JPS60111688A - ミシンの自動糸通し装置 - Google Patents
ミシンの自動糸通し装置Info
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- JPS60111688A JPS60111688A JP21828283A JP21828283A JPS60111688A JP S60111688 A JPS60111688 A JP S60111688A JP 21828283 A JP21828283 A JP 21828283A JP 21828283 A JP21828283 A JP 21828283A JP S60111688 A JPS60111688 A JP S60111688A
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- Japan
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- threading
- sewing machine
- catching
- lever
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は、上糸を針の目礼に自動的に挿通する糸通し
部材を有するミシンにおいて、前記糸通し部材の操作と
連動して上糸を所定の糸供給経路に沿って糸掛けし得る
機構を併設したミシンの自動糸通し装置に関するもので
ある。
部材を有するミシンにおいて、前記糸通し部材の操作と
連動して上糸を所定の糸供給経路に沿って糸掛けし得る
機構を併設したミシンの自動糸通し装置に関するもので
ある。
従来技術
ミシンを使用して縫製を行うに際し、糸こまから繰出し
た上糸を針の目礼に通す操作に先立って、前記上糸を予
め定められた順序に従って糸調子装置、糸取りばね体お
よび天秤等の各部材に掛は渡す糸掛は操作が必要とされ
る。しかしこの糸掛は操作は繁雑であり、しかも所定の
順序を遵守しなければならないため、ミシンを常時使う
立場にない使用者はミシン縫製の都度、マニュアルを参
照しなければならず、この糸掛は操作の簡略化乃至自動
化が要請されている。なお最近は上糸を針の目礼に簡単
に通すことのできる糸通し部材を備えたミシンが商品化
されているが、この糸通し部材は単に上糸を針の目孔に
挿通するのを補助するべく機能するだけであって、糸調
子皿や糸取りばね体等の糸供給経路における糸掛けを簡
略化したり容易にしたりするものではない。そこで所定
の順序に従って糸掛けを機械的連動動作によりなし得る
ミシンの自動糸通し装置につき、本件出願人は別途特願
昭57−204249号として特許出願を行った。この
特許出願に係る発明は、従来の手操作に替えて糸掛は操
作を機械動作により確実になし得る点において高く評価
し得るものであるが、その反面機構が複雑であってなお
改良の余地が残されていた。
た上糸を針の目礼に通す操作に先立って、前記上糸を予
め定められた順序に従って糸調子装置、糸取りばね体お
よび天秤等の各部材に掛は渡す糸掛は操作が必要とされ
る。しかしこの糸掛は操作は繁雑であり、しかも所定の
順序を遵守しなければならないため、ミシンを常時使う
立場にない使用者はミシン縫製の都度、マニュアルを参
照しなければならず、この糸掛は操作の簡略化乃至自動
化が要請されている。なお最近は上糸を針の目礼に簡単
に通すことのできる糸通し部材を備えたミシンが商品化
されているが、この糸通し部材は単に上糸を針の目孔に
挿通するのを補助するべく機能するだけであって、糸調
子皿や糸取りばね体等の糸供給経路における糸掛けを簡
略化したり容易にしたりするものではない。そこで所定
の順序に従って糸掛けを機械的連動動作によりなし得る
ミシンの自動糸通し装置につき、本件出願人は別途特願
昭57−204249号として特許出願を行った。この
特許出願に係る発明は、従来の手操作に替えて糸掛は操
作を機械動作により確実になし得る点において高く評価
し得るものであるが、その反面機構が複雑であってなお
改良の余地が残されていた。
目的
この発明は、従来操作者にとって面倒な手作業を要して
いた糸掛は操作の実情に鑑み、前記欠点を解決するべく
案出されたものであって、上糸を釦の目孔に通すための
糸通し信相を備えたミシンにおいて、前記糸通し部材を
作動させるための操作に伴い、上糸を予め定められた経
路に沿って順次糸掛けを確実になし得る簡単な構成に係
るミシンの自動糸通し装置を提供することを目的とする
。
いた糸掛は操作の実情に鑑み、前記欠点を解決するべく
案出されたものであって、上糸を釦の目孔に通すための
糸通し信相を備えたミシンにおいて、前記糸通し部材を
作動させるための操作に伴い、上糸を予め定められた経
路に沿って順次糸掛けを確実になし得る簡単な構成に係
るミシンの自動糸通し装置を提供することを目的とする
。
実施例
次に、本発明に係るミシンの自動糸通し装置につき好適
な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。第1図は本発明に係る自動糸通し装置を備え
たミシンにおいて、面板を取外した状態で示すミシンヘ
ッドの正面図、第2図は面板を取伺けた状態でのミシン
ヘッドの一部縦断側面図、第3図は第2図に示すミシン
ヘッドの一部横断平面図であり、第4図は本発明に係る
糸掛は機構の概要を示す分解斜視図である。図において
参照符号10はミシン機枠を示し、このミシン機枠10
の前方に位置する頭部には面板12が着脱自在に装着さ
れている。なお図示しないが、ミシン機枠10の一部を
