JPS60121702A - 感湿素子 - Google Patents
感湿素子Info
- Publication number
- JPS60121702A JPS60121702A JP58229163A JP22916383A JPS60121702A JP S60121702 A JPS60121702 A JP S60121702A JP 58229163 A JP58229163 A JP 58229163A JP 22916383 A JP22916383 A JP 22916383A JP S60121702 A JPS60121702 A JP S60121702A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- humidity
- moisture
- resistance value
- sensing element
- sensitive
- Prior art date
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- Non-Adjustable Resistors (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は感湿素子に関する。
し発明の技術的背景とその問題点〕
大気中の温度を測定、検出する感湿素子(湿度センサ)
は、これまでに極めて多数の方式が提案され、かつ実用
化されている。特に、近年は電気的に直接湿度を検出で
きる方式の湿度センサが種々提案されている。この湿度
センサは湿度の検出のみならず、湿度の制御をも簡便に
電気的信号で処理できる特長を有するために注目されて
いる。
は、これまでに極めて多数の方式が提案され、かつ実用
化されている。特に、近年は電気的に直接湿度を検出で
きる方式の湿度センサが種々提案されている。この湿度
センサは湿度の検出のみならず、湿度の制御をも簡便に
電気的信号で処理できる特長を有するために注目されて
いる。
ところで、上述した湿度センサは大気中の湿度を測定す
るために、大気中の水分を感湿素子の表面に物理吸着さ
せ、電気的抵抗値を読みとるものが一般的である。こう
した湿度センサの感湿素体としては、従来、高分子物質
、金属酸化物の焼結体、或いは基板上に金属酸化物を焼
付けたものが用いられている。
るために、大気中の水分を感湿素子の表面に物理吸着さ
せ、電気的抵抗値を読みとるものが一般的である。こう
した湿度センサの感湿素体としては、従来、高分子物質
、金属酸化物の焼結体、或いは基板上に金属酸化物を焼
付けたものが用いられている。
しかしながら、高分子物質を感湿素体とした湿度センサ
は低湿度領域での抵抗値がIMΩ乃至10顯以上と極め
て大きくなるため、通常の電気的検出回路では容易に湿
度を検出できず、精度も極めて悪くなるという欠点があ
った。
は低湿度領域での抵抗値がIMΩ乃至10顯以上と極め
て大きくなるため、通常の電気的検出回路では容易に湿
度を検出できず、精度も極めて悪くなるという欠点があ
った。
また、金属酸化物を感湿素体とした湿度センサは初期の
感度が優れているものの、いずれも長期間の使用におい
ては抵抗値の変化が大きいという欠点があった。この点
を克服するために金属酸化物の焼結体よりなる湿度セン
サにヒータを付設し、湿度測定前に一時的に感湿素体を
加熱し、高温状態にして感湿素体面を再生した後に湿度
を検出するものも知られている。つまり、金属酸化物か
らなる感湿素体の熱安定性を利用し、湿度を検出する直
前に高温にすることにより感湿素体を初期状態に戻して
再現性を確保している。しがしながら、かかる湿度セン
サでは、湿度検出直前に加熱を行々う必要があるために
、連続的な湿度検出は不可能である。しかも、ヒータや
ヒータ制御回路という複雑な機構が必要となり、コスト
高の一因となる。
感度が優れているものの、いずれも長期間の使用におい
ては抵抗値の変化が大きいという欠点があった。この点
を克服するために金属酸化物の焼結体よりなる湿度セン
サにヒータを付設し、湿度測定前に一時的に感湿素体を
加熱し、高温状態にして感湿素体面を再生した後に湿度
を検出するものも知られている。つまり、金属酸化物か
らなる感湿素体の熱安定性を利用し、湿度を検出する直
前に高温にすることにより感湿素体を初期状態に戻して
