JPS6010949Y2 - モ−タ−サイクルに於けるフロントフオ−クのエヤスボイラ− - Google Patents
モ−タ−サイクルに於けるフロントフオ−クのエヤスボイラ−Info
- Publication number
- JPS6010949Y2 JPS6010949Y2 JP19455681U JP19455681U JPS6010949Y2 JP S6010949 Y2 JPS6010949 Y2 JP S6010949Y2 JP 19455681 U JP19455681 U JP 19455681U JP 19455681 U JP19455681 U JP 19455681U JP S6010949 Y2 JPS6010949 Y2 JP S6010949Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front fork
- outer frame
- air
- motorcycles
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はモーターサイクルに於けるフロントフォークの
エヤスポイラ−に関し、その目的とするところはモータ
ーサイクルの走行性能を向上させる為には直進性、操縦
安定性、乗り心地の改善が最も大切であり、路面に吸い
付く様なコーナリング特性を可能にすべくロードホール
ディングと操縦安定性の為の幾多の未解決課題が存在す
る。
エヤスポイラ−に関し、その目的とするところはモータ
ーサイクルの走行性能を向上させる為には直進性、操縦
安定性、乗り心地の改善が最も大切であり、路面に吸い
付く様なコーナリング特性を可能にすべくロードホール
ディングと操縦安定性の為の幾多の未解決課題が存在す
る。
そのうちの一つに高速走行時に際してフロントフォーク
が特に大型化して来たエンジン部分の前面投影面積の肥
大化の影響もかなりあると思われるが、車体全体の風圧
により揚力が作用して伸び上がり、ダウンフォース不足
に基づく操縦上の不安定さが挙げられる。
が特に大型化して来たエンジン部分の前面投影面積の肥
大化の影響もかなりあると思われるが、車体全体の風圧
により揚力が作用して伸び上がり、ダウンフォース不足
に基づく操縦上の不安定さが挙げられる。
この課題を解決する為には、スピードアップの為の空気
抵抗の可及的減少と不可避的空気抵抗をダウンフォース
への有効利用することである。
抵抗の可及的減少と不可避的空気抵抗をダウンフォース
への有効利用することである。
例えばフロントフォーク並びにエンジン部分迄すっぽり
被装固設するカウリング手段が公知であるが、レーシン
グコースを走るレーシングスペックならともかくストリ
ートモデルでは実用的用途の為にとても採用出来ない。
被装固設するカウリング手段が公知であるが、レーシン
グコースを走るレーシングスペックならともかくストリ
ートモデルでは実用的用途の為にとても採用出来ない。
空気抵抗の減少且つダウンフォースの確保に対する前記
カウリング手段を放棄し、ストリートモデルのモーター
サイクルに於ける基本形態に対して、可及的最少限の付
加物によって、フロントフォークのダウンフォースを計
ると同時にエンジン部分スに対する空気抵抗を可及的に
減少させる為に役立ち得るエヤスポイラ−を市場に提供
せんとするものである。
カウリング手段を放棄し、ストリートモデルのモーター
サイクルに於ける基本形態に対して、可及的最少限の付
加物によって、フロントフォークのダウンフォースを計
ると同時にエンジン部分スに対する空気抵抗を可及的に
減少させる為に役立ち得るエヤスポイラ−を市場に提供
せんとするものである。
本考案の実施態様を添附図面に従って説明するに、1は
モーターサイクル本体であって、上端にハンドル3、下
端に前輪4を擁するフロントフォーク2を、エンジン7
、ガソリンタンク8、シート部9と共に、後端に後輪1
0を支承するフレーム6前端に首振り自在に枢設して戊
り、当該フロントフォークは前輪4と一体動するダンパ
一部11とフレーム6と共に一体動するストラット部1
2から戒る。
モーターサイクル本体であって、上端にハンドル3、下
端に前輪4を擁するフロントフォーク2を、エンジン7
、ガソリンタンク8、シート部9と共に、後端に後輪1
0を支承するフレーム6前端に首振り自在に枢設して戊
り、当該フロントフォークは前輪4と一体動するダンパ
一部11とフレーム6と共に一体動するストラット部1
2から戒る。
13は前記フロントフォーク2の任を位tに固設するエ
ヤスポイラ−であって、フロントフォーク2に於けるス
