JPS638892Y2 - - Google Patents

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JPS638892Y2
JPS638892Y2 JP1986071873U JP7187386U JPS638892Y2 JP S638892 Y2 JPS638892 Y2 JP S638892Y2 JP 1986071873 U JP1986071873 U JP 1986071873U JP 7187386 U JP7187386 U JP 7187386U JP S638892 Y2 JPS638892 Y2 JP S638892Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気シヤツタを備えたカメラの温度
補償装置、特にフオーカル・プレーン・シヤツタ
等のシヤツタ機構の有する温度特性を補償するも
のに関する。
従来より、シヤツタ制御回路に含まれる受光素
子の温度特性を補償する装置やシヤツタ制御回路
によつて制御されるシヤツタ機構自身の温度特性
を補償する装置は知られている。後者の温度特性
は、シヤツタ構成部材の寸法や潤滑油の粘度など
が温度によつて変化することが原因と考えられ
る。そして本考案はこの後者の温度補償装置に関
するものである。
従来から知られている後者の温度補償装置は、
温度変化によるバイメタルの変形を利用しシヤツ
タ機構の温度特性を補償するものである。バイメ
タルは周知の如く温度上昇とともに一方向にしか
変形しない。したがつてこのバイメタルを利用し
たシヤツタ機構の温度補償装置は、温度上昇とと
もにシヤツタ・タイムが単に速くなつていく(あ
るいは遅くなつていく)ような温度特性を有する
シヤツタ機構にしか適用できない。
しかしながら出願人が実測したところによる
と、市販のカメラのシヤツタ機構には、或る所定
の温度で極値のシヤツタ・タイムとなりこの温度
を境にして一方の側(上側あるいは下側)では温
度上昇とともに実質上シヤツタ・タイムが速く、
他方の側(下側あるいは上側)では温度上昇とと
もに実質上シヤツタ・タイムが遅くなるような温
度特性を有するものが存在する。出願人はこのよ
うな温度特性を有するシヤツタ機構が存在するこ
とを初めて見出した。そしてこのような温度特性
を有するシヤツタ機構を上述の如くバイメタルを
利用した温度補償装置で温度補償することは困難
である。
本考案の目的は上述した発見に基づき、このよ
うな温度特性を有するシヤツタ機構の温度補償を
行なうことにある。
以下、本考案を図面に即して説明する。
第1図は温度とシヤツタ・タイムの変動量の関
係図である。図示されているように、シヤツタ・
タイムの変動量がある温度を折曲点として、その
両側で負の方向に増加する(シヤツタ・タイムが
遅くなる。)特性が一例として示されており、シ
ヤツタ・タイム変動量の基準を室温(20℃)のと
きのシヤツタ・タイムとしている。
第2図は本考案の一実施例を示す回路のブロツ
ク図である。受光回路A1-1は、フオートダイオ
ード等の受光素子を有し、被写体輝度に対応した
電圧を発生する。絞り値導入回路A1-2は撮影レ
ンズで設定された絞り値に対応した電圧を発生す
る。フイルム感度導入回路A1-2はカメラのフイ
ルム感度設定ダイアルに連動し、カメラに装填さ
れるフイルムの感度に対応した電圧を発生する。
オート・シヤツタ・タイム制御用の演算回路A−
1は前記回路A1-1、A1-2及びA1-3で発生した電
圧を露出因子導入用の入力とし、適正露光を得る
シヤツタ・タイムに対応したオートの出力電圧
Vautを出力端子1−1に発生する。この出力電
圧はカメラのレリーズ操作以前は前記3つの電圧
の変化に対応して変化しているが、レリーズ操作
が成されるとその直前の値に固定される。
マニユアル・シヤツタ・タイム制御用の演算回
路A−2の出力電圧は直列接続のラダー抵抗(図
示せず)に発生される。このラダー抵抗の各々に
は、出力端子3−1〜3−nが接続されている。
そして例えば出力端子3−1には1/4000sec.のシ
ヤツタ・タイムに対応した電圧が、出力端子3−
2には1/2000sec.のシヤツタ・タイムに対応した
電圧がそれぞれ発生し、以下出力端子3−nに近
