JPS6012637B2 - ガス放電パネルの駆動方式 - Google Patents

ガス放電パネルの駆動方式

Info

Publication number
JPS6012637B2
JPS6012637B2 JP51068304A JP6830476A JPS6012637B2 JP S6012637 B2 JPS6012637 B2 JP S6012637B2 JP 51068304 A JP51068304 A JP 51068304A JP 6830476 A JP6830476 A JP 6830476A JP S6012637 B2 JPS6012637 B2 JP S6012637B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
erase
discharge
electrodes
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51068304A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52150940A (en
Inventor
忠民 森
洋之 石崎
賢二 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP51068304A priority Critical patent/JPS6012637B2/ja
Publication of JPS52150940A publication Critical patent/JPS52150940A/ja
Publication of JPS6012637B2 publication Critical patent/JPS6012637B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は消去動作マージンの大きいガス放電パネルの駆
動方式に関するものである。
低融点ガラス等の議電体層を被覆した電極をネオン等の
放電ガスを封入した空間に対面して設け、電極間の放電
点に発生させた放電スポットにより表示を行なわせるガ
ス放電パネルは、プラズマ・ディスプレイ・パネルの名
称で知られているものである。
このようなガス放電パネルに於ける放電スポットは、書
込パルスによって発生した放電により壁電圧が形成され
て、この壁電圧とサスティンパルスとの電位差により継
続的に発生するものであり、又消去パルスにより壁電圧
が充分に形成されない状態として消去することができる
ものである。第1図は従来の駆動波形の一例を示すもの
で、第2図はガス放電パネルの電極説明図であって、×
電極力(i=1、2、3、・・・・・・)には維持電圧
Vsとそれより低い電圧VMとの波高値を有するサステ
ィンパルスを印加し、Y電極匁(i=1、2、3、.・
・・・・)には維持電圧Vsのサステインパルスを印加
する。
例えばX電極x3とY電極y2との対向交点の放電点a
の放電スポットを消去する場合、×電極x3にVX、Y
電極y2にVYの電圧を印加し、他の×、Y電極には消
去パルスEx,Eyを有しない波形の電圧を印加する。
従って放電点aにはVaで示す電圧が印加され、V8の
電圧の消去パルスEPによって消去が行なわれる。なお
Voは壁電圧を示すものである。このような消去パルス
EPは、立上りが急峻であり、且つその消去パルスによ
って一旦は放電スポットが生じるが壁電圧VQが形成さ
れないような級幅のパルス又は波高値としなければなら
ない。
しかし、選択された放電点にのみ消去パルスEPを印加
する為に抵抗ダイオード・マトIJクス回路が通常用い
られているので、その抵抗と放電点を含む電極の静電容
量との時定数に対応したパルスの立上り特性となり、急
峻な立上りのパルスを印加するのが容易でないものであ
る。又大型のガス放電パネルで放電点の数が非常に多い
場合には、各放電点の特性にばらつきがある為、消去パ
タルスEPの設定範囲が狭いものとなる。即ち消去動作
マージンを大きくすることができないものであった。本
発明は、ガス放電パネルの消去動作マージンを著しく大
きくすることができる駆動方式を提供することを目的と
するものである。
本発明を簡単に説明すると、消去パルスを選択的に供給
しようとする場合、安価な回路構成で急峻な立上り波形
を得ることは困難であることの観点から、消去パルスを
選択供給する代物こ、立上りの緩い消去準備パルスを選
択供給し、引続き消去パルスを全面にEO力ロして、選
択放電点のみの消去動作を行なわせるものであり、消去
パルスを抵抗回路を通すことなく、急峻な立上りで印加
することができる他、立上りの緩い消去準備パルス自身
の消去機能も働くので、確実な消去動作を達成できるも
のである。
以下実施例について詳細に説明する。第3図は本発明の
実施例の駆動波形を示すもので、前記の従釆例と同様に
、波高値がVsとVMとの段差のある波形のサスティン
パルスを×電極に印加し、波高値Vsのサステインパル
スをY電極に印加するものであるが、消去動作時は消去
パルスEPも全Y電極に印加し、その消去パルスEPの
前に、抵抗ダイオード・マトリクス回路を介して選択さ
