JPS6010963B2 - 塵芥収集車における油圧作動装置 - Google Patents

塵芥収集車における油圧作動装置

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JPS6010963B2
JPS6010963B2 JP15389476A JP15389476A JPS6010963B2 JP S6010963 B2 JPS6010963 B2 JP S6010963B2 JP 15389476 A JP15389476 A JP 15389476A JP 15389476 A JP15389476 A JP 15389476A JP S6010963 B2 JPS6010963 B2 JP S6010963B2
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valve
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義孝 島津
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Shin Meiva Industry Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軍師に搭載される塵芥収容箱に塵芥処理装置を
内設した枠体を煩勤自在に蓮設した塵芥収集車において
、塵芥処理装置および塵芥排出装置を作動させる油圧作
動装置に関するものである。
従来より塵芥収集車における塵芥処理装置及び塵芥排出
装置を油圧を用いて作動させるものが知られているが、
これらの作動装置を制御する油圧制御弁は互いに直列に
配置され、特定の制御弁を作動させる場合には他の制御
弁を経て送油しなければならないため、使用頻度にかか
わらず油圧制御弁を油圧ポンプ吐出量に見合った容量に
設定しなければならない。
すなわち、塵芥積込作業時に駆動する塵芥処理装置は、
塵芥排出作業時に駆動する塵芥排出装置に比べて作業頻
度が高く、作業性の改善が要求されているが塵芥処理装
置側制御弁のみを油圧ポンプ単位時間当りの吐出量の増
大に見合って大きくしても、タンクへの帰還油は塵芥排
出装置側制御弁で絞られるため、結果的にはポンプ吐出
量は制御されて何ら塵芥処理装置の作業性の改善は図れ
ないばかりか、塵芥排出装置側制御弁の破損を招来する
といった結果になっていた。本発明は上記の欠点に鑑み
てなされたもので、以下、図面により本発明の実施例に
ついて説明すると、1は塵芥収集車の車体枠2上に搭載
される塵芥収容箱であって、後部に閉口3を有し、後端
基部を車体枠2に枢支4されて、該収容箱1と車体枠2
間に装設のダンプシリング5の伸縮動作で適宜ダンプす
るものである。6は収容箱1の関口部3に蓮設した枠体
であって、収容箱1後方上端に枢軸7を以つて懐動でき
るように連結されている。
枠体6は、その背面下方に投入口8が関口されるととも
に、その下部には塵芥の貯留室9が形成されている他、
その内部には投入口8より投入された塵芥を貯留室9よ
り上方に掻き上げる掻上装置Aと、掻上装置A上の塵芥
を収容箱1内に押し込む押込装置Bが配設され、合わせ
て塵芥処理装置を構成している。
まず、掻上装置Aについて説明すると、枠体6後方には
一端を軸着10されたりンク11がリフトシリンダ12
の伸縮作動により昇降自在に装設されるとともに、リン
ク11の池端には掻上板13が鞠支14され、パックシ
リンダー5の伸縮作動により該掻上板13は回動する。
前述したりフトシリンダ12は、枠体6外部側面に基端
部を枢支され、ピストンロッド先端を枠体側面に藤支部
10を中心として切欠いた案内溝16を通して前記リン
ク11中間部に軸支され、一方前記パックシリンダ15
は基端部を掻上板13中間部に、ピストンロッド先端部
を前記リンク11の軸支部1川こそれぞれ連結されてい
る。また押込装置Bは、枠体6内壁上方に軸着17され
