JPS60108826A - 自動露出制御回路 - Google Patents

自動露出制御回路

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JPS60108826A
JPS60108826A JP58217575A JP21757583A JPS60108826A JP S60108826 A JPS60108826 A JP S60108826A JP 58217575 A JP58217575 A JP 58217575A JP 21757583 A JP21757583 A JP 21757583A JP S60108826 A JPS60108826 A JP S60108826A
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JP
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reference voltage
film sensitivity
circuit
voltage
capacitor
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JP58217575A
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English (en)
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Koichi Nishi
幸一 西
Akira Takahashi
彰 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/081Analogue circuits
    • G03B7/083Analogue circuits for control of exposure time

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、カメラの自動露出制御回路に関するものであ
り、特にフィルム感度情報を電気的に入力するようにし
たカメラの自動露出制御回路に関するものである。
(従来技術) カメラの露出を制御するために、シャックの閉じ動作を
行わせる電磁石と、受光素子およびコンデンサでなり、
シャッタ羽根の開き動作の開始と同時に充電を開始する
時定数回路と、この時定数回路の充電電圧と所定の参照
電圧とを入力とし、上記充電電圧が参照電圧に達したと
き前記電磁石にシャッタの閉じ動作を行わせる駆動回路
とを有してなる自動露出制御回路が用いられている。第
1図は従来の自動露出制御回路の一例を示すものであっ
て、シャツタレリーズによってシャッタ羽根が開き始め
るとこれに連動するトリガースイッチ1が開いて受光素
子、例えばCdS 2を通じてコンデンサ3に充電を開
始し、コンデンサ3の電圧が予め設定された駆動回路4
の参照電圧Vtに達すると駆動回路4が電磁石5の電流
を遮断してシャッタの閉じ動作を行わせるようになって
いる。トリガースイッチ1のオフから電磁石5のオフま
での時間はCdS 2とコンデンサ3によって形成され
る回路の時定数によって決定され、CdS 2の抵抗値
は被写体方向から入射する光の強さによって変化するか
ら、入射光の強さに応じたシャ・ツタ速度によって適正
な露出が得られる。この制御時間Tは C:コンデンサ容量 Ro : CdS照度xoのときの抵抗値r:CdSの
γ値 x:cds照度(Ev相当値、ASAlooのとき)V
cc :電源電圧 vt:参照電圧 となる。第1図中抵抗6は高輝度補正抵抗、7は低輝度
補正抵抗、8はCdS 2の前に設けられたフィルム感
度設定用の窓である。
上記自動露出制御回路の露出精度は、第2図を参照する
ことによって考えることができる。第2図中Bv−T線
図はシャッタメカニズムによって決まる特性であって、
トリガースイッチ1のメ・フカ)ら電磁石5のオフまで
の時間T7を与えたときに得られる露出量Ev (−絞
り値^V+シャ・ツタ速度イ直Tv)との関係を表した
ものである。また、Lv−T!泉図はCdSに照度Lv
 (−入射光量Bv+フィルム感度Sv)を与えたとき
に得られるトリガースイ・ノチ1のオフから電磁石5の