れたX、Y電極に、斜線を施して示す消去準備パルスP
x,Pyをそれぞれ印加するもので、非選択のX、Y電
極には、斜線を施していない部分のパルスが印加される
。なお、この場合Y電極側から選択電極に印加するパル
スPyは、後述のように、選択電極のみを接地電位にク
ランプし、残りの非選択電極を直前のサスティンパルス
の電圧Vsに保持した状態とし、相対的に選択Y電極に
加えるようにしたパルスである。 3従って選択された
放電点にはVaで示すように、パルスPPが印加された
後にそのパルスPPと逆極性で消去パルスEPが印加さ
れる。このパルスPPは抵抗ダイオード・マトリクス回
路を介して印加されるので、立上りは緩いものとなり、
こ3のパルスPPによって形成される壁電圧VQは適当
な大きさとなって、次の消去パルスEPにより確実に消
去されるものとなる。又パルスPPが印加されない放電
点では、消去パルスEPの極性とその前のサスティンパ
ルスの極性とは同じであるか4ら消去されない。前述の
パルスPP、消去パルスEPのパルス幅等は、例えば7
1=1〜8〆sec、立上り時間(波高値の10%から
90%に達する時間)=50仇sec〜8ASec、7
2=0〜2〃Sec、73=0〜4〃sec、74=2
仏sec以上、y5=3Asec以上とすることができ
る。
又消去パルスEPの波高値はVBSVsとすることがで
きる。前述の消去パルスEPのパルス幅↑3が0〜4仏
secで0を含む意味は、パルスPPの立上り特性によ
っては消去パルスEPを省略しても消去動作が行なわれ
ることを示すものである。立上りの緩いパルスPPと壁
電圧との関係を説0明すると、第4図に示すように、サ
スティンパルスによりVo2の壁電圧が生じた場合、パ
ルスPPが充分に立上らないうちに放電が生じて壁電圧
は一点鎖線で示すように反転するが、そのレベルは低い
ものとなる。
又サステインパルスによりVo2夕>VQ,の壁電圧V
o,が生じた場合は、パルスPPの立上り途中で放電が
生じ、点線で示すように壁電圧が反転する。そして消去
パルスEPにより壁電圧が消去される。このように、放
電点の特性の相違に対応してサスティンパルスによる壁
電圧が相0違していても、立上りの緩いパルスPPによ
り、壁電圧はほぼ同じレベルのものとなる。従って放電
点の特性にばらつきがあっても消去パルスEPによって
確実に消去することができる。又壁電圧がVo3の如く
更に低レベルのものである場合、パルスPPが充分に立
上った時点で放電が生じるが、その放電が生じて壁電圧
が形成されないうちにそのパルスPPが立下つてしまう
ことになり、消去パルスEPを印放する前に消去動作が
行なわれることになる。
このようにパルスPPの立上り特性と壁電圧VQのレベ
ルとの関係によっては、消去パルスを印加する必要が生
じない場合もある。換言すれば、立上りの緩いパルスP
PとそのパルスPPの次に極性が反転した消去パルスと
を印加することにより、放電点の特性のばらつきがあっ
たとしても確実に消去動作を行なわせることができる。
−第5図は本発明の実施例の要部回路図であり、電極x
l〜x4,yl〜y4を有するガス放電パネルPDPに
加えるサステインパルスは、X側のサステインパルス供
給用トランジスタQXI〜QX3及びY側のサスティン
パルス供給用トランジスタQY1,QY2が、所定のタ
イミングでオン、オフすることによって、第3図に示す
波形に於て、斜線を施したパルスPx,Pyと消去パル
スEPとを合まない波形となる。
消去時は、例えば電極x3,y2の交点の放電点aのみ
を選択して消去するとき、アドレス信号に対応したX、
Y両側のデコーダDECの出力によって、×側選択トラ
ンジスタQX7,QX5とY側選択トランジスタQY4
,QY8がオンとなり、又タイミング信号によってX側
共通トランジスタQX4、QX9とY側共通トランジス
タQY6,QY9がオンとなる。
この結果X側の共通トランジスタQ×9と選択トランジ
スタQX7を介してVsの電圧が抵抗ダイオード・マト
リクス回路の抵抗を通して電極x3,x4に印加される
が、X側共通トランジスタQX4と選択トランジスタQ
X6とダイオードとを介して電極x2,x4が接地され
るので、結局電極x3にのみ第3図のVXの電圧波形中
の斜線を施した選択パルスPxが印加されることになる
。他方この間にY電極側では、共通トランジスタQY9
と選択トランジスタQY8とダイオードとを介して電極
yl,y3にVsの電圧が印加されると共に、別の選択
トランジスタQY4と共通接地トランジスタQY6と抵
抗ダイオード・マトリクス回路の抵抗とを介して電極y
l,y2が接地される。
そして、これらY側の選択操作は、第3図のVYの電圧
波形に示すように、サスアインパルス供給用のトランジ
スタQYIからのサスティンパルスVsの印加に引続い
て当該サスティンパルスを立下らせないまま行なわれる
為、選択トランジスタQY4を介して電極yl,y2が
接地されても、残りの電極はVsの電位に維持され、又
選択トランジスタQY4と抵抗とを通して接地された電
極ylも前記トランジスタQY8を通してVsの電圧を
供給されるので、結局電極yl,y3,y4はVsの電
位を保持し、選択された電極y2のみ抵抗を介して接地
