JPS6012100B2 - 被覆用プラスチック液溜め - Google Patents
被覆用プラスチック液溜めInfo
- Publication number
- JPS6012100B2 JPS6012100B2 JP14200780A JP14200780A JPS6012100B2 JP S6012100 B2 JPS6012100 B2 JP S6012100B2 JP 14200780 A JP14200780 A JP 14200780A JP 14200780 A JP14200780 A JP 14200780A JP S6012100 B2 JPS6012100 B2 JP S6012100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- liquid
- liquid reservoir
- coating
- plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、液状プラスチックの液溜めに関するものであ
る。
る。
従来、液状プラスチックの液溜めは、第１図に示すよう
に構成されていた。
に構成されていた。
第１図において、１は線材であり、この線村１が液溜め
２の中の液状プラスチック３を通過し、ノズル４から出
ることによって、線材の表面は液状プラスチックによっ
て覆われ、被覆線村５となる。この従来のプラスチック
被覆装置において、線材の送り速度を遠くした場合、綾
村と液状プラスチックの濡れが悪くなり、ノズル４から
出る線村の表面に液状プラスチックが一様に被覆されな
いという欠点があった。第２図はこの欠点を解決するた
めに考案されたものであり、実願昭５４一０４５７７３
号（実関昭５５−１４７８６１号公報参照）にみられる
ように、液溜２１内に液状プラスチック２２を線村２３
の移動方向に沿って流動させるための翼車２４を線材の
近傍に設置したもので、これにより液状プラスチックが
線材の移動方向に流動するので、線村と液状プラスチッ
クの濡れは良くなり、第１図の液溜めによる場合に比べ
て線材送り速度を向上できる。
２の中の液状プラスチック３を通過し、ノズル４から出
ることによって、線材の表面は液状プラスチックによっ
て覆われ、被覆線村５となる。この従来のプラスチック
被覆装置において、線材の送り速度を遠くした場合、綾
村と液状プラスチックの濡れが悪くなり、ノズル４から
出る線村の表面に液状プラスチックが一様に被覆されな
いという欠点があった。第２図はこの欠点を解決するた
めに考案されたものであり、実願昭５４一０４５７７３
号（実関昭５５−１４７８６１号公報参照）にみられる
ように、液溜２１内に液状プラスチック２２を線村２３
の移動方向に沿って流動させるための翼車２４を線材の
近傍に設置したもので、これにより液状プラスチックが
線材の移動方向に流動するので、線村と液状プラスチッ
クの濡れは良くなり、第１図の液溜めによる場合に比べ
て線材送り速度を向上できる。
しかしながら、第２図の液溜めによる被覆でも、線村の
送り速度には限界があった。たとえば１２５〃仇のガラ
ス製線材を液状シリコーン樹脂で被覆した場合、一様な
被覆線材が得られる送り速度の上限は、約毎分１５０の
であった。本発明はこれらの欠点を解決するため、液状
プラスチックを溜めるための液溜内に多角形状の回転子
を設けることを特徴としたもので、その目的は一様な被
覆線材が得られる線材送り速度の上限を向上することに
ある。
送り速度には限界があった。たとえば１２５〃仇のガラ
ス製線材を液状シリコーン樹脂で被覆した場合、一様な
被覆線材が得られる送り速度の上限は、約毎分１５０の
であった。本発明はこれらの欠点を解決するため、液状
プラスチックを溜めるための液溜内に多角形状の回転子
を設けることを特徴としたもので、その目的は一様な被
覆線材が得られる線材送り速度の上限を向上することに
ある。
第３図は本発明の一実施例の構成図である。
第３図において液溜め３１の中に設けられた三角形の回
転子３２が回転することにより、液状プラスチック３３
は矢印Ａの方向に流動し〜糠材３４に圧力を加えるもの
である。三角形回転子３２の回転数が増すにつれて、液
状プラスチックの線材移動方向への流動も遠くなるが、
矢印Ａ方向の流動によって生ずる線材３４への加圧力は
減少せず、この加圧によって液状プラスチックと線材と
の濡れは良くなり、ノズル３５を通って一様な被覆線材
３６が得られる線材送り速度の上限は向上する。たとえ
ば第３図において、外径１２５ム机のガラス製線材に液
状シリコーン樹脂を被覆する場合、三角形回転子を１０
０〜５０仇ｐｍで回転して加圧するとともに、縁材の移
動方向にシリコーン樹脂を流動することにより、外蚤４
００〃ので一様にシリコーン樹脂によって被覆された線
材を毎分２５０ので得た。
転子３２が回転することにより、液状プラスチック３３
は矢印Ａの方向に流動し〜糠材３４に圧力を加えるもの
である。三角形回転子３２の回転数が増すにつれて、液
状プラスチックの線材移動方向への流動も遠くなるが、
矢印Ａ方向の流動によって生ずる線材３４への加圧力は
減少せず、この加圧によって液状プラスチックと線材と
の濡れは良くなり、ノズル３５を通って一様な被覆線材
３６が得られる線材送り速度の上限は向上する。たとえ
ば第３図において、外径１２５ム机のガラス製線材に液
状シリコーン樹脂を被覆する場合、三角形回転子を１０
０〜５０仇ｐｍで回転して加圧するとともに、縁材の移
動方向にシリコーン樹脂を流動することにより、外蚤４
００〃ので一様にシリコーン樹脂によって被覆された線
材を毎分２５０ので得た。
さらに、三角形回転子の回転数および液状シリコーン樹
脂の粘性係数を調整することにより、一様な被覆線材が
得られる綾材送り速度を毎分３００肌まで向上できた。
