JPS60123315A - 巻き煙草等の物品の包装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は巻き煙草等の物品を薄膜状の包装材料等の包装
材料で包装する装置に関する。さらに特定すれば、この
装置は第１のエンドレスコンベア（吸引切断シリンダ）
上で帯状材料からこ包装材料が切離され、この切離され
た包装材料は第２のエンドし・スコンベア（吸引ディス
ク）に移送され、この包装材料はこの第２のエンドレス
コンベア上で上記物品の搬送方向と垂直な面内にお（プ
る両側部が保持され、この第２のエンドレスコンベアか
ら引離されて上記物品をＵ字状に包むものである。

［従来の技術］ この種の技術としてはドイツ公開特許２，９０６、２０
４に開示されたようなものがある。この装置では、薄膜
材料等から構成された帯状材料が一定速度で回転づる吸
引切断シリンダ上に供給される。そして、この吸引切断
シリンダ上において切断刃によって上記帯状材料が各包
装月利に切離され、この切離され１＝包装材料は第２の
エンドレスコンベアを構成する吸引ディスクに移送され
る。

そして、この同軸上に互いに離間して配置された吸引デ
ィスクの間を一包み分の巻き煙草が搬送され、この搬送
方向の前方側に配置された包装月利にこの巻き煙草の前
端部が当接し、これら巻き煙草がＵ字状に包まれる。ま
た、この一包み分の巻き煙草はマウスピース内に挿入さ
れ、この巻き煙草の端面とこのマウスピースの端面とは
同一平面内に配置され、この巻き煙草をＵ字状に包む際
にこれら巻き煙草に機械的な荷重が作用するのを防止す
るようにｌｆ４成されている。また、この吸引ディスク
は前記の吸引切断シリンダと同期して一定速度で回転す
るように構成されている。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、その目
的は効率を向上でき、しかも巻き煙草等の損傷しやすい
物品でもこれらを損傷することなく包装することができ
る巻き煙草等の物品の包装装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段とその作用］このような
問題を解決するため、本発明の装置は、一定速度で回転
する吸引切断シリンダ（第１のエンドレスコンベア）お
よび間欠的に駆動される吸引ディスク（第２のエンドレ
スコンベア）とを備え、この吸引ディスクの停止期間中
に包装材料に物品（−包み分の巻煙草）が当接してこの
包装材料を吸引ディスクから引離すように構成したもの
である。

したがって、この吸引ディスクが一時的に停止するので
、この包装材料が包装すべき物品（巻煙草）に対して正
確に位置決される。また、物品（巻煙草）の搬送間隔を
短くできるので、効率を向上することができる。よって
物品の搬送速度を増大させることなく１サイクルの時間
を短縮でき、この物品の作用する機械的な負荷の増大を
招くことがない。すなわち、このような吸引ディスクの
停止時間を設けることによって、その作動時の包装材料
の供給速度を大きくすることができ、サイクル時間を短
縮して効率を向上できるものである。

またこのような停止期間を設けることによってこの包装
材料の位置決精度の低下を防止できる。

また、本発明の装置では、第１のエンドレスコンベアす
なわち吸引切断シリンダは高速で回転される。そして、
包装材料が吸引ディスクに移送される場合には、この吸
引ディスクの周速度は吸引切断シリンダの周速度と等し
く設定されている。

この後、次の包装材料が移送位置まで移動され、吸引デ
ィスクは適切な高速度で回転する。

帯状材料（薄膜材料）は一定速度で連続的に吸引切断シ
リンダに供給される。この帯状材料の供給速度は吸引切
断シリンダの最大回転速度（周速度）より大幅に遅く設
定されている。したがって、この帯状材料の前端部はこ
の吸引切断シリンダに対して１習動すなわちこの吸引切
断シリンダに対して相対的に移動しながら搬送される。

そして、この帯状材料から包装材料が切離されると、こ
の包装材料はこの吸引切断シリンダの周速度の高速で移
動される。この帯状材料は、こ吸引切断シリンダに形成
された吸引孔によってこの吸引切断シリンダに保持され
るので、この帯状材料はこの吸引切断シリンダに対して
摺動できる。

