JPS5946018B2 - デイスプレイシステム - Google Patents

デイスプレイシステム

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JPS5946018B2
JPS5946018B2 JP50121438A JP12143875A JPS5946018B2 JP S5946018 B2 JPS5946018 B2 JP S5946018B2 JP 50121438 A JP50121438 A JP 50121438A JP 12143875 A JP12143875 A JP 12143875A JP S5946018 B2 JPS5946018 B2 JP S5946018B2
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JP50121438A
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デイン− チユアン ナゴ ピ−タ−
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AT&T Corp
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Western Electric Co Inc
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
    • G06F3/0386Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry for light pen

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はディスプレイ・システムに関し、特に多セルデ
ィスプレイパネルに関する。
本多セルディスプレイパネルにおいては、セルは「オン
」すなわち、光を放出する状態、又は「オフ」すなわち
、光を放出しない状態、いずれの状態をもとりうるもの
で、ライトペンを便つて「オン」セルをオフにして、パ
ネルによつて表示された像の一部を消去したり、「オフ
」セルをオンにして、パネルに書き込みを行つたりする
ことが可能なものである。従来技術の説明 個々のプラズマ放電セルの配列から放射される光に依存
するプラズマ・ディスプレイ・システムは現在周知の技
術である。
しかし、プラズマ゜ディスプレイ・システムとCRT(
陰極線管)式のシステムとの間の重要な違いは、プラズ
マ・ディスプレイが固有のメモリーを有すること、すな
ゎち所望の可視映像に対応する情報を担う信号列によつ
て常時再生される必要がないことにある。即ち、いくつ
かの「オン」及び「オフ」セルによつて1ハつのパター
ンが一たん確立されると、プラズマ・デイスプレイに必
要なことは、周期的に各「オン」セルに維持信号を印加
して、動作しているセルつまり交差点にある放電を回復
することだけである。
この維持倍号はそれだけで放電を生じさせるには十分で
ない。しかし、放電が前に起つた場合、このようなパル
ス信号でも放電を持続させる。デイスプレイ・システム
に有用な付属品は、デイスプレイ面上の1つの位置をコ
ンピユータ或いは他の制御機構に伝えるいわゆるライト
ペンである。代表的なCRTデイスプレイ・システムに
おいては、ライトペンは制御装置によるCRTへの官号
の印加に感応する。そして制御装置は上記の光パルスの
検出と再生データに関する内部に蓄積された情報とを相
互に関係させて光を放出させる。プラズマ・デスプレイ
においては、CRTシステムにおけるように制御回路が
相関をとるために画像情報を常に直ぐ使用できるように
なつていない(何故ならば画像情報を、再生のために使
用する必要がない)のマ、若干異なる装置を使用してい
る。一般に、ライトペンで検出され得る識別可能な光パ
ルスを発生するために、独立の走査パルスが使用される
。例えば1972年3月21日付与された米国特許第3
,651,509号に示されている発明によれば、ライ
トペンをプラズマ・デイスプレイ・システムと有効に組
合せるためのシステムが提供されている。しかし、この
特許に示されているシステムは相当量の専用回路の追加
を要する。更に、幾つかの応用例では、動作余裕度が満
足すべき値を下廻ることが判明している。更に、ライト
ペン検出システムには特別に調時した走査消去パルスを
使用して、プラズマ・パネルの各オンセルを「点滅」す
るものがある。
このようなシステムにおいては結果として得られる光パ
ルスが特別なタイミングを持つため、標準的なライトペ
ン及び簡単な論理回路を使用して与えられた[オン」セ
ルを明確に識別することができる。プラズマ・デイスプ
レイ・セルには固有のメモリーがあるので、走査消去パ
ルスは、正常な維持信号によつて正常な電荷分布が回復
する前にセルを十分に放電することはない。し力)し、
前記最後のシステムは、オフ・セルのみの近くの位置に
あるライトペンの位置を検出するためには適当でないこ
とに注意されたい〇上述した諸問題は、本願発明のデス
プレイ・システムによつて解決される。
すなわち本発明の好ましい実施例によるシステムは更に
、選択された幾組かのセルに順次走査信号を印加するた
めのアドレス信号列に応動する回路を含み、その走査悟
号は選択されたセルに光信号を放出させるが、特定のレ
ベルを有するメモリー信号を蓄積させないようになつて
いる。走査消去パルスは周知のように動作するが、一方
の走査書込みパルスは配列内の全てのオフ・セル或いは
幾つかの選択された組のオフ・セルを一時的に点滅させ
る。
走査書込み及び消去パルスは両方共、正常なメモリー状
態(オフ又はオン)を、一時的な場合を除いて乱さない
ように、正常な維持倍号との関係において整形され、か
つ時間的位置が決められる。所望の書込み及び消去パル
スの選択を行なうのに必要な動作余裕度は動的キープ・