オフまでの(1)式で示される制御時間の関係を表した
ものである。露出精度dEvはEv−T線図とLv−T
線図とのずれによって生じる。
いま、CdSがある照度Lνを受けたとき制御時間がT
であると、そのときのシャ・ツタメカニズムbよEvの
露光量を与える。このとき、Lv!!’Ev1h<一致
すれば露出誤差は0であるが、実際には照度番とよって
第2図の下半部に示されているような露出誤差dEv 
(=Lv−F!v)を生じる。低輝度補正、高輝度補正
はこのy4差dEvを小さくするために設しナられここ
で、低輝度補正とは、カメラごとに、コンデンサ3の容
量、CdSの抵抗RO1CdSのγ値等がばらつくこと
によって生ずる誤差を、第1図の抵抗7により参照電圧
Vtを変化させて露出誤差が少なくなるように調整する
ものである。これをLv(Ev) −T線図で説明する
と、第2図で線Aの位置が露出誤差が最も少ない位置で
あるとすると、これに対してコンデンサ等のばらつきで
線A′の位置にずれている場合、抵抗7の値を小さくし
て線Aに重なるように調整する。この場合の調整は全体
が上下にシフトする形で行われるから、ある点について
調整すればよく、通窩はLν9前後の値に対して行われ
るので低輝度補正といわれる。
また、高輝度補正とは、通常Ev−T線図はシャッタ羽
根の全開位置前後で折れ曲がっていて低輝度側では略一
定の特性であるが高輝度側ではカメラごとに異なってい
るため、Lv−・T線図をこれに合わせようとするもの
である。具体的には、第1図においてCdS 2と直列
に接続した抵抗6の値を調整する。いま、抵抗6の値を
rとすると、制御で表される。従って、抵抗6の値rを
変えることによってLv−T線を折り曲げてEv−T線
に重なるように調整することが可能であり、通常はLv
lS付近に注目して調整が行われるから、高輝度補正と
いわれる。
以上二つの調整によってコンデンサやCdSのγ値等の
回路定数のばらつき或いはメカ特性のばらつきに対応す
るようになっている。
ところで、前述のように、従来の露出制御回路における
フィルム感度情報の入力は、CdS 2の前面に設けた
窓8の孔径を変化させることによって行うようになって
おり、入射光量の変化といっしょにしてLv = By
 + Svとして入力するようになっている。このよう
にCdSの受光窓8によってフィルム感度情報の入力を
行うということはLシーT線図を左右にスライドさせた
形で表すことができる。
例えば、今、ASAlooを基準にした場合、第4図に
示されているように、ASA400の場合は2Evだけ
左にスライドさせた形で表すことができる。 しかし、
上記フィルム感度情報の入力は、装填フィルムの感度に
応じて手動的に設定しなければならず自動的に設定する
ことはできない。そこで、例えハ装墳すべきフィルムの
パトローネにフィルム感度に応じてコード化された電気
接点を設けておきこの電気接点からのコード信号に基づ
きフィルム感度を検出して自動的に電気的にフィルム感
度情報を入力して回路を切り変えることが考えられてい
る。しかし、電気的にフィルム感度情報を入力して回路
を切り変えるための具体的な回路構成については未だ明
らかにされていない。
ここで考えられることは、第3図に示されているように
、フィルムパトローネ等からのコード化されたフィルム
感度信号をデコーダ9に入力してフィルム感度コとに信
号を出力し、このフィルム感度ごとの信号によってフィ
ルム感度ごとに設けられたスイッチングトランジスタ1
0の一つをオンさせ、駆動回路4の参照電圧入力端子に
接続すべくフィルム感度ごとに設けられた抵抗11を上
記トランジスタで切り変えて、駆動回路4の参照電圧を
フィルム感度ごとに切り変えることである。このように
駆動回路4の参照電圧を切り変えるということは、前に
も述べた通りLv−T線図が上下にスライドすることで
ある。しかし、単純にLv−T線図を上下にスライドさ
せただけでは次のような各種の問題点が生じる。
(1)低輝度側を基準にフィルム感度差dSvだけ上下
にずらすと、高輝度側ではdSv以上のずれが生じて露
出誤差として現れる。第5図はこれを示しており、低輝
度側で2Ev分だけ上下にずらした場合、線図Cに示さ
れているように高輝度側でも2Ev分だけずれるべきで
あるにもかかわらず、それ以上にずれてしまう。
