JP6459660B2 - 造粒装置及び複合粒子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、原料液を滴下、熱風乾燥して造粒粒子を生成する造粒装置及びリチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる複合粒子の製造方法に関するものである。
従来、粒子を造粒する方法として、流動層造粒法、噴霧乾燥造粒法、転動層造粒法などが知られており、噴霧乾燥造粒法においては、ノズル型アトマイザや回転円盤型アトマイザなどを用いた方法が知られている。例えば、特許文献1には、リチウムイオン二次電池用電極の材料となる原料化合物を含有するスラリーを噴霧乾燥することにより粉体を得る方法が開示されている。
特開2010−92601号公報
しかし、噴霧乾燥造粒法において、回転円盤型アトマイザを用いる場合には、アトマイザから噴霧された原材料が乾燥炉の壁に付着してしまうことがあり、使用した原材料に対して得られる粒子の収率が高くないという問題点があった。
本発明の目的は、収率良く造粒粒子を得ることができる造粒装置及び収率の良いリチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる複合粒子の製造方法を提供することである。
本発明者らは、鋭意検討の結果、略筒状の外装部に囲まれた状態で、原料液を複数のノズル部から外装部の下方に設置された乾燥炉に向けて滴下することにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、
(1) 原料液を滴下する複数のノズル部と、前記複数のノズル部の外周に配置され、略筒状に下方に延びる導電性の外装部と、前記外装部の下方に配置され、前記複数のノズル部から滴下された前記原料液を熱風により乾燥する導電性の乾燥炉と、を備えることを特徴とする造粒装置、
(2) 前記複数のノズル部と前記外装部との電位差を制御する電圧制御部を備え、前記複数のノズル部と前記外装部との電位差が±3000V以内に制御されていることを特徴とする(1)に記載の造粒装置、
(3) 前記ノズル部は、内径が2mm以下であることを特徴とする(1)または(2)に記載の造粒装置、
(4) 前記複数のノズル部に超音波振動を付与する超音波振動部を備えることを特徴とする(1)〜(3)の何れかに記載の造粒装置、
(5) 前記複数のノズル部に供給される前記原料液に圧電振動を付与する圧電振動部を備えることを特徴とする(1)〜(4)の何れかに記載の造粒装置、
(6) 前記電圧制御部は、前記複数のノズル部及び前記外装部に、前記乾燥炉に対して、+2000V以上又は−2000V以下の電圧を印加することを特徴とする(2)〜(5)の何れかに記載の造粒装置、
(7) 前記電圧制御部により印加される前記電圧は、交流振幅を有することを特徴とする(6)に記載の造粒装置、
(8) 前記ノズル部から滴下された前記原料液は、前記乾燥炉において前記原料液に含まれる溶媒の沸点以上の温度で乾燥されることを特徴とする(1)〜(7)の何れかに記載の造粒装置、
(9) 前記ノズル部から滴下される前記原料液の速度は、初速5m/分以上であることを特徴とする(1)〜(8)の何れかに記載の造粒装置、
(10) 前記複数のノズル部の先端は、前記外装部の最下部から上方に少なくとも100mm以上の位置に配置されていることを特徴とする(1)〜(9)の何れかに記載の造粒装置、
(11) 前記外装部の長さは、3000mm以下であることを特徴とする(1)〜(10)の何れかに記載の造粒装置、
(12) 前記原料液は、リチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる乾式成形用複合粒子用の原料液であることを特徴とする(1)〜(11)の何れかに記載の造粒装置、
(13) リチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる乾式成形用の複合粒子の製造方法であって、複合粒子用の原料液が、略筒状に下方に延びる導電性の外装部が外周に配置された複数のノズル部から滴下される滴下工程と、滴下された前記原料液が、前記外装部に囲まれた空間を、前記外装部の下方に配置された乾燥炉まで落下する落下工程と、落下した前記原料液が、前記乾燥炉において熱風により乾燥される乾燥工程と、を含む複合粒子の製造方法
が提供される。
