JPS6011554B2 - インバ−タの運転方法 - Google Patents

インバ−タの運転方法

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JPS6011554B2
JPS6011554B2 JP55081214A JP8121480A JPS6011554B2 JP S6011554 B2 JPS6011554 B2 JP S6011554B2 JP 55081214 A JP55081214 A JP 55081214A JP 8121480 A JP8121480 A JP 8121480A JP S6011554 B2 JPS6011554 B2 JP S6011554B2
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control
frequency
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孝 戸田
正之 寺嶋
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P27/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
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    • H02P27/047V/F converter, wherein the voltage is controlled proportionally with the frequency

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はすべり周波数制御を行なう電流形ィンバータの
運転方法に係り、特に定常時に於て消費するパワーを極
力軽減する所定の運転を行なう事によって、省電力の効
果が一層向上する改良された運転方法を提供しようとす
るものである。
電流形ィソバータの運転方法として、電圧と周波数との
V/F比を一定に保って所定の運転を行なう方法と、す
べりを一定にするすべり周波数制御方法とが存する事は
従来周知である。かかる運転方法で前者のV/F一定制
御は、すべり等の電動機特性を支配する制御が行なわれ
ないので、後者のすべり周波数制御法に比し、特に制御
性能性が悪くさらに過渡時の応答、安定性の面で難があ
ると云うように、高精度の制御が要求されるような場合
後者のすべり周波数制御法がV/F一定制御にとって代
り適用されつつある。かかるすべり周波数制御を行なう
電流形ィンバータのブロック構成図を示したのが第1図
で、同図で1はサィリスタを純ブリッジ接続して構成し
た順変換部で、2は一般には直列ダイオード方式のィン
バータと呼称されているもので構成され、直流入力電力
を交流電力に逆変換する逆変換部で、3は直流リアクト
ルで、4は誘導電動機等の如き負荷電動機で、5は実速
度を検出する為の速度検出用小発電機で、6は速度指令
信号と実速度検出信号とを比較する比較回路で、7は速
度偏差量を一旦増幅する速度制御用増幅器で、8は電動
機電流とすべり周波数との関係を決定する回路で、9は
すべり周波数指令信号のsと美速度検出信号のnとを加
算する為の加算回路で、10は周波数指令信号を分周す
るりングカウンタで、11は交流入力側の入力電流を検
出する変流器で、12は取出された交流入力電流を整流
する為のダイオードで、図では単に1個のダイオードを
示してあるがよく知られているようにダイオードをブリ
ッジ接続した整流回路が適用される。13は電流指令信
号と電流検出信号とを比較する比較回路で、14は電流
偏差量を一旦増幅する為の電流制御用増幅器である。
かかる構成の動作はよく知られているように、所定のす
べりの範囲内で電動機が負荷トルクに見合ったトルクを
発生すべく、電動機一次電流の振幅値と周波数とを制御
するものであるから、原理的にはVノF一定制御と何ら
変わる事がない電動機磁束を一定に保つ磁束一定制御で
ある。即ち電動機二次側巻線と鎖交する磁束に影響を与
える励磁電流は一定にして、電動機トルクに影響を与え
るトルク電流のみを、負荷トルクに応じて適宜制御する
方法であるので、力率によって電動機効率が大きく左右
される事がある。この点を第2図に示す議導電動機のベ
クトル図を参照し乍ら詳述すると、第2図のd−q軸座
標系で、q鞄上のloは電動機磁束に影響する励磁電流