トラット部12、ダンパ一部11の各れでもよいが、左
右側周面に一対として接合固定すべく、上下端にフォー
ク2への一対の取付金具15.15を固設した固定背板
14の上下端側に於いて、弓なり形状の彎曲外枠16を
一体形成せる略半円形外枠部17を一対として左右対称
形成する。
ヤスポイラ−であって、フロントフォーク2に於けるス
トラット部12、ダンパ一部11の各れでもよいが、左
右側周面に一対として接合固定すべく、上下端にフォー
ク2への一対の取付金具15.15を固設した固定背板
14の上下端側に於いて、弓なり形状の彎曲外枠16を
一体形成せる略半円形外枠部17を一対として左右対称
形成する。
該外枠部の内空に於いて、フロントフォーク2の軸線X
に対し交差する水平線Sの交点Oを通る水平線Sより前
傾軸線Y上に前傾仕切翼片18a〜18cを数体例えば
図の如く三体を一体形成する。
に対し交差する水平線Sの交点Oを通る水平線Sより前
傾軸線Y上に前傾仕切翼片18a〜18cを数体例えば
図の如く三体を一体形成する。
5は泥よけである。本考案は上記の如く、フロントフォ
ーク2の側周面に接合固設すべく上下に一対の取付金具
15.15を設けた固定背板14の上下端外側に於いて
彎曲外枠16を一体形成した略半円形外枠部17に於け
る内空に、水平線Sより前傾軸線Y上に前傾仕切翼片1
8a〜18cを例えば三体一体形成しているので、フロ
ントフォーク2に一体固設することにより、フロントフ
ォーク2へ極めて有効なダウンフォースを与えることに
なって、高速走行時のハンドリングに機敏且つ安定性を
得る効果をもたらす。
ーク2の側周面に接合固設すべく上下に一対の取付金具
15.15を設けた固定背板14の上下端外側に於いて
彎曲外枠16を一体形成した略半円形外枠部17に於け
る内空に、水平線Sより前傾軸線Y上に前傾仕切翼片1
8a〜18cを例えば三体一体形成しているので、フロ
ントフォーク2に一体固設することにより、フロントフ
ォーク2へ極めて有効なダウンフォースを与えることに
なって、高速走行時のハンドリングに機敏且つ安定性を
得る効果をもたらす。
それと同時に、当該エヤスポイラ−13は略エンジン部
分の前方に配設することから、エンジン前方部分の有効
な空力処理をもたらす。
分の前方に配設することから、エンジン前方部分の有効
な空力処理をもたらす。
つまり従来エンジン直前の空間部分に於いて、エンジン
への衝突空気の逃避処理が不完全なことに基づき発生す
る空気溜まり部がモーターサイクル本体1全体の円滑な
空気の流れを阻害して空気抵抗の増大及び揚力発生源と
もなり得る欠点に対して、5図に示すごとくエンジン前
方に位置する前傾仕切翼片18a〜18eが水平方向空
気を該翼片18a〜18cが受けてダウンフォースに転
換すると供に排出する空気を斜め後方へ強制的に流れを
変換する作用をする。
への衝突空気の逃避処理が不完全なことに基づき発生す
る空気溜まり部がモーターサイクル本体1全体の円滑な
空気の流れを阻害して空気抵抗の増大及び揚力発生源と
もなり得る欠点に対して、5図に示すごとくエンジン前
方に位置する前傾仕切翼片18a〜18eが水平方向空
気を該翼片18a〜18cが受けてダウンフォースに転
換すると供に排出する空気を斜め後方へ強制的に流れを
変換する作用をする。
その作用に基づきエンジン7直前の空気溜まり現象は、
その上方へ移行した流れに吸われて、スピードの増加に
伴ない増大する極めて大きな正圧からスピードの増加に
伴ないエンジン冷却上不必要に大きな正圧にならない様
円滑な整流作用をすることになって空気抵抗の低減且つ
揚力の低減効果につながり、良好な操縦安定性に大きく
寄与する。
その上方へ移行した流れに吸われて、スピードの増加に
伴ない増大する極めて大きな正圧からスピードの増加に
伴ないエンジン冷却上不必要に大きな正圧にならない様
円滑な整流作用をすることになって空気抵抗の低減且つ
揚力の低減効果につながり、良好な操縦安定性に大きく
寄与する。
又フロントフォーク2の構造上、バネ下構造材側にダン
パ一部11を擁する型式と、そうでない型式とが存在腰
その取付部分は直接本体1のダウンフォースを目的とす
る場合には本体1の浮揚現象を無視して、フロントフォ
ーク2に於けるバネ下構造部材である処の前輪4のみに
ダウンフォースを与えたい場合には、前輪4と一体動す
る部材に取付けねばならない。
パ一部11を擁する型式と、そうでない型式とが存在腰
その取付部分は直接本体1のダウンフォースを目的とす
る場合には本体1の浮揚現象を無視して、フロントフォ
ーク2に於けるバネ下構造部材である処の前輪4のみに
ダウンフォースを与えたい場合には、前輪4と一体動す
