JP2015229129A - 造粒装置及び複合粒子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】原料液を凝固させる凝固液を略垂直に落下させる凝固液垂直落下部と、前記原料液を前記凝固液に向けて略水平に噴霧する噴霧部22と、前記原料液が凝固して生成された凝固粒子を前記凝固液から回収する回収部30と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
これらの問題に対し、装置を大型化させずに造粒粒子を製造し、できる限り無駄なく利用しようとすれば、互着した粒子を一部に含んだ造粒粒子を利用しなければならなくなり、結果、その後の、造粒粒子の輸送・貯蔵工程おいて流動性が悪いことにより操業性を低下させたり、造粒粒子の成形工程において成形体の欠陥が生じたりする不具合があった。
(1) 原料液を凝固させる凝固液を略垂直に落下させる凝固液垂直落下部と、前記原料液を前記凝固液に向けて略水平に噴霧する噴霧部と、前記原料液が凝固して生成された凝固粒子を前記凝固液から回収する回収部と、を備えることを特徴とする造粒装置、
(2) 前記原料液の温度を制御する第1温度制御部を備えることを特徴とする(1)に記載の造粒装置、
(3) 前記凝固液の温度を制御する第2温度制御部を備えることを特徴とする(1)または(2)に記載の造粒装置、
(4) 前記原料液を前記噴霧部に供給する第1供給部と、前記凝固液を前記凝固液垂直落下部に供給する第2供給部と、を備えることを特徴とする(1)〜(3)の何れかに記載の造粒装置、
(5) 前記回収部は、前記凝固粒子を回収する網部材を備えることを特徴とする(1)〜(4)の何れかに記載の造粒装置、
(6) 前記回収部により回収された前記凝固粒子を、液体により洗浄する洗浄部を備えることを特徴とする(1)〜(5)の何れかに記載の造粒装置、
(7) 前記回収部により回収された前記凝固粒子を乾燥する乾燥機を備えることを特徴とする(1)〜(6)の何れかに記載の造粒装置、
(8) 前記凝固液は、前記原料液よりも比重が軽いことを特徴とする(1)〜(7)の何れかに記載の造粒装置、
(9) 前記凝固液は、前記回収部から前記第2供給部に返送されることを特徴とする(4)に記載の造粒装置、
(10) 前記噴霧部は、ロータリーディスクを備えることを特徴とする(1)〜(9)の何れかに記載の造粒装置、
(11) 前記噴霧部は、前記原料液を吐出するインクジェット式ヘッドを備えることを特徴とする(1)〜(9)の何れかに記載の造粒装置、
(12) 前記噴霧部は、前記原料液に超音波振動を付与する超音波振動部を備えることを特徴とする(1)〜(9)の何れかに記載の造粒装置、
(13) 前記噴霧部は、前記原料液に高電圧を印加する静電噴霧装置を備えることを特徴とする(1)〜(9)の何れかに記載の造粒装置、
(14) 前記凝固粒子は、リチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる乾式成形用複合粒子であることを特徴とする(1)〜(13)の何れかに記載の造粒装置、
(15) リチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる乾式成形用複合粒子の原料液を凝固させる凝固液を略垂直に落下させる凝固液垂直落下工程と、前記原料液を前記凝固液に向けて略水平に噴霧部から噴霧する噴霧工程と、前記噴霧部から噴霧された前記原料液が略垂直に落下する前記凝固液と接触し、凝固粒子を生成する凝固粒子生成工程と、生成した前記凝固粒子を回収部により回収する回収工程と、前記回収部により回収された前記凝固粒子を乾燥機により乾燥する乾燥工程とを含む複合粒子の製造方法、
が提供される。
また、本実施形態においては、上記にて、凝固液としては塩化カルシウム水溶液を用い、原料液にはアルギン酸を含むものとして示した。
これは、塩化カルシウム及びアルギン酸の存在により、原料液が凝固液に接触すると凝固反応が起こって原料液が凝固する一例であるが、本発明においては、凝固液によって原料液を凝固させることができるものであれば、凝固液の種類には限定はなく、原料液に含まれる凝固反応を生じさせる成分にも限定はない。また、原料液側に凝固反応を生じさせる成分を含ませる形態以外にも、原料液そのものの性質により、凝固液との接触により凝固するようにしてもよく、例えば、凝固液との接触によるpHや温度の変化により原料液が固化するようなシステムを用いることができる。
