JPS60126089A - 抗生物質スピロカルディンaまたはb並びにその製造法 - Google Patents
抗生物質スピロカルディンaまたはb並びにその製造法Info
- Publication number
- JPS60126089A JPS60126089A JP58234037A JP23403783A JPS60126089A JP S60126089 A JPS60126089 A JP S60126089A JP 58234037 A JP58234037 A JP 58234037A JP 23403783 A JP23403783 A JP 23403783A JP S60126089 A JPS60126089 A JP S60126089A
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- Japan
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- absorption spectrum
- spirocardin
- ethyl acetate
- measured
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Epoxy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新抗生物質スピロカルテイン(Spiro−c
ardiΩ)AおよびB並びにその製造法に関するもの
である。本発明者らは福島県耶麻郡で採取した土壌から
分離したノカルジア属に属する5ANK64282株が
ダラム陽性、グラム隘性細菌に対して有効な新抗生物質
スピロカルテインAおよびBを生産することを見出した
。
ardiΩ)AおよびB並びにその製造法に関するもの
である。本発明者らは福島県耶麻郡で採取した土壌から
分離したノカルジア属に属する5ANK64282株が
ダラム陽性、グラム隘性細菌に対して有効な新抗生物質
スピロカルテインAおよびBを生産することを見出した
。
従って、スピロカルテインAおよびBはこれら細菌に起
因するヒト、動物または植物の疾病の予防または治療に
用いられる。
因するヒト、動物または植物の疾病の予防または治療に
用いられる。
スピロカルディンAおよびBを生産する5ANK642
82株の菌学的性状は次の通りである。
82株の菌学的性状は次の通りである。
1)形態学的特徴
■SP [インターナショナル・ストレプトミセス・プ
ロジェクト(:IoternationatStrep
tomycesPrOjθCt)] ’ML定の培地お
よびワックスマン(13,A。
ロジェクト(:IoternationatStrep
tomycesPrOjθCt)] ’ML定の培地お
よびワックスマン(13,A。
Waksman)らの勧告〔アクチノミセイテス(Th
6Act1nomycetes) 2巻〕の培地上で培
養する。培養は通常28℃で行う。5ANK 6428
2株の形態学的特徴は、接種培養の数日後に気菌糸およ
び栄養菌糸に明瞭な分断が観察されることである。
6Act1nomycetes) 2巻〕の培地上で培
養する。培養は通常28℃で行う。5ANK 6428
2株の形態学的特徴は、接種培養の数日後に気菌糸およ
び栄養菌糸に明瞭な分断が観察されることである。
分断菌糸は球状ないし桿状を示す。その他、特殊器官の
形成は観察されない。
形成は観察されない。
2)各種培養基上の諸性状
各珈培養基上で28℃、14日間培養したときの性状は
第1表に示す通りである。色調の表示は日本色彩研究所
板”標準色票”のカラーチップナンバーを表わす。
第1表に示す通りである。色調の表示は日本色彩研究所
板”標準色票”のカラーチップナンバーを表わす。
第1表 各種培地上の培養性状
G:生育 AM j気菌糸 R:裏面
SP:可治注色素
3)生理的性質
5ANK 64282株の生理学的性質を第2表に、炭
素源資化性を第3表に示す。
素源資化性を第3表に示す。
第 2 表 生理学的性質
* 培地1 : トリプトン・イーストエキスブロス(
ISPI)培地2:ペプトン・イーストエキス・鉄寒天
(ISP 15)培地3:チロ7ン寒天(工5P7) +:同化、±=弱く資化、−:同化せずり 菌体内成分
について 二ム・ビー・レジエバリヤー(M 、P 、LBche
valier)らの方法〔エイ・ディーラ(A、Dls
tz)ら著、放線菌の分類(Actinomycete
taXooomy) 、 225頁11980年〕に
従い、菌体の酸加水分解物のペーパークロマトグラフィ
ーによる分析を行った結果、メンジアミノピメリン酸お
よびアラビノース、ガンクトースが認められ、細胞壁型
のタイプは■型であることが確認された。また全菌体糖
型はA型であった。さらにエッチ・モルダルスカ(H−
Mordarska)らの方法〔ジャーナル・オプ・ジ
ェネラル0マイクロバイオロジー(Journal O
fgec+eraIMicrob1o1ogy)、11
巻、7T頁、1972年〕に従い、菌体内の脂質を分析
した結果、 LCN−p。
ISPI)培地2:ペプトン・イーストエキス・鉄寒天
(ISP 15)培地3:チロ7ン寒天(工5P7) +:同化、±=弱く資化、−:同化せずり 菌体内成分
について 二ム・ビー・レジエバリヤー(M 、P 、LBche
valier)らの方法〔エイ・ディーラ(A、Dls
tz)ら著、放線菌の分類(Actinomycete
taXooomy) 、 225頁11980年〕に
従い、菌体の酸加水分解物のペーパークロマトグラフィ
ーによる分析を行った結果、メンジアミノピメリン酸お
よびアラビノース、ガンクトースが認められ、細胞壁型
のタイプは■型であることが確認された。また全菌体糖
型はA型であった。さらにエッチ・モルダルスカ(H−
