JPS60118229A - 噴霧乾燥装置 - Google Patents

噴霧乾燥装置

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JPS60118229A
JPS60118229A JP22658183A JP22658183A JPS60118229A JP S60118229 A JPS60118229 A JP S60118229A JP 22658183 A JP22658183 A JP 22658183A JP 22658183 A JP22658183 A JP 22658183A JP S60118229 A JPS60118229 A JP S60118229A
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JP
Japan
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slurry
spray nozzle
charge
hot air
container body
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JP22658183A
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Harufumi Bandai
治文 万代
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Glanulating (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は無機物または有機物のスラリーを乾燥造粒す
る噴霧乾燥装置に関する。
(従来技術) 噴霧乾燥装置はいわゆるスプレードライヤーとに広く利
用されている。
この噴霧乾燥装置は、一般には、無機物または有機物の
スラリー(以下単にスラリーという)がその内部に噴出
される容器本体と、容器本体に熱風を送り、噴出された
スラリーを乾燥造粒する熱風送風装置と、容器本体の内
部にスラリーを噴出する噴霧ノズルとからなる。そして
噴出方式の違いによって、「アトマイザ一方式」と[ノ
ズル方式]とに大きく分けられる。
この2種類の噴霧乾燥装置の構造をそれぞれ第圀 M 1回、第2回において説明する。
■ 第1回は「アトマイザ一方式」の噴霧乾燥装置の概略断
面図である。
図において、1は容器本体、2は熱風送風装置、3は熱
風送風装置2がら送られる熱風を容器本体1の内部へ投
入する入口、4は熱風を排出する出口、5はスラリーが
噴出される「アトマイザ一方式」の噴霧ノズルであり、
この噴霧ノズル5はスラリーを回転する円板の遠心力に
より噴出させるものである。
また第2図は「ノズル方式」の噴霧乾燥装置の概略断面
図である。
第1図のものとの構造的な違いは、噴霧ノズル5がスラ
リーに遠心力を与えず、噴霧ノズル5が向いている方向
へ噴出するタイプのものである。
したがって、第1図とおなし構成部分については第1図
と同一番号を付して説明を省略する。
上記したいずれの噴霧乾燥装置も、熱風送風装置2から
熱風が送られてきている容器本体1の内部に、噴霧ノズ
ル5がらスラリーを噴出し、霧状のスラリーが容器本体
1の底部に落下するまでに、スラリーの乾燥と造粒を同
時に行うものである。
しかしながら、スラリーとしてたとえばチタン酸バリウ
ムを主成分とするセラミックスラリ−を乾燥造粒した場
合1得られた粉末の粒度分布は第3図に示すように20
〜220Iig+と広範囲に及び、またその分布度合の
バラツキが大きくなっている。
また得られた粉末の回収率は70%程汝であり、残りは
容器本体1の内壁に付着しており、回収できないという
問題を有していた。
(発明の目的) したがって、この発明は粒度分布のバラツキが小さく、
また乾燥造粒した粉末の回収率の高い噴霧乾燥装置を提
供することを目的とする。
〈発明の構成) すなわち、この発明にがかる噴霧乾燥装置の要旨とする
ところは、 内部に無機物または有機物のスラリーが噴出される容器
本体と、 容器本体の内部に熱風を送り、無機物または有機物のス
ラリーを乾燥造粒する熱風送風′!A置と、容器本体の
内部に無機物または有機物のスラリーを噴出する噴霧ノ
ズルとを備えた噴霧乾燥装置において、 前記噴霧ノズルから噴出する無機物または有機物のスラ
リーに電荷を付与する手段と、前記噴霧ノズルから噴出
した電荷を有する無機物または有機物スラリーの飛散方
向を集束させる電荷を有する極板とを備えていることを
特徴とするものである。
(実施例) 以下、この発明を図示した実施例に従って詳細に説明す
る。
第4図は「アトマイザ一方式」の噴霧乾燥装置の例を示
した概略断面図である。
図において、11は容器本体、12は熱風送風装置、1
3は熱風送風装置12がらの熱風を投入する入口、14
は熱風を排出する出口、入口13と出口14は、熱風が