(2)CdSのγ値のばらつきにより基準げ々イルム感
度値に対して感度差が大きいもの程露出r4差が大きく
なる。第6図はこれを示す。同図中の線AはメカのEv
−T線図とそれに適合するLシーT線図であり、そのと
きのCdSのγ値をγ0.フィルム感度をA3A100
とし、A′はA5A400の場合の線図を示している。
ここで、CdSのγ値にばらつきがなければ線図Aと線
図A′は平行に移動するから何ら問題はない。しかし、
実際にはγ値にはばらつきがある。いま、γ値がγ1に
なったとするとASAlooでは線図Bのようにシャッ
タ速度Toに注目して調整を行う。このときのあるシャ
ッタ速度での露出誤差はΔeである。そして、従来のよ
うにフィルム感度の切り変えをCdSの受光窓の径の変
化によって行う場合、ASA400では線図Cのように
線図Bと平行に移動するだけであり、あるシャッタ速度
での露出誤差は八〇である。しかし、フィルム感度の切
り変えを駆動回路の参照電圧Vtの切り変えで行う場合
は、ASAlooを基準としてAS^400に切り変え
ようとすると、線図B”のように、線図Cからさらに平
行にずれ、ΔEの露出誤差が追加されることになる。こ
の追加される露出誤差はフィルム感度差が大きい程大き
くなる。
(3)従来の低輝度補正として用いられていた参照電圧
Vtの切り変えをフィルム感度切り変えとじて用いるた
め、低輝度補正手段を別途に設ける必要がある。
(目的) 本発明の目的は、フィルム感度の切り変えを電気的に行
うようにした自動露出制御回路において高輝度補正及び
低輝度補正が可能であり、かつ、受光素子のγ値のばら
つきがあっても露出誤差を生じないようにした自動露出
制御回路を提供することにある。
(構成) 本発明の自動露出制御回路は、上記目的を達成するため
に、シャッタの閉じ動作を行わせる電磁石と、受光素子
およびコンデンサでなり、シャッタ羽根の開き動作の開
始と同時に充電を開始する時定数回路と、この時定数回
路の充電電圧と所定の参照電圧とを入力とし、上記充電
電圧が参照電圧に達したとき前記電磁石にシャッタの閉
じ動作を行わせる駆動回路とを有してなる自動露出制御
回路において、フィルム感度情報を電気的に検出し、フ
ィルム感度情報に応じた信号を出力するフィルム感度情
報検出部と、フィルム感度情報検出部からの信号に応じ
て上記駆動回路に入力する参照電圧を切り換えるフィル
ム感度切り換え部と、受光素子のγ値に応じてフィルム
感度切り換え部に加える電圧を補正して上記駆動回路に
入力する参照電圧を補正するγ値補正部とを有してなる
ものである。
以下、図面を参照しながら本発明を説明する。
第3図において、CdS 2とコンデンサ3とでなる時
定数回路のほかに可変抵抗13とコンデンサエ4とでな
る時定数回路が設けられており、後者の時定数回路のコ
ンデンサ14と並列にトリガースイッチ1が接続されて
いる。コンデンサ14の充電電圧は比較回路15に入力
され、比較回路15には分圧抵抗16.17により参照
電圧Vt“が加えられるようになっている。比較回路1
5の出力はスイッチングトランジスタ18のベースに加
えられ、トランジスタ18は前記コンデンサ3のトリガ
ースイッチとなっている。コンデンサ3の充電電圧は駆
動回路4に入力され、駆動回路4にはまた、前述のよう
にデコーダ9、トランジスタ10を介して電気的に検出
されたフィルム感度信号に基づいて抵抗11の一つが選
択され、選択された抵抗の値に応じた参照電圧Vtが入
力されるようになっている。5は駆動回路4で駆動され
る電磁石、19は抵抗11と直列に接続される分圧抵抗
、20は電源である。
いま、トリガースイッチ1がオフになると、抵抗13を
介してコンデンサ14に充電が開始され、充電電圧が参
照電圧vt1に達すると比較回路15がトランジスタI
8の導通を遮断し、CdS 2とコンデンサ3でなる第
2の時定数回路への充電が開始される。以下、従来の回
路と同様にコンデンサ3の充電電圧が駆動回路4の参照
電圧Vtに達すると電磁石5への通電が絶たれてシャッ
タが閉じる。このように、時定数回路が2段になってい
る点が本発明の一つの特徴的構成部分である。上記回路
によ数回路と比較回路15によって制御される時間は左
辺第2項によって与えられ、フィルム感度切り換えによ
