JPS60116750A - V,νを含むオ−ステナイト系耐熱合金 - Google Patents
V,νを含むオ−ステナイト系耐熱合金Info
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- JPS60116750A JPS60116750A JP22225883A JP22225883A JPS60116750A JP S60116750 A JPS60116750 A JP S60116750A JP 22225883 A JP22225883 A JP 22225883A JP 22225883 A JP22225883 A JP 22225883A JP S60116750 A JPS60116750 A JP S60116750A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は優れた高温強度、高温延性をもった耐熱合金お
よび優れた高温クリープ破断強度と耐高温腐食性、金具
!シたオーステナイト系耐熱合金に係わるものである。
よび優れた高温クリープ破断強度と耐高温腐食性、金具
!シたオーステナイト系耐熱合金に係わるものである。
(従来技術及4び問題点)
従来、化学工業用プラントや原子力発電プラントなどの
高温部”や腐食環境下における部材には ;SUS 3
04ステンレス鋼が一般に使用されている。
高温部”や腐食環境下における部材には ;SUS 3
04ステンレス鋼が一般に使用されている。
304ステンレス伽とはJISG′4303−によれば
C0108%以下、Si1.00%以下、Mn 2.
OO%以下、Cr 18.0’O〜20.00 %、N
i 8〜10.50 %、PO,04%以下、80.0
3%以下のステンレス鋼で。
C0108%以下、Si1.00%以下、Mn 2.
OO%以下、Cr 18.0’O〜20.00 %、N
i 8〜10.50 %、PO,04%以下、80.0
3%以下のステンレス鋼で。
ある。しかしながら通常のSUS 304では高温隼度
や高温腐食性の面で使用性能が十分で雇い場合が3あル
、SUS、304にNを添加して強度を高めたシ、耐食
性が必要な場合にはSUS 304の代わシにSUS
347やSUS :jl 6などのNb +Moを含有
する鋼種が使用される。一方SUS 304の強度を高
めるためにNを添加すると高温での延性が低下する。ま
た耐食性などの面からSUS 304の代わシに5US
347やSUS 316を腐食環境で長時間使用する場
合、局部的な脆化が進行し高温変形能が小石くなシ機械
設備の破壊が起こり易くなる。
や高温腐食性の面で使用性能が十分で雇い場合が3あル
、SUS、304にNを添加して強度を高めたシ、耐食
性が必要な場合にはSUS 304の代わシにSUS
347やSUS :jl 6などのNb +Moを含有
する鋼種が使用される。一方SUS 304の強度を高
めるためにNを添加すると高温での延性が低下する。ま
た耐食性などの面からSUS 304の代わシに5US
347やSUS 316を腐食環境で長時間使用する場
合、局部的な脆化が進行し高温変形能が小石くなシ機械
設備の破壊が起こり易くなる。
このような現状であるため、高温長時間使用に際・し延
性やクリープ強度とさらには高温耐食性にも優れた材料
の開発が切に望まれている。
性やクリープ強度とさらには高温耐食性にも優れた材料
の開発が切に望まれている。
(発明の構成)
本発明者らはこのような情況゛にかんがみ種々の実験を
行いこれらの結果を総合的に判断した結果1.5US3
04系の盛分を基本成分としこれを改良し高温強度と延
性さらには耐食性′fcA備した合金を開発することに
成烏し本発8Aをなしたものである。
行いこれらの結果を総合的に判断した結果1.5US3
04系の盛分を基本成分としこれを改良し高温強度と延