Mordarska)らの方法〔ジャーナル・オプ・ジ
ェネラル0マイクロバイオロジー(Journal O
fgec+eraIMicrob1o1ogy)、11
巻、7T頁、1972年〕に従い、菌体内の脂質を分析
した結果、 LCN−p。
(Lipids characteristic of
Nocardia)が存在していた。
Nocardia)が存在していた。
上記の如き5ANK 64282株の諸性状のうち特に
■菌糸が分断すること、■細胞壁が■型で全菌体中の糖
型がA型であること、■菌体内に113N−Aが存在す
ること等から5本菌株は、放線菌の中でもノカルジアセ
アエ(N□card1aceaθ)科のノカルジア(N
ocard、ia)属に属する菌株であることが明らか
となシ、ノカルジア・エスピー(Nocardiasp
−) 5Ayx 64282と命名した。
■菌糸が分断すること、■細胞壁が■型で全菌体中の糖
型がA型であること、■菌体内に113N−Aが存在す
ること等から5本菌株は、放線菌の中でもノカルジアセ
アエ(N□card1aceaθ)科のノカルジア(N
ocard、ia)属に属する菌株であることが明らか
となシ、ノカルジア・エスピー(Nocardiasp
−) 5Ayx 64282と命名した。
本菌株は通産省工業技術院微生物工業技術研究夙に寄託
されておシその微生物受託番号は第6986号である。
されておシその微生物受託番号は第6986号である。
以上、スピロカルディンAおよびBの生産菌について説
明したが、放線菌、特にノカルジア属の諸性質は一定し
たものでなく、自然的、人工的に容易に変化することは
周知の通シであp、本発明で使用しうる菌はノカルジア
属に属するスピロカルディンAおよびBを生産するすべ
ての菌株を包含するものである。
明したが、放線菌、特にノカルジア属の諸性質は一定し
たものでなく、自然的、人工的に容易に変化することは
周知の通シであp、本発明で使用しうる菌はノカルジア
属に属するスピロカルディンAおよびBを生産するすべ
ての菌株を包含するものである。
本発明における培養は、一般放w1菌における培養方法
に準じて行われ、液体培地中での振盪培養あるいは通気
攪拌培養によるのが好ましい。
に準じて行われ、液体培地中での振盪培養あるいは通気
攪拌培養によるのが好ましい。
培地成分としては、たとえば炭素源としてブドウ糖、マ
ルトース、シュクロース、マンニット、糖蜜、グリセリ
ン、テキストリン、澱粉、大豆油、綿実油などが、窒素
源として大豆粉、落花生粉、綿実粉、ファーマミン、魚
粉、コーン・スチープ・リカー、ペプトン、肉エキス、
イースト、イースト・エキス、硝酸ソーダ、硝酸アンモ
ニウム、硫酸アンモニウムなどが、また無機塩として食
塩、燐酸塩、炭酸カルシウム、微量金属塩などが必要に
応じて適宜添加される。
ルトース、シュクロース、マンニット、糖蜜、グリセリ
ン、テキストリン、澱粉、大豆油、綿実油などが、窒素
源として大豆粉、落花生粉、綿実粉、ファーマミン、魚
粉、コーン・スチープ・リカー、ペプトン、肉エキス、
イースト、イースト・エキス、硝酸ソーダ、硝酸アンモ
ニウム、硫酸アンモニウムなどが、また無機塩として食
塩、燐酸塩、炭酸カルシウム、微量金属塩などが必要に
応じて適宜添加される。
液体培養に際しては、シリコン油、植物油、界面活性剤
等が消泡剤として適宜使用される。
等が消泡剤として適宜使用される。
培地のpHは中性附近、培養温度は24℃から30℃、
特に28℃前後か好ましい。
特に28℃前後か好ましい。
培養の経過に伴って生産されるスピロカルディンAおよ
びBの力価の経時的変化は、スタフィロコッカス・アウ
レウス(8taphylococcus aureus
)FDA 209P JO−1を被検菌、としたベーパ
ーディスク(東洋科学産業■製、直径8 a、 Th1
ck )検定法によシ測定される。
びBの力価の経時的変化は、スタフィロコッカス・アウ
レウス(8taphylococcus aureus
)FDA 209P JO−1を被検菌、としたベーパ
ーディスク(東洋科学産業■製、直径8 a、 Th1
ck )検定法によシ測定される。
通常72〜120時間の培養でスピロカルディンAおよ
びBの生産量は最高値に達する。主として培養液中の液
体部分に存在するスピロカルディンAおよびBは、培養
終了後、菌体その他の固型部分をけいそう土等をr過助
剤とするr過操作、あるいは遠心分離によって除去し、
そのr液あるいは上清中から抽出・精製す、ることによ
って得られる。
びBの生産量は最高値に達する。主として培養液中の液
体部分に存在するスピロカルディンAおよびBは、培養
終了後、菌体その他の固型部分をけいそう土等をr過助
剤とするr過操作、あるいは遠心分離によって除去し、
そのr液あるいは上清中から抽出・精製す、ることによ
って得られる。
スピロカルディンAおよびBは、その物理化学的性状を
利用することによシ、たとえば吸着剤を用いて採取する
ことができる。吸着剤としてはたとえは活性炭、あるい
は吸着用樹脂であルア 7ハー ライ) XAD−2、
XAD−4、XAD−T等(ローム・アンド・ハース社
製)またはダイヤイオンHP 10 、 HP 20
、 HP 2Q AG 、 HP50 等(三菱化成工
業■社製)が使用される。
利用することによシ、たとえば吸着剤を用いて採取する
ことができる。吸着剤としてはたとえは活性炭、あるい
は吸着用樹脂であルア 7ハー ライ) XAD−2、
XAD−4、XAD−T等(ローム・アンド・ハース社
製)またはダイヤイオンHP 10 、 HP 20
、 HP 2Q AG 、 HP50 等(三菱化成工
業■社製)が使用される。
スピロカルディンAおよびBはスピロカルディンAおよ
びBを含む液を上記の如き吸着剤の層を通過させて、ス
ピロカルディンAおよびBを含む液に含まれる不純物を