づくにつれて遅いシヤツタ・タイムに対応した電
圧が発生するようになつている。従つて、この出
力端子の数は制御可能とするシヤツタ・タイムの
分だけ用意しておけばよいことになる。以下、こ
の出力端子3−1〜3−nに発生する電圧を総称
してマニユアル出力電圧Vmanu.という。
摺動子4は図示せざるカメラのシヤツタ・ダイ
アルに連結されていて、オートシヤツタ・タイム
制御のときには出力端子1−1を選択し、マニユ
アル・シヤツタ・タイム制御のときには出力端子
3−1〜3−nのうちから、所望のシヤツタ・ス
ピードに応じていずれかを選択するようになつて
いる。出力端子1−1,3−1〜3−nに発生し
た電圧は、この摺動子4を介して比較回路A−3
の一方の入力端子に印加される。
比較回路A−3の他方の入力端子には、抵抗5
とコンデンサ6とからなる積分回路の出力電圧が
印加される。トリガ・スイツチS1はコンデンサ6
と並列接続され、露光開始時から少なくとも露光
終了時までの間はOFFになつており、また露光
終了時から次の露光開始までの間にONにされ
る。従つて、積分回路は露光開始時から後の経過
時間を積分することになり、その積分電圧が比較
回路A−3の他方の入力電圧となる。比較回路A
−3は、両入力電圧が所定の関係になつたとき
に、シヤツタ後幕係止用のマグネツトMgを駆動
し、露光を終了させる。
さて、摺動子4が出力端子1−1を選択してい
るとき、即ちオート・シヤツタ・タイム制御のと
きには、被写体輝度、絞り値及びフイルム感度に
よつて定まるシヤツタ・タイムに対応したオート
の出力電圧が演算回路A−1から比較回路A−3
の一方の入力端子に印加される。そしてレリーズ
操作が行なわれるとシヤツタ先幕が走行し、また
トリガ・スイツチS1がOFFになりコンデンサ6
の充電が始まる。こうして比較回路A−3はオー
トの出力電圧Vaut.と積分電圧Vint.とが所定の関
係(例えば等しくなる)と、マグネツトMgを駆
動してシヤツタ後幕を走行させる。以上のように
して公知の如く絞り優先式の自動露出制御(オー
ト撮影)が行なわれる。
次に、摺動子4が出力端子3−1〜3−nのう
ちいずれかを選択したとき、即ちマニユアル・シ
ヤツタ・タイム制御のときには、任意のシヤツ
タ・タイム(例えば1/2000sec.)に対応したマニ
ユアルの出力電圧が比較回路A−3の一方の入力
端子に印加される。レリーズ操作以後はオートの
ときと同様に動作してシヤツタ・タイムが制御さ
れる。以上のようにして周知の如くシヤツタ・タ
イムのみが自動的に制御される。尚このときに
は、撮影レンズの絞り値は被写体輝度に応じて適
宜調節する。以上、2つのシヤツタ・タイム制御
動作においては、回路構成からも明らかなよう
に、出力電圧Vaut.又はVmanu.の値が高いほど
シヤツタ・タイムは速くなり、低いほど遅くな
る。
本実施例では、要素A1-1,A1-2,A1-3,A−
1,4,5,6,S1,A3,Mg,あるいは要素A
−2,A−3,4,5,6,S1,Mgがシヤツタ
制御回路を構成している。
これまでは、シヤツタ機構の温度特性を電気的
に補償するための前提となる電気的なシヤツタ・
タイム制御機能について述べてきたが、以下に補
償機能について述べる。
温度検出回路A5-1内の温度検出素子としては、
トランジスタ、ダイオードなどのいわゆる半導体
素子やサーミスタや熱電対などが使用され、その
出力は周知の如く温度特性を有している。この温
度検出回路A5-1の出力は補償出力発生回路A−
5によつて前記シヤツタ機構の温度特性を相殺す
る出力電圧Vcan.に変換される。第1の結合回路
A−6(補正回路)は、演算回路A−1に出力電
圧Vcan.を印加し、結果的に演算回路A−1の出
力電圧Vaut.がシヤツタ機構の温度特性の情報を
与えられたものとなるようにする。第2の結合回
路A−7(補正回路)は演算回路A−2に回路A
−5の出力電圧Vcan.を印加し、結果的に出力端
子3−1〜3−nに発生する電圧Vmanu.がシヤ
ツタ機構の温度特性の情報を与えられたものとな
るようにする。こうすれば、マグネツトMgの駆
動の時期が周囲温度に応じて変化し、シヤツタ・
スピードは周囲温度の変化に拘らず一定に保たれ
ることになる。
なお、補償出力発生回路A−5の出力Vcan.を
