JPS6011746Y2 - 小形モ−タの磁石固定用ばね - Google Patents

小形モ−タの磁石固定用ばね

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JPS6011746Y2
JPS6011746Y2 JP15089879U JP15089879U JPS6011746Y2 JP S6011746 Y2 JPS6011746 Y2 JP S6011746Y2 JP 15089879 U JP15089879 U JP 15089879U JP 15089879 U JP15089879 U JP 15089879U JP S6011746 Y2 JPS6011746 Y2 JP S6011746Y2
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JP
Japan
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spring
magnets
magnet
legs
case
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Expired
Application number
JP15089879U
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JPS5667878U (ja
Inventor
次郎 原田
Original Assignee
原田工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用電動伸縮形アンテナ装置等の駆動モ
ータとして使用される小形モータの磁石固定用ばねに関
する。
一般に電動伸縮形アンテナ装置の駆動モータとしては、
金属製円筒ケースの内周面に円周方向に沿って永久磁石
を配設し、この永久磁石をばね等を用いてケース内に固
定した界磁機構を備えた小形モータが多用されている。
上記のものにおいて、磁石を固定するためのばねには種
々の形状、構造を有するものがあるが、総じてばねの装
填が困難で組立に際し特殊工具を用いなければならない
ものが多い。
この考案は上記の点を改善すべくなされたものであり、
特殊工具等を一切用いることなく、容易かつ確実にばね
の装填および取外しをなし得、しかもケース内に磁石を
安定に固定できる小形モータの磁石固定用ばねを提供す
ることを目的とする。
以下この考案の詳細を図面に示す実施例によって明らか
にする。
第1図はこの考案のばねを使用した小形モータの界磁機
構を示す平面図であり、第2図は第1図のA−A矢視断
面図である。
第1図および第2図において1は磁性材料にて有底円筒
状に形成されたケースであり、このケース1の内周面に
は円周方向に沿って一対の円弧状永久磁石2a、2bが
相互間に所定間隙を隔てて配設されている。
上記磁石2a、2bは例えばフェライトコアにて形成さ
れており、第1図から明らかなように各磁石の端部が円
周方向に対してほぼ垂直な端面Mと、この端面Mに連ら
なり円弧状磁石2at2bの各背面(外周面)側へ斜め
にカットされたテーパ面Nとを有している。
しかして上記磁石2aおよび2bの−・方の対向端面M
、 Mはケース1の内周壁に突設した一対の支持片1a
、lbによってそれぞれ支えられる。
そして磁石2a。2bの他方の対向端面M、 M間には
本考案に係る磁石固定用ばね3が装填されている。
第3図は上記磁石固定用ばね3の詳細な構成を磁石2a
v2bの一部と共に示す斜視図である。
第3図において、4は短冊状の弾性部材を1字状に折曲
したばね基体である。
上記弾性部材としてはたとえば燐青銅の如き非磁性金属
材料あるいは合成樹脂のような材料を用いるものとする
上記ばね基体4の長脚5および短脚6における同じ側の
各側縁部には、係止片5a、6aがそれぞれ突設されて
いる。
この係止片5a、6aは長短両脚5.6の外側に向けて
上記両脚5,6の外側面に対しほぼ直角に突設されたも
のとなっている。
なおこの実施例においてばばね基体4における両脚縁部
をL字状に折曲することによって係止片5a、6aを形
成している。
なお上記ばね基体4における両脚5,6の外側面相互間
の距離■は、一方の端面M、 Mを前記支持片1a、l
bにて支えられた状態の磁石2a。
2bの他方の端面M、 M間の最短部の距離Wよりも若
干大きく定めである。
しかして上記磁石固定用ばね3は、係止片5a、6aが
隣接する各磁石2a、2bの背面とケース1の内周面1
Cとの間にそれぞれ存在する間隙Ga、Gb内へ差込ま
れると共に、両脚5,6の外側面が隣接する磁石2a、
2bの相対向する端面に対しそれぞれ圧接する如く挿着
されるものである。
本案に係る磁石固定用のばね3は上記の如く構成された