性さらには耐食性′fcA備した合金を開発することに
成烏し本発8Aをなしたものである。
即ち本発明は重量%で00.02〜0,10チ、Mn2
.0チ以下、Cr18〜2′o%、Ni 7〜1’ 6
%、V 0.05〜0.5%、P O,05%以下、
80.005%以下、N0002〜0.35 %を含有
するか、またはさらにSiO,1〜3.51i含有し、
かつNとStの割合が重量%でN%〉0.01 +〇、
05 X Si% を満足し、ま念は上記いずれかにさ
らにTi0.01〜0.5%、Nb0.01〜0.5%
、Bo、003〜0.01%、Mo 2チ以下の1種ま
たは2種以上含有し残部が鉄および不可避不純物からな
ることを特徴とするV、Nを含むオーステナイト系耐熱
合金である。
.0チ以下、Cr18〜2′o%、Ni 7〜1’ 6
%、V 0.05〜0.5%、P O,05%以下、
80.005%以下、N0002〜0.35 %を含有
するか、またはさらにSiO,1〜3.51i含有し、
かつNとStの割合が重量%でN%〉0.01 +〇、
05 X Si% を満足し、ま念は上記いずれかにさ
らにTi0.01〜0.5%、Nb0.01〜0.5%
、Bo、003〜0.01%、Mo 2チ以下の1種ま
たは2種以上含有し残部が鉄および不可避不純物からな
ることを特徴とするV、Nを含むオーステナイト系耐熱
合金である。
以下に本発明の詳細な説明する。
先ずCの成分限定理由について述べると、炭化物の形状
や分布はクリープ破断強さや破断伸びに大きな影響を与
えるのでC、Jl p Cr (’ Vなどとクリ−)
特性に効果的な炭化物または炭窒化物を形成するに必要
な量を最少限添加する必要がある。またC量が多過ぎる
と炭化物が粗大化し易くクリープ特性に対して好ましく
ないば、かシでなく、溶接時高温割れを起こし易い。こ
れらの理由でC量の下限を0.02チ、上限を0.10
−と定めた。
や分布はクリープ破断強さや破断伸びに大きな影響を与
えるのでC、Jl p Cr (’ Vなどとクリ−)
特性に効果的な炭化物または炭窒化物を形成するに必要
な量を最少限添加する必要がある。またC量が多過ぎる
と炭化物が粗大化し易くクリープ特性に対して好ましく
ないば、かシでなく、溶接時高温割れを起こし易い。こ
れらの理由でC量の下限を0.02チ、上限を0.10
−と定めた。
Mnは脱酸を十分行い、健全な鋳塊を得るために必要で
、合金中に不純物として含有されるS成分を固定し、熱
間脆性を防止し、溶接性、熱間加工性を向上させる。ま
たMnはNの固溶量を増し鋼中のN量を増すためにはM
n figを増す必要がある。しかしMn量が多過ぎる
と耐酸化性を損うので上限を2.0%とした。
、合金中に不純物として含有されるS成分を固定し、熱
間脆性を防止し、溶接性、熱間加工性を向上させる。ま
たMnはNの固溶量を増し鋼中のN量を増すためにはM
n figを増す必要がある。しかしMn量が多過ぎる
と耐酸化性を損うので上限を2.0%とした。
Crは高温クリープ強度、耐高温酸化性などを向上させ
るので耐熱合金にとっては必須の元素である。本発明合
金はSUS 304系ステンレス鋼の耐高温酸化性改善
を目的としたものであることは前述の通シであシ従って
Cr量の範囲はSUS 304と同等の18〜20%と
した。
るので耐熱合金にとっては必須の元素である。本発明合
金はSUS 304系ステンレス鋼の耐高温酸化性改善
を目的としたものであることは前述の通シであシ従って
Cr量の範囲はSUS 304と同等の18〜20%と
した。
N1は安定し、た高温強度を得る上で久かせない元素で
ある。しかしNi量が多く、オーステナイトが安定にな
ると加工硬化が起こシ易く、熱間加工性が劣化するので
上限を16%とした。またMnが高目に含有される場合
にはMn増加によジオ−ステナイト化が促進されるので
Mn増加に゛よるオーステナイトポテンシャル増加分だ