再現性を確保している。しがしながら、かかる湿度セン
サでは、湿度検出直前に加熱を行々う必要があるために
、連続的な湿度検出は不可能である。しかも、ヒータや
ヒータ制御回路という複雑な機構が必要となり、コスト
高の一因となる。
このようなことから、最近、湿度センサとしてZn08
5〜99 モに%、LiZrVO,o、 5〜10 モ
ル% 及びCr、OA+ Fe、OB 0.5〜5 モ
ル係の組成の金属酸化物からなる温湿素体を用いたもの
(特開昭56−4204号)が開発されている。この湿
度セ憂すはヒータ等の再生処理なしで通常の環境条件(
0〜40 ”Q 。
5〜99 モに%、LiZrVO,o、 5〜10 モ
ル% 及びCr、OA+ Fe、OB 0.5〜5 モ
ル係の組成の金属酸化物からなる温湿素体を用いたもの
(特開昭56−4204号)が開発されている。この湿
度セ憂すはヒータ等の再生処理なしで通常の環境条件(
0〜40 ”Q 。
30〜9Q%RJ()で長期間に亘って安定的に、しが
も低い抵抗値で使用できるものであり、エアコンや加湿
器における湿度制御には充分適用できる。
も低い抵抗値で使用できるものであり、エアコンや加湿
器における湿度制御には充分適用できる。
しかしながら、かかる湿度センサは高温条件で使用する
と、必ずしも充分な経時特性、再現性を得られ麦い場合
があった。
と、必ずしも充分な経時特性、再現性を得られ麦い場合
があった。
本発明は高温条件下で長時間使用しても抵抗値変化は#
1とんど生じずに安定に使用でき、かつ広範囲の湿度領
域においても使い易い電気的抵抗値を有する感湿素子を
提供しようとするものである。
1とんど生じずに安定に使用でき、かつ広範囲の湿度領
域においても使い易い電気的抵抗値を有する感湿素子を
提供しようとするものである。
本発明はCr、0.21−71モ”L ZnO及びMg
Oのうち少くとも1種25〜55モルチ、へ〇、2.0
〜10モル% 、V、O,o、5−0.8モル% Na
、O及びに、O(1)うち少くとも1種0.5〜8.0
モル係を必須成分とした焼結体に一対の電極を具備した
感湿素子である。こうした感湿素子は例えば周囲温度2
5℃、相対湿度30チの場合では約500Kjl、同温
度で相対湿度90チの場合では約10にΩと広範囲な湿
度領域において使いやすい抵抗値を持ち、しかも85℃
という高温条件下に長期間放置しても経時変化が小さく
高信頼性を有するものである。このように本発明の感湿
素子が優れた特性を有するのは、Crρ、、Zn0(又
はZnOとMgO、MgO単独)の結晶性粒子の表面及
び粒界に少量のcr、 o、 、 ZnO等と、Pto
s+’toe。
Oのうち少くとも1種25〜55モルチ、へ〇、2.0
〜10モル% 、V、O,o、5−0.8モル% Na
、O及びに、O(1)うち少くとも1種0.5〜8.0
モル係を必須成分とした焼結体に一対の電極を具備した
感湿素子である。こうした感湿素子は例えば周囲温度2
5℃、相対湿度30チの場合では約500Kjl、同温
度で相対湿度90チの場合では約10にΩと広範囲な湿
度領域において使いやすい抵抗値を持ち、しかも85℃
という高温条件下に長期間放置しても経時変化が小さく
高信頼性を有するものである。このように本発明の感湿
素子が優れた特性を有するのは、Crρ、、Zn0(又
はZnOとMgO、MgO単独)の結晶性粒子の表面及
び粒界に少量のcr、 o、 、 ZnO等と、Pto
s+’toe。
Na、O及び40のうち少くとも1種の成分が存在する
構造になっているためであると推定される。
構造になっているためであると推定される。
上記Cr、O,の配合割合を限定した理由は、その量を
21モルチ未溝にすると、感湿特性としての抵抗値が全
般的に高くなり、かといってその量が71そルチを越え
ると、高温放置での経時変化が太きくなるからである。
21モルチ未溝にすると、感湿特性としての抵抗値が全
般的に高くなり、かといってその量が71そルチを越え
ると、高温放置での経時変化が太きくなるからである。
上記ZnO及びMgOのうちの少なくとも1種の配合割
合を限定した理由は、その量を25モルチ夛満にすると
、高温放置での経時変化が大きくなり、かといってその
量が55モモル係越えると、感湿特性としての抵抗値が
全般的に高くなるからである。この場合、ZnO、Mg