容器本体1の下側から上側へ流れるよう、入口13を下
方に出口14を上方にした状態で配置されている。15
は「アトマイザ一方式」の噴霧ノズルであり、図示した
矢印a方向に回転し、タンク16から送られてきたスラ
リーを噴霧ノズル15の回転遠心力で噴出する。この噴
霧ノズル15は容器本体11とともに電源17と接続さ
れており、図示した状態では負の電圧が印加される。1
8は噴霧ノズル15を容器本体1と電気絶縁する絶縁材
である。19は極板であり、噴霧ノズル15と対向する
ように容器本体1内に設置されている。この極板19は
電気的制 に接地されており、電源17の接地例と接続されている
、20は極板19を容器本体11と電気的に絶縁するた
めの絶縁材である。
上記した構成において、スラリーの乾燥造粒過程を説明
する。
タンク16からスラリーを供給し、回転している噴霧ノ
ズル15から噴出させると、噴霧ノズル15は負の電圧
が印加されているから、噴霧ノズル15を通過するスラ
リーには負の電荷が与えられる。そして噴出したスラリ
ーは噴霧ノズル15の回転によって遠心力が与えられて
おり、遠心力によって外方へ向って霧状に飛゛敵するこ
とになる。一方、噴霧ノズル15に対向して配置されて
いる極板19は接地されているから、噴霧ノズル15か
ら飛散したスラーは逆の電荷を有する極板19側へ引き
寄せられ、集束する方向に修正される。つまり、図示し
たように、通常噴霧ノズル15から飛散したスラリーは
その軌道S1が修正され、実際には実線で示した軌道S
2の方向に飛散することになる。つまり飛散方向が集束
されることになる。このとき、熱風送風装N12から入
口13を経て送られてきた熱風Hは容器本体1の下側か
ら上側へ向って上昇しており、スラリーは極板19に達
するまでに乾燥と造粒が行われ、自重により粉末となっ
て下方へ落下し、容器本体11の底部から回収されるこ
とになる。また容器本体11に負の電圧が印加されてい
るから、粉末が容器本体11に付着することがない。
第5図は電源17の電圧を8KVD、Cとし、上記した
従来例と同様、チタン酸バリウムを主成分とするセラミ
ックススラリーを乾燥造粒して得られた粉末の粒度分布
を示した図である。この図から明らかなように、第3図
の従来のものにくらべて、粒度分布のバラツキの小さい
粉末が得られている。
第6図は電m17の電圧を12KVD、Cとしだときの
粒度分布を示したものであり、粒度分布のバラツキがさ
らに小さくなっており、粉末の平均粒径も細かくなって
いる。したがって、このことがら印加する電圧を変える
ことにより、粒度分布、平均粒径をコントロールできる
ことが明らかである。 またこの例によれば粉末の回収
率も95%以上となり、従来にくらべて回収率も向上さ
せることができた。
拘 上記した実施例では、スラリーに負の電圧を付与し、極
板19に正の電荷を付与したが、逆であってもよい。
第7図はこの発明の他の実施例を示したもので、「スプ
レー方式」の噴霧乾燥装置の例を示した概略断面図であ
る。
図において、21は容器本体、22は熱風送風装置、2
3は熱風を投入する入口、24は熱風を排出する出口、
25は「ノズル方式」の噴霧ノズルであり、タンク26
から送られてきたスラリーを上方へ霧状に噴出する。こ
の噴霧ノズル25は電源21と接続されており、図示し
た状態では負の電圧が印加される。
28は円筒状の極板であり、噴霧ノズル25の上方に位
置するとともに噴霧ノズル25がら噴出されるスラリー
の軌道を囲むように位置している。またこの極板28は
電[27に接続され、噴霧ノズル25と同様に負の電圧
が印加される。極板28は容器本体21と絶縁材29に
より電気的に絶縁されている。また容器本体21は図示
した状態から明らかなように接地されている。
上記した構成において、スラリーの乾燥造粒過程を説明
する。
タンク26からスラリーを供給し、噴霧ノズル25から
スラリーを噴出させると、噴霧ノズル25は負の電圧が
印加されているがら、噴霧ノズル25を通過するスラリ
ーには負の電荷が与えられる。そして噴出したスラリー
は噴霧ノズル25がら上方へ向って霧状に飛散すること
になる。一方、極板28には負の電圧が印加されており
、飛散したスラリーは極板28の負の電荷と反発しあい
、点線で示したスラリーの軌道S2は修正され、実際に
は実線で示した軌道S2の方向に飛散することになる。
っまり飛散方向が集束されることになる。このとき、熱
風送風装N22から入口23を経て送られてきた熱11
Hは容器本体1の下側から上側へ向って上昇しており、
スラリーは上昇気流により上方へ運ばれるとともに、そ
の段階で乾燥と造粒が行われ、自重により粉末となって
下方へ落下し、容器本体21の底部、から回収されるこ
とになる。
この例においても、第4図に示した実施例と同様、得ら
れた粉末の粒度分布のバラツキが小さく、また印加する
電圧を変化させることにより、粒度分布、平均粒径をコ
ントロールできることが確認できた。さらに回収率も従