構成するアーム14の上面には糸立て棒が直立配置され
、この糸立て棒に上糸供給源としての糸こまが挿通支持
されるようになっている。
な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。第1図は本発明に係る自動糸通し装置を備え
たミシンにおいて、面板を取外した状態で示すミシンヘ
ッドの正面図、第2図は面板を取伺けた状態でのミシン
ヘッドの一部縦断側面図、第3図は第2図に示すミシン
ヘッドの一部横断平面図であり、第4図は本発明に係る
糸掛は機構の概要を示す分解斜視図である。図において
参照符号10はミシン機枠を示し、このミシン機枠10
の前方に位置する頭部には面板12が着脱自在に装着さ
れている。なお図示しないが、ミシン機枠10の一部を
構成するアーム14の上面には糸立て棒が直立配置され
、この糸立て棒に上糸供給源としての糸こまが挿通支持
されるようになっている。
第1図に示す如く、アーム14の前方端面には所要の形
状輪郭を有する取付板16が固定され、この取付板16
の左上端部および背面部には夫々糸案内18および糸調
子皿20が配設固定されている。前記糸案内18は取付
板16の左肩部に沿い若干の間隙を保持して延在する案
内溝22aが形成された糸案内板22と、取付板16に
固着され糸案内板22の面部と弾力的に当接して前記案
内溝22aの開成端を閉塞する弾性板24とから構成さ
れ、後述するように前記糸供給源(糸こま)から繰出さ
れた上糸26は、案内−溝22aを経た後、糸案内板2
2と弾性板24との間を通過して右方へ引出されるよう
になっている。糸調子皿20は糸案内18から到来する
上糸26を挾持して、該上糸26に適度の張力を付与す
るものであって、公知の糸調子装置の一部を構成してい
る。
状輪郭を有する取付板16が固定され、この取付板16
の左上端部および背面部には夫々糸案内18および糸調
子皿20が配設固定されている。前記糸案内18は取付
板16の左肩部に沿い若干の間隙を保持して延在する案
内溝22aが形成された糸案内板22と、取付板16に
固着され糸案内板22の面部と弾力的に当接して前記案
内溝22aの開成端を閉塞する弾性板24とから構成さ
れ、後述するように前記糸供給源(糸こま)から繰出さ
れた上糸26は、案内−溝22aを経た後、糸案内板2
2と弾性板24との間を通過して右方へ引出されるよう
になっている。糸調子皿20は糸案内18から到来する
上糸26を挾持して、該上糸26に適度の張力を付与す
るものであって、公知の糸調子装置の一部を構成してい
る。
取付板16の右上部前方には天秤28が揺動自在に配設
され、図示しないベルクランク機構を介して所定の糸引
上げ運動が付与されるようになっている。天秤28は上
糸を挿通係止するためのスリット28aを有し、このス
リット28aは第1図に示すように針棒30を引上げて
m製を待機している初期状態において、スリット開口始
端となる天秤先端を斜め右」1方に指向させ、かつ前記
取付板16の水平頂部より若干突出させるよう位置設定
されている。また同じく第1図において、前記取(J板
16の中間部右下方には適宜の弾性線材を所要の形状に
折曲してなる糸取りばね体32が固定されている。この
糸取りばね体32の開放端部32aは、後述する糸捕捉
部材6oに設けた捕捉部60aが移動する通過軌跡に臨
んでおり、一連の糸掛けおよび糸通し動作の終期近傍に
おいて上糸を引張ることによって、該上糸が糸取りばね
体32に掛着されるようになっている。そして前述した
糸調子皿20、天秤28および糸取りばね体32の所定
の糸掛は部位をもって一連の糸供給経路が形成され、こ
の経路は更に線引42の目孔4oにまで続くものである
。
され、図示しないベルクランク機構を介して所定の糸引
上げ運動が付与されるようになっている。天秤28は上
糸を挿通係止するためのスリット28aを有し、このス
リット28aは第1図に示すように針棒30を引上げて
m製を待機している初期状態において、スリット開口始
端となる天秤先端を斜め右」1方に指向させ、かつ前記
取付板16の水平頂部より若干突出させるよう位置設定
されている。また同じく第1図において、前記取(J板
16の中間部右下方には適宜の弾性線材を所要の形状に
折曲してなる糸取りばね体32が固定されている。この
糸取りばね体32の開放端部32aは、後述する糸捕捉
部材6oに設けた捕捉部60aが移動する通過軌跡に臨
んでおり、一連の糸掛けおよび糸通し動作の終期近傍に
おいて上糸を引張ることによって、該上糸が糸取りばね
体32に掛着されるようになっている。そして前述した
糸調子皿20、天秤28および糸取りばね体32の所定
の糸掛は部位をもって一連の糸供給経路が形成され、こ
の経路は更に線引42の目孔4oにまで続くものである
。
ミシンヘッドには、公知の機構として釦枠支枠3Gがそ
の上端部を支軸38により軸支されて揺動自在に垂下し
ており、第1図においてこの針棒支枠36の後方には針
棒30が上下動自在に挿通支持されている。針棒30の
下端には、目礼40を有する縫針42が針抱き44を介
して取イ1(づられでいる。また前記引棒支枠36の手
前側には、図示しない圧縮ばねにより常時下方に向けて
付勢された糸通し棒46が上下動自在に挿通支持され、
この糸通し捧46の下端部には糸掛け/18aおよびフ
ック48bを備えた糸通し部材48が固定されている。
の上端部を支軸38により軸支されて揺動自在に垂下し
ており、第1図においてこの針棒支枠36の後方には針
棒30が上下動自在に挿通支持されている。針棒30の
下端には、目礼40を有する縫針42が針抱き44を介
