JPS601214Y2 - 直立型消音器の遮熱構造 - Google Patents

直立型消音器の遮熱構造

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Publication number
JPS601214Y2
JPS601214Y2 JP16830479U JP16830479U JPS601214Y2 JP S601214 Y2 JPS601214 Y2 JP S601214Y2 JP 16830479 U JP16830479 U JP 16830479U JP 16830479 U JP16830479 U JP 16830479U JP S601214 Y2 JPS601214 Y2 JP S601214Y2
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JP
Japan
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exhaust pipe
upright
muffler tube
small holes
end plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP16830479U
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English (en)
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JPS5685015U (ja
Inventor
健一 大島
Original Assignee
日本ラヂヱーター株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)考案の技術分野 本考案1よ、内燃機関に用いられる直立型消音器の遮熱
構造に間予る。
(ロ)技術の背景 農業機械や産業機械のような内燃機関に用いられる直立
型消音器で、マフラ筒が表面に露出しているものは、内
燃機関の排気熱が高温になり、これに触れると火傷をす
る危険があった。
(ハ)従来技術と問題点 そこて従来は、この対策として例えば実開昭55−90
719号又は第4図に示すものが知られていた。
第4図に示すものはマフラ筒2を遮熱カバー4′で覆っ
て防護するものである。
この遮熱カバー4′の取付はマフラ筒2又はその上下に
突出する排気管1にボス10を溶着腰これにボルト11
で取り付けである。
然し乍ら、この構造に於ては強度的に多くのボス10を
必要とし、又遮熱カバー4′の取付孔とボス16のネジ
孔が合わない等の精度不良が発生し易く、・而もボルト
11が緩んで遮熱カバー4′とボルト11との干渉によ
る異音が発生する欠点があった。
に)考案の目的 本考案は斯かる従来の問題点を解決すべく為されたもめ
であり、その目的は遮熱カバーをマフラ筒に一体に固着
し、製作性及び組付精度を高めると共に両者間の干渉に
よる異音の発生を防止することにある。
(ホ)考案の構成 上記目的を達成するために本考案は、壁面に小孔群を穿
設した直立する排気管と、この排気管との間に拡張室を
形成するように該排気管の小孔群が穿設されている部位
に同心的に配されるマフラ筒と、このマフラ筒との間に
環状空間を形成するように同心的に配される遮熱カバー
と、上記マフラ筒と遮熱カバーの上下端を夫々閉塞する
と共に上記排気管に一体的に固着され、且つ上記環状空
間部位では環状凹部を形成し、この環状凹部に複数の小
孔が穿設しであるエンドプレートとかう構成したもので
ある。
(へ)考案の実施例 以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づ゛いて
説明する。
排気管1に同心的に配設されたマフラ筒2と遮熱カバー
4とは、外周、径方向に所定間隔を保ち、環状空間5を
形成する。
マフラ筒2と遮熱カバー4との上下端に配設されるエン
ドプレート3.3は、中央の突出縁部3aで排気管1に
溶着されている。
マフラ筒2の上下端2bはエンドプレート3の環状段部
3bに圧入固定されている。
又、遮熱カバー4の上下端4aは、例えば第3図イのよ
うにエンドプレート3の端部3cと溶着又は第3図口の
ように巻締めにより固定されている。
環状空間5と対峙するエンドプレート3の環状凹部5a
には、冷却兼排水用の複数個の小孔6が穿設されている
尚、遮熱カバー4は孔無し板、多孔網状板、ネット等必
要に応じて選定すれば良く、又パンチングメタルのよう
に多数個の小孔を明ければ、一段と遮熱カバー4の表面
温度が低下し、好適である。
次に、本考案の作用について説明する。
内燃機関より排出された排気ガスは、排気管1によマて
導びかれ、その管端より大気に放出されるが、この間に
於て排気管1の壁面に穿設された小孔群iとこの小孔群
7を覆うように配設されたマフラ筒2とで構成された拡
張室8より成る消音器Mにより排気騒音は減衰される。
マフラ筒2はこのように高温の排気熱に曝され高温とな
るが、同心的に配された遮熱カバー4によって形成され
る環状空間5の空気がエンドプレート3,3に突設され
た小′?L6を介して対流乃至走行時の走行風によって
強制換気作用を起こ腰マフラ筒2、遮熱カバー4を冷却
し、遮熱カバー4の高温化を阻止する二叉、エンドプレ
ート3上に滴下した雨水等は、前記小孔6を通って下方
に流出し、溜水の沸騰飛散による災害を無<シ、手ンド
プレート3の腐食の進行を防止する効果がある。
本考案は、上述の如くマフラ筒2と遮熱カバー4間に設
けた環状空間51fよりマフラ筒2からの発散熱を充分
に冷却することができる。
又、マフラ筒2と遮熱カバー4は上下端2b、4aを夫
々エンドプレート3で適宜方法で確実に一体的に固定し
、且つエンドプレー:ト3の中央の突出縁部3aが排気
管1に固定支持するので、強度的にも強く、又簡易で製
作も容易であり、従って低価格で製作できる。
更に、上下のエンドプレート3は共通部品であるため、
製作が容易であり、且っ低価格で提供できる。
而も、エンドプレート3にハ環状段部3b及び環状凹部
5aが設けであるため、マフラ筒2とエンドプレート3
、遮熱カバー4とエンドプレート3との位置決めが容易
となり、組付が簡単にできる。
・(ト)考案の効果 上述の如く本考案によれば、マフラ筒と遮熱カバーとを
エンドプレートで一体的に固着するようにしたため、製
作性及び組付精度が向上し、精度不良を防止し、而も従
来品のようなボルトの緩みによる異音の発生が無くなる
等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2図は第1
図の端面図1.第3因はエンドプレート端部に於けるか
しめと巻締めを示す拡大図、第4図は従来例を示す縦断
面図である1゜ 1・・・・・・排気W、2・・・・・・マフラ筒、3・
・・・・・エンドプレート、4・・・・・・遮熱カバー
、5・・・・・・環状空間、6、7.9・・・・・・小
孔、8・・・・・・拡張室、10・・・・・・ボス部、
M・・・・・・消音器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に小孔群を穿設した直立する排気管と、この排気管
    との間に拡張室を形成するように該排気管の小孔群が穿
    設されている部位に同心的に配されるマフラ筒と、この
    マフラ筒との間に環状空間を形成するように同心的に配
    される遮熱カバーと、上記マフラ筒と遮熱カバーの上下
    端を夫々閉塞すると共に上記排気管に一体的に固着され
    、且つ上記環状空間部位では環状凹部を形成腰□この環
    状凹部に複数の小孔が穿設して:あるエンドプレートと
    から構成きれた直立型消音・器の遮熱構造。
JP16830479U 1979-12-04 1979-12-04 直立型消音器の遮熱構造 Expired JPS601214Y2 (ja)

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JP16830479U JPS601214Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04 直立型消音器の遮熱構造

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Publication Number Publication Date
JPS5685015U JPS5685015U (ja) 1981-07-08
JPS601214Y2 true JPS601214Y2 (ja) 1985-01-14

Family

ID=29679125

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