JPS60126281A - オルトエステル誘導体及びその製造方法 - Google Patents

オルトエステル誘導体及びその製造方法

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JPS60126281A
JPS60126281A JP58233647A JP23364783A JPS60126281A JP S60126281 A JPS60126281 A JP S60126281A JP 58233647 A JP58233647 A JP 58233647A JP 23364783 A JP23364783 A JP 23364783A JP S60126281 A JPS60126281 A JP S60126281A
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JP
Japan
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group
straight chain
polyacetylene
chain alkylene
carbon atoms
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JP58233647A
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Akira Yoshino
彰 吉野
Kenichi Sanechika
健一 実近
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
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  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なオルトエステル誘導体及び製造方法に関
するものである。
従来、クラウンエーテル等の含酸素有機化合物はカチオ
ン種、例えばLi” 、 Na″″、K3等と特異的な
相互作用機能を有することが良く知られている。
本発明者らはかかる含酸素有機化合物の有する機能につ
いて広く検討する過程において、新規なオルトエステル
誘導体を見出し、しかも該誘導体はLi” 、 Na”
″、K′″、等のカチオン種と特異的な相互作用機能を
有することが判明した。
即ち該オルトエステル誘導体の基本的特徴として (イ)イオン電導性 (ロ)アルカリ金属イオンとの特異的相互作用(ハ)ア
ニオン種に対する保護作用 等の性質を有し、特にポリアセチレン等の共役系重合体
のn−ドープ体に対し極めて顕著な安定化作用効果をも
たらすことを見出した。
近年USP−4,204,21Et 、 LISP−4
,222,903テポリアセチレン等の共役系重合体は
カチオン種でのn−ドーピング、又はアニオン種でのp
−ドーピングにより驚異的な電導性を示すことが開示さ
れ、更にはEP−38118では、かかるポリアセチレ
ン等の共役系重合体を用いた二次電池が提案され、極め
て高容量の新型二次電池として関心を東めている。この
中特にカチオン種でn−ドープされたポリアセチレンは
、二次電池業界で非常に要請の大きい非水系二次電池の
負極活物質の有力候補として特に期待されている。しか
しながら前記EP−36118記載の如く該n−ドープ
されたポリアセチレンは極めて不安定な性質を有してお
りその不安定さは実用化に大きな妨げとなっていた。
かかるn−ドープされたポリアセチレンの不安定性は、
化学的に極めて活性なカルへニオン類似構造に起因する
木質的なものと解され、その安定性の向上は不可能に近
いと思われていた。
しかしながら本発明者らは種々の観点から鋭意検討の結
果、一般式(I): M■ 8の OeOθ 1 [Mはアルカリ金I市の群から選ばれた少なくとも一種
を表わすa z、l z2は互いに同−又は異なってい
て、炭素原子数2〜5の直鎖アルキレンツ、に又は炭素
原子数2〜5の直鎖アルキレン基の水素原子がハロゲン
原子、アルキル基及びアリール基よりなる群より選ばれ
る少なくとも1種の置換基により置換された基; わす。] で示される新規オルトエステル誘導体を見出し、該オル
トエステル誘導体がn−ドープされたポリアセチレンに
対する極めて顕著な安定化作用を有することを発見し本