けNi量を低減できるのでNfの下限をSUS 304
の下限よシ低くして、7%とした。この場合下限を7%
にした理由はMnを2チ添加じてもNi量7%未満の場
合には結晶構造が面心立方構造のオーステナイトになり
難いためである。
ある。しかしNi量が多く、オーステナイトが安定にな
ると加工硬化が起こシ易く、熱間加工性が劣化するので
上限を16%とした。またMnが高目に含有される場合
にはMn増加によジオ−ステナイト化が促進されるので
Mn増加に゛よるオーステナイトポテンシャル増加分だ
けNi量を低減できるのでNfの下限をSUS 304
の下限よシ低くして、7%とした。この場合下限を7%
にした理由はMnを2チ添加じてもNi量7%未満の場
合には結晶構造が面心立方構造のオーステナイトになり
難いためである。
VはNとの相互作用によって高温クリープ破断強さを高
めるだけでな(、Nの増加によるクリープ破断伸びの低
減を抑制する。またN増加による高温破断伸びの低減を
抑制しかつ高温における0.2多耐力を高める効果があ
ることを種々の実験によシ見出した。すなわちC0,0
5%、Mn 1.5 %、Cr 20%、Ni 9 %
、P O,025%、S O,004%、N O,0,
3%、低鉄および不純物からなる供試材において、55
0°G 29 kflf/Im!I2 におけルクリー
プ破断時間とV量との関係全調査したところ、V増加に
伴って破断時間は増加し、クリープ破1dr伸びの減少
は少ないことが判った。また、同一材料の420℃にお
ける0、2%耐力とv−Bとの関係も■添加量の増加に
伴って強くなるーことが判った。以上のようなVの効果
はV量0.05%未満では効果が少ないので添加量の下
限を0.05%とした。またV量を0.5%超にしても
効果が少ないだけでなく析出物の粗大化全促進し高温特
性を低減させる場合もある。従ってVの上限t−0,5
%とした。
めるだけでな(、Nの増加によるクリープ破断伸びの低
減を抑制する。またN増加による高温破断伸びの低減を
抑制しかつ高温における0.2多耐力を高める効果があ
ることを種々の実験によシ見出した。すなわちC0,0
5%、Mn 1.5 %、Cr 20%、Ni 9 %
、P O,025%、S O,004%、N O,0,
3%、低鉄および不純物からなる供試材において、55
0°G 29 kflf/Im!I2 におけルクリー
プ破断時間とV量との関係全調査したところ、V増加に
伴って破断時間は増加し、クリープ破1dr伸びの減少
は少ないことが判った。また、同一材料の420℃にお
ける0、2%耐力とv−Bとの関係も■添加量の増加に
伴って強くなるーことが判った。以上のようなVの効果
はV量0.05%未満では効果が少ないので添加量の下
限を0.05%とした。またV量を0.5%超にしても
効果が少ないだけでなく析出物の粗大化全促進し高温特
性を低減させる場合もある。従ってVの上限t−0,5
%とした。
Pは添加量が多いとクリープ中析出を促進しクリープ中
脆化を促進しクリープ破断伸びを低減させたシ高温での
延性を低減させるので上限を0.05係とした。
脆化を促進しクリープ破断伸びを低減させたシ高温での
延性を低減させるので上限を0.05係とした。
Sも粒界に偏析しクリープ中粒界の脆化を促進したシ、
常温や高温での延性を低減式せるので上限を0.005
%とした。
常温や高温での延性を低減式せるので上限を0.005
%とした。
Nはオーステナイト系ステンレス鋼に添加されると高温
クリープ破断強さを著しく高め、また耐高温腐食性も高
くする。すなわちC0,05%、Mn1.5%、Cr’
20 %、N110 %、V O,1%、PO,02
7%、80.0045%、その低鉄および不純物からな
る溶接ままのアーク溶接による溶接金属音550℃でク
リープ破断試験を行った結果、300hrのクリープ破
断強さはN量の増加に伴って増すこと、またN量を0.