結合回路A−6,A−7を介して演算回路A−
1,A−2に伝達するのではなく、第2図で点線
で示されているように回路A−5の出力電圧
Vcan.を、第3の結合回路A−8(補正回路)を
介して積分回路5,6の出力に印加しても、シヤ
ツタ機構の温度特性を補償することができる。そ
れは、比較回路A−3が出力電圧Vaut.または
Vmanu.と出力電圧Vint.を比較するものだからで
ある。
電源E1から以上に述べてきた回路への給電は
スイツチS3の開閉による。尚、補償出力発生回路
A−5の出力は演算回路A−1,A−2のいずれ
か一方に印加してもよい。それはカメラがこの2
つの回路のうち、一方しか有していないときにな
される。以上の回路はIC化ができスペースを大
きくとらないし、また、温度検出素子として半導
体素子を用いる場合にはこのIC内のダイオード
を使用できる。
以下、回路A−5〜A−7及び素子A5-1から
成る補償回路の具体的な構成と作用を説明する。
なお、その補償対象とするシヤツタ機構の温度特
性は第1図に示したような山型の特性のものとし
て説明する。
第3図は、補償回路の実施例を示す回路図であ
る。同図において、給電端子Vccと接地との間に
抵抗R1とダイオードD1とが直列に接続されてい
る。抵抗R1はダイオードD1に流す電流を調節す
るものである。抵抗R1は定電流源でもよい。可
変抵抗R2とR3も給電端子Vccと接地との間る直
列に接続されている。抵抗R1とダイオードD1
の接続点は抵抗R4を介して演算増幅器(以下、
OPアンプという。)A6-1の反転入力端子に接続
されている。抵抗R2とR3との接続点は抵抗R5
介してOPアンプA6-1の非反転入力端子に接続さ
れている。OPアンプA6-1の負帰還回路には可変
抵抗R6が接続されている。
さて、ダイオードD1をシリコンダイオードと
すれば、その順方向電圧降下V0の温度依存性は、
−1.9〜2.1mV/℃で順方向電流の値に殆ど無関
係であり、温度変化に対してほぼ直線的に変化す
る。そのために、OPアンプA6-1の出力端子の電
圧V01は第4図に示すように温度変化に対してあ
る傾きをもつてほぼ直線的に変化する。可変抵抗
R2とR3の値を変化させると、電圧V01の傾きは変
わらずにレベルだけが上下に平行にシフトされ
る。また可変抵抗R6の値を変化させると電圧V01
の傾きが変化する。以上で温度にほぼ比例した出
力電圧を発生する温度検出回路が構成される。
緩衝用アンプ・フオロワーA6-2とA6-3のそれ
ぞれの非反転入力端子にはOPアンプA6-1の出力
電圧V01がそれぞれ印加される。フオロワーA6-2
の出力端子とフオロワーA6-3の出力端子との間
にはダイオードD2,D3が直列に接続されている。
そしてダイオードD2のカソードはフオロワー
A6-2の出力端子に接続され、またダイオードD3
のアノードはフオロワーA6-3の出力端子に、カ
ソードはダイオードD2のアノードにそれぞれ接
続されている。ダイオードD2とD3の接続点と接
地点との間には基準電源E2が接続されている。
ダイオードD2と基準電源E2とによつて第1のク
リツプ回路が、ダイオードD3と基準電源E2とに
よつて第2のクリツプ回路がそれぞれ構成され
る。さて、フオロワーA6-2の出力電圧V02は通
常、OPアンプA6-1の出力電圧V01に追従して昇
降するが、第1のクリツプ回路の作用により基準
電源E2の電圧Vref以下の電圧は基準電圧E2によ
つてとつて代わられ、第5図に示すような出力特
性を有する。フオロワーA6-3の出力電圧V02も通
常、OPアンプA6-1の出力電圧V01に追従して昇
降するが、第2のクリツプ回路の作用により電圧
Vref以上の電圧は切り取られ、第6図に示すよ
うな出力特性を有する。この、基準電源E2の電
圧を変えることによつて、フオロワーA6-2
A6-3の出力電圧が切り取られる値、即ちフオロ
ワーA6-2,A6-3のそれぞれがOPアンプA6-1の出
力に追従して電圧を発生できる温度が選択でき
る。そして、その温度はフオロワーA6-2,A6-3
共に同じである。なお、ダイオードの順方向電圧
降下による出力の不連続性をなくすために、この
基準電源E2はダイオードD2,D3用に別々にする
ことも可能である。
OPアンプA6-4の反転入力端子には可変抵抗R7