た押込板18がピストンロッド先端を収容箱1上端に、
シIJンダ基部を押込板18背部に、それぞれ軸着した
プッシュシリンダー9の伸縮作動により前後揺動するも
のである。
なお、プッシュシリンダー9はその最伸長作動時、押込
板18背面に固着したブラケット20と、枠体6内壁に
固着されたストッパ21とが当接し、前記枢軸7回りに
枠体6を懐動ごせる時にも兼用する。22は枠体6を格
納位置に固縛する固綾爪で、枠体前方下部に固着された
受部23と、収容箱1下面に装設されたロックシリンダ
24の伸縮作動により適宜リンク機構25を介して離脱
および係合作勤する。
次に油圧回路について第2図により説明すると、Pは油
圧ポンプ、Tはオイルリザーバ、V,はリフトシリンダ
12のパイロット操作露滋切換弁、V2はパックシリン
ダー5のパイロット操作軍滋切換弁、V2はプッシュシ
リンダ1 9のパイロット操作電磁切換弁で、切換弁V
,には弁スプール操作用ソレノィドSoLa、SoLb
を、切換弁V2には同じくSo比、SOWを、切換弁V
3には同じくSoに、SoLfを有し、以上切換弁V,
,V2およびV3で三蓮集合バルブVを形成している。
V4はロックシリンダ24の電磁切換弁であって、弁ス
プ−ル操作用ソレノィドSoLhを有し、V5はダンプ
シリンダ5の電磁切襖弁であって、弁スプール操作用ソ
レノィドSoLi、SoLjを有している。実施例では
、電磁切換弁V4およびV5は前述した三蓮集合バルブ
Vに対して並列に構成されている。V6は枠体6が懐勤
状態から格納状態に復帰する時に作動する電磁切換弁で
あって、弁スプール操作用ソレノィドSoLgを有して
いる。26は油圧ポンプPの吐出管路27とオイルリザ
バTへの帰油管路28との間を短絡する安全弁、29は
前記婦油管路28途中に装設されたパイロット圧発生用
チェック弁である。
電気回路について第3図により説明すると、BTはバッ
テリーなどの電源、IGはスタータスィッチ、SW−“
ま塵芥投入作業時の始動スイッチ、SW−2は塵芥の積
込作業を停止させる停止スイッチ、SW−3は掻上装置
A、押込装置Bの積込作業を適宜反転させる逆転スイッ
チ、SW−4はブザーBZ用のスイッチであって、以上
SW−1,2,3および4は枠体6外壁に設けられてい
る。
SW−6は塵芥排出時に枠体6を頭動させるための切換
スイッチ、SW−7は塵芥の積込作業あるいは排出作業
とに選択する切換スイッチ、SW−8は収容箱をダンプ
させるための切換スイッチ、SW−9は塵芥の積込作業
を1回のみあるいは連続して継続させるか選択する切襖
スイッチであって、以上SW−6,7,8および9は運
転席内に配置されている。B−1は押込板18の前進限
界位置で働く電気接点、LS−2,LS−3はリンク1
1の作動限界位置で働く電気接点、瓜‐4は固綾爪22
が受部23より離脱した時に働く電気接点、LS−5は
収容箱1の格納位置で作動する電気接点、LS−6は枠
体6が収容箱1に対して約45度煩動した位置で作動す
る電気接点、LS−7は枠体6の格納位置で作動する電
気接点は‐8はP.T.0をP.T.0レバーLにより
俊にした位置で作動する電気接点である。SoLkは積
込作業中に一定の押圧力で図には示さないアクセルを固
定し、エンジンを増速状態に付勢するソレノイドである
。TR−1,TR−2は限時継電器(以下タイマーリレ
ーという)で、それぞれ接点ロー1,け−2を有し、ま
た、CR−1,CR−2,CR−3,CR−4,CR−
5,CR−6は電磁継電器(以下リレーという)であっ
て、それぞれ接点cr−1,cr−2,cr−3,cr
−3′,cr−3″,cr−4,cr−4′,cr−5
,cr−5′,cr−6を有する。KRはリレーの一種
でキープリレーと称され、接点kr,kr′を有する。
PL−1はP.T.○鞍を表示するパイロットランプ、
PL一2はリフトシーJンダ12が伸長作動状態である
ことを示すパイロットランプである。