って駆動回路4の参照電圧を変えてもこれに無関係であ
るから、これによって高輝度補正を行うことができる。
第5図の線図Cはこのようにして高輝度補正が行われた
状態を示している。高輝度補正の程度は抵抗13を調整
して時定数を変えることにより行なってもよいが、抵抗
16.17により参照電圧vt’を変えてもよい。
次に、受光素子のγ値のばらつきに対する補正について
説明する。いま、フィルム感度銘^iooヲ基準にする
と、明るさXに対する露出制御時間Tは(1)、(2)
式によって表すことができるが減電圧特性の因子を除い
て考えるために参照電圧を α1 =νti /Vcc ・ ・ ・ ・ ・ (4
)・ ・ ・ ・ ・ (5) で表す。各フィルム感度に対応する参照電圧αiの選び
方は次のように考える。いま、基準とするフィルム感度
に対する参照電圧をα0、そのフィルム感度に対してd
svのフィルム感度差があるものに対応する参照電圧を
αとする。参照電圧α0のときの明るさをX、参照電圧
αのときの明るさをx−dSvとするとき、それぞれの
露出制御時間、・、・−1−(1−・・)2−゛′ ・
・・(6)が得られる。この式かられかるように、αは
α0やdSv以外にCdSのγ値を考慮して参照電圧α
iを定めないと露出誤差の増大となる。例えば、T=0
.6 、AS^100、yo =0.93とすると、八
5A100Oの参照電圧は、フィルム感度差dSVが/
6o。
dsv−1og2() =3.322 ・・・(7)0
0 であるから、(6)式より α=0.4872 ・・・ (8) である。この参照電圧のままγ=0.5になったと=3
.987 ・ ・ ・ (9) となり、CdSのγ値による露出誤差0.665Evを
生じる。
ところで、八5A100 (αo =0.9 )を基準
としてASA200、As^400、ASA800につ
いてCdSのTとαとの関係をめると第7図のようにな
る。第7図に示される各グラフより、CdSのγのある
範囲に対してはαがリニアな関係にあるものと見なすこ
とができるから、 α=a−bγ ・・・ (10) 但し、a、bは定数Cazbzr≧0)で表すことがで
きる。上記(10)式に対応する等価回路として第9図
が考えられる。第9図は演算増幅器22と抵抗R1、R
2でなる加算回路であって、抵抗R1への印加電圧をν
l、抵抗R2への印加電圧をv2、増幅器22の出力を
Vaとすると、bγ=1(1−亘) ・・・(13) RI+RZ Vtc となる。この関係をASAloo、ASA200、AS
A400、ASA800に対して応用した回路例が第1
0図である。
第1θ図において、直列に接続された抵抗R1、R2、
R3、R4、R5は電源電圧VccをVa、 Vb、 
Vc、、VdK分圧する抵抗であって、分圧された上記
各電圧はそれぞれアナログスイッチA、BSC,Dの選
択によってボルテージフォロワとしての増幅器24に入
力され、増幅器24の出力は抵抗R6を介して増幅器2
6に入力されるようになっている。一方、電源電圧Vc
cは可変抵抗RIOによって電圧Veに分圧されボルテ
ージフォロワとしての増幅器25に入力されるようにな
っている。増幅器25の出力はアナログスイッチB’、
C’、Dlが選択的にオンになることにより抵抗R7、
R8、R9の何れかを介して増幅器26に入力されるよ
うになっていて、増幅器26の出力が参照電圧Vαとし
て前記電磁石の駆動回路に加えられるようになっている
。上記各アナログスイッチは電気的に自動的に検出され
たフィルム感度情報に基づきデコーダを介してオン、オ
フされるようになっており、へSへ100のときはスイ
ッチAがオン、ASA200のときはスイッチBとB’
がオン、ASA400のときはスイッチCとC′がオン
、ASA800のときはスイッチDとDlがオンになる
ようになっている。こうすることにより、CdSのγ値
のばらつきに応じて一つの可変抵抗RIOによって決ま
る電圧Veを変化させるだけで各フィルム感度ごとの駆
動回路の参照電圧を補正することができ、もってCdS
のγ値のばらつきによる露出誤差を解消することができ
る。
また、電気的にフィルム感度を切り変える場合の受光素
子のγ値のばらつきによる露出誤差をなくす手段として
次のようなものも考えられる。既に述べた(6)式にお
いて、αo =0.9 、フィルム感度差dSν=1.