を介してフオロワーA6-2の出力電圧V02が印加さ
れ、非反転入力端子には抵抗R8,R9の分圧回路
を介してフオロワーA6-3の出力電圧V03が印加さ
れる。OPアンプA6-4の負帰還回路には可変抵抗
R10が接続されている。以上OPアンプA6-4、抵
抗R7〜R10で差動増幅器が構成され、フオロワー
A6-2,A6-3,OPアンプA6-4、ダイオードD2
D3、抵抗R7〜R10、電源E2で第2図の補償出力発
生回路A−5が構成される。また要素A6−4が
補償信号発生手段(A6−4)を、要素E2,D
2,D3が第1調整手段(E2,D2,D3)を、要
素R8が第2調整手段(R8)を、要素R7が第
3調整手段(R7)をそれぞれ構成している。そ
して出力電圧V02とV03との差電圧が、第7図に
示すようにOPアンプA6-4の出力電圧V04として
現われる。第7図においてこの出力電圧V04の、
温度上昇に伴なつて正の方向に増加する部分の傾
きは、可変抵抗R8の値を増減することによつて
調節でき、また温度上昇に伴なつて負の方向に増
加する部分の傾きは可変抵抗R7の値を増減する
ことによつて調節できる。OPアンプA6-4の出力
電圧V04は、第8図からも明らかなように、先に
第1図で示したシヤツタ機構の温度特性とほぼ同
じような温度特性を示すように変換されている。
従つて、この出力電圧V04がシヤツタ機構の温度
特性を補償するための基礎の情報となる。
非反転入力端子が接地されたOPアンプA6-5
反転入力端子は加算抵抗R11を介してOPアンプ
A6-4の出力端子と接続され、また、加算抵抗R12
を介して演算回路A−1の出力段の増幅器(図示
せず)の出力端子と接続されている。なお、この
加算抵抗R12が接続される個所は、演算回路A−
1の中間の増幅器等いろいろ考えられるが、重要
なことは演算回路A−1のオート出力電圧(第1
図のVaut.に相当する電圧)にOPアンプA6-4
出力電圧V04が有している温度補償のための情報
が加えられていることである。OPアンプA6-5
負帰還回路には抵抗R12が配されている。この場
合OPアンプA6-5の出力電圧Vaut.は端子1−1、
摺動子4を介して直接、比較回路A−3の一方の
入力として使用される。以上抵抗R11〜R13とOP
アンプA6-5で第1の加算回路が構成され、演算
回路A−1が出力した、被写体輝度、絞り値及び
フイルム感度によつて定まる適正なシヤツタ・タ
イムに対応する電圧Vaut.にOPアンプA6-4の出
力電圧V04を加算(詳しくは減算)し、第8図に
示すような補償されたオートの電圧Vaut′を発生
する。抵抗R11の値を選択することによつて電圧
Vaut′の最終的な傾きの調節ができる。
非反転入力端子が接地されたOPアンプA6-6
反転入力端子は加算抵抗R14を介してOPアンプ
A6-4の出力端子に接続され、また加算抵抗R15
介して例えば演算回路A−2の出力段のラダー抵
抗(図示せず)あるいはその増幅器(図示せず)
の出力端子に接続されている。OPアンプA6-6
負帰還回路には抵抗R16が接続されている。この
OPアンプA6-6の出力電圧Vmanu.は前述した演
算回路A−2の出力電圧として直接使用される。
第3図では、OPアンプA6-6及び抵抗R14〜R16
らなる回路を一組しか示さなかつたが、実際には
同様に構成された回路が出力端子3−1〜3−n
に対応した数だけ設けられている。そしてOPア
ンプA6-6に相当する各OPアンプの出力がそれぞ
れ端子3−1〜3−nに出力される。以上抵抗
R14〜R16とOPアンプA6-6で第2の加算回路が構
成され、出力端子3−1〜3−nには演算回路A
−2の電圧Vmanu.とOPアンプA6-4の出力電圧
V04とが加算された電圧Vmanu.が出力され、結
局第8図に示すように、各端子3−1〜3−nに
は補償されたマニユアルの出力電圧Vmanu.′が発
生することになる。抵抗R14の値を調節すること
によつて、マニユアルの電圧Vmanu.′の最終的な
調節ができる。本実施例では、第1の加算回路が
第2図の第1の結合回路に、また第2の加算回路
が同図の第2の結合回路に相当している。
なお、電圧Vaut.′とVmanu.′とは、絞り優先式
の自動露光調節を行なうときのシヤツタ・タイム
