JPS60119419A - エーロゾル分与用計量弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は改良されたエーロゾル分与用計量弁に関し、特
に加圧された粉末エーロゾルを分与するための弁に関す
る。

〔従来の技術〕

加圧されたエーロゾルコンテナに使用するための既知の
計量された量の加圧されたエーロゾルを分与する弁はよ
く知られている。通常これらの升は、内側針ｌ゛室金偏
えた弁本体と、前記内側計量室の外側端部および内側端
部全閉ざす外側シールおよび内側シールと、前記内側計
量室が大気から遮断される不作動位置と前記内側計量室
の内容物が大気中に放出されると共に前記内側計量室が
コンテナの内部から遮断される作動位置との間で移動し
うる弁部材と、前記弁部材なその不作動位置に押圧する
弾撥装置とを備えている。

計量室の外側端部は使用時に大気に最も近接し、そして
ｉｔｔ童室の内側端部はコンテナの内部に隣接するよう
になっている。

転倒位置、すなわち、加圧エーロゾルコンテナの開口部
全下方に向けた位置で使用する多数の弁が提案されてい
る。これらの装置の多くについては、コンテナが空にな
るまで吐出量を変更しないで制御された量の物質を吐出
するとい　５− う点で％粁申請がなちれている。

転倒位置におけるコンテナに使用するための升は例えは
米国特許第３３９４８５１号およびフランス特許第２１
４７１７７号の各明細書に記載されている。

米国特許第５５９４８５１号明細曹に記載の装置は圧縮
されたガスエーロゾルを用いて使用するためのものであ
り、二つの区画からなる計量室を備えている。この計量
室は加圧された粉末エーロゾルに対して十分満足に機能
せず、そこでは粉末が加圧された噴射剤の中に懸濁して
いる。

フランス％計第２１４７１７７号明細曹には、内側およ
び外側端部が内側シールおよび外側シールでそれぞれ閉
ざされたＷｔ　ｉｋ室と、前記日−１量室を通して延び
た弁棒と全備えた升が記載されている。この計量室は、
作動位置において、弁本体の対応したみそと整合する升
の下側部分のみ　６− ぞにより取りつけられたコンテナの内側と連絡する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような升は手動の加圧エーロゾルディスペンサに対
して非常に十分に作用するけれども、自動装置または吸
入作動装置に対しては不十分に作動する傾向があること
が判明した。

吸入作動エーロゾルディスペンサ例えば欧州特許第４５
４１９Ｂ号明細書に開示されたディスペンサは吸入によ
り自動的に作動せしめられる。

計量室中の内容物が吐出されたときに、ディスペンサが
使用者により再び持ち上げられるまで弁棒が押下げ位置
に保持される。この装置は、代表的には、使用直前に単
に持ち上けられるだけである。従って、ディスペンサが
吸入作動装置に使用されない間に計量室がコンテナの内
部と連通しているような手動弁とは対照的に、計量室は
コンテナの内部から遮断式れ、かわって大気と連通して
いる。

弁部材をたとえ短時間でも押し下げた状態に保持するこ
とにより空気が大気中から計量室中に拡散せしめられる
ことが判明した。また、弁部材上不作動位置に戻すこと
により計量室の中に空気が閉じ込められる。このために
、エアロツクおよび／または気泡が発生して計量室全コ
ンテナの内容物で光音に光填できなくなっていると考え
られる。その結果、引続いて弁を作動させたときに、加
圧されたエーロゾルの拡散音が減少する。

この問題は仲迄確認されていなかったと思われる。

弁部材の下側部分がくびれかつ内側シールのオリアイス
の直径を升部材の直径よりもかなり大きくした升が、例
えは英国特許出願第２００４５２６Ａおよび欧州特許出
願第００６１９７３Ａに提案式れている。英国特許出願
第２００４５２６Ａ号明細書には、不作動位置において
升の間の環状スペースは計量室中への物質の流入または
計量室からの物質の流出をゆゆしく妨害しないような十
分なサイズになるように、シールおよび弁棒の相対寸法
會示しである。しかしながら、英国特許出願第２００４
５２６Ａ号明細書に開示された升は、−貫した基準で製
造することが非常に困難なワンピースの弁棒を有しかつ
使用中に容易に破壊しがちであるという不利点を持って
いる。

欧州特許出願第Ｌ１０６１９７３Ａ号明細曹に開示され
た升は、２個の成形部品と判御的な組立工程を必要とす
るツーピース弁棒を有しており、そのために製造コスト
が大幅に高くなるという不利点がある。

〔問題を解決するための手段〕

−〇　一 本発明においてはエアロツクの問題を解決しかつ欧州特
許第４５４１９Ｂ号明細書に記載の吸引作動装置と組み
合わせて使用されるときに、計量された投与量全確実に
送り出しかつくびれだ弁棒に付随した不利点を実質的に
軽減した計量弁全開発した。

