JPS60115617A - 光学部材の製造方法 - Google Patents

光学部材の製造方法

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JPS60115617A
JPS60115617A JP22308783A JP22308783A JPS60115617A JP S60115617 A JPS60115617 A JP S60115617A JP 22308783 A JP22308783 A JP 22308783A JP 22308783 A JP22308783 A JP 22308783A JP S60115617 A JPS60115617 A JP S60115617A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光通信方式及び各種光学機器等に用いる光学
部材の製造方法に関する。更に詳しくは作業時には低粘
度で、かつ光学部材への濡れ性に優れ、加熱、硬化後は
光透過率、接着強度、耐熱性に優れ、かつ光学部材との
屈折率整合性に優れた屈折率整合剤を用いる光学部材の
製造方法に関する。
〔従来技術〕
従来、屈折率整合方法としてはシリコーンオイル等を用
いる方法が知られており、例えば光ファイバの接続にお
いて屈折率整合用として用いられていた。しかしながら
、この種の屈折率整合剤は液状であるため、その流出を
防止するための容器のシールが必要であるなど、工程上
及び作業上複雑であり、長期信頼性を十分保証しつるも
のでなかった。
その点を従来技術による光ファイバと光ファイバの屈折
率整合方法を例にしてと9、第1図及び第2区に基づい
て説明する。すなわち第1図は従来の■溝接続の模式断
面概略図であり、第2図はその斜視図である。第1図に
おいて符号1人は光ファイバ6綜、1Bは素線、2はV
溝、3はエポキシ樹脂接着剤、4はマツチングオイル、
5は瞬間接着剤を示す。第2図においては符号1Aは光
フアイバ心線、6A〜6Cはふた、7は■溝基盤を意味
する。第1図及び第2図に示すように、まず光フアイバ
素線と光フアイバ素線を成形品のV溝に沿わせてつき合
せ、このつき合せ部分にシリコーン系のマツチングオイ
ル’fc滴下し、光ファイバを成形品とアロンアルファ
等の瞬間接着剤で仮留めする。しかる後、成形品に接着
剤を塗布し、硬化させる。この接着剤塗布及び硬化によ
りマツチングオイルの流出を防止しようとするものであ
った。しかしながら、とのノ11折率整合方法は作業工
程が複雑な上、歩留りも悪く、長期信頼性を十分保証で
きないという欠点があった。このためマツチングオイル
が流出しない屈折率整合方法の出現が望まれていた。
また、光源としてレーザーダイオードを用いる場合には
、反射光がレーザーダイオード中に入るとノイズを発生
するため、反射減衰量を極めて小さくする必要があった
。この点を第5図に基づいて説明する。第3図はレーザ
ー光の光ファイバへの入党概略図である。図中、1人は
第1図と同じ、1Bはガラスファイバ素線、8はレーザ
ーダイオード、9はナイロンコートを示す。第6図に示
すように人面角を0度かられずかにずらして、すなわち
カップリングを悪くしてでも反射光がレーザーダイオー
ド光源に戻らないようにしていた。このため、透過光を
最大にすることができず、反射の極めて小さい屈折率整
合方法の出現が望まれていた。
また、これらの問題を解決するため、接着剤を屈折率整
合剤として用いる方法か考えられている。しかし、従来
の接着剤の多くは屈折率が高く(屈折率nD23= 1
.54〜1.60)、石英ガラスファイバ(nDza 
:=: 1.46 )やBK7ガラス(nD23=1、
5164 )等の屈折率の低い光学部材を多用する光学
系に適用した場合には透過損失と入力側への反射が大き
くなるという欠点があった。更に、これらの接着剤は、
光学系に適用する場合に要求される光べて満足すること
は困難である等の欠点があった。
更にまた、以上の欠点を解決し、被着体への藺れ性にも
優れる屈折率整合用接着剤として多フツ素化エポキシ樹
脂を含む接着性組成物を適用する方法があるが、多フツ
素化エポキシ樹脂は常温で固体若しくはペースト状であ
るため、室温での混合が困難で70℃程度に加熱して混
合する必要があった。このため、加熱によシ可使時間が