したがって、本発明によれば、帯状材料は一定速度で供
給され、切断された包装材料は第１のエンドレスコンベ
アによって加速され、この第１のエンドレスコンベアに
同期して回転されるとともに停止期間を有する第２のエ
ンドレスコンベアに移送される。したがって、高速作動
が可能で能率が向上づる。

［実施例］ 以下本発明の詳細な説明するこの装置は−包み分の巻き
煙草等の直方体の物品を包装するものである。これらの
−包み分の巻き煙草１０は直線状の移送路１１に沿って
互いに離間して連続的に搬送される。これらの巻き煙草
１０はその搬送方向に沿って整列されている。そして、
包装位置１２において、薄膜状の包装材料１３は−包み
分の巻き煙草１０の前端１４の搬送方向の前方側に配置
され、この巻き煙草１０をＵ字形に包む。この巻き煙草
１０の前端１４は包装材料１３の所定位置たとえばその
中央部に当接するように構成されている。そして、この
搬送される巻き煙草１０によって包装材料１３が押され
、前方側の搬送路１６の入口１５内に押込まれ、この巻
き煙草が包装材料によってＵ字状に包装される。

この包装材料を押圧する際にこの巻き煙草１０に機械的
な荷重が作用するのを防止するため、この巻き煙草１０
は往復動自在なマウスピース１７内に挿入される。この
マウスピース１７の前縁部は尖鋭なテーバ状に形成され
、−包み分の巻き煙草１０の輪郭形状に合致した断面形
状に形成されている。そして、上記包装材料１３に当接
する際には、このマウスピースの前縁部が包装材料に当
接し、この巻き煙草の前端部が損傷するのを防止する。

第５図に示覆如く、このマウスピース１７は巻き煙草１
０の移動軌跡の外側を囲むように配置され、横方向に突
出した脚部１９によって摺動部材２０に支持されており
。これら摺動部材２０は摺動案内ロッド２１に沿って往
復摺動するように案内されている。そして、このマウス
ピース１７はコネクチングロッド２２によって往復動さ
れるように構成されている。

また、このマウスピース１７の底壁部２３には巻き煙草
の搬送方向に沿って連続したスリット２４が形成されて
いる。そして、このスリット内を通して搬送部材たとえ
ばチェンコンベア２６の嵌合部材２５が移動するように
構成され、このチェンコンベア２６によってこの搬送路
１１内を巻き煙草１０が移動されるように構成されてい
る。この嵌合部材２５は横断ロッド２７によっ（チェノ
２８に取付けられ、これら嵌合部材２５は−包み分の巻
き煙草１０の後端に嵌合し、これを押進めるように構成
されている。なお、このマウスピース１７およびチェン
コンベア２６等の構成および作用はドイツ公開特許２，
９０６．２０４に記載されているようなものでもよい。

また、上記の包装材料１３は薄膜材料等の連続した帯状
材料２８から切取られる。この帯状ＩＪ　Ｆ４２８は一
定速度で回転される一対の挟み０−ラ２９．３０によっ
て供給されるように構成されている。したがってこの帯
状材料２８は一定の供給速度で供給され、この供給速度
は１サイクルの間に包装材料１３の長さに対応した量だ
け送られるように設定されている。

そして、この帯状材料２８は案内ロー５３１に案内され
て吸引切断シリンダ３２に供給されるように構成されて
いる。この帯状材料２８の前１８Ｉｌ’３３は上記吸引
切断シリンダ３２の周面３４に対して略接線方向に供給
される。そして、この吸引切断シリンダ３２の回転によ
ってさらに移動される。

この吸引切断シリンダ３２には２個の切断刃３５．３６
が設けられている。この切断刃３５はこの吸引切断シリ
ンダの周面３４より突出している。

この切断刃３５は固定された受け刃３７と協働して作動
するように構成され、この受け刃３７はこの吸引切断シ
リンダ３２の周面３４に近接して配置され、切断刃３５
がこの受け刃３７の部分を通過すると上記帯状材料２８
が切断され、一部分の包装材料１３が切離されるように
構成されている。