吸着させて取シのソ<カ、またはスピロカルディンAお
よびBを吸着させた後、メタノール水、アセトン杢、n
−ブタノール水などを用いて溶出することによって得ら
れる。また中性脂溶性物質を培養液から採取する方法、
たとえば水と混和しない有機、溶媒(たとえばクロロホ
ルム、酢酸エチル、Ω−フリノールなどの単独または〜
れらの組み合せ)によシ培養f液または水溶液から抽出
することも可能である。更に、スピロカルディンAおよ
びBを含む有機溶媒層を稀アルカリ水、稀酸注水などで
洗浄することによシ混在する酸性あるいは塩基性物質を
除去することも可能である。
びBを含む液を上記の如き吸着剤の層を通過させて、ス
ピロカルディンAおよびBを含む液に含まれる不純物を
吸着させて取シのソ<カ、またはスピロカルディンAお
よびBを吸着させた後、メタノール水、アセトン杢、n
−ブタノール水などを用いて溶出することによって得ら
れる。また中性脂溶性物質を培養液から採取する方法、
たとえば水と混和しない有機、溶媒(たとえばクロロホ
ルム、酢酸エチル、Ω−フリノールなどの単独または〜
れらの組み合せ)によシ培養f液または水溶液から抽出
することも可能である。更に、スピロカルディンAおよ
びBを含む有機溶媒層を稀アルカリ水、稀酸注水などで
洗浄することによシ混在する酸性あるいは塩基性物質を
除去することも可能である。
このようにして得られたスピロカルディンAおよびBを
精製するためには、アビセル(旭化成工業■社製)など
のセルロースもしくハセファデツクスLH−20(ファ
ルマシア社製)などを用いた分配カラムクロマトグラフ
ィー;シリカゲル、アルミナ、フロリジルのような担体
を用いた吸着カラムクロマトグラフィー;逆相用担体を
用いた逆相カラムクロマトグラフィー;まエバスピロカ
ルディンAおよびBと混在する不純物との溶媒に対する
分配率の差を利用した抽出法、あるいは向流分配法など
が有効な方法といえる。以上の精製手段を単独あるいは
適宜組み合せ、反復して用いることによシスピロカルデ
ィンAおよびBを精製することができる。あるいは、ス
ピロカルディンAおよびBは一般の脂溶性抗生物質と同
じく、培養条件によっては培養液中の菌体部分に存在す
る。この場合はアルコール類、アセトン等の親水性有機
溶媒な用いて抽出し、抽出液よシ溶媒を除去し、次いで
水溶液とした後、培養r液からと同様の方法で抽出・精
製することができる。
精製するためには、アビセル(旭化成工業■社製)など
のセルロースもしくハセファデツクスLH−20(ファ
ルマシア社製)などを用いた分配カラムクロマトグラフ
ィー;シリカゲル、アルミナ、フロリジルのような担体
を用いた吸着カラムクロマトグラフィー;逆相用担体を
用いた逆相カラムクロマトグラフィー;まエバスピロカ
ルディンAおよびBと混在する不純物との溶媒に対する
分配率の差を利用した抽出法、あるいは向流分配法など
が有効な方法といえる。以上の精製手段を単独あるいは
適宜組み合せ、反復して用いることによシスピロカルデ
ィンAおよびBを精製することができる。あるいは、ス
ピロカルディンAおよびBは一般の脂溶性抗生物質と同
じく、培養条件によっては培養液中の菌体部分に存在す
る。この場合はアルコール類、アセトン等の親水性有機
溶媒な用いて抽出し、抽出液よシ溶媒を除去し、次いで
水溶液とした後、培養r液からと同様の方法で抽出・精
製することができる。
このようにして得られたスピロカルディンAは次の理化
学的および生物学的性状を有する。
学的および生物学的性状を有する。
1)物質の性状:中性の淡黄色粉末。
2)比旋光度:〔α〕甘せ52.7°(c 、 0.4
B 、 0HO23)3) 分 子 式=020H恥0
6(高分解能マススペクトル法によシ測定) 4)分子量: 36B (FD/MS)5) 紫外線吸
収スペクトル:λrrmz nm (E” )0I11 メタノール中で測定した紫外線吸収スペクトルは第1図
に示した通F) 280 (ah) am (E’%1
0)G に極大吸収を示す。
B 、 0HO23)3) 分 子 式=020H恥0
6(高分解能マススペクトル法によシ測定) 4)分子量: 36B (FD/MS)5) 紫外線吸
収スペクトル:λrrmz nm (E” )0I11 メタノール中で測定した紫外線吸収スペクトルは第1図
に示した通F) 280 (ah) am (E’%1
0)G に極大吸収を示す。
6) 赤外線吸収スペクトルニジmaxα−1液膜法で
測定した赤外線吸収スペクトルは第2図に示す通シであ
る。
測定した赤外線吸収スペクトルは第2図に示す通シであ
る。
7) 核磁気共鳴スペクトル: a : ppmクロロ
ホルム中、内部基準にTMS (テトラメチルシラン)
を使用して測定した核磁気共鳴スペクトル(400MH
2)は第3図に示す通シでるる。
ホルム中、内部基準にTMS (テトラメチルシラン)
を使用して測定した核磁気共鳴スペクトル(400MH
2)は第3図に示す通シでるる。
8)溶解性:クロロホルム、酢酸エチル、ア(
七トン、エタノールおよびメタ
ノールに可溶、水に不溶。
9)呈色反応:過マンガン酸カリウムおよび硫酸に陽性
。
。
10) 薄層クロマトグラフィー:Rf値 0.30吸
着剤;メルク社製シリカゲルプレー)A5715展り溶
媒;酢酸エチル:ベンゼン(1:1)11)抗菌スペク
トル 一般グラム陽性、グラム陰性細菌に対するスピロカルデ
ィンAの最小発育阻止濃度(MIO)は2%グリセリン
−添加感受性ディスク用寒天培地(白水製薬■製)、カ
ビ、酵母類に対しては0.2チイーストエキス添加サブ
ロー寒天培地、嫌気性菌に対してはGAM寒天培地(白
水製薬■製)、マイコプラズマに対してはフレッシュイ
ーストエキス、DNA、リン酸二カリウム、P(3−G
添加PPLO寒天培地を用いた寒天培地稀釈法によって