著しく短くなり作業性に劣ること、光ファイバのナイロ
ン抜機の許容温度(65℃)を越えて使用するため硬化
後の伝送特性に悪影響を6fる可怖性がある等の欠点が
あり、これらの特性を満足する新規な屈]ノス率張合剤
とこれを用いた屈折率整合方法の開発が望まれていた。
〔発明の目的〕
本発明は、作業時には流動性を保持し、硬化後は固体化
して流出しなくなることを特徴とする屈折率整合剤を用
いた屈折率整合方法に関するものであり、その目的は作
業性、長期信頼性に優れた光学部材の製造方法を提供す
ることにある。
〔発明の構成〕
本発明を概説すれば、本発明は光学部材の製造方法の発
明であって、エポキシ樹脂と硬化剤を生成分とする屈折
率整合剤を混合、脱泡した後、光学部材の片面にコーテ
ィングするか、あるいは光学部材の間に挿入し、その後
加熱硬化させる光学部材の製造方法において、エポキシ
樹脂として下記一般式1: 〔但し、式中のnは0又は任意の正数を示す〕で表され
る多フツ素化エポキシ樹脂と、ブチルグリシジルエーテ
ル及び/又はフェニルグリシジルエーテルとを混合した
組成物を用いることを特徴とする。
本発明者等は一般式1で表される多フツ素化エポキシ樹
脂(以下、FKpと略記する)とブチルグリシジルエー
テル(以下、BGF!と略記する又はフェニルグリシジ
ルエーテル(以下、PGFiと略記する)のいずれか若
しくは両方を混合したエポキシ樹脂組成物に少なくとも
硬化剤を配合してなる組成物が常温で低粘度であるため
作業性に優れ、かつ硬化後に流動して流出することなく
長期イ8頼性に優れた屈折率整合剤として使用できるこ
とを見出し本発明を完成するに至った。
本発明に用いられる硬化剤としては、例えばトリエチレ
ンテトラミン等のアミン系化合物、ポリアミド樹脂系化
合物、無水メチルナジック酸等の酸無水物系化合物等を
挙げることができる。こうした硬化剤の配合量は、接着
強度、耐水耐湿性、耐熱性に優れた接着性組成物を得る
観点から、エポキシ樹脂1筒量に対して08〜1.0当
−計とすることが望ましい。
なお、本発明においては必要に応じてべ/ジルジメチル
アミン、2−エチル−4−メチルイミダゾール等の硬化
促進剤を配合してもよい。
i かかる硬化促進剤の配合量はエポキシ樹脂100重
量部に対して0.5〜2N楡部とすることが好ましい。
その他、各種の変性剤、展伸剤、軟化剤等を適宜配合す
ることも可能である。
一般式Iで表されるFFUpのうち、エポキシ当量が2
90で式中のnがcL3のエポキシ樹脂と、BGE、 
PGB、、BGIICとPGEの混合物を・配合したエ
ポキシ樹脂を用意し粘度と表面張力を測定した。
結果を第1表に示す。なお第1表で対照例1はエポキシ
樹脂にFKpのみを用いた場合、対照例2は市販のビス
フェノールA型エポキシ樹脂のうち最も一般的な液状樹
脂であるエピコート828(油化シェルエポキシ社製)
を用いた場合である。
本発明例5柚はいずれも粘度が4000 ape以下と
低く、BGE、 PGPを配合することにより常温で硬
化剤との均一混合が可能であることは明らかである。
屈折率整合剤の被着体への濡れ性は整合剤の表向張力と
被着体の臨界表面張力に依存する。
ここで被着体に同一物を用いる場合には整合剤の表面張
力が小さいほど濡れやすい。本発明例1の3種の組成物
は対照例2に比べ表面張力が9〜14 ayn/cn+
 と小さく、被着体への諦れ性に優れていることが明ら
かである。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により更に具体的に説明するが本発
明はこれに限定されない。
実施例1〜7 FEpとBGE 、 FKpとPGIIC,pgpとB
()[とPGMを混合したエポキシ樹脂を用意し、硬化
剤としてポリアミド系化合物2種、(商品名パーサミド
V−140、V−150、いずれもへ/ケル日本社製)
を添加し混合、脱泡して7種の屈折率整合剤を調製した
。しかして、得られた各屈折率整合剤を60℃で15時
間加熱して硬化させた場合の波長1,5μmでの光損失
とナトリウムD線(波長589.3nm7i光源と17
だ場合の屈折率(npza )、ボットラ1ノ及び室温
で混合した場合の真空脱泡に要する時間、充てん性につ
いて検討した結果を第2表に示す。比較例1はFKpの