この受け刃３７はこの吸引切断シリンダ３２の周面３４
上に帯状材料が供給される位置に対応して配置され、上
記包装材Ｎ１３が切離された後もこの帯状材料２８の前
端部３３がこの吸引切断シリンダの周面３４上に保持さ
れるように構成されている。

そして、この吸引切断シリンダ３２上を移動される際に
、包装材料１３は切断ローラ３８の部分を通過し、この
吸引切断シリンダの周面３４がら後退している第２の切
断刃３６とこの切断ローラ３８とによって切断線、ミシ
ン目線等が形成され、たとえば巻き煙草１０を薄膜状の
材料で包装する場合にはフラップ片等が形成される。こ
の切断ローラ３８は回転駆動されるように構成され、こ
の切断ローラ３８には刃ローラ３９がこの切断ローラの
周面から突出して回転自在に設けられている。

そして、この刃ローラは上記の切断刃３６と協働して上
記包装材料１３にミシン目等を形成する。

そして、この移動される包装材料１３はこの吸引切断シ
リンダ３２のたとえば下部において、第２のエンドレス
コンベアとして作動する吸引ディスク４０．４１に移送
される。そして、この包装材料１３は巻き煙草１ｏを包
装するため、搬送路１１に対して前述したような所定の
位置まで移動される。

そして、この帯状材料２８または包装材料１３は負圧に
よってこの吸引切断シリンダ３２上に保持されるように
構成されている。これらを保持するため、この吸引切断
シリンダの周面３４には複数の吸引孔が開口しており、
これら吸引孔は径方向に沿って設けられた接続通路４２
．４３を介して軸方向と平行に形成された連通通路４４
．４５に接続されている。そして、これら連通通路４４
゜４５は吸引切断シリンダ３２の端面４６に開口してい
る。また、この吸引切断シリンダ３２の端面に密着して
分配ディスク４７が設けられ、この分配ディスクは固定
すなわち回転しないように取付けられている。そして、
この分配ディスクには円弧状の分配溝４８．４９が形成
され、上記連通通路４４．４５はこれら分配溝にそれぞ
れ連通している。これら−の分配溝は負圧機構（図示せ
ず）に接続されるとともに周方向に延長され、これらに
連通した吸引孔に負圧を与えるように構成されている。

また、この分配ディスク４７は圧縮スプリング５０によ
って吸引切断シリンダ３２の端面４６に軸方向に押圧さ
れている。

また、上記の吸引孔は上記吸引切断シリンダ３２の周面
３４の必要な部分に開口し、その配列は不均一になって
いる。また、径方向の接続通路４２ａには他よりも多く
の吸引孔５１が接続されており、これら吸引孔５１は上
記切断刃３５に対して所定の位置に配置され、上記帯状
材料２８から包装材料１３を切離した後に帯状材料１３
の約端部３３がこの吸引切断シリンダ３２上に確実に保
持され、この帯状材料２８が確実に移動されるように構
成されている。そして、この場合には、この接続通路４
２ａは連通通路４４を介して分配溝４９に連通されるよ
うに構成されている。

また、上記吸引孔５１に対してこの吸引切断シリンダ３
２の回転方向後ろ側に位置して吸引孔５２が開口してお
り、これによってこの吸引切断シリンダの周面３４に対
して帯状材料２８を確実に保持できるように構成されて
いる。

また、さらにこれら吸引孔５２の吸引切断シリンダ３２
の回転方向後方側には接続通路４８に接続した吸引孔５
３が開口している。そしてこの吸引切断シリンダ３２の
周面３４上に保持されている帯状材料２８が上記吸引孔
５１．５２の開口している部分から離れた後もこの吸引
孔５３によってこの帯状材料３４が保持されるように構
成されている（第１図）。そして、これら吸引孔５３の
開口している部分の後方には吸引孔は開口していない。

そして、帯状材料２８から切離された包装材料１３はこ
の部分に保持される。この切断された状態を第３図に示
す。したがって、この状態ではこの包装材料１３はその
搬送方向の前端部が上記吸引孔５３によって保持され、
また後端部が吸引孔５４によって保持され、この吸引孔
５４は連通通路４４を介して分配溝４９に連通している
。