る部材に取付けねばならない。
尚、近時の大型モーターサイクルは悉く、フロントフォ
ーク2に於けるダンパ一部11が第1図に示す如く前輪
4と一体動する機構を採用している現況から、このダン
パ一部11に設置することにより、フロントフォーク2
の下方位に設定されることになって、周辺のスペースユ
ーティリティを最大限に向上させ得る。
ーク2に於けるダンパ一部11が第1図に示す如く前輪
4と一体動する機構を採用している現況から、このダン
パ一部11に設置することにより、フロントフォーク2
の下方位に設定されることになって、周辺のスペースユ
ーティリティを最大限に向上させ得る。
従って、前記フルカウルで被装した場合にも、前輪4の
両側周辺は邪魔にならないので、取付は域は取外し又は
上下取付は位置修正等の作業上の至便性をもたらす効果
がある。
両側周辺は邪魔にならないので、取付は域は取外し又は
上下取付は位置修正等の作業上の至便性をもたらす効果
がある。
図面は本考案の実施態様を例示腰第1図はモーターサイ
クル本体の概要図、第2図は正面図、第3図は第2図A
−A線断面図、第4図は同B −B線断面図、第5図は
エヤスポイラ−をフロントフォークに於けるダンパ一部
の側周部に設置した場合の空気の流れを示す説明図であ
る。 1・・・・・・モーターサイクル本体、2・・・・・・
フロントフォーク、13・・・・・・エヤスポイラ−1
14・・・・・・固定背板、15・・・・・・取付金具
、16・・・・・・彎曲外枠、17・・・・・・外枠部
、18・・・・・・前傾仕切翼片。
クル本体の概要図、第2図は正面図、第3図は第2図A
−A線断面図、第4図は同B −B線断面図、第5図は
エヤスポイラ−をフロントフォークに於けるダンパ一部
の側周部に設置した場合の空気の流れを示す説明図であ
る。 1・・・・・・モーターサイクル本体、2・・・・・・
フロントフォーク、13・・・・・・エヤスポイラ−1
14・・・・・・固定背板、15・・・・・・取付金具
、16・・・・・・彎曲外枠、17・・・・・・外枠部
、18・・・・・・前傾仕切翼片。
Claims (1)
- フロントフォークの左右側周面に接合状態で固設すべく
上下に取付金具を設けた固定背板の上下端外側に於いて
、弓なり形状の彎曲外枠を一体形成して略半円形外枠部
を形威し、該外枠部内空に、フロントフォークの軸線に
交差する水平線の交点を通る前傾軸線上に前傾仕切壁を
一体形成して構成したことを特徴とするモーターサイク
ルに於けるフロントフォークのエヤスポイラ−0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19455681U JPS6010949Y2 (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | モ−タ−サイクルに於けるフロントフオ−クのエヤスボイラ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19455681U JPS6010949Y2 (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | モ−タ−サイクルに於けるフロントフオ−クのエヤスボイラ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58102394U JPS58102394U (ja) | 1983-07-12 |
JPS6010949Y2 true JPS6010949Y2 (ja) | 1985-04-12 |
Family
ID=30107871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19455681U Expired JPS6010949Y2 (ja) | 1981-12-30 | 1981-12-30 | モ−タ−サイクルに於けるフロントフオ−クのエヤスボイラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010949Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-30 JP JP19455681U patent/JPS6010949Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58102394U (ja) | 1983-07-12 |
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