され、第3図のVYに於ける斜線を施したパルスPyが
印加されることになり、非選択の電極yl,y3,y4
にはサスティンパルスと同一のパルスが印加されること
になる。そして、TI後にトランジスタQX3,QY2
,QY3をオンとすることによって、各電極xl〜x4
,yl〜y4は零電位となり、結果として第3図のVa
に示すように、選択放電点に斜線を施して示す消去準備
パルスPPが選択的に印加されることになる。
次に丁2後、Y電極側のサスティンパルス供給用トラン
ジスタQYIとX電極側のサスティンパルス供給用トラ
ンジスタQX3がオンとなって、Vsの電圧がY側の全
電極yl〜y4に印加され、消去パルスがパルス幅73
の時間後に、サスティンパルス供給用トランジスタQY
2,QX3がオンとなって、VB=Vsの紬幅消去パル
スEPがY側の全電極yl〜y4に印加され、全放電点
にその消去パルスが印加されることになる。
その消去パルスEPの印加直前に、選択された放電点a
にのみ、その消去パルスEPと逆極性の消去準備パルス
PPが印加されているので、選択放電点aに於いてのみ
、消去パルスEPによる放電が生じて消去動作が行なわ
れる。他の非選択放電点では、消去パルスEPとその直
前のサスティンパルスとの極性が同一であるので、消去
パルスEPによって放電が生じることはなく、従って消
去動作は行なわれない。他の放電点の消去は、デコーダ
DECの出力に対応してトランジスタQX5〜QX8,
QY4,QY5,QY7,QY8が動作して、抵抗ダイ
オード・マトリクス回路の抵抗を介して立上りの緩い消
去準備パルスPPが印加され、そのパルスPPの次に印
加される消去パルスによって確実に消去動作が行なわれ
るものとなる。
又消去パルスEPは抵抗を介して印加されるものではな
いので、その立上りを急峻なものとすることができる。
前述の電極の静電容量と抵抗ダイオード・マトリクス回
路の抵抗とによっても立上りが充分に遅いパルスPPを
印加することができないときには、更にコンデンスや抵
抗を追加接続したり、又はトランジスタQX4〜QX9
,QY4〜QY9を動作速度の遅いものを用いれば所望
の波形のパルスPPを印加することができる。
又サスティンパルスの波形は通常のVsの波高値を有す
るものとすることも可能である。以上説明したように、
本発明は、パルスPPを消去すべき放電点にのみ印加し
、消去パルスEPは全放電点に印加するものであって、
抵抗ダイオード・マトリクス回路等を介して選択的に印
加するパルスPPは自動的に立上りの緩いものとなり、
或は積極的に立上りの緩いものとし、その次にパルスP
Pと反対極性の消去パルスEPは全放電点に印加するも
のであるから、抵抗ダイオード・マトリクス回路等の抵
抗を介して印加されるものではなく急峻な立上りのもの
となり、パルスPPにより壁電圧Voのレベルを放電点
の特性のばらつき‘こ関係なく、次の消去パルスEPに
より消去し得るようにすることができ、従って消去動作
マージンを増大することができる。
又パルスPPの立上りの緩さによっても、このパルスP
Pにつて消去状態となるので、消去パルスEPは更に確
実な消去を行なわせるものとなり、大型のガス放電パネ
ルの如く放電点の特性にばらつきが多くなる可能性のあ
る場合に於いても確実な消去を行なわせることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の消去動作の説明用波形図、第2図は電極
配置説明図、第3図は本発明の実施例の動作説明用波形
図、第4図はパルスPPの立上り波形と消去パルスEP
との説明図、第5図は本発明の実施例の要部回路図であ
る。 PPは選択放電点に印加するパルス、EPは消去パルス
、PDPはガス放電パネル、xl〜x4,yl〜y4は
電極、DECはデコーダ、QXI〜QX9,QYI〜Q
Y9はトランジスタである。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 サステインパルスを印加して電極間の放電点に発生
    させた放電スポツトを継続的に維持させ、消去パルスを
    印加することにより前記放電スポツトを消去するガス放
    電パネルの駆動方式に於いて、選択された放電点に立上
    りの緩いパルスを印加し、次に全放電点に前記パルスと
    反対の極性の消去パルスを印加して選択された放電点の
    消去を行なうことを特徴とするガス放電パネルの駆動方
    式。
JP51068304A 1976-06-10 1976-06-10 ガス放電パネルの駆動方式 Expired JPS6012637B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51068304A JPS6012637B2 (ja) 1976-06-10 1976-06-10 ガス放電パネルの駆動方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51068304A JPS6012637B2 (ja) 1976-06-10 1976-06-10 ガス放電パネルの駆動方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52150940A JPS52150940A (en) 1977-12-15