して取イ1(づられでいる。また前記引棒支枠36の手
前側には、図示しない圧縮ばねにより常時下方に向けて
付勢された糸通し棒46が上下動自在に挿通支持され、
この糸通し捧46の下端部には糸掛け/18aおよびフ
ック48bを備えた糸通し部材48が固定されている。
前記糸通し棒46は、引張はね50により邦に上方に向
けて引張付勢された半円筒状の糸通し作動部材52に摺
動自在に嵌挿され、当該部材52の」二部に斜めに穿設
したスロット54に、前記糸通し捧46に直角に交差す
るように挿通したピン56の一部が嵌挿されている。そ
して糸通し作動部材52を後述する操作体62を介して
下方へ押圧伺勢してやれば、前記糸道し捧46は糸通し
作動部材52と共に所定のストロークだけ垂直に降下(
軸周りに回動することなく)シ、次いで前記ビン56と
斜めスロッ1−54との力l−作用下に該糸通し棒46
はその中心軸線の周りに時計方向に所定角度回動して、
前記糸通し部材48に線側42における目孔40への糸
通し運動を付与する。
けて引張付勢された半円筒状の糸通し作動部材52に摺
動自在に嵌挿され、当該部材52の」二部に斜めに穿設
したスロット54に、前記糸通し捧46に直角に交差す
るように挿通したピン56の一部が嵌挿されている。そ
して糸通し作動部材52を後述する操作体62を介して
下方へ押圧伺勢してやれば、前記糸道し捧46は糸通し
作動部材52と共に所定のストロークだけ垂直に降下(
軸周りに回動することなく)シ、次いで前記ビン56と
斜めスロッ1−54との力l−作用下に該糸通し棒46
はその中心軸線の周りに時計方向に所定角度回動して、
前記糸通し部材48に線側42における目孔40への糸
通し運動を付与する。
なお前述した糸通し捧4G、糸通し部材48および糸通
し作動部材52から構成される糸通し機構については、
本件出願人の別の出願に係る実開昭54−/13878
号公報に詳細に開示されている。
し作動部材52から構成される糸通し機構については、
本件出願人の別の出願に係る実開昭54−/13878
号公報に詳細に開示されている。
次に本発明の要旨をなす糸掛は機構の詳細につき、当該
機構を分解斜視状態で示した第4図を参照して説明する
。この糸掛は機構は、予め糸掛けすノ\き位置が定めら
れた糸供給経路に対応した形状に設定さjした案内面を
有する板状の案内体58と、前記」1糸2Gを捕捉して
前記案内面に沿って糸掛は運動を行う糸捕捉部材60と
、ミシン面板12に摺動自在に装着された操作体62と
、前記操作体62と糸捕捉部材材および糸通し部材48
とを作動的に連結して糸掛は運動および糸通し運動を行
わせる連結部材64とから基本的に構成される。すなわ
ち第1図および第4図において符号58で示す案内体は
、後述する糸捕捉部材60の先端に形成した捕捉部60
aに所要の糸掛は運動を付与するものであって、この目
的のために案内体58に案内面58aが形成されている
。この案内面58aは、ミシン機枠lOに設けた前記糸
調子装置(糸調子皿20)並びに糸取りばね休32の配
設位置および前記天秤28の所定の停止位置(第1図に
示す如く、針棒30が上昇限弄に達して縫製開始を待機
している位置)を夫々通る経路の形状に対応した形状に
穿設された抜き溝として形成され、前記経路の形状は、
後述する捕捉部60aが辿る軌跡として第5図に2点鎖
線で示されている。このように所要形状をなす抜き溝と
しての案内面58aがg設された前記案内体58は、第
1図および第2図に示す如く、ミシンヘットに装着され
る面板12の内部所定位置にねし66.66を介して垂
直に取付けられている。そして前記案内面58aに第4
図に示す糸通しスライダ68のガイド軸70(何れも後
述)が摺動自在に臨まされて、前記捕捉部60aに第5
図に示す軌跡を辿って移動する糸掛は運動を付与するも
のである。
機構を分解斜視状態で示した第4図を参照して説明する
。この糸掛は機構は、予め糸掛けすノ\き位置が定めら
れた糸供給経路に対応した形状に設定さjした案内面を
有する板状の案内体58と、前記」1糸2Gを捕捉して
前記案内面に沿って糸掛は運動を行う糸捕捉部材60と
、ミシン面板12に摺動自在に装着された操作体62と
、前記操作体62と糸捕捉部材材および糸通し部材48
とを作動的に連結して糸掛は運動および糸通し運動を行
わせる連結部材64とから基本的に構成される。すなわ
ち第1図および第4図において符号58で示す案内体は
、後述する糸捕捉部材60の先端に形成した捕捉部60
aに所要の糸掛は運動を付与するものであって、この目
的のために案内体58に案内面58aが形成されている
。この案内面58aは、ミシン機枠lOに設けた前記糸
調子装置(糸調子皿20)並びに糸取りばね休32の配
設位置および前記天秤28の所定の停止位置(第1図に
示す如く、針棒30が上昇限弄に達して縫製開始を待機
している位置)を夫々通る経路の形状に対応した形状に
穿設された抜き溝として形成され、前記経路の形状は、
後述する捕捉部60aが辿る軌跡として第5図に2点鎖
線で示されている。このように所要形状をなす抜き溝と
しての案内面58aがg設された前記案内体58は、第
1図および第2図に示す如く、ミシンヘットに装着され
る面板12の内部所定位置にねし66.66を介して垂
直に取付けられている。そして前記案内面58aに第4
図に示す糸通しスライダ68のガイド軸70(何れも後
述)が摺動自在に臨まされて、前記捕捉部60aに第5
図に示す軌跡を辿って移動する糸掛は運動を付与するも
のである。
第4図に全体形状を明確に図示される糸捕捉部材(30
は、その」二部自由端に前記上糸供給源から到来する−
