JPS60118432A - 組立位置へのワ−ク供給装置 - Google Patents

組立位置へのワ−ク供給装置

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JPS60118432A
JPS60118432A JP22810983A JP22810983A JPS60118432A JP S60118432 A JPS60118432 A JP S60118432A JP 22810983 A JP22810983 A JP 22810983A JP 22810983 A JP22810983 A JP 22810983A JP S60118432 A JPS60118432 A JP S60118432A
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JP
Japan
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attached
frame
workpiece
lever
side plate
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Pending
Application number
JP22810983A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ijiri
正裕 井尻
Shinji Osaki
大崎 慎治
Hideto Takada
高田 秀人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はワークをその組立位置へ供給する為の装置に関
するもので、特に搬送するワークの種類を選ばず、また
任意の角度だけ傾斜させた状態でワークを搬送すること
のでき、一つの供給装置で多数のワークに対応すること
のできるワーク供給装置に関するものである。
通常シャーシ、フレーム等の組立位置へその構成部品(
ワーク)を供給して自動的に組立る場合には、各ワーク
に対応して複数の搬送装置を組立位置を中心として放射
状に並べ、一定のシーケンスに従って各搬送装置を作動
させるか、又は組立ロボットを用いて種々のワークを順
次組立位置まで移動させる方式が取られている。しかし
−上記のように複数の搬送装置を配設する方法は高価で
不経済であると共にスペースを多く使用するという欠点
があり、また組立ロボットを用いる方法は組立ロボット
自身の価格が高いと共に、あまり大きいワークを搬送す
ることはできない為、対象ワークが制限されるという欠
点を有している。
従って本発明の目的とする処は、任意種類の任意形状の
ワークを対象として自由に運搬、配置させることのでき
るワーク供給装置を提供することにあり、その要旨とす
る処が、凹型構造の2個の架台上部に取り付けたガイド
レールと、該ガイドレールに沿って走行可能に支承した
上記ガイドレールに直角の搬送装置本体フレームと、上
記搬送装置本体フレームに取り付けた垂直方向の昇降用
アクチュエータと、該昇降用アクチュエータに吊架状に
取り付けられた回動用アクチュエータと、該回動用アク
チュエータによって回動駆動される水平方向の回動軸と
、該回動軸に水平方向の支持バーを介して取り付けられ
たワーク吸着手段と、を有してなる組立位置へのワーク
供給装置を提供するものである。
まず添付した図面を参照して本発明を具体化した実施例
について説明し、本発明の理解に供する。
この実施例は板状の2枚の側板を基板に対して直角に固
定する為のシャーシ自動組立工程に用いる基板及び側板
用供給装置に本発明を適用したものであるが、本発明は
これ以外の種々の形状のワークを回動して搬送する場合
について適用可能であり、特に部材を直角に組合せるフ
レームやシャーシ等の自動組立装置に適用して好適であ
る。
ここに第1図は本発明の一実施例に係るワーク供給装置
を含むシャーシ組立装置全体の平面図。
第2図は同圧面図、第3図は一上記組立装置に用いる基
板の位置決め機構の側面図、第4図はに記実施例に用い
ることのできるワーク把持装置の平面図、第5図(a)
、(b)は夫々同ワーク把持装置の駆動部の作動を示す
側面図、同図(c)、(d)は夫々上記駆動部に用いる
ことの出来るレバーの連結機構の変形例を示す側断面図
、第6図は上記ワーク供給装置の正面図、第7図は同ワ
ーク供給装置の要部をなすワーク回動装置の正面図。
第8図は上記ワーク供給装置の走行駆動部を示す正面図
、第9図(a)乃至(C)は前記組立装置の作動手順を
示すフロルチャートである。
まず組立装置18の概略構成を第1図、第2図、第6図
を参照してまず説明すると、この組付装置18は、図示
せぬ側板用コンベアから基板用コンベアにわたって両コ
ンベアに直角の方向に配設された2本の凹型の架台−F
部に固定したレール34と、このレール34上を摺動し
て各コンヘア上の側板供給位置及び基板供給位置へ供給
された側板5又は6及び基板19を、前記レール34の
略中央部へ搬送するワーク搬送装置37と、前記レール
34の略中央部に設けられ、上記ワーク搬送袋f?f 
37によって搬送されてきた側板5又は6及び基板19
を組付は状態に保持するワーク把持装置38と、該ワー
ク把持装置38によって組付は状態に保持された側板5
及び6と基板19とをネジ締めする為の2台のネジ締機
39とを有して構成されている。
まず、側板供給位置又は基板供給位置から側板5又は6
、若しくは基板19をワーク把持袋W38まで搬送する
ワーク搬送装置37の構造に付き第6図乃至第8図を参
照して説明する。
第6図に示す如く、レール34は垂直に立設された4本
のフレーム(不図示)上に凹型に載置され、該レール3
4に沿ってワーク搬送装置37が第6図に示す紙面に直
角の方向に走行する。即ち第8図に詳しく示す如く、一
対のレール34の内の一方のレール34aの上面には、
第8図の紙面に垂直の方向のガイドバー42が載置され
ており、このガイドバー42に摺動自在に嵌合するガイ
ドブロック43上には、軸受44が固定されている。