ものである為、ばね装填に際しては長脚5の端部を掴ん
で第3図中矢印で示す如く、ケース1内に予め収容され
た磁石2ay2b間に挿着する。
そうすると、ばね3の両脚5および6の外側面によって
磁石2a、2bの各端面M、 Mが互いに遠ざかる方向
へ押圧される。
したがって磁石2a、2bはケース1の内周面1Cに対
し背面を強く押付けられることになり、安定に固定され
る。
このとき、ばね3の係止片5a、6aは、各磁石2 a
t 2 bの背面とケース1の内周面ICとの間に存在
している間隙G−= Gbの中へ差込まれているため、
ばね3全体が磁石2a、2b相互間からケース中心方向
離脱するおそれはなく、安定に係止状態を保ち得る。
なおモータ分解等に際し、磁石2a、2bをケース1内
から外部へ取出すに際しては、やはりばね3の長脚5の
端部を掴んで外方へ引出せばよい。
こうすることにより磁石2a、2bの固定状態が解除さ
れるので、磁石2a*2bを簡単に取出せる。
本考案は上述した実施例に限定されるものではない。
たとえば前記実施例では長脚5として直状のものを示し
たが、挿着操作あるいは引出し操作し易いように、長脚
5の端部近傍をL字状に折曲したり、操作用の切欠きゃ
孔を設けるようにしてもよい。
また固定用ばね3の形成材料としては必らずしも磁性材
料でなくてもよく、要は弾性部材であればよい。
この池水考案の要旨を変えない範囲で種々変形実施可能
であるのは勿論である。
以上説明したように本考案によれば、弾性部材を1字状
に折曲したばねを長脚の端部を持って装填操作し得るの
で、特殊工具等を一切用いずに簡単かつ確実にばねの装
填および取外しを行ない得、しかも長短両脚の外側面に
て磁石に円周方向への押圧力が付与されると共に係止片
によってばね自体の離脱が阻止されるので、磁石をケー
ス内に安定に固定しうる小形モータの磁石固定用ばねを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のばねを使用した小形モータの界磁機
構の一実施例を示す平面図、第2図は第1図のA−A矢
視断面図、第3図は同実施例の要部を示す斜視図である
。 1・・・・・・ケース、2 at 2 b・・・・・・
磁石、3・・・・・・磁石固定用ばね、4・・・・・・
ばね基体、5・・・・・・長脚、6・・・・・・短脚、
5a、6a・・・・・・係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製円筒ケースの内周面に沿って配設された複数個の
    円弧状磁石相互間に挿入されることにより、上記各磁石
    に円周方向への押圧力を付与して上記各磁石を上記ケー
    ス内に固定する磁石固定用のバネにおいて、短冊状の弾
    性部材を1字状に折曲したばね基体と、このばね基体の
    長短両脚における同一側の各側縁部に上記両脚の外側に
    向けて上記両脚の外側面に対しほぼ直角に突設された係
    止片とを具備し、上記各係止片が隣接する各磁石の背面
    とケースの内周面との間にそれぞれ存在する間隙内へ差
    込まれると共に、両脚の外側面が隣接する磁石の相対向
    する端面に対しそれぞれ圧接する如く挿着されるもので
    あることを特徴とする小形モータの磁石固定用ばね。
JP15089879U 1979-10-31 1979-10-31 小形モ−タの磁石固定用ばね Expired JPS6011746Y2 (ja)

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JP15089879U JPS6011746Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 小形モ−タの磁石固定用ばね

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Publication Number Publication Date
JPS5667878U JPS5667878U (ja) 1981-06-05
JPS6011746Y2 true JPS6011746Y2 (ja) 1985-04-17

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ID=29381895

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JP15089879U Expired JPS6011746Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 小形モ−タの磁石固定用ばね

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