と、マニユアル制御を行なうときのシヤツタ・タ
イムとにそれぞれ対応したもので、同じシヤツ
タ・タイムであればこれらの間に値の差違は生じ
ない。
以上のように構成されたこの実施例においては
次のように動作する;ダイオードD1で発生した
温度にほぼ比例した変化を示す電圧VDは可変抵
抗R2,R3,R6の調節によつて所要の傾きとレベ
ルをもつた電圧V01に変換される。次に、この電
圧V01は基準電源E2の電圧Vrefを調節することに
より、第1図に示した特性の折曲点の温度の所で
上部または下部がクリツプされた2つの電圧
V02,V03に変換される。なお、電圧Vrefの調節
によつてクリツプレベルを変えれば、シヤツタ機
構の温度特性の折曲点が高温側あるいは低温側に
偏つても、また折曲点が実質的になくなつてしま
うものでも対応が可能となる。
そして、この電圧V02とV03は、OPアンプA6-4
の両入力端子に入力され、第7図に示すような山
形の電圧V04に変換される。この電圧V04は図か
らも明らかなように温度補償の情報を有するもの
である。抵抗R7,R8の調節によつて、電圧V04
は、シヤツタ機構の温度特性にみ合うように傾き
が決定される。そして、この電圧V04は第8図に
示すように、一方ではOPアンプA6-5等によつて
演算回路A−1の出力電圧あるいはその中間の処
理段階の電圧に印加されて、補償されたオートの
電圧Vaut.′となり、他方ではOPアンプA6-6等に
よつて演算回路A−2の出力電圧あるいはその中
間の処理段階の電圧に印加されて、補償されたマ
ニユアルの電圧Vmanu.′となる。
さて、第8図から明らかなように出力端子1−
1及び3−1〜3−nに発生する電圧は前述して
きたように、特定のシヤツタ・タイム例えば1/20
00sec.においてある温度T0を中心としてその両方
への温度変化に対しては電圧が上昇する特性を示
している。そのため、温度T0を中心としてその
両側ではシヤツタ・タイムが徐々に速くなつてく
る。このことは、出力電圧Vaut.,Vmanu.が高
くなればシヤツタ・タイムが速くなるように、ま
た低くなればこれが遅くなるように、比較回路A
−3が動作することから理解できよう。
以上のようにしてシヤツタ機構の有する温度特
性が電気的に補償され、高速シヤツタ・タイム1/
4000,1/2000sec.等は勿論のこと低速シヤツタ・
タイム1/16,1/8sec.等においてもそれは達成さ
れる。
なお、第1図においてはシヤツタ・タイムの変
動量の基準の温度が20℃となつており、温度特性
の折曲点が約5℃となつていて、これらの間には
ずれがある。しかし、このようにずれが生じてい
ても基準電源E2の電圧を変えることによつてOP
アンプA6-4の出力電圧V04の折曲点をずらすこと
ができるので特に問題とはならない。
更に、出力電圧Vaut.,Vmanu.が高いほどシ
ヤツタ・タイムが速くなり、低いほどこれが遅く
なるように比較回路A−3はマグネツトMgを駆
動するが、これは逆の関係でもよい。
また、第1及び第2の加算回路をそれぞれ減算
回路にしても、信号処理の仕方が変わるだけで前
述と同様の補償ができる。
これまでは、比較回路A−3の一方の入力とし
ての電圧Vaut.,Vmanu.にシヤツタ機構の温度
特性の情報を与えたが、第9図には、比較回路A
−3の他方の入力、即ち、積分電圧Vint.にこの
情報を与える実施例を示す。尚、本実施例では前
述した補償出力回路A−5の出力が、第1及び第
2の結合回路を介して各演算回路A−1,A−2
に導入されることはない。
第9図において、フオロワーA7-1は抵抗5と
コンデンサ6との接続点に発生した積分電圧
Vint.に追従した電圧V07を出力端子に発生する。
これが第10図の曲線aに示されている。
OPアンプA7-2と抵抗R20〜R24とで加算回路が
構成されている。フオロワーA7-1の出力電圧V07
は加算抵抗R20を介してOPアンプA7-2の非反転
入力端子に印加される。第3図に示したOPアン
プA6-4の出力電圧V04は加算抵抗R21を介してOP
アンプA7-2の非反転入力端子に印加される。そ
のため、第7図に示した電圧と、第10図の曲線
aで示した電圧とが加算され、OPアンプA7-2
出力電圧V08の全体のレベルは温度変化に応じ