Oを夫々単独で用いても、それらを併用しても同様な作
用を発揮できる。
合を限定した理由は、その量を25モルチ夛満にすると
、高温放置での経時変化が大きくなり、かといってその
量が55モモル係越えると、感湿特性としての抵抗値が
全般的に高くなるからである。この場合、ZnO、Mg
Oを夫々単独で用いても、それらを併用しても同様な作
用を発揮できる。
上記p、allの配合割合を限定した理由は、その量を
2.0モル係未満にすると、高温放置での経時変化が大
きくなり、かといってその量が10モモル係越えると、
低湿度側での抵抗値が大きくなるからである。
2.0モル係未満にすると、高温放置での経時変化が大
きくなり、かといってその量が10モモル係越えると、
低湿度側での抵抗値が大きくなるからである。
上記V、O,,またNa、O及びに、Oのうち少くとも
1種の配合割合を夫々限定した理由はvtOs + N
a、O及びに、Oのうち少くとも1種を各々0.5モル
係未満にすると、感湿特性どしての抵抗値が全般的に亘
って高くなり、かといってVt0I、 Na、O及びに
、Oのうち少くとも1種の量が各々8.0モル係を超え
ると高温放置での経時変化が大きくなるからである。
1種の配合割合を夫々限定した理由はvtOs + N
a、O及びに、Oのうち少くとも1種を各々0.5モル
係未満にすると、感湿特性どしての抵抗値が全般的に亘
って高くなり、かといってVt0I、 Na、O及びに
、Oのうち少くとも1種の量が各々8.0モル係を超え
ると高温放置での経時変化が大きくなるからである。
し発明の実施例〕
次に本発明の詳細な説明する。
実施例1
まず、出発原料として酸化クロム、酸化亜鉛。
リン酸1アンモニウム、酸化バナジウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムの微粉末を用いた。これらの出発原料
をCr、O,、ZnO,P2O,、V、O,、Na、O
,K、0のモル比で44チ、44チ、4チ、4チ、2チ
、2チ となるように秤itを行い、しかる後にボット
ミルで24時時間式混合した。つづいてこの混合物を1
20℃で12時間乾燥した後、800℃で仮焼した。ひ
きつづき、仮焼物をボットミルで24時時間式粉砕した
後、120℃で12時間再度乾燥して原料粉末を調製し
た。
ム、炭酸カリウムの微粉末を用いた。これらの出発原料
をCr、O,、ZnO,P2O,、V、O,、Na、O
,K、0のモル比で44チ、44チ、4チ、4チ、2チ
、2チ となるように秤itを行い、しかる後にボット
ミルで24時時間式混合した。つづいてこの混合物を1
20℃で12時間乾燥した後、800℃で仮焼した。ひ
きつづき、仮焼物をボットミルで24時時間式粉砕した
後、120℃で12時間再度乾燥して原料粉末を調製し
た。
次いで、上記原料粉末にポリビニルナルコール(粘結剤
)を2重量%加え、ライカ機で造粒した後、この造粒物
を500KF/−の条件で加圧成形して直径lQ wt
、厚さ約2nの円盤状成形体を造った。
)を2重量%加え、ライカ機で造粒した後、この造粒物
を500KF/−の条件で加圧成形して直径lQ wt
、厚さ約2nの円盤状成形体を造った。
つづいて、この成形体を1300℃の温度下で2時間焼
成した後、焼結体の両生面を研磨して厚さ1履とした。
成した後、焼結体の両生面を研磨して厚さ1履とした。
ひきつづき、この焼結体(感湿素体)の両生面に酸化ル
テニウムペーストをスタリーン印刷した後、約700℃
で焼付けを行なって直径7履の電極を形成し、第1図に
示す構造の感湿素子を製造した。なお、第1図中の1は
感湿素体、2は電極である。
テニウムペーストをスタリーン印刷した後、約700℃
で焼付けを行なって直径7履の電極を形成し、第1図に
示す構造の感湿素子を製造した。なお、第1図中の1は
感湿素体、2は電極である。
しかして、本実施例1の感湿素子について周囲温度を2
5’C,に一定とし、相対湿度を30〜90チに変化さ
せた時の抵抗値(感湿特性)を調べたところ、第2図に
示す特性図を得た。この第2図から明らかな如く本発明
の感湿素子は周囲温度25℃下、相対湿度30チでは5
40にΩ、同温度下、相対湿度90チでは8にΩと広範
囲の湿度領域で極めて使い易い低い抵抗値を示すことが
わかる。
5’C,に一定とし、相対湿度を30〜90チに変化さ
