JPS6011009B2 - 有害生物防除剤及びその製法 - Google Patents

有害生物防除剤及びその製法

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JPS6011009B2
JPS6011009B2 JP49101292A JP10129274A JPS6011009B2 JP S6011009 B2 JPS6011009 B2 JP S6011009B2 JP 49101292 A JP49101292 A JP 49101292A JP 10129274 A JP10129274 A JP 10129274A JP S6011009 B2 JPS6011009 B2 JP S6011009B2
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carbon atoms
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • C07D233/54Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D233/66Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D233/72Two oxygen atoms, e.g. hydantoin
    • C07D233/80Two oxygen atoms, e.g. hydantoin with hetero atoms or acyl radicals directly attached to ring nitrogen atoms

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有効成分としてィミダゾリジン−2・4ージオ
ン誘導体を含む有害生物防除剤及びその製法に関する。
本発明の有効成分であるィミダゾリジンー2・4−ジオ
ン誘導体は、次式(1):(式中、 R,及びR2は各々独立して水素原子、ハロゲン原子、
炭素原子数1乃至3個のァルキル基、ニトロ基、炭素原
子数1乃至3個のハロアルキル基または炭素原子数1乃
至3個のアルコキシ基を表わし、R3は水素原子、ハロ
ゲン原子またはメチル基を表わし、R4及びR5は各々
独立して水素原子または炭素原子数1乃至3個のアルキ
ル基を表わし、記号R,、R2もしくはR3のうちの1
個が水素原子を表わす場合、他の2個は、同時にアミノ
基に対してメタ位のハロゲン原子である。
ことはない。)で表わされる化合物に相当する。
記号R,及びR2のアルキル基及びアルコキシ基、及び
記号R4及びR5のアルキル基は直鎖または枝分し鎖で
もよく、例えば、メチル基、エチル基、nープロピル基
またはィソプロピル基及びメトキシ基、n−プロポキシ
基またはィソプロポキシ基を表わす。
上記式中のハロゲン原子とは、弗素、塩素、臭素もしく
は沃素原子を意味する。記号R,及びR2のハロアルキ
ル基は、弗素、塩素、臭素もしくは沃素原子のようなハ
ロゲン原子1乃至3個で置換されたアルキル基、例えば
メチル基、エチル基、n−プロピル基またはィソフ。ロ
ピル基(例えばトリフルオルメチル)を表わす。式(1
)で表わされる化合物のうち、式中R4及びR5が水素
原子を表わす化合物が特に有用である。式(1)で表わ
される化合物のうち、式中R,及びR2が各々独立して
水素原子、塩素原子、メチル基またはトリフルオルメチ
ル基を表わし、R3が水素原子、塩素原子またはメチル
基を表わすが、置換基R,、R2及びR3のうちの1個
が水素原子を表わす場合、残りの2個は、アミノ基に対
して同時にはメタ位置のハロゲン原子でない化合物が特
に好ましい。式(1)で表わされる化合物は、本発明に
従って、【a)次式(0): (式中、R,、R2、R3、R4及びR5は式(1)中
の意味を有する。
)で表わされる化合物を酸結合剤の存在下で次式(m)
:CISCCI2F(m) で表わされる化合物と反応させるか、または‘b} 次
式(N):〔式中、R.、R2、R3、R4及びR5は
式(1)中の意味を有する。