本発明は単一の内側計量室會有する弁本体と、前記計量
室の外側端部および内側端部全それぞれ閉ざす外側シー
ルおよび内側シールと、前記外側シールおよび内側シー
ルと協働しかつ前記計量室が大気から遮断袋れると共に
コンテナの内部と連絡する不作動位置と、前記計量室の
内容物が大気中に吐出されると共に前記計量室がコンテ
ナの内部から遮断される作動位置との間を移動しうる弁
部材とを備え、前記升部材が弁が不作動位置にあるとき
に内側シールと摺動可能に係合するようになった下側部
分を備え、前−１０＝ 配下側部分が前記計量室とコンテナの内部とを連絡する
ための装置を備え、前記装置は升が不作動位置にあると
きに前記計量室の中に閉じ込められた空気を排出しかつ
加圧された物質を前記計量室の中に流入させることがで
きる十分なサイズになっている、加圧された物質のため
のコンテナに使用されるエーロゾル分与用計量弁を提供
するものである。

計量室とコンテナの内部と全連絡する装置は、例えば、
弁部材の下側部分の対向した面にわたって延びるスロッ
トとすることができる。しかしながら本発明においては
、この装置を弁部材に形成された少くとも２個のチャン
ネルから構成することが好ましい。またこの装置を８個
以下のチャンネルで構成することが好ましく、６個ない
し６個のチャンネル、特別に４個のチャンネルで構成す
ることが好ましいと考えられる。

計量室は弁部材の下側部分を囲繞ししかも該下側部分と
接触しないように構成された穴のあいた基部を備えてい
ることが好ましい。この穴は例えば正方形、三角形また
は薄形に形成することができる。しかしながら、本発明
では弁部材の横断面上円形に形成しかつ前記穴を弁部材
の直径よりも大きい直径を有する円形に形成してそれに
より内側シールの真上に弁部材全囲繞する環状スペース
が得られるようにすることが好ましいと考えられる。

本発明においては弁棒から環状部分の外面を規制する計
量室の面までの環状スペース’ｋ　例、ｔば約０．１〜
２ｍＮ、好ましくは０．５朋の幅に形成することが好ま
しい。計量室とコンテナの内部と全連絡するための装置
は、弁部材が不作動位置にあるときに、内側シールの上
方にしかも基部の穴の内部に終端することが好ましい。

この装置がチャンネルからなっている場合に、チャンネ
ルの少くとも２個は計量室中の気泡または加圧された液
状噴射剤の表面張力によって閉塞されないように十分に
大きく形成することが好ましい。例えば、約ｉ　２　ｍ
ｌｌの直径の円形横断面を有しかつ４個のチャンネルを
備えている弁棒に対しては、チャンネルの各々は深さが
約０、２〜１−５　Ｍｎ　Ｎ好ましくは０．３〜１．２
ｍｉ＋ｓ特に０．７龍でありそして幅を約０．２〜２．
０問、好ましくは０．５〜１．５．、、特に０．８　ｍ
、に形成することができる。

これらのチャンネルは弁部材の長手方向の軸線のまわり
に平行に隔置されることが好ましい。

チャンネルは弁部材の長手方向の軸線のまわりにある角
度をなして隔置されることが好ましく、等角度間隔に形
成されることが最も好ましい。

これらのチャンネルは特に円形横断面を有す１３− る開口した溝であることが好ましい。

連通装置を備えていない弁部材の部分は円形横断面に形
成されることが好ましい。しかしながら、本発明におい
ては升が不作動位置にあるときにコンテナの内部に保持
される弁部材の端部ｔその他の部分よりも小δい円形横
断面に形成することが好ましく、またこの端部にテーパ
ｔつけることが特に好ましいと考えられる。

約２０μｔないし５００μｔの容量を有しほぼ円形の横
断面をもつ弁部材を備えた慣用型式の計量室で使用され
る場合、環状スペースとチャンネルの少くとも１個との
間の組み合わされた隙間、すなわち、チャンネルの深さ
と環状スペースの幅との和は、少くともｉ、　ｏ　ｇｍ
であることが好ましい。

この升は弁部打音その不作動位置に押圧する弾撥装置を
備えていることが好ましい。この弾１４− 板装置例えば圧縮はねを計量室の内部に取りつけること
ができる。しかしながら、本発明では、この弾撥装置が
計量室の外部、例えば、内側シールのコンテナ側に取り
つけられた圧縮はねであることが好ましいと考えられる
。