02%以上にしないとVの効果が表われないことが見出
されたのでNの下限を0.02%とした。−力木発明合
金の如きオーステナイト系ステンレス鋼に溶解しりるN
mの限JKは0.35%でこれを超える量のNを溶解さ
せることは困難なのでNの上限i 0.35%にした。
クリープ破断強さを著しく高め、また耐高温腐食性も高
くする。すなわちC0,05%、Mn1.5%、Cr’
20 %、N110 %、V O,1%、PO,02
7%、80.0045%、その低鉄および不純物からな
る溶接ままのアーク溶接による溶接金属音550℃でク
リープ破断試験を行った結果、300hrのクリープ破
断強さはN量の増加に伴って増すこと、またN量を0.
02%以上にしないとVの効果が表われないことが見出
されたのでNの下限を0.02%とした。−力木発明合
金の如きオーステナイト系ステンレス鋼に溶解しりるN
mの限JKは0.35%でこれを超える量のNを溶解さ
せることは困難なのでNの上限i 0.35%にした。
以上が本発明合金の基本成分系であるが、本発明合金で
はこれらの他耐高温腐食性を向上せしめる目的でStを
、またクリープ破断強度をさらに向上させる目的でTi
、 Nb 、 B 、 Moの14%以上を含有せし
めることもできる。
はこれらの他耐高温腐食性を向上せしめる目的でStを
、またクリープ破断強度をさらに向上させる目的でTi
、 Nb 、 B 、 Moの14%以上を含有せし
めることもできる。
まず、Siは耐高温腐食性を附与する目的で添加される
が0.1%未満ではその効果が得られないのでSiの下
限を0.1%とした。一方耐高温腐食性を向上させる意
味では3,5%超含有せしめてもそれに見合う効果が少
なく、むしろ高温強度や溶接性などの低下が大きくなる
。以上の理由によシS1の上限を3.5%とした。
が0.1%未満ではその効果が得られないのでSiの下
限を0.1%とした。一方耐高温腐食性を向上させる意
味では3,5%超含有せしめてもそれに見合う効果が少
なく、むしろ高温強度や溶接性などの低下が大きくなる
。以上の理由によシS1の上限を3.5%とした。
また高温クリープ強度は結晶粒が均一であるものが混粒
材に比べて良好である。ところでSiは混粒の傾向を高
めるがNはこの傾向を抑制する。
材に比べて良好である。ところでSiは混粒の傾向を高
めるがNはこの傾向を抑制する。
そこでStの混粒化を抑制しうるN量について調査した
結果NとSiの関係が Nチ〉0.01 +0.05 X Si裏を満足する範
囲にあれば適当であることが判った。
結果NとSiの関係が Nチ〉0.01 +0.05 X Si裏を満足する範
囲にあれば適当であることが判った。
すなわちC0,05%、Mn 1.3 %、Cr 19
%、Ni10%、V O,1%、Po、021%、8
0.003%、その低鉄および不可避不純物を含む材料
についてSiy、) o、 i%〜37チ、N′f!:
0.01 % 〜0.35 %までそれぞれ3水準ずつ
変えた9種類のものについて1100℃高体化処理後の
混粒ありなしとN、Si量の割合との相関を調べたとこ
ろStとN量の関係が 8%20.01+0.05XSi襲 を満足するものには混粒の傾向がないことが判った。す
なわち前述のような合金で、光学顕微鏡によって混粒の
あシなしをStとN量との関係で調べた結果、第1図の
ような関係になった。即ち同図において混粒を起こさな
いものを○印、混粒になったものを×印で示した。同図
に見られるように混粒にならないN量は直線N=0.0
1+0.05XSiO上にくることがわかったので、混
粒にならないためにはSiとNの関係がN%>o、o
l+0.05XS量係を満足する必要があると定めたも