)で表わされる化合物を、式(W)中のトリクロルメチ
ルチオ側鎖の塩素原子1個を弗素原子に換えるため、無
水弗化水素酸と反応させることによって製造することが
できる。上記の反応は、‘a}の場合、例えばベンゼン
、トルェン、ジオキサン、酢酸エチルもしくはクロロホ
ルムなど、{b}の場合は、例えばニトロベンゼン、エ
ーテル、ジオキサンもしくはテトラヒドロフランなどの
ような反応体に対して不活性な溶媒もしくは希釈剤中で
行なうことができる。
反応tb)は希釈剤として弗化水素酸を過剰に用いて行
なうこともできる。適当な酸結合剤としては、アルカリ
金属及びアルカリ士類金属の水酸化物及び炭酸塩、及び
、特にトリェチルアミン、ジメチルアニリン及びピリジ
ン塩基のような三級アミンがある。
上記の反応は、温度は−30q○乃至100℃、好まし
くは−20qo乃至10qoで、圧力は常圧下で行なわ
れる。
式(1)で表わされる化合物は、種々の有害生物防除用
として適当である。
次式: (式中、 ×はハロゲン原子を表わし、 R,は水素原子、炭素原子数1乃至5個のァルキル基、
またはフェニル基を表わし、R2は水素原子、非置換の
、もしくはメチルメルカブト基で置換された炭素原子数
1乃至6個のアルキル基、フェニル基またはペンジル基
を表わし、R3は水素原子、炭素原子数1乃至6個のア
ルキル基、またはフェニル基を表わす。
)で表わされる化合物は、イギリス国特許第12519
07号に開示されている。
また、上記の化合物は、毅微生物剤として使用されるし
、また化学機構と化学活性の間の関係に関する以下の事
柄を含む。このように、驚くべきことに、3ーフェニル
ィミダゾリジンー2・4−ジオン誘導体のィミド基の窒
素原子と結合しているベンゼン環の3位及び5位が同時
にハロゲン原子で置換されている場合のみ、上記の誘導
体は同族の他の化合物と生理学的活性を異にすることを
示していることが判った。
すなわち、上記の化合物は強く、広い範囲の殺真菌活性
を有し、植物への有害な作用は持っていない。驚くべき
ことに、本発明の化合物は、特に3・5−ジクロルフェ
ニル構造ではないけれども、著しい殺微生物活性を示す
ことが判った。
故に、式(1)で表わされる化合物は、黄色葡萄球菌(
Sねphyloc比cus aureus)、大腸菌(
Escherichia coli )、 サ ル モ
ネ ラ 菌(Salmonellasp.)及び驚口
糟カンジダ(Candidaalbicans)のよう
なグラム腸性菌及びグラム陰性菌、並びに分布広汎な真
菌類に対して使用することができる。
式(1)で表わされる化合物は、植物病因性の真菌の防
除にも有用である。
植物病因性真菌とは、以下のような菌をいう。藻菌類(
Phycomycetes):例えば、プラスモパラ・
ヴイチコラ(P1asmoparaviticola)
、ピチウム・デバリアヌム(P〆himm dear蛇
nmm)など。
子嚢菌類(Ascomycetes):例えば、ヴェン
ッリア・インアエクアリス(Vent町jal脇equ
alis)、エリシフエ・グラミニス(Eひsiphe
釘aminis)、ポドスフアエラ・ロイコトリカ(P
odosphaeraleMotrjcha)など。
担子菌類(Basidiomycetes):例えば、
リツオクトニア。ソラニ(Rhizoctonia s
olani)など。特に、 不完全菌類(F肌gimpehecti):例えば、ボ
トリチス・キネレア(Boひれisci船rea)、セ
プトリア・アピコラ(Septorjaapicola
)など。
式(1)で表わされる化合物は、葡萄園、及び果物及び
装飾用植物の裁培、並びに例えば綿花、米、穀物及びト
ウモロコシのような穀類、及び他の穀類の分野において
も使用することができる。式(1)で表わされる化合物
は、治癒作用及び予防作用を有する。またこの化合物は
種子を保護するために使用することができるし、または
植物本体のある部分か、または±嬢に適用することがで
きる。本発明による有害生物防除剤は、公知の方法良P
ち式(1)で表わされる活性物質を適当な担体とともに
、場合によっては活性物質に対して不活性な分散剤若し
くは溶媒を添加して、充分に混合及び(または)粉砕す
