JPH03218291A - 誘導電動機の制御装置 - Google Patents

誘導電動機の制御装置

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JPH03218291A
JPH03218291A JP2013947A JP1394790A JPH03218291A JP H03218291 A JPH03218291 A JP H03218291A JP 2013947 A JP2013947 A JP 2013947A JP 1394790 A JP1394790 A JP 1394790A JP H03218291 A JPH03218291 A JP H03218291A
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Shoji Mizoguchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、誘導電動機の制御装置に関するものである
[従来の技術] 第4図は、例えば電気学会論文誌、昭和62年、D、1
07巻2号P161 『大容量誘導電動機の高性能制御
法』に示された従来のベクトル制御装置よりトルク分電
流指令、iq*と励磁分電流指令id9との発生過程ま
でを抜粋して示した誘導電動機の制御装置の構成を示す
ブロック図であり、図において、1は速度コントロール
手段、2は磁束設定手段としての磁束設定器、3は磁束
コントロール手段である。
次に動作について説明する。まず周知の誘導電の速度偏
差ΔNを速度コントローラ1によって増幅し、誘導電動
機の必要な発生トルクに相当するトルク分電流指令iq
*を発生する。また、磁束設定器2によって誘導電動機
内部に発生させる磁束の磁束指令値φ2′が出力され、
演算によって求められた内部磁束指定値φ2とつき合わ
されその磁束偏差Δφ2を磁束コントロール手段3によ
って増幅することにより誘導電動機の励磁電流に相当す
る励磁分電流指令id9が出力される。第4図はベクト
ル制御構成図を簡単化して示しているために記載してい
ないが、上記トルク分電流指令iq8と励磁分電流指令
id9とにより、誘導電動機の1次電流ベクトルlIの
振幅1乙1 1と位相θとが決定され、結果的に直流機
の他励システムと同等のベクトル制御が実現される。
[発明が解決しようとする課題] 従来の誘導電動機の制御装置は、以上のように構成され
ているので、ベクトル制御の軽負荷時においても励磁分
電流指令id゜が一定であるため力率が悪《、また、一
次電流振幅が太き《、運転効率が悪いという課題があっ
た。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、軽負荷時においても、同一トルクを出力する時
には銅損、鉄損共に従来の制御装置に比較して少な《か
つ、一次電流振幅幅が最小となるように電流ベクトルを
制御して高効率の運転が可能な誘導電動機の制御装置を
得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る誘導電動機の制御装置は、磁束コントロ
ール手段の入力として所定の時定数をもって変化する信
号を出力する積分手段と、前記積分手段の入力として一
定速度を検出する一定速度検出手段と、前記トルク分電
流指令iq3と励磁分電流指令id0との比が1となる
ように励磁分電流を調節する励磁分電流調節手段と、前
記一定速度検出手段と励磁分電流調節手段の出力を取込
み、結果を前記積分手段に与える乗算手段とをもって構
成したものである。
[作用] この発明における励磁分電流調節手段はトルク分電流指
令iq9と励磁分電流指令id゛との比がIiq” /
id”  l=1となるように励磁分電流idの指令値
を変更してフィードハック制御し、同一トルクを得るの
に一次電流振幅が最小の電流ベクトルとなるように動作
する。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図中
、第4図と同一の部分は同一の符号をもって図示した第
1図において、4は速度偏差ΔNにより一定速度を検出
する一定速度検出手段としてのヒステリシス・コンパレ
ータ(以下、コンパレータ)、5はi q* / i 
d *の比を求める除算手段としての除算器、6は除算
器5の結果がiq”/id”l>1の時に負出力、また
、iq”/id”l<1の時に正出力を発生する2値の
ヒステリシス・コンパレータ(以下、コンパレータ)、
7は乗算手段としての乗算器、8はある時定数を有する
積分手段としての積分器である。9は磁束指令値φ2′
の上下Il!リミッタである。
また、10は相互インダクタンスの変化を表わす係数M
である。第2図は、同一トルク( T = const
=k−iq−id)を発生するiq/idの関係を示し
た説明図で誘導電動機の一次電流振幅i,l(=ノiq
2+id2)は同図C点で示すようにiq,’ict=
iのπ/4の場合が最小となることがわかる。ここで、
除算器5、コンパレータ6及び係数10を総称して励磁
分電流調節手段と呼ぶ。
第3図は相互インダクタンスの変化を表わす係数MIO
と励磁分電流idとの相関関数を示す図である。
次に動作について説明する。まず、定速検出のためのコ
ンバレータ4にて、速度指令N1と実検出速度Nとの速
度偏差 ΔNがある範囲内に入っている場合には、定常
運転状態であると判断して除算器5によりトルク分電流
指令iq゜と係数Mを含んだ励磁分電流指令L d” 
 (=M−i d” )との比iq”/id’”を演算
して上、下限2値のコンバレータ6で以下の判定を行う
。すなわち、iq” /id”  l<1の時には第2
図に示すように一次電流振幅1i,IはB点にあり、コ
ンレ 7F△ク6からは正が出力されて、乗算器7によってコ
ンパ1/一夕4の出力と乗算し正の出力を積分器8に出
力する。積分器8ではこの入力を積算しその後で正出力
を磁束設定器2の出力である磁束指令値φ2゜から減算