のである。
%、Ni10%、V O,1%、Po、021%、8
0.003%、その低鉄および不可避不純物を含む材料
についてSiy、) o、 i%〜37チ、N′f!:
0.01 % 〜0.35 %までそれぞれ3水準ずつ
変えた9種類のものについて1100℃高体化処理後の
混粒ありなしとN、Si量の割合との相関を調べたとこ
ろStとN量の関係が 8%20.01+0.05XSi襲 を満足するものには混粒の傾向がないことが判った。す
なわち前述のような合金で、光学顕微鏡によって混粒の
あシなしをStとN量との関係で調べた結果、第1図の
ような関係になった。即ち同図において混粒を起こさな
いものを○印、混粒になったものを×印で示した。同図
に見られるように混粒にならないN量は直線N=0.0
1+0.05XSiO上にくることがわかったので、混
粒にならないためにはSiとNの関係がN%>o、o
l+0.05XS量係を満足する必要があると定めたも
のである。
次にTi 、 Nbは炭窒化物形成元素でクリープ破断
特性の改善に効果があることは従来認められている。T
i 、 Nb量はそれぞれ0.01%未満であると高温
クリープ破断強さに対して効果が少ない。
特性の改善に効果があることは従来認められている。T
i 、 Nb量はそれぞれ0.01%未満であると高温
クリープ破断強さに対して効果が少ない。
また0、5%を超すと炭窒化物などの粗大化が起こシ易
くクリープ破断強さを低下させる。
くクリープ破断強さを低下させる。
また、Bはクリープ強さを高めるのに0.003%以上
必要であるが添加量が多いと溶接性および延性が劣化す
るので添加量の上限を0.011とした。
必要であるが添加量が多いと溶接性および延性が劣化す
るので添加量の上限を0.011とした。
さらにMoは強い破断強度を必要としない場合には含ま
せるには及ばないが、N添加によるクリープ破断強さの
向上の限度以上に破断強さを高める必要のある場合には
含有せしめることが有効である。しかしMoは2チを超
えるとσ脆化を促進するので、その上限を2チとした。
せるには及ばないが、N添加によるクリープ破断強さの
向上の限度以上に破断強さを高める必要のある場合には
含有せしめることが有効である。しかしMoは2チを超
えるとσ脆化を促進するので、その上限を2チとした。
以上本発明合金の成分範囲について述べたが残部は鉄お
よび不可避不純物であって、不可避不純物としては前記
P、Sの他脱酸調整のために用いられたAt1積極的に
添加を行なわかった場合の脱酸元素の残部としてのSi
1あるいはCu、Co、0などをそれぞれ極微量含むも
のである。
よび不可避不純物であって、不可避不純物としては前記
P、Sの他脱酸調整のために用いられたAt1積極的に
添加を行なわかった場合の脱酸元素の残部としてのSi
1あるいはCu、Co、0などをそれぞれ極微量含むも
のである。
次に本発明の効果を実施例について具体的に述べるO
実施例
第1表に供試合金の化学組成、550℃31kf/f/
u2の応力でのクリープ破断時間、650℃200 h
r人工灰中での高温腐食試験結果および一部の材料につ
いて550℃における0、2チ耐力を示した。
u2の応力でのクリープ破断時間、650℃200 h
r人工灰中での高温腐食試験結果および一部の材料につ
いて550℃における0、2チ耐力を示した。
M1表に示す合金のうちSUS 304および試料記号
Aは比較材である。試料記号B、Cは比較材に比べSl
が低(V、Nが高くなっている本発明合金である。V、
N添加量の増加に伴ってクリープ破断時間が長くなって
いる。またNの高いC材は比較材よシ腐食減量が少ない
。
Aは比較材である。試料記号B、Cは比較材に比べSl