この発明の作動順及び作動について説明すると、第3図
に示される電気回路は収容箱1および枠体6が走行状態
にあって、押込板18が後退位置、リンク11が中間位
置にある時の状態を示すZものである(第4図)が、第
5図aに示される収容箱1への糟込作業が終了直後では
リンク11が上昇位置、押込板18は前進位置にあるか
ら電気接点LS−1,LS−2は第3図に示されている
上方位置より下方位置に切換わっている。この状態Zよ
り塵芥の積込作業を1サイクルだけ行う場合は、P.T
.○を婆にして、油圧ポンプPを駆動し、積込操作表示
パイロットランプPL−1の点灯を確認した後、切襖ス
イッチSW−7を左方位置に、切換スイッチSW−9を
下方位置にそれぞれ2切換える。(切換スイッチSW−
7およびSW−9にはこれらの切換スイッチと運動のス
イッチSW一7′,SW−9′およびSW−9″が設け
られ、同方向に切換わる。)この後、投入口8より塵芥
を枠体6の貯留室9に投入し、始動スイッチSW−1を
接作動すると、電流はバッテリーBT−スタータスィッ
チIG−電気接点LS−8一切換スイッチSW一7−始
動スイッチSW−1一接点c【一2−リレーCR−1と
流れてリレーCR−1を作動し、リレーCR−1の接点
cr−1を接にするから、更に電流は切換スイッチSW
−7−接点cr−1一切換スイッチSW−9−接点cr
一2−リレーCR−1へ流れ、リレーCR−1の自己保
持回路を形成する。前述したように、第5図aに示され
る状態、すなわち、リンク11が上昇位薄、押込板18
が前進位置にあるから、次いで電流は切榛スイッチSW
一7一接点cr−1ーソレ/ィドSoLkに流れてエン
ジンを一定の増速状態に保持するとともに、他方、電気
接点は−3−電気接点LS‐1ータイマーリレーTR‐
1に流れ、更にタイマーリレーTR−1手前より分岐し
て接点cで−4′ーソレノィドSOWへと流れるから、
切換弁V2を右方位置に切換える。
したがって、油圧ポンプPからの吐出油は吐出管路27
一瞥路3 1一切換弁V2一瞥路36ーパックシリンダ
15へと流れ、その排油は管略35一切換弁V2−管路
40−管路28−チェック弁29−オイルリザーバTに
帰還するからパックシリンダー5が縮少作動し、掻上板
13を鞠支部14回りに反転作動させて第5図bに示す
状態に至る。一方パックシリンダ15が最伸長状態より
最縮少状態に至る迄に要する時間に設定されたタイマー
リレーTR−1は、掻上板13が反転作動を終了すると
、その接点ロー1を接作動させるのでタイマーリレーT
R−1手前より分岐した電流は接点tr−1−リレーC
R−4に流れるから、接点cr一4′を断作動してソレ
ノィドSOLdへの通電を阻止するとともに、接点cr
−4を鞍作動してソレノィドSoLbへと通電する。
したがって切換弁V2を中正位置に復帰させるとともに
切換弁V2を右方位置に切換えることから油圧ポンプP
よりの吐出油は、吐出管路27−管路30一切換弁V,
一瞥路34−リフトシリンダ12へと流れ、その鼓油は
管路33一切換弁V,一瞥路39一瞥路28−オイルリ
ザーバTに帰還し、リフトシリンダ12を縦少作動させ
る。
リフトシリンダ12の続少作動によってリンク11は下
降し、第5図cに示す位置に至り、リンク1 1の下降
限界位置に設けられた電気接点LS−3を第3図上方よ
り下方位置に切換える。したがって、電流は電気接点L
S−1方向への通電を阻まれるから、ソレノィドSoL
bへの付勢を断って切換弁V,を中正位置に戻し、一方
タイマーリレーTR一2へと流れる。更にタイマーリレ
ーTR−2手前より分岐した電流は接点cr一5′を経
てソレノィドSOLeおよびSoリへと流れるから、切
換弁V2,V3をそれぞれ左方位置に切換える。
したがって、油圧ポンプPよりの吐出油は吐出管路27
−管路31一切換弁V2一瞥路35−パックシリング1
5へと流れ、パックシリンダ15よりの排油は管路36
一切換弁V2−管路40一瞥路28−オイルリザーバT