ることにより製造される。
式(1)で表わされる活性物質は、下記の剤形にして使
用される。固体製剤:ダスト、散布剤、額粒、被覆顎粒
、含浸顎粒、均質額粒液体製剤:. 水分散活性物質濃厚液:水和剤、ペースト、ェマルジヨ
ン溶液 他の殺生物用活性物質または殺生物剤を本発明に従って
上記の薬剤と混合することができる。
作用範囲を広げるために、新規の薬剤は、基本となる式
(1)で表わされる化合物以外に、例えば、殺虫剤、薮
真菌剤、殺微生物剤、真菌発育阻止剤、細菌発育阻止剤
もし〈は殺線虫剤のような薬剤を含んでもよい。本発明
による薬剤は、肥料、徴量元素を含んでもよい。式(1
)で表わされる化合物を用いて本発明防除剤を製造する
方法を以下に例示するが、本発明はこれに限定されない
例中、「部」は「重量部」を表わす。ダスト: それぞれ下記の如く原料物質を使用して、‘a}5%ダ
スト及び{b}2%ダストを製造する。
{a’活性物質 5部タルク
95部tbl 活性
物質 2部高分散性ケイ酸
1部タルク
97部活性物質を担体と浪合、粉砕する。
頚粒: 下記の鍋く原料物質を使用して、5%類粒を製造する。
活性物質 5部ヱピクロ
ルヒドリン 0.25部セチルポ
リグリコールエーテル 0.25部ポリエチレ
ングリコール 3.5碇部カオリン(
粒径0.3〜0.8側) 91部活性物質
とェピクロルヒドリンを混合し、これをアセトン6部に
溶解する。続いてポリエチレングリコール及びセチルポ
リグリコールエーテルを添加し、得られた溶液をカオリ
ン上に墳霧する。次に、アセトンを真空中で蒸発させる
。水和剤: それぞれ下記の如く原料物質を使用して、{a’40%
、【b)25%、‘c}25%、及び【dー10%水和
剤を製造する。
‘a1 活性物質 4碇都
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 5部ジブチルナフ
タリンフルホン酸ナトリウム塩1部ケイ酸
54部{b} 活性物質
25部リグニンスルホン酸カルシ
ウム塩 45部シャンパン産チョークノヒドロキシ
ェチルセルロースの混合物(1:1) 1.$部
ジブチルナフタリンスルホン酸ナトリウム塩1.5部ケ
イ酸 19.5部シャンパ
ン産チョーク 19.5部カオリン
28.1部‘c’活性物質
25部イソオクチルフエノキ
シーポリオキシエチレンーェタノール
2.5部シャンパン産チョークノヒドロキシヱチ
ルセルロースの混合物(1:1) 1.7部ケ
イ酸アルミニウムナトリウム 8.3部ケィ簾土
16.5部カオリン
46部‘d} 活性物質
1碇都飽和脂肪アルコール
硫酸ェステルのナトリウム塩類の混合物
3部ナフタリンスルホン酸/ホルムアルデヒド
の縮合生成物 5部力オリン
8友邦活性物質を適当
な混合機を用いて添加剤と充分に混合し、そして剤形に
合ったミル及びロールを用いて粉砕する。
このようにして水和剤が得られるが、これを水で希釈す
れば、如何なる所望濃度の懸濁液をも得ることができる
。ェマルジョン濃厚液: 下記の如く原料物質を使用して、25%ェマルジョン濃
厚液を製造する。
活性物質 25部ェ
ポキシ化植物油 2.5部アル
キルアリールスルホネート/脂肪アルコールポリグリコ
ールェーテルの混合物 1礎都ジメチルホルム
アミド 5部キシレン
57.5部上記濃厚液を水で希釈するこ
とにより、任意の所望濃度のェマルジョンが製造される
乾性浄化剤(心ydresslngagent)活性物
質 2碇部パラフィン
油 1部夕ルク
7$邦綱性浄化剤(wetdres
singagent)綱性浄化剤(wetdressi
ngagent)活性物質
23部アルカリールポリグリコールェーテル(
乳化剤)1.65部NaHS04・日20(微粉末化し
たもの) 1.65部ジヱチレングリコールモノエ
チルエーテルアセテート
73.7部式(1)で表わされる活性物質は、例
えば木材、紙、プラスチック、塗料等の有機物質の防腐
剤、並びに例えば、石ケン、清浄剤及び浴槽洗浄剤中で
の殺菌剤として溶液、ェマルジョン及び懸濁液の形で使
用することができる。
式(1)で表わされる化合物を用いて防腐することので
きるものには、例えば、にかわ、接触剤、被覆剤、織布