が低(V、Nが高くなっている本発明合金である。V、
N添加量の増加に伴ってクリープ破断時間が長くなって
いる。またNの高いC材は比較材よシ腐食減量が少ない
。
試料記号り、E、F、G、H,I、JはV及びN量を比
較材よシ多くしかつN量が0.01+0.05XSi%
以上添加されたもので、DjK、F、Gは81値0.3
1%〜0.57 %にした場合、VとNの組合わせを変
え九ものである。V、N量の高いE#がり、F、G材よ
シクリーノ強さ、耐高温腐食性共に優れている。Si量
を11以上にしたH、I、J材はsinの増加に伴って
耐高温腐食性が向上しかつN>o、ox十〇、05XS
i%に従って添加されたNによってクリープ強さの減少
も抑制されている。まfc550℃の0.2 %耐力は
N量0.1−弱でV量はぼ0.3%のF、H材が高い。
較材よシ多くしかつN量が0.01+0.05XSi%
以上添加されたもので、DjK、F、Gは81値0.3
1%〜0.57 %にした場合、VとNの組合わせを変
え九ものである。V、N量の高いE#がり、F、G材よ
シクリーノ強さ、耐高温腐食性共に優れている。Si量
を11以上にしたH、I、J材はsinの増加に伴って
耐高温腐食性が向上しかつN>o、ox十〇、05XS
i%に従って添加されたNによってクリープ強さの減少
も抑制されている。まfc550℃の0.2 %耐力は
N量0.1−弱でV量はぼ0.3%のF、H材が高い。
K、L、M、N、O,Pl′iSiが0.1チ未満でV
、Nが比較材よル多くかつTI 、 Nb 。
、Nが比較材よル多くかつTI 、 Nb 。
B 、 Mo の1種または2種以上が添加されたもの
である。Ti 、 Nb 、 B 、 Mo が添加さ
れていない低SI材B、C材に比べはは等量のV、N水
準でもに材はB材よル、M材はC材よシフリープ強さ、
耐高温腐食性が向上している。ま7’cS、i、V、N
量がB材とはは同程度でTI、Nb、B′f:添加した
N。
である。Ti 、 Nb 、 B 、 Mo が添加さ
れていない低SI材B、C材に比べはは等量のV、N水
準でもに材はB材よル、M材はC材よシフリープ強さ、
耐高温腐食性が向上している。ま7’cS、i、V、N
量がB材とはは同程度でTI、Nb、B′f:添加した
N。
0、P材はクリープ破断強さがB材に比べそれぞれ強く
なっている。Q、R,S、T、U、V材はSiを^くし
さらに、V、Nを添加し、N量は0.01+0.05X
S1%以上でかつTi 、 Nb 、 B 、 Mo
の1ait fcハ2 m以上添加シfc 4 )C’
D、 E、 F、 G、 H。
なっている。Q、R,S、T、U、V材はSiを^くし
さらに、V、Nを添加し、N量は0.01+0.05X
S1%以上でかつTi 、 Nb 、 B 、 Mo
の1ait fcハ2 m以上添加シfc 4 )C’
D、 E、 F、 G、 H。
I、J 材のうちでSi、V、Nの#1は同一のものを
比較すると(例えばFとQ材、EとS材) TI 。
比較すると(例えばFとQ材、EとS材) TI 。
Nb 、 B 、 Meなどを添加したQ材やS材の方
がクリープ強さが優れている。
がクリープ強さが優れている。
またT、U、V材は81 jNがほぼ等量の1羽に比ベ
クリープ強さが強くなっている。
クリープ強さが強くなっている。
第1図は冷間引抜材の混粒化に及はす81 iとN量と
の関係を示す図である。 特許出願人 新日本製鐵株式會社
の関係を示す図である。 特許出願人 新日本製鐵株式會社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)重量%でCO,02〜0.10 %、Mn 2.