に帰還するからパックシリンダ15を伸長作動させると
同時に、管路32一切換弁V3−管路37ープッシュシ
リンダ19と流れ、その擬油は管路38一切換弁V3一
瞥路41一瞥路28−オイルリザーバTに帰還してプッ
シュシリンダ19を縮少作動させる。
この際、負荷のない方向に押込板18を後退させるだけ
のプッシュシリング19の縮少動作に比べて、塵芥を掻
上板13上に貯留室9より掻き込むパックシリンダ15
の伸長動作が、大きな力を要するため、まず、プッシュ
シリンダ19が縮少し、次いでパックシリンダー5が伸
長することになる。この結果押込板18の後退および掻
上板13の掻込の第5図dに示される位置に至る。そし
て、掻上板13が掻込終了位置に至る迄の時間に見合っ
て設定されたタイマーリレーTR−2が作動してその接
点tr−2を俵作動させ、電気接点は−3からの電流は
タイマーリレーTR−2とともに、リレーCR−6およ
び接点U−2ーリレーCR−5と流れその接点cr−5
を後にトcr−5′を断に作動する。したがって電流は
接点cr−5−電気接点山一2−ソレノィドSoLaへ
と流れ、切換弁V,を左方位置に切換えるとともに「
ソレノイドSoLcおよびeへの通電を断って切換弁V
2およびV3を中正位置に戻す。なお、パックシリンダ
ー5の伸長作動に伴う掻上板13の掻込み時において、
塵芥への掻込みによって生ずる反力からリンク11が持
ち上げられた際に、電気接点LS−3が上方に切換わっ
てタイマーリレーTR−2への通電を断ち、十分に掻込
作動を終了しないうちに次の行程に進むことになるため
、この時には電流は接点cr−3′−接点cr−6−リ
レーCR−6へと流れてリレーCR一6への自己保持回
路を形成すると同時にタイマーリレーTR−2への通電
を継続するから、リンク11の反力による上昇が生じた
としても掻込作動を設定時間迄続行し、前述の不充分な
滋込作動から次の行程に進むことはない。
一方切換弁V,の左方位置への付勢は、油圧ポンプPか
らの吐出油を管路27一瞥路30一切換弁V,一瞥路3
3ーリフトシリンダ12へと導き、そ排油を管路34一
切換弁V,一瞥路39一管路28−オイルリザーバTへ
と帰還させるから、リフトシリンダ12は伸長作動して
掻上板13上に塵芥を積載した状態に保持したまま、リ
ンク11を上昇させる。
(第5図e)この場合、リンク11の上昇によって電気
接点LS−3が上方に切換わるが、電流は電気接点山一
3‐電気接点LS−1−電気接点LS−2ソレノィドS
o凶へと流れるため、切換弁V,を左方位置に継続して
付勢する。電流がソレノィドSoLaに通電を継続して
いる間、電流はまた電気接点LS−2直後より上方に分
岐し、切換スイッチSW−7と連動の切換スイッチSW
−7′を介してリンク上昇表示パイロットランプPL−
2に通電し、リンク1 1が上昇中であることを示す。
リンク11が最上昇位置、すなわち掻上板13による掻
上終了位置に至ると、電気接点LS−2は下方位置に切
換わるため、ソレノィドSoLaへの通電を断つととも
に、パイロットランプPL−2を消灯する一方、電流は
ソレノィドSoLfと流れ、切換弁V3を右方位置に切
換える。
したがって油圧ポンプPからの吐出油は管路27一瞥路
32一切換弁V3−管路38−プッシュシリンダ19へ
と流れ、その排油は管路37一切換弁V3一瞥路41一
瞥路28−オイルリザーバTに帰還するから、プッシュ
シリンダ19は伸長作動し、押込板18は掻上板13上
に載積された塵芥を収容箱1内に押込むように前進する
。一方電気接点LS−2からの電流はソレノィドSoL
fとともに、リレーCR−3を付勢するから、その接点
cr−3を接に、cr−3′を断に、cr−3″を接に
それぞれ作動する。
したがって、リレーCR−3は電流が接点cr−3 切
換スイッチSW−9と運動のスイッチSW−9′と流れ
ることによって自己保持回路を形成するとともに、接点
cr−3′の断作動によって、リレーCR−6への自己