に糸26を捕捉し易いように特殊な形状しこIJ7曲さ
れた捕捉部60aを一体的に有し、その下部口111端
は後述する糸通しスライダ68しこ取イ]けら4して、
がj2案内休58に設けた案内面58aに沿っ°C移動
させられるようになっている。そしてと4しにより捕捉
部602)は前記所定の糸掛は経路を辿る糸掛は運動を
11うちのである。すなわち第3図に示すように、取f
、J板1Gより前方に突出するミシン(幾枠10の垂直
端面には支持板72がねじ74により固定され、この支
持板72の下方に、「<」字状iこ形成しへ回動レバー
76の一端部が支持1Illll 78を介して所定中
心角の範囲内で垂直旋回自在に軸支されている(第1図
参照)。なお支持板72を回動レバー7Gの一端部との
間には、前記支持軸78に挿通支持さ扛た捩りばね80
が弾力的に介Ii′!+されて、前記回動レバー76を
常には第1図および第5図に示す実線位置に保持するよ
う弾力的に持[−げf、α持している。ずなわちこの捩
りばね80は、糸捕捉部材60の捕捉部60aが糸調子
皿20、糸取りばね体32および天秤28の内の何れよ
りも前記上糸供給源に最も近い糸供給経路中の位置の近
傍であって、かつ糸供給経路から外れた所定位置に位置
するように、前記回動レバー76を常時上方付勢する弾
性体である。
は、その」二部自由端に前記上糸供給源から到来する−
に糸26を捕捉し易いように特殊な形状しこIJ7曲さ
れた捕捉部60aを一体的に有し、その下部口111端
は後述する糸通しスライダ68しこ取イ]けら4して、
がj2案内休58に設けた案内面58aに沿っ°C移動
させられるようになっている。そしてと4しにより捕捉
部602)は前記所定の糸掛は経路を辿る糸掛は運動を
11うちのである。すなわち第3図に示すように、取f
、J板1Gより前方に突出するミシン(幾枠10の垂直
端面には支持板72がねじ74により固定され、この支
持板72の下方に、「<」字状iこ形成しへ回動レバー
76の一端部が支持1Illll 78を介して所定中
心角の範囲内で垂直旋回自在に軸支されている(第1図
参照)。なお支持板72を回動レバー7Gの一端部との
間には、前記支持軸78に挿通支持さ扛た捩りばね80
が弾力的に介Ii′!+されて、前記回動レバー76を
常には第1図および第5図に示す実線位置に保持するよ
う弾力的に持[−げf、α持している。ずなわちこの捩
りばね80は、糸捕捉部材60の捕捉部60aが糸調子
皿20、糸取りばね体32および天秤28の内の何れよ
りも前記上糸供給源に最も近い糸供給経路中の位置の近
傍であって、かつ糸供給経路から外れた所定位置に位置
するように、前記回動レバー76を常時上方付勢する弾
性体である。
回動レバー76の他方の自由端部には、該レバー76を
第1図に示す如く支持板72に軸支した状態において前
記案内体58の案内面58aと交差する方向に延在する
長溝82が穿設されている。
第1図に示す如く支持板72に軸支した状態において前
記案内体58の案内面58aと交差する方向に延在する
長溝82が穿設されている。
そして前記回動レバー76の自由端部76aを外方から
摺動自在に抱持する糸通しスライダ68の基体に突設し
たガイド軸70が、前記長溝82に挿通されると共に、
回動レバー7Gの前方(第2図において左方)に垂直配
置した案内体58の案内面58aに挿通されるようにな
っている。
摺動自在に抱持する糸通しスライダ68の基体に突設し
たガイド軸70が、前記長溝82に挿通されると共に、
回動レバー7Gの前方(第2図において左方)に垂直配
置した案内体58の案内面58aに挿通されるようにな
っている。
糸通しスライダ68は、第4図に示すようにブロック状
の基体68aと、その左右側面に固着された一対の抱持
板68b、68bどからなり、その抱持板68bはその
口出端部を基体68aの前方内方へ直角に折曲させて、
基体前面との間に前記回動レバー76の板厚に相当する
間隙を保持している。
の基体68aと、その左右側面に固着された一対の抱持
板68b、68bどからなり、その抱持板68bはその
口出端部を基体68aの前方内方へ直角に折曲させて、
基体前面との間に前記回動レバー76の板厚に相当する
間隙を保持している。
糸通しスライダ68は、その基体6.8 aを回動レバ
ー76の自由端部76aにおける背面に位置させ。
ー76の自由端部76aにおける背面に位置させ。
前記一対の抱]゛−テ板68b、68bにより該回動レ
バー76を両側部から抱持するよう嵌合させることによ
り、1)1j記スライダ68は回動レバー76に対し摺
動自在に支持さ4Lる。糸通しスライダ68の基部1)
;1面には、先端が截頭円錐状に形成され外周に凹iK
7 (l aが周設されたガイド軸70が突設され、
このガイド軸70は、人ライダ68を回動レバー7Gに
支持した状態において前記長溝82に挿通されて、前方
へ突出するようになっている。そして前記糸通しスライ
ダ68の背面に第2図に示すように前記糸捕捉部目60
の下部−出端(第4図に符号60bどして示す)が埋設
固定されて、該糸捕捉部目60を垂直支持している。
バー76を両側部から抱持するよう嵌合させることによ
り、1)1j記スライダ68は回動レバー76に対し摺
動自在に支持さ4Lる。糸通しスライダ68の基部1)
;1面には、先端が截頭円錐状に形成され外周に凹iK
7 (l aが周設されたガイド軸70が突設され、
このガイド軸70は、人ライダ68を回動レバー7Gに
支持した状態において前記長溝82に挿通されて、前方
へ突出するようになっている。そして前記糸通しスライ