を示し、これと直交するd軸上のITは電動機トルク、
動力に影響するトルク電流(二次電流と呼称されている
)を示し、これらIT,lqをベクトル合成した1,は
電動機一次電流を示す。ここで電動機二次側の抵抗をr
2、この二次側抵抗を一次側に換算した電動機の全抵抗
をr、二次側自己ィンダクタンスをL2、二次時定数を
L2/r2、一次側−二次側の相互ィンダクタンスをL
2、すべり周波数を仇、インバータ動作周波数をの。「
励磁電流をlo、電動機一次電圧をV,とすると、よく
知られているようにトルク電続五Tと、電動機の発生ト
ルクT及び電動機二次側の譲起電圧VLはそれぞれ以下
に示すような式で表わされる。即ちトルク電流IT=L
2/r2・叫・L……■トルクTニkT・L28/r2
・のS・120...…■(但しkTは定数でkT=3
/2・nノ2、nは極数)二次側の誘起電圧VLは、 VLニL212/L22,の。
・10 .,.,,.■従って二次側の誘起電
圧VLと抵抗r(一次側と二次側の抵抗とを加え合わせ
たもの)の電圧降下分Vr=IT・rとを加え合せたd
樹上の電圧成分と、q軸上の電圧降下分Vr=lo・r
とをベクトル的に加え合せると電動機一次電圧V,とが
得られ、この一次電圧Voと一次電流1,との相差角が
力率角ぐと呼称されている。かかるベクトル図で従来の
すべり周波数制御法は上記したように磁束−定制御、即
ちトルク電流ITのみを制御して励磁電流Lを一定とす
る方法であるので、負荷の状態に拘らず励磁電流による
鉄損は常に一定である。従って第2図のベクトル図から
も明らかなように負荷が小さくなって力率が非常に悪化
したような場合、電動機損失に占める鉄損のウエートが
大きくなる事は勿論の事、励磁電流しとトルク電流IT
とのベクトル和による電動機一次電競五,によって生ず
る銅損も電動機損失にかなりのウエートを占めるように
なり、これら励磁電続誼o、一次電流1,とにより従来
のすべり周波数制御法は、特に力率が悪化したような場
合、電動機効率が非常に悪くなる事が理解できる。かか
る電動機効率を負荷状態に拘らず常に所望の値にして、
消費電力を軽減して省エネルギーと云う時流に沿ったィ
ンバータを実現する場合、第2図のベクトル図より明ら
かなように、励磁電流loを一定とするのではなく、こ
の励磁電流を負荷の状態に応じて適宜変化する方法が一
応考えられる。かかる励磁電流を変化する方法は、誘導
機の制御方法として注目を集めているベクトル制御と呼
称されているものであるが、このベクトル制御は励磁電
流loが電動機磁束に大きな影響を及ぼすと云う事より
、例えば空隙部の磁束に応敷する磁束コイル或は磁束感
応素子等の磁束センサーを空隙部に設けて、この磁束セ
ンサーより取出される磁束検出信号と基準の磁束レベル
とを比較する事によって、この磁束偏差量をインバータ
の電圧制御系(トルク制御系)とすべり周波数制御系と
にそれぞれ入力し、電動機トルク、一次電流の振幅値、
周波数および力率とに関連させて磁束をも制御するもの
である。かかるベクトル制御によれば制御性能性が非常
に優れているので、安定性が高く、且つ直流機なみの広
範囲の制御をも誘導機で可能としている。しかし乍ら問
題となるのは、例えば数多くの割算器、掛算器を必要と
するので回路構成が非常に複雑で高価なものとなる事で
ある。さらに磁束を調整すると云っても、定常状態に於
て最大効率が得られてはいないと云う事である。本発明
はこの点に鑑みて発明されたものであって、特に本願は
電動機効率が定格トルク附近で最大となるように電動機
が設計される事に着目して、励磁電流と一次電流との相
関関係を考慮し、且つ負荷状態に拘らず常に最大トルク
が得られるべく一次電流を最小とする制御を行なう事に
よって、省電力効果が著しい運転方法を提供しようとす
るものであって、先ず本発明の原理より説明するものと
する。
電動機の発生トルクT及びトルク電流ITとは上記した
■式、■式よりT:kT・び,2/r2・の3・P○,
ITニ−2/&・のs・10であるので、トルク電流I
Tを発生トルクTに代入すると次の■′式が得られる。
即ちT=kT・L28ノL22・1。
・IT ・・・・・・■′さらに電動機一次電流1,
はよく知られているように1,=ノ12。
十12T ……@であるので、■
式■′式を代入すると、一次電流T,とトルクT、励磁
電流loとの関係が得られる事が分る。これを式で示せ
ば次の■式が導ぴき出される。即ち1,=ノ12。