測る。
着剤;メルク社製シリカゲルプレー)A5715展り溶
媒;酢酸エチル:ベンゼン(1:1)11)抗菌スペク
トル 一般グラム陽性、グラム陰性細菌に対するスピロカルデ
ィンAの最小発育阻止濃度(MIO)は2%グリセリン
−添加感受性ディスク用寒天培地(白水製薬■製)、カ
ビ、酵母類に対しては0.2チイーストエキス添加サブ
ロー寒天培地、嫌気性菌に対してはGAM寒天培地(白
水製薬■製)、マイコプラズマに対してはフレッシュイ
ーストエキス、DNA、リン酸二カリウム、P(3−G
添加PPLO寒天培地を用いた寒天培地稀釈法によって
測る。
定した。その結果は第4〜6表に示す通り+)C′また
、スピロカルディンBは次の理化学的および生物学的性
状を有する。
、スピロカルディンBは次の理化学的および生物学的性
状を有する。
1)物質の性状:中性の淡黄色粉末。
2)比旋光度:〔α]D −35,5’ (C,0,6
2゜CHCL3−) 3)分子式:C2oH3206(高分解能マススペクト
ル法により測定) 杓分子険:368(/M8) 5)紫外線吸収スペクトル:λ nm(11%)mar
12 メタノール中で測定した紫外線吸収スペクトルは第4図
に示した通り2110(ah)nm(E1%5)に極大
吸収を示す。
2゜CHCL3−) 3)分子式:C2oH3206(高分解能マススペクト
ル法により測定) 杓分子険:368(/M8) 5)紫外線吸収スペクトル:λ nm(11%)mar
12 メタノール中で測定した紫外線吸収スペクトルは第4図
に示した通り2110(ah)nm(E1%5)に極大
吸収を示す。
cTn
6)赤外線吸収スペクトルニジ m
eLX
液膜法で測定した赤外線吸収スペクトルは第5図に示す
通りである。
通りである。
T)核磁気共鳴吸収スペクトル:δ6pm重クロロホル
ム中、内部基準にTM8(テトラメチルシラン)を使用
して測定した核磁気共鳴スペクトル(400MHz )
は第6゛′図に示す通りである。
ム中、内部基準にTM8(テトラメチルシラン)を使用
して測定した核磁気共鳴スペクトル(400MHz )
は第6゛′図に示す通りである。
8)溶解性:クロロホルム、酢酸エチル、アセトン、エ
タノールおよびメタノールに可溶、水に不溶。
タノールおよびメタノールに可溶、水に不溶。
9)呈色反応:過マンガン酸カリウムおよび硫酸に陽性
。
。
1o)i1層クり?)クラフィー : Rf値0.15
吸着剤:メルク社製シリカゲルプレート屋T15 展開溶媒:酢酸エチル:ベンゼン(1:1)11)抗菌
スペクトル 一般グラム陽性、グラム陰性細菌に対するスピロカルデ
ィンBの最小発育阻止濃度(MIC)は2%グリセリン
や添加感受性ディ(スフ用寒天培地(白水製薬(株)装
)、カビ、酵母類に対しては0.2%イーストエキス添
加サブロー寒天培地、嫌気性菌に対してはGAM寒天培
地(白水製薬(株)製)、マイコ1ラズマに対してはフ
レッシュイ−ストエキス、D N A N リン酸二カ
リウム、pc−a添加PPLO寒天培地を用いた寒天培
地稀釈法によって測定した。その結果は第4第4表 MIC(μ―) 被 検 菌 スピロカザインA スピジυz4 ンBス
タフィロコッカス・アウレウス FDA209P JC−16,2525スタフイ口コツ
力x−アウレウx8ANK70175 1.56 6.
25スタフイロコツカス・アウレウxSANK7127
5 so、o :>100スタフイロコツカス・エビテ
九くティ7BANK71575 156 6.25スト
レプトコツカス・フェカリス5ANKフ1γアB 6.
25 25/9/1z2−ズi5−リスPCI219
0.78 6.25ミコバクテリウム・スメク゛マチ2
ATCC8073,1312,5エツシエリキア・コリ
ーNIHJJC−2>100 >100クレブシェラ−
ニュウーE:ニエPCI602 0.39 、1.58
〜3.13シュート先ナス・アシトポランス5ANK7
2782 25 100シ:L−)”−E+2・−’−
44”/−4NCTC10490100100セラチア
−?7L−1zツセンス5ANK73060 50 、
)100プロテウス−ミラビリス5ANK70461
100 >100キヤンデイダ・アルビカンスY11−
1200 >100 )100ビリキュラリ7−オリゼ
ヱ8ANK14758 〉100 )100第5表 MIC(μφ7) 被 検 菌 スヒbカルテインAスピロカルテインBバ
クテロイテ玄・ンラギリス 6.25 5(1ノヅテロ
イデX・フラギリス・サフジビー・フラギリス 6.2
5 50 ニー/ザテリウム・ネクロファシエンス 6.25 5
0フソノくクテリウム・ネクロホシム 100 )10
0ベグトストレプトコツカス・ミクロス 6.25 2
5ペグトストレ1トコツカス・バーブルス 25 )1
00グロビオニパクテリウム・アクネス 12.5 1
QQクロストリジウム・ボッリナム 50 100クロ
ストリジウム・ソAづどLリー so 〉to。
吸着剤:メルク社製シリカゲルプレート屋T15 展開溶媒:酢酸エチル:ベンゼン(1:1)11)抗菌
スペクトル 一般グラム陽性、グラム陰性細菌に対するスピロカルデ
ィンBの最小発育阻止濃度(MIC)は2%グリセリン
や添加感受性ディ(スフ用寒天培地(白水製薬(株)装
)、カビ、酵母類に対しては0.2%イーストエキス添
加サブロー寒天培地、嫌気性菌に対してはGAM寒天培
地(白水製薬(株)製)、マイコ1ラズマに対してはフ
レッシュイ−ストエキス、D N A N リン酸二カ
リウム、pc−a添加PPLO寒天培地を用いた寒天培
地稀釈法によって測定した。その結果は第4第4表 MIC(μ―) 被 検 菌 スピロカザインA スピジυz4 ンBス
タフィロコッカス・アウレウス FDA209P JC−16,2525スタフイ口コツ
力x−アウレウx8ANK70175 1.56 6.