アライブ回路の使用によつて得られる。実施例の詳細な
説明 装置の基本的特性 プラズマ・デイスプレイ・パネルは構造土ガス放電セル
の方形配列で、セルは誘電体材料の層によつて直交励起
電極刀)ら分離されている。
この装置の最も基本的な応用、すなわち2レベル・デジ
タル・デイスプレイにおいては、アレイ全体は、それだ
けでは任意の素子(セル)にガス放電を起させるに不充
分な大きさの交番(すなゎち両極パルス)信号によつて
励起される。しかし、素子の壁が前の放電の結果として
適当に帯電されている場合、素子に加わる電圧が増大さ
れるので、新しい放電を起すことができる。電子及びイ
オンが再び誘電体壁へ流れて放電が消滅し、逆電界が確
立する。そして次の半サイクルにおいて、前記のように
確立された電界は外部(今は反対極性)電圧を再び増大
して反対方向の別の放電を可能にする。このように、放
電が一度開始すると、それだけでは放電を開始できない
交番電圧信号によつて一連の放電を維持することができ
る。典型的には、[0」すなわち「オフ」状態にあるプ
ラズマ・アレイの素子の特徴は、放電の連鎖がないこと
、従つて素子7))らの光出力がないことである。
「1」すなわち「オン」状態にある素子の特徴は、励起
電圧の各半サイクルの間に一度パルス放電及び関連した
光パルスを発生することである。これらの双安定素子の
安定特性及び非直線スイツチング特性は、アレイの任意
の素子の状態を適当な電極への一致アドレス電圧の選択
的な印加によつて変えることができるようなものである
。アドレス電圧は放電強度を制御することにより、指定
された素子の壁電圧のみを乱すことによつて選択的に状
態変更を行なう。第1図は、プラズマ・デイスプレイ・
パネルのセルに印加するのに適する典型的な維持信号波
形を示す。
波形Aに示される各T秒の維持サイクルの間に、オンの
セルに印加される両極パルス列は、波形Bの左側に示さ
れるように変化するセル容量電圧と、波形Cに示される
最初の2つの光パルスに立上りを与える。正の維持信号
が現われるτ秒前に印加される走査消去パルスは、波形
Cに示される第3の光パルスを発生させる作用を有する
走査消去パルスと次の維持パルスとの接近の程度は、セ
ルの容量に蓄積された電荷が消去「点滅(Flashi
ng)」によつて完全に減損されないような程度に近づ
いていることに注目して貰えば本明細書では十分である
。すなわち、残存するセル電圧が、つぎの維持信号と合
わさつて、減損された電荷のほぼ全てを回復するに十分
な程度に、維持パルスは走査消去パルスのあとに接近し
て続く。そして、次の半サイクルにおいて、正常な放電
が前通り生じ、これは第1図の線C上の最後の光パルス
によつて示される。もしオン・セルに対して、消去パル
スが加えられ、それがつぎの維持パルスのτ秒前に既に
終つてしまつた場合には、セルの容量はセルの電荷の回
復が不可能な位迄減損されてしまい、従つて本当の消去
が行なわれたことになる。走査消去パルスの全体的効果
は、至短時間オン・セルの状態を乱しつつ、独自に調時
された光パルスを発生することだけである。
オフ・セルの帯電状態は全く乱されない。実際消去パル
ス(走査にせよそうでないものにせよ)は維持信号に近
い大きさのものであるため、消去パルスが印加されると
きにはオフ・セルによつて光パルスは放出されない。走
査書込みパルス オン・セルのみを点滅するという上述の制限のため、走
査消去パルス技術の適用は幾つかの応用には適さない。
例えばライトペンの相互作用の共通の応用は、デイスプ
レイ装置上に指示すること(POinting)及び作
図することを含む。プラズマ・パネルに基本的な走査消
去技術を使用した場合、指示ができるのはオン状態のセ
ルだけに限られる。例えば指示(及び検出)動作のあと
に消去が行なわれるならば、プラズマ・パネル上に明中
暗像を書くことができるが、オフ・セルについては指示
ができないので、暗中明像を書く動作は走査消去技術を
使用してもできない。この制限を克服するために、本発
明は正常な書込みパルスに関係した付加的な走査パルス
を導入している。
この「走査書込み」パルスの動作を理解するために、通
常の書込み動作を検討してみるとよい。第2図は、正常
な維持信号に対する正常な書込みパルスEwの典型的な
振巾及びタイミングを示す。
Ewは維持信号の振巾V,よりも大きなレベルの振巾V
wを有することがわかる。書込みパルスはセルのメモリ
ー状態を変更しようとするものなので、その持続時間は
消去パルスよりも長い(典型的には3−5μ秒で、セル
の形状並びにガスの組成及び圧力に依存する)。更に、
書込みパルスの位置は、セルのメモリー回復時間Trを
越えない期間だけ反対極性の維持パルスよりも先行する
ような時間関係でなければならない。すなわち、書込み
パルスは第2図の「窓」W内に現われるだろうが、次の
維持パルスの前Tr秒で終る小さな窓wに制限されるも
のであつてはならない。第2図にEwとして示されるよ
うなパルスによつて、光パルスが発生され、かつ十分な
電荷が蓄わえられ、つぎの負の維持パルスがその蓄積さ
れた電荷による電圧に加わつて再びガス放電を生じる。
これによりセルはオン状態を確立することになる。上記
書込動作の簡単な説明かられかるように走査書込みパル
スに対する第1要件はオフ・セルにおいて放電破壊を生
じさせながらも、そのオフ・セルに対して次の維持パル
スによつてオン状態になるだけ十分な電荷を蓄わえさせ
てはならないということである。
この電荷の蓄積に対する制限は理論的には、走査書込み
パルスの電圧をより低いレベルに下げることによつて行
なうことができるであろうがし刀)し、あまり下げすぎ
ると走査書込みパルスは所望のセルの点滅を生じさせ損
じるようになる。更に、多分最も重要なことは、現存の
プラズマ・パネルはしばしば極めて臨界的に調整されて
いることである。パネル上の所望の位置以外への書込み
を避けつつパネルの任意の所望の位置に確実に書込むた