十(T/kmlo)2 ……■但しkm:kT
・げ,2/L礎この■式より励磁電流loに対する一次
電流1,の極大、極小を求める場合は、■式をloにつ
いて微分し81,/8L=0とおけばよい。1 ・ 即ち1/2・〉F。
十n′kml。〆〔2L−2(T/km)2・1/13
〕=0 ……■なる式が撮られるので、この■式より
励磁電流は次のように導びき出される。L=ノT/km
・.・..・■この■式より明ら
かなように、励磁電流loがノT/kmの時に電動機一
次電流が極小となる訳であるが、単に■式の関係が得ら
れるようにトルクTと励磁電流Lとを制御した所で、す
べり周波数制御の主目的であるすべり周波数のsとの関
連性は何ら出ていない。
そこでトルクTは上記■式で示したようにT=kT・び
,2/r2・のs・12。で表わせるので、この式に上
記■式を代入し且つ、上記した比例定数km=kT・L
28/L洩をも代入して展開するとトルクT=kT・び
,2/r2・■s(v〒方両)21=kT/km・げ,
2/r21のS ・・・・・・■■式が得られる
この式■式よりすべり周波数のsは次のように求められ
る。叫ニr2/L22ニ・/r2 …,
.,■但し72は時定数で↑2 =−2/セこの■式よ
り明らかなように、定常時はすべり周波数のsを電動機
二次時定数の逆数となるように制御すれば、所要の励磁
電流値で一次電流が最小の時にトルクTは最大のものが
得られる事になる。
なお、以上のようなすべり周波数のsの算出の過程で、
電動機二次側の自己ィンダクタンスL2を一定と仮定し
て取り扱かつたが、実際の電動機に於ては、よく知られ
ているように二次側自己ィンダクタンスL22と励磁電
流loとの対応関係を示す特性図に於て、電動機の磁気
飽和等によって二次側自己インダクタンスの値が変化す
る。かかる二次側自己インダクタンスL22の特性を考
慮して■式の関係を実用化したブロック図が第3図であ
る。第3図の実施例で第1図と同一符号を附しており、
1 5は交流出力電圧Voとィンバータ動作周波数の。
(出力周波数の6倍)との関係より励磁電流L‘こ関連
する信号を導びき出す為の割算回路で、励磁電流loを
導びき出す理由は次の通りである。即ち第2図のベクト
ル図に於てq軸成分の励磁電流L‘こよる抵抗ドロップ
分lorと、d軸成分のトルク電流ITによる抵抗ドロ
ップ分ITrとは、電動機二次側の譲起電圧VL:L2
財/L2・の。・L‘こ比し非常に小さいので、これら
抵抗ドロップ分を無視するものとすれば電動機一次電圧
V,と二次側議起電圧VLとは略相等しくなる。このよ
うな考え方よりV,=ぜ,2/L2・■。・もの関係よ
りLニL2/L28,V。
/の〇 ,..,.,■の式が導びき出され
るので、この■式の関係を利用してLを算出する回路を
ブロック図化したのが15の割算回路である。16は励
磁電流しと二次側時定数72との対応関係を示す関数発
生回路で、この回路は上記したように鉄心の磁気飽和に
より二次側自己ィンダクタンスL22が変化するので、
鉄心の飽和の影響を補償するものである。
なお、この関数発生回路の出力が上記■式で導びき出さ
れたすべり周波数のsである事は申す迄もない。なお、
第3図の実施例で励磁電銃五oを算出する場合、d軸成
分のトルク電流ITによる抵抗ドロップ分と、q軸成分
のトルク電流ITによる抵抗ドロップ分とを無視したが
、これら抵抗ドロップ分を考慮して一次電圧V,を求め
るようにすれば、より精度の高い励磁電流が得られ非常
に高精度のすべり周波数制御が行なわれるのは申す迄も
ない。さて、以上のように構成される本実施例の動作を
述べると、速度指令量Nと実速度検出信号のnとの速度
偏差量、即ちすべりに関連した信号を増幅器7で一旦増
幅して、この増幅した信号が電動機トルクを表わす電流
指令量としてマイナーループの電流制御系の比較回路1
3に入力され、この電流指令量とダイオード12よりの
電流検出信号とが比較され、この電流偏差量を増幅した
信号を以つて順変換部1の直流電圧を制御する事によっ
て、負荷電動機4の一次電流の振幅値を制御する。
この動作と平行して取り出された電動機一次電圧検出信
号Voと動作周波数指令量の。とで、15の演算回路で
所定の演算を行ない磁束に影響する励磁電流Lを導びき
出し、この励磁電流loを関数発生回路16に入力して
〜励磁電流に相応した電動機二次側の時定数T2に関連
した信号を得る。この二次時定数丁2の逆数に関連した
信号が取りも直さずすべり周波数の指令量のsを表わし