25スタフイロコツカス・アウレウxSANK7127
5 so、o :>100スタフイロコツカス・エビテ
九くティ7BANK71575 156 6.25スト
レプトコツカス・フェカリス5ANKフ1γアB 6.
25 25/9/1z2−ズi5−リスPCI219
0.78 6.25ミコバクテリウム・スメク゛マチ2
ATCC8073,1312,5エツシエリキア・コリ
ーNIHJJC−2>100 >100クレブシェラ−
ニュウーE:ニエPCI602 0.39 、1.58
〜3.13シュート先ナス・アシトポランス5ANK7
2782 25 100シ:L−)”−E+2・−’−
44”/−4NCTC10490100100セラチア
−?7L−1zツセンス5ANK73060 50 、
)100プロテウス−ミラビリス5ANK70461
100 >100キヤンデイダ・アルビカンスY11−
1200 >100 )100ビリキュラリ7−オリゼ
ヱ8ANK14758 〉100 )100第5表 MIC(μφ7) 被 検 菌 スヒbカルテインAスピロカルテインBバ
クテロイテ玄・ンラギリス 6.25 5(1ノヅテロ
イデX・フラギリス・サフジビー・フラギリス 6.2
5 50 ニー/ザテリウム・ネクロファシエンス 6.25 5
0フソノくクテリウム・ネクロホシム 100 )10
0ベグトストレプトコツカス・ミクロス 6.25 2
5ペグトストレ1トコツカス・バーブルス 25 )1
00グロビオニパクテリウム・アクネス 12.5 1
QQクロストリジウム・ボッリナム 50 100クロ
ストリジウム・ソAづどLリー so 〉to。
クロストリジウム・デイフインル 12.5 50第6
表 MIC(μ―) 被 検 菌 ストbかりAンAヌとbかりAンBマイコ
グラーズマ・ミコイデスPG1 12.5 50マイコ
プラズマ・アガラクテイアエPG2 50 >100マ
イコグラズマ・アースリテイデエスPG6 6t、25
50マイコプラズマ・ボビグニタリウムPG11 5
0 >100マイコグラズマ・プルモニスPG22 ’
3.13 50マイコプラズマ・ガリセプテイカムP
G31 50 、)100マイコプラズマ・カニメPC
)14 6.25 25マイコプラズマ・フエリスCo
6:25 50マイコプラズマ・ホミニスPG2f
25 100マイコプラズマ・ガリセプテイカム86
6.25 50ウレアプラズマ・ウレアリテイカム(H
uman) 1.56 6.25上記の如きスピロカル
ディンAおよびBの特性を既知抗生物質の諸性状と比較
した結果、一致するものはなく新抗生物質と判定された
。
表 MIC(μ―) 被 検 菌 ストbかりAンAヌとbかりAンBマイコ
グラーズマ・ミコイデスPG1 12.5 50マイコ
プラズマ・アガラクテイアエPG2 50 >100マ
イコグラズマ・アースリテイデエスPG6 6t、25
50マイコプラズマ・ボビグニタリウムPG11 5
0 >100マイコグラズマ・プルモニスPG22 ’
3.13 50マイコプラズマ・ガリセプテイカムP
G31 50 、)100マイコプラズマ・カニメPC
)14 6.25 25マイコプラズマ・フエリスCo
6:25 50マイコプラズマ・ホミニスPG2f
25 100マイコプラズマ・ガリセプテイカム86
6.25 50ウレアプラズマ・ウレアリテイカム(H
uman) 1.56 6.25上記の如きスピロカル
ディンAおよびBの特性を既知抗生物質の諸性状と比較
した結果、一致するものはなく新抗生物質と判定された
。
以上から、スピロカルディンAおよびBは各種細菌感染
性疾患を対照とする抗菌剤として使用される。その投与
形態としては皮下注射、静脈内注射、筋肉注射、坐剤な
どによる非経口投与法あるいは錠剤、カプセル剤、散剤
、顆粒剤などによる経口投与法があげられる。投与量は
対象疾患、投与経路および投与回数などによって異なる
が、例えば成人に対して通常は1日500■乃至200
019を1回または数回に分けて投与するのが好ましい
。
性疾患を対照とする抗菌剤として使用される。その投与
形態としては皮下注射、静脈内注射、筋肉注射、坐剤な
どによる非経口投与法あるいは錠剤、カプセル剤、散剤
、顆粒剤などによる経口投与法があげられる。投与量は
対象疾患、投与経路および投与回数などによって異なる
が、例えば成人に対して通常は1日500■乃至200
019を1回または数回に分けて投与するのが好ましい
。
次に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1
ノカルジアSP、5ANK64282株を培地組成−1
で示される培地80mQ含む500d容三角フラスコに
一白金耳接種し、220 rpmの回転振盪培養機によ
り28℃で96時間培養した。この培養液251!/’
It培地組成−2で示される培地500dを含む2を容
三角フラスコ4本に接種し、220rpmの回転振盪培
養機により28℃で24時間培養した。得られた培養液
を同一の培地151を含む30を容ジャーファーメンタ
ー2基に各々750−ずつ接種し、28℃、攪拌150
回転/分、通気量10t/分で6T時間通気攪拌培養し
た。得られた培養gsotvc濾過助剤としてセライト
545 (米国ジョンズ・マンビル・70ダクト・コー
ポレーション製)を15 kg加えてf遇すると、P液
301 (1)H7,f ) iE得う:hり。
で示される培地80mQ含む500d容三角フラスコに
一白金耳接種し、220 rpmの回転振盪培養機によ
り28℃で96時間培養した。この培養液251!/’
It培地組成−2で示される培地500dを含む2を容
三角フラスコ4本に接種し、220rpmの回転振盪培
養機により28℃で24時間培養した。得られた培養液
を同一の培地151を含む30を容ジャーファーメンタ
ー2基に各々750−ずつ接種し、28℃、攪拌150
回転/分、通気量10t/分で6T時間通気攪拌培養し
た。得られた培養gsotvc濾過助剤としてセライト
545 (米国ジョンズ・マンビル・70ダクト・コー
ポレーション製)を15 kg加えてf遇すると、P液
301 (1)H7,f ) iE得う:hり。
この培養p液を15ノの酢酸エチルで2回抽出し、30
tの飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで脱水し