直径60cm、高さ30cmの円筒のほぼ中心に大川原化工機製ロータリーディスクアトマイザOCA―009を設置し、円筒の内壁に凝固液の厚みが3mmとなるように凝固液(1%塩化カルシウム水溶液)を供給した。ロータリーディスクアトマイザを20000rpmで回転させ、ここへ原料液として、活性炭、アルギン酸および水からならスラリーを40cc/分で供給し噴霧を行った。噴霧された原料液滴は、略水平に飛翔して、外周に存在し自由落下している凝固液に衝突した。衝突した原料液滴は瞬時に凝固し、球状の凝固粒子となった。得られた凝固粒子1000個を顕微鏡で観察したところ、複数の凝固粒子同士が互着したものは1000個中に1個もなかった。
凝固液と原料液は、実施例1と同じものを用い、超音波微粒化装置を用いてビーカー中で撹拌されている凝固液中に原料液を滴下し、凝固粒子を得た。得られた凝固粒子1000個を顕微鏡で観察したところ、複数の凝固粒子同士が互着した互着粒子が150個確認された。
Claims (15)
- 原料液を凝固させる凝固液を略垂直に落下させる凝固液垂直落下部と、
前記原料液を前記凝固液に向けて略水平に噴霧する噴霧部と、
前記原料液が凝固して生成された凝固粒子を前記凝固液から回収する回収部と、
を備えることを特徴とする造粒装置。 - 前記原料液の温度を制御する第1温度制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載の造粒装置。
- 前記凝固液の温度を制御する第2温度制御部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の造粒装置。
- 前記原料液を前記噴霧部に供給する第1供給部と、
前記凝固液を前記凝固液垂直落下部に供給する第2供給部と、
を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の造粒装置。 - 前記回収部は、前記凝固粒子を回収する網部材を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の造粒装置。
- 前記回収部により回収された前記凝固粒子を、液体により洗浄する洗浄部を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の造粒装置。
- 前記回収部により回収された前記凝固粒子を乾燥する乾燥機を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の造粒装置。
- 前記凝固液は、前記原料液よりも比重が軽いことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の造粒装置。
- 前記凝固液は、前記回収部から前記第2供給部に返送されることを特徴とする請求項4に記載の造粒装置。
- 前記噴霧部は、ロータリーディスクを備えることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の造粒装置。
- 前記噴霧部は、前記原料液を吐出するインクジェット式ヘッドを備えることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の造粒装置。
- 前記噴霧部は、前記原料液に超音波振動を付与する超音波振動部を備えることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の造粒装置。
- 前記噴霧部は、前記原料液に高電圧を印加する静電噴霧装置を備えることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の造粒装置。
- 前記凝固粒子は、リチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる乾式成形用複合粒子であることを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載の造粒装置。
- リチウムイオン二次電池用電極の製造に用いられる乾式成形用複合粒子の原料液を凝固させる凝固液を略垂直に落下させる凝固液垂直落下工程と、
前記原料液を前記凝固液に向けて略水平に噴霧部から噴霧する噴霧工程と、
前記噴霧部から噴霧された前記原料液を略垂直に落下する前記凝固液と接触させ、凝固粒子を生成する凝固粒子生成工程と、
生成した前記凝固粒子を回収部により回収する回収工程と、
前記回収部により回収された前記凝固粒子を乾燥機により乾燥する乾燥工程と
を含む複合粒子の製造方法。
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JP2014115507A JP2015229129A (ja) | 2014-06-04 | 2014-06-04 | 造粒装置及び複合粒子の製造方法 |
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