ているので、すべり周波数指令量のsと実速度検出信号
wnとを加算回路9で加算してィンバータの動作周波数
のoを示す指令信号を得、この指令信号をリングカウン
ター0で周知の如く1/6に分周して、分周した信号で
逆変換部2を制御する事によって電動機一次電流の周波
数を制御するものである。ここで重要な事は、本願のも
のは所要のすべり周波数指令信号のsを得る過程で励磁
電流Lを−旦取出し、かかる励磁電流loは電動機一次
電圧(交流出力電圧)Voとィンバータ動作周波数のo
とで変化するようにしているので、逆変換部2を介して
行なわれる一次電流の周波数制御とは、間接的に励磁電
流の制御を含むものである事は明らかである。従って本
願のものは電動機一次電流の振幅値の制御と周波数制御
と、さらに励磁電流の制御とがみかけ上並行して行なわ
れ、しかもすべり周波数のsを二次側の時定数の逆数と
なるように制御するので、いかなる出力周波数下であっ
ても常に最小の一次電流値で最大トルクが得られるよう
になる。以上のように本発明に於ては、負荷の状態を間
わずいかなる出力周波数下であっても常に電動機は最大
のトルクを発生すべく、しかも一次電流は最小となるよ
うに二次時定数の逆数に応じてすべり周波数を制御する
ので以下に示すような効果を萎すものである。
■ 励磁電流の調整と相挨って常に電動機一次電流を最
小にして最大トルクが得られるべく制御が行なわれるの
で、電動機は常に最大効率で運転され、省エネルギーと
云う時流に沿った運転方法を提供できる。
■ 所要の励磁電流を得る回路と、所要のすべり周波数
の指令信号を発生させる回路とは単に1個の割算回路と
関数発生回路とであるから、非常に回路構成は簡素化さ
れ経済的なィンバータを提供できる。
■ ポンプ、プロワの如き負荷トルクが速度の2案に比
例して変化する負荷に本願を適用した場合、最小の消費
電力で且つ運転全域に渡って安定した運転を行なう事が
できるので、最も本願の特徴を何如なく発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従釆のすべり周波数制御を行なう電流形ィンバ
ータの構成を示すブロック図、第2図はその負荷として
の譲導電動機のベクトル関係を示すベクトル図、第3図
は本発明の一実施例を示す電流形ィンバータのブロック
構成図。 1は日頃変換部、2は逆変換部、4は負荷電動機、7は
速度制御用増幅器、10はリングカウンタ、14は電流
制御用増幅器、15は演算回路、16は関数発生回路。 第2図第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電流制御系をマイナーループとし、速度制御系をメ
    シヤーループとして電動機一次電流の振幅値を制御する
    順変換部と、電動機一次電圧検出信号をインバータ動作
    周波数で除算して得られる励磁電流を基に二次側自己イ
    ンダクタンスを補正して、この二次側自己インダクタン
    スと二次抵抗で決定される二次時定数をすべり周波数指
    令信号とし、この信号を基に一次電流の周波数を制御す
    る逆変換部とを有し、すべり周波数を前記二次時定数の
    逆数となるように制御したことを特徴とするインバータ
    の運転方法。
JP55081214A 1980-06-16 1980-06-16 インバ−タの運転方法 Expired JPS6011554B2 (ja)

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JPS579284A JPS579284A (en) 1982-01-18
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5053444A (en) * 1986-09-01 1991-10-01 Imperial Chemical Industries Plc Polymer additive concentrate

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5053444A (en) * 1986-09-01 1991-10-01 Imperial Chemical Industries Plc Polymer additive concentrate

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