JPH11501892A - エアロゾルバルブ - Google Patents

エアロゾルバルブ

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JPH11501892A
JPH11501892A JP8527705A JP52770596A JPH11501892A JP H11501892 A JPH11501892 A JP H11501892A JP 8527705 A JP8527705 A JP 8527705A JP 52770596 A JP52770596 A JP 52770596A JP H11501892 A JPH11501892 A JP H11501892A
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エム. ブライアン,アンドリュー
シー. ミラー,ニコラス
ディー. ハドソン,ピーター
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 計量済み量の加圧エアロゾル製剤を分配するための計量用量分配バルブであって、以下から成るバルブ:チャンバ(6)、及び該チャンバ(6)内に延びて、該チャンバ(6)に対し非分配位置と分配位置との間で移動することができる弁棒(12)。該弁棒(12)の構成及び該チャンバ(6)の内部構成は、該弁棒と該チャンバの間に計量済み量が規定される構成になっており、該弁棒(12)は、その非分配位置と分配位置との間で移動する際に順次以下を行う:(i)エアロゾル製剤が前記チャンバ内に自由に達することを可能にする、(ii)加圧エアロゾル製剤の計量済み密閉容量を該弁棒(12)の外面と該チャンバ(6)の内面の間に規定する、及び(iii)前記計量済み密閉容量を伴ってチャンバ(6)内で移動して、前記計量済み量が出口通路(10)と連通し、その結果前記計量済み量の加圧エアロゾル製剤が分配されるまで、前記計量済み密閉容量の大きさを減少させない。

Description

【発明の詳細な説明】 エアロゾルバルブ 技術分野 本発明は、計量済み量の加圧エアロゾル製剤をエアロゾル容器から分配するた めの計量済み用量分配バルブに関する。本発明は、特に、患者の呼吸系に投与す るための計量済み用量の薬剤を分配するのに適するエアロゾルバルブに関する。 背景技術 吸入療法により薬剤又はその他の治療上能動的な製剤を投与するためにエアロ ゾル装置を使用することは、特に喘息など、呼吸障害の治療に一般的である。エ アロゾル容器には、中に薬剤が分散又は溶解しているエアロゾル噴射剤を有する 自己噴射液体組成物が充填され、該容器には、計量済み量の自己噴射組成物を吐 出することができるバルブが装備されている。 市販のエアロゾル吸入器に使用されてきた計量済み用量バルブは固定計量チャ ンバから成り、該チャンバからは可動弁棒が延びている。該弁棒が閉鎖位置にあ る場合、エアロゾル容器には、加圧エアロゾル製剤が計量チャンバに流入するた めの経路がある。該弁棒はその分配位置に移動するので、計量チャンバとエアロ ゾル容器間の連通は遮断され、それにより計量チャンバ内の加圧エアロゾル製剤 を一定量に規定する。該弁棒が更に移動すると、弁棒内の吐出オリフィスは計量 チャンバに入り、その結果該チャンバの内容は、エアロゾル噴射剤の影響により 弁棒から噴出する。したがって、この種の計量バルブでは、計量済み量のエアロ ゾル製剤は効率的に一定を保ち、弁棒は計量済み量の製剤内に移動し、弁棒内の 吐出オリフィ スが計量チャンバと連通する。 計量バルブに潜在的な一つの問題は、始動損失である。この現象は、バルブの 起動及びリセット直後に計量チャンバに製剤が補充されるタイプの公知の計量バ ルブで一般的に発生する。計量チャンバ内の製剤は一般に、一つ又は複数の狭い か又は曲がりくねった通路を介してガラス瓶内の多量の製剤とだけ連通する。計 量チャンバ内に保存された製剤は、ユニットの貯蔵の向きに応じて、用量の分配 間における貯蔵中に排出することができる。次に、計量タンク内に「ベーパロッ ク」が生じ、製剤が更にタンクに入るのを妨げる場合がある。これは「始動損失 」と呼ばれ、ユニットからの用量射出重量減少の原因になる。この問題は、バル ブが一定の角度で保存される場合、温度が変化する場合、及び振動がある場合な ど、特定の条件で明白になる。こうした状況は、エアロゾル容器が振り動かされ て気泡が生じる場合にも発生する。用量の減少は、バルブを数回動かして弁に再 始動しない限り続く可能性がある。こうしたパージ手順は、エアロゾル製剤の明 らかな浪費である。 多くの先行技術の計量バルブに共通するもう一つの問題は、懸濁エアロゾル製 剤に関する場合に生じる。エアロゾル製剤の各種成分の相対密度に応じて、一定 の成分が、バルブの向きに応じて貯蔵中に計量タンクに浮遊するか、又は計量タ ンクに染み込むかもしくは計量タンクから染み出す可能性がある。その結果、そ の後供給される用量は、意図された組成の製剤を含まないことになる。 米国特許公開第3,591,059号は、容器から多量の液体を分配するため の計量バルブを開示しているが、このバルブは、出口開口部を有する出口チャン バを具備する弁棒;容器の静止位置で容器に取り付けるのに適し、容器の口を閉 鎖する手段を具備する弁胴;閉鎖位置と充填位置の間で往復運動するように弁胴 に取り付け られている該弁棒;及び弁棒を閉鎖位置に圧迫するためのばね手段から成り;該 弁棒及び弁胴は、用量チャンバを規定する第一手段を具備し、該弁胴は、該弁棒 周囲で該弁胴とのバイパス範囲を規定する第二手段を具備し;該弁棒の出口開口 部はバイパス範囲に対応して配置され、その結果、弁棒が前記充填位置にある場 合、用量チャンバは容器内部と連通し、出口チャンバは容器内部から遮断され、 弁棒が閉鎖位置にある場合、用量チャンバは出口チャンバから遮断され、弁棒が 充填位置及び閉鎖位置の中間にある場合、用量チャンバはバイパス範囲及び出口 開口部を介して出口チャンバと連通し、用量チャンバは容器内部から遮断される 。弁胴及び弁棒は、容器から計量チャンバを充填してこれを閉鎖した後、弁棒が 最初は迅速に運動し、その後は比較的緩やかに運動して、計量済み用量を完全に 吐出するのに適する時間を提供するように設計されている。開示されている実施 例では、弁棒が充填位置から中間位置に移動する際、計量バルブ内の液体の閉鎖 量は減少する、つまり、装置は液体の閉鎖量を圧縮しようと試みる(通常、液体 製剤)。こうした装置は、バルブの動作時に高度の力を要するため望ましくない 。 本発明は、計量済み用量分配バルブの方法に関する著しい長所を提供する。 発明の開示 本発明では、計量済み量の加圧エアロゾル製剤を分配するための計量済み用量 分配バルブであって、 チャンバ、及び チャンバ内に延びて、非分配位置と分配位置との間でチャンバに対し移動可能 な弁棒を具備し、該弁棒の形状及び該チャンバの内部形状が、計量済み量が弁棒 とチャンバの間で規定され、弁棒の非分 配位置と分配位置との間で移動する間に、該弁棒が順次、 (i)エアロゾル製剤が前記チャンバ内に自由に流入することを可能にし、 (ii)該弁棒の外面と該チャンバの内面との間で、加圧エアロゾル製剤の計量 済み密閉容量を規定し、 (iii)前記計量済み密閉容量の大きさを減少させずに、前記計量済み密閉容 量を伴ってチャンバ内で移動し、前記計量済み量が出口通路と連通して、前記計 量済み量の加圧エアロゾル製剤を分配するように構成された計量済み用量分配バ ルブを提供する。 本発明のバルブは単純かつ効果的であり、吐出オリフィスを有する弁棒を計量 済み量のエアロゾル製剤内に移動するのではなく、計量済み密閉容量のエアロゾ ル製剤を吐出位置に移動する原理に関する。計量済み密閉容量の用量は、弁棒が 移動する間に容量が減少しないので、容量が減少する場合にバルブを作動及び用 量を射出するために必要な力を増加させる油圧圧縮を避けることができる。この バルブは多数の異なる構造を有することができ、スプレーノズルと統合するか、 又は吸入装置の一部を成形することができる。 本発明のバルブは、計量済み量を移動及び分配する前にエアロゾル製剤がチャ ンバ内に自由に流れるように構成される。つまり、弁の停止又は閉鎖位置におい て、エアロゾル製剤は、重力の影響により弁の向きに応じて自由にチャンバに入 るか又はそこから出ることができ、エアロゾル製剤の流れが著しく損なわれるこ とはない。したがって、本発明のバルブは、エアロゾル製剤がチャンバに到達す るために通過しなければならない狭いか又は曲がりくねった通路を構成しない。 こうした通路は、エアロゾル製剤の流れを著しく損なう可能性があるからである 。エアロゾル製剤がチャンバに入るために通過しなければならない狭いか又は曲 がりくねった通路が存在す る場合、薬剤が付着及び蓄積する場所又は気泡が閉じ込められる範囲が形成され るが、こうした問題は、本発明のバルブにより回避することができる。更に、エ アロゾル製剤がチャンバに自由に流れることにより、バルブの分配用量のサイズ が作動速度に左右される可能性を避けることができる。 