また他方のレール341.の上面には、ガイドレール4
5がレール34の全長にわたって固定され、このガイド
レール45に沿って転動する車輪46を介して車輪受け
47が上記ガイドレール45上に支承されている。上記
車輪受け47は、第8図の紙面に垂直の方向に一定の間
隔を置いて一対設けられており、これら車輪受け47と
前記ガイドブロック43とによって、前記レール34に
直角の搬送装置本体フレーム48が摺動可能に懸架され
ている。
上記搬送装置本体フレーム48のレール34a側の端部
上面には、減速機付のモータ49が固設され、このモー
タ49の出力軸に取り付けた歯車50は、前記軸受44
と搬送装置本体フレーム38側に設けた図示せぬ軸受と
によって回転自在に支承された軸51に同軸に固設した
歯車52と噛み合っている。上記軸51に前記歯車52
と同軸に固定した歯車53は、搬送装置本体フレーム4
8に図示せぬ軸受を介して回転自在に取り付けられた中
間歯車54を介して、搬送装置本体フレーム38にブラ
ケット55に回転自在に取り付けた歯車56と噛み合っ
ている。また前記レール34゜にその長手方向全長にわ
たって取り付けられたラック57には、前記歯車56と
同軸に取り付けた歯車58が噛み合っている。
従ってモータ49が回転すると、歯車50,52.53
,54.56を順次介して58が回転し、これと噛み合
うラック57との噛合い位置が移動することにより、搬
送装置本体フレーム48が第15図の紙面に垂直の方向
に、前記ガイドバー42及び車輪46に支承されて移動
する。
第7図に示す如く、上記搬送装置本体フレーム48から
垂直下方に垂下した2本の支持部材59の下端に取り付
けた水平方向の支持プレート60には、その中央部に垂
直方向のエアシリンダ61が固着され、該エアシリンダ
61のピストン口・ノド62の下端には、第7図に詳し
く示す如く血バネ63を介して、全体を64で示すワー
ク回動装置が吊り下げられている。
このワーク回動装置64は、上記皿バネ63を介して、
ピストンロッド62に直接取り付けられた上板65と、
この上板65に垂直方向の支持棒66を介して取り付け
られた水平方向の下板67とを有し、上記下板67の−
L面には、ロータリシリンダ68が載置されている。向
上記上板65及び下板67に、垂直方向に取り付けた2
本の口・ノド69は、前記支持プレート60に固定した
垂直方向の軸受70に垂直方向に摺動自在に支承され、
ワーク回動装置64全体の傾き及び回転を防1卜するガ
イドの役目を果たすもである。
面前記軸受70の回りには、圧縮スプリング71が夫々
設けられ、その上部に当接板72が載置され、この当接
板72の中心に穿った孔を貫通して、前記ロッド69が
夫々−ヒ方へ伸びている。各ロッド69の上端には、前
記当接板72の中心孔の内径よりも大きな外径を有する
ストッパ73が設けられていることにより、前記エアシ
リンダ61が駆動され、そのピストンロッド62が進出
してワーク回動装置64全体が下方へ移動した時、その
最下端位置において、ストッパ73が、当接板72を介
して圧縮スプリング71に当接することにより、その最
下端位置における緩衝作用が行われる。
前記下板67の下面に取り付けた一対の軸受74によっ
て、前記レール34に直角で水平方向の回転軸75が支
承されており、この回転軸に同軸に取り付けた傘歯車7
6は、前記ロータリシリンダ68の駆動軸6B、に取り
付けた傘歯車77と噛み合っている。
また前記回転軸75の両端には、夫々回動レバー78が
固設され、各回動レバー78の一端には、前記回転軸7
5と平行の支持バー79が水平方向に固着され、且つ各
回動レバー18の他端には、出没自在のボール80を有
するボールホルダ8■が固設されている。
上記支持バー79の両端には、垂直方向のガイド部材8
2が夫々固着され、このガイド部材82によって垂直方
向に摺動自在に支承された摺動ロッド83の先端には、
夫々電磁石84が固着されている。上記電自若84は、
省エネルギ、及び停電時のワークの落下防止の為、非励
磁時に吸着する形式のものを用いる。尚85は摺動口・
ノド83の最下端位置において、前記ガイド部材82と
当接するストッパで、摺動口・ノド83の後端部に固着
されている。
前記電磁石84には、夫々ブラケ・ント86を介して、
小型の補助シリンダ87が第6図における垂直方向に取
り付けられている。また電磁石84に隣接して、夫々ガ
イド部材88が垂直方向に固設され、これらのガイド部
材88には、夫々摺動自在のブツシュロッド89が挿入
されている。このブツシュロッド89は、その中間に設
けた胴部90と、前記ガイド部材88との間に締着した
圧縮スプリング91によって常時下方へ弾性的に付勢さ
れており、その下端部92は第7図に示す待機状態にお
いて、前記電磁石84の下端よりも更に下方へ突出して
いる。
前記ロータリシリンダ68の駆動軸68.の上端には、
棒上のインジケータ93が水平方向に固定されており、
このインジケータ93が駆動軸68aの回転によって回
動した時に、その位置を90度毎に検出する近接スイッ
チ94a、94b。
94、が、前記ロータリシリンダ68の上端部に夫々取
り付けられている(但し中間位置を検出する為の近接ス
イッチ94しは図示されていない)。
更にまた前記下板67の下面には、前記回転レバー78
が第7図に示す垂直状態になった時、その上端部に取り
付けたボールホルダ81のボール80が嵌入する球形状
の溝95が、各ボール80に対応して刻設されている。
従ってロータリシリンダ68が作動されて、駆動軸6B
、が回転すると、その回転は傘歯車77.76を経て、
回転軸75に伝達され、この回転軸75に回動レバー7
8を介して取り付けた支持バー79及び該支持バー79
の両端に取り付けた電磁石84が一体状に回転軸75の
回りに矢印96に示す如く回動する。この時インジケー
タ93が各近接スイッチ3948.94I、、94.、
の位置にきたことを検出して、ロータリシリンダ68を
停止させれば、電磁石84を一方の水平位i−+第7図