、減圧下で濃縮乾固すると1.21の油状物が得られた
。この油状物をベンゼンに溶解し、あらかじめベンゼン
で幽製したシリカゲルカラム(米国マリンクロット社製
、シリカゲル10f)に吸着させ、ベンゼンで洗浄後、
順次、ベンゼン:酢酸エチルの3:1.1:1.1:2
の混合溶媒で2Qrnlずつ分画し展開・溶出した。ス
ピロカルディンAHフラクション屋6〜9に溶出され、
スピロカルディンBはフラクションA10〜13に溶出
された。
tの飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで脱水し
、減圧下で濃縮乾固すると1.21の油状物が得られた
。この油状物をベンゼンに溶解し、あらかじめベンゼン
で幽製したシリカゲルカラム(米国マリンクロット社製
、シリカゲル10f)に吸着させ、ベンゼンで洗浄後、
順次、ベンゼン:酢酸エチルの3:1.1:1.1:2
の混合溶媒で2Qrnlずつ分画し展開・溶出した。ス
ピロカルディンAHフラクション屋6〜9に溶出され、
スピロカルディンBはフラクションA10〜13に溶出
された。
それぞれを減圧下で濃縮乾固すると、スピロカルテイン
Aが油状物として260m9、スピロカルディンBが油
状物として235mg得られた。得られた相スピロカル
ディンAは再度シリカゲルカラム(10mg)に吸着さ
せ各々60dのベンゼン、クロロホルム、5%アセトン
−クロロホルムの混合溶媒で展開し、5mlずつ分画し
てフラクションA36まで溶出した。スピロカルディン
Aはフラクション扁15〜24に溶出された。
Aが油状物として260m9、スピロカルディンBが油
状物として235mg得られた。得られた相スピロカル
ディンAは再度シリカゲルカラム(10mg)に吸着さ
せ各々60dのベンゼン、クロロホルム、5%アセトン
−クロロホルムの混合溶媒で展開し、5mlずつ分画し
てフラクションA36まで溶出した。スピロカルディン
Aはフラクション扁15〜24に溶出された。
活性分画を併せ減圧下で濃縮乾固することにより27〜
のスピロカルディンAが得られた。一方、得られた粗ス
ピロカルディンBは再度シリカゲルカラム(1of)に
吸着させ各々5Qmjのベンゼン、ベンゼン:酢酸エチ
ルの3:1.2:1.1 :1.1 :2の混合溶媒で
展開し、7dずつ分画してフラクション扁43まテ溶出
した。スピロカルディンBはフラクション屋19〜31
に溶出された。活性分画を併せ減圧下で濃縮乾徊するこ
とにより80mgのスピロカルディンBが得られた。
のスピロカルディンAが得られた。一方、得られた粗ス
ピロカルディンBは再度シリカゲルカラム(1of)に
吸着させ各々5Qmjのベンゼン、ベンゼン:酢酸エチ
ルの3:1.2:1.1 :1.1 :2の混合溶媒で
展開し、7dずつ分画してフラクション扁43まテ溶出
した。スピロカルディンBはフラクション屋19〜31
に溶出された。活性分画を併せ減圧下で濃縮乾徊するこ
とにより80mgのスピロカルディンBが得られた。
培地組成−1
グルコース 1%
グリセリン 1%
シュクロース 1%
生イースト 1チ
大豆粉 2%
オートミール05%
カザミノ酸 0.5%
炭酸カル5シウム 0,1チ
ニツサンデイスホーム
CB−442(消泡剤) 001%
pH7,0
培地組成−2
グルコース 2チ
ラスターグンFK 1%
生イースト 0,9%
肉エキス 0.5%
ポリペプトン 0.5チ
炭酸カルシウム 0.3%
塩化ナトリウム 0.5%
ニラサンディスホーム
as−442(消泡剤) 001%
pH7,0
実施例2
ノカルジアBP、BANK64282株を培地組成−1
で示される培地80−を含む500d容三角フラスコに
一白金耳接種し、220 rpmの回転振盪培養機によ
り28’Cで96時間培養した。この培養液25111
7t−培地組成−2で示される培地50011u!を含
む2を容三角フラスコ2本に接種し、220rpmの回
転振盪培養機により28℃で48時間培養した。得られ
た培養液750IIdを培地組成−2で示される培地1
5tt含む307容ジャーファーメンタ−に接種し、2
8℃で24時間培養した。得られた培養915tを同一
培地300tf含む6001容タンクに接種し、28℃
、攪拌100回転/分、通気量aooz/分で115時
間通気攪拌培養した。得られた培養液5oozVC濾過
助剤としてセライト545’t15kg加えてf遇する
と、f液2110 tが得られた。この培養f液′t−
160tの酢酸エチルで2回抽出し、減圧下で濃縮乾固
すると439の油状物が得られた。この油状物をn−へ
キサンに溶解し、あらかじめn−ヘキサンで調製したシ
リカゲルカラム(米国マリンクロット社製、シリカゲル
2’!i”Of )に吸着させ、各々50ONの5j1
0.20.30゜40.50%アセトンを含むn−ヘキ
サン溶液の混合溶媒で20−ずつ分画し展開・溶出した
。
で示される培地80−を含む500d容三角フラスコに
一白金耳接種し、220 rpmの回転振盪培養機によ
り28’Cで96時間培養した。この培養液25111
7t−培地組成−2で示される培地50011u!を含
む2を容三角フラスコ2本に接種し、220rpmの回
転振盪培養機により28℃で48時間培養した。得られ
た培養液750IIdを培地組成−2で示される培地1
5tt含む307容ジャーファーメンタ−に接種し、2
8℃で24時間培養した。得られた培養915tを同一
培地300tf含む6001容タンクに接種し、28℃
、攪拌100回転/分、通気量aooz/分で115時
間通気攪拌培養した。得られた培養液5oozVC濾過
助剤としてセライト545’t15kg加えてf遇する
と、f液2110 tが得られた。この培養f液′t−
160tの酢酸エチルで2回抽出し、減圧下で濃縮乾固
すると439の油状物が得られた。この油状物をn−へ
キサンに溶解し、あらかじめn−ヘキサンで調製したシ
リカゲルカラム(米国マリンクロット社製、シリカゲル
2’!i”Of )に吸着させ、各々50ONの5j1
0.20.30゜40.50%アセトンを含むn−ヘキ
サン溶液の混合溶媒で20−ずつ分画し展開・溶出した
。
スピロカルディンAはフラクションA54〜85に溶出
され、スピロカルディンBはフラクションA86〜10
0に溶出された。それぞれを減圧下で濃縮乾固するとス
ピロカルディンAが乙6t1スピロカルディンBが4.
