JPS6011418A - 抗炎症剤 - Google Patents
抗炎症剤Info
- Publication number
- JPS6011418A JPS6011418A JP11942683A JP11942683A JPS6011418A JP S6011418 A JPS6011418 A JP S6011418A JP 11942683 A JP11942683 A JP 11942683A JP 11942683 A JP11942683 A JP 11942683A JP S6011418 A JPS6011418 A JP S6011418A
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- JP
- Japan
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- substance
- compound
- dihydroxycholecalciferol
- formula
- inflammatory agent
- Prior art date
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- Granted
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、24.25−ジヒドロキシコレカルシフ10
−ルを活性成分としτ含有りる抗炎症剤に関”りる。
−ルを活性成分としτ含有りる抗炎症剤に関”りる。
本発明者等は、健康な人間体内に存在する内因性のもの
で安全性の証明されている物質についで鋭意研究した結
果、24.25−ジヒドロキシコレカルシフェロール(
以下、本物質又は24.25− (Of−1)2−D
と略す)が幾多の生理活性作用を有することを知見し、
既に抗高カルシウム血症作用、抗潰瘍作用、免疫機能低
下防止作用、マグネシウム代謝調節作用、抗高すン血症
作用、血糖調節作用。
で安全性の証明されている物質についで鋭意研究した結
果、24.25−ジヒドロキシコレカルシフェロール(
以下、本物質又は24.25− (Of−1)2−D
と略す)が幾多の生理活性作用を有することを知見し、
既に抗高カルシウム血症作用、抗潰瘍作用、免疫機能低
下防止作用、マグネシウム代謝調節作用、抗高すン血症
作用、血糖調節作用。
抗腫瘍作用を見出している。その後、研究を重ねた結果
、後記するごとき抗炎症作用を有することを知見し、本
発明に到達した。
、後記するごとき抗炎症作用を有することを知見し、本
発明に到達した。
本物質は後述づるごとく安全性の高い物質であり、且つ
抗炎症作用を有し−Cおり、抗炎症剤の活性成分どして
有用である。
抗炎症作用を有し−Cおり、抗炎症剤の活性成分どして
有用である。
本物質はいずれし公知物質で次のような構造を有し、例
えばAnthony W、 Norman、Vitam
inD;MOLECULARBIOLOGYAND C
LINICAL NIJ王RITION。
えばAnthony W、 Norman、Vitam
inD;MOLECULARBIOLOGYAND C
LINICAL NIJ王RITION。
MARCEL DEKKER,INC,p、1〜92(
1980)に開示されている。
1980)に開示されている。
24.25−COH)2−0324R,25−(OH)
−D23 H 24S、25−(OH) 2−D3 本物質ハ24R、25−(OH)2− D3.24S、
25−(Ol−1)−D 又はこれらの混合物であっ
てもよ3 いが特ニ24R,25−(Of−1)2−D3テaル;
lトlfi好ましい。本発明の抗炎症剤は活性成分とし
て上記の物質を含有し、下記に示ずごとき種々の製剤形
態で用いられる。本発明の抗炎症剤は、経口的、非経口
的経路又は直腸経路で投与され得るが、経口投与が好ま
しい。
−D23 H 24S、25−(OH) 2−D3 本物質ハ24R、25−(OH)2− D3.24S、
25−(Ol−1)−D 又はこれらの混合物であっ
てもよ3 いが特ニ24R,25−(Of−1)2−D3テaル;
lトlfi好ましい。本発明の抗炎症剤は活性成分とし
て上記の物質を含有し、下記に示ずごとき種々の製剤形
態で用いられる。本発明の抗炎症剤は、経口的、非経口
的経路又は直腸経路で投与され得るが、経口投与が好ま
しい。
本物質を有効成分とする製剤は錠剤、散剤、顆粒剤、坐
剤、カプセル剤、アルコール溶液剤、油性溶液剤、水性
懸濁液剤などの投与形態で用いられる。又油性溶媒とし
ては、中級脂肪酸のトリグリセライドエステル、コーン
油、綿実油、落花生油、魚肝油、油状エステルなどが用
いられる。又カカオ油、グリセリン等も好ましい。その
他の成分として乳糖、でんぷん、タルク、ステアリン酸
マグネシウム、ソルビン酸、ソルビン酸の塩、糖又はそ
の誘導体アルコール、生理食塩水、界面活性剤9M化防
止剤またはその他の医薬剤等を本物質と併用し得る。
剤、カプセル剤、アルコール溶液剤、油性溶液剤、水性
懸濁液剤などの投与形態で用いられる。又油性溶媒とし
ては、中級脂肪酸のトリグリセライドエステル、コーン
油、綿実油、落花生油、魚肝油、油状エステルなどが用
いられる。又カカオ油、グリセリン等も好ましい。その
他の成分として乳糖、でんぷん、タルク、ステアリン酸
マグネシウム、ソルビン酸、ソルビン酸の塩、糖又はそ
の誘導体アルコール、生理食塩水、界面活性剤9M化防
止剤またはその他の医薬剤等を本物質と併用し得る。