めのパルスの大きさは非常に狭い範囲内でしか変化でき
ない。また、走査書込みパルスをそれと同一極性の維持
パルスの前に置くことも可能であるように見えるかもし
れない。
しかし、このような位置決めはそれだけで次の維持パル
スと反対の電荷を確立し、オン・セルの放電を消滅させ
る。一般に、セルがオンであるか或いはオフであるかに
対する先験的知識がないので、このような走査書込みパ
ルスは思いがけない消去を引き起すであろう。その上、
検出された光パルスは、その光パルスを発しているセル
がオンであつたか或いはオフであつたかどうかを指示し
ない。本発明の特徴に従つて選択され1こ走査書込みパ
ルスの好適な例を第3図に示す。
同図において、走査書込みパルス、E8W.は第2図に
関連して先に示した窓W′内に示されている。走査書込
みパルス、E8Wは正常の書込みノカレス、Ewと同じ
振幅を有し、またその開始時期は維持サイクルにおいて
正常の書込みパルスと実質的に同一時間に始まるが、そ
の終了時期は次の維持パルスが始まる少なくともTr秒
前に終る。またE8Wの後縁が正常の書込みパルスより
も徐々に降下するよう整形されていることにも注目され
たい。先に述べたように、走査書込みパルス、E,wの
目的はオフ・セルを瞬間的に点滅させることであつて、
その状態を変化させることではない、すなわちオフ状態
は保持される。
また、この走査書込みパルスはオン・セルの状態を変え
るべきものでもなく、オン・セルの瞬間的点滅を生じさ
せるべきものでもない(このような瞬間的点滅は先に述
べた走査消去パルス、E8Wによつて行われる。)以上
のことは次のようにして行われる。先に述べたように、
走査書込みパルス、E,wはその振幅および発生時期に
関して正常の書込みパルス、Ew(第2図)に類似して
いる。
従つて、書込みパルス、Ewがオフ・セルの点滅を生じ
させるように、走査書込みパルス、E8Wもオフ・セル
の点滅を生じさせる。しかし正常な書込みパルス、Ew
は書込みセルを繰返し点滅させるためにすぐに終了する
ことなく次の維持パルスの直前まで保持されなければな
らないのに対し、走査書込みパルス、E,wはすぐに、
すなわち次の維持パルス前のTr秒より短い時間に終了
し、従つてオフ・セルを充分にオンさせるのに有効なも
のではない。時間間隔T,の重要性は次の通りである。
あるセルに放電が行われる(光パルスが発生する)とき
、充電されてにた電荷がセル中においてその壁に向つて
流れる。セル電極がセル壁の外側表面に設けられている
ので、電荷は電極を離れて導通することなく、外部電圧
が印加されている限りセルの内部壁表面に付いたま\で
ある。正の外部電圧が与えられている壁には電子が付き
、負の外部電圧が与えられている反対側の壁には正イオ
ンが付く。従つて、セルに印加されている外部電圧は、
例えば正(セルの前面壁にはセルの後面壁に比べて正の
電圧がか\ること)であるが、セル壁内に蓄積された電
荷によつて生じるセル内部電圧は外部電圧と極性が逆で
ある。従つて、この例においては、セルの前面壁の内部
に蓄積された電子とセルの後面壁の内部に蓄積された正
イオンとによつてセルに負の内部電圧を生じさせる。そ
して、次の維持電圧が生じると(第3図)、その極性は
先に印加されていた書込みパルス、EWlあるいは走査
書込みパルス、E8Wの極性とは反対であるが、セル内
に蓄積され1こ電荷によつて生じているセル内部電圧の
極性とは同じである。従つてセルにか\る全電圧は内部
電圧と外部印加電圧との和となり、この加算電圧が充分
高いと、放電がセルにおいて生じる。ここで次のことに
留意すべきである。
すなわち書込みパルスEwあるいは走査書込みパルスE
8Wとそれに続く次の維持電圧の発生までとの間には時
間間隔があることである。この時間間隔の間に、セル壁
内に蓄積された電荷は漏れる傾向にあり、そしてその内
部電圧は零に向つて減少する傾向にある。また維持パル
スそれ自身の振幅はセルに放電を生じさせるには不充分
なものである。従つて放電が起るか否かは維持パルスの
発生時点でのセル内部電圧の大きさに依存する。書込み
パルス、e諺第2図)に対する時間間隔はTrよりも小
さく、また蓄積され1こ電荷およびそれによる内部電圧
は維持電圧と組合せ1こときにセルに放電を生じさせる
に充分である。しかるに、走査書込みパルス、E8Wに
対する時間間隔は少なくともTrあり、この時間間隔中
にセルの内部電圧は減少してしまう。その減少の度合い
は減少した内部電圧と次の維持電圧とが加算されてもセ
ルにブレークダウンを生じされるには充分な電圧の大き
さを生じない程度である。従つて走査書込みパルス、E
9Wはオフ・セルを瞬間的に点滅させるが、完全にオン
状態にさせない。走査書込みパルスの後縁の立下りの形
はオフ・セルが瞬間的に点滅する間に電荷をより急速に
消失させるのに寄与している。
時間間隔Trは、パルス電圧、セルの大きさ、ガス圧等
に関係して変わるものであり、これは経1験的に容易に
決定することができる。上述の如く、走査書込みパルス
E8Wの振幅はセルに放電を生じさせるだけの大きさを
有するが、これはオフ・セルに対してのみいえることで
ある。
すなわち、オフ・セルは当然オンになつていないから、
内部壁には電荷が蓄積されていない。これに対して、オ
ン・セルでは先の維持電圧(列えば第3図の正パルス)
によつて放電が生じており、これによつて逆(すなわち
、負)の内部電圧が生じている。この内部電圧の極性は
次に現ゎれる走査書込みパルスEswと反対で、それら
の合成電圧はセルにおいて放電を起させるには不適当な
ものである。また、走査書込みパルスの極性は前の維持
パルスの極性と同じであるため、走査書込みパルスは先
に蓄積されていた壁電荷を消失させることなく、次に続
く維持パルス(負)と協働してオン・セルをオンの状態
に保つ。従つて走査書込みパルスはオン・セルに影響を
与えず、オン・セルを点滅させることもオフにさせるこ
ともない。第3図のE,wのピーク振巾は第2図に示さ
