JPS581403B2 - 光起電力素子を用いた自動露出時間制御回路 - Google Patents
光起電力素子を用いた自動露出時間制御回路Info
- Publication number
- JPS581403B2 JPS581403B2 JP48070465A JP7046573A JPS581403B2 JP S581403 B2 JPS581403 B2 JP S581403B2 JP 48070465 A JP48070465 A JP 48070465A JP 7046573 A JP7046573 A JP 7046573A JP S581403 B2 JPS581403 B2 JP S581403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- circuit
- output terminal
- photovoltaic element
- exposure time
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/081—Analogue circuits
- G03B7/083—Analogue circuits for control of exposure time
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、受光素子として光起電力素子を用いたカメラ
の自動露出時間制御回路に関する。
の自動露出時間制御回路に関する。
受光素子として光起電力素子を用いたものは、光導電素
子に比べて応答性が良好であるため、これを光導電素子
に代えてカメラの露出制御回路に用いることはよく知ら
れている。
子に比べて応答性が良好であるため、これを光導電素子
に代えてカメラの露出制御回路に用いることはよく知ら
れている。
一方カメラにおける自動露出時間制御回路においては、
広い測光範囲を得るために被写体の明るさの対数値に比
例する電圧を求めて、この電圧とフイルム感度及びプリ
セット絞り値等の露出情報に対応する電圧とを加算して
この電圧に基づいて露出時間を制御している。
広い測光範囲を得るために被写体の明るさの対数値に比
例する電圧を求めて、この電圧とフイルム感度及びプリ
セット絞り値等の露出情報に対応する電圧とを加算して
この電圧に基づいて露出時間を制御している。
そのため、受光素子として光起電力素子を用いた場合、
これにより得られる被写体の明るさに比例する電流を対
数圧縮ダイオードによってその対数値に比例する電圧に
変換する回路が構成されることを要するが、この対数圧
縮ダイオードは温度特性を有していて、この特性に応じ
た温度補償をフイルム感度、及びプリセット絞り値の露
出情報設定回路に設ける必要がある。
これにより得られる被写体の明るさに比例する電流を対
数圧縮ダイオードによってその対数値に比例する電圧に
変換する回路が構成されることを要するが、この対数圧
縮ダイオードは温度特性を有していて、この特性に応じ
た温度補償をフイルム感度、及びプリセット絞り値の露
出情報設定回路に設ける必要がある。
このようにして対数圧縮ダイオードの温度特性に対する
温度補償をフイルム感度及びプリセット絞り値の露出情
報設定回路に設けたものは、本出願人が先に発明をし、
特許出願をした、(特願昭48=28675号)がある
。
温度補償をフイルム感度及びプリセット絞り値の露出情
報設定回路に設けたものは、本出願人が先に発明をし、
特許出願をした、(特願昭48=28675号)がある
。
この先に出願した発明の基本回路は第1図に示されるも
のであり、演算増幅器1の入力端子2,3間に光起電力
素子4が接続され、演算増幅器1の出力端子5と一方の
入力端子2との負帰還回路に対数圧縮ダイオード6が接
続され、光起電力素子4が受光する光の明るさの対数に
比例する電圧を出力端子5に生せしめると共に、他方の
入力端子3の前段に露出情報設定用の可変抵抗7と、該
可変抵抗7に対数圧縮ダイオード6の温度特性を補償す
るために絶対温度に比例する電流を流す電流源8を設け
、可変抵抗7の摺動端子9の電位分だけ出力端子5の出
力電圧を上昇させるようにして露出情報を加算せしめて
いる。
のであり、演算増幅器1の入力端子2,3間に光起電力
素子4が接続され、演算増幅器1の出力端子5と一方の
入力端子2との負帰還回路に対数圧縮ダイオード6が接
続され、光起電力素子4が受光する光の明るさの対数に
比例する電圧を出力端子5に生せしめると共に、他方の
入力端子3の前段に露出情報設定用の可変抵抗7と、該
可変抵抗7に対数圧縮ダイオード6の温度特性を補償す
るために絶対温度に比例する電流を流す電流源8を設け
、可変抵抗7の摺動端子9の電位分だけ出力端子5の出
力電圧を上昇させるようにして露出情報を加算せしめて
いる。
上記回路においては、プリセット絞り値の変更等によっ
て可変抵抗7の摺動子9を作動せしめると、その都度演
算増幅器1の入力レベルが変動し、そのため、演算増幅
器1に含まれる差動増幅回路のバイアス条件が変化する
ことになり、予め所定の入力レベルに対し調節されてい
た零点が変動する結果を生じ、広範囲の入力レベルの変
化に対して精度のよい動作がされない欠点を生じる。
て可変抵抗7の摺動子9を作動せしめると、その都度演
算増幅器1の入力レベルが変動し、そのため、演算増幅
器1に含まれる差動増幅回路のバイアス条件が変化する
ことになり、予め所定の入力レベルに対し調節されてい
た零点が変動する結果を生じ、広範囲の入力レベルの変
化に対して精度のよい動作がされない欠点を生じる。
本発明は上記欠点を除去し、露出情報がどのように変化
しても高精度の加算出力が得られる回路を得んとするに
ある。
しても高精度の加算出力が得られる回路を得んとするに
ある。