本発明によれば、収率良く造粒粒子を得ることができる造粒装置及び収率の良いリチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる複合粒子の製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る造粒装置の概略を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る造粒装置及びリチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる複合粒子の製造方法について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る造粒装置の概略を示す図である。図1に示すように、造粒装置2は、滴下された原料液を熱風により乾燥させる乾燥炉4を備えている。
ここで、乾燥炉4において原料液が乾燥される温度は、原料液に含まれる溶媒の沸点以上の温度であることが好ましく、溶媒が水の場合には、100℃以上が好ましい。
乾燥炉4の上方には、原料液を滴下する複数のノズル部6が配置されている。また、複数のノズル部に原料液を供給する原料液供給部8が設けられている。複数のノズル部6の外周には略筒状に下方に延びる導電性の外装部10が設けられており、複数のノズル部6は外装部10の上端に設置されている。ここで、複数のノズル部の先端は、外装部10の最下部から上方に少なくとも100mm以上の位置に配置されることが好ましい。ノズル部の先端が乾燥炉4に近すぎると、ノズル部の先端が乾燥して詰まりやすくなるためである。
また、外装部10は、3000mm以下の長さであることが好ましい。外装部10の長さが長すぎると、ノズル部6の先端から落下した液滴が、外装部10の内壁に付着しやすくなるからである。
また、複数のノズル部6に超音波振動を付与する超音波振動部12が設けられている。これにより、液滴の分裂を促進し、粒子同士の誤着を抑制することができる。
また、複数のノズル部6及び外装部10の電圧を制御する電圧制御部14が設けられており、電圧制御部14により複数のノズル部6と外装部10との電位差が、±3000V以内に制御されているが、±50V以内に制御されていることがより好ましい。ノズル部6と外装部10との電位差をこの範囲に制御することで、ノズル部6から滴下される原料液と外装部10との間で生じる静電気の発生を抑制し、滴下された原料液が外装部10の内壁に付着することを抑制することができる。
ノズル部の内径は、2mm以下が好ましく、0.5mm以下がさらに好ましい。ノズル径が大きいと液滴が大きくなり、電圧印加および超音波振動をかけても液分裂が起こらなくなるおそれがある。
ノズル部から滴下される原料液の速度は、初速5m/分以上が好ましい。初速5m/分以上にすることで、電圧印加時にノズル部から安定して原料液を噴霧することができる。
この造粒装置2で用いられる原料液としては、電極活物質及び溶媒を含み、必要に応じて結着剤、分散剤、導電材及び添加剤を含んでもよい。
複合粒子をリチウムイオン二次電池の電極材料として用いる場合、正極用の電極活物質としては、リチウムイオンを可逆的にドープ・脱ドープ可能な金属酸化物が挙げられる。かかる金属酸化物としては、例えば、コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、マンガン酸リチウム、燐酸鉄リチウム等を挙げることができる。なお、上記にて例示した正極用の電極活物質は適宜用途に応じて単独で使用してもよく、複数種混合して使用してもよい。
なお、リチウムイオン二次電池用正極の対極としての負極用の電極活物質としては、易黒鉛化性炭素、難黒鉛化性炭素、熱分解炭素などの低結晶性炭素(非晶質炭素)、グラファイト(天然黒鉛、人造黒鉛)、錫やケイ素等の合金系材料、ケイ素酸化物、錫酸化物、チタン酸リチウム等の酸化物等が挙げられる。なお、上記に例示した負極用の電極活物質は適宜用途に応じて単独で使用してもよく、複数種混合して使用してもよい。
リチウムイオン二次電池電極用の電極活物質の形状は、粒状に整粒されたものが好ましい。粒子の形状が球形であると、電極成形時により高密度な電極が形成できる。
リチウムイオン二次電池電極用の電極活物質の体積平均粒子径は、正極、負極ともに通常0.1〜100μm、好ましくは0.5〜50μm、より好ましくは0.8〜30μmである。