一実施例では、本発明のバルブは、チャンバを規定する壁を有するハウジング から成り、前記チャンバは、エアロゾル製剤が自由に流れるのに十分な寸法を有 する入口、及び出口を有する。 前記弁棒は、長手方向に間隔を置いて配置された第一及び第二封止面から成り 、各シール面はチャンバの壁と共に気密シールを形成し、弁棒及びチャンバは、 弁棒が非分配位置と分配位置との間を移動する間に、弁棒が順次以下を通過する ように構成される: (i)前記入口が開いて、エアロゾル製剤がチャンバに自由に到達し、前記第 一シール面が、エアロゾル製剤が前記出口に到達するのを防ぐ始動位置、 (ii)前記第二シール面が前記入口を遮断し、前記第一シール面が、エアロゾ ル製剤が前記出口に到達するのを防ぎ、その結果、前記第一及び第二シール面並 びにチャンバの壁の間に計量済み密閉容量を規定する計量位置、 (iii)弁棒が、前記計量済み密閉容量を伴ってチャンバ内で移動し、前記計 量済み密閉容量の大きさが減少しない移送段階、及び (iv)前記第一シール面が、エアロゾル製剤が前記出口に到達するように配置 される分配位置。 エアロゾル製剤をチャンバ内に自由に流す本発明の一実施例では、チャンバは 、バルブが作動するまでリザーバ内のエアロゾル製剤に対して完全に開き、ひい ては用量の損失及び始動損失を防ぐ。 このバルブは、従来の計量バルブと同じ方法で、弁棒がその閉鎖 位置から分配位置まで内側に移動するように構成することができる。しかし、弁 棒がその閉鎖位置から分配位置まで外側に移動するようにバルブを構成すること も同様に可能である。弁棒は、例えばばねにより機械的に、又はエアロゾル容器 内の内容により生成される圧力の影響により、弁棒の開放位置又は閉鎖位置に付 勢することができる。しかし、弁棒はどちらの位置にも付勢する必要はないので 、弁棒の位置は、外部機構により容易に制御することができる。 本発明の一実施例では、弁棒は、長手方向に間隔を置いて配置された2個の弁 シール要素から構成され、該シール要素は、チャンバの内面と共に気密シールを 行い、該シール、弁棒外面及びチャンバ内面間の計量済み密閉容量を規定するこ とができる。 本発明のその他の実施例では、弁棒は、少なくとも一つのへこみ又は開口部か ら成り、チャンバは、弁棒と共に気密シールを行う内部シール面を具備し、該内 部シール面は、弁棒上のへこみより長い距離を長手方向に延び、その結果、該へ こみ及びチャンバの該シール面により計量済み密閉容量が規定される。弁棒は、 計量量を規定するための複数のへこみ又は穴から構成することができる。あるい は、へこみは、円周上の溝もしくは流路の形式か、又は弁棒から延びる開口部の 形式で良い。 その他の実施例では、弁棒は、少なくとも一つのへこみと、チャンバの内面と 共に気密シールを行うことができる第一シールと、チャンバ内面と弁棒間の気密 シールを行うことができる第二シールから構成され、第一シール及び第二シール は、弁棒上に存在するか又はチャンバに対応し、該へこみ、前記第一及び第二シ ール並びにチャンバの内面間で計量済み密閉容量を規定する。 チャンバからの出口通路は、チャンバ壁から出口ノズル又はオリフィスに向か って半径方向に延びて良い。あるいは、出口通路は、 エアロゾル製剤を弁の別の範囲に向けても良い。エアロゾル製剤は、この範囲か ら弁棒内の通路など、その他の吐出通路を介してバルブから出て行くことができ る。 弁棒が動く際の滑り摩擦係数を低くするために、弁棒又はチャンバの壁周囲に 環状シール要素を使用すると良い。このシール要素は、移動の際に生じる力に対 応して容易に変形する構成を有し、その結果、摩擦力を減少して気密シールを維 持することができるものである。こうした環状シール要素は、弾性的に変形可能 な金属から成形し、弁棒の円周溝内の位置など、弁棒の周囲に配置することが望 ましい。 環状シール要素は、容易に変形する様々な構成が可能である。例えば、環状シ ール要素は、U形又はリング形内の中空又は内部空間が、弁棒が移動する間にシ ール要素に力が加わる場合の変形に適応するU形又はリング形断面を有するエン ドレスストリップの形式で良い。あるいは、シール要素は、ストリップの変形を 容易にする、半径方向内側及び外側の中間に位置する胴部、つまり比較的細い部 分を有するエンドレスストリップから構成することができる。その他の実施例で は、環状シール部材は、実質上十字形の断面を有するエンドレスストリップから 構成し、十字のアーム端部は丸めてあることが望ましい。十字の2個のアームは シール面になり、アームは、弁棒が移動する間に生じる力により、容易に変形す ることができる。 その他の実施例では、環状シール部材は小さいシール面を提供する構成を有し 、例えば、半径方向外側周囲は、通路又はチャンバの壁と係合して気密シールを 形成する円周上の一つ又は複数の突出部を有する。 こうした環状シール要素を弁棒上の円周溝の範囲内に配置する場 合、この溝は、シール要素が変形する間にシール要素の移動に適応する自由空間 を提供し、それにより摩擦力を減少するように構成することができる。例えば、 この溝は、フレア付き開口部、溝底部内の一つもしくは複数のへこみ、又はこれ らの形状の組合せから選択した構成を有することができる。 図面の簡単な説明 次に、本発明について以下の添付図面を参照して説明する: 図1a及び図1bは、各々始動位置及び分配位置にある本発明に基づく弁の長 手方向断面を示す。 図2a〜図2iは、本発明に使用するのに適するシール要素の径方向の断面を 示す。 図3a〜図3fは、本発明のバルブに使用するのに適する弁棒部分の等角図を 示す。 図4及び図5は、弁棒を外側に動かすことにより作動する本発明に基づく異な るバルブの長手方向断面を示す。 図6a〜図6dは、図5に示すバルブに使用するのに適する弁棒の等角図を示 す。 図7a及び図7bは、弁棒を外側に動かすことにより作動する本発明に基づく バルブの長手方向断面を示し、図7aはバルブの始動位置を示し、図7bはバル ブの分配位置を示す。 図8a及び図8bは、弁棒を内側に動かすことにより作動する本発明に基づく バルブの長手方向断面を示し、図8aは始動位置を示し、図8bは分配位置を示 す。 図9〜図12は、弁棒を内側に動かすことにより作動する本発明に基づくバル ブの長手方向断面を示す。 図13は、本発明に基づくその他のバルブの長手方向断面を示し、 図14aは、本発明に基づくバルブを組み込んだ吸入器の長手方向断面を示し 、図14b及び図14cは、線A−Aに沿って切った詳細な断面を示す。 図15は、本発明に基づくその他のバルブの長手方向断面を示す。 図16a、b、及びcは各々、本発明に基づく回転バルブの長手方向及び横断 方向の断面並びに分解図を示す。 図17は、本発明に基づくその他のバルブの長手方向断面を示す。 図18は、本発明に基づくその他のバルブの長手方向断面であって、非分配位 置にあるバルブを示す。 図19は、分配位置にある図18のバルブの長手方向断面を示す。 図20は、図18及び図19に示すバルブに使用するのに適する代替弁棒の長 手方向断面を示す。 図21は、本発明に基づくその他のバルブの長手方向断面を示す。 図22は、本発明に基づくその他のバルブの長手方向断面であって、非分配位 置にあるバルブを示す。 図23は、分配位置にある図22のバルブの長手方向断面を示す。 図24は、図22及び図23のバルブの等角図を示す。 図25は、本発明に基づくその他のバルブの長手方向断面を示す。 図26は、本発明に基づくその他のバルブの長手方向断面を示す。 発明を実施するための最良の形態 図1a及び図1bを参照すると、本発明のバルブは、エアロゾル容器(図示し ない)の頚部に係合して気密シールを促進する環状シール又はガスケット(4) を有する弁胴(2)から成る。該弁胴(2)は、エアロゾル容器の頚部周囲に圧 着される従来の外部ケーシング又はフェルール(図示しない)など、適切な手段 によりエアロゾル容器に固定される。 該弁胴(2)は、加圧エアロゾル製剤を分配するための入口通路(8)及び出 口通路(10)を有するチャンバ(6)を規定する。弁棒(12)はチャンバ( 6)から延び、図1aに示す閉鎖位置つまり始動位置と図1bに示す分配位置の 間で移動することができる。弁棒(12)は、ばね(14)によりその分配位置 に付勢されている。弁棒(12)には、該弁棒とチャンバ(6)の内壁間に気密 シールを提供する内側シール(16)及び外側シール(18)が装備されている 。チャンバ(6)、弁棒(12)の外のり寸法、及びシール(16及び18)の 位置は、シール(16及び18)間のチャンバ(6)内の予め決められた容量を 規定するように決められる。 作動の際、弁棒(12)は、図1aに示す始動位置までばね(14)による付 勢に対抗して内側に移動する。閉鎖位置つまり始動位置では、エアロゾル缶又は エアロゾル瓶に含まれるエアロゾル製剤は、矢印で示すようにシール(16)と チャンバの開放端部間の環状入口を介して、チャンバに自由に出入りすることが できる。