に示す垂直位置(待機位置)−反対方向の垂平位装置の
各位置において停止トさせることができる。
向上記ワーク回動装置64は電磁石84によって側板5
又は6を吸着した状態で、前記のように電磁石84を回
転軸75のまわりに90度回動させ、側板5又は6を垂
直に立てた状態で保持するものである為、上記電磁石8
4.支持バー79及び側板5又は6等の自重による回転
トルクが回転軸75を介して、傘歯車76と77の噛合
い部に伝達される為、これらの重力モーメントを減少さ
せるべく、前記支持バー79の両端部に、継手97を支
持バー79の回りに回動自在に取り付け、且つ上記継手
97と前記搬送装置本体フレーム41 8とをバランサ98を介してワイヤ99によって連結し
、上記バランサ98のワイヤ99に対する引張力によっ
て支持ハーフ9を上方へ引張り、側板5又は6.電磁石
84.支持バー79等による下向きの回転トルクを緩和
させる。
面前記エアシリンダ61には、その進出又は後退位置及
び速度切り換え位置を検出する位置検出器100が取り
付けられている。
続いて第1図〜第5図を参照して、前記ワーク搬送装W
31によって搬送されてきた側板5及び6と、基板19
との組付けを行う為のワーク把持装置38の構造に付き
説明する。
まず第1図及び第2図を用いて、上記ワーク把持装置3
8の全体的概略構成を説明する。即ちワーク把持装置3
8は、前側板5及び後側板6を垂直に立てた状態で把持
するクランプ機構101 (第2図には、クランプ機構
の待機状態を実線(101)で表し、実際にクランプ操
作を行っている状態を2点鎖線(101’ )で示し、
第2図における右側のクランプ機構を101トで、また
左側2 のクランプ機構を101.で示す)と、このクランプ機
構101によって把持された前側板5及び後側板6に被
せる水平方向の基板19を保持する為の基板保持袋W1
02と、前記クランプ機構101を第2図に示す実線位
置(待機位置101)から作動位置(2点鎖線位置10
1’)まで移動させる駆動機構103等より構成されて
いる。
まず前記クランプ機構101の構成及びその作動に付き
、第2図、第4図、第5図を参照して説明する。
第2図において、ガイドレール104は、前記レール3
4(第1図)に直角の方向に2水平行に配設され、これ
らのガイドレール104上に、摺動自在に取り付けられ
た2対のガイドブロック105、及び1051.によっ
て架台106.及び106I、が、相互に対向する方向
に摺動自在に載置されている。
上記各架台106a及び1061.上には、夫々垂直方
向に伸びる一対のフレーム107.及び107bが立設
されている。これらのフレーム107、l及び107ト
の側面には、第5図(a)に示すようにその長手方向に
沿ってプレート108a及び108bが、夫々該プレー
ト108a及び108I、に穿設した長孔109に挿入
したボルト110によって、取付位置を調整自在の状態
で固定されている。このプレート108a及び108し
には、夫々エアシリンダ111が上記プレート108、
及び108I、の下段に装着したピン112を中心に揺
動自在に取り付けられ、該エアシリンダ111のピスト
ンロッド113の先端は、ブラケット114及び該ブラ
ケット114に植設したピン115を介して、前記フレ
ーム107a及び107トに植設したピン116を中心
として、揺動自在のレバー117に係着されている。
また上記レバー117の先端117.は、該先端117
.に植設した水平方向のピン118を介して、垂直面内
で揺動可能のレバー119に係着されている。
一方前記フレーム107a及び107bの上端部には、
夫々第4図に示す如く垂直方向のピン120を中心とし
て、水平面内で揺動自在のレバー121が係着され、こ
のレバー121の一端121aと前記レバー119の先
端部とが、該レバー199に直角の方向のピン122を
介して係合している。
但し前記レバー121と、レバー119とのピン122
を用いた係合部は、レバー121が水平方向にのみ揺動
可能であるのに対して、レバー119が垂直面内におい
て揺動するものである為、前記ピン122を挿入する為
のレバー122に穿った係合孔123は、第5図(C)
に示す如く断面鼓状となし、ピン122に対してレバー
121が自由に揺動運動可能で、しかも係合孔123と
ピン122とが、遊びのない状態で嵌合しうるように構
成されている。面このような継手構造は、他にも種々考
えられるが、例えば第5図(d)に示すように、ピン1
22に球体124を嵌合し、この球体124をレバー1
21の先端121.に穿った球体124と同形状の係合
孔123aに嵌合することにより、ピン122を中心と
するレバ5 −121のレバー119に対する揺動運動を許容しつつ
、レバー121に対してレバー119を垂直面内に揺動
させ、しかもその係合部にがたや遊びのない状態を形成
することができる。
上記したレバー121の他端121t、には、第4図に
示す如く、垂直軸芯を中心に回転自在の押圧ローラ12
5が夫々取り付けられており、また前記フレーム107
8及び107トの上面には、位置決めブロック126が
夫々固設され、この位置決めブロック126と押圧ロー
ラ125との間で、第4図に2点鎖線で示す側板5又は
6を把持する。更に前記レバー121は、前記押圧ロー
ラ125の近傍からレバー119の近傍に至る概略円弧
状の押圧面127を夫々有しており、この偏心カム状の
押圧面127の押圧ローラ125近傍における半径r、
は、レバーの近傍における半径r2よりも大きくなるよ
うに形成されている。
従って第4図に示すように押圧ローラ125を位置決め
ブロック126に向かって押し当て、その間に側板5又
は6を図示のように把持した状態6 では、側板5又は6の両端に存在するレバー121の半
径rlで示す押圧面127の大径部が側板5又は6の端
部に押し当てられ、側板5又は6を正確に水平方向に位
置決めすることになる。またレバー121を回動させて
押圧ローラ125を側板5又は6が開放される方向に回
動させると、押圧面127の側板5又は6の端部に対向
する面の位置が変化し、最終的には半径r2で表される