発明を完成するに至った。
本発明で云うオルトエステル誘導体とは、一般式(1)
で示されるものであって、Mはリチウム、ナトリウム、
カリウム等のアルカリ金属を表わす。
一般式(1)における直鎖アルキレン基の炭素原子数又
は置換直鎖アルキレン基の直鎖アルキレン部分の炭素原
子数は2〜5の範囲である。該炭素原子数が6以上の場
合には該化合物のカチオン種との相互作用機能が乏しく
本発明の趣旨から外れるものであり、該炭素原子数が1
の場合は該化合物の合成が困難である。また、一般式(
1)中が2以下の場合は環の歪が大きく不安定であり、
nが6以上の場合は合成が困難である。
置換直鎖アルキレン基の置換基としてはハロゲン原子、
アルキル基、アリール基が挙げられる。
ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等
が挙げられ、アルキル基、アリール基としては、メチル
、エチル、n−プロピル、1so−ブチル、n−ペンチ
ル、フェニル、トリル、ナフチル、4−メトキシフェニ
ル、4−クロロフェニル等の基が挙げられる。
かかる本発明のオルトエステル誘導体を得る方法として
、一般式(II ) : [Zは炭素原子数2〜5の直鎖アル も1種の置換基により置換された である基を表わす。] で示される環状炭酸エステル化合物の還元的カップリン
グ反応による方法が挙げられる。還元的カップリング力
法としては、 (a)リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属とビフェニール、ナフタレン、アントラセン、等との
有機金属錯体と一般式([)で表わされる化合物を反応
せしめる方法。
(b) リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウム
イオン等のアルカリ金14イオンの少なくとも一つを含
む支持電解液中において一般式(II )で表わされる
化合物を電気化学的に還元せしめる方法。
等が挙げられる。
(a)の方法を実施するには、テトラヒドロフラン、ジ
メトキシエタン、ジェトキシエタン、ジエチルエーテル
等の溶媒中において有機金属錯体と(II )とを反応
せしめることにより得られる。反応温度は特に限定され
ないが一100°C〜100°Cの範囲において任意に
選択される。
(b)の方法を実施するには後述し電解質及び(l及び
更に要すれば溶媒からなる電解液中において電気化学的
に還元せしめる。この時の還元電位は、リチウム標準電
極に対して通常−0,1V〜+2.5vの範囲で行う。
かかる方法の場合、オルトエステル誘導体は電極表面上
もしくはその近傍に生成する。本発明の新規エステル誘
導体は水等のプロトン性化合物の非存在下で安定に存在
し、固体イオン電導性、及びアルカリ金属イオンとの相
互作用機能を有し極めて有用な化合物である。
かかる本発明の新規オルトエステル誘導体及び出発物質
の環状炭Sエステルの具体例を示せば。
\ 等が挙げられる。
前記の如く本発明の新規オルトエステル:A導体はイオ
ン電導性、アルカリ金属イオンとの相互作用機能を有し
ており、n−ドープされたポリアセチレンと複合化した
場合に極めて驚くべき効果を発揮する。即ち該オルトエ
ステル誘導体で被覆されたn−ドープされたポリアセチ
レンが極めて安定化されるという作用効果をもたらす。
本発明で云うポリアセチレンとは、遷移金属化合物と有
機金属化合物からなるチーグラー型触媒、遷移金属化合
物と還元剤からなる触媒、等の存在下アセチレン更に要
すれば共重合性モノマーとを重合せしめることにより容
易・に、フィルム状、粉末状、あるいはゲル状として得
られるものである。該ポリアセチレンは電子受容性化合
物との反応又は電気化学的酸化反応によりp型ドーピン
グを、又電子供与性化合物との反応又は電気化学的還元
反応によりn型ドーピングが容易に進行することは周知
の事実である。この中特にn型ドープされたポリアセチ
レンは前記の如く、その特異的な性質に注目されながら
も、その不安定性の故に実用に至っていないものである
本発明の新規オルトエステル誘導体をn−ドープされた
ポリアセチレンに被覆することにより、その酸素、炭酸
ガス、反応性溶媒等に対する安定性が飛躍的に向上する
。更には後述の如く電気化学的可逆的安定性に対しても
極めて顕著な効果を発現する。その被覆方法としては前
記の方法により製造されてオルトエステル誘導体を溶媒