用助剤、織布仕上げ加工剤、染色ペースト、捺染ペース
ト、及び有機の染料若しくは顔料をベースとする同様の
加工処理剤、さらにカゼイン若しくは他の有機化合物を
混合物として含む加工処理剤、などがある。
本発明の有効成分である化合物は、セルロース中に防腐
剤として使用することも可能であり、また、紙を製造す
る際に使用する装置中に、微生物によって起こる公知の
粘液形成を防止するための防腐剤として製紙業界でも使
用することができる。
また、式(1)で表わされる化合物の活性作用は、合成
樹脂の防腐仕上げ及び殺菌仕上げにも利用される。
例えば、足拭き用マット(footmat)、浴室用カ
ーテン、座席用品、遊泳浴場での足拭き用すのこ、壁カ
バー等のあらゆる種類の消費材に使用してもよい。上記
の化合物を適当なロゥ組成物やつや出し剤に混入するこ
とによって、殺菌仕上げをした床及び家具の保護剤が得
られる。有機浴媒中において良好な俗解性を示すことか
ら、式(1)で表わされる活性物質は、非水性媒体から
の適用にも非常に適当である。
適当な有機溶媒は、例えば、トリクロルェタン、ポリエ
チレングリコール、メトキシエタ/ールまたはジメチル
ホルムアミドである。上記の溶媒に分散剤及び(または
)他の補助剤を添加することもできる。適用の目的によ
って、本発明に従い有効成分の含量は、処理液体1夕当
たり0.1乃至50汐の間、好ましくは1タ乃至30夕
の間をとりうる。式(1)で表わされる活性物質と界面
活性剤を組合わせることによって、抗細菌性もしくは杭
性を有する洗浄剤が得られる。これらは、食品業、醸造
業、畜産業などで役立つ製剤である。洗浄剤や清浄剤は
、液体、パルプ状、固体、フレーク状(薄片状)、粒状
などのどのような剤形にでもできる。式(1)の化合物
は、アニオン活性な物質(例えば石けん)あるいはカチ
オン活性な界面活性物質のどちらでも混入され得るし、
さらに、種々の界面活性物質の混合物にも混入され得る
。洗浄剤や清浄剤の活性物質濃度は、一般に0.01な
し、し5%、多くの場合は0.1なし、し3%である。
滅菌剤や防腐剤では、式(1)の化合物と他の公知の抗
微生物剤を併用することも可能である。
以下に、本発明を実施例を用いて詳述するが、本発明は
これに限定されるものではない。例中の温度はセ氏温度
「℃」を表わす。実施例 1 1−(ジクロルフルオルメチルチオ)一3一(3−クロ
ルー4−メチルフエニル)−イミダゾリジン−2・4ー
ジオン(化合物No.1)の製造酢酸エチルェステル1
00の上中のフルオルジクロルメタンスルフェニルー塩
化物23.8夕を、激しく縄拝しながら、酢酸エチルェ
ステル400の【中の3一(3′ークロルー4′ーメチ
ルフエニル)ーイミダゾリジン−2・4ージオン22.
5のこ一10qoで20分以内に薄加して懸濁させる。
その1時間後にも、酢酸エチルエーテル100の【中の
トリェチルアミン14.2夕を0℃で10分間にわたり
滴加する。その後、冷却してある格に移し、室温で3時
間継続して蝿拝する。析出してくるトリェチルアミン塩
酸塩を炉去し、その後、酢酸エチルェステル100の‘
で洗浄する。真空中で溶媒を留去し、メタノールで再結
晶すると、166〜167℃で溶融する化合物No.1
を得る。実施例 2 1−(ジクロルフルオルメチルチオ)一3−(3′04
′ージク。
ルフエニル)−5−メチル−イミダゾリジン−204−
ジオン(化合物No.2)の製造 フルオルジクロルメタンスルフェニルー塩化物20.4
夕を、燈拝しながら0℃で、酢酸エチルェステル500
地中の3−(3′14′−ジクロルフェニル)−5ーメ
チルーイミダゾリジン−2・4ージオン25.9のこ滴
加する。
2時間後に、ほぼ0℃で酢酸エチルェステル100の【
中のトリェチルアミン12.1夕を滴加する。
上記の全混合物を室温で3時間燈拝し、トリェチルアミ
ン塩酸塩を炉去する。溶媒を炉液から留去し、メタノー
ルで再結晶すると、138〜140doで溶融する化合
物No.2を得る。下記の式(V)で表わされる化合物
は類似の方法で製造される。式(V)中の置換基R,〜
R5及び物理的データを以下の第1表第0〜肌欄に示し
「 それによって表わされる化合物をNo.3〜No.