れる正常な書込みパルスEwと実質的に等しいとして示
されているが、(急俊なパルス整形を含む)別の標準的
なパルス操作を使用するには、意図した点滅機能を確実
に行なうためにはより大きな振巾のE,wが時々必要で
あることが経験的に示された。より大きなプラズマ・パ
ネル、例えば512×512セルのパネルの中央に位置
するセルは、E8Wにより走査されて確実に点滅するこ
とを時々仕損う。E8Wの振巾は勿論走査されたとき全
てのセルが点滅することを保証するよう増大することが
できるが、これは走査されたオフ・セル(或いは他のオ
フ・セル)が不意にオン状態に設定されうる可能性をま
ねく。動的キーファライフ(DynamicKeep−
Allve)より小さく、より均一な走査書込みパルス
を許容するためには、動的キーファライフ型のパネルを
導入すればよい。
導火役のセル即ちキーファライフ・セルからより遠く離
れたセルは、キーファライフ・セルから近いセルよりも
、アドレス・パルス(消去あるいは書込み)とキーファ
ライフ・セルの点火との間隔のような相対的間隔が短い
という利点が認められる。このような動的キーファライ
フ動作を使用すると、正常な書込みパルスEwと実質的
に等しい最大振巾のE8Wを使用できることが判つた。
実際に、以下に説明するように、正常な書込みパルスの
持続時間および形状を変えることにより(ただし始まり
は変えない)E,wを発生すると都合よいことがわかる
。走査消去及び走査書込みの組合せ プラズマ・デスプレイ・パネルと関連して、完全に制限
されない指示具として役立つライトペンを与えるために
は、走査消去及び書込みパルスを単一波形に組合せるこ
としか残つていない。
このような信号が第4図に示されている。すなわち、第
4図の波形Aに示すように、正常な維持信号上で走査書
込みパルスE8Wと走査消去パルスE,eの両方を重ね
て、唯一回の走査ステツプで済ませば便利である。波形
Bは(走査書込みの結果生じる)オフ・セルによつて放
出される光パルスのタイミングを示し波形Cは(正常な
維持信号及び走査消去から生じる)オン・セルによつて
放出される光パルスのタイミングを示す。波形Cの第3
の光パルスの後に現われている点線表示は、消去後完全
なメモリーが回復する前の発光パルスのタイミングを示
す。匍脚及び駆動回路 第5図は、第3図及び第4図に示し上述した波形と関連
した機能を行なうための実際の回路をプロツク図の形で
示す。
プラズマ・デイスプレイ・システム200が示されてお
り、これは(一点破線250内に包まれる部分を除いて
)標準的なプラズマ・デイスプレイ・システムに含まれ
る基本的な素子を表わす。MXNプラズマ・デイスプレ
イ・パネル202には、マトリクス表示のそれぞれの行
及び列と関連した個々のドライバが接続されている。パ
ネルはMXNの大きさで、M個の行ドライバ(201−
1,j=1,2,・・・M)とN個の列ドライバ(22
0−1,j=1,2,・・・N)がある。行及び列ドラ
イバの各々は、行列の合致によつて維持機能を行なうた
め、それぞれ振巾V8/2のパルスを与えるように配列
されている。これらのドライバは現在の標準型では、E
(消去)信号の付加により維持パルス上に重ねるか或い
は維持パルスを変形することにより、選択されたセルに
前に蓄積された「1」を消去するようになつている。こ
れらのドライバ201−1及び220−jはまた、印加
された書込み信号Wを重ねて所望の書込み動作をもたら
すように構成されている。第5図に示される個々の行及
び列ドライバは、入力Xi,i=1,2,・・・M、及
びYj,j−1,2,・゜゜Nによつて示される選択信
号によるところの標準的な方式でアドレス指定される。
それぞれのX及びYドライバ201−1および220−
jへのアドレス入力は、第5図に240として示された
アドレス・デコーダによつて(維持サイクル当り1つの
割合で)順番に発生される。
復号化すべきアドレスは第5図に230及び231とし
てそれぞれ示される複数のX及びYアドレス入力に供給
される。勿論、アドレス選択はプラズマ・パネル上の指
定したアドレスにおける選択的に変更した書込み及び消
去パルスの発生及び印加に対してのみ当面関係する。特
に、一対のXi及びYjリード線上の信号とそれ等に関
連したW及び/又はEll−ド線土の悟号との発生によ
り書込み及び/又は消去パルスが適当なセルに送出され
る。一方、行及び列ドライバの種々のEリード線入力上
に現ゎれる消去パルスは、順番に消去パルス発生器24
1によつて発生される。
消去パルス発生器241は、簡単に「消去」と示されて
いるリード線243において入力信号を受ける。1J−
ド線243上の信号は、全体の維持サイクルの期間、す
なわち第1図に示されるようなT秒の間続くと仮定され
る。
そして、リード線243上の悟号は、マスタクロツク2
35によつて正常な消去時に発生する適当なりロツク信
号と論理積がとられる。243上の信号とマスタクロツ
ク235からのこのような信号との論理積の作用は、リ
ード244上に維持サイクルの間における正常な消去パ
ルス開始時点で始まるパルスを与えることにある。
通常、このパルスはリード線244によつて消去パルス
発生器241に進んで、リード線245上にE(消去)
パルスを発生する。オア回路253がアンドゲート24
2と消去パルス発生器241との間に挿入されている。
オア回路253は消去パルス発生器241を働かせるた
めの交番路を与える。オア回路253への他の入力は、
アンドゲート251及び遅延回路252の組合せから得
られる。アンドゲート242の場合のように、アンドゲ
ート251はゲート信号と、マスタクロツク235から
の正常な消去クロツク・パルスとの論理積を与える。ゲ
ート251に印加されるゲート信号は、第5図に示され
るような典形的な形の外部のコンピユータのような入力
源から得られる。そして動作において、コンピュータ2
10から得られるパルスは、マスタクロツク235から