エアロゾルユニットをバルブが下向きになるように保持した場合、バル ブの構造により、エアロゾル瓶がほぼ空である場合にも、十分な用量を容易に得 ることができるので、製剤の著しい浪費を防ぐことができる。入口(8)は水平 に配置され、エアロゾル容器を実質上完全に空にすることができる。 弁棒(12)は、解放されると、ばね(14)の影響で図1bに示す分配位置 に移動する。この移動の際、バルブシール(16)はチャンバ(6)に入り、シ ール(16及び18)とチャンバの壁の間に計量済み量のエアロゾル製剤を閉じ 込める。弁棒が更に移動すると、計量済み量の製剤がチャンバに沿って移動し、 弁シール(18)は出口通路(10)を通過し、その結果、出口通路(10)は 、図1bに示す計量済み量の製剤と直接連通する。製剤は自己噴射性 であり、蒸発するエアロゾル噴射剤の影響で出口通路(10)から噴霧される。 出口通路(10)には、スプレーの分散を促進するために、図示されている一つ 又は複数の小型オリフィスを組み込むことができるので、個別のアダプタオリフ ィスはがなくてもスプレーの分散を促進することができる。スプレーが順次通過 するこうした2個のオリフィスの間には、以下で説明する図14aに示すように 、膨張チャンバを装備し、粒子を含む薬剤の呼吸に適する微細スプレーの生成を 促進することができる。 計量済み量の製剤は、バルブが作動する際の圧縮の影響も膨張の影響も受けな いので、バルブを作動するために克服しなければならない油圧圧縮力はなく、バ ルブがチャンバに入る際及びチャンバに沿って移動する間に、計量済み量の製剤 に気泡が生じる傾向もないし、沸騰も生じない。 バルブシール(16及び18)とチャンバ(6)内壁の間に生じる滑り摩擦力 を低くするために、シール及び/又はシールが保持される弁棒上の溝(7)の構 成は、シールが変形できる空間を設けるように設計すると、大きい摩擦力を生じ ず、しかも効果的な気密シールを維持することができる。こうした構成は、構成 部品を製造する際の製造誤差を補償することにもなる。 図2a〜図2iは、図1に示すバルブ及び本発明に基づくその他のバルブのバ ルブシール(16、18)として使用するのに適する環状シール要素の断面を示 す。これらのシールは、ブチルゴム、ブタジエンアクリルニトリルゴム及びネオ プレンのような熱硬化性ゴムなど、弾性的に変形可能な適切な材料から製造する ことができ、こうした材料は、加硫剤と混合してからバルブシールを形成する。 噴射剤134a及び/又は噴射剤227と共に使用するのに特に適するその他の 有用なシール材料としては、PCT国際公開第WO9 2/11190号に開示されている、1-ブテン、1-ヘキサン及び1-オクテン から選択したコモノマーを含む約80〜95モル%のエチレンのコポリマーから 成る熱可塑性エラストマー、PCT国際公開第WO95/02651号に開示さ れているエチレンプロピレンジエンゴム、並びに(a)約80〜約95モル%の エチレン及び合計約5〜約20モル%の1-ブテンの100重量部のポリオレフ ィンランダムコポリマー及び(b)PCT国際公開第WO95/03984号に 開示されている100重量部のポリオレフィンに基づくスチレンエチレン/ブチ レンスチレンブロックコポリマーから成る少なくとも10重量部のゴムの配合物 がある。 図2aの環状バルブシール要素(200)は、一般にU形の断面を有するリン グから成り、Uのアームはリングの中心軸に整列配置され、U形の外面(202 )がチャンバの壁に対してシールを提供するようになっている。U形の内部空間 (204)は、外面(202)の変形に適応することができる。環状シール(2 02)の向きは、内部空間(204)がエアロゾル製剤の圧力に暴露され、該外 面のシールを促進するような向きにすると有利である。 図2bの環状シール要素は「蝶ネクタイ」形の断面を有し、上側及び下側から 三角形が除去された方形になっている。外側シール面(206)は、チャンバの 壁に接するように考えられている。該シール要素は、該シール要素の外側円周部 分の変形に適応する溝(208)から成り、チャンバの壁に対して過度の摩擦が 生じない。 図2cは、断面が1点(210)に向かってテーパを形成している円周上のシ ール面を有する環状シール要素を示す。該断面は、その側面の外側にて三角形の 底部に結合する方形である。点(210)により形成される円周上のシール面は 細いので、チャンバの壁に対抗して容易に変形し、その結果気密シールを維持し 、チャンバの壁 に接触する表面積を最小限にする。 図2dは、互いに直交する一対のダンベルのように、端部が丸い十字形断面を 有する環状シール要素を示す。断面を見た場合、該シール要素の外側円周部分は 、チャンバの壁に接触する2個の丸い突出部(212)から成る。該シール要素 は、丸い突出部(212)の変形に適応するへこみ(213)を更に含む。該シ ール要素の内側円周部分は、同様に構成される。複数の丸い突出部を使用するこ とにより、複数のシール面ができる。 図2eは、内面及び外面に対応する半径方向内側及び外側から三角形を除去し た方形の断面を有する環状シール要素を示す。外側円周の構成は、溝(215) により分離された2個のテーパ付き部分(214)から成る。シール面を形成す る該テーパ付き部分は図2cの構造と同様に容易に変形し、へこみ(215)は 部分(214)の変形に適応する。内側円周の構成は、同様に設計される。 図2fは、中空環状管から成形した環状シール面を示す。チャンバの壁に接触 する外側円周のシール面(216)は変形することができ、内部空間(218) は部分(216)の変形に適応する。該空間(218)には、圧縮性発泡体を任 意に充填することができる。 図2gは、U形管から成形した環状シール要素を示し、U形管は、U形の底部 (220)が外側円周シール面を形成するように配置されている。U形内の中空 空間(222)は、シール面(220)の変形に適応する。 図2hは、中実円形断面のコア(223)及びポリテトラフルオロエチレンな どの低摩擦材料のコーティング(224)を有するリングから成形した環状シー ル部材を示す。外側の円周シール面は低摩擦面になり、その結果、チャンバの壁 に接触する小さい表面範囲は滑り摩擦力を減少させる。更に、円形断面は、生成 される力によ りシール要素の変形を可能にする。 図2iは、弁棒の周囲に配置される中心円筒部分(225)及び円錐面(22 7)を有する環状スカート(226)を有する環状シール要素を示す。外側円周 シール面(228)は、チャンバの壁に接触する。環状スカートは可撓性なので 、摩擦力が減少する。該シール要素は、内部空間(229)がエアロゾル製剤の 圧力に暴露されてシールを促進するように、有利に配置される。該シール要素は 、円錐面(227)に作用する高圧により内側に屈折して圧力充填バルブとして 更に機能することができるので、特に有利である。 シールの変形に適応する形状を有するシール要素の代わりとして、又はこうし たシール要素の他に、シールが配置される弁棒(12)の溝(7)は、シール要 素の変形又は膨潤に適応する空間を提供する外形を有することができる。 図3a〜図3fの以下の説明は、該溝が方形断面の環状シール要素により占有 されると仮定している。 図3aは、弁棒の外面に対して直角な側面を有する弁棒の円周溝を示す。この 構成は、シールが溝(300)の容量を完全に占有しない限り、圧縮によりバル ブシールの変形に適応する範囲を提供しない。 図3bは、図3aに類似する構成を示しているが、溝(300)の側壁(30 2)は、溝が半径方向外側にフレアを形成するように傾斜している点が異なる。 溝(300)は、シール面周辺においてシール要素より広く、その範囲における シールの変形に適応する空いている空間を有する。 図3cは、図3aのシールに類似するシールを保持する溝(300)を有する 弁棒を示すが、溝の底部に半円形断面のへこみ((304)が設けられている点 が異なる。へこみ(304)は、シール 材料が変形する間に移動できる空間になる。 図3dは、図3aの弁棒に類似する弁棒内の溝(300)を示すが、方形断面 の2個の比較的小さい円周溝(306)が弁棒の比較的狭い各端部に設けられて いる点が異なる。これらの比較的小さい溝(306)は、シール要素が変形する 間に溝(300)に入るシール要素の動きに適応する自由空間になる。 図3eは、図3aの弁棒に類似する弁棒の溝を示すが、溝の壁の半径方向外側 部分は面取りされており、ひいてはシール要素の変形に適応し、シール要素のシ ール面に隣接する空間を提供する。半径方向内側部分も、やはり面取りされてい る。 図3fは、円周溝(300)を有する弁棒(12)の一部を示す。該溝は図3 dの溝に類似するが、2個の比較的小さい円周溝(310)が三角形の断面であ る点が異なる。 分かりやすくするため、添付の各図面のエアロゾルバルブを示す図は、バルブ シール、及び極度に単純化された方法で弁棒上に該シールを保持する円周溝を表 す。図2a〜図2iに示すバルブシールの実施例及び図3a〜図3fに示す円周 溝の実施例は、図示した多くのバルブの適切な位置に使用できることが分かるで あろう。 