小径部が側板5又は6の端部に対向することになり、側
板5又は6が押圧面127による水平方向の締付は状態
から解放される。
上記のような押圧ローラ125の回動、即ちレバー12
1のピン120を中心とする回動動作は次のようにして
行われる。まず前記エアシリンダ111を作動させてビ
ンロッド113を後退させると、該ピストンロッド11
3にブラケット114及びその先端に係着したピン11
5を介して取り付けたレバー117が第5図(b)に示
すようにピン116の回りに矢印129で示す如く回動
していく。このレバー117の動きに伴ってレバ−11
7にピン118を介して連結されたレバー119が、矢
印130で示す如くレバー117の方向へ後退する。こ
の時レバー119は、その先端においてピン122を介
してレバー121と係着されている為、ピン122が第
5図(b)に示すように若干傾斜した状態となる。この
ようなレバー119の後退動作により、このレバー11
9に対してピン122を介して連結されたレバー121
が、ピン120(第4図)を中心に矢印128で示す方
向に回動し、押圧ローラ125が位置決めブロック12
6との間に挟着した側板5又は6から離れて挟着状態を
解放する。この動きによって前記したように側板5又は
6が、レバー121の押圧面127による位置決め状態
からも解放され、左右の押圧面127の間の距離が広が
る。
逆にエアシリンダ111を作動させて、ピストンロッド
113を進出させると、上記の動きと全ぐ逆にレバー1
21が、矢印128とは反対の方向に回動し、前記ワー
ク搬送装置37によって電磁石84に吸着されて搬送さ
れてきた側板5又は6が、垂直状態において位置決めプ
ロ・ツク126と押圧125との間に挟圧把持される。
次に第1図、第2図及び第3図を参照して、前記基板保
持装置102の構成及び作用に付き説明する。
第2図に示ず如く架台131十支持フレーム1301)
を介しでに設けたフレーム1311.(第3図)ヒには
、ソレノイドバルブ132を付設したエアシリンダ13
3が上記フレーム131bを貫通して垂直方向に立設さ
ており、このエアシリンダ133のピストンロッド13
4の上端には、前記ガイドレール104に直角の方向の
アングル部材135が水平に取り付けられている。この
アングル部材135の下面に前記ピストン口・ノド13
4を挟んで対称に取り付けられた一対のガイドロッド1
36は、前記フレーム131トに取り付けられた一対の
垂直方向の軸受137によって垂直方向に摺動自在に支
承され、これによりアングル部材135が垂直方向に案
内される。従って前記エアシリンダ133は、フレーム
131゜の支持9 部材131Jに固設する必要はなく、フレーム131し
に取り付けた水平方向のピン138(第3図)を介して
、垂直面内において揺動自在に支承されている。
上記アングル部材135は、第1図に示す如くワークの
大きさに対応するべく、第1図に示したレール34に直
角の方向に十分な長さを有し、その端部中央に長平方向
の長溝139を有しており、この長溝に挿入されたボル
ト140によって位置決めプレート141が、前記長溝
139の方向に位置調整を可能な状態で取り付けられて
いる。
尚第1図には、最も大きなワークに対応する位置に取り
付けた位置決めプレート141を2点鎖線141′で示
している。
またこの位置決めプレート141の上面には、2絹の位
置決めブロック対142が固定さている。
この位置決めブロック対142は第3図及び第4図に示
す如く、上記位置決めプレート141上に載置した基板
19の90度に折り曲げた端縁部19、をアングル部材
135の方向に挟み込んで、0 そのアングル部材135の長手方向の位置決めを行う為
のもので、上方より前記ワーク搬送装置37によって下
降してきた基板19の端縁部19゜が嵌入しやすいよう
に、夫々テーパ面143を有すると共に、位置決め状態
の上記基板19の端縁部193を挟み込む為の垂直面1
44を有する位置決めブロック142a及び142トよ
り構成されている。尚上記位置決めブロック142.及
び142bの内の一方は、取付位置がアングル部材13
5の長手方向に可変とされ、基板19の肉厚の変化に対
応しうるように構成されている。
位置決めブロック対142は、上記のようにアングル部
材135の長平方向に基板19を位置決めするものであ
るが、第1図に示す如く、ブラケット193に取り付け
られレール34方向に進退自在のエアシリンダは、ネジ
締め時に進出して基板19をアングル部材135の長手
方向に対して直角の方向に位置決めする為のものである
上記のように構成された基板保持装置102は、前記ワ
ーク搬送装W37によって基板19が、その上方まで運
ばれてきた時に第2図に示す待機位置に停止トしており
、基板19がワーク1般送装°置37のエアシリンダ6
1の動きにより降下してきた時に、その端縁部19.を
2組の位置決めブロック対142に挟み込んで、アング
ル部材】35の長手方向に対する位置決めを行う。その
後、前記ネジ締機39によって、垂直方向に支承された
前側板5及び後側板6を基板19に結合してシャーシ3
1となし、更にエアシリンダ133によってシャーシ3
1全体を持ち上げて、シャーシ反転装W(不図示)への
受渡しに都合のいい状態とする。
以上述べたようなワーク把持装置38は第2図に示す如
く前側板5をクランプする為のクランプ機構101a側
と、後側板6を把持する為のクランプ機構1011.側
とによって構成され、これらの左右のクランプ機構は、
前記したように第1図に示す如く実線位置から2点鎖線
位置101′まで移動自在に構成されている。これは2
点鎖線で示す各側板のクランプ位1tflo1’におい
て、前記押圧ローラ125を開放したのみでは、レバー
121が組付は状態の側板5及び6よりも外方向へ突出
している為、シャーシ反転装置を用いて絹付けられたシ
ャーシ31を第2図における紙面に直角の方向へ引き出
す時、側板5及び6が前記レバー121と干渉して引き
出すことができない為、レバー121をクランプ装W1