て、第10図の曲線b,cで示すように、変化す
る。ここで曲線bとcの間が温度補償される範囲
を示す。そして、出力電圧V08が低くなれば、比
較回路A−3の他方の入力電圧は低くなることに
なるので、シヤツタ・タイムは速くなり、逆にこ
れが高くなればシヤツタ・タイムは遅くなる。本
実施例では、フオロワーA7-1、抵抗R20〜R24
OPランプA7-2が第2図に示した第3の結合回路
A−8を構成している。
第11図は補償回路の別の実施例を示す回路図
である。同図において、正に給電端子+Vccと接
地との間には抵抗R30と温度検出素子たるダイオ
ードD30が直列に接続されている。抵抗R30は定
電流源と置換えてもよい。また正の給電端子+
Vccと負の給電端子−Vccとの間には可変抵抗
R31が接続されている。抵抗R30とダイオードD30
との接続点とOPアンプA8-1の反転入力端子との
間には抵抗R32が接続され、またOPアンプA8-1
の負帰還回路には可変抵抗R33が配されている。
OPアンプA8-1の非反転入力端子は抵抗R34を介
して可変抵抗R31に接続される。さて、ダイオー
ドD30の順方向電圧降下は温度にほぼ比例して変
化するから、OPアンプA8-1の出力電圧V011は第
12図に示すように温度変化に対してある傾きを
もつてほぼ直線的に昇降する。可変抵抗R31の値
を変化させると、出力電圧V011のレベルは正また
は負の方向に平行にシフトされる。また可変抵抗
R33の値を変化させるとこの傾きが変わる。以上
で、温度にほぼ比例した出力電圧を発生する温度
検出回路が構成される。
OPアンプA8-2の反転入力端子は抵抗R35を介
してOPアンプA8-1の出力端子に接続され、ま
た、反転入力端子と出力端子との間には、抵抗
R36とダイオードD31の直列回路とダイオードD32
とが並設されている。OPアンプA8-2の非反転入
力端子は抵抗R37を介して接地されている。OPア
ンプA8-3の反転入力端子は抵抗R38を介してOP
アンプA8-1の出力端子に、また抵抗R39を介して
抵抗R36とダイオードD31の接続点にそれぞれ接
続されている。OPアンプA8-3の負帰還回路には
抵抗40が配され、またその非反転入力端子は抵
抗R41を介して接地されている。以上で絶対値回
路が構成され、OPアンプA8-3の出力端子には、
第13図に示すように、OPアンプA8-1の出力電
圧V011の絶対値をとつた出力電圧V012が発生す
る。この出力電圧V012の折曲点の温度は、可変抵
抗R31によつて調節される。これは、この抵抗
R31はOPアンプA8-1の出力電圧V011のレベルを正
または負の方向へ平行にシフトさせるからであ
る。また、この出力電圧V012の折曲点の右側の傾
きは可変抵抗R39の値を、またこの左側の傾きは
可変抵抗R38の値をそれぞれ変化させることによ
つて調節できる。
この出力電圧V012は、第13図からも明らかな
ようにある温度を折曲点としてその両側で立ち上
がつた特性を有しているので、シヤツタ機構の温
度特性を補償するための基礎の情報となる。従つ
て、可変抵抗R31,R33,R38,R39によつてOPア
ンプA8-3の出力電圧V012をシヤツタ機構の温度
特性に適合するように調節する必要がある。そし
てこの出力電圧は前述同様に加算回路、または減
算回路を介することによつて、演算回路A−1,
A−2に印加され、シヤツタ機構の有する温度特
性が補償される。本実施例ではOPランプA8-2
A8-3、ダイオードD31,D32、抵抗R35〜R41によ
り構成される絶対値回路が第2図の補償出力発生
回路を構成する。
これまでの実施例ではダイオードの温度依存性
を有する電圧を処理していたが、サーミスタや熱
電対の如き出力が電流のものでも同様に処理でき
るものである。それは信号を電圧処理するか電流
処理するかの相違だけである。
これまでは、シヤツタ・タイムがアナログ的な
電気回路によつて制御されているものに対しての
温度補償を述べたが、以下にシヤツタ・タイムが
デジタル的な電気回路によつて制御されるものに
ついて述べる。
第14図において、EXDは露光制御に関する
各種データを入力するデータ入力手段で、その出
力はアナログ信号である。AN−1は被写体輝度
に対応した出力を発生する手段である。AN−2