に溶かした溶液でポリアセチレン又はそのn−ドープ体
に塗rljする方法がまず挙げられる。ここで用い得る
溶媒としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性溶媒が
好適である。
又、別法としてポリアセチレンを電極として該表面」二
に該オルトエステル誘導体を直接電気化学的還元反応に
より生成被覆せしめる方法が挙げられる。後渚の方法は
極めて薄い被覆層を形成する場合に好適である。この方
法を実施するには、前□記一般式(11)で示される環
状炭酪エステル化合物、及びLi” 、 Na” 、 
K+等のアルカリ金属の群から選ばれた少なくとも一つ
のイオンを含有する電解液中においてポリアセチレンを
電極として電気化学的に還元せしめれば良い。該操作に
よりオルトエステル誘導体による生成被覆反応とポリア
セチレンのn−ドーピングが同時に進行する。
この場合、環状炭酸エステルをそのまま電解液溶媒とし
て用いても良いし、他の溶媒に希釈もしくは溶解せしめ
て用いても良い。該環状炭酸エステルの使用量としては
電解液溶媒中0.1−100重量%(電解質を除いた重
量%)の範囲、特に10〜100重量%の範囲が好まし
い。用いられる他の溶媒としては該還元反応を進行せし
める電位範囲において電気化学的に安定な非プロトン性
溶媒が選択される。かかる溶媒としてテトラヒドロフラ
ン、メチルテトラヒドロフラン゛、ジメトキシエタン、
ジエチルエーテル、アセトニトリル、プロピオニトリル
、ベンゼン、トルエン、キシレン、アニソール等が挙げ
られる。
電解液を構成する電解質としては、LiC10+、Li
C1,LiBF4 、LiBr、LiPF6 、CH,
5O3Li、CF、5O3Li、NaClO4、NaB
F4 、NaPF6 、CH,5ojNaCF3SO,
Na、 KPF6、CH,SO,K 、 CF3SO3
に等が挙げ゛られる。
該電気化学的還元反応を進行せしめる電位範囲としては
、リチウム標準電極電位に対し−0,1V〜+2.5v
の範囲、更に好ましくはリチウムイオンの場合はO,O
V〜+1.8v、ナトリウムイオンを用いる場合には+
0.3v〜+1.8 V、カリウムイオンを用いる場合
には+0.1V〜+1.8 Vの範囲が特に好ましい。
又、電気化学的還元反応せしめる為の通電総電気量とし
てはポリアセチレンOHユニット当り30〜80モル%
相当、好ましくは35〜70モル%相当の電気量で通電
処理するのが好ましい。
尚、ここでポリアセチレンCHユニッl−当すのドープ
iAモル%相当の通電電気量Q(アンペアアワ一単位)
は次式によりめられる。
ここでWは用いたポリアセチレンの重!M(ダラム単位
である。
前述の如く本発明の新規オルトエステル誘導体で被覆さ
れたn−ドープ状態のポリアセチレンは非常に安定化さ
れ、電気化学的にも極めて安定な可逆性を有するように
なり、非水系二次電池、固体電解質系二次電池の負極活
物質として極めて優れた性能を発揮する。かかる二次電
池を製造する場合、前記方法により得られる本発明の新
規オルトエステル誘導体で被覆されたポリアセチレンの
n型ドープ状態又はアンドープ状態のものを負極として
組立てても良いし、又、非水系二次電池の場合には前記
の電気化学的被覆処理液を二次電池゛−「酢液として用
いれば初充電過程において電気化学的被覆処理が行われ
好都合である。かかる二次電池の正極活物質としでは特
に限定はしないが、FeS2 、 TiS2 、 T 
iS3、 MnO2、Li +−x(’o02(但しO
<x≦1)、v205、MoO3、CuF2、更にはP
型ポリアセチレン、P型ポリパラフェニレン、P型ポリ
ピロール等の正極活物質から任意に選択される。
又非水電解液としてはテトラヒドロフラン、ジメI・キ
シエタン、スルホラン、メチルスルホラン、プロピレン
カーボネート、エチレンカーボネート、γ−ブチロラク
トン、アセトニトリル、プロピオニトリル等で代表され
る有機溶媒に、LiCIO4、LiCl、LiBr、 
LiBF4 、 LiPF6 、NaClO4、N、a
BF、1 、NaPFa 、OH,SO,K 、OF、
SO,KXPF6等で代表される電解質を溶解せしめた
ものが用いられる。
又、固体電解質としては特に限定しないが、Lil、 
Li1(All、 OJ) 、 Li、N、 Na、Z
r25t2P0,2、N2(15,2Fe、O,・0.