保持回路を遮断する。押込板18が前進限界位置の収容
箱1内への押込終了状態(第5図f)に至ると、電気接
点LS−1を下方位置に切換えるため、電流は電気接点
は‐3‐電気接点瓜−1一切襖スイッチSW−9と連動
のスイッチSW−9″−接点cr−3″ーリレーCR−
2と流れ、リレーCR一2の接点cr−2を断作動する
したがって、リレーCR−1の自己保持回路は断たれて
、接点cr−1を断作動し、切換スイッチSW−7以下
に電流は通電されず、塵芥の掻上、押込作業の1サイク
ルを終了する。一方、連続サイクルによる積込作業を行
う場合は、切換スイッチSW−9を上方位置に切換え(
切換スイッチSW−9′,SW−9″も上方位置に切換
わる)た後、始動スイッチSW−1を綾にすると、電流
は、始動スイッチSW−1一切換スイツチSW−9−キ
ープリレーKRのセット(ST)位置に流れ、その接点
krを断に、け′を接に作動させる(キープリレーは自
己保持回路を内蔵しているため、一度通電すると、リセ
ット(RT)位置に電流が流れない限り、接点は切換わ
らない)。したがって、電流は切襖スイッチSW−7−
接点kr′を経て流れ、前述した掻上板13の反転、下
降、押込板18の後退、掻上板13の掻込、上昇を順に
行ない、押込板18の押込で1サイクルは終了するが、
電気接点B−1の下方位置の切換えによっては切襖スイ
ッチSW−9″が上方にあるため、キープリレーKRの
リセット(RT)位置には通電しない。したがって電気
綾点は−1からの電流は再びタイマーリレーTR−1に
通電するとともに、順次ソレノィドSOWに流れ、再び
掻上板13の反転作動以下の積込作業を反覆する。1サ
イクル簿込作業、および連続サイクル積込作業中に、掻
上板13、押込板18を任意の位置で停止させたい場合
は、停止スイッチSW−2を接にすると、電流は停止ス
イッチSW−2からリレーCR−2あるいはキープリレ
ーKRのリセット(RT)位置に通電するから、前述し
たように、それぞれ切換スイッチSW−7以下に電流は
流れず、鏡込作業は任意の位置で停止する。
一方、積込作業中、塵芥と掻上板13あるいは押込板1
8とが噛み込みを生じて安全弁26が作動し、積込作業
が中断した場合には、まず、停止スイッチSW−2を接
作動して、前述したように切換スイッチSW−7以下の
通電を阻止した後、逆転スイッチSW−3を薮作動する
と、電流は接点kr、切換スイッチSW−3を経てソレ
ノイドSoい、SoLdおよびSoじへと同時に流れ、
切換弁V,を左方位置に、切換弁V2を右方位置に、功
換弁V3を左方位置にそれぞれ切換えるため、油圧ポン
プPからの吐出油はリフトシリンダ12を伸長作動、パ
ックシリンダ15を縮少作動、プッシュシリンダ19を
縮少作動させる。
したがって押込板18の後退、掻上板13の反転、上昇
と塵芥より離れる方向に作動するから、塵芥と掻上板1
3もし〈は押込板18との噛み込みを除去することがで
きる。塵芥収容箱1が満載状態になると、塵芥処理場あ
るいは埋立地などでの排出作業を行うが、この時には電
気接点は‐5,山一7は第3図に示される上方位置とは
逆の下方位置にある。排出作業を行う時にはまず切換ス
イッチSW−7を右方位置の排出側に切換えて、ソレノ
ィドSoLkへの通電を断ち、エンジンをアィドリング
状態に戻した後、切換スイッチSW−6を上方に切換え
ると、電流は切換スイッチSW−7一切換スイッチSW
−6−ソレノイドSoLhおよびソレノィドSoLaに
流れ、切換弁V4およびV,をそれぞれ左方位置に切換
える。したがって、油圧ポンプPからの吐出油は、吐出
管路27から切換弁V,を介してリフトシリンダー2の
基端部に流入し、リフトシリンダー2を伸長させる。
リフトシIJンダ12が最伸長位置に至ると、もはやリ
フトシリンダ12内には流入し得ないので管路27中に
は一定の背圧が生じる。この一定油圧力の発生によって
、吐出油は管路27から分岐された管路42一管路43
一切換弁V4一瞥路45ーロツクシリンダ24基端側に