01全体として側板5及び6の内側へ移動させる必要が
ある為である。
このようなりランプ装置101.及び1011゜の移動
は、前記駆動機構103によって達成される。
即ち第2図に示す如く各クランプ機構101a及び10
1t、は、前記したようにガイドレール104に摺動自
在に取り付けられた架台106.及び106t、上に夫
々取り付けられており、上記架台106トにブラケット
145を介して、該ブラケット145に植設したピン1
46を中心に揺動自在に取り付けられたエアシリンダ1
47のピストンロッド148の先端は、ブラケット14
9に3 固着され、架台106.の下面にブラケット150を介
して取り付けた水平方向のピン151に前記ブラケット
149が揺動自在に係着されている。
従って上記エアシリンダ147を作動させて、ピストン
ロッド148を進出させると、架台1068と106+
、とか、夫々相反する方向へ押されて移動し、最終的に
架台1068及び106bがガイドレール45の両端に
設けたストッパ152a及び152t、に当接するまで
移動する。こうして架台106a及び106しが、各ス
トッパ152a及び152トに当接した状態におけるク
ランプ装置101.及び101トの位置が、前記のよう
に2点鎖線101′で示されている。尚各ストッパ15
2a及び152t、の位置は、各架台106゜及び10
6t、との当接面をなすボルト152t、及び152c
の締つけ量によって調節する。
また前記エアシリンダ111等をプレート108a (
108I、)を介して取り付けたフレーム107、及び
107I、は、その下端部分に外方向へ向かって突出す
る支承板153を有しており、前4 記ワーク搬送装置37によって運ばれてきた前側板5及
び後側板6は、夫々この支承板153上に載置され、そ
の上下方向の位置決めがなされると共に、各側板5又は
6の下端部分の水平方向の位置決めは、前記フレーム1
07a及び107トの下端より各支承板153の先端方
向へ突出状に螺着した位置決めボルト154に側板5又
は6の下端部を当接させることにより行う。
次に第9図に示したフローチャートを参照して側板5,
6及び基@19の組付は作業手順について説明する。こ
こにSCI、SC2,SC3,・・・はステップ番号を
示す。まずステップS01においてn=0の初期化を行
う。ここにnはワーク搬送装置の作業手順繰り返し回数
で、前側板5を搬送する手順の時に、n=o、後側板6
を搬送する時にn=1とされ、0,1,0,1.・・・
を繰り返す。次にSC2において側板5又は6を載置し
たパレットが側板用コンベアによって、組立袋W18の
側板供給位置の定位置に停+hしたかどうかを判定し、
停止するまで待機する。この時点でワ−り搬送装置37
は、既にモータ49に駆動されて、側板供給位置35の
直上に停止している。
側板用コンベアの側部に設けた図示せぬリミットスイッ
チ等よりなる検出装置がパレットの定位置にきたことを
検出すると、側板用コンベアが停止されると共に、エア
シリンダ61が作動されピストンロッド62が下降し、
その先端に取り付けたワーク回動装置64(第6図参照
)に支持バー79等を介して取り付けた電磁石84が下
降しく5C3)、やがて電磁石84が側板用コンベア1
上のパレット上の前側板5に当接する。このエアこうし
て電磁石84が前側板5に当接した時点では、圧縮スプ
リング91によって下方に付勢されるブツシュロッド8
9は、後退しつつ前側板5を下方に付勢している。
この時点で、ステップSC5において電磁石84により
前側板5を吸着する。前側板5の吸着が完了すると、S
C6においてシリンダ61が作動され、ピストンロッド
62を後退させ、前側板5を上昇させる。この上昇時間
は下降時間と同様、設定時間L1によって決められる(
SC7)。
次にステップSC8において、nが0であるか否かを判
断する。nが0の場合、即ち前側板5を搬送している途
中であると判断された場合には、SC9において、ロー
タリシリンダ68を正転させる。すると、ロータリシリ
ンダ68の回転は傘歯車77.76を経て回転軸75に
伝達され、この回転軸75に回動レバー78を介して取
り付けた支持バー79.及びこれに取り付けた電磁石8
4、更にはこの電磁石86に吸着された前側板5が回転
され、前側板5が垂直状態に近づいていく。
7 このロータリシリンダ68の回転によって、その駆動M
68aの上端に取り付けたインジケータ93も回転し、
左端の近接スイッチ94aがオンとなるまでロークリシ
リンダ68の正転が続< (SC10)。こうして近接
スイッチ94aがオンとなると、ロークリシリンダ68
の回転が停止され、その状態で走行用のモータ49が正
転される(SC11)。このモータ49の回転は、前記
したようにギア群50,52,53,54.’56に伝
達され、ラック57と噛み合う歯車58の回転によって
、ワーク搬送装W37全体が、第2図に示す矢印155
の方向、即ちワーク把持装置38の方向へ走行し、フレ
ーム41に設けたドッグが架台上の適当な位置に設けた
センサに当接した位置で停止上する(SC12)。走行
モータ49の正転は、ロータリシリンダ68の回転と同
時に、又はその途中で開始されてもよい。
こうしてワーク搬送装置37が、ワーク把持装置38の
前側板5を降ろすべき(,7置まで到達すると、前記エ
アシリンダ61が作動して、側板5が8 設定時間T2分だけ下降する(SC13,5C14)。
この一定時量分の前側板5の下降により、前側板5の下
端が、支承板153の北面に当接するまで前側板が下降
する。こうして前側板5が概略組付は位置に下ろされる
と、5C15においてT3時間分だけクランプ用のエア
シリンダ111 (第4図、第5図)が作動しく5C1
6)、そのピストンロッド113が後退することにより
、前記したようにブラケット117,119を介してブ
ラケット121がピン120の回りに矢印128とは、
逆の方向に回動し、押圧ローラ125が前側板5を位置
決めブロック126に押付け、その位置で保持する。こ
の状態で電磁石84をオンすればよいのであるが、通常