せた時の抵抗値(感湿特性)を調べたところ、第2図に
示す特性図を得た。この第2図から明らかな如く本発明
の感湿素子は周囲温度25℃下、相対湿度30チでは5
40にΩ、同温度下、相対湿度90チでは8にΩと広範
囲の湿度領域で極めて使い易い低い抵抗値を示すことが
わかる。
また、本実施例1の感湿素子について温度85℃の恒温
槽に1000時間放置した後、周囲温度25℃で相対湿
度を30〜90チに変化させた時の抵抗値(感湿特性)
を調べたところ、第3図に示す特性図を得た。この第3
図から明らかな如く、本発明の感湿素子は高温放置した
後の感湿特性がほとんど変化しておらず、安定した経時
特性を有することがわかる。
槽に1000時間放置した後、周囲温度25℃で相対湿
度を30〜90チに変化させた時の抵抗値(感湿特性)
を調べたところ、第3図に示す特性図を得た。この第3
図から明らかな如く、本発明の感湿素子は高温放置した
後の感湿特性がほとんど変化しておらず、安定した経時
特性を有することがわかる。
実施例2〜13
前記実施例1と同様な方法により下記第1表に示す組成
の焼結体(感湿素体)を備えた12種の感湿素子を製造
した。
の焼結体(感湿素体)を備えた12種の感湿素子を製造
した。
しかして、本実施例2〜13の感湿素子について周囲温
度25℃下、相対湿度30% 、 90%の抵抗値(初
期感湿特性)、並びに85℃の恒温槽に1000時間放
置した後での周囲温度25℃下、相対湿度30チ、90
チの抵抗値(高温放置後の感湿特性)を調べた。その結
果を同第1表に併記した。また、同第1表中には本発明
の組成範囲をはずれる感湿素体を備えた感滓素子を参照
例1〜12として併記した。以7−f泊 上記第1表から明らかな如く、本発明の感湿素子は広範
囲の湿度領域で極めて使い易い抵抗値を有し、かつ高温
条件下でも安定した経時特性を有することがわかる。こ
れ1こ対し、本発明の組成範囲からはずれた焼結体から
なる感湿素子(参照例1〜12 )は前記広範囲の湿度
領域で使い易い抵抗値と、高温条件下で安定した経時特
性との両方を満足しない。
度25℃下、相対湿度30% 、 90%の抵抗値(初
期感湿特性)、並びに85℃の恒温槽に1000時間放
置した後での周囲温度25℃下、相対湿度30チ、90
チの抵抗値(高温放置後の感湿特性)を調べた。その結
果を同第1表に併記した。また、同第1表中には本発明
の組成範囲をはずれる感湿素体を備えた感滓素子を参照
例1〜12として併記した。以7−f泊 上記第1表から明らかな如く、本発明の感湿素子は広範
囲の湿度領域で極めて使い易い抵抗値を有し、かつ高温
条件下でも安定した経時特性を有することがわかる。こ
れ1こ対し、本発明の組成範囲からはずれた焼結体から
なる感湿素子(参照例1〜12 )は前記広範囲の湿度
領域で使い易い抵抗値と、高温条件下で安定した経時特
性との両方を満足しない。
実施例14
まず出発原料として酸化クロム、炭酸マグネシウム、リ
ン酸1アンモニウム、酸化バナジウム。
ン酸1アンモニウム、酸化バナジウム。
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムの微粉末を用いた。
これら出発原料をCr、O,+ MgOl p、o61
v2oB I Na、Ol x、。
v2oB I Na、Ol x、。
のモル比で44%、44%、 4%、 4%、 2%、
2% となるよう秤量を行い、しかる後にボットミル
で24時時間式混合した。つづいてこの混合物を120
℃で12時間乾燥した後に、800℃で仮焼した。ひき
つづき、仮焼物をボットミルで24時時間式粉砕した後
。
2% となるよう秤量を行い、しかる後にボットミル
で24時時間式混合した。つづいてこの混合物を120
℃で12時間乾燥した後に、800℃で仮焼した。ひき
つづき、仮焼物をボットミルで24時時間式粉砕した後
。
120℃で12時間再度乾燥して原料を調整した。
次いで、上記原料粉末を用いて実施例1と同様な方法に
より第1図と同構造の感湿素子を製造した。
より第1図と同構造の感湿素子を製造した。
しかして、本実施例14の感湿素子について周囲温度る
25℃に一定とし、相対湿度を30〜90%に変化させ
た時の抵抗値(感湿特性)を調べたところ、第4図に示
す特性図を得た。この第4図から明らかな如く本発明の