原料液に含まれる溶媒としては、水を用いることが好ましいが、水と有機溶媒との混合溶媒を用いてもよく、有機溶媒のみを単独または数種組み合わせて用いてもよい。この場合に用いることができる有機溶媒としては、たとえば、アルコール類、アルキルケトン類、エーテル類、アミド類等が挙げられる。有機溶媒を用いる場合には、アルコール類が好ましい。水と、水よりも沸点の低い有機溶媒とを併用することにより、乾燥時に、乾燥速度を速くすることができる。また、これにより、原料液の粘度や流動性を調整することができ、生産効率を向上させることができる。
複合粒子に用いられる結着剤としては、電極活物質を相互に結着させることができる化合物であれば特に制限はない。好適な結着剤は、溶媒に分散する性質のある分散型結着剤である。分散型結着剤として、例えば、シリコン系重合体、フッ素含有重合体、共役ジエン系重合体、アクリレート系重合体、ポリイミド、ポリアミド、ポリウレタン等の高分子化合物が挙げられ、好ましくはフッ素系含有重合体、共役系ジエン重合体およびアクリレート系重合体、より好ましくは共役ジエン系重合体およびアクリレート系重合体が挙げられる。
複合粒子の体積平均粒子径は、所望の厚みの電極活物質層を容易に得る観点から、通常0.1〜1000μm、好ましくは1〜500μm、より好ましくは30〜250μmの範囲である。
なお、複合粒子の平均粒子径は、レーザー回折式粒度分布測定装置(たとえば、SALD−3100;島津製作所製)にて測定し、算出される体積平均粒子径である。
なお、上述の実施の形態においては、電圧制御部14によりノズル部6と外装部10の電位差を制御しているが、電圧制御部14を用いず、ノズル部6と外装部10を金属部品で連結するなどして電気的に接続して等電位となるように制御する構成としてもよい。
また、複数のノズル部に超音波振動を付与する超音波振動部12を設ける構成に代えて、又は加えて複数のノズル部6に供給される原料液に圧電振動を付与する、ピエゾ素子等を備える圧電振動部を設け、原料液に圧電振動を付与して微細化された液滴を複数のノズル部6から落下させる構成としてもよい。
また、電圧制御部14により複数のノズル部6及び外装部10の電圧を、乾燥炉4に対して+2000V以上又は−2000V以下に制御する構成としても良い。液滴の生成に適した印加電圧(電位差)は、スラリーの表面張力、粘度、固形分濃度、供給速度、電導度、活物質が蓄積可能な静電容量、アトマイザーノズルの先端形状およびアトマイザーノズル近傍に設置可能な接地電極の形状や設置位置などにより異なるが、通常2000V以上である。2000V未満では、液滴の分裂が不十分となり、噴霧状態が安定せず、得られる粒子のばらつきが大きくなる。
なお、複数のノズル部6及び外装部10に印加される電圧は、交流振幅を有していてもよい。交流振幅を有すると、振動の周波数と同期させることで分布がシャープな粒子を得ることができる。
この造粒装置2を用いて、リチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる乾式成形用の複合粒子を造粒する場合には、まず、原料液を原料液供給部8から複数のノズル部6へ供給する。複数のノズル部6は、超音波振動部12により超音波振動が付与され、複数のノズル部6から微細化した液滴が滴下される。また、複数のノズル部6と外装部10との電位差は、電圧制御部14により所定の電位差になるよう制御されている。そのため、滴下された液滴は外装部10の内壁に付着することなく外装部10の内側を落下し、乾燥炉4に到達する。乾燥炉4には熱風が供給されており、乾燥炉4に到達した原料液の液滴は熱風により乾燥されて造粒粒子、即ち、リチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる乾式成形用の複合粒子が製造される。
この実施の形態に係る造粒装置によれば、原料液が乾燥炉壁に付着することを抑制することができる。また、ノズルの先端が乾燥炉と離れているためノズルが詰まりにくく、連続操業性に優れる。
(実施例1)
SUS304製で内径80mm、高さ300mm、肉厚2mmの円筒の上端部に、内径200μmのノズル20本を備えた滴下装置を、円筒の内部を滴下液滴が通過するように配置し、ノズル部と円筒部を金属部品で連結し等電位となるようにした。これを大川原化工機製スプレードライヤL−8i上部に設置し、乾燥炉内部に150℃の温風を流通させた後に、1Lの原料液を滴下装置へ導入した。そうしたところ、ノズルからは断続的に液滴が落下した。液滴は円筒に付着することなく乾燥炉内へと落下し、乾燥されて造粒粒子となった。これをサイクロンにより回収したところ、収率は99%であった。
(比較例1)