流入し、一方管路45内に発生した背圧によって他方の
パイロットチェック弁44を開くから、その鱗油は管路
46−パイロットチェック弁44一切換弁V4−管路4
7一瞥路48−オイルリザーバTへと帰還する。この結
果、ロックシリンダ24の伸長作動により固綾爪22は
リンク25を介して回動し、受部23から離脱し、収容
箱1と枠体6間の固縛を解除する。また、固縛爪22の
回動は、電気接点LS−4を切換えるため、電流はソレ
ノィドSoLa,hとともに、電気接点は‐4を介して
ソレノィドSoLfに流れ、切換弁V3を右方位置に切
換える。
この結果、油圧ポンプPからの吐出油はプッシュシリン
ダ19基端部に流入し、プッシュシリンダ19を伸長作
動させる。したがって、プッシュシリンダ19の伸長作
動に伴なつて、まず押込板18が前進し、最前進位置に
至ると同時にブラケット20とストツパ21が当援する
ため、プッシュシリンダ19の伸長が続行されると、プ
ッシュシリンダ19のピストンロッド軸着部とストッパ
21間、すなわち収容箱1と枠体6とを離す方向に力が
作用し、枢軸7回りに枠体6は上方に額動される。枠体
6が収容箱1に対して約45度上昇すると、電気接点B
−6が切換わる。そして、切換スイッチSW−6の上方
への付勢を中止して中正位置に戻した後、切換スイッチ
SW−8を上方位置に切換えると、電流は電気接点山一
6を介してソレノィドSoLiに流れ、また電気接点L
S−6直後より上方に向かい、ソレノィドSoLh及び
ソレノィドSo仏に流れ、それぞれ切襖弁V,,V4及
びV5を左方位置に切換えて前述したように、リフトシ
リンダ12及びロックシリンダ24を伸長作動させ、一
定の背圧を生じさせると共に「固縄爪22を開放位置に
保持した状態で、油圧ポンプPからの吐出油は管路27
−管路42一瞥路49一切換弁V5一瞥路5Qーダンプ
シリンダ5へ流入し、その排油は管路50一切換弁V4
−管路52−管路亀8−オイルリザーバTへと帰還する
からダンプシリンダ5を伸長作動させる。
したがって、ダンプシリンダ富の伸長に伴なつて収容箱
川ま車体枠2に対して枢支部4回りに額勤するので収容
箱1内に満載された塵芥を排出することができる。(第
1図鎖線位置)排出作業が終了して走行姿勢に復帰させ
る場合は、切換スイッチSW−8を下方に切換えれば電
流はソレノイドSoLjとともに「 ソレノイドSoL
h、SoLaに流れるから切換弁V,およびV4を左方
位置に、切換弁V5を右方位置に切換え、ソフトシリン
ダ竃2が伸長限界位置におかれることによって生ずる背
圧により、固縛爪22を開放状態に保持したまま、圧油
はダンプシリンダ5の先端側に流入してダンプシリンダ
5を縮少作動させる。
したがってダンプシリンダ5の縮少作動により収容箱1
は降下し「車体枠2上に戦層され、電気接点LS−5を
下方位置に切換える。
この後、切換スイッチSW−8を中正位置に戻した後、
切換スイッチSW−6を下方位置に切換えると電流は電
気接点LS−5を通してソレノィドSoLgに、更には
電気接点は−7を経てソレノィドSoLhに流れ、切換
弁V6を右方位置に、切換弁V4を左方位置に切換える
。したがって、プッシュシリンダー9からの排油が枠体
6の自重によりかつ固縛爪22を開放したまま管路38
一瞥路38′一切換弁V6−管路53を経てオイルリザ
ーバTに帰還し、プッシュシリンダ19を縦少作動させ
る。
この時、管路38′には絞り53が介在させているため
、枠体6は徐々に降下し、収容箱1と急激に衝突して収
容箱1、枠体6が破損するといった事故を防止すること
ができる。なお管路53と管路37′とが連結されてい
るため、プッシュシリンダー9の先端側に負圧が発生し
ようとした際にはシリンダ基端からの帰還油を管路37
より吸い込み、常にプッシュシリンダー9の先端側が満
たされることになって負圧が生じることはない。また枠
体6の格納位置への復帰は電気接点LS−7を下降位置
に戻すので「電流はソレノィドSoLhへの通電を阻止