63の化合物とする。第1表 実施例 3 殺真菌作用 ‘a} ソラマメ(Vicjaねba)上のボトリチス
’キネレア(前出)に対する作用高さ約10肌のソラマ
メを、活性物質の水和剤から製造したスプレー用ェマル
ジョン(有効成分濃度:0.05%)で頃霧した。
4報時間後ト上記の植物を真菌の分生胞子柄懸濁液で感
染させた。
真菌による感染の評価は、感染した植物を温度21℃、
95〜100%の相対湿度で3日間培養した後に行なわ
れた。【b} マルス。
シルヴエストリス(Malussylves汎s)上の
ヴェンッリア・インアェクアリス(前出)に対する作用
長さ10〜20肌の新しい若枝を有するリンゴの切り枝
を、活性物質の水和剤から製造したスプレー用ェマルジ
ョン(活性物質濃度:0.05%)で暖稜した。
2独特間後、上記の植物を真菌の分生胞子柄懸濁液で感
染させた。
その後、植物を90〜100%の相対湿度で5日間培養
し、さらに温室で20〜24℃で10日間放置した。真
菌による感染の評価は、植物を感染させて15日後に行
なわれた。{c} ブドウ(Vitisvinifer
a)上のプラスモパラ・ヴイチコラ(前世)に対する作
用葉が6〜8枚の段階のブドウの切り枝を活性物質の水
和剤から製造したスプレー用ェマルジョン(活性物質濃
度:0.05%)で贋覆した。
24時間後、処理した植物を真菌の胞子酸懸濁液で感染
させた。
95〜100%の相対湿度、温度20℃で6日間培養し
た後に真菌による感染状態を評価した。
【d1 マルス・シルヴヱストリス(前世)上のポドス
フアェラ・ロィコトリカ(前世)に対する作用長さ約1
5肌の新しい若枝を有するリンゴの切り枝を、活性物質
の水和剤から製造したスプレー用ェマルジョン(活性物
質濃度(0.05%)で噴接した。
2岬寿間後、処理した植物を夏菌の分生胞子柄液で感染
させた。
その後、温度20℃、相対湿度70%に調節された部屋
に置いた。真菌による感染の評価は植物に感染させて1
2日後に行なつた。【el オオムギ(Hordemm
v山gare)上のエリシフェ・グラミニス(前出)に
対する作用高さ約8肌のオオムギを活性物質の水和剤か
ら製造したスプレー用ェマルジョン(活性物質濃度:0
.05%)で噴霧した。
48時間後、処理した植物を真菌の分生胞子柄液で感染
させた。
感染させた植物を温室中約2ぞ○で放置し、10日後に
真菌による感染の評価を行なった。{fー オランダミ
ツバ(Apiumgraveole船:セロリ)上のセ
プリトア・アピコラ(前出)に対する作用高さ10〜1
5肌のセロリを、活性物質の水和剤から製造したスプレ
ー用ェマルジョン(活性物質濃度:0.05%)で贋露
した。
2蝿時間後、処理した植物を真菌の分生胞子柄懸濁液で
感染させた。
その後、上記の植物を温室で、温度20〜24℃で5日
間放置した。真菌による感染の評価は、植物を感染させ
て15日後に行なった。以下の第ロ表の右欄に挙げたナ
ンバーの化合物は、左欄に挙げた真菌に対して良好な作
用を示した(すなわち、感染した対照植物を除いて、活
性物質による未処理の場合の20%より低い感染度であ
った)。第U表 実施例 4 ピチウム・デバリアヌム(前出)に対する作用接種物と
して感染されたカラスムギの粒及び蒸留水を用意し、そ
の後、殺菌した土壌中に混入する(土壌lk9当たりカ
ラムギの粒約120の上)。
べトリ皿に、各々の場合土壌30夕を置く。麦芽/べプ
トン/水の中性溶液中に試験物質を懸濁させる。上記の
溶液を±磯に、相当する500脚の濃度(土壌の容量に
対して)で、ピペットで移す。の後、試料を20〜24
午0で7日記培養する。真菌の生長の起こりをペースト
として評価する。
ピチウム・デバリアヌムの場合、No.28の化合物を
適用すると、真菌の生長は起こらなかった。
微生物防除効果を測定するためのグラディェントープレ
ート・テスト(Gradinent−plateにst
)〔方法:ダブリュー・スチィバルスキー等著、ジャー
ナル オブ バクテリオロジー、第64巻第489頁1
952手刊(W.Szybalskietal.、J.