JPS6012637B2 true JPS6012637B2 (ja) 1985-04-02

Family

ID=13369908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51068304A Expired JPS6012637B2 (ja) 1976-06-10 1976-06-10 ガス放電パネルの駆動方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6012637B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089037B2 (ja) * 1988-12-05 1996-01-31 ソシエテ・ピカ‐プロデュイト・アンデュストリエル・エ・シャルボン・アクティフ 飲料水製造のための水精製用生物学的接触装置およびその制御方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5480262U (ja) * 1977-11-17 1979-06-07
KR100631257B1 (ko) 1998-09-04 2006-10-02 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 고화질과 고휘도를 표시할 수 있는 플라즈마 디스플레이패널 구동방법 및 화상 표시 장치
WO2005006289A1 (ja) 2003-07-15 2005-01-20 Hitachi, Ltd. オフセット波形を用いたプラズマディスプレイパネルの駆動回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089037B2 (ja) * 1988-12-05 1996-01-31 ソシエテ・ピカ‐プロデュイト・アンデュストリエル・エ・シャルボン・アクティフ 飲料水製造のための水精製用生物学的接触装置およびその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52150940A (en) 1977-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6294875B1 (en) Method of driving AC plasma display panel
JP3025598B2 (ja) 表示駆動装置及び表示駆動方法
US5248963A (en) Method and circuit for erasing a liquid crystal display
EP0160455B1 (en) Driving a gas discharge display device
JP2007140434A (ja) プラズマディスプレイ装置
EP1489588B1 (en) Method and apparatus for driving plasma display panel
JPS6012637B2 (ja) ガス放電パネルの駆動方式
JPS6119999B2 (ja)
US5250936A (en) Method for driving an independent sustain and address plasma display panel to prevent errant pixel erasures
JP2895397B2 (ja) 気体放電型表示装置の駆動方法
US4140944A (en) Method and apparatus for open drain addressing of a gas discharge display/memory panel
JPS5946018B2 (ja) デイスプレイシステム
JPH05188877A (ja) プラズマ・ディスプレイ・パネルの駆動方法
JPH1165524A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法及び駆動装置
JPH07175424A (ja) 電気泳動マトリックス表示装置
JPS601633B2 (ja) ガス放電パネルの駆動方式
JPH0519714A (ja) 平面表示装置
KR20060001406A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 구동방법
US3979718A (en) Method of driving a plasma display panel
US4386297A (en) Gas discharge panel device
JP2744253B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの表示駆動方法
JP2980132B2 (ja) ガス放電表示駆動回路
JPS6113598B2 (ja)
JPH0517555B2 (ja)
JP2528195B2 (ja) Acプラズマディスプレイ表示装置