図4に示すバルブは、図1a及び図1bに示すバルブに類似しているが、始動 位置つまり閉鎖位置において、弁捧(12)周囲のシール(16及び18)間の 空間が、エアロゾル製剤を含むリザーバ内に更に延びる点が異なる。更に、付勢 用ばねは使用していないが、その代わりに、弁棒は、噴射剤の蒸発圧力の作用に より分配位置(図示しない)方向に外側に付勢されている。図4は、バルブの閉 鎖位置を示す。弁棒は、リブ(20)により整列配置され、該リブは、シール( 16及び18)間の弁棒周囲でエアロゾル製剤が自由に流れるのを妨げない。弁 棒(12)は下向きに分配位置(図示しない) まで移動するので、シール(18)はチャンバを下方に移動し、チャンバ(6) 内のエアロゾル製剤に自由に達することができる。弁棒が更に移動すると、シー ル(16)がチャンバ(6)に入り、シール(16及び18)とチャンバ(6) の内壁の間に計量済み量のエアロゾル製剤を閉じ込める。弁棒が分配位置に達す ると、シール(18)は出口通路(10)を通過し、計量済み量と出口通路(1 0)が直接連通して、計量済み量の製剤が分配される。 図4のバルブは、正確な量のエアロゾル製剤を分配するための単純かつ効果的 な装置を提供する。このバルブは、現在商業的に使用されている多くの計量バル ブに比べて、構成部品が比較的少ない。更に、バルブ内の計量済み量の製剤は、 弁棒が移動しない限り、エアロゾル瓶内の残りの製剤から閉鎖されない。したが って、装置を保管する間に、計量チャンバに製剤を充填する場合に発生する可能 性がある始動損失、ベーパロック又はエアロック、用量の濃縮、及び用量の移動 の変化といった潜在的な問題は、本発明の弁では避けられる。 シール(16、18)は図2a〜図2iの実施例のどれかを有することができ 、弁棒の溝(7)は図3a〜図3fの構成のどれかを任意に有することができる ことが分かるであろう。 図5は、本発明に基づくその他のバルブを示し、弁棒は静止シール面間で摺動 する。チャンバ(6)は、出口通路(10)を有する弁胴(22)により規定さ れる。チャンバの一方の端部には、弁棒(12)と共に気密シールを行う静止シ ール(24)がある。チャンバの上端には細長いシール(26)が装備され、該 シール(26)は、弁棒が図5に示す閉鎖位置つまり始動位置にある場合、弁棒 と共に気密シールを行う。弁棒(12)には、その内側端部付近に開口部(28 )がある。開口部(28)は、シール(26)の長手方 向の長さより少ない距離だけ弁棒(12)に沿って長手方向に延びる。 図5に示すようにバルブが閉鎖位置にある場合、エアロゾル製剤は開口部(2 8)に入ることができるが、チャンバ(6)に入るのは妨げられる。弁棒が分配 位置に向かって下方に移動する際、開口部(28)の一部は細長いシール(28 )内に入り、その結果、エアロゾル製剤は下に移動し、開口部(28)の範囲内 及びシール(26)の内側に入る。弁棒(12)が更に移動すると、開口部(2 8)全体がシール(26)の範囲内に収容され、計量済み量のエアロゾル製剤を シール(26)と弁棒の開口部(28)の壁との間に閉じ込める。弁棒が分配位 置に向かって更に移動すると、開口部(28)の下の部分がシール(26)から 出て、出口通路(10)と開口部(28)内のエアロゾル製剤が連通し、エアロ ゾル製剤は、エアロゾル噴射剤の影響により通路(10)から分配される。 図5に示すバルブの弁棒(12)内の開口部(28)は、様々な構成にするこ とができる。図6a〜図6dは、異なる構成のへこみ及び開口部を有する弁棒を 示す。 図6aの弁棒は、弁棒から径方向に延びる単純な円形開口部(28a)を有す る。該開口部の寸法は、分配される所望の計量済み量を規定するように選択する 。 図6bは、図6aの構成の変形例を示し、開口部(28b)の入口は丸みが付 けられているか又は面取りされているので、弁棒が移動する間に開口部上でシー ル要素が移動しやすくなっている。 図6cは、円周溝の形式の開口部(28c)を示し、該開口部の寸法は、分配 される所望の計量済み量をシール要素(26)と共に規定するように選択する。 図6dは、弁棒周囲に間隔を置いて配置された複数のくぼみつま り開口部(28d)から成る代替弁棒を示す。開口部(28d)は、所望の計量 済み量を規定する寸法にし、各開口部は任意に、弁棒を横断して径方向に延びる か、又は一つ又は複数の開口部と連通することができる。 図6a〜図6dに示す弁棒の実施例はすべて、図5を参照して説明した方法と 同じように機能することが分かるであろう。 図7a及び図7bの弁は、弁棒と共に移動可能な下部シール(32)を有する 弁棒(12)から成る。チャンバ(6)は、その内側端部に静止シール(34) を有する。弁棒(12)は、へこみ(30)を有する。作動時、弁棒(12)は 、図7aに示すように閉鎖位置から下方に移動し、エアロゾル製剤は、図7bに 示す分配位置に向かってへこみ(30)に自由に到達し、へこみ(30)はシー ル(34)を通過して、その結果、計量済み量のエアロゾル製剤がシール(32 及び34)の間のへこみ(30)内に閉じ込められる。弁棒が更に移動すると、 シール(32)は出口通路(10)を通過し、出口通路(10)と、へこみ(3 0)及びチャンバ(6)内に含まれるエアロゾル製剤とが直接連通し、エアロゾ ル噴射剤の影響により製剤が分配される。このバルブ実施例では、計量済み量の エアロゾル製剤は、出口通路から分配される前にチャンバ(6)内で膨張する。 図4〜図7は、分かりやすくするために付勢手段を示していないことが容易に 分かるであろう。この弁棒の構造は、図1a及び図1bに示すように容易に付勢 することができる。つまり、弁棒の内側端部の断面は、エアロゾル容器内の圧力 が弁棒を図4に示す分配位置に付勢するように決めることができるので、ばねの 必要はない。あるいは、弁棒は、弁棒をどちらかの方向に付勢するか又は付勢し ない状態にするための外部手段と結合することができる。こうした 外部手段は、弁棒を移動してバルブを作動させるための作動機構から構成するこ とができる。次の各図に示すばねを有するバルブの構造は、各構造からばねを除 去し、弁棒を付勢する代わりにエアロゾル噴射剤の圧力を使用するように変形す ることができることも分かるであろう。更に、図示の弁の構造は、従来の「弁棒 が下」という向きに使用するのに適するが、必要ならその他の向きで作動させる のにも容易に適することが分かる。 図8a及び図8bは、加圧エアロゾル吸入器に使用される市販されている従来 の計量済み用量バルブに類似する方法で弁棒を内側に移動することにより作動す る、本発明に基づくエアロゾルバルブの原理を示す。 図8aは、取付けカップ又はフェルール(50)、及び弁棒(54)が延びる 下部シール(52)から成るバルブの主要構成部品を示す。弁棒(54)には、 環状計量チャンバを規定する円周溝(56)及び分配通路(58)が装備されて いる。チャンバは、円周溝(56)の開口部を超える長さだけ長手方向に延びる 細長いシール(60)により規定される。シール(60)は、複数の脚部(64 )を有する下部支持部材(62)により支持される。これらの脚部により、円周 溝(56)は、バルブが図8aに示す閉鎖位置にある場合に、リザーバの向きが 変化するにつれて、エアロゾル製剤を満たされたり、エアロゾル製剤を空にした りすることができる。環状部材(66)は、シール(60)の上に配置され、環 状部材と弁棒(54)の間の分配流路(68)を規定する。上部シール(70) は、弁棒(54)の外面と共に気密シールを行う。上部支持部(72)は、環状 部材(66)及びシール(70)を所定の位置に保持し、弁棒(54)を閉鎖位 置に付勢するばね(74)も保持する。 弁棒(54)は、作動の際、図8aに示す閉鎖位置から図8bに 示す分配位置に移動する。図8bでは、分かりやすくするために一部の構成部品 を省略した。弁棒(54)が閉鎖位置から移動すると、円周溝(56)はシール (60)に入り、計量済み量のエアロゾル製剤を溝(56)とシール(60)の 間に閉じ込める。弁棒が更に移動すると、通路(58)及び円周溝(56)はど ちらも、図8bに示すように分配流路(68)と連通する。したがって、分配流 路はへこみ(56)に含まれるエアロゾル製剤と連通し、へこみ内のエアロゾル 製剤は、図8bに矢印で示すように通路(58)から分配される。やはり、バル ブ内で始動損失は発生しない。なぜなら、エアロゾル製剤は、バルブが非分配構 成にある場合に計量チャンバに自由に達することができるからである。更に、円 周溝(56)内のエアロゾル製剤の濃度が時間の経過につれて著しく変化するこ とも、円周溝の上部及び底部の縁部にあるリム(57)により防ぐことができる 。これらのリムは、エアロゾル製剤の成分が、保存中に円周溝に浮遊するか、又 は円周溝内に染み込むかもしくは円周溝から染み出すのを防ぐ傾向がある。 図9に示すバルブは、図8a及び図8bに示すバルブと同様に作動する。弁棒 (54)は円周上のへこみ(56)を有するが、該へこみは、弁棒が下の向きに ある時に作動し、細長いシール(60)と共に計量チャンバを規定する。出口通 路(58)は弁棒(54)から延び、上部支持部(72)は移動空間(76)を 規定する。