8 ZnO等が用いられる。
木発lJ1の新規オルトエステル誘導体で被覆されたn
−ドープされたポリアセチレンは極めて安定化され、こ
れを負極活物質として用いた二次電池は長期充放電サイ
クル性、自己放電特性、電圧維持特性等の面で従来のn
型ポリアセチレンを用いた場合に比べ驚異的な性能向」
二が見られ、実用的な新型二次電池として極めて有用で
ある。
以下未発IIIを実施例により更に詳しく説IJJする
m −ポリアセチレン(1) ’A 造”本実験例は以
下の実施例で用いたポリアセチレンの調製法を示すもの
である。
N2雰囲気下、内容積800謬りのガラス容器にトルエ
ン5o111をとり、テトラブトキシチタン6 11n
、トリエチルアルミニウム l0mMを加えて触媒を調
製した。容器を一78℃に冷却後、系内を排気し、容器
壁面に触媒液を塗布しアセチレンガスを導入した。直ち
に壁面に膜状ポリアセチレンが生成し、15分放置後系
内を排気した。0.5N−HC!l−MeOHで5回洗
浄した後乾燥し取り出した。
この膜状ポリアセチレンを250’Cで5秒間熱処理し
た後以下の実施例で用いた。
実施例1 ナフタレン1.28gをテトラヒトひフランl00m1
に溶解した後、リチウム金属0.14gを加え室温で2
時間攪拌を行いりチウム−ナフタレン錯体を得た。この
溶液にプロピレンカーボネート2.5gを滴下したとこ
ろ直ちにti、+茶色の沈殿生成物がfIIられた。こ
の沈殿をN2中で7Ii別、及びベンゼン洗浄を行った
後、乾燥し粉末状生成物2.1gをfIIた。
この粉末状生成物の分析結果を第1表及び第2図に示す
。尚、分子量はジメチルスルホキシドを溶媒とする凝固
点降下法によりめた。
又、N、1!、R,はDMSO−dB溶奴中、赤外スペ
クトルはKBr法で314足した。
第1表 実施例2 ビフェニル1..54gをジメトキシエタンloOmM
に溶解した後、ナトリウム金属0.48gを加え室温で
2時間攪拌を行い、ナトリウム−ビフェニル錯体を得た
。この溶液にエチレンカーポネー1−2.5gを添加し
たところ薄茶色の沈澱生成物が得られた。
この沈澱をN2中でか別、及びベンゼン洗浄を行った後
、乾燥し粉末状生成物1.9gを得た。
この粉末状生成物について実施例1と同様の分析を行っ
た。結果を第2表に示す。
第2表 実施例3〜5 アントラセン1.78gをテトラヒドロフラン100m
文に溶解した後、カリウム金属0.48gを加え室温で
2時間攪拌を行い、カリウム−アントラセン錯体を得た
。この溶液に第3表に示す環状炭酸エステルを各々2.
5g添加したところ、何れも?1.V茶色の沈澱生成物
を得た。実施例1と同し操作を行った後、各々の粉末状
生成物を得た。
第3表に各々の分析結果を示す。
第3表 一ル 実施例6 0.6M−LiC!04−プロピレンカーボネート溶液
を電解液とし、13mgのポリアセチレンを作用極に、
対極に50mgのリチウム金属、参照極にリチウム金属
からなる三極電気化学反応系を設定し、作用極をカソー
ドとして5mA定電流で2.3時間通電処理を行った。
この時の通電電気量Q = 0.0115AHr、ドー
プ量A = 42.9%相当の電気量であった。この間
、作用極ポリアセチレンの参照極に対する電位は+2.