みをエポキシ樹脂とし硬化剤にV−140を用いた場合
であり、比較例2はエピコ−)828とV−140、比
較例5は従来から用いられている市販のエポキシ系接着
剤である。
ここで第4図に充てん性の検討装置の概略図を示す。第
4図において(a)は縦断面概略図、(b)は横断面軟
略図であり、符号10は屈折率整合剤、11は内側ガラ
スパイプ、12は外側ガラスパイプそして、IA、1B
、10は第3図と同義である。長さが10mの2Nガラ
スパイプ(第4図中11.12)’i用意し、中心にガ
ラスファイバを挿入した場合の、ガラスファイバ(と内
側パイプの間(約2.5μm) 及び外側パイプと内側
パイプの間(約200μm) への屈折率整合剤(第4
図中10)の充てん性について検討した。充てんの方法
は外側ノ(イブの中心に屈折率整合剤を数滴滴下して内
側)(イブを挿入し、次に内側)くイブの中心に屈折率
整合剤を1滴滴下してガラスファイバを挿入することに
より行った。充てん性の判断は、内側、外側に分けて行
い、完全に充てんできる場合に0、充てんはできるが気
泡の発生を伴う場合にΔ、充てん不実施例1〜7の屈折
率は1523〜t533の範囲にあり、比較例2.5よ
シ大幅に小さく、石英ファイバ(np” =1.46 
)やB K 7 (nD”= t s 164 )及び
KgF2 ガラス(nn″s21、5294 )等の光
学部材をはり合せた場合のマツチング性に優れているこ
とは明らかである。
また、実施例1〜7#′i25℃でのポットライフが5
〜4時間と比較例1.3に比べて長く、かつ、25℃、
511wlHg条件下において脱泡が3〜5分で容易に
行えることから、作業性が向上し、気泡による透過光の
散乱や反射を軽減できることIIi明らかである。
更にまた、実施例1〜7は充てん性の検討結果よシ内側
、外側共に完全光てんが可能であり、比較例1〜3に比
べて充てん性に優れていることが明らかである。
次に実施例1〜7について、屈折率整合剤自体の硬化後
の透過度の波長依存性と硬化後の厚さ依存性を調べた結
果のうち実施例1の結果を比較例2と共に第5図及び第
6図に示した。すなわち第5図は波長(nm)(横軸)
と透過率(チ)(縦軸)との関係を示すグラフであり、
第6図は厚さくm)(横軸)と透過率(%)(縦軸)と
の関係を示すグラフである。なお、第5図における実施
例1、比較例2の試料の厚さは1■である。
第5図から明らかなごとく、実施例1、比較例2は共に
500nm 〜1600 nm の波長範囲での硬化物
自体の透過損失は5%以下であり、光学用接着剤として
優れていることがわかる。
また第6図から明らかなごとく、実施例1、比較例2は
共に硬化物の厚さを3箇にしても波長1500 nm 
の光透過損失が5%以下と非常に小さく、光学用接着性
組成物として優れていることがわかる。なお、実施例2
〜7についても同様の結果が臂られ、実施例1〜7はほ
ぼ同等の光透過率を有していることがわかる。
次に、実施例1〜7の屈折率整合剤の石英及び銅に対す
るせん断接着強度と、耐熱性を規定する因子であるガラ
ス転移温度(Tg)、及び可と9性を規定する因子であ
るヤング率について検討した結果を第3表に示す。ここ
で比較例1〜3は第2表と同じである。比較例4は市販
の可とう性光学用接着剤であり、エポキシ樹脂にはビス
フェノールA型エポキシ樹脂とポリグリコール型エポキ
シ樹脂の混合物、硬化剤には変性複素環状ポリアミンと
変性脂肪族ポリアミンの混合物を用いたものである。
17を米の光学用接着性組成物では1. OX 10’
に9f/、♂程度のヤング率を有する硬化物を得ようと
すると、比較例4に示すようにTg が低下し、耐熱性
が損われる傾向があった。しかし実施例ではヤング率の
最も低い実施例4のTg が56℃であり、可とり性と
耐熱性の双方に優れた屈折率整合剤が得られることは明
らかである。
実施例、比較例はすべて石英に対するせん断接着強度は
十分大きく、光学部材のはり合わせ等に用いるのに十分
なせん断接着強度を有することがわかる。ただし、銅に
対するせん断接着強度は実施例1〜7がヤング率の大き
な比較例2を除く比較例1.3.4より大きい。また、
実施例1〜7のヤング率は比較例1〜3よりも小さく、
かつ、実施例はヤング率を小さくしたことに起因するT
g の低下が小さい。以上の結果から、実施例1〜7は