作動の際、弁棒(54)は図9に示すように閉鎖位置から移動し、へ こみ(56)とシール(60)の範囲内に計量済み量のエアロゾル製剤を閉じ込 める。弁棒が更に移動すると、へこみ(56)の上部縁部は、上部支持部材(7 2)が規定する移動空間に入り、その結果、出口通路(58)とへこみ(56) とが連通する。へこみ(56)内のエアロゾル製剤は、エアロゾル噴射剤の影響 により移動空 間(76)を介して出口通路(58)から分配される。 図10a及び図10bに示すバルブは、出口通路(58)、円周上のへこみ( 56)、並びにへこみ(56)の両側にあって、チャンバ(78)の内壁と共に 気密シールを行う上部シール(80)及び下部シール(82)を有する弁棒(5 4)から成る。該チャンバには、通路通路(84)が装備されている。この通路 は、チャンバ壁内の環状へこみの形式でも、一つ又は複数の長手方向の溝の形式 でも良い。図10aに示すバルブは、エアロゾル製剤が通路(84)を介してへ こみ(56)に自由に達することができる閉鎖位置にある。 弁棒(54)は分配位置に向かって内側に移動するので、上部シール(80) は通路(84)の端部を通過し、チャンバ(78)内の気密シールを行い、へこ み(56)の範囲内及び上部シールと下部シール(80及び82)間のエアロゾ ル製剤の計量済み量を規定する。弁棒が更に移動すると、下部シール(82)は 通路(84)の下の範囲を通過し、その結果、図10bに示すように、出口開口 部(86)及び通路(84)を介して、出口通路(58)とへこみ(56)内の 計量済み量のエアロゾル製剤が連通する。したがって、へこみ(56)内のエア ロゾル製剤は、エアロゾル噴射剤の影響により出口通路(58)から分配される 。 図11に示すバルブは、円周上のへこみ(56)、長さ全体にわたって延びる 出口通路(58)、並びにチャンバ(78)の壁と共に気密シールを行う上部シ ール及び下部シール(80及び82)を有する弁棒(54)から成る。支持構成 部品(72)の比較的広い部分は移動空間(76)を規定し、図11に示すよう に弁棒(54)を閉鎖位置に付勢するばね(74)を保持する。弁棒の閉鎖位置 では、エアロゾル製剤は円周上のへこみ(56)に自由に達すること ができる。弁棒が分配位置に向かって移動すると、下部シール(82)はチャン バ(78)の壁と共に気密シールを行い、計量済み量のエアロゾル製剤をシール (80及び82)間のチャンバ内のへこみ(56)に閉じ込める。弁棒が分配位 置に向かって更に移動すると、上部シール(80)は移動空間(76)に入り、 その結果移動空間(76)を介してへこみ(56)内のエアロゾル製剤と出口通 路(58)が連通する。エアロゾル製剤は、エアロゾル噴射剤の影響により出口 通路(58)から吐出される。 図12に示すエアロゾルバルブは、図11に示すバルブと同様に作動する。図 12のバルブは、支持部材(72)を固定する外側支持部材(88)から構成さ れているので、図11に示すバルブに比べて比較的短い支持部材(72)を使用 することができる。この構成では、外側支持部材はその壁内、特に円周溝(56 )の周囲に大きい開口部を有するため、エアロゾル製剤は円周上の溝(56)に 自由に達することができる。比較的短い支持部材(72)は、深絞り成形過程に より、図11に示すバルブの比較的長い支持部材(72)よりも容易に成形する ことができる。 図12のバルブは、エラストマースリーブ(77)により覆われた開口部(7 5)の形式の圧力充填バルブから構成することもできる。このバルブは、エアロ ゾル容器に圧着することができる。該容器には、圧力により通路(58)を介し て移動空間(76)にエアロゾル製剤を導入することにより弁棒(54)からエ アロゾル製剤が充填される。該圧力は、エラストマースリーブ(77)を開口部 (75)から移動してエアロゾル製剤を容器に入れるのに十分な圧力である。 図13に示すバルブは、静止弁棒及び可動チャンバを使用している。弁棒(1 00)は、両側に各々上部シール(104)及び下部 シール(106)を有する円周上のへこみ(102)から成る。シール(104 及び106)は、チャンバ(108)内の気密シールを形成する。チャンバの外 側端部には、環状溝又は一つもしくは複数の長手方向に延びるへこみの形式の通 路(110)がある。出口通路(112)は、チャンバ(108)と連通する外 側管(114)内にある。外側管(114)は、その外側端部にノズルブロック (115)を有する。 図13に示すバルブは、エアロゾル製剤がへこみ(102)に自由に達するこ とができる閉鎖位置にある。作動の際、チャンバ(108)は弁棒(100)に 対し内側に移動し、上部シール(104)がチャンバに入り、それによりシール (104及び106)間のチャンバ(108)内のへこみ(102)にエアロゾ ル製剤を閉じ込める。チャンバが更に移動すると、下部シール(106)が通路 (110)付近に入り、通路(110)を介して出口通路(112)とへこみ( 102)が連通する。したがって、へこみ(102)内のエアロゾル製剤は、エ アロゾル噴射剤の影響により通路(110)及び出口通路(112)を通る。 図14aは、本発明に基づくバルブを具備するエアロゾル吸入器を示す。吸入 器(120)は、一般に(124)で示す分配バルブを装備されたエアロゾル容 器から成る。該吸入器は、マウスピース(126)と、該マウスピース方向に向 いている膨張チャンバ(128)を有する。エアロゾルバルブは、細長い弁棒( 130)と、一般に(132)で示すラッチ機構を有する。 バルブ(124)は図4に示すバルブに類似し、弁棒は、エアロゾル容器又は エアロゾル瓶(122)内の加圧エアロゾル製剤の影響により弁棒を分配位置に 付勢するのに十分な断面積を有する。 弁棒は、ラッチ機構により閉鎖位置に保持される。該ラッチ機構 は、弁棒の延長部分内の狭い範囲(131)に係合するスライダ(133)から 成る。スライダは、付勢用ばね(136)により係合位置に保持される。該ばね は、スライダと一体成形することができる(図14及び14c参照)。該装置を 作動させるには、患者はマウスピース(126)を通して呼吸し、吸入器の側面 (図14b)にあるボタン(138)を押して、スライダ(133)をへこみ( 137)内に更に移動させる。スライダ(133)が移動すると、スライダは弁 棒(130)の狭い範囲(131)から外れ(図14cに示す)、弁捧は、加圧 エアロゾル製剤の影響により閉鎖位置から分配位置に移動し、エアロゾル製剤用 量を膨張チャンバ(128)からマウスピース(126)に分配する。その後、 弁棒は、弁棒(130)の端部にあるボタン(139)を押すことにより手で閉 鎖位置に戻され、付勢用ばね(136)の影響によりスライダ(133)と弁棒 の狭い範囲(131)が係合する。 本発明のエアロゾルバルブは、チャンバに対し弁棒を移動するか又は所定の時 間まで弁棒の移動を妨げる空気圧、油圧、機械的、電気的、及び電気機械的作動 装置を具備する分配トリガ装置又は弁作動装置など、様々な装置に関連して使用 することができることが分かるであろう。こうした装置は、患者が吸入すること により薬剤の分配を調節するように呼吸で作動させることができる。 図15は、本発明に基づくその他のバルブの長手方向断面を示す。このバルブ は、バルブをエアロゾル瓶(図示しない)に固定するための取付けカップ(40 0)を含む。 取付けカップ(400)には開口部(404)があり、弁棒(406)はそこ から延びて、シール(408)に密封状態で係合する。弁捧(406)は、間に ある円筒状へこみ(414)を規定する上部及び下部環状突出部(410及び4 12)を含む。チャンバ(4 16)は、エラストマーシール材料の円筒状壁(418)により規定される。シ ール材料(418)の内径は、環状突出部(410及び412)と共に気密シー ルを形成するように寸法を決める。 チャンバ(416)の壁を形成するシール材料(418)は、シール材料(4 18)上の円周フランジ(423)を収容するへこみを共に規定する上部及び下 部支持部材(420及び422)により、所定の位置に保持される。シール材料 (418)は、シール材料(418)が多少曲がることができ、チャンバ(41 6)を横方向に十分に支持するように下部支持部(422)を圧迫する複数のフ ィン(424)を有する。下部支持部(422)の底部(426)はシール(4 08)上にあり、シール(408)の望ましくない曲がりを防ぐ寸法になってい る。弁棒(406)は、上部支持部(420)と弁棒(406)の内側端部間で 作用するばね(428)により非分配位置に付勢されている。 図15の弁棒では、実線で非分配位置、及び点線で分配位置を示す。非分配位 置では、エアロゾル容器の内容は、環状突出部(410及び412)の間のへこ み(414)に自由に達することができる。弁棒(406)が分配位置に向かっ て移動すると、環状突出部(412)はチャンバ(416)に入り、シール材料 (418)と共に気密シールが行われ、上部及び下部環状突出部(410及び4 12)とチャンバ(416)を形成するシール材料(418)との間に規定され るへこみ(414)内に封入量のエアロゾル製剤を閉じ込める。