2.3として、CdSのγ値とαとの関係をみると第7
図のようになる。各フィルム感度差の線図はある範囲で
は既に述べた通りγとαとの関係はリニアの関係になっ
ているからαJをTに対応させることにすればαl 1
α2はα3 と−次の関係式で表すことができ、(6)
式の関係より、ある範囲では、 α、−t−に、(1−αj) (14)αz=1−kg
(1−α3 ) (15)ただし、kl、に2は定数 で近イ以することができる。
即ち、(1−α+)/(1−α3)、(1−α2)/(
1−α3)とγの関係をみると第8図のようになってお
り、γがよく使用される0、5乃至1の範囲でほぼ一定
値になっているから、使用するγ値によってklSk2
を定めることができる。
第11図はその回路例を示す。第11図において、電源
電圧Vccは可変抵抗R12により電圧v3に分圧され
てボルテージフォロワとしての増幅器27に入力される
ようになっている。一方、フィルム感度情報が電気信号
で入力されるデコーダ28は、フィルム感度情報に応じ
てアナログスイッチO11,2,3を選択的にオンにす
るようになっており、スイッチ0がオンのときは電源電
圧Vccを抵抗RとROによって分圧してこれを参照電
圧Vtとして出力され、スイッチlがオンのときは電源
電圧Vccと電圧v3と抵抗R,R1で決まる電圧が参
照電圧Vtとして出力され、スイッチ2がオンのときは
Vccとv3と抵抗R,R2で決まる電圧が参照電圧V
tとして出力され、スイッチ3がオンのときは電圧v3
が参照電圧Vtとして出力されるようになっている。可
変抵抗R12の両辺と抵抗Rと抵抗RO、R1またはR
2とによってブリッジが形成され、ブリッジの中点から
参照電圧Vtが取り出されるような形になっている。こ
れら各抵抗の比は次のように定める。
艮 = 1−− (1−αj) ・・・ (17)R+R。
α3=埴ト ・・・(19) (14)、(15)と(17)、(18)より、 k kl R+R1・・・ (20) k2=−l− R+Rt ・ ・ ・ (21) の関係で表されるから、第11図の回路は容易に構成さ
れる。
上記回路による場合の補正は次の方法によって行う。基
準dsv=oの場合に、ある照度xOに対しである時間
Toが得られるとき、dSν=3に切り変え、その時の
CdS照度を(xo−3) Evにし、その時間がTo
となるよう可変抵抗R12により補正するのである。
第11図に等価な回路として第12図のように構成して
もよい。第12図の回路は、可変抵抗R12で電源電圧
Vccをv3に分圧して増幅器27に入力することは第
11図の回路と同様であるが、この可変抵抗R12の両
辺と抵抗ROとR1とでブリッジを構成し、このブリッ
ジの中点から参照電圧Vtを取り出すようにすると共に
上記電圧v3を抵抗R2、R3、R4で分圧し、デコー
ダ28によってオン、オフ制御されるアナログスイッチ
により上記各分圧電圧を参照電圧に付加して補正するよ
うにしたものである。
第13図も第11図と等価な回路を示す。この回路も可
変抵抗R12と抵抗RとROとでブリッジ構成にし、ブ
リッジの中点から参照電圧Vtを取り出すものであるが
、可変抵抗R12の分圧電圧V4を抵抗rl 、r2、
r3で分圧して増幅器31.32.33にそれぞれ入力
し、これらの分圧電圧を、フィルム感度に応じて抵抗R
1、R2、R3を介して参照電圧Vtに付加するように
したものである。
ここまでの説明で高輝度補正と受光素子のγ値補正が行
われることが明らかになったわけであるが、残された低
輝度補正については、従来フィルム感度切り換え用とし
て用いられていた受光素子窓の径の切り換えを、ここで
は低輝度補正として用いる。窓径の切り換え手段は、径
の異なる複数の孔を有する切り換え板を移動させ、或い
はフィルターを切り換えてもよく、他の手段でもよい。
以上述べた各補正を行うことにより、フィルム感度情報
を電気的に入力するようにした露出制御回路において精
度の高い露出制御を行うことができる。
第14図は各補正手段を有してなる露出制御回路の全体
の構成例を示す。第14図において、符号38はフィル
ム感度検出部としてのデコーダ28からの信号に応じて
駆動回路4に入力する参照電圧を切り換えるフィルム感
度切り換え部、39は受光素子のγ値のばらつきに応じ
て駆動回路4の参照電圧に補正を加えるγ値補正部、4
0は二つの時定数回路を有してなる高輝度補正部、36
は受光素子の前面に設けられた低輝度補正部材である。
第15図の回路もフィルム感度切り換え部38、γ値補
正部39、高輝度補正部40を有してなるものであるが
、さらにフィルム感度領域の拡大を図るためのコンデン