電磁石84によって吸着されたままの側板は、あまり正
確に位置決めされていないので、これを押圧ローラ12
5で把持した時点では、あまり完全な位置精度を期待で
きず、前側板5が若干傾いていたり、又は上方向へずれ
ていたりすることがある。その為1.ト記クランプ用の
エアシリンダ111を作動させておく時間は、この時点
では適当な設定時間T3程度としく5C16)、エアシ
リンダ111を作動させると共に電磁石84をオンする
と共に(SC17)、クランプ用エアシリンダ111を
微小時間T4分だけ一時的に圧力を低下させることによ
り、押圧ローラ125の押圧力を解除しく5C1B、5
C19) 、上記74時間分だけ押圧ローラ125によ
る保持状態を解除して、前側板5が自重により支持板1
53上へ落下し、その傾きや位置のずれが強制されるよ
うに構成している。第9図(a)には示していないが、
電磁石84をオンして前側板5を開放する時、同時に補
助シリンダ87を作動させて前側板5を電磁石84から
離す方向へ付勢することにより、電磁石84の残留磁気
による前側板5の吸着を防+J−する。前記圧縮スプリ
ング91 (第7図)により付勢されるブツシュロッド
89も同様の作用を奏するものである。
上記の圧力解除が完了すると、続いて5C20において
再度クランプ用エアシリンダ111に圧縮空気を吹き込
み、オン状態となして押圧ローラ125と位置決めブロ
ック126の間に前側Fj、5を把持する。
こうして前側板5の位置決めが完了すると、再度エアシ
リンダ61が作動され、ワーク回動装置64及びその下
方に取り付けられた電磁石84等を前記一定時間T1だ
け一ヒ昇させる(SC21,3C22)。次に後側板6
に対する搬送を行うか、又は基板19に対する搬送を行
うかの判定を行わなければならないので、5C23にお
いてnが1であるか否かを判定する。この時点では前側
板5の処理が完了したばかりである為、n=Qであり、
処理は5C24の方向に進む。5C24では、前記走行
用のモータ49が逆転されると同時に更に5C25にお
いて、ロータリシリンダ68が逆転される。
このモータ49の回転によるワーク搬送袋FR37の走
行は、5C27において位置決め用のセンサがオンされ
るまで続き、またロータリシリンダ68の逆転は、前記
インジケータ93との干渉によって、中間の近接スイッ
チ94トがオンとなるまで続行される(SC26)。こ
うして最初の状態に復1 帰した為、5C28においてnに1を加算し、ステップ
SC2に戻る。
続いて後側板6についての搬送処理を行うわけであるが
、これは前側板5についての搬送処理と一部を除いて全
く同一である。但し次の点において前側板5に対する処
理とは異なる。即ち後側板6の処理では、基板19に対
する取り付は方向が180度異l6為、SC8において
、nが0であるか否か、即ち前側板5か後側板6かの判
断をした後に、処理はステップ5C29に進み、ローク
リシリンダ68をインジケータ93によって近接スイッ
チ94oがオンするまで回動させる(sc29a)。ま
た5C23において、後側板6の位置決めが完了したと
判断された場合、即ちn−1の場合には基板用コンベア
20側の基板供給位置36へ基板を取りに行くべく、走
行用のモータ49を正転させたf& (S C30) 
、ロークリシリンダ68を近接スイッチ94トがオンと
なるまで回転しく5C3L 5C32) 、更に走行用
のモータ49を基板供給位置36に設けた図示せぬセン
サがオンとなる2 まで、回動させる。−F記の2点及び更にその後5C3
4においてnをOに復帰させる点において、前側板5に
関する処理とは異なるものである。尚厳密には、5C1
2において検知するワーク搬送装置37の停止位置が、
前側板5と後側板6とでは異なる。
こうして前側板5及び後側板6の位置決めが完了すると
第9図(b)に示すように5C35においてSC2と同
様に、今度は基板19をのせたパレットが基板供給位置
36の所定位置に停止されるまで待機する。基板19が
所定の位置に停止すると、前側板と同様ワーク搬送装置
37のエアシリンダ61が作動されて、電磁石84が一
定時間(T5)分だけ下降し7 (SC36,5C37
) 、電磁石84が基板19に当接すると続いて電磁石
84をオフ状態としく5C38)、基板19を吸着する
こうして基板19が電磁石84に吸着されると、エアシ
リンダ61を作動させて、基板19を一ヒ昇させる(S
C39)。この上昇時間はTGで定められる(SC40
)。続いて基板19を、既にワーり把持装置38上に位
置決めされた前側板5及び後側板6トに運搬する為、走
行用のモータが逆転され、ワーク搬送装置37がワーク
把持装置38の方向へ走行する(SC41)。このワー
ク搬送装置37の走行は、ワーク搬送装置f 37の一
部と干渉する適当な位置に設けられた図示せぬセンサが
オン状態となった時に停止トされ(SC42)、この位
置で前記エアシリンダ61が、再び作動されてピストン
ロッド62が進出し、基板19が位置決めされた前側板
5及び後側板6の方向へ下降する(SC43)。この基
板19の下降時間はT7で定められる(SC44)。こ
うして所定位置において基板19が下降すると、その端
縁部19.が前記したように位置決めブロック対142
の間に嵌入され、アングル部材135の長平方向の基板
19の位置決めが行われる為、ここで電磁石84を解放
しく5C45)、更に5C46においてエアシリンダ6
1を作動させ、電磁石84を上昇させると共に、前記走
行モータ49を逆転させて(SC48)ワーク搬送装置
37を側板用の供給位置35へ後退させる。この時のワ
ーク搬送装置i’f 37の停止位置は、側板供給位置
35に設けた図示せぬセンサのオン動作により決定され
る(SC49)。
次に、上記ネジ締機39を取り付けた構造物158の移
動機構に付き、第1図及び第2図を参照して説明する。
前記凹型の構造物158のフレーム157aの脚部には
、上下一対以上の車輪183が取り付けられ、前記架台
131に一体状の架台184の端部に取り付けられた第
2図の紙面に垂直方向のレール185を前記車輪183