弁棒(406) が更に移動すると、封入量のエアロゾル製剤はチャンバ(416)から上方に移 動し、上部環状突出部(410)は、チャンバ(416)から円周通路(430 )に入る。円周通路(430)により、チャンバ内のエアロゾル製剤は通路(4 30)から出て、矢印で示す弁棒(406)内の吐出通路(432) を介してバルブから出る。 図16a〜図16cは、弁棒が回転運動することができる、本発明に基づくそ の他のバルブを示す。このバルブは、エアロゾル瓶(図示しない)と連通する広 い通路(502)を有するノズルブロック(500、501)を含む。ノズルブ ロック(500、501)は、加圧エアロゾル製剤を吐出するための出口通路( 504)を有する。 エラストマーシール要素(512)は、ノズルブロック(500、501)内 に配置され、ノズルブロック(500、501)に対して固定される。チャンバ (510)は、エラストマーシール要素(512)の内壁により規定される。 弁棒(506)は、シール要素(512)内に取り付けられ、軸の周囲で回転 運動することができる。弁棒(506)は、開口部(509)を具備するへこみ (508)を有する。図16a及び図16bに示す非分配位置では、通路(50 2)とへこみ(508)が自由に連通し、エアロゾル製剤が自由に通ることがで きる。弁棒(506)が回転すると、開口部(509)は通路(502)から外 れ、開口部(509)がシール要素(512)により遮断され、へこみ(508 )内に封入容量を形成する。弁棒が更に回転すると、開口部(509)は吐出通 路(504)と連通し、エアロゾル噴射剤の影響により、へこみ(508)の内 容が吐出される。 図16a〜図16cのバルブは、ばねによる付勢手段がなく、エアロゾル製剤 の圧力による付勢が生じないため、付勢されない状態にある。 図16a〜図16cのバルブの変形例(図示しない)では、弁棒(506)は 、円周上に配置された複数のへこみ(508)から成り、順次充填されて、弁棒 (506)が更に回転することにより内容が分配される。 図17は、弁棒が分配位置にも非分配位置にも付勢されず、弁が付勢されない 状態にある、本発明に基づくその他のバルブを示す。該バルブも、従来のように 構成され、押込み操作によって作動する。図17は、始動位置にあるバルブを示 す。 このバルブは、加圧エアロゾル製剤を吐出するためのノズル(602)の形式 の出口通路を有するノズルブロック(600)から成る。ノズルブロック(60 0)は、弁棒が内部で相互に移動するチャンバ(604)を規定する。弁棒(6 06)は、ノズルブロック(600)に取り付けられたプレート(618)とバ ルブ全体が収まっている取付けカップ(620)との間の気密シール(616) からボタン(614)の形式で延びる。弁棒(606)上のフランジ(622) は、弁棒がバルブから滑り出すのを防ぐ。環状シール(624)により、バルブ をエアロゾル瓶(図示しない)に気密状態で固定することができる。 弁棒(606)は、弁棒とチャンバ(604)の内壁との間を気密シールする 環状シール要素(608、610)を更に含む。弁棒(606)は、円周溝(6 12)を有するように外側に構成され、チャンバ(604)の内部構成は、患者 が、シール要素(610)が移動してチャンバ(604)の内壁に密封状態で係 合するのに十分なだけボタン(614)を押した時に、弁棒とチャンバの間に計 量済み容量が規定されるようになっている。患者がボタン(614)を更に押す と、シール要素(608)は出口通路(602)を通り過ぎ、加圧エアロゾル製 剤の用量が吐出される。バルブは、患者がボタン(614)を元に引き出すとリ セットされ、始動位置に戻る。 代替実施例では、圧縮ばね(図示しない)は弁棒(606)の端部とチャンバ (604)の閉鎖端部の間に配置され、患者がボタンを放したときにバルブが始 動位置に戻るようになっている。こうし たバルブは、非分配位置に付勢されている。 図18及び図19に示すバルブは、容器(図示しない)の頚部に圧着するため の円周フランジ(652)を有する取付けカップ(650)、及びチャンバ(6 56)を規定する細長い部分(654)から成る。チャンバ(656)は、穿孔 加工、ドリル加工又はレーザー切断などの技術により形成される一体スプレーオ リフィスの形式の入口(658)及び出口通路(660)を有する。弁棒(66 2)は、チャンバ(656)に対して相互運動するように取り付けられる。弁棒 (662)は、チャンバ(656)内の隙間嵌めになる寸法である外側部分(6 64)、及びチャンバ(656)の直径未満の直径を有する内側部分(666) を有する。エラストマーシール要素(668)は、内側弁棒部分(666)の周 囲に取り付けられ、チャンバ(656)の内壁と共に環状気密シールを形成でき る2個の突出するスカート機構(670、672)から成る。弁棒キャップ(6 74)はシール要素(668)を保持するのに役立つと共に、弁棒(662)が 、解放された場合に、噴射剤の圧力によりチャンバから押出されるのを防ぐ。更 に、弁棒キャップ(674)は、欧州特許公開第326122号に開示されてい るバケット機構と同様に機能し、エアロゾル製剤の何らかの沈殿成分を収集し、 患者が使用前にエアロゾルユニットを揺するのを忘れた場合に、それらが過度に チャンバに入るのを妨げることができる。シール要素(668)以外の弁の構成 部品は、単純かつ経済的な製造が可能な深絞り金属構成部品から容易に作ること ができる。 図18は非分配位置にあるバルブを示し、図19は分配位置にあるバルブを示 す。バルブが非分配位置にある場合、エアロゾル製剤は、スカート機構が形成す る環状シール(672)の上のチャンバ(656)の範囲に自由に達する。弁棒 が分配位置に向かって外側 に移動すると、環状シール(670)はチャンバに入り、チャンバの壁と共に気 密シールを行い、それによりスカート機構(670、672)とチャンバの壁と の間に規定された環状隙間内の計量済み量(688)を規定する。弁棒(662 )が更に移動すると、スカート機構(672)が形成する環状シールは出口通路 (660)を通過し、その結果、出口通路と計量済み量のエアロゾル製剤(67 6)が連通する。こうして、エアロゾル製剤は、出口(660)から分配される 。 図18及び図19のバルブは、バルブがエアロゾル容器(図示しない)に圧着 された後、該エアロゾル容器にエアロゾル製剤を圧力により充填する手段を更に 含む。圧力充填の際、充填ヘッドは、取付けカップの細長い部分(654)の上 に配置されるので、バルブ取付けカップ(650)の半径表面(678)周囲に シールが形成され、エアロゾル製剤が高圧で弁棒(662)内部に導入される。 バルブは、圧力充填の際に非分配位置に保持される。高圧により、エアロゾル製 剤は、外側ステム構成部品(664)の範囲(682)に位置する充填ポート( 680)を通る。外側ステム構成部品(664)は、外側ステム部分(664) とチャンバ(656)の壁の間に空間を設けるように形成される。エアロゾル製 剤の圧力により、環状スカート機構(672)は曲がり、エアロゾル製剤がエア ロゾル容器に達するための通路を一時的に提供する。弁棒の外側端部は外側にフ レアを形成しており(684)、そのため、圧力充填過程の際に、弁棒がエアロ ゾル容器内に入らないようになっている。バルブ取付けカップ(650)もフレ アが形成され、充填過程の際に弁棒と連動して弁棒が詰まるのを防ぐようになっ ている。 図20は、図18及び図19に開示した弁に使用するのに適する代替弁棒を示 す。該弁棒は、圧力充填用の別の装置を有する。この 装置は、シール要素(668)端部(692)方向の位置における弁棒の内側部 分(666)の壁に配置された充填ポート(690)の形式である。エアロゾル 製剤が圧力により弁棒内に導入されると、シール要素(668)の端部(692 )は充填ポート(690)から一時的に移動され、その結果、エアロゾル製剤が エアゾール容器(図示しない)に入る。 図21に示すバルブは、取付けカップ(750)、及びチャンバ(774)を 規定する弁胴構成部品(762)から成る。弁胴構成部品(762)は、バルブ をエアロゾル容器(図示しない)にシールするためのシール用ガスケット(図示 しない)を受け入れる環状のへこみ(763)を有する。弁棒(772)は、チ ャンバ8774)に対応して相互運動するように配置されている。弁棒(772 )は、チャンバ内に配置された外側部分(752)、及び内側構成部品(753 )から成る。2個のスカート状エラストマーシール構成部品(756、758) は、大径スペーサ(770)両側のステムの内側部分(753)に取り付けられ ている。シール要素(756)は、保持構成部品(754)により弁棒の所定の 位置に固定されている。シール要素(756、758)は、チャンバ(774) の内壁と共に環状気密シールを形成することができる。図21に示すバルブは、 エアロゾル製剤がシール要素(758)上のチャンバ(774)内に自由に達す ることができる非分配位置にある。 