の通常生じている消去クロツクパルスと組合せてアンド
ゲート251に印加される。しかし、アンドゲート25
1からの出力はオア回路253への印加の前に遅延回路
252によつて遅延される。本発明によつて変形された
ような、第5図に示される消去回路の動作の全体的な効
果は、維持サイクルにおける正常な部分或いは選択的に
遅延された部分のいずれかにおいて生じる消去パルスを
与えることにある。土述したように、このような適当に
遅延された消去パルスは、プラズマ・デイスプレイ・パ
ネル202のオン・セルについてのライトペン識別機能
を実現するに当つて有利に使用されうる。上述したよう
に、任意の「オン」プラズマ・セルを識別できるように
遅延された消去パルスをプラズマ・デイスプレイ・パネ
ルの全面に亘つて走査することが望ましい。
従つて、コンピユータ210は、第5図のアドレス・デ
コーダ240のそれぞれの入力230及び231に対し
て適当な走査アドレスをリード線271及び272によ
つて与えるようになつている。コンピユータ210が通
常の増加符号で動作すればパネル202上の各プラズマ
・セルを順番に指定する一連のアドレスをT秒の期間に
与える。また第5図には、ライトペン260及び関連す
る増巾器261が示されている。
これら全体は標準型で特定の位置が光パルスを放出して
いることをコンピユータに知らせるため、ライトペン2
60の尖端の付近で発生している光パルスを検出するよ
うに使用される。コンピユータ210は、遅延消去パル
スの発生に対応する維持サイクルの部分の間の光パルス
の存在を示す信号を検出するような標準型になつている
。この選択的な検出は、第5図においては、遅延ユニツ
ト252の出力に現われる遅延消去クロツクによつてラ
イトペンからのパルス入力を通すアンドゲート262に
よつてなされる。プラズマ・パネルの正常な維持動作の
結果生じる放電において発生する光パルスと、正常な消
去(又は書込み)動作の結果生じる光パルスはコンピユ
ータ210によつて無視される。第5図について上に行
なつた説明は、本発明のオン・セル検出に主に関するも
のである。それでは標準的プラズマ・パネルの回路及び
動作順序を更に変形したものについて説明しよう。これ
らの変形は土述した走査消去及び動的キーファライフ機
能を実現するに当つて有益である。走査書込みパルスは
、走査消去パルスが正常な書込みパルスから得られるの
とほとんど同じ方法で、正常な書込みパルスから得られ
る。
クロツク回路235は、正常な書込み区間で、すなわち
第2図に示されるようにTWlで始まりTW2で終る区
間で、クロツクパルスをリード線275に与える。正常
な書込み動作が行なわれるときは、使用者が標準的方法
でリード線276上に論理レベルの書込み入力信号を与
える。リード線275及び276上の信号は、オア回路
278によつてりード線280に進む前に、アンドゲー
ト277において論理積がとられる。リード線280は
それぞれのX及びY5駆動回路201−1及び220−
jに印加されるWIJ−ド線である。リード線276上
の書込み信号はまた、アンドゲート277からの出力の
反転をアンドゲート288において通すために使用され
る。
TW2においてリード線275上の書込み信号が低レベ
ルに戻つてアンドゲート277の出力を低くすると、イ
ンバータ289の出力が高くなる。これは正のレベルを
リード線290上に出現させ、アンドゲート288の出
力が正常な書込みクロツク期間の終りで始まる。Cリー
ド線と示されたこのリード線290は、X及びY駆動回
路201−1及び220−jによつて発生される書込み
信号を直ちに振幅抑制(クランプ)するために使用され
る。(標準的な入手可能な交流プラズマ・パネルに設け
られている)このクランプの効果は、書込みパルスに急
峻な後縁を与えることにある。このクランプがなければ
、(高容量のパネル電極に接続され1こ場合)ドライバ
と関連する正常のターンオフ機構は、書込みパルスの大
きさを徐々に減少させるようなものになる。等価クラン
ピングも、デイスプレイ・セル電極用に維持ドライバと
関連して使用されるが、このような他のクランピングの
使用によつて本発明の実施1↓影響を受けない。走査モ
ードにおいて動作する場合、リード線281上のコンピ
ユータ210(又は他の外部の制御源)からの使用可能
官号によつて、アンドゲート282は書込みチヨツプ回
路284へのりード線275上の書込みクロツクパルス
を通過させる。書込みチヨツプ回路284は、維持サイ
クルにおいて正常な書込みパルスと同じ点すなわち第2
図のTWlで始まる、標準的書込みパルスの短縮版を発
生するように働く。この短縮は単に、書込みチヨツプ回
路に対し、所望の期間に等しい出力パルス持続期間を有
するワンシヨツト回路の形をとらせることによつて実施
される。ワンシヨツト回路はTwl(′始まるアンドゲ
ート282の出力に応答して短縮したパルスを発生する
。短縮された書込みパルスは、オア回路278及びWリ
ード線280を介してX及びYドライバ201−1及び
220−jに与えられる。走査書込みパルスの要求に応
じてリード線280に与えられる書込みパルスは、Cl
J−ド線290上のクランプ信号を伴なわないことに注
目すべきである。
リード線280に与えられた走査書込ま悟号が終了した
ときx及びYドライバはより低速で切替えることが許さ
れ、第3図に示されるように所望の徐々に減少する後縁
を与える。更に第3図に関連して、走査書込みパルスE
8Wはw窓内でほぼ完全に完了しなければならないとい
ういとを想い起して戴きたい。書込みチヨツプ回路28
4から出るパルスの周期を調整する時、X及びYドライ
バのターンオフが遅れる場合のための許容範囲をとつて
おかねばならない。典型的動作において、書込みチヨツ
プ回路284からの出力は約1.5μ秒の持続時間を有
するほぼ矩形のパルスである。X及びYドライバ201