7vから+〇、IVに変化した。
次に作用極をアノードとして5mA定電流で通電処理を
行ったところ、作用極の電位が+2.5vに達するまで
1.1時間要した。この後電解液を抜き取り、ポリアセ
チレンをプロピレンカーボネート。
ベンゼンの順で洗浄した後、乾燥した。
乾燥後測定したこのポリアセチレンの赤外スペクトルを
第2図に示す。又、未処理のポリアセチレンを参照試料
として測定した差スペクトルの結果を第3図に示す。明
らかに被覆層が形成され、しかもこのスペクトルは実施
例1で(11られた生成物のスペクトル(第1図)と一
致した。
以上のことから、実施例1で製造したのと同じオルトエ
ステル誘導体がポリアセチレンの表面に生成したことが
わかる。
次にこのポリアセチレンをメタノール中に浸漬し洗浄し
た後、乾燥させた。第4図にこの時の赤外スペクトルを
示す。このスペクトルは元のポリアセチレンのスペクト
ル(第5図)と一致した。
比較例1 実施例6においてプロピレンカーボネートをテトラヒド
ロフランに変えた以外は全く同じ操作を行った。テトラ
ヒドロフランで洗?jlZI後のポリアセチレンの赤外
スペク]・ルを第6図に示す。このスペクトルは元のポ
リアセチレンのスペクトルと一致し、被覆層が形成され
ていないことが判明した。
実施例7 負極としてポリアセチレン1.3g、1極としてLiC
oO23,7gを用い、0.88−LlBr−zチレン
ヵーボネ−1・/ベンゼン(50150重量比)溶液と
して第7図に示すペーパー型バッテリーを試作した。
第7図において、lはAnラミネートポリエチレンより
なる外装フィルム、2は白金メッキされた厚さ50g、
5 cmX 5 cmのニッケル箔よりなる正極集電体
で外装フィルムlと爆着されている。3は正極活物質、
4はポリプロピレン不織布よりなるセパレーター5は負
極活物質、6は/−7さ50μで5 cmX 5 cm
のニッケル箔よりなる負極集電体である。
このバッテリーを10mA定電流で120時間初充電を
行った。こ(7) II+j、の通電電気量Q = 1
.2AHr、ドープ量−44,8%相当の電気Glであ
った。
次に5(1mA定電流で2.5Vまで放電させた。
」−記処理後、充電終止電圧4.5V、放電終止電圧2
.5vの条件下50mAの定電流充放電テス)・を行っ
た。サイクル結果を第8図aに示す。
比較例2 実施例7においテLiCoO23,7gを天然黒鉛3.
7gに変えた以外は同じペーパー型バッテリーを試作し
た。このバッテリーを最初から、充電終止電圧4.5V
、放電終止電圧2.5Vの条件下50mAの定電流充放
電テストを行った。サイクル結果を第8図すに示す。
【図面の簡単な説明】
第1図〜fit、6図は赤外吸収スペクトル図を表わし
、@7図はペーパー型バッテリーの概略断面図、第8図
はサイクルテスト結果を表わすグラフである。 第7図において、lは外装フィルム、2は正極集電体 
、3は正極活物質、4はセパレーター、5は負極活物質
、6は負極集電体、第8図においてaは実施例4の結果
を、bは比較例2の結果を示す。 出願人 旭化成工業株式会社 代理人 豊 [J] 善 雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (+)一般式(■): M(i″M■ [Mはアルカリ金属の群から選ばれた少なくとも−・種
    を表わす。ZI 、Z2は互いに同−又は異なっていて
    、炭素原子数2〜5の直鎖アルキレン基;又は炭素原子
    数2〜5の直鎖アルキレン基の水素原子がハロゲン原子
    、アルキル基及びアリール基よりなる群より選ばれる少
    なくとも1種の置換人(により置換された基; わす。] で示されるオルトエステル誘導体。 (2)アルカリ金属と芳香族炭化水素から得られる有機
    金属錯体と一般式(■): [Zは炭素原子数2〜5の直鎖アル も1種の置換基により置換された である基を表わす。] で示される環状炭酸エステル化合物とを反応せしめるこ
    とにより一般式(1): %式%( [Mはアルカリ金属の群から選ばれた少なくとも一種を
    表わす。2..22は互いに同−又は異なっていて、炭
    素原子数2〜5の直鎖アルキレン基;又は炭素原子数2
    〜5の直鎖アルキレン基の水素原子がハロゲン原子、ア
    ルキル基及びアリール基よりなる群より選ばれる少なく
    とも1種の置で示されるオルトエステル誘導体を得るこ
    とを特徴とするオルトエステル誘導体の製造方法。 (3)アルカリ金属イオンの少なくとも1種を含む支持
    電解液中において一般式(■): [Zは炭素原子数2〜5の直鎖アル であるス(を表わす。] で表わされる環状炭酸エステル化合物を電気化学的に還
    元せしめて一般式(I): M”)M” [Mはアルカリ金属の群から選ばれた少なくとも一種を
    表わす。2..22は互いに同−又は異なっていて、炭
    素原子1a2〜5の直鎖アルキレンツ、に又は炭素原子
    数2〜5の直鎖アルキレン基の水素原子がハロゲン原子
    、アルキル基及びアリール基よりなる群より選ばれる少
    なくとも1種の置で示されるオルトエステル誘導体を得
    ることを特徴とするオルトエステル誘導体の製造方法。
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