが出力され、D、o 3ポートよりのトラッ
キング指令信号TRACKがオフとされる。また、Di
o。
Di1ボートよりの増加用もしくは減少用の信号は、バ
イパス回路18を通って、D01ボート、DO2ボート
より信号lNC1信号DECとして出力される。それゆ
え通常の手動調節時と同様に、増加用あるいは減少用の
押ボタンスイッチ32.33をオンすることにより、信
号INCあるいは信号DECを出力し、手動操作回路7
、積分保持回路4aを動作させて操作出力POを手動調
節できる。この場合、スイッチ58がオンし、スイッチ
59がオフされているので、操作出力POはトラッキン
グ回路8に入力され、積分保持回路4aのコンデンサ4
2に記憶される。スイッチ53がオンしているので、手
動調節後または故障直後の操作出力Poは、トラッキン
グ回路8、積分保持回路4a、加算回路9の閉ループに
より長時間安定に保持される。また積分保持回路4aの
出力は、極性反転回路10、自己発振防止用のコンデン
サ86を介して、I−ラッキング回路8の演算増幅器8
1に入力するようにしているので、積分保持回路4aの
出力が増加する方向に変化する場合には、トラッキング
回路8より、これを減少させる方向の電圧を入力し、逆
に減少する方向に変化する場合には、トラッキング回路
8より積・分保持回路4aの出力を増加させる方向の電
圧が加えられ、積分保持回路4aの出力は常に一定に保
持され、故障時においても確実なバッファ・ノブが可能
となる。
なお、上記実施例において、抵抗92.94.95は全
て等しくする必要はなく、等しくなりれば式(3)のP
ID定数が変化するだけであり、これはソフト処理によ
り正規化が可能である。
(へ)効果 この発明によれば、デジタル演算値をアナログ変換して
出力する際に、積分項出力及び比例項と微分項の和出力
もスムージング回路を通して導出するようにしているの
で、サンプリングビ・ノド間隔の影響を受けることなく
、高精度でスムーズな制御特性を得ることができる。
またPID演算は全てデジタル処理するので、常に操作
出力をデジタル処理部でモニタできるので、従来のよう
にトラッキング指令信号をオン・オフしてアンチリセッ
ト解除時期を知る必要がないので、操作出力のハンチン
グ等を生じさせることなく、容易かつ正確にアンチリセ
ットリワインドアップ機能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のハイブリッド型のプロセス調節針を示す
ブロック図、第2図はこの発明の1実施例を示すハイブ
リッド型のプロセス調節計のブロック図、第3図は同実
施例プロセス調節針のデジタル処理部の構成を示すブロ
ック図、第4図は上記実施例プロセス調節計の操作出力
のスムーズ性を説明するための図、第5図は同実施例プ
ロセス調節計の動作を説明するための信号タイムチャー
トである。 1a:デジタル処理部、 2:係数設定部、3:操作部
、 4a:積分保持回路、 51・52・53・55:スイ・ノチ、6a・6b:ス
ムージング回路、 7:手動操作回路、9:加算回路 特許出願人 株式会社島津製作所 代理人 弁理士 中 村 茂 信

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Plp係数を設定する係数設定手段と、手動と自
    動を切替設定する手動/自動設定手段と、手動時の操作
    量を入力する手動操作手段と、プロセス入力、操作出力
    及び前記係数設定手段よりの信号を受けてデジタル的に
    PI’D演算を行い、アナログ値に変換された積分項と
    比例項、微分項を出力する演算手段−と、前記積分項を
    導出する第1のスムージング回路と、前記比例項及び微
    分項を導出する第2のスムージング回路と、前記手動操
    作手段の操作に応答して手動操作電圧を出力する路と、
    前記手動/自動設定手段の設定信号に応答して、前記第
    1及び第2のスムージング回路出力と前記積分保持回路
    を切替えて選択的に出力する切替回路と、この切替回路
    の出力を受けて操作出力を導出するアナログ加算回路と
    を備えてなるプロセス調節計。
JP23486183A 1983-12-12 1983-12-12 プロセス調節計 Pending JPS60126704A (ja)

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