され、一方ソレノイドSoLaに通電するから、切換弁
V4を右方位置に、切換弁V,を左方位置に切換える。
このことからロックシリンダ24は、リフトシリンダ畳
2の最伸長位置での背圧の発生により、パィ。
ットチェック弁4亀が押し開かれ、オイルリザーバTへ
の管路が形成されるので縮少作動し、圃縄爪22はリン
ク25を介して回動する。この結果固縄爪22は、枠体
6側の受部23と係合し、枠体6を作業位置に固縛する
ことができる。以上のように塵芥処理装置側制御弁が動
作位置にあっても塵芥排出装置側制御弁を経由しないた
め〜排出装置側制御弁に比して処理装置側制御弁を相対
的に大容量に構成することができトまた塵芥処理装置が
作動中である時には、エンジンは一定の増速状態に保持
されるから単位時間当りの油圧ポンプ吐出量は増大し、
塵芥糟込作業を効率良く行うことができる。
一方排出作業時にはエンジンは増遠されないので塵芥積
込時に比して単位時間当りのポンプ吐出量は減少し、か
つ減少した吐出量に見合って排出側制御弁が小容量に設
定されているため、荷箱が急激に頭勤することによって
塵芥が急速に排出し、シリング側に引き抜きが作用し、
シリンダが破損したり、ひいては塵芥車が横転するとい
った事故を防止することができる。なお実施例において
は塵芥処理装置を塵芥押込装置と塵芥掻上装置とに分け
て構成しているが、押込と掻上を1枚板で兼用しても、
また他の実施例であってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の塵芥収集車を示す断面側面図、第
2図は油圧回路図、第3図は同電気回路図、第4図は第
3図の電気回路図に示された電気接点、スイッチ類の取
付位置を示す側面図、第5図は本発明装置の作動順を示
す簡略図である。 図中、1は塵芥収容箱、5はダンプシリンダ、6は枠体
、1 1はリンク、12はリフトシIJンダ、13は掻
上板、15はパックシリンダ、18は押込板、19はプ
ッシュシリンダ、22は固縛爪、24はロックシリング
である。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塵芥収容箱の後方開口部に、塵芥処理装置を内設し
    た枠体を傾動自在に設けた塵芥収集車において、前記塵
    芥処理装置の順次作動を制御する制御弁と、塵芥排出時
    に作動する排出装置の順次作動を制御する制御弁とを、
    油圧ポンプに対し並列に接続するとともに、前記排出装
    置側制御弁を塵芥処理装置側制御弁に対し小容量に設定
    し、前記塵芥処理装置使用時においてのみエンジンを一
    定の増速状態に付勢、保持するようにしたことを特徴と
    する、塵芥収集車における油圧作動装置。 2 塵芥排出装置作動時においては前記塵芥処理装置側
    制御弁の少なくとも1つが作動位置にあることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の塵芥収集車における油
    圧作動装置。
JP15389476A 1976-12-20 1976-12-20 塵芥収集車における油圧作動装置 Expired JPS6010963B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6170655U (ja) * 1984-10-16 1986-05-14
JPH034988U (ja) * 1989-06-02 1991-01-18

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JPS6170655U (ja) * 1984-10-16 1986-05-14
JPH034988U (ja) * 1989-06-02 1991-01-18

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