0チ以下、Cr18〜20%、Ni7〜16%、V O
,05〜0.5チ、Po、05チ以下、So、005チ
以下、NO,02〜0.35% を含有し、残部が鉄お
よび不可避不純物からなることを特徴とするV、Nを含
むオーステナイト系耐熱合金。 (2:J 重量%でCO,02〜0.10 %、Mn
2.0 %以下、Cr18〜20%、Ni7〜16%、
Vo、05〜0.5チ、Po、05多以下、so、oo
s%以下、NO,02〜0.35チ さらにSi0.1
〜3.5チを含有し、かつNとSiの割合が重量%で8
%>o、ox +o、os x s淳の関係を満足し、
残部が鉄および不可避ネ純物からなることを特徴とする
V、Nを含むオーステナイト系耐熱合金。 (3)重量%でC0,02〜0.10%、Mn 2.0
To以下、Cr1B〜20%、Ni7〜16%、vo
、os〜0.5チ、po、osチ以下、So、005%
以下、N0002〜0.35%を含有し、さらにTi0
.01〜0.5チ、NbO,01〜0.5q6、 BO
1003〜0.01 %、 M。 2チ以下の元素を1種または2種以上含有し、残部が鉄
および不可避不純物からなることを特徴とするv#Nt
−含むオーステナイト系耐熱合金。 (4)重量襲でC0,02〜0.10%、Mn2.0%
以下、Cr18〜20%、Ni 7〜16%、Vo、0
5〜0.5優、PO,05%以下、80.005%以下
、N0902〜0,35チにさらにsto、i〜3.5
%を含有しかつNとSiの割合がM量チで、Nチ〉0.
01+0.05XSi%を満足し、さらに710.01
〜0.5%、NbO,01〜0、5%、B O,003
〜0.01%、No 2%以下の1 fmまたは2種以
上含有し残部が鉄および不可避不純物からなることを特
徴とするV、Nを含むオーステナイト系耐熱合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22225883A JPS60116750A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | V,νを含むオ−ステナイト系耐熱合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22225883A JPS60116750A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | V,νを含むオ−ステナイト系耐熱合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60116750A true JPS60116750A (ja) | 1985-06-24 |
Family
ID=16779568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22225883A Pending JPS60116750A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | V,νを含むオ−ステナイト系耐熱合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60116750A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6184359A (ja) * | 1984-10-03 | 1986-04-28 | Toshiba Corp | 耐熱オ−ステナイト鋳鋼 |
JPS61139653A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-26 | Kawasaki Steel Corp | 高温強度、延性のすぐれた厚肉オ−ステナイト系ステンレス鋼 |
US4849169A (en) * | 1988-05-13 | 1989-07-18 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | High temperature creep resistant austenitic alloy |
JP2012533689A (ja) * | 2009-07-22 | 2012-12-27 | アルセロルミタル・インベステイガシオン・イ・デサロジヨ・エセ・エレ | 応力緩和割れに対する高耐性を有する耐熱オーステナイト鋼 |
JP2021066928A (ja) * | 2019-10-24 | 2021-04-30 | 日本製鉄株式会社 | オーステナイト系ステンレス鋼材 |
-
1983
- 1983-11-28 JP JP22225883A patent/JPS60116750A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6184359A (ja) * | 1984-10-03 | 1986-04-28 | Toshiba Corp | 耐熱オ−ステナイト鋳鋼 |
JPS61139653A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-26 | Kawasaki Steel Corp | 高温強度、延性のすぐれた厚肉オ−ステナイト系ステンレス鋼 |
US4849169A (en) * | 1988-05-13 | 1989-07-18 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | High temperature creep resistant austenitic alloy |
JP2012533689A (ja) * | 2009-07-22 | 2012-12-27 | アルセロルミタル・インベステイガシオン・イ・デサロジヨ・エセ・エレ | 応力緩和割れに対する高耐性を有する耐熱オーステナイト鋼 |
US11884997B2 (en) | 2009-07-22 | 2024-01-30 | Arcelormittal | Hot rolled plate or forging of an austenitic steel |
JP2021066928A (ja) * | 2019-10-24 | 2021-04-30 | 日本製鉄株式会社 | オーステナイト系ステンレス鋼材 |
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