また、これら吸引孔は吸引切断シリンダの軸方向にも配
列されている（第２図）。

また、第４図に示す如く、この包装材料１３が吸引ディ
スク４０．４１に移送される際にはこの包装材料１３は
吸引孔５３の一部のみで保持されている。したがって、
この包装材料１３の前端部が吸引ディスク４０．４１に
保持された後には吸引切断シリンダ上に残っている包装
材料が位置している部分には吸引孔が開口していない。

この包装材料１３が吸引ディスク４０．４１に移送され
る部分では、上記吸引孔５３に連通した連通通路４５は
分配溝４８から離れるように構成されている。したがっ
て、この部分では吸引孔５３は大気に連通され、包装材
料１３の保持力が解消される。

また、この吸引切断シリンダ３２がさらに回転すると、
これら連通通路４５．４４がブロー溝５５．５６を通過
するように構成されており、これらブロー溝５５．．５
６は上記分配溝４８．４９と同様に分配ディスク４７に
形成されている。そして、これらブロー？１Ｉ５５．５
６は圧縮空気接続口５７を介して圧縮空気供給機構に接
続されている。

したがって、この圧縮空気によって煙草の粉等が吹飛ば
されてこの装置全体が正常に保たれる。

上述のようにこの分配ディスク４７に形成されている分
配溝４８．４９は径が異なるように配置されているので
、帯状材料２８から切離された包装材料１３の保持力を
正確に制御することができる。これら分配溝４８．４９
はそれらの一部が互いに重なり合っており、また径方向
の接続通路５８によって互いに連通されている。

また上記の吸引ディスク４０．４１は互いに同様な構造
に形成されている。第５図に示す如く、これら吸引ディ
スク４０．４１はそれぞれ軸５９゜６０に取付けられて
おり、これら吸引ディスクの間に−包み分の巻き煙草１
０が通過するに充分な通過用空間部６１が形成されてい
る。そして、これら吸引ディスク４０．４１の間を巻き
煙草１０が通過し、同時にこれら吸引ディスク４０．４
１の周面に包装材料１３が保持され、この包装材料はこ
れら吸引ディスクから押し離され、この巻き煙草ととも
に搬送される。

上記のように包装材料を保持するため、これら吸引ディ
スク４０．４１の周面には吸引孔６２が開口しており、
これら吸引孔は軸方向と平行な連通通路６３に接続され
ている。そして、この連通通路は側端面６４に開口し、
分配ディスク６６の分配溝６７に連通している。またこ
の分配ディスクには上記と同様にブロー溝６７が形成さ
れている。

これら吸引孔６２は吸引ディスク４０．４１の周面に等
間隔に開口しており、またこれら吸引孔はそれぞれ上記
の分配溝６５に連通ずるように構成されている。この分
配溝６５は周方向の一部にのみ形成され、巻き煙草１０
の搬送経路に対応して所定の位置に保持される包装材１
．１３を保持するに必要な部分の吸引孔６２にのみ負圧
が作用するように構成されている。また、この分配溝６
５は巻き煙草１０の搬送平面の下方で終了しており、し
たがって、この搬送方向前方に位置した包装材料１３の
保持は解放される。したがって、この包装材料１３はこ
の吸引ディスク４０．４ｊから摺動しながら容易に引離
されるようになる。また、上記吸引切断シリンダ３２に
ついてもその吸引通路の構成によって、この吸引切断シ
リンダ３２の周面３４上に残っている包装材料１３の後
端部も吸引力から解放されるように構成されている（第
１図）。

また、上記の移送機構の作動は以下のように構成されて
いる。すなわち、上記帯状材料２８は一定の供給速度■
１で供給され、また上記吸引切断シリンダ３２は一定の
周速１ｉＶ２で回転されている。したがって、この帯状
材料２８と吸引切断シリンダ３２との間には相対的な移
動が生じる。したがって、この帯状材料２８は吸引切断
シリンダの周面３４に対して滑りを生じた状態で保持さ
れる。そして、この帯状材料から包装材料１３が切離さ
れた場合には、この包装材料１３は吸引切断シリンダ３
２の周面３４に保持され、この吸引切断シリンダの周速
度■２まで加速され、切断された帯状材料２８の前端部
３３から離れる。そして、このように切離された包装材
料１３が高速に加速されることによって吸引ディスク４
０．４１への移送を迅速におこなうことができる。この
移送の場合、この吸引切断シリンダ３２の周速度と吸引
ディスク４０．４１の周速度とは対応している。