ダ68の背面に第2図に示すように前記糸捕捉部目60
の下部−出端(第4図に符号60bどして示す)が埋設
固定されて、該糸捕捉部目60を垂直支持している。
前記回動レバー76の適宜位置には、第4図に明確に示
すように、ばね係着ピン84および外周に湾曲陥凹溝を
周設したばね支持ピン86が固定され、前記ばね係着ピ
ン84と前記長溝82を介して突出延在しているガイド
軸70の凹tff 70 aとの間には引張ばね88が
弾力的に係着されると共に、この引張ばね88は前記ば
ね支持ピン86の陥凹溝中に摺動自在に落着している。
すように、ばね係着ピン84および外周に湾曲陥凹溝を
周設したばね支持ピン86が固定され、前記ばね係着ピ
ン84と前記長溝82を介して突出延在しているガイド
軸70の凹tff 70 aとの間には引張ばね88が
弾力的に係着されると共に、この引張ばね88は前記ば
ね支持ピン86の陥凹溝中に摺動自在に落着している。
従って、第5図に示すように支持軸78を中心として回
動レバー76を時R1方向へ垂直旋回させれば、前記引
張ばね88はばね支持ピン86の陥凹溝に沿って摺動し
つつ引張され、糸通しスライダ68を引張り付勢するこ
とが諒解されよう。なお回動レバー76には分岐アーム
76bが突出形成され、この分岐アーム76bには後述
する連結部材64の下端面に保合離脱自在に当接する運
動伝達ビン90がかしめ接続されている。
動レバー76を時R1方向へ垂直旋回させれば、前記引
張ばね88はばね支持ピン86の陥凹溝に沿って摺動し
つつ引張され、糸通しスライダ68を引張り付勢するこ
とが諒解されよう。なお回動レバー76には分岐アーム
76bが突出形成され、この分岐アーム76bには後述
する連結部材64の下端面に保合離脱自在に当接する運
動伝達ビン90がかしめ接続されている。
次に前記回動レバー76および糸通し部材48に外力を
与えて所定の糸掛は運動および糸通し運動を行わせる運
動伝達機構について説明する。第2図および第4図に示
すように、ミシンヘッドに装着される面板12の中央部
には垂直に所定幅のスリット92が穿設され、このスリ
ット92につまみ状に合成樹脂成形された操作体62が
摺動自在に嵌挿されている。そしてこの操作体62は、
連結部4,3’ 64を介して前記回動レバー76およ
び糸通し作動部材52に作動的に連結される。すなわぢ
連結部材64は、第4図に斜視状態で示すように、金属
板をコ字状に折曲して形成され、該連結部+464には
夫々反対方向に向けて水平に延出する舌片64a、64
bが一体的に形成されている。
与えて所定の糸掛は運動および糸通し運動を行わせる運
動伝達機構について説明する。第2図および第4図に示
すように、ミシンヘッドに装着される面板12の中央部
には垂直に所定幅のスリット92が穿設され、このスリ
ット92につまみ状に合成樹脂成形された操作体62が
摺動自在に嵌挿されている。そしてこの操作体62は、
連結部4,3’ 64を介して前記回動レバー76およ
び糸通し作動部材52に作動的に連結される。すなわぢ
連結部材64は、第4図に斜視状態で示すように、金属
板をコ字状に折曲して形成され、該連結部+464には
夫々反対方向に向けて水平に延出する舌片64a、64
bが一体的に形成されている。
前記一方の舌片G4aは操作体62における内方突起部
62aに埋設固定され、また前記他方の舌片64bは当
該操作機構の組イ]け時において、前記糸通し作動部月
52の頂部に一体成形した垂直突片52aにおりる水平
切欠部52bに係着されるようになっている。なお第4
図に示すように連結部材64の側方にはばね係着片64
Cが形成され、このばね係着ハロ4cと面板12におけ
る内部天井との間に引張ばね94を弾力的に介装するこ
とにより(第2図参照)、前記操作体62および連結部
材64は常時上方へ引張りイ」勢されている。また第1
図および第2図に明確に示すように、連結部材64が前
記引張ばね94により上方伺勢されて静止している状態
において、回動レバー76の分岐アーム76bに設けた
前記運動伝達ピン90は連結部材64の底面に当接して
、当該回動レバー76の上方への位置規制がなさtして
いる。従って前記操作体62は、連結部材64を介して
回動レバー76および糸通し作動部材52に作動的に連
結され、該操作体62を下降させることにより糸通し作
動部材64は糸通し運動を開始し、また回動レバー76
は後述するように特訓方向に旋回して、糸通しスライダ
68を介して糸捕捉部材60に糸掛は運動を付与するべ
く作動する。
62aに埋設固定され、また前記他方の舌片64bは当
該操作機構の組イ]け時において、前記糸通し作動部月
52の頂部に一体成形した垂直突片52aにおりる水平
切欠部52bに係着されるようになっている。なお第4
図に示すように連結部材64の側方にはばね係着片64
Cが形成され、このばね係着ハロ4cと面板12におけ
る内部天井との間に引張ばね94を弾力的に介装するこ
とにより(第2図参照)、前記操作体62および連結部
材64は常時上方へ引張りイ」勢されている。また第1
図および第2図に明確に示すように、連結部材64が前
記引張ばね94により上方伺勢されて静止している状態
において、回動レバー76の分岐アーム76bに設けた
前記運動伝達ピン90は連結部材64の底面に当接して
、当該回動レバー76の上方への位置規制がなさtして
いる。従って前記操作体62は、連結部材64を介して
回動レバー76および糸通し作動部材52に作動的に連
結され、該操作体62を下降させることにより糸通し作
動部材64は糸通し運動を開始し、また回動レバー76
は後述するように特訓方向に旋回して、糸通しスライダ