大川原化工機製スプレードライヤL−8iを用いて、乾燥炉内部に150℃の温風を流通させた後に、1Lの原料液をロータリーディスクアトマイザ部へ導入し、原料液の噴霧及び乾燥をおこなった。噴霧された原料液は大部分が乾燥されたが、乾燥炉壁への原料液の付着が若干確認された。炉壁へ付着することなく造粒粒子となったものをサイクロンにより回収したところ、収率は80%と低いものであった。
(比較例2)
円筒部(外装部に相当)を絶縁被覆して非導電性とし、絶縁状態を維持してノズル部と連結した以外は、実施例1と同様に実施した。ノズルから落下した液滴は大部分が乾燥炉へと落下したが、一部は円筒に付着し、そこで乾燥固化した。乾燥炉へ落下したものは乾燥されて造粒粒子となった。これをサイクロンにより回収したところ、収率は96%であった。
2…造粒装置、4…乾燥炉、6…ノズル部、8…原料液供給部、10…外装部、12…超音波振動部、14…電圧制御部

Claims (11)

  1. 原料液を滴下する複数のノズル部と、
    前記複数のノズル部の外周に配置され、略筒状に下方に延びる導電性の外装部と、
    前記外装部の下方に配置され、前記複数のノズル部から滴下された前記原料液を熱風により乾燥する導電性の乾燥炉と、
    前記複数のノズル部と前記外装部との電位差を制御する電圧制御部を備え、
    前記電圧制御部は、前記複数のノズル部及び前記外装部に、前記乾燥炉に対して、+2000V以上又は−2000V以下の電圧を印加することを特徴とし、
    前記原料液は、リチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる乾式成形用複合粒子用の原料液であることを特徴とする造粒装置。
  2. 前記複数のノズル部と前記外装部との電位差が±3000V以内に制御されていることを特徴とする請求項1に記載の造粒装置。
  3. 前記ノズル部は、内径が2mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の造粒装置。
  4. 前記複数のノズル部に超音波振動を付与する超音波振動部を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の造粒装置。
  5. 前記複数のノズル部に供給される前記原料液に圧電振動を付与する圧電振動部を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の造粒装置。
  6. 前記電圧制御部により印加される前記電圧は、交流振幅を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の造粒装置。
  7. 前記ノズル部から滴下された前記原料液は、前記乾燥炉において前記原料液に含まれる溶媒の沸点以上の温度で乾燥されることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の造粒装置。
  8. 前記ノズル部から滴下される前記原料液の速度は、初速5m/分以上であることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の造粒装置。
  9. 前記複数のノズル部の先端は、前記外装部の最下部から上方に少なくとも100mm以上の位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の造粒装置。
  10. 前記外装部の長さは、3000mm以下であることを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の造粒装置。
  11. リチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる乾式成形用の複合粒子の製造方法であって、
    複合粒子用の原料液が、略筒状に下方に延びる導電性の外装部が外周に配置された複数のノズル部から滴下される滴下工程と、
    滴下された前記原料液が、前記外装部に囲まれた空間を、前記外装部の下方に配置された導電性の乾燥炉まで落下する落下工程と、
    落下した前記原料液が、前記乾燥炉において熱風により乾燥される乾燥工程とを含み、
    少なくとも前記落下工程において、前記複数のノズル部及び前記外装部に、前記乾燥炉に対して、+2000V以上又は−2000V以下の電圧を印加する、
    複合粒子の製造方法。
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