本物質は、単位投与形態の中に2xio−”〜4重量%
、好ましくは2×10 〜1重量%含有し得る。
、好ましくは2×10 〜1重量%含有し得る。
又、本物質は成人に対し1日当り0.1μg〜1×10
μQ1好ましくは0.5〜1×10 μす投与する。
μQ1好ましくは0.5〜1×10 μす投与する。
次に本物質の急性毒性を調べた結果を記す。
急性毒性:
ICR系雄マウス(体重25±317) 10匹を用い
て本物質をエタノールに溶解し、エタノール81度が2
%になるように中級脂肪酸のトリグリセライドエステル
に溶解し、経口(p、o、 )投与した。投与■はio
omg/kgである。投与後2週間中毒症状について観
察したが10匹とも異常なく生存した。屠殺後、通液、
生化学検査、解剖所見、病理紺械学的検索を行なったが
、2%エタノール含有中級脂肋酸のトリグリヒライドエ
ステルのみを投与したコントロール群と何らかわるとこ
ろがなかった。
て本物質をエタノールに溶解し、エタノール81度が2
%になるように中級脂肪酸のトリグリセライドエステル
に溶解し、経口(p、o、 )投与した。投与■はio
omg/kgである。投与後2週間中毒症状について観
察したが10匹とも異常なく生存した。屠殺後、通液、
生化学検査、解剖所見、病理紺械学的検索を行なったが
、2%エタノール含有中級脂肋酸のトリグリヒライドエ
ステルのみを投与したコントロール群と何らかわるとこ
ろがなかった。
従って、本物質の経口投与のLD の値は100m(+
0 /k(1以上であるので、活性型ビタミンD アナ口グ
といわれている1α−(OH)−D(経口投与のLD
は1mg/ kg以下である)と比較して本物0 質は極めて安全なものといえる。
0 /k(1以上であるので、活性型ビタミンD アナ口グ
といわれている1α−(OH)−D(経口投与のLD
は1mg/ kg以下である)と比較して本物0 質は極めて安全なものといえる。
以下に実施例を例示して本発明の効果を具体的に説明す
る。なお、実施例中で使用した本物質は、24R,25
−(OH)2−D3であり、その24位の光学異性体の
構造確認はT etralledron L ette
rsNo、26.0.2203〜2206.1975を
参照して行なった。
る。なお、実施例中で使用した本物質は、24R,25
−(OH)2−D3であり、その24位の光学異性体の
構造確認はT etralledron L ette
rsNo、26.0.2203〜2206.1975を
参照して行なった。
衷m+mi
抗炎症作用
1)カラゲニン浮腫抑制作用
Van Arman et al、(1963)の方法
に従い、1群10匹のラットに、McT(08〜C□。
に従い、1群10匹のラットに、McT(08〜C□。
のカルボン酸のトリグリセライドエステル)に溶がした
本物質100μQ/koを強制経口投与し、投与6時間
後に右後肢足蹴に1%Carragcenin生食懸濁
液を0.11注射し、経時的に定容積を測定し、次式に
より抑制率をめた。
本物質100μQ/koを強制経口投与し、投与6時間
後に右後肢足蹴に1%Carragcenin生食懸濁
液を0.11注射し、経時的に定容積を測定し、次式に
より抑制率をめた。
(1−T/C) x 100= 1. R,(%)T:
木物質投与nY平均足踵容積 C: 対照群足蹴容積(MCTのみ投与)その結果、本
物質の浮腫抑制率は15.4%であった。
木物質投与nY平均足踵容積 C: 対照群足蹴容積(MCTのみ投与)その結果、本
物質の浮腫抑制率は15.4%であった。
2)肉芽腫抑制作用
Winter et al、 (1963)の方法に従
い、1群6匹のラットの背部皮下に正中線を左右対称と
し30± 1n+gのCotton wool pel
letを21[!lI植込み、MO]−に溶かした本物
質10μg/koを7日間連続杆口投与し、81」目に
肉芽を摘出し、乾燥重量を測定し、上記1)と同様に抑
制率をめたところ、抑制率は22.4%であった。
い、1群6匹のラットの背部皮下に正中線を左右対称と
し30± 1n+gのCotton wool pel
letを21[!lI植込み、MO]−に溶かした本物
質10μg/koを7日間連続杆口投与し、81」目に
肉芽を摘出し、乾燥重量を測定し、上記1)と同様に抑
制率をめたところ、抑制率は22.4%であった。
3)抗滲出作用
3aris et at、(1965)らの方法に従い
、1群6匹のラッ1−の背部皮下に空気を注入してポー
チを作製し、ポーチ中に1%Croton oil (
ゴマ油中) 0.5mlを注入、MCTに溶かした本物
質10μQ/kUを5日間連続軽口投与し、61目にポ
ーチ内の滲出液1を測定し、」−記1)と同様に抑制率
をめたところ、抑制率は17.8%であった。
、1群6匹のラッ1−の背部皮下に空気を注入してポー
チを作製し、ポーチ中に1%Croton oil (
ゴマ油中) 0.5mlを注入、MCTに溶かした本物
質10μQ/kUを5日間連続軽口投与し、61目にポ
ーチ内の滲出液1を測定し、」−記1)と同様に抑制率
をめたところ、抑制率は17.8%であった。
これらの結果より本物質は抗炎症剤としC有用であるこ
とが判る。
とが判る。
実施例2
アルゴンをバブリングしながら400W高圧水銀ランプ
で12時間照射してパーAキシドを消失・除去ヒしめた
MCT 1kgk−24R,25−(Off) −D3 を0.5μg含有するように下記剤皮成分を加温溶解し
、軟カブレル製迄機を用いC常法にJ、り軟カプセル剤