本発明においては圧縮はねが計量室の外部に取りつけら
れた場合に、弁本体に圧縮ばねを囲繞する端部が開口し
た円筒形チューブを規制するりプの形態の廷長部會設け
、前記廷長部が不作動位置から作動位置まで移動する弁
部材をガイドするように構成することが好ましい。７！
た更に、弁本体延長部の内部での弁部材の移動が弁部材
を囲繞しかつ弁本体延長部の内部に摺動し９るように取
りつけられた環状のカラー、すなわち、つばによりさら
にガイドされることが好ましいと考えられる。このカラ
ーが圧縮ばねのための上側シートに提供することが好ま
しい。

計量室に対する弁部材の内方移動は計量室の中に設けら
れたペース部材全抑圧するようになった計址室内部の停
止装置により制限されることが好ましい。この停止装置
は作動中に計量室の内部に保持される弁部材の一部分に
形成された周囲リブを備えていることが好ましい。ペー
ス部材は計量室のペース部分金偏えていることが好まし
い。本発明によるエーロゾル分与用計量弁は特に欧州特
許第４５４１９Ｂ号明細書に記載の吸引作動ディスペン
サと組み合わせた場合に、同様な構造の既知の升よりも
製造コストが安くかつ堅牢であり、かつ信頼できるとい
う点で有利である。

〔実施例および作用〕

本発明の好ましい一実施態様を碓付図について以下に記
載する。

先づ、第１図について述べると、本発明による弁はフェ
ルール２の中に嵌合された円形カップ１の形態の本体を
備えている。穴のあいた基部を偏見た升ブツシュ３がカ
ップ１の中に嵌合されてカップ１に対して固定された計
量室４′（Ｉ−形成している。計量室４はフェルール２
に隣接した外側端部に外側シールすなわちガスケット５
を備え、そしてその内側端部に内側シールすなわちガス
ケット６全備えている。計量室４の内側端部は加圧エー
ロゾルコンテナの内側部内に嵌合するようになっている
。

中空の管状ガイド７がカッ７°１から計量室４および内
側シール６の下方に延びている。ガイド７の内側壁部は
ガイドフィン７ａ’ｚ備えている。ガイドフィン７ａは
円筒形の内側通路を規制している。ガイド７の内側壁部
には、直径方向に対向した細長い穴（図示せず）が付加
的に形成されている。ガイド７の下端部は内方に向１７
− いた周縁フランジ８を備えている。

全般的に円形の横断面含有する弁棒９の形態の弁部材が
計量室４を通ってガイド７の内部に延びている。ガイド
７の中に延びる弁棒９の端部は圧縮はね１０により囲繞
されている。圧縮はね１０はフランツ８によりガイド７
の中に保持されかつｆｆ′Ｊ＃＝９の内側端部に装着さ
れた環状カラー１１を押圧している。カラー１１はガイ
ド７の内部に摺動しうるように取りつけられている。

はね１０は弁棒９′に第１図に示した不作動位置に向け
て押圧している。弁棒９の外方移動は弁棒９から計量室
４の内部に延びる周囲リブにより制限される。周囲リブ
１２は升が不作動位置にあるときに外側シール５を押圧
するようになっている。周囲リブ１２はまた升Ｗｉ９が
作動位置にあるときにグツシュ３０基部と衝合する１８
− ことにより弁棒９の内方移動全制限するようになってい
る。

升′４＄９の下側部分は弁棒９が不作動位置にあるとき
に計量室４を複数個のチャンネル１３の形態の内側部分
と連通させるための装置を備えている。第２図にさらに
詳しく示したように、好ましい実施態様における複数個
のチャンネル１６は弁棒９の長手方向軸線のまわりに羊
行に等角度に隔置された４個の溝１４．１５．１６およ
び１７’ｉ備えている。溝１４．１５．１６および１７
はコンテナの内側１部の中で移動するようになった弁棒
９の端部から延びかつ弁棒９が不作動位置にあるときに
ブツシュ５の基部の内部で内側シール６の真上に終端す
るように配置されている。ブッシュ６０基部に形成され
かつ弁棒９を囲繞する例えは約０．２韻幅の小さい環状
スペース１８が弁棒９が不作動位置にあるときにｔｔ量
室４とその内側部分との連通全保証するようになってい
る。

弁棒９の下側部分には、チャンネル１６の下端部の深さ
が計量室側端部の深さよりも浅くなるようにテーパーが
つけられている。

弁棒９の外側端部には、導出通路１９が形成されている
。装入物質は計量室４から導出通路１９を通して分与す
ることができる。このような装入物質は移送口２０を通
して導出通路１９に流入する。移送口２０は不作動位置
においてフェルール２の外側に配置され、そして弁棒９
が作動位置に向かって内方に移動したときに計ｉ１室４
と連絡する。