−1及び220−jによつてパネルのセルに印加される
走査書込みパルスは、正常な書込み動作において生じる
型のクランプ悟号がないため幾らか伸張される。アンド
ゲート291の機能は、書込みチヨツプ回路284から
の出力パルスに応答して発生される、検出された光パル
ス信号を通す際のアンドゲート262の機能と同じであ
る。
ゲート262或いは291のいずれかからのパルス出力
は、現在アドレス指定されている位置が、ライトペン2
60の付近にあることを示し、291からの出力はセル
がオフであることを示し、262からの出力(メセルが
オンであることを示す。動的キーファライフ 第5図のプラズマ・デイスプレイ・パネル202の動作
は、動的キーファライフ技術を使用する正常な維持/書
込み/消去モードにおいてその価値が高まる。
このような動的キーファライフ技術を上述した型の走査
書込み(及び消去)パルスに結合すると特に有利である
ので、このような動的キーファライフ機能を第5図のシ
ステムに適応する方法を簡単に説明する。第6図はプラ
ズマ・デイスプレイ・セルの512×512マトリクス
を含む典型的プラズマ・パネルを示す。
これらのデイスプレイ・セルをふち取るのは、パネルが
動作しているときいつでも典型的にオン状態にあるいわ
ゆるキーファライフ・セルの帯である。これらのキーフ
ァライフ・セルはデイスプレイ・セルと実質的に同一で
あるが、通常のデイスプレイ・セルよりも幾分高い維持
レベルVKAでしばしば動作する。典型的な従来システ
ムにおいて、キーファライフ・セルはデイスプレイ・セ
ルと同期して維持される。すなわち、どんなことがあつ
ても、アドレス指定されているセルの位置により変化し
ない、デイスプレイ・セルの維持サイクルとの時間関係
をもつて維持され。キーファライフ・セルを維持する時
間は、アドレス指定されているセルの相対的距離を補償
するように調整される。第5図では、キーファライフ維
持信号は動的キーファライフ発生器292によつて発生
される。一般に、その時に必要なことは、クロツク23
5によつてリード線293上に発生される正常なキーフ
ァライフ悟号の発生時点を動的キーファライフ発生器2
92において選択的に変更することだけである。簡単に
するため、キーファライフ・セルはプラズマ・パネル2
02の左右のふちに沿つてのみあり上下のふちにはない
と仮定すると、キーファライフ維持時間の変更は、現在
アドレス指定されているセルのX座標にのみ対応する。
キーファライフ維持パルスの正確な位置を制御するに当
つての1つの小さな困難は、全てのセル電圧が半選択方
式により得られることから起る。
つまりすなわち、キーファライフ維持倍号は一部分が行
信号から、また一部分が列悟号から得られる。その上、
列選択悟号は各列のデイスプレイ・セルとキーファライ
フ・セルによつて共通に分配されている。しかし、デイ
スプレイ維持信号は特定のアドレスに対して時間調整さ
れるべきでない。従つて、一方の半選択成分を一定に保
持しつつアドレスによつて変るキーファライフ・セルの
1つを指定するためには、もう1方の半選択成分は他の
場合に比して若干複雑にする必要がある。第7図におい
て、波形Aは典型的なデイスプレイ・セルに対する所望
の正味維持電圧を示し、波形Bは波形Aの電圧の列成分
を示す。第7図の波形Cは、代数的組合せB−Cを形成
することによつて所望のキーファライフ維持波形Dが生
じるように他方の(行の)必要な成分を示す。この組合
せは標準的な方法でパネル構体によつて行なゎれる。キ
ーファライフ光パルスは、波形Dの正のキーファライフ
・パルスの開始後特性時間θ1経つて現われる波形Eに
示される。
波形Dのこの正のキーファライフ・パルスの開始は、波
形Bの正の列維持官号の終了後、アドレスに依存する時
間φの後に起る。波形Fは、第7図の種々の他の波形に
対する走査消去パルスE,wの位置を示す。第8図は、
第7図の波形Cに現われるキーファライフ・セル行電圧
の種々の成分を示す。特に、第8図の波形Bは振巾V8
の悟号を示し、波形Cは振巾Vkaの波形を示し、波形
Dは振巾−Vkaの波形を示す。時間基準を与えるため
のデイスプレイセルに印加される通常の維持倍号は波形
Aに示される。勿論、第8図の波形B,C及びDの各々
は、波形B,C及びDと同じタイミングを有する1つの
クロツク悟号によりゲートを通す(ゲーテング)ことに
よつて標準的方法で発生されうる。勿論、ゲーテイング
された倍号の各々は第8図に1/示されるそれぞれの振
巾を有する。
固定レベルの波形のゲーテイングは、プラズマ・パネル
の任意の行或いは列振巾に悟号を印加する方法を正確に
する。従つて、振巾士Vka及びV8の信号が標準的な
入手可能なパネルにおいて適用可能であるならば、必要
なことは第8図の波形B,C及びDに対応する変更され
た論理レベル制御悟号を簡単な方法で発生することだけ
である。第8図の波形Dに現われる成分のタイミングは
アドレスされている位置のアドレスに依り時間変化を受
けることが認められる。
従つて、波形Dのパルスに対応する論理信号はセルアド
レス信号に応答して適当に変更される。この目的に適す
る回路が第9図に示されている。第9図には、デコーダ
932はアドレス回路802からの信号に応答するよう
に示されている。
アドレス回路802からの信号は、左右のふちにのみ沿
つたキーファライフ・セルを仮定した場合に対してXア
ドレス入力に対応する。デコーダ932はXアドレスの
上位3ビツトを検査して、それから第10図に示される
8つの垂直セグメントのどこに、呼び出されるべきセル
が収容されているかを決定する。それからデコーダ93
21jード線930及び931上に惜号を与えてアンド
ゲート951〜954の1つを選択しこのことによつて
遅延なく或いはΔτ,2Δτ又は3Δτの遅延をもつて
選択を行なう。従つて、第8図の波形Eに現われる形を
有するクロツク信号がリード線950上に印加されると
、適当に遅延されたその波形の複製が維持ドライバ95