68を介して糸捕捉部材60に糸掛は運動を付与するべ
く作動する。
なお第1図において符号96は糸案内を示し、上糸26
はその折曲部96aに沿って下方へ案内されるようにな
っている。また符号98は別の糸案内を指示する。
はその折曲部96aに沿って下方へ案内されるようにな
っている。また符号98は別の糸案内を指示する。
作用・効果
次にこのように構成した本発明に係るミシンの自動糸通
し装置の作用および効果について説明する。操作体62
に操作力を加えない状態において回動レバー76はその
運動伝達ピン90を連結部材64の底面に当接させて上
方規制がなされ、また糸通し作動部材52は前記引張ば
ね50により引張り(J勢されて上昇限界に達して静止
している(第1図〜第3図は、縫製開始を待機している
初期状態で示されている)。そしてこの状態において、
糸通しスライダ68に突設した前記ガイド軸70は、第
1図に示す如く案内面58aの始端に当接位置している
。このとき糸通しスライダ68に固着した糸捕捉部材6
0は略直立状態に保持されて、その捕捉部60aを取付
板16の頂部より上方へ垂直に延出させている。更に針
棒30はその上昇限界において停止し、また図示しない
主軸およびベルクランクを介して連接された天秤28を
取イ1板16の頂面より」二方に臨ませて静止している
。
し装置の作用および効果について説明する。操作体62
に操作力を加えない状態において回動レバー76はその
運動伝達ピン90を連結部材64の底面に当接させて上
方規制がなされ、また糸通し作動部材52は前記引張ば
ね50により引張り(J勢されて上昇限界に達して静止
している(第1図〜第3図は、縫製開始を待機している
初期状態で示されている)。そしてこの状態において、
糸通しスライダ68に突設した前記ガイド軸70は、第
1図に示す如く案内面58aの始端に当接位置している
。このとき糸通しスライダ68に固着した糸捕捉部材6
0は略直立状態に保持されて、その捕捉部60aを取付
板16の頂部より上方へ垂直に延出させている。更に針
棒30はその上昇限界において停止し、また図示しない
主軸およびベルクランクを介して連接された天秤28を
取イ1板16の頂面より」二方に臨ませて静止している
。
この初期状態において、糸掛けおよび糸通しを一連の動
作として実行する。すなわち上糸供給源の糸こまから」
二糸26を繰出し、前記糸案内板22の案内溝22aに
通し、弾性板24に挾持させた後、前記糸捕捉部材60
の上方に折曲形成した捕捉部60+1に手前側から巻掛
け、そのまま天秤28の左側(第1図において)から斜
め下方へ降し、前記糸案内96の折曲部96aを通過し
て糸案内98に掛けて、そのまま上糸を右手で保持して
軽く引張って緊張させる。次いで左手で操作体62を下
方へ抑圧すれば、連結部材64と連繋接続している糸通
し作動部材52は垂直に降下して、その糸通し部材48
を縫針42の目孔40位置まで到来させる。同時に前記
連結部材64は、その底面において接触している回動レ
バー76の運動伝達ピン90に下方への付勢力を与え、
これによって回動レバー76を支持軸78を中心として
捩りばね80の弾力に抗して時計方向へ垂直旋回させる
。このように回動レバー76が旋回し始めると、その自
由端部76aを摺動自在に抱持した糸通しスライダ68
の前記ガイド軸70は案内面58bに案内されてのみ移
動し得る結果として、ガイド軸70は案内面の形成軸郭
を辿って移動すると共に前記糸道しスライダ68は長溝
82に沿って長手方向外方へ摺動する。このように回動
レバー76の旋回により糸通しスライダ68は案内面5
8bの穿設形状に沿って移動し、この運動および回動レ
バー76に対して当該糸通しスライダ68が摺動する運
動を合成した動きが、前記捕捉部60aに与えら汎で、
第5図に破線で示す軌跡を辿らせる。
作として実行する。すなわち上糸供給源の糸こまから」
二糸26を繰出し、前記糸案内板22の案内溝22aに
通し、弾性板24に挾持させた後、前記糸捕捉部材60
の上方に折曲形成した捕捉部60+1に手前側から巻掛
け、そのまま天秤28の左側(第1図において)から斜
め下方へ降し、前記糸案内96の折曲部96aを通過し
て糸案内98に掛けて、そのまま上糸を右手で保持して
軽く引張って緊張させる。次いで左手で操作体62を下
方へ抑圧すれば、連結部材64と連繋接続している糸通
し作動部材52は垂直に降下して、その糸通し部材48
を縫針42の目孔40位置まで到来させる。同時に前記
連結部材64は、その底面において接触している回動レ
バー76の運動伝達ピン90に下方への付勢力を与え、
これによって回動レバー76を支持軸78を中心として
捩りばね80の弾力に抗して時計方向へ垂直旋回させる
。このように回動レバー76が旋回し始めると、その自
由端部76aを摺動自在に抱持した糸通しスライダ68
の前記ガイド軸70は案内面58bに案内されてのみ移
動し得る結果として、ガイド軸70は案内面の形成軸郭
を辿って移動すると共に前記糸道しスライダ68は長溝
82に沿って長手方向外方へ摺動する。このように回動
レバー76の旋回により糸通しスライダ68は案内面5
8bの穿設形状に沿って移動し、この運動および回動レ
バー76に対して当該糸通しスライダ68が摺動する運
動を合成した動きが、前記捕捉部60aに与えら汎で、
第5図に破線で示す軌跡を辿らせる。
しかも案内面58aは前述したように糸調子皿20を含
む糸調子装置並びに糸取りばね体32の配設位置および
天秤28の所定の停止位置を夫々通る形状に対応的に形
成しであるから、捕捉部60aが辿る軌跡はずなわち糸