このバルブは、図18及び図19に示すバルブと同様の方法で作動する。弁棒 (772)が分配位置(図示しない)に向かって外側に移動すると、シール要素 (756)はチャンバ(774)に入り、チャンバの壁と共に気密シールを行い 、それによりシール(756、758)とチャンバの壁との間の計量済み量の製 剤を規定する。弁棒(772)が更に移動すると、シール要素(758)は出口 通路 (760)に入り、出口通路(760)と計量済み量のエアロゾル製剤が連通し 、エアロゾル噴射剤の圧力の影響により、計量済み量のエアロゾル製剤が分配さ れる。保持構成部品(754)のフレア部分(786)は、弁胴構成部品(76 2)の肩部(755)に接触し、弁棒が噴射剤の圧力によりチャンバから押し出 されるのを防ぐ。出口通路(760)は、0.2mm〜0.6mmなど、適度に 小径であり、噴出するスプレーの大部分は患者の肺に吸入されるのに適するサイ ズの滴又は粒子の形式になる。図21に示す装置は、小径のスプレーオリフィス (782)から成り、出口通路(760)とスプレーオリフィス(782)間の 膨張チャンバ(784)を規定する押込みノズル構成部品(780)を更に含む 。この装置では、比較的大きい出口通路(760)を使用することができる。膨 張チャンバは、容易に吸入できる微細なエアロゾルスプレーを形成する上で有利 である。 このバルブは、バルブを介してエアロゾル製剤を圧力充填するための手段を更 に含む。圧力充填の際、充填ヘッド(図示しない)はバルブ上に配置され、バル ブ取付けカップ(750)の半径表面周囲にシールが形成され、出口通路(76 0)を介して高圧でエアロゾル製剤が導入される。これは、ノズル構成部品(7 80)を弁胴構成部品内に取り付ける前に行うことができる。あるいは、出口通 路(760)の直径方向反対、及び弁胴構成部品(762)に沿って等距離にあ る比較的大きい別個のオリフィス(図示しない)を使用して圧力充填し、その後 プラグでシールしてから、患者がエアロゾルを使用するようにすることができる 。 こうした圧力充填は、バルブが分配位置にあっても、非分配位置にあっても行 うことができる。分配位置では、エアロゾル製剤は出口通路(760)から導入 され、シール要素(756)が内側に屈 折して、その結果、エアロゾル製剤が保持構成部品(754)内の一つ又は複数 の溝(766)からエアロゾル容器に入る。シール要素(758)は、付与され る充填圧力の指向性作用により密封状態を保つ。保持構成部品(754)のフレ ア部分(786)は、圧力充填の際に弁胴構成部品の肩部(755)に接触し、 弁棒がバルブから押し出されるのを防ぐ。 非分配位置にあるバルブに圧力充填する際、エアロゾル製剤は、出口通路(7 60)から導入され、弁棒の外側部分(752)とチャンバ(774)の間を通 り、環状シール(758)が内側に屈折して、エアロゾル製剤がエアロゾル容器 (図示しない)に入る。弁棒の外側構成部品(752)には、圧力充填の際にエ アゾール製剤が出口通路から流れるのを促進する溝(図示しない)が装備されて いる。この圧力充填方法では、弁棒(752)の外側部分は、圧力充填の際に弁 棒がエアロゾル容器内に入るのを妨げるように保持されなければならない。 図22〜図24に示すバルブは、取付けカップ(図示しない)、バルブをエア ロゾル容器(図示しない)にシールするためのシール用ガスケット(図示しない )を受け入れるための環状へこみ(863)を有する弁胴構成部品(862)、 チャンバ(876)、及び一体スプレーオリフィスの形式の出口通路(860) から成る。弁棒(872)は、チャンバに対応して相互運動するように配置され ており、ステムコア構成部品(874)、及びステムコア構成部品(874)の 狭い部分周囲に固定して取り付けられた2個のスカート付きエラストマーシール (856、858)から成り、シール(856、858)がチャンバ内壁と共に 環状気密シールを形成することができる。ステムコア構成部品(874)は、シ ールが前記ステムコアの内側端部の保持機構(854)上に押された後に、シー ルが ステム上の正確な位置に配置されるように形成する。このステムは、圧力充填の 際に付与される充填圧力により、弁棒(872)がエアロゾル容器内に押し込ま れるのを防ぐ刺として作用する成形機構(880)も含む。図22に示すバルブ は、エアロゾル製剤がシール(856、858)間の環状隙間に自由に達するこ とができる非分配位置にあり、図23に示すバルブは分配位置にある。 弁棒(872)が分配位置方向に向かって外側に移動すると、上部シール(8 56)はチャンバ(876)に入り、弁胴構成部品(862)の内壁と共に気密 シールを行い、それにより環状隙間(864)内の計量済み量のエアロゾル製剤 を規定する。弁棒(872)が更に移動すると、下部シール(858)が出口通 路(860)に入り、出口通路(860)と環状隙間(864)内の計量済み量 のエアロゾル製剤が連通し、前記環状隙間内のエアロゾル製剤が、エアロゾル噴 射剤の圧力の影響により、出口通路(860)から分配される。 外部の呼吸作動トリガ及び弁リセット機構は、弁棒(872)の端部上の円形 機構(882)に接続することができる。出口通路(860)を形成するオリフ ィスが、0.2mm〜0.6mmなど、適度に小さい直径であれば、噴出するス プレーの大部分の粒子は十分に微細になり、患者の肺に吸入されやすい。 図22〜図24に示すバルブは、バルブを容器上に圧着した後、エアロゾル製 剤をエアロゾル容器(図示しない)内に圧力充填するための機構を更に含む。圧 力充填の際、充填ヘッド(図示しない)はバルブ上に配置され、弁胴構成部品( 862)の傾斜面(859)周囲にシールが形成されて、エアロゾル製剤が高圧 にて、ステムコア構成部品(874)の平面部分(870)と弁胴構成部品(8 62)との間に形成された溝から導入される。エアロゾル製剤は次に、 外側シール(858)をチャンバ(876)の壁から内側に変形させて一時的に 密封状態を解除するので、エアロゾル製剤はエアロゾル容器内に入る。平面部分 (870)端部のリッジ(884)は、内側リム部分(886)を弁胴構成部品 (862)の端部上に保持することにより、エアロゾル容器内の噴射剤圧力によ り弁棒がバルブから押し出されるのを防ぐ。 図25に示すバルブは、静止弁棒及び可動チャンバを使用している。弁棒(9 10)は、フランジ付き端部(901)を有する金属ステム構成部品(900) 、及び金属ステム構成部品上に固定され、チャンバ(974)の内壁と共に環状 気密シールを形成することができる2個の突出スカートシール(966、968 )を有するエラストマーシール要素(956)から成る。ステム(910)は、 エアロゾル製剤を突出スカートシール(966、968)間の環状空間(964 )内に自由に到達させるための大きいスロット(920)を装備されたケージ( 922)により、バルブ内の所定の位置に保持される。チャンバの外側端部には 、チャンバ(974)と連通する外側管(914)内に出口通路(912)があ る。出口通路(912)の端部内のオリフィス(915)は、エアロゾルスプレ ーを吐出するために装備されている。ケージ(922)は、金属ステム構成部品 (900)上にシール要素(956)を配置するためにも使用される。このケー ジは、位置(951)に成形されたクリンプにより弁計量カップ(950)内の 所定の位置に保持される。このクリンプは、環状シール要素(932)を保持す る金属圧迫構成部品(934)を配置するためにも使用される。環状シール要素 (932)は、計量カップ(950)、外側管(914)、及び前記金属圧迫構 成部品(934)に密封状態で係合する。外側管(914)の外部上に締り嵌め として固定して取り付けられたカラー(91 8)は、圧縮ばね(930)の外側端部を配置するのに役立つ。前記ばねのその 他の端部は、前記計量カップ(950)の外面を圧迫する。このバルブは、エラ ストマー二重スカートシール要素(956)を除いて、金属構成部品から容易に 構成できるように設計されているので、単純かつ安価に製造することができる。 図25に示すバルブは、エアロゾル製剤が突出スカートシール(966、96 8)間の環状空間(964)に自由に達することができる閉鎖位置にある。作動 の際、外側管(914)及びチャンバ(974)は、弁棒(910)に対し内側 に移動し、上部突出スカートシール(966)がチャンバに入り、計量済み量の エアロゾル製剤を環状隙間(964)内に閉じ込める。チャンバが更に移動する と、傾斜壁部分(936)はシール(968)上のリブ(938)を圧迫し、そ の結果シール(968)は金属ステム構成部品(900)方向に内側に屈折する 。この屈折により、出口通路(912)と環状隙間(964)が連通し、エアロ ゾル製剤は、出口通路(912)の端部内のオリフィス(915)を通る。外側 管(914)が解放されると、ばね(930)により、バルブは閉鎖位置に戻る 。 図26に示すバルブは図25に示すバルブと類似しており、類似の番号は類似 の機構を示す。