比較例1〜4に比べ接着強度、耐熱性、可とう性の三特
性に優れた屈折率整合剤を与えることが明らかである。
実施例8 第1図及び第2図に示すように光ファイバと光ファイバ
を成形品のV溝に沿わせてつき合わせ、このつき合わせ
部分と成形品のふたに実施例1〜7のうち屈折率の最も
小さい実施例4で示した屈折率整合剤あるいは比較例2
.3で示した接着剤を塗布し、加熱硬化後の光の反射率
をめ、その結果を第7図に示した。すなわち第7図は整
合剤厚(μm)(横軸)と反射率(%)(縦軸)との関
係を示すグラフである。なお光源としてはナトリウムD
 flJ (589,5nm ) を用いた。第7図か
ら、本発明による方法はマツチングオイルが流出するこ
となく、作業性も容易で長期信頼性に優れておシ、かつ
屈折率の整合性に優れた光学部材の製造方法となってい
ることが明らかである。
実施例9 第8図(a)、 (b)はプリズムとプリズムの接合を
示す模式図である。第8図(a)に示すようにプリズム
(BK7ガラス)とプリズム(BK7ガラス)の間に実
施例4で示した屈折率整合剤あるいは比較例1.2で示
した接着剤を塗布し、加熱、硬化後の光の反射率をめ、
その結果を第9図に示した。なお光源としてはナトリウ
ムD線(589,5nm ) を用いた。すなわち第8
図(a)はプリズムの組合せ図であり、符号13はプリ
ズム、14は屈折率整合剤を示す。そして第9図は第8
図(a)の場合における整合剤厚(μm)(横軸)と反
射率(%)(縦軸)との関係を示すグラフである。第9
図から本発明による方法は屈折率の整合性に優れた光学
部材の製造方法となっていることが明らかである。
第8図(b)に示すように、光結合器等で用いられる偏
光分離膜16付プリズム(BK7ガラス)とプリズムの
間に実施例1で示した屈折率整合剤を塗布し、加熱硬化
させた。このプリズム入力光(1)及び(2)に発振波
長1300 nm のレーザーダイオードより偏光波を
入射した場合の光透過損失について検討した結果を比較
例2を用いて同様に検討した結果と共に第10図、第1
1図に示す−すなわち第10図はプリズムにレーザー光
を入射した時の光透過損失の温度依存性を示しており、
横軸は温度(℃)を、縦軸は光透過損失変動(aB )
 を示す。第11図は5℃〜50℃の1サイクルを2時
間で行うヒートサイクル試験にかけた場合の光透過損失
変動を測定温度5℃において追跡したものであり、横軸
はヒートサイクル(回)を、縦軸は光透過損失変動(d
B ) を示す。
第10図及び第11図の結果から本発明は環境温度の影
響を受けにくく、長期信頼性に優れた光学部材の製造方
法となっていることが明らかである。
実施例10 第12図に1つのプリズム系の模式図を示す。
図中の符号13.14は第8図と同義であるが、14F
1反射防止膜となっている。第12図に示すようにプリ
ズム(BK7ガラス)の表面に実施例4で示した屈折率
整合剤あるいは比較例1.2で示した接着剤を塗布し、
加熱硬化後の光の反射率をめ、その結果を第15図に示
した。
なお光源としてはナトリウムD線(589,5nm)を
用いた。第13図は第12図の場合における整合剤厚(
μm)(横軸)と反射率(チ)(縦軸)との関係を示す
グラフである。第15図から本発明による方法は屈折率
の整合性に優れた光学部材の製造方法となっていること
が明らかである。
実施例11 第14図にセルフォックレンズ系の模式図を示す。図中
の符号14は第8図と同義であり、15はセルフォック
レンズを意味する。第14図に示すように、セルフォッ
クレンズの入党面又は出光面に実施例4で示した屈折率
整合剤あるいけ比較例1.2で示した接着剤を塗布し、
加熱硬化後の光の反射率をめ、その結果を第15図に示
した。なお光源としてはナトリウムD線(589,5n
m ) を用いた。第15図は第14図の場合における
整合剤厚(μm)(横軸)と反射率(チ)(縦軸)との
関係を示すグラフである。第15図から本発明による方
法は屈折率の整合性に優れた光学部材の製造方法となっ
ていること、また、セルフォックレンズ端面の保護にも
有用であることがわかる。
実施例12 第16 図(a)(b)はセルフォックレンズと光ファ
イバの接合を示す模式図である。第16図の符号IA、
IB、14.15は前記各図のとおりである。第16図