感湿素子は周囲温度25℃下、相対湿度30チでは63
0にΩ、同温度下、相対湿度90%では10にΩと広範
囲の湿度領域で極めて使い易い低い抵抗値を示すことが
わかる。
25℃に一定とし、相対湿度を30〜90%に変化させ
た時の抵抗値(感湿特性)を調べたところ、第4図に示
す特性図を得た。この第4図から明らかな如く本発明の
感湿素子は周囲温度25℃下、相対湿度30チでは63
0にΩ、同温度下、相対湿度90%では10にΩと広範
囲の湿度領域で極めて使い易い低い抵抗値を示すことが
わかる。
また、本実施例14の感湿素子について温度85℃の恒
温槽に1000時間放置した後、周囲温度25℃で相対
湿度を30〜90%に変化させた時の抵抗値(感湿特性
)を調べたところ、第5図に示す特性図を得た。この第
5図から明らかな如く、本発明の感湿素子は高温放置し
た後の感湿特性がほとんど変化しておらず、安定した経
時特性を有することがわかる。
温槽に1000時間放置した後、周囲温度25℃で相対
湿度を30〜90%に変化させた時の抵抗値(感湿特性
)を調べたところ、第5図に示す特性図を得た。この第
5図から明らかな如く、本発明の感湿素子は高温放置し
た後の感湿特性がほとんど変化しておらず、安定した経
時特性を有することがわかる。
実施例15〜26
前記実施例工と同様な方法により下記第2表に示す組成
の焼結体(感湿素体)を備えた12種の感湿素子を製造
した。
の焼結体(感湿素体)を備えた12種の感湿素子を製造
した。
しかして、本実施例15〜26の感湿素子について周囲
温度25℃下、相対湿度30%、90%の抵抗値(初期
感湿特性)、並びに85℃の恒温槽に1000時間放置
した後での周囲温度25℃下、相対湿度3゜チ、90%
の抵抗値(高温放置後の感湿特性)を調べた。その結果
を同第2表に併記した。また、同第2表中には本発明の
組成範囲をはずれる感湿素体を備えた感湿素子を参照例
13〜24として併記した0以壬イ、白 上記第2表から明らかな如く、本発明の感湿素子は広範
囲の湿度領域で極めて使い易い抵抗値を有し、かつ高温
条件下でも安定した経時特性を有することがわかる。こ
れに対し、本発明の組成範囲からはずれた焼結体からな
る感湿素子(参照例13〜24)は前記広範囲の湿度領
域で使い易い抵抗値と、高温条件下で安定した経時特性
との両方を満足しない。
温度25℃下、相対湿度30%、90%の抵抗値(初期
感湿特性)、並びに85℃の恒温槽に1000時間放置
した後での周囲温度25℃下、相対湿度3゜チ、90%
の抵抗値(高温放置後の感湿特性)を調べた。その結果
を同第2表に併記した。また、同第2表中には本発明の
組成範囲をはずれる感湿素体を備えた感湿素子を参照例
13〜24として併記した0以壬イ、白 上記第2表から明らかな如く、本発明の感湿素子は広範
囲の湿度領域で極めて使い易い抵抗値を有し、かつ高温
条件下でも安定した経時特性を有することがわかる。こ
れに対し、本発明の組成範囲からはずれた焼結体からな
る感湿素子(参照例13〜24)は前記広範囲の湿度領
域で使い易い抵抗値と、高温条件下で安定した経時特性
との両方を満足しない。
実施例27〜31
前記実施例1と同様な方法により下記第3表に示す組成
の焼結体(感湿素体)を備えた5種の感湿素子を製造し
た。
の焼結体(感湿素体)を備えた5種の感湿素子を製造し
た。
しかして、本実施例27〜31の感湿素子について周囲
温度25℃下、相対湿度30% 、 90%の抵抗値(
初期感湿特性)、並びに85℃の恒温槽に1000時間
放置した後での周囲温度25℃下、相対湿度30% 、
90%の抵抗値(高温放置後の感湿特性)を調べた。
温度25℃下、相対湿度30% 、 90%の抵抗値(
初期感湿特性)、並びに85℃の恒温槽に1000時間
放置した後での周囲温度25℃下、相対湿度30% 、
90%の抵抗値(高温放置後の感湿特性)を調べた。
その結果を同第3表に併記した。また、同第3表中には
本発明の組成範囲をはずれる感湿素体を備えた感湿素子
を参照例25〜26として併記した。メ1−f:口 上記第3表から明らかな如く、本発明の感湿素子は広範
囲の湿度領域で極めて便い易い抵抗値を有し、かつ高温
条件下でも安定した経時特性を有することがわかる。こ
れに対し、本発明の組成範囲からはずれた焼結体からな
る感湿素子(参照例25〜26)は前記広範囲の湿度領