掛けすべき経路に外ならない。従って上糸26が掛けら
れた捕捉部60aは第5図に示す軌跡を描いて移動し、
上糸を天秤28のスリンl−28aに掛は渡した後、糸
調子皿20を通して前記糸取りばね体32の下方に位置
する糸案内96の下端まで引出す。このように回動レバ
ー76が旋回してガイド軸70が案内面58aの下端部
まで到来した時、操作体62はその下降限界に到達して
いる。このときは、糸通し作動部材52に穿設した斜め
のスリン1−54とピン56とのカム作用下に糸通し部
材48は軸周りの時計方向に回動し、そのフック48b
はm釧42の目孔40中に挿通されている。従ってこの
糸通し部材48における糸通しを行えば、上糸は天秤2
8および糸調子皿20への糸掛けがなされる。
む糸調子装置並びに糸取りばね体32の配設位置および
天秤28の所定の停止位置を夫々通る形状に対応的に形
成しであるから、捕捉部60aが辿る軌跡はずなわち糸
掛けすべき経路に外ならない。従って上糸26が掛けら
れた捕捉部60aは第5図に示す軌跡を描いて移動し、
上糸を天秤28のスリンl−28aに掛は渡した後、糸
調子皿20を通して前記糸取りばね体32の下方に位置
する糸案内96の下端まで引出す。このように回動レバ
ー76が旋回してガイド軸70が案内面58aの下端部
まで到来した時、操作体62はその下降限界に到達して
いる。このときは、糸通し作動部材52に穿設した斜め
のスリン1−54とピン56とのカム作用下に糸通し部
材48は軸周りの時計方向に回動し、そのフック48b
はm釧42の目孔40中に挿通されている。従ってこの
糸通し部材48における糸通しを行えば、上糸は天秤2
8および糸調子皿20への糸掛けがなされる。
目孔40への糸通しを終えて操作体62に対する抑圧力
を解放すると、引張ばね94の弾力復帰作用下に操作体
62は原位置へ復帰する。また運動伝達ピン90に対す
る連結部材64による押圧力が解除される結果、捩りば
ね80および回動レバー76とガイド軸70とに介装し
た引張ばね88の復元弾力により、前記回動レバー76
は反時a1方向に回動して初期状態に復帰する。従って
糸通しスライダ68およびこれに固定した糸捕捉部材6
0は、第5図に示した軌跡を逆に辿って復帰し、これに
より上糸26は捕捉部60aから訓脱し、前記糸取りば
ね体32の下方でたるんだ状態となる。そこで操作者が
、前記糸通し部材48により縫針42の目礼40に糸通
しされた上糸26を引張れば、該上糸26は緊張して自
然に糸取りばね体32に捕捉されて、一連の糸掛けおよ
び糸通し作業が終了する。なおこの糸掛は終了後の捕捉
部60aは、第2図に示すように上糸26の上方に非接
触で位置するので、ミシン縫製作業に際し上糸し;干渉
することはない。
を解放すると、引張ばね94の弾力復帰作用下に操作体
62は原位置へ復帰する。また運動伝達ピン90に対す
る連結部材64による押圧力が解除される結果、捩りば
ね80および回動レバー76とガイド軸70とに介装し
た引張ばね88の復元弾力により、前記回動レバー76
は反時a1方向に回動して初期状態に復帰する。従って
糸通しスライダ68およびこれに固定した糸捕捉部材6
0は、第5図に示した軌跡を逆に辿って復帰し、これに
より上糸26は捕捉部60aから訓脱し、前記糸取りば
ね体32の下方でたるんだ状態となる。そこで操作者が
、前記糸通し部材48により縫針42の目礼40に糸通
しされた上糸26を引張れば、該上糸26は緊張して自
然に糸取りばね体32に捕捉されて、一連の糸掛けおよ
び糸通し作業が終了する。なおこの糸掛は終了後の捕捉
部60aは、第2図に示すように上糸26の上方に非接
触で位置するので、ミシン縫製作業に際し上糸し;干渉
することはない。
このように本発明に係る自動糸通し装置によれば、糸通
し部材を作動させるための操作に際して、上糸を捕捉し
た捕捉部を糸掛けを必要とする糸調子皿、天秤および糸
取りばね体の近傍を通過させて確実な糸掛けを行い、従
来繁雑な手操作を要していた糸通し作業を極めて容易に
なし得るものである。
し部材を作動させるための操作に際して、上糸を捕捉し
た捕捉部を糸掛けを必要とする糸調子皿、天秤および糸
取りばね体の近傍を通過させて確実な糸掛けを行い、従
来繁雑な手操作を要していた糸通し作業を極めて容易に
なし得るものである。
第1図は本発明に係る自動糸通し装置を備えたミシンに
おいて面板を取外した状態でのミシン八ッ1−の正面図
、第2図は面板を取付けた状態でのミシンヘッドの一部
縦断側面図、第3図は第2図に示すミシンヘッドの一部
横断平面図、第4図は本発明に係る糸掛は機構の概要を
示す分解制視図第5図は回動レバーおよび糸捕捉部材の
移動軌跡を示す説明図である。 10・・・・ミシン機枠 2o・・・・糸調子装置26
・・・・」二糸 28・・・・天秤32・・・・糸取り
ばね板 4o・中目孔42・・・・線側 48・・・・
糸通し部イ」58・・・・案内体 58a・・・案内面
60・・・・糸捕捉部月 60a・・・捕捉部62・・
・・操作体 d4・・・勺皇結部材7G・・・・回動レ
バー 76a・・・自由端部80・・・・弾性体 82
・・・・長溝特許出願人 ブラザー」−業株式会社
おいて面板を取外した状態でのミシン八ッ1−の正面図
、第2図は面板を取付けた状態でのミシンヘッドの一部
縦断側面図、第3図は第2図に示すミシンヘッドの一部
横断平面図、第4図は本発明に係る糸掛は機構の概要を
示す分解制視図第5図は回動レバーおよび糸捕捉部材の
移動軌跡を示す説明図である。 10・・・・ミシン機枠 2o・・・・糸調子装置26
・・・・」二糸 28・・・・天秤32・・・・糸取り