(a)に示すようにセルフォックレンズと光ファイバを
実施例4で示した屈折率整合剤あるいは比較例1.2で
示した接着剤により加熱硬化させて接合した場合の光の
反射率をめ、その結果を第17図に示した。なお光源と
してはナトリウムD線(5s q、 s nm ) を
用いた。すなわち第17図は第16図(a)の場合にお
ける整合剤厚(μm)(横軸)と反射率(%)(縦軸)
との関係を示すグラフである。第17図から本発明によ
る方法は屈折率の整合性が優れており、かつ整合剤厚を
調節することにより反射率を非常に小さくできることが
わかる。
また、実施例11と第16図(a)を併用し、第16図
(b)のようにすれば、更に屈折率の整合性に優れた光
学部材の製造方法となることは明らかである。
実施例13 第18図はファイバ端面における端面処理の接合を示す
模式図である。第18図の符号17はBK7ガラス板、
18はフェルールであり、1B、14は前回と同義であ
る。ファイノく素線を実施例1に示した屈折率整合剤を
用いてフェルールに固定し、その端面を研摩する。その
後、BK7ガラス板と研摩面を実施例1に示した屈折率
整合剤、あるいは比較例4で示した接着剤により加熱硬
化させて接合した場合の光の反射率をめたところ、実施
例1に示した屈折率整合剤では最大で0.07.3 %
であるが、比較例4に示した接着剤では最大でα15チ
であった。
すなわち、実施例1に示した屈折率整合剤においては反
射が極めて小さくなり、反射光がレーザーダイオード光
源に#1とんど戻らなくなるた〔発明の効果〕 以上詳述したように、本発明によれば作業時には低粘度
でかつ光学部材への濡れ性に優れ、加熱硬化後は光透過
率、接着強度耐熱性に優わへかつ低屈折率で石英、BH
3等の低屈折率の光学部材とのマツチング性に優れた光
学部材の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のv無接続の模式断面概略図、第2図はそ
の斜視図、第5図はレーザー光の光ファイバへの入党概
略図、第4図(a)(b)は充てん性の検討装置の概略
図、第5図は透過率と波長の関係を示すグラフ、第6図
は厚さと透過率の関係を示すグラフ、第7.9.15.
15.17図の各図は整合剤厚と反射率の関係を示すグ
ラフ、第8図(a) (b)はプリズムの組合せ図、第
10図はプリズムの光透過損失と環境温度の関係を示す
グラフ、第11図はプリズムの光透過損失とヒートサイ
クル回数の関係を示すグラフ、第12図は1つのプリズ
ム系の模式図、第14図はセルフォックレンズ系の模式
図、そして第16図(a) (b)はセルフォックレン
ズと光ファイバの接合を示す模式図そして第18図はフ
ァイバ端面における端面処理の接合を示す模式図である
。 1人:光フアイバ心線、1B二光フアイバ素線、2:v
溝、5:エポキシ樹脂接着剤、4:マツチングオイル、
5:瞬間接着剤、6A〜60 : フタ、7:v#Ij
基盤、8:レーザーダイオード、9:ナイロンコート、
10:屈折率整合剤、11:内側ガラスパイプ、12:
外側ガラスパイプ、13ニプリズム、14:屈折率整合
剤、15:セルフォックレンズ、16:偏光分離膜、1
7 : BK7ガラス板、18:フェル特許出願人 日
本電信電話公社 代理人中 本 宏 同 井 上 昭 第6図 卒 q ロ 出力先 第8図 第 9 図 第1/図 第72図 監8制厚(Pm) 第13図 第1η図 第 75 図 第16図 整8刑厘(Pm) 第17図 第18 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 エポキシ樹脂と硬化剤を主成分とする屈折率整合
    剤を混合、脱泡した後、光学部材の片面にコーティング
    するか、あるいは光学部材の間に挿入し、その後加熱硬
    化させる光学部材の製造方法において、エポキシ樹脂と
    して下記一般式I: 〔但し、式中のnは0又は任意の正数を示す〕で表型れ
    A名フッ去什エポキシ加詣シ ゴキルグリシジルエーテ
    ル及び/又はフェニルグリシジルエーテルとを混合した
    組成物を用いることを特徴とする光学部材の製造方法。
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