ただし、図26のバルブでは、逆転したフランジ(997)によ り外側管(914)の上部の範囲内に追加のプラスチックインサート(995) が取り付けられており、このプラスチックインサートはチャンバ(974)を規 定する。環状シール構成部品(996)は、プラスチックインサート及び外側管 と共にシールを形成する。2個の突出スカートシール(966、968)は、プ ラスチックインサート(995)内に規定されるチャンバ(974)の内壁と共 に環状気密シールを形成することができる。プラスチックインサートの外側端部 には、一つ又は複数の長手 方向に延びるへこみの形式の通路(998)がある。戻しばね(999)はこの バルブにとって本質的であり、外側管(914)上のフランジ(997)とケー ジ(922)との間に圧迫される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミラー,ニコラス シー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セントポール,ポスト オフィス ボック ス 33427 (72)発明者 ハドソン,ピーター ディー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セントポール,ポスト オフィス ボック ス 33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.計量済み量の加圧エアロゾル製剤を分配するための計量済み用量分配バル ブであって、 チャンバ、及び 該チャンバ内に延びて、該チャンバに対し非分配位置と分配位置との間で移動 することができる弁棒を具備し、 該弁棒の形状及び該チャンバの内部形状が、該弁棒と該チャンバとの間に計量 済み容量が規定される形状になっており、それら形状により該弁棒が、その非分 配位置と分配位置との間で移動する間に順次、 (i)エアロゾル製剤が前記チャンバ内に自由に流入することを可能にし、 (ii)加圧エアロゾル製剤のための計量済み密閉容量を該弁棒の外面と該チャ ンバの内面との間で規定し、 (iii)前記計量済み密閉容量を伴ってチャンバ内で移動し、このとき、前記 計量済み密閉容量が出口通路と連通して、前記計量済み密閉容量の加圧エアロゾ ル製剤の分配が可能になるまで、前記計量済み密閉容量の大きさを減少させない 、 ように構成された計量済み用量分配バルブ。 2.前記チャンバを規定する壁を有するハウジングを具備し、前記チャンバが 、エアロゾル製剤が自由に流れるのに十分な寸法を有する入口、及び出口を備え 、 前記弁棒が、長手方向に間隔を置いて配置された第一及び第二シール面を備え 、各シール面が該チャンバの壁と共に気密シールを形成することができ、該弁棒 及び該チャンバは、該弁棒が非分配位置と分配位置との間で移動する間に、該弁 棒が順次、 (i)前記入口が開いて、エアロゾル製剤が該チャンバに自由に達することが でき、前記第一シール面が、エアロゾル製剤が前記出口に達するのを防ぐ始動位 置、 (ii)前記第二シール面が前記入口を遮断し、前記第一シール面が、エアロゾ ル製剤が前記出口に達するのを防ぎ、それにより前記第一及び第二シール面とチ ャンバの壁との間に計量済み密閉容量を規定する計量位置、 (iii)前記計量済み密閉容量の大きさを減少させずに、該弁棒が前記計量済 み密閉容量を伴ってチャンバ内で移動する移送段階、及び (iv)前記第一シール面が、エアロゾル製剤が前記出口に到達できるように配 置される分配位置、 を通過するように構成された請求項1記載の分配バルブ。 3.前記計量済み密閉容量が、該分配位置に移動する間に一定の容量を保つ、 請求項2記載の計量済み用量分配バルブ。 4.前記シール面が、該チャンバの壁と接触する一つ又は複数の丸い突出部、 テーパ付き突出部、又は環状スカートを有するシール要素を具備し、高摩擦力を 生じずに密封状態を促進する、請求項2記載の計量済み用量分配バルブ。 5.該シール要素が、円周シール面を形成する中心円筒状部分に対して傾斜す る環状スカートを有する前記中心円筒状部分を具備し、前記スカートが弾性的に 屈折し、該スカートの一方の側に付与される圧力が、該円周シール面を半径方向 外側に圧迫して密封状態を促進し、該スカートの他方の側に付与される圧力が、 円周シール面を半径方向内側に屈折させる請求項4記載の計量済み用量分配バル ブ。 6.前記シール要素が該弁棒上の円周溝内に保持され、前記溝が、前記シール 要素が変形する際の該シール要素の運動に適応する自由 空間になるように構成されている、請求項4記載の計量済み用量分配バルブ。 7.前記弁棒が少なくとも一つのへこみを具備し、該チャンバの壁が、該弁棒 と共に気密シールを行うエラストマーシール面を具備し、前記シール面が、該弁 棒上で前記へこみを超える距離だけ長手方向に延びて、前記計量済み密閉容量が 前記へこみ及び前記シール面により規定される請求項1記載の計量済み用量分配 バルブ。 8.該チャンバの前記壁が、上部及び下部支持部材により保持されるエラスト マーシール材料から成形され、前記エラストマーシール材料が、少なくとも一つ の該支持部材を圧迫して該シール材料を屈折させる複数のフィンから成る請求項 7記載の計量済み用量分配バルブ。 9.前記弁棒が、前記第一及び第二シール面の間に配置された少なくとも一つ のへこみを具備し、前記計量済み密閉容量が、前記へこみ、前記第一及び第二シ ール面、並びに該チャンバの壁の間に規定される、請求項2記載の計量済み用量 分配バルブ。 10.スプレーオリフィスが、前記出口通路と一体成形されるか、又は前記出 口通路と連通し、エアロゾル製剤をスプレーとして分配できるようにする、請求 項2記載の計量済み用量分配バルブ。 11.前記弁棒が、その非分配位置から分配位置に内側に移動する、請求項1 記載の計量済み用量分配バルブ。 12.前記弁棒が、その非分配位置から分配位置に外側に移動する、請求項1 記載の計量済み用量分配バルブ。 13.前記弁棒が、ばね、又は前記エアロゾル製剤が生成する圧力によりその 分配位置又は非分配位置に付勢されている、請求項2記載の計量済み用量分配バ ルブ。 14.前記弁棒が、その非分配位置と分配位置との間で回転運動 を行うことができる、請求項1記載の計量済み用量分配バルブ。 15.エアロゾル容器に取り付けられ、前記エアロゾル容器が加圧エアロゾル 製剤を収容する請求項1記載の計量済み用量分配バルブ。 16.吸入器の形式であり、該エアロゾル 剤が薬剤から成る請求項15記載 の計量済み用量分配バルブ及び容器。 17.前記吸入器が、該弁棒をその分配位置に移動させるか又は移動を妨げる ための空気圧、油圧、機械的、電気的、又は電気機械的作動手段、及び前記作動 手段が患者の吸入により起動するように患者の吸入手段に応答する起動手段を具 備する、請求項16記載の計量済み用量分配バルブ及び容器。 18.エアロゾル製剤を、前記出口通路、又は該弁棒内に配置された圧力充填 ポートを通して圧力充填できるようにする手段を具備する、請求項2記載のバル ブ。 19.計量済み量の加圧エアロゾル製剤を分配するための計量済み用量分配バ ルブであって、円筒状通路又はチャンバ、及び前記通路又はチャンバに対し移動 可能な弁棒を具備し、該弁棒が、その可能な位置の少なくともいくつかにおいて 、該弁棒周囲又は該通路もしくはチャンバの壁周囲に配置された弾性的に変形可 能な材料の環状シール要素により、前記通路又はチャンバの壁と共に気密シール を形成し、前記環状シール要素が、前記弁棒が該通路又はチャンバに対し移動す る間に生成される力に応じて該環状シール要素の変形を容易にし、摩擦力を減少 させて気密シールを維持する形状を有する計量済み用量分配バルブ。 20.前記環状シール要素が、該弁棒の周囲に配置され、前記環状シール要素 が、U形又はリング形断面を有するエンドレスストリップから成り、該U形又は リング形内の内部空間が、該弁棒が移動 する間の変形に適応する請求項19記載のバルブ。 21.前記環状シール要素が、該弁棒周囲に配置され、 半径方向内側及び外側周囲からテーパ状になって胴部を形成する断面、及び 十字形であって、該十字形の各アームが丸みのある端部を有する断面、 から選択された断面を有するエンドレスストリップを具備する請求項19記載の バルブ。 22.該環状シール要素が、該弁棒上の円周溝内に保持される、請求項20又 は請求項21記載のバルブ。 23.該シール要素が、円周シール面を形成する中心円筒状部分に対して傾斜 する環状スカートを有する前記中心円筒状部分を具備し、前記スカートが弾性的 に屈折し、該スカートの一方の側に付与される圧力が該円周シール面を半径方向 外側に圧迫して密封状態を促進し、該スカートの他方の側に付与される圧力が、 円周シール面を半径方向内側に屈折させる、請求項19記載のバルブ。 24.前記環状シール要素が内側に変形して、圧力充填の間に一時的に密封状 態を解除する、請求項19記載のバルブ。
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