弁棒９は作動位置および不作動位置の両方において外側
シール５と＠封嵌合し、そして升が作動位置にあるとき
のみに内側シール６と密封嵌合する。

従って、計量室４は不作動位置において外部（大気）か
らは遮断されるが、コンテナの内部と連絡するようにな
っており、また作動位置においては外部と連絡するが一
方コンテナの内部から遮断される。

この升は使用に際して加圧されたエーロゾル物質例えは
医薬用のコンテナにクリンプし、コンテナはコンテナガ
スケット２１１＆：圧迫する。

加圧されたエーロゾル物質は不作動位置においてチャン
ネル１６により計量室４からコンテナの内部に容易に移
動しまたその逆にコンテナの内部から計量室４に容易に
移動することができる。

この升を転倒させ、すなわち、弁棒９の外側分与部分が
下方に向くように配置したときに、計−室４に加圧され
た液状噴射剤が充填される。

弁棒９をはね１００偏位力に抗して作動させる２１− と、移送口２０が計量室４の中に移動せしめられて加圧
されたエーロゾル物質を計量室４から導出通路１９を経
て外部に分与、すなわち、小出しすることができる。

弁棒９が作動位置にある時に計量室４の中に拡散してい
るを気は、弁棒９がはね１０により不作動位置に後帰移
動する際に計量室４の中に閉じ込められる。被数個のチ
ャンネル１６および環状スペース１Ｂにより、閉じ込め
られた空気を計量室４から流出させそしてコンテナから
の加圧されたエーロゾル物質を計量室４の中に流入させ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による計量弁の垂直断面図であり、不作
動位置にある弁部材を示した図、第２図は第１図をＡ、
　−Ａ線に沿って裁った弁部材の水平断面図である。 ＝２２− １・・・カソゾ、２・・・フェルール、６・・・ブツシ
ュ、４・・・計量室、５・・・外側シール、６・・・内
側シール、７・・・ガイド、８・・・フランツ、９・・
・弁棒、１０・・・ばね、１１・・・カラー、１２・・
・リブ、１６・・・チャンネル、１４，１５，１６．１
７・・・溝、１８・・・環状スペース、１９・・・導出
通路、２０・・・移送口。 特許出願人　ファイン／ズ・ビーエルシー２３−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）単一の内側計量室１ｃ有する弁本体と、前記計量室
   の外側端部および内側端部ｔそれぞれ閉ざす外側シール
   および内側シールと、前記外側シールおよび内１Ｉｌ１
   ７−ルと協働しかつ前記計量室が大気から遮断されると
   共にコンテナの内部と連絡する不作動位置と、前記計量
   室の内容物が大気中に放出されると共に前記計量室がコ
   ンテナの内部から遮断される作動位置との間合移動しう
   る弁部材とを備え、前記弁部材が升が不作動位置にある
   ときに内側シールと摺動可能に係合するようになった下
   側部分を備え、前記下側部分が前記計量室とコンテナの
   内部とｔ連絡するための装置を備え、前記装置が弁が不
   作動位置にあるときに前記計量室の中に閉じ込められた
   空気を排出しかつ加圧された物質を前記計１′室の中に
   流入させることができる十分なサイズになっていること
   を特徴とする加圧された物質のためのコンテナに使用さ
   れるエーロゾル分与用計量弁。 ２）計量室とコンテナの内部とを連絡するための装置が
   弁棒に形成された少くとも２個のチャンネルを備えてい
   ること全特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の計量
   弁。 ３）３個ないし６個のチャンネル金偏えていることを特
   徴とする特許請求の範囲第２項に記載の計量弁。 リ　弁部材の下側部分を曲線し、しかも該下側部分と接
   触しない穴のあいた基部會備えていることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項に記載の計量弁。 ５）前記穴が内側シールの真上に前記弁部材を囲繞する
   環状スペースが得られるように形成されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第４項に記載の計量弁。 ６）前記計量室とコンテナの内部とを連絡するための装
   置が、弁部材が不作動位置におるときに、内側シールの
   上方でしかも基部の穴の内部で終端していることを特徴
   とする特許請求の範囲第５項に記載の計量弁。 ７）弁部材を不作動位置に押圧する弾撥装置を備えてい
   ること全特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の計１
   ゛升。 ８）前記弾撥装置が内側シールのコンテナ側の計量室の
   外側に取りつけられていることを特徴とする特許請求の
   範囲第７項に記載の計量弁。 ９）前記計量室に対する弁部材の内方移動が前記計量室
   中に配置されたペース部材を抑圧するようになった前記
   計量室の内部の停止装置により制限されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の計量弁。 和）前記停止装置が作動中に前記計量室の内部に保持さ
   れる弁部材の一部分に形成δれた周囲リブ金偏えている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第９項に記載の計量弁
   。