域で使い易い抵抗値と、高温条件下で安定した径間特性
との両方を満足しない。
本発明の組成範囲をはずれる感湿素体を備えた感湿素子
を参照例25〜26として併記した。メ1−f:口 上記第3表から明らかな如く、本発明の感湿素子は広範
囲の湿度領域で極めて便い易い抵抗値を有し、かつ高温
条件下でも安定した経時特性を有することがわかる。こ
れに対し、本発明の組成範囲からはずれた焼結体からな
る感湿素子(参照例25〜26)は前記広範囲の湿度領
域で使い易い抵抗値と、高温条件下で安定した径間特性
との両方を満足しない。
以上詳述した如く、本発明によれば広範囲の湿度領域に
おいても使い易い電気抵抗値(感湿特性)を有し、しか
も高温条件下で長時間使用しても抵抗値変化をほとんど
生じずに安定的に使用できる高信頼性の感湿素子を提供
できる。
おいても使い易い電気抵抗値(感湿特性)を有し、しか
も高温条件下で長時間使用しても抵抗値変化をほとんど
生じずに安定的に使用できる高信頼性の感湿素子を提供
できる。
第1図は本発明の感湿素子の一形態を示す斜視図、第2
図は実施例1の感湿素子における初期窓び特性を示す線
図、第3図は同寅施例1の感湿素子における高温放置後
の感湿特性を示す線図、第4図は実施例■4の感湿素子
における初期感湿特性を示す線図、第5図は同実施例J
4の感湿素子における高温放置後の感湿特性を示す線図
である。 1・・・焼結体(感湿素体) 2・・・電極 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名)第 1
図 第2図 第8図 ヨρStr 79 m 31) Str 7691)相
対1度(%) 相対湿層(静 第4図 第5図
図は実施例1の感湿素子における初期窓び特性を示す線
図、第3図は同寅施例1の感湿素子における高温放置後
の感湿特性を示す線図、第4図は実施例■4の感湿素子
における初期感湿特性を示す線図、第5図は同実施例J
4の感湿素子における高温放置後の感湿特性を示す線図
である。 1・・・焼結体(感湿素体) 2・・・電極 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名)第 1
図 第2図 第8図 ヨρStr 79 m 31) Str 7691)相
対1度(%) 相対湿層(静 第4図 第5図
Claims (1)
- Cr、0.21〜71 モル% 、ZnO及びMgOの
うち少くとも1種25−55 モル%x Pro@ 2
.0〜10 モル%、V、0゜0.5〜8.0モルチN
a、O及びに、Oのうち少くとも1種0.5〜8.0モ
ルチを必須成分とした焼結体に一対の電極を具備したこ
とを特徴とする感湿素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58229163A JPS60121702A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 感湿素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58229163A JPS60121702A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 感湿素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60121702A true JPS60121702A (ja) | 1985-06-29 |
Family
ID=16887767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58229163A Pending JPS60121702A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 感湿素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60121702A (ja) |
-
1983
- 1983-12-06 JP JP58229163A patent/JPS60121702A/ja active Pending
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