なお、たとえば上記帯状材料の供給速度ｖ１は約１５０
ｃｍ／秒であり、また吸引切断シリンダの周速度■２は
約３００（Ｊ＋＋／秒である。

また、上記吸引ディスク４０．４１は間欠的に回転駆動
されるように構成されている。この吸引ディスクは間欠
駆動機構６８によって駆動されるように構成されている
。この機構には駆動体６９と星形ホイル７０とが備えら
れている。この駆動体６９は中実軸７１によって一定速
度で回転駆動されている。そして、この駆動体６９の歯
７２が上記星形ホイル７０の凹部に嵌合するように構成
されている。この駆動体６９の周方向の一部には上記の
歯は形成されていない。したがって、この歯の形成され
ていない部分が対応した場合には上記星形ホイル７０は
回転駆動されない。したがって、この星形ホイル７０は
間欠的に回転駆動される。この星形ホイル７０の回転は
歯車７３．７４を介して吸引ディスク４．０．４１に伝
達される。

またこの星形ホイルの停止期間中には、この星形ホイル
に設けられたローラ７５が上記駆動体６９の周面に転接
し、この星形ホイルが回動しないように固定する。

また、第６図には上記駆動体と星形ホイルとの作動の特
性を示す−０すなわち上記星形ホイルは１８０″の範囲
にわたって回転するとともに、この星形ホイルおよび吸
引ディスク４０．４１は上記と等しい角度範囲または期
間だけ停止状態となる。

この第６図中の実線は上記駆動体と星形ホイルの時間／
変位の関係を示し、また破線は駆動体の変位に対する星
形ボイルの速度を示す。また、前記中実軸７１は歯車７
６．７７．７８．７９を介して所定の減速比または増速
比で前記吸引切断シリンダ３２および切断ローラ３８に
連結されている。