は撮影レンズで設定された絞り値に対応した出力
を発生する手段である。AN−3はカメラのシヤ
ツタ・ダイアルによつて選択されたシヤツタ・ス
ピードに対応した出力を発生する手段である。
AN−4はカメラのフイルム感度入力ダイアルに
よつて設定された使用されるフイルムの感度に対
応した出力を発生する手段である。AN−1〜
AN−4のアナログ信号出力はアナログ−デジタ
ル・コンバータAD−1〜AD−4によつて、デ
ジタル信号にそれぞれ変換される。AD1〜AD
4のデジタル信号出力は、レジスタRG−1〜
RG−4にそれぞれ一時記憶されて、適宜、中央
処理装置CPUに印加される。スイツチング回路
SWは切換ダイアルによるオート撮影とマニユア
ル撮影とを切換えによつて発生するオート信号及
びマニユアル信号やレリーズ操作に同期して発生
するレリーズ信号をCPUに入力する。CPUはオ
ート信号が入力されているときには、レジスタ
RG−1,RG−2,RG−4のデジタル信号を、
レリーズ信号の入力時に呼び出し、被写体輝度等
の露光因子に対応した適正シヤツタ・タイムを求
め、シヤツタ先幕が走行してからの経過時間を計
測し、シヤツタ・タイムと経過時間が所定の関係
になると、ドライバDRIVを介してマグネツトを
駆動してシヤツタ後幕を走行させる。こうして露
光が終了する。また、CPUはマニユアル信号が
入力されているときにはレリーズ信号の入力時に
レジスタRG−3のデジタル信号を呼び出し、制
御すべきシヤツタ・タイムを求め、シヤツタ先幕
が走行してからの経過時間を計測し、シヤツタ・
タイムと経過時間が所定の関係になると、ドライ
バDRIVを介してマグネツトを駆動し、前述のよ
うに露光を終了させる。以上は公知のデジタル露
光制御回路である。さて、第2図の補償出力発生
回路A−5に対応した、温度変化に応じた補償出
力を発生する手段AN−5のアナログ出力信号
は、アナログ−デジタル・コンバータAD−5に
よつてデジタル信号に変換される。このデジタル
信号はレジスタRG−5に一時記憶されてCPUに
入力される。従つてCPUはシヤツタ・タイム制
御に際してこのレジスタRG−5の出力を補償入
力としてシヤツタ・タイムの温度補償を行なう。
さて、CPUの中における温度補償動作につい
て第15図に即して具体的に述べる。同図におい
て、パルス発生器PGはCPU全体を管制するクロ
ツクパルスを発生する。第1のゲート信号発生回
路30はオート撮影のときには、レジスタRG−
1,RG−2,RG−4の出力に基づいて適正露
光を得るシヤツタ・タイムに対応したパルス幅を
もつ正の出力パルスを発生し、またマニユアル撮
影のときにはレジスタRG−3の出力に基づい
て、任意のシヤツタ・タイムに対応したパルス幅
をもつ出力パルスを発生する。第2のゲート信号
発生回路31はシヤツタ先幕の走行に同期して正
の出力パルスを発生する。アツプダウンカウンタ
33のアツプ入力には第1のゲート信号発生回路
30のパルス出力とパルス発生器のクロツクパル
スを入力とする第1のゲートG1の出力が、また
ダウン入力には第2のゲート信号発生回路31の
パルス出力と前記クロツクパルスを入力とする第
2のゲート回路G2の出力がそれれぞれ印加され
る。
さて、オート・マニユアルいずれの撮影状態の
時にも、アツプダウンカウンタ33はまず第1の
ゲート信号発生回路30の出力パルスのパルス幅
に対応したクロツクパルスの数を正の方向に計数
し、これを記憶する。次にレリーズ操作によつて
シヤツタ先幕が走行すると、第2のゲート信号発
生回路32の出力パルスによつてダウン入力にク
ロツクパルスを印加されたアツプダウンカウンタ
33は今度は負の方向に計数を始め、レリーズ前
に記憶したシヤツタ・タイムに対応した計数値を
相殺してゆく。そしてアツプダウンカウンタの計
数値がゼロになると、ドライバDRIVを介してシ
ヤツタ後幕を走行させて露光を終了する。
このようなものにおいて、第1のゲート信号発
生回路30の出力パルスのパルス幅をレジスタ
RG−5の出力によつて変えてやれば、シヤツ
タ・タイムの温度補償が可能となる。
本実施例では第1及び第2の結合回路に相当す
る補正回路が、第1のゲート信号発生回路30の
中に設けられていることになる。
以上のように本考案によれば、或る所定の温度