5fそれぞれ油状物として得られた。得られた粗スピロ
カルディンA 7.6 tは再度シリカゲルカラム(s
ay)に吸着させ各々3001111/のベンゼン:酢
酸エチルの4:1.3:1.2:1.1 :1の混合溶
媒で展開し、20M1ずつ分画して溶出した。フラクシ
ョンAI4〜44をあつめ、減圧下で濃縮乾固すると、
スピロカルディンA 2.4 tの油状物が得られた。
され、スピロカルディンBはフラクションA86〜10
0に溶出された。それぞれを減圧下で濃縮乾固するとス
ピロカルディンAが乙6t1スピロカルディンBが4.
5fそれぞれ油状物として得られた。得られた粗スピロ
カルディンA 7.6 tは再度シリカゲルカラム(s
ay)に吸着させ各々3001111/のベンゼン:酢
酸エチルの4:1.3:1.2:1.1 :1の混合溶
媒で展開し、20M1ずつ分画して溶出した。フラクシ
ョンAI4〜44をあつめ、減圧下で濃縮乾固すると、
スピロカルディンA 2.4 tの油状物が得られた。
一方、得られた粗スピロカルディンB 4.1 fも同
様に再度シリカゲルカラム(sof)によるクロマトに
付した。各々300dのベンゼン:酢酸エチルの3:1
.2:1゜1 :1.1 :2の混合溶媒で展開し20
dずつ分画して溶出した。フラクションA45〜60を
あつめ、減圧下で濃縮乾固すると、スピロカルディン8
470■の油状物が得られた。得られたスピロカルディ
ンAおよびBを逆相クロマトグラフィー(メにり社製、
ローバー・カラム噂すクログレツプRP−8(サイズB
))に付して更に精製した。スピロカルディンA2.4
r’i4Hのメタノールに溶解し、そのうち1肩l″f
tあらかじめ5Oqbメタノール水で調製したローパー
・力2ムリクログレッ1RP−s (サイズB)に吸着
後、屈折計を用いて溶出液の屈折率を調べながら60%
メタノール水で展開、溶出した。スピロカルディン、A
はサンプル吸着後30分より36分の間に溶出され、活
性分画として@Qmlが得られた。劇に残る3dのサン
プルについて同様の操作を3回くりかえすと、活性分画
として合計180mが得られた。得られた活性分画より
、減圧下でメタノールを留去し、100m+1jの酢酸
エチルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄後、芒硝で
脱水し濃縮乾固することにより黄色粉末のスピロカルデ
ィンAが17019得られた。
様に再度シリカゲルカラム(sof)によるクロマトに
付した。各々300dのベンゼン:酢酸エチルの3:1
.2:1゜1 :1.1 :2の混合溶媒で展開し20
dずつ分画して溶出した。フラクションA45〜60を
あつめ、減圧下で濃縮乾固すると、スピロカルディン8
470■の油状物が得られた。得られたスピロカルディ
ンAおよびBを逆相クロマトグラフィー(メにり社製、
ローバー・カラム噂すクログレツプRP−8(サイズB
))に付して更に精製した。スピロカルディンA2.4
r’i4Hのメタノールに溶解し、そのうち1肩l″f
tあらかじめ5Oqbメタノール水で調製したローパー
・力2ムリクログレッ1RP−s (サイズB)に吸着
後、屈折計を用いて溶出液の屈折率を調べながら60%
メタノール水で展開、溶出した。スピロカルディン、A
はサンプル吸着後30分より36分の間に溶出され、活
性分画として@Qmlが得られた。劇に残る3dのサン
プルについて同様の操作を3回くりかえすと、活性分画
として合計180mが得られた。得られた活性分画より
、減圧下でメタノールを留去し、100m+1jの酢酸
エチルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄後、芒硝で
脱水し濃縮乾固することにより黄色粉末のスピロカルデ
ィンAが17019得られた。
同様に、スピロカルディンB 4701nQを2 at
のメタノールに溶解しスピロカルディンAと同一条件で
同様の操作を行った。スピロカルディンBはサンプル吸
着後33分より43分の間に溶出され活性分画として1
10 wLlが得られた。残る1mlのサンプルについ
ても同様の操作をくりかえすと、活性分画として110
dが得られた。得られた活性分画より、減圧下でメタノ
ールを留去し、100mの酢酸エチルで抽出し、抽出液
を飽和食塩水で洗浄後、芒硝で脱水し濃縮乾固すること
により黄色粉末のスピロカルディンBが190IRg得
られた。
のメタノールに溶解しスピロカルディンAと同一条件で
同様の操作を行った。スピロカルディンBはサンプル吸
着後33分より43分の間に溶出され活性分画として1
10 wLlが得られた。残る1mlのサンプルについ
ても同様の操作をくりかえすと、活性分画として110
dが得られた。得られた活性分画より、減圧下でメタノ
ールを留去し、100mの酢酸エチルで抽出し、抽出液
を飽和食塩水で洗浄後、芒硝で脱水し濃縮乾固すること
により黄色粉末のスピロカルディンBが190IRg得
られた。
本実施例において使用された培地組成−1および2は、
実施例1で使用されたものと同じである。
実施例1で使用されたものと同じである。
第1図はスピロカルディンAの紫外線吸収スペクトルを
示し、第2図は同物質の赤−外線吸収スペクト/I/を
示し、第3図は同物質の核磁気共鳴スペクトルを示す。 第4図はスピロカルディンBの紫外線吸収スペクトルを
示し、第5図は同物質の赤外線吸収スペクトルを示し、
第6図は同物質の核磁気共鳴スペクトルを示す。 特許出願人 三共株式会社 代理人 弁理士樫山庄治 第1頁の続き ■Int、CI 、’ 識別記号 ■発明者中島 睦男 @発明者岩藤 誠吾 庁内整理番号 7138−4C 所内
示し、第2図は同物質の赤−外線吸収スペクト/I/を
示し、第3図は同物質の核磁気共鳴スペクトルを示す。 第4図はスピロカルディンBの紫外線吸収スペクトルを
示し、第5図は同物質の赤外線吸収スペクトルを示し、