上述した装置は、嵌合部材２５の間隔を短縮して巻き煙
草１０の搬送間隔を短くできるので、従来のものより作
動サイクルの時間を短縮することができる。また物品（
巻煙草）を包装する包装材料が高速で送られるとともに
停止期間中は停止されるので、この包装材料を物品に対
して正確に位置決づることかできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例装置を示す一部を破断した側
面図、第２図は第１図に示す装置の断面図、第３図は第
１図の一部を拡大して示す側面図、第４図は異なる作動
状態を示す第３図に対応した側面図、第５図は第２図の
一部を拡大して示す断面図、第６図は作動特性を示す線
図である。 １０・・・−包み分の巻き煙草、１１・・・搬送路、１
３・・・包装材料、２６・・・チェンコンベア、２８・
・・帯状材料、３２・・・吸引切断シリンダ、３５．３
６・・・切断刃、３８・・・切断ローラ、４０．４１・
・・吸引ディスク、４４．４５・・・連通通路、４８．
４９・・・分配溝。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　巻き煙草等の物品を薄膜材料等の包装材料で包
   装する装置であって、この包装材料は第１のエンドレス
   コンベア（吸引切断シリンダ）上で帯状材料から切離さ
   れて形成され、この切離された包装材料はさらに第２の
   エンドレスコンベア（吸引ディスク）上に移送され、こ
   の包装材料はこの第２のエンドレスコンベア上において
   少なくとも上記物品の搬送方向と垂直な平面内における
   両側縁部が保持され、この第２のエンドレスコンベアか
   ら引離されて上記物品をＵ字状に包むものにおいて、上
   記吸引切断シリンダ３２すなわち第１のエンドレスコン
   ベアは連続的に回転するように駆動され、また上記吸引
   ディスク４０．４１すなわち第２のエンドレスコンベア
   は間欠的に回転駆動され、上記包装材料はこの吸引ディ
   スクの停止期間中に上記物品く−包み分の巻き煙草１０
   ）によってこの吸引ディスクから４０．４１から引離さ
   れることを特徴とする巻き煙草等の物品の包装装置。 （２）　前記吸引切断シリンダ３２は一定速度（周速度
   Ｖ２＞で回転駆動され、前記包装材料が前記吸引ディス
   ク４０．４１に移送される際にはこの吸引切断シリンダ
   と吸引ディスクの週速度が互いに合致することを特徴と
   する特許 範囲第１項記載の巻き煙草等の物品の包装装置。 （３》　前記帯状材料２８は前記吸引切断シリンダ３２
   上に一定の供給速度Ｖ１で供給され、この帯状材料から
   切離された前記包装材料１３は上記供給速度Ｖ１より速
   い周速度Ｖ２の前記吸引切断シリンダ３２によって加速
   されることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項また
   は第２項記載の巻き煙草等の物品の包装装置。 （４）　前記吸引切断シリンダ３２の周速度Ｖ２は前記
   帯状材料２８の供給速度ｖ１の約２倍であることを特徴
   とする前記特許請求の範囲第３項記載の巻き煙草の物品
   の包装装置。 （５）　前記包装材料１３が切断された後に上記帯状材
   料２８の前端部３３は前記吸引切断シリンダ３２の周面
   ３４上に負圧によって保持され、この帯状材料は前記供
   給速度Ｖ１を維持し、この供給切断シリンダの周面３４
   上にこれに対してスリップしつつ保持されることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれか１
   に記載の巻き煙草等の物品の包装装置。 （６）　前記吸引切断シリンダ３２の周面３４には吸引
   孔５１．５２．５３．５４が不均一に設けられ、これら
   吸引孔の大部分５１は前記帯状材料２８の前端部３３を
   保持する部分の周面３４に形成されていることを特徴と
   する前記特許請求の範囲第１項ないし第５項のいずれか
   １に記載の巻き煙草等の物品の包装装置。 （７》　前記切離された包装部材１３は前記吸引切断シ
   リンダ３２の周面３４上の吸引孔５３，５４によってそ
   の前端部および後端部のみを保持されることを特徴とす
   る前記特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれか１
   に記載の巻き煙草等の物品の包装装置。 （８》　前記吸引孔５１，５２．５３は径方向に設けら
   れた接続通路４２．４３を介して軸方向に設けられた連
   通通路４４．４５にそれぞれ接続され、これら連通通路
   は側方に配置された分配溝４８、４９に連通されるよう
   に構成され、これら分配溝４８．４９は上記吸引孔５１
   ．５２．５３のグループ毎に対応して互いに異なる位置
   に配置されていることを特徴とする前記特許請求の範囲
   第１項ないし第６項のいずれか１に記載の巻き煙草等の
   物品の包装装置。 （９）　前記分配溝４８．４９は異なる径の位置に（同
   心状に》配置され、これら分配溝は接続通路５８によっ
   て互いに接続されていることを特徴とする前記特許請求
   の範囲第１項ないし第８項のいずれか１に記載の巻き煙
   草等の包装装置。 （１０）　前記吸引ディスク４０．４１は中央軸７１を
   介して間欠駆動機構６８によって駆動され、この間欠駆
   動機構６８は一定速度で回転される駆動体６９と間欠駆
   動される星形ホイール７０とから構成され、この星形ホ
   イールによって前記吸引ディスク４０．４１が間欠駆動
   され、これら吸引ディスク４０，４．１の回動期間と停
   止期間とは互いに略等しいことを特徴とす“る前記特許
   請求の範囲第１項ないし第９項のいずれか１に記載の巻
   き煙草等の物品の包装装置。 （１１）　前記吸引切断シリンダ３２と切断ローラ３８
   とは歯車７６．７７，７８，７９．８０を介して前記中
   央軸７１によって回転されるように構成されていること
   を特徴どする前記特許請求の範囲第１項ないし第１０項
   のいずれか１に記載の巻き煙草等の物品の包装装置。