が上下方向に把持していることにより、上側の車輪18
3を介してフレーム15711が、レール185に沿っ
て走行自在に支承されている。尚フレーム157aから
外方向に突出するブラケット186には、前記レール1
85の側面に当接する回転自在の水平方向の車輪187
が取り付けられ、この車輪187によって車輪183が
レール185から外れないように案内される。また他方
の垂直フレーム157トの下端部には、第1図に示すレ
ール34に直角方向の雌ネジ部188が取り付けられて
5 おり、この雌ネジ部188にネジロッド189が螺合し
ている。上記ネジロッド189はその両端部において、
前記架台184に取り付けた軸受によって軸方向には移
動できないように回転自在に支承され、更にその先端部
には、モータ191の出力軸に取り付けた図示せぬ歯車
と噛み合う歯車192が固定されている。
またフレーム157I、の下端部にも、前記車輪183
と同様の車輪が取り付けられ、図示せぬ185と同様の
レールに案内されて、フレーム157しが第2図の紙面
に直角の方向へ移動できるように構成されている。
続いて第9図(C)に示すフローチャートに従って上記
門型の構造物158の移動及びネジ締機39によるネジ
締め作業について説明する。
即ちSC50において5=Qの初期化が行われる。lの
値はネジ締め作業の回数、即ち締め付けるネジの本数に
関係するもので、m−1本のネジを1つのネジ締機39
で締め付けるものとする。
次にSC51において、ネジ締機39を有する6 凹型の構造物15Bを走行させる為のモータ191が始
動され、その回転が歯車192を経てネジロッド189
に伝達され、雌ネジ部188と噛み合う上記ネジロッド
189の送り作用により、構造物188全体がワーク把
持装置38の方向へ前進して行く。前記レール185の
所定の位置には、基板19の複数のネジ締め位置に対応
して、構造物158に設けた図示せぬドッグと係合する
複数のセンサが設けられており、前記構造物158の走
行に従って、上記ドッグが上記センサと係合して、セン
サが作動される都度、モータ191が停止され(SC5
2)、前記アングル部材156にブラケット193(第
1図)を介して取り付けた一対の保持シリンダ194が
進出して、基板19を第1図に示すレール34の長手方
向に位置決めしつつ(SC53) 、2個のネジ締機5
9が作動して、一番端例のネジ締めを行う(SC54)
こうして1ケ所のネジ締め作業が完了すると、続いてス
テップSC55において、前記保持シリンダ194を後
退させると共に5C56において、βに1を加算し、こ
のlがmに等しいか否か(即ち全てのネジ締めを完了し
たか否かを判定しく5C57) 、/がmより小さい場
合には、ステップScs 1に戻って、5C51から5
C57の手順を繰り返して順次隣のネジ締め位置につい
てのネジ締め作業を繰り返し、mがlに等しくなった時
点で、それ以上ネジ締t439を前進される必要がない
為、前記走行用のモータ191を逆転させて(SC58
)、門型の構造物158全体を元の位置へ後退させる。
門型構造物158の停止位置は、架台184に設けた図
示せぬセンサが構造物158の一部と接触して、作動さ
れる時点によって決定される(SC59)。続いてSC
60において、各側板5及び6を位置決めブロック12
6に押し当てていたエアシリンダ111を作動させて、
そのピストンロッド113を後退させ、レバー121を
第4図に示す矢印128の方向にピン122を略90度
分回動させて、押圧ローラ125による側板5及び6に
直角の方向の保持力を解放すると共に、該レバー121
の押圧面127による側板5及び6の板面に平行な方向
の保持力をも解放する。これにより基板19と側板5及
び6は、相Uにネジ止めされたシャーシ31として構成
された状態で、前記位置決めブロック対148及び支え
ボルト195 (第3図)上に載置された状態となると
共に、押圧ローラ125及びレバー121がこのシャー
シ31の長手方向へ完全に外れた状態となる。
続いてクランプ機構101の退避用のエアシリンダ14
7が作動して、そのピストンロッド148が引き込めら
れ、左右のクランプ機構101゜及び101トが夫々第
2F!!Iに示す2点鎖線の位置から実線で示す(ff
ffへ移動する。前記のようにエアシリンダを作動させ
て、押圧ローラ125及びレバー121がシャーシ31
から既に外れた状態に位置している為、上記クランプ機
構101a及ヒ10 l bの後退時に、これらの押圧
ローラ125やレバー121がシャーシ31と衝突する
ような不都合が回避される。また−上記のようにクラン
プ機構101a及び101bが、第2図に示す実9 線位置まで後退することにより、後のシャーシ反転装置
32によってシャーシ31を第2図の紙面に垂直の方向
へ引き出した場合に、シャーシ31の側板5及び6が、
クランプ機構101a及び1011、と干渉する不都合
が回避される(SC61)。
続いてシャーシ反転装置に対する受け渡し位置まで、シ
ャーシ31を上昇させるべく、エアシリンダ133が作
動され、アングル部材】35及びその上部に取り付けた
位置決めブロック対142、支えボルト195と共に、
シャーシ31が一定位置まで上昇する(SC62)。
更にシャーシ反転装置が作動して、本体シャーシ31を
ワーク把持装置37から、レール34に直角の方向へ引
出し、反転させて次工程のコンベア上へ送り出す(SC
63)。上記シャーシ31の反転により次工程のコンベ
アに乗り移った時、シャーシ31は基板19を底面とす
る正常な方向を向くことになり、その後のパーツの自動
取付作業に適する姿勢を取ることになる。
0 こうして把持袋Wt、 138からシャーシ31が取り
出されると、前記昇降用のエアシリンダ133が逆方向
に作動し、位置決めブロック対142等を設けたアング
ル部材139が、元の位置まで下降する(SC64)と
共に、前記クランプ機構017a及び1011.を移動
させる退避用シリンダ147が作動され、そのピストン
ロッド148が進出して、架台106.及び1061.