する。この演算制御は磁束コン1・ローラ3から見ると
、第3図に示すように内部磁束指定値φ,が減少したこ
とに等しく、結果としてその出力である励磁分電流指令
id゛ぱ減少する。こうして、l i q” / i 
d”lは増加しその値が1にほぼ等しくなった状態でコ
ンバレータ6の出力が反転し、負出力を発生し、励磁電
流指令id9のそれ以」二の減少を抑える。また、iq
”/id’這〉1の時には、第2図に示すように、一次
電流振幅1i,lはA点にあり、逆の動作となる。また
、積分器8の時定数が、誘導電動機の2次回路時定数T
2より小であると磁束コントロール手段3の出力にフォ
ーシング項が過大に現われ、安定動作しないために積分
器8の時定数は2次回路時定数T2より十分太き《設定
される。このようにして除算器5の結果がliq’/i
d”l==F1に制御されると軽負荷時においては第2
図に示すように、一次電流振幅1j1 1がiqc=i
dcの同一トルク出力時において最小(C点)となるた
め、銅損も最小となる。また、定格の励磁分電流idよ
りも更に減少すると内部磁束も減少するため鉄損等も減
少方向となり高効率運転が可能となる。上下限リミッタ
9は、最終段の磁束基準に対し、上限は磁束設定器2の
出力となり実検出速度Nによる可変リミッタとして作用
し、誘導電動機の過励磁を防止する。又、下限値は不足
励磁による脱調を防止するための制限値として作用する
係数10の励磁分電分idと誘導電動機の相互インダク
タンス係数Mは、以上のように作用し、出力トルクTは
鉄心の磁気飽和が無い場合、1・ルク電流iqと励磁分
電流jdの積に比例して、i q / i d = 1
の時にli.lが最小となるが、磁気飽和が一般的には
存在し、その影響を補償するため、第3図に示すような
相互インダクタンスの係数Mが設けられている。この理
由は、出力1〜ルクT oc i q・φ2で定常状態
においてφ2M−i dとなり、磁気飽和がなく係数M
が一定なら、上記説明(Tociq−id)が成立する
。又磁気飽和が存在し、該相互インダクタンスの係数M
が一定でなければ第3図に示すような係数Mの変化を励
磁分電流指令id1に乗じM−id”=id0゜とし、
第1図のid”とすることにより、該相互インダクタン
スの係数Mの変化の影響を補償して、Iiq” /id
”l=1とすることにより1111を最小とすることが
可能となる。
−ヒ記は、定常状態での高効率運転動作の説明であるが
、加減速時のような大きな出力トルクが必要な場合には
、第1図に示すコンパレータ4の出力が零となり、積分
器8の電荷をある時定数(誘導電動機の2次回路時定数
T2より十分長い)で放電することにより、最終的には
、磁束設定器2の出力で磁束を発生するよう動作し、十
分な出力1〜ルクが得られることになる。
なお、上記実施例では、ヒステリシス・コンパレータ4
,6を用いた例について説明したが、これと同等の動作
をする機能素子であれば他の手段であってもよく、上記
実施例と同様の効果を奏する。また、コンパレター6は
人力の絶対値をとって片側のコンバレータとしても良い
更に、本実施例では機能動作を回路形式で構成した例に
ついて説明したが、ソフトウエア的にCPUの演算によ
って実行するように構成しても良《、上記実施例と同様
の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、磁束コントロール手段
の入力としての積分手段と、その積分手段としての一定
速度検出手段と、前記トルク分電流指令と励磁分電流指
令との比が1となるように励磁分電流を調節する励磁分
電流調節手段と、前記一定速度検出m手段と励磁分電流
調節手段の出力を乗算して結果を積分手段に入力する乗
算手段とをもって制御装置を構成したので、定常時にお
ける一定遠軽負荷時の高効率運転が可能となる他、加減
速時の過渡時にも自動的に磁束が強まり、十分な出力ト
ルクを得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による誘導電動機の制御
装置の一部ブロック構成図、第2図は同一トルク発生時
の電流ベクトル説明図、第3図は励磁分電流idと相互
インダクタンスMの相関図,第4図は従来の誘導電動機
の制御装置の一部ブロック図である。 図において、1は速度コントローラ(速度コントロール
手段)、2は磁束設定器(磁束設定手段)、3は磁束コ
ントローラ(磁束コントロール手段、4はコンパレータ
(一定速度検出手段)、7は乗算器(乗算手段)、8は
積分器(積分手段).5,6.10は励磁分電流調節手
段である.なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分
を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 指示された速度と実検出速度との偏差として速度コント
    ロール手段により増幅され出力される当該誘導電動機の
    必要な発生トルクに相当するトルク分電流指令と、磁束
    設定手段により設定された設定値との偏差として磁束コ
    ントロール手段で増幅され出力される当該誘導電動機の
    励磁電流に相当する励磁分電流指令とを夫々独立にベク
    トル制御する誘導電動機の制御装置において、前記磁束
    コントロール手段の入力として所定の時定数をもって変
    化する信号を出力する積分手段と前記積分手段の入力と
    して一定速度を検出する一定速度検出手段と、前記トル
    ク分電流指令と励磁分電流指令との比が1となるように
    励磁分電流を調節する励磁分電流調節手段と、前記一定
    速度検出手段と励磁分電流調節手段との出力を乗算し、
    該乗算結果を前記積分手段に入力する乗算手段とを備え
    たことを特徴とする誘導電動機の制御装置。
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