脂の粘性係数を調整することにより、一様な被覆線材が
得られる綾材送り速度を毎分３００肌まで向上できた。
本発明で、三角形（または多角形）の回転子を２個以上
設置すれば、さらに線材送り速度を向上できる。第４図
は線材４１の周囲に三角形（または多角形）回転子４２
を４個設置した本発明の他の実施例の構成図であり、回
転子４２の回転にともなう圧縮力は強くなり、線材４１
と液状プラスチック４３との濡れはさらに良くなり、一
様な被覆線材の得られる送り速度の上限はさらに向上す
る。
設置すれば、さらに線材送り速度を向上できる。第４図
は線材４１の周囲に三角形（または多角形）回転子４２
を４個設置した本発明の他の実施例の構成図であり、回
転子４２の回転にともなう圧縮力は強くなり、線材４１
と液状プラスチック４３との濡れはさらに良くなり、一
様な被覆線材の得られる送り速度の上限はさらに向上す
る。
なお４４は液溜めである。この場合、外径１２５山肌の
ガラス製線材を液状プラスチックで被覆し、一様な４０
０山肌の外径の被覆線材を毎分５００ので得た。
ガラス製線材を液状プラスチックで被覆し、一様な４０
０山肌の外径の被覆線材を毎分５００ので得た。
以上説明したように、本発明の被覆用プラスチック液溜
めは、液状プラスチックの液溜め内に多角形の回転子を
設け、この回転子の回転によって液状プラスチックを該
液溜め内で加圧しながら綾材に被覆するものであるから
、一様な被覆線材の得られる線材送り速度の上限を向上
できる利点がある。
めは、液状プラスチックの液溜め内に多角形の回転子を
設け、この回転子の回転によって液状プラスチックを該
液溜め内で加圧しながら綾材に被覆するものであるから
、一様な被覆線材の得られる線材送り速度の上限を向上
できる利点がある。
この結果、最尺な光ファィバを短い時間で線引きするこ
とができ、得られる光ファィバの製造価格を低下できる
利点がある。
とができ、得られる光ファィバの製造価格を低下できる
利点がある。
第１図は従来の液溜めの構成図、第２図は改良された従
釆の液溜めの構成図、第３図は本発明の一実施例の構成
図、第４図は本発明の他の実施例の構成図である。 １・・・・・・線材、２・・…・液溜め、３…・・・液
状プラスチック、４・・・・・・ノズル、５…・・・被
覆線材、２１・・・，．．液溜め、２２・・・・・・液
状プラスチック、２３・・．・・・線材、２４・・・・
・・翼車、２５・・・・・・ノズル、２６・・・…被覆
線材、３１・・・・・・液溜め、３２・・・・・・三角
形回転子、３３…・・・液状プラスチック、３４・・…
・線材、３５・・・・・・ノズル、３６・・・・・・被
覆線材、４１・・・・・・線村、４２・…・・多角形（
または三角形）回転子、４３……液状プラスチック、４
４・…・・液溜め。 第１図第２図 第３図 第４図
釆の液溜めの構成図、第３図は本発明の一実施例の構成
図、第４図は本発明の他の実施例の構成図である。 １・・・・・・線材、２・・…・液溜め、３…・・・液
状プラスチック、４・・・・・・ノズル、５…・・・被
覆線材、２１・・・，．．液溜め、２２・・・・・・液
状プラスチック、２３・・．・・・線材、２４・・・・
・・翼車、２５・・・・・・ノズル、２６・・・…被覆
線材、３１・・・・・・液溜め、３２・・・・・・三角
形回転子、３３…・・・液状プラスチック、３４・・…
・線材、３５・・・・・・ノズル、３６・・・・・・被
覆線材、４１・・・・・・線村、４２・…・・多角形（
または三角形）回転子、４３……液状プラスチック、４
４・…・・液溜め。 第１図第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- １ 液状プラスチツクを溜めておく液溜めの内部に、多
角形状の１個もしくは複数個の回転子を設けたことを特
徴とする被覆用プラスチツク液溜め。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14200780A JPS6012100B2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | 被覆用プラスチック液溜め |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14200780A JPS6012100B2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | 被覆用プラスチック液溜め |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5768165A JPS5768165A (en) | 1982-04-26 |
| JPS6012100B2 true JPS6012100B2 (ja) | 1985-03-29 |
Family
ID=15305205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14200780A Expired JPS6012100B2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | 被覆用プラスチック液溜め |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012100B2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-13 JP JP14200780A patent/JPS6012100B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5768165A (en) | 1982-04-26 |
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