9に印加するのに適したオア回路958の出力を形成す
る。勿論、維持ドライバ959は、リード線960への
時間可変な−Vka信号だけでなく時間固定の+Vka
及びV,倍号もまた通すように配列された標準的なキー
ファライフ・ドライバである。上記詳細な説明は、それ
だけで及び走査消去パルスと結合して標準的なプラズマ
・パネル・システムに走査書込みパルスを導入しうる方
法を示した。
更に、上記説明は、それぞれの書込み/消去及び維持悟
号に対しかなりの振巾を保ちつつ、望ましくない漏話(
望ましくない書込み或いは消去)を起すことなく両走査
パルスを利用しうる方法を示した。標準的プラズマ・パ
ネルに必要な変更が最少であることが示される一方、得
られる結果がプラズマ・パネルデイスプレイ装置の応用
を大いに高める。印加されるアドレスに応答して走査書
込み及び消去パルスを発生及び検出することを強調した
が、それではアドレスを発生して、変形したプラズマ・
パネル刀)らの出力信号を有利に利用しうる方法を示そ
う。
最初に、コンピユータ210によつて行なわれる機能を
考えてみるとよい。コンピユータは、入力リード線23
0及び231の組に印加するためにそれぞれリード線2
71及び272上にX及びYの連続的なアドレス信号列
を与えることが必要なだけである。周知のように、汎用
コンピユータは連続的なアドレス倍号列を発生するため
に適用される。実際に、これは多分汎用プログラム・コ
ンピユータの動作の最も典型的なモードである。すなわ
ち、その内部メモリーの位置を順に呼び出すことはこの
ようなコンピユータにとつて最も一般的である。このた
め、プログラム或いはアドレス・カウンタが順次増分さ
れて必要なアドレス信号列を与える。本発明のため、コ
ンピユータ210は、第1行のアドレス例えばY=1で
一定のYアドレスを担持しつつX位置を順次Mだけ増分
することによつて、プラズマパネルの左上手角のような
適当な出発点で始まるそれらの悟号を正確に与えうる。
このXについての増分過程は、全体のパネルが走査され
るまでY=2などの新しい値に関して繰返される。走査
消去或いは走査書込み期間の間の書込み信号のそれぞれ
の検出を示す悟号がアンドゲート262或いは291の
一方からの出力として発生されるときはいつも、コンピ
ユータ210が任意の機能範囲を与えるように装置を配
列できる。
コンピユータ210は現在のアドレス(XおよびY座標
)を注目するだけで他に何もする必要がないことが望ま
しいかも知れない。つまり、例えば電気回路の簡略図に
対応する映像がプラズマ・パネル上に表示されていると
すれば、特定の素子例えば抵抗器をプログラムによつて
識別することだけが必要かも知れない。他の応用におい
て、ゲート262或いは291の各1つからの出力とア
ドレス信号の組合せは、プラズマ・パネル202にその
とき表示されている映像を変更するために使用されうる
例えば、もし全てのセルがオフ状態にあり、ライトペン
が与えられた位置に接近して保持されている間に、走査
書込み信号がアンドゲート291の出力に信号をひきお
こす状態にプラズマ・パネルがあると、識別されたセル
の状態をオン状態に変えることは容易である。このため
に必要なことは、走査すなわちアドレス信号の増加を一
時保留し、保留直前のアドレス対を入力リード230お
よび231の組に対して再印加し、しかもリード276
土に書込信号を印加しさえすればよい。走査及び検出動
作はこのような大きな速度で起るので、最後に挙げた走
査書込み検出及びセル状態変更は、操作者がプラズマ・
パネル202の表面上でライトペン260を急速に動か
している間に行なうことができる。そのとき行なわれる
全体的な作用によつて、プラズマ上で(オフ・セルをオ
ン・セルに変えることによつて)書込みを行なうことが
できる。勿論、極めて類似した手順がプラズマパネルセ
ルの全てのオン状態に関連して行なわれうる。アンドゲ
ート262の出力において信号を示す走査消去パルスに
よる特定のオンセルの検出によつて、そのときのアドレ
スを再印加し、かつリード線243上に消去信号を印加
すればよい。そのときの作用は移動しているライトペン
の近くのセルをオフにすることによつて操作者がプラズ
マ・パネルに書込めるようにすることにある。しかし、
本発明の効果的利点は、書込みおよび消去パルスの両方
を特別に調時し整形して各維持サイクル間に組込むこと
によつて、オンおよびオフの両方のセルを検出し、必要
ならば状態変更を行なうことができることにある。
コンピユータ210による他のより複雑な動作が勿論可
能である。
周知の「光ボタン」技術が本発明と関連して使用するた
め適応されうる。すなわち、或るキーワードがコンピユ
ータ210のサブルーチンと独自に関連づけられうる。
これらのコード(又は記号)がプラズマパネル202上
にある位置を識別することによつて、コンピユータ21
0の対応するサブルーチンの実行が特定されうる。例え
ば、回路分析ルーチンがコンピユータ210に格納され
、かつ対応する呼称がプラズマ゛パネル202上に表示
されて、そのパネルがまた電子又は他の回路を表示しう
る場合、そのときプラズマ・パネル202上に表示され
ている回路について回路分析ルーチンをコンピユータに
実行させることはやさしいことである。しかし、コンピ
ユータ210は、プラズマ・パネル202上に表示され
る回路に対応する情報をそれに既に蓄積していなければ
ならない。キーファライフ・セルからの任意のデイスプ
レイ・セルの距離が中位な場合には、動的キーアライブ
の特長を用いることは必要ないかも知れない。
もつと適当な場合には、走査光パルス技術及び回路が走
査消去パルス技術及び回路と独立に使用されうる。必要
なアドレス信号列を発生するための代替手段が使用され
うることも明らかにしなければならない。
特に、別々のXおよびYカウンタが第5図においてそれ
ぞれ人力230及び231に出力を印加させることもあ
る。そのときこれらのカウンタは、マスタ・クロツク2