サC4とトランジスタ41が付加されている。第7図か
らもわかるように、参照電圧Vtの使用範囲は、電源電
圧の変動を考えると0.35乃至0.95の範囲が妥当
である。そこで、フィルム感度がある範囲以上になると
デコーダ28を介してトランジスタ41をオンさせ、受
光素子2とコンデンサC1でなる時定数回路にコンデン
サC2を付加してフィルム感度範囲を拡大しようとする
ものである。また、第15図の回路には低輝度側での撮
影領域を拡大するための低輝度検出回路42が付加され
ている。これは、受光素子のγ値が0.5 ぐらいにな
ると第16図に示されるように低輝度側ではアンダーに
なるため、低輝度側のある領域になると低輝度検出回路
42により検市してデコーダ2日を介しトランジスタ4
1をオンさせてコンデンサc4を付加し、もって、制御
時間を長くして自動的に低輝度側での撮影領域を拡大し
ようとするものである。第17図はこれを示しており、
低輝度側で階段状に変化しているのはコンデンサc4が
付加されていることを示す。
(効果) 本発明によれば、フィルム感度情報を電気的に入力して
自動的に切り換えるようにした自動露出制御回路におい
て、フィルム感度情報を電気的に検出し、フィルム感度
情報に応じた信号を出力するフィルム感度情報検出部と
、フィルム感度情報検出部からの信号に応じて上記駆動
回路に入力する参照電圧を切り換えるフィルム感度切り
換え部と、受光素子のγ値に応じてフィルム感度切り換
え部に加える電圧を補正して上記駆動回路に入力する参
照電圧を補正するγ値補正部とを設けたがら、フィルム
感度が自動的に切り換えられて便利であることはもとよ
り、受光素子のγ値のばらつきがあっても、このばらつ
きに応して補正を加えることができるから、露出誤差の
ない正確な露出制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動露出制御回路の例を示す回路図、第
2図は同上露出制御回路のEv−T、LシーT線図及び
露出誤差特性線図、第3図は本発明の一実施例を示す回
路図、第4図は従来の回路例においてフィルム感度を切
り換えた場合を示すEシーT線図、第5図は駆動回路の
参照電圧を変えてフィルム感度を切り換える場合の問題
点を説明するためのEv−T線図、第6図は同じ(参照
電圧を切り換えてフィルム感度を切り換える場合に受光
素子のγ値のばらつきが与える影響を説明するためのE
v−T線図、第7図は受光素子のγ値と駆動回路の参照
電圧との関係をフィルム感度差ごとに示す特性線図、第
8図は受光素子のγ値と駆動回路の参照電圧比の関係を
示す特性線図、第9図は本発明に用いられるγ値補正回
路の一例を示す回路図、第10図は同じくγ値補正回路
の別の例を示す回路図、第11図は同じくγ値補正回路
の別の例を示す回路図、第12図は同じくγ値補正回路
の別の例を示す回路図、第13図は同じくγ値補正回路
の別の例を示す回路図、第14図は本発明に用いられる
全体の回路例を示す回路図、第15図は同じく別の全体
の回路例を示す回路図、第16図は受光素子のγ値によ
っては低輝度領域において撮影領域が制限されることを
示すEv−T線図及び露出誤差線図、第17図は低輝度
領域において撮影領域を拡大した場合を示すEv−T線
図及び露出誤差線図である。 1・・トリガースイッチ、2・・受光素子、3・・コン
デンサ、4・・駆動回路、5・・電磁石、Vt・・駆動
回路の参照電圧、38・・フィルム感度切り換え部、3
9・・受光素子γ値補正部、40・・高輝度補正部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シャッタの閉じ動作を行わせる電磁石と、受光素子およ
    びコンデンサでなり、シャッタ羽根の開き動作の開始と
    同時に充電を開始する時定数回路と、この時定数回路の
    充電電圧と所定の参照電圧とを入力とし、上記充電電圧
    が参照電圧に達したとき前記電磁石にシャンクの閉じ動
    作を行わせる駆動回路とを有してなる自動露出制御回路
    において、フィルム感度情報を電気的に検出し、フィル
    ム感度情報に応じた信号を出方するフィルム感度情報検
    出部と、フィルム感度情報検出部からの信号に応じて上
    記駆動回路に入力する参照電圧を切り換えるフィルム感
    度切り換え部と、受光素子のγ値に応じてフィルム感度
    切り換え部に加える電圧を補正して上記駆動回路に入力
    する参照電圧を補正するγ値補正部とを有してなる自動
    露出制御回路。
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