ばね板 4o・中目孔42・・・・線側 48・・・・
糸通し部イ」58・・・・案内体 58a・・・案内面
60・・・・糸捕捉部月 60a・・・捕捉部62・・
・・操作体 d4・・・勺皇結部材7G・・・・回動レ
バー 76a・・・自由端部80・・・・弾性体 82
・・・・長溝特許出願人 ブラザー」−業株式会社
Claims (3)
- (1)上糸供給源から糸調子装置(20)、糸取りばね
体(32)および天秤(28)を経て縫針(42)の目
礼(40)に向う糸供給経路を介して供給された上糸(
26)をその目孔(40)に通すために所定の糸通し運
動可能な糸通し部材(48)を備えたミシンにおいて、
ミシン機枠(10)上における前記糸調子装置(20)
並びに糸取りばね体(32)の配設位置および前記天秤
(28)の所定の停止位置を夫々通る経路の形状に対応
した形状の案内面(58a)が形成され、かつ前記ミシ
ン機枠(10)に固定された案内体(58)と、前記上
糸供給源からの上糸を捕捉する捕捉部(60a)が形成
され、前記案内面(58a)に沿う糸掛は運動可能な糸
捕捉部材(60)と、 ミシン機枠(lO)上で移動操可能に装着された1つの
操作体(62)と、 前記操作体(62)の操作に従って前記糸掛は運動並び
に糸通し運動を前記糸捕捉部材(60)および糸通し部
材(48)に付与するために操作体(62)と前記両部
材(60,48)とを作動的に連結する連結部材(64
)とを含むミシンの自動糸通し装置。 - (2)前記連結部材(64)はミシン機枠(10)に枢
支され前記操作体(62)の操作力を受けて回動する回
動しt< −(76)を有し、その回動レバー(76)
の自由端部(76a)には前記案内面(58a)と交差
する方向に延びる長溝(82)が形成され、 前記糸捕捉部材(60)は前記案内面(58a)および
長溝(82)に共に係合して糸掛は運動を行うことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のミシンの自動糸通
し装置。 - (3)前記糸捕捉部材(60)の捕捉部(60a)が、
前記糸調子装置(20) 、糸取りばね体(32)およ
び天秤(28)の内の何れよりも前記上糸供給源に最も
近い前記糸供給経路中の位置の近傍であってかつ糸供給
経路から外れた所定位置に位置するように、前記回動レ
バー(76)を常時付勢する弾性体(80)を更に含む
特許請求の範囲第2項記載のミシンの自動糸通し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21828283A JPS60111688A (ja) | 1983-11-20 | 1983-11-20 | ミシンの自動糸通し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21828283A JPS60111688A (ja) | 1983-11-20 | 1983-11-20 | ミシンの自動糸通し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60111688A true JPS60111688A (ja) | 1985-06-18 |
JPS6364997B2 JPS6364997B2 (ja) | 1988-12-14 |
Family
ID=16717404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21828283A Granted JPS60111688A (ja) | 1983-11-20 | 1983-11-20 | ミシンの自動糸通し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60111688A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61293494A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-24 | ジャガー株式会社 | ミシン |
JPS624287U (ja) * | 1985-06-24 | 1987-01-12 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100451208C (zh) * | 2000-12-27 | 2009-01-14 | 兄弟工业株式会社 | 缝纫机 |
-
1983
- 1983-11-20 JP JP21828283A patent/JPS60111688A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61293494A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-24 | ジャガー株式会社 | ミシン |
JPS624287U (ja) * | 1985-06-24 | 1987-01-12 | ||
JPH0318480B2 (ja) * | 1985-06-24 | 1991-03-12 | Maruzen Sewing Machine | |
JPH0314145Y2 (ja) * | 1985-06-24 | 1991-03-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6364997B2 (ja) | 1988-12-14 |
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