第6図は同物質の核磁気共鳴スペクトルを示す。 特許出願人 三共株式会社 代理人 弁理士樫山庄治 第1頁の続き ■Int、CI 、’ 識別記号 ■発明者中島 睦男 @発明者岩藤 誠吾 庁内整理番号 7138−4C 所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 下記の理化学的性状を有する抗生物質スピロカル
テインA0 1)物質の性状:中性の淡黄色粉末。 2)比旋光度:〔α〕甘せ52.7°(C+0.48.
aHol、>3) 分 子 式: 020Hso06
(高分解能マススペクトル法によシ測定) り分子量: 366 (FD/MS) 5)紫外線吸収スペクトル:λmax ”’ (弓工)
メタノール中で測定した紫外線吸収スペクトルは第1図
に示した通り280 (ah) am(E 1チ10)
に極大吸収を示す。 cIn 6)赤外線吸収スペクトルニジmaxcIL−1液膜法
で測定した赤外線吸収スペクトルは第2図に示す通シで
ある。 T)核磁気共鳴吸収スペクトル:δ: ppmクロロホ
ルム中、内部基準[TMS (テトラメチルシラン)を
使用して測定した核磁気共鳴スペクト# (400MH
2) I/″i第3図に示す通シである。 8)溶解性:クロロホルム、酢酸エチル、アセトン、エ
タノールおよびメタ ノールに可溶、水に不溶。 9)呈色反応8過マンガン酸カリウムおよび硫酸に陽性
。 10)薄層クロマトグラフィー:Of値 0.30吸着
剤;メルク社製シリカゲルプレート 5715 展開溶媒;酢酸エチル:ベンゼン(1:1)2、 下記
の理化学的性状を有する抗生物質スピロカルディンB0 1)物質の性状:中性の淡黄色粉末。 2) 比旋光度: C(Of −35,5’ (0,0
,62、(3HO4)3) 分子式: 02aHs20
tr (高分解能マススペクトル法によシ測定) リ 分子量736B (FD/MS) 5)紫外線吸収スペクトル:λmax nm(、に’チ
)1σ メタノール中で測定した紫外線吸収スペクトルは紀4図
に示した通り280 (sh) n+y+1チ (E、(、n5 )に極太吸収を示す。 6)赤外線吸収スペクトルニジrnaXcIn−1液脱
法で測定した赤外線吸収スペクトルは第5図に示す通シ
である。 7)核磁気共鳴吸収スペクトル:δ: ppm重クロロ
ホルム中、内部基準にTMS (テトラメチルシラン)
を使用して測定した核磁気共鳴吸収スペクトル(40o
111)iz)は第6図に示す通シである。 8)溶解性:クロロホルム、酢酸エチル、アセトン、エ
タノールおよびメタノールに可溶、水に不溶。 9)呈色反応:過マンガン酸カリウムおよび硫酸に陽性
。 10)薄層クロマトグラフィー:Rf値 0.15吸着
剤:メルク社製シリカゲルプレート屋 5T15 展開溶媒;酢酸エチル:ベンゼン(1:1)3 ノカル
ジア属VC属するスピロカルテインAおよびB生産菌を
培養してその培養物よりスピロカルテインAおよびBを
採取することよシなるスピロカルディンAおよびBの製
造法。 4、 ノカルジア属に属するスピロカルテインAおよび
生産菌がノカルジアsp、 5ANK 64282株(
機工研菌寄第6986号)である特許請求の範囲第3項
記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58234037A JPS60126089A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | 抗生物質スピロカルディンaまたはb並びにその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58234037A JPS60126089A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | 抗生物質スピロカルディンaまたはb並びにその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60126089A true JPS60126089A (ja) | 1985-07-05 |
JPH0445516B2 JPH0445516B2 (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=16964570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58234037A Granted JPS60126089A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | 抗生物質スピロカルディンaまたはb並びにその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60126089A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5745415A (en) * | 1980-09-02 | 1982-03-15 | Tokyo Electric Co Ltd | Measuring label issuer |
-
1983
- 1983-12-12 JP JP58234037A patent/JPS60126089A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5745415A (en) * | 1980-09-02 | 1982-03-15 | Tokyo Electric Co Ltd | Measuring label issuer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0445516B2 (ja) | 1992-07-27 |
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