で極値のシヤツタ・タイムとなるとともに該所定
の温度を境にして一方の側では温度上昇とともに
実質上シヤツタ・タイムが速く、また他方の側で
は温度上昇とともに実質上シヤツタ・タイムが遅
くなるような温度特性を有するシヤツタ機構の温
度補償を達成することができる。すなわちこのよ
うな温度特性によるシヤツタ・タイムの変動を補
償することができる。このような温度補償は高速
シヤツタ・タイムにおいて有効である。また温度
補償を電気回路で行なうことにより補償精度を高
精度にでき、補償調節も簡単に行なえる。さらに
電気回路で構成したが故にこのような温度補償を
行なつてもカメラが極端に大型化してしまうこと
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は温度とシヤツタ・タイムの変動量の関
係図であり、第2図は本考案の一実施例を示す回
路のブロツク図であり、第3図は第2図の回路ブ
ロツク図の補償出力発生回路図であり、第4図、
第5図、第6図、第7図及び第8図は第3図の実
施例における温度に対する出力電圧の様子を示す
図であり、第9図は第2図において積分電圧に情
報を与える回路図であり、第10図は第9図にお
ける積分電圧曲線の温度をパラメータとした素子
を示す図であり、第11図は本考案の他の補償回
路の実施例であり、第12図及び第13図は温度
変化に対する出力電圧の変化を示す図であり、第
14図は本考案によるデジタル的電気回路のブロ
ツク図であり、及び第15図は第14図における
CPU内の温度補償回路を示す図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 制御すべき所望のシヤツタタイムに応じた制御
    出力を発生する制御回路と、前記制御出力に応答
    し前記所望のシヤツタタイムにて露出を制御する
    べく動作するシヤツタ機構とを備えるとともに、
    該シヤツタ機構は同一の制御出力に対して第1の
    所定温度で極値のシヤツタタイムとなり、該第1
    の所定温度を境にして一方の側では温度上昇とと
    もに実質上シヤツタタイムが短くなり、他方の側
    では温度上昇とともに実質上シヤツタタイムが長
    くなる特性を有するカメラにおいて、 温度変化に応じて変化する温度検出信号を発生
    する為の温度検出回路と; 前記温度検出信号に基づき、第2の所定温度に
    て極値となるとともに該第2の所定温度を境にし
    て一方の側では温度上昇とともに増大しまた他方
    の側では温度上昇とともに減少する補償信号を発
    生する補償信号発生手段と; 前記第2の所定温度を前記第1の所定温度に一
    致させるべく前記補償信号を調節する第1調整手
    段と; 前記第2の所定温度よりも低温側における前記
    補償信号の変化を前記第1の所定温度よりも低温
    側におけるシヤツタタイムの変化に対応させるべ
    く前記補償信号の温度上昇に対する変化量を調節
    する第2調整手段と; 前記第2の所定温度よりも高温側における前記
    補償信号の変化を前記第1の所定温度よりも高温
    側におけるシヤツタタイムの変化に対応させるべ
    く前記補償信号の温度上昇に対する変化量を調節
    する第3調整手段と; 前記第1乃至第3の調整手段によつて調節され
    た前記補償信号でもつて前記制御回路の制御出力
    を補正し、それによつてシヤツタ機構が温度変化
    にかかわりなく実質上前記所望のシヤツタタイム
    で動作するようにする補正回路とを備えたことを
    特徴とするシヤツタタイム温度補償装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4838415A (ja) * 1971-09-17 1973-06-06
JPS50152722A (ja) * 1974-05-29 1975-12-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4838415A (ja) * 1971-09-17 1973-06-06
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