がストッパ15’2.及び152I、に当接した位置で
停止する(SC65)。
面前記凹型の構造物15Bの前進位置は、当然ながら対
象となるシャーシの大きさによって異なるもので、最も
大きなシャーシについて作業すべくネジ締機39が最も
前進した位置を第1図に2点鎖線(39’)で示す。
また前記第4図及び第5図で示したクランプ機構101
a及び101bは、機構全体を小型化する為に、エアシ
リンダ111を縦方向に設けているが、このようなレバ
ー121の駆動機構は、必ずしも上記のような縦型のエ
アシリンダ111による必要はなく、ロークリシリンダ
やロータリソレノイドを用いることも可能であり、また
横方向に配置したシリンダで作動させることも可能であ
る。
本発明は以上述べたように、凹型構造の2個の架台−ヒ
部に取り付けたガイドレールと、該ガイドレールに沿っ
て走行可能に支承した一F上記イドレールに直角の搬送
装置本体フレームと、上記搬送装置本体フレームに取り
付けた垂直方向の昇降用アクチュエータと、該昇降用ア
クチュエータに吊架状に取り付けられた回動用アクチュ
エータと、該回動用アクチュエータによって回動駆動さ
れる水平方向の回動軸と、該回動軸に水平方向の支持バ
ーを介して取り付けられたワーク吸着手段と、を有して
なる組立位置へのワーク供給装置であるから、ロボット
や複数のワーク搬送装置を用いず、種々の形状のワーク
を連続的に回動させなから絹・右位置へ供給することが
でき、組立作業の能率を著しく向上させうるものである
と共に、非常に経済的なワーク供給装置を提供するもの
であり、しかも機構が堅牢であるのでワークの重さに抗
して十分な位置決め精度を得ることが可能で、自動組立
装置に用いて極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るワーク供給装置を含む
シャーシ組立装置全体の平面図、第2図は同型面図、第
3図は一上記組立装置に用いる基板の位置決め機構の側
面図、第4図は上記シャーシ組立装置に用いることの出
来るワーク把持装置の平面図、第5図(a)、(b)は
夫々同ワーク把持装置の駆動部の作動を示す側面図、同
図(C,)、 (d)は夫−々上記駆動部に用いること
の出来るレバーの連結機構の変形例を示す側断面図、第
6図は本発明の一実施例に係るワーク供給装置の止面図
、第7図は同ワーク供給装置の要部の正面図、第8図は
上記ワーク供給装置の走行駆動部を示す正面図、第9図
(a)乃至(c )は前記組立装置の作動手順を示すフ
ローチャートである。 (符号の説明) 5・・・側板 19・・・基板 3 31・・・シャーシ 37・・・ワーク搬送装置38・
・・ワーク把持装置 39・・・ネジ締機61・・・エ
アシリンダ(昇降用アクチュエータ)64・・・ワーク
回動装置t6B・・・ロータリシリンダ(回動用アクチ
ュエータ) 75・・・回動軸79・・・支持バー 8
4・・・電磁石(ワーク吸着手段) 94・・・角度検出器 102・・・基板保持装置出願
人 三田工業株式会社 代理人 弁理士 本庄 武勇 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 凹型構造の2(11i1の架台」一部に取り付けたガイ
    ドレールと、 該ガイドレールに沿って走行可能に支承した上記ガイド
    レールに直角の搬送装置本体フレームと上記搬送装置本
    体フレームに取り付けた垂直方向の昇降用アクチュエー
    タと、 該昇降用アクチュエータに吊架状に取り付けられた回動
    用アクチュエータと、 該回動用アクチュエータによって回動駆動される水平方
    向の回動軸と、 該回動軸に水平方向の支持バーを介して取り付けられた
    ワーク吸着手段と、 を有してなる組立位置へのワーク供給装置。
JP22810983A 1983-11-30 1983-11-30 組立位置へのワ−ク供給装置 Pending JPS60118432A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104325267A (zh) * 2014-10-29 2015-02-04 昆明欧迈科技有限公司 一种用于筒状物体的装配装置
CN106271538A (zh) * 2015-05-25 2017-01-04 汉达精密电子(昆山)有限公司 压合与贴麦拉装置

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CN104325267B (zh) * 2014-10-29 2016-08-24 昆明欧迈科技有限公司 一种用于筒状物体的装配装置
CN106271538A (zh) * 2015-05-25 2017-01-04 汉达精密电子(昆山)有限公司 压合与贴麦拉装置

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