35の制御のもとで標準的な方法で作動され歩進されて
、各維持サイクルの間に新しいアドレスを発生する。そ
してこれらのアドレスはライトペン出力が選択した走査
パルスの巾の間に生じた時、コンビユータ210又は他
の利用回路に印加されうる。図示されていないが、遅延
及び他の時間区間を調整して、コンピユータ210又は
他の利用回路がデイスプレイ・システム200のすぐ近
くから物理的に離れている場合に遭遇する伝播遅延を補
償することは当業者にとつて起るであろう。特別な別の
維持信号列が当該技術において知られている。
図面に示し上述した走査書込み及び消去パルスは単に典
型的なものである。各々の場合において、Δ秒の遅延は
、それがなければ正常であるべき消去パルスを、後続す
る維持パルスに向つてτ秒内に近づける。走査書込みパ
ルスとそれに続く反対極性の維持パルスの相対的間隔(
ま、種種の正常なパルス・パターンを有するシステムの
オフ・セルの検出に当つて有利に利用されうる。標準的
な商業用パネルの幾つかの応用において、例えば正常な
書込みパルスは同一極性の正常な維持パルスの少なくと
も一部の上に重ねられる。すなわち、第2図に示される
窓Wは正の維持パルスを越えて左の方に伸びている。こ
の正常な書込み順序は同様にして正常な書込みパルスの
前縁をチヨツピングするかまたはそれを遅延させるかし
て、正の維持パルスによつてそれが十分補強されること
を妨げることによつて、走査書込み機能を行なうため変
形することができる。これは、セルの電荷の「永久」蓄
積によつて、実際の書込みが起ることを防止する。再度
繰返すが次に続く負の維持倍号によつて雉持されること
ができる放電を生じないように、すなわち走査書込みパ
ルスが反対極性の次の維持パルスのTR秒以内に移動す
ることができないように注意しなければならない。これ
までの説明は、おのおののセルが走査される素子である
として、すなわち、各プラズマ・セル或いは他のセルが
別々に順番に走査されるとの仮定で行なつてきた。しか
し、このような制限は本発明にとつて基本的なものでは
ない。デイスプL・イ面の全体の行、列、象限或いは他
のいかなる部分でも開示した回路に簡単な変形を使用す
れば、走査される素子と考えることができる。十分なプ
ログラム或いは他の論理制御が使用すれば、例えば段々
領域を小さくするというようなことも含んだ、より有効
な走査が使用され得る。これまでの説明は、最も普通な
2状態プラズマ・セルによつて行なつてきたが、プラズ
マ・セルであるにせよ他の基本的発光装置であるにせよ
、2状態セル以外にも本発明を応用することができるこ
とは当業者にとつて認識されるであろう。
ライトペン信号を簡単に閾値検出することによつて、変
化する強度の信号を分離することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、先行技術における、走査消去パルスのセル電
圧及び光パルスに対するタイミング及び作用を要約した
波形図である。 第2図は、典型的先行技術の書込み及び維持パル列を示
す波形図である。第3図は、本発明による正常な書込み
パルスに対する一変形を示す波形図である。第4図は、
走査書込みパルス及び走査消去パルスの両方を含む合成
波形と、それをオフ及びオン・セルへ印加したことによ
り生ずる光パルスとを共に示す波形図である。第5図は
、プラズマ・パネルにおけるライトペンの使用に関連し
て信号を発生、印加、検出及び修正するための本発明の
好ましい実施例による典型的なシステムを示すプロツク
図である。第6図は、プラズマ・パネル上の典型的なキ
ーファライフ電極を示す略図である。第7図は、本発明
の別の面による動的キーファライフ・セル動作を説明す
る波形図である。第8図は、キーファライフ信号の成分
が組合ゎされる方法を示す波形図である。第9図は、印
加されたアドレス信号に応答して、選択的に遅延された
キーファライフ信号成分を発生するための簡単な回路図
である。第10図は、第9図の回路によつて与えられる
典型的な遅延に関連し1こプラズマ・パネルの典型的な
区分けを示す略図である。〔主要部分の符号の説明〕、
202・・・・・・多セルデスプレイパネル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多セルディスプレイパネル202を含み、前記パネ
    ル内に各セルが、(1)周期的に極性が変わる維持信号
    電圧パルスの印加によつて前記セルが影響を受けないオ
    ス状態、または、(2)前記周期的維持信号電圧パルス
    が光パルスを所定時に放出させうるオン状態にあること
    ができ、さらに一連のアドレス信号に応答して一連のセ
    ルに順次走査信号を印加するための回路250、と前記
    セルからの光パルスを検出するライトペンとを含む、デ
    ィスプレイシステムにおいて、前記走査信号は前記維持
    信号電圧パルス上に重畳された一対の電圧パルス(第4
    図のe_s_eおよびe_s_w)からなり、その一方
    の電圧パルスは前記所定時以外の時にオン状態にあるセ
    ルから光パルスを放出させるよう作用するが、オフ状態
    にあるセルからは光パルスを放出させるようには作用せ
    ず、他方の電圧パルスはオフ状態にあるセルから光パル
    スを放出させるよう作用するが、オン状態にあるセルか
    ら光パルスを放出させるようには作用せず、前記走査信
    号のいずれの電圧パルスも前記走査信号の印加されたセ
    ルのオン又はオフ状態を変化させる作用をしないことを
    特徴とするディスプレイシステム。
JP50121438A 1974-10-09 1975-10-09 デイスプレイシステム Expired JPS5946018B2 (ja)

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