を作製した。
で12時間照射してパーAキシドを消失・除去ヒしめた
MCT 1kgk−24R,25−(Off) −D3 を0.5μg含有するように下記剤皮成分を加温溶解し
、軟カブレル製迄機を用いC常法にJ、り軟カプセル剤
を作製した。
剤皮処方例
ゼラチン 10重量部
グリセリン 2重量部
防腐剤(エチルパラベン) 0.05重開部チタンホワ
イlへ 0.2重量部 水 0.2重用部 (最終形態に於Glる重量部) 同様にして 1カプセル中に 1μ0. 2μQ、5μ
9又は10μQ含有するものをそれぞれ作製した。
イlへ 0.2重量部 水 0.2重用部 (最終形態に於Glる重量部) 同様にして 1カプセル中に 1μ0. 2μQ、5μ
9又は10μQ含有するものをそれぞれ作製した。
Claims (2)
- (1)24.25−ジヒドロキシコレカルシフェロール
を有効成分とする抗炎症剤。 - (2) 24.25−ジヒドロキシ]しカルシフェロー
ルが24R,25−ジヒドロキシコレカルシフェロール
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
抗炎症剤。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11942683A JPS6011418A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 抗炎症剤 |
US06/620,923 US4501738A (en) | 1983-06-30 | 1984-06-15 | Pharmaceutical composition containing 24,25-dihydroxycholecalciferol as an active ingredient to treat pain, pyrexia or inflammatory diseases |
IT21627/84A IT1176336B (it) | 1983-06-30 | 1984-06-27 | Composizione farmaceutica contenente come ingrediente attivo 24,25-diidrossicolecalciferolo |
BE0/213228A BE900026A (fr) | 1983-06-30 | 1984-06-28 | Composition pharmaceutique contenant du 24,25-dihydroxy-cholecalciferol. |
US06/656,760 US4534975A (en) | 1983-06-30 | 1984-10-01 | Pharmaceutical composition containing 24,25-dihydroxycholecalciferol in methods of treatment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11942683A JPS6011418A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 抗炎症剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6011418A true JPS6011418A (ja) | 1985-01-21 |
JPS6221328B2 JPS6221328B2 (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=14761151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11942683A Granted JPS6011418A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 抗炎症剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011418A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009010190A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Daihen Corp | インダクタ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02111427U (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-06 |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP11942683A patent/JPS6011418A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009010190A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Daihen Corp | インダクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6221328B2 (ja) | 1987-05-12 |
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