来のものにくらべて高めることができた。
またスラリーと極板28に負の電荷を付与したが正の電
荷を付与しても、同様の効果を達成することができる。
(発明の効果) 以上のようにこの発明にがかる噴霧乾燥装置によれば、
噴霧ノズルから噴出されるスラリーに電荷を与えるとと
もに、スラリーの飛散方向を集束させる電荷を有する極
板を配置したものであるから、スラリーを乾燥造粒して
得られた粉末の粒度分布のバラツキを小さくすることが
でき、また電荷の大きさを変えることにより粒度分布、
平均粒径をコントロールすることができ、さらに回収率
も従来のものにくらべて高いという効果が得られる。
なお、この発明において、容器本体の形状、熱風送風装
置、噴霧ノズル、電源電圧などは、スラリーの種類、処
理量などにより適宜選択ずればよいことはもちろんであ
る。また噴霧ノズルからスラリーを噴出させるとき圧搾
気体で噴出させてもよい。
(2) 略断面図であり、第1回は「アトマイザ一方式」同 によるもの、第2回は「ノズル方式」によるものである
第3昌は従来の噴霧乾燥装置によ・て得られた粉末の粒
度分布図である。
第4図はこの発明にがかる噴霧乾燥装置の一実施例を示
す概略断面図である。
第5冒、第6昌は第4図に示した噴霧乾燥装置プ。
によって得られた粉末の粒度分布図である。
ω 第7回はこの発明にがかる噴霧乾燥装置の他の実施例を
示す概略断面図である。
11.21は容器本体、12.22は熱風送風装置、1
5.25は噴霧ノズル、11.27は電源、19.28
は極板。
特許出願人 株式会社村田製作所 Φ#痩2 腐5図 品6図 100 200 (Pm) 叔鏝 手 続 補 正 書 く方 式) %式% 2、発明の名称 噴霧乾燥装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 京都府長岡京市天神二丁目26番10号名称 (
623’)−株式会社 村 1)製 作 所昭和59年
2月28日 7、補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内部に無機物または有機物のスラリーが噴出される容器
    本体と、 容器本体の内部に熱風を送り、無機物または有機物のス
    ラリーを乾燥造粒する熱風送風装置と、容器本体の内部
    に無機物または有機物のスラリーを噴出する噴霧ノズル
    とを備えた噴霧乾燥装置において、 岸 前記噴霧ノズルから噴出する無機物なたは有機物のスラ
    リーに電荷を付与する手段と、前記噴霧ノズルから噴出
    した電荷を有する無機物または有機物スラリーの飛散方
    向を集束させる電荷を有する極板とを備えていることを
    特徴とする噴霧乾燥装置。
JP22658183A 1983-11-29 1983-11-29 噴霧乾燥装置 Granted JPS60118229A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22658183A JPS60118229A (ja) 1983-11-29 1983-11-29 噴霧乾燥装置

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JP22658183A JPS60118229A (ja) 1983-11-29 1983-11-29 噴霧乾燥装置

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JPS60118229A true JPS60118229A (ja) 1985-06-25
JPH0365226B2 JPH0365226B2 (ja) 1991-10-11

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010228993A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Kyocera Corp 誘電体粒子凝集体の製造方法
JP2016168526A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 日本ゼオン株式会社 造粒装置及び複合粒子の製造方法
JP6409937B1 (ja) * 2017-10-13 2018-10-24 三生医薬株式会社 造粒方法及び造粒装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5296458A (en) * 1976-02-09 1977-08-13 Meiji Milk Prod Co Ltd Apparatus for removing deposited powder from inner wall surface of spray drying machine

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