BaCt.、64489(1952))〕試験物質10
の肌を含む液状寒天溶液30塊を、平らな100×10
0×15肌のガラス容器中のくさびを形どつた寒天(3
0塊)層上に注ぐ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 活性物質として次式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R_1及びR_2は各々独立して水素原子、ハロゲン
    原子、炭素原子数1乃至3個のアルキル基、ニトロ基、
    炭素原子数1乃至3個のハロアルキル基または炭素原子
    数1乃至3個のアルコキシ基を表わし、 R_3は水素
    原子、ハロゲン原子またはメチル基を表わし、 R_4
    及びR_5は各々独立して水素原子または炭素原子数1
    乃至3個のアルキル基を表わし、 記号R_1、R_2
    もしくはR_3のうちの1つが水素原子を表わす場合、
    他の2つは同時にアミノ基に対してメタ位のハロゲン原
    子であることはない。 )で表わされる化合物を含むことを特徴とする有害生物
    防除剤。2 次式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R_1及びR_2は各々独立して水素原子、ハロゲン
    原子、炭素原子数1乃至3個のアルキル基、ニトロ基、
    炭素原子数1乃至3個のハロアルキル基または炭素原子
    数1乃至3個のアルコキシ基を表わし、 R_3は水素
    原子、ハロゲン原子またはメチル基を表わし、 R_4
    及びR_5は各々独立して水素原子または炭素原子数1
    乃至3個のアルキル基を表わし、 記号R_1、R_2
    もしくはR_3のうちの1つが水素原子を表わす場合、
    他の2つは同時にアミノ基に対してメタ位のハロゲン原
    子であることはない)。 で表わされる化合物を酸結合剤の存在下、次式(VI):
    ClSCCl_2F(III) で表わされる化合物と反応させて次式(I):▲数式、
    化学式、表等があります▼(式中、R_1、R_2、R
    _3、R_4及びR_5は前記の意味を有する。 )で表わされる化合物を得ることを特徴とする有害生物
    防除剤の製法。 3 次式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R_1及びR_2は各々独立して水素原子、ハロゲン
    原子、炭素原子数1乃至3個のアルキル基、ニトロ基、
    炭素原子数1乃至3個のハロアルキル基または炭素原子
    数1乃至3個のアルコキシ基を表わし、 R_3は水素
    原子、ハロゲン原子またはメチル基を表わし、 R_4
    及びR_5は各々独立して水素原子または炭素原子数1
    乃至3個のアルキル基を表わし、 記号R_1、R_2
    もしくはR_3のうち1つが水素原子を表わす場合、他
    の2つは同時にアミノ基に対してメタ位のハロゲン原子
    であることはない。 )で表わされる化合物を、式(IV)中のトリクロルメチ
    ルチオ側鎖の塩素原子1個を弗素原子に換えるために無
    水弗化水素酸と反応させて、次式(I):▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3、R_4及びR_5は
    前記の意味を有する。 )で表わされる化合物を得ることを特徴とする有害生物
    防除剤の製法。
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