本発明は、上記目的を達成するため、被写体の明るさの
対数値に比例する電圧を生じる測光回路の出力を低イン
ピーダンスとし、この出力端に温度補償が考慮された露
出情報設定回路を設け、測光回路および露出情報設定回
路の電圧を測光時に加算して制御されるべき露出時間の
情報を得、この情報をメーター等の表示回路を介して撮
影者に表示し、またこの加算出力で露出時間の制御を行
なうようにしたことを特徴とするものである。
対数値に比例する電圧を生じる測光回路の出力を低イン
ピーダンスとし、この出力端に温度補償が考慮された露
出情報設定回路を設け、測光回路および露出情報設定回
路の電圧を測光時に加算して制御されるべき露出時間の
情報を得、この情報をメーター等の表示回路を介して撮
影者に表示し、またこの加算出力で露出時間の制御を行
なうようにしたことを特徴とするものである。
本発明を、第2図に示すような、例えばTTL一眼レフ
レツクスカメラに用いた場合の一実施例について詳述す
ると、破線で囲むブロック10は、撮影レンズを通った
被写体からの光線の明るざを光電流に変換する光起電力
素子11と、上記光電流をその値の対数値に比例する電
圧に変換する対数変換素子12とを含む測光回路である
。
レツクスカメラに用いた場合の一実施例について詳述す
ると、破線で囲むブロック10は、撮影レンズを通った
被写体からの光線の明るざを光電流に変換する光起電力
素子11と、上記光電流をその値の対数値に比例する電
圧に変換する対数変換素子12とを含む測光回路である
。
上記測光回路10における電界効果型トランジスタ13
,14、トランジスタ15,16、抵抗17,1B,1
9,20,21と可変抵抗22とより成る回路は差動増
幅回路を構成している。
,14、トランジスタ15,16、抵抗17,1B,1
9,20,21と可変抵抗22とより成る回路は差動増
幅回路を構成している。
上記電界効果型トランジスタ13,14のゲート23,
24は、該差動増幅回路における高入力インピーダンス
の入力端子であって、トランジスタ16のコレクタと抵
抗21との接続点25は、該差動増幅回路における出力
端子である。
24は、該差動増幅回路における高入力インピーダンス
の入力端子であって、トランジスタ16のコレクタと抵
抗21との接続点25は、該差動増幅回路における出力
端子である。
前記一方の電界効果型トランジスタ14のゲート24は
接地端子26に接続して接地され、光起電力素子11は
、上記接地端子26と他方の電界効果型トランジスタ1
3のゲート23との間に接続されて、差動増幅回路の入
力端子23 .24に接続されている。
接地端子26に接続して接地され、光起電力素子11は
、上記接地端子26と他方の電界効果型トランジスタ1
3のゲート23との間に接続されて、差動増幅回路の入
力端子23 .24に接続されている。
対数圧縮ダイオード12は、差動増幅回路の上記入力端
子23と、その出力端子25との間に接続されて、入力
に負帰還を与えている。
子23と、その出力端子25との間に接続されて、入力
に負帰還を与えている。
なお、出力端子25には、後述する電流源回路から定電
流が供給される可変抵抗27の端子29が接続されてい
る。
流が供給される可変抵抗27の端子29が接続されてい
る。
この定電流は、抵抗21を介して接地端子26に流れ込
むようになっている。
むようになっている。
抵抗21の抵抗値は、所望の測光範囲外の暗い被写体を
測光せんとする時に、出力端子25の電位が充分低くな
るように比較的小さい値に選ばれている。
測光せんとする時に、出力端子25の電位が充分低くな
るように比較的小さい値に選ばれている。
可変抵抗27は、フイルム感度及びプリセット絞り値の
露出情報に応じてその摺動子28が位置ぎめされる摺動
抵抗で、その端子29と摺動子28との間に上記露出情
報に応じた電圧を発生させるためのもので、その抵抗特
性は直線的なものである。
露出情報に応じてその摺動子28が位置ぎめされる摺動
抵抗で、その端子29と摺動子28との間に上記露出情
報に応じた電圧を発生させるためのもので、その抵抗特
性は直線的なものである。
トランジスタ30,31,32と抵抗33,34,35
.36より成る回路は、抵抗33の抵抗値を適正に選
択することにより電源電圧が変動してもトランジスタ3
1,32のコレクタ電流を一定に保ち、且つトランジス
タ31,32のコレクタに絶対温度に比例する電流を流
すための電流源回路を構成し、この電流源回路に関する
詳細な説明は、本出願人による特開昭48−54460
号公報に詳記されているところであるが、簡単に述べる
と、抵抗33.34及び抵抗35.36を適当に選択す
ることによって、或いはトランジスタ30と31.32
とのエミツタ面積を変えることによって、これらのトラ
ンジスタの各エミツタ層を流れる電流密度に差を設ける
ことによりトランジスタ30とトランジスタ31,32
とのベース・エミツタ間電圧を絶対温度の変化に依存し
て常に異なる値となすことによってトランジスタ30と
トランジスタ31.32とのコレクタ電流に差を設け、
トランジスタ30と31.32との各ベース・エミツタ
間に抵抗33の両端間電圧に相当する電圧の電位差を与
えることにより、トランジスタ31,32のコレクタ電
流を絶対温度に比例せしめるようなしたものである。
.36より成る回路は、抵抗33の抵抗値を適正に選
択することにより電源電圧が変動してもトランジスタ3
1,32のコレクタ電流を一定に保ち、且つトランジス
タ31,32のコレクタに絶対温度に比例する電流を流
すための電流源回路を構成し、この電流源回路に関する
詳細な説明は、本出願人による特開昭48−54460
号公報に詳記されているところであるが、簡単に述べる
と、抵抗33.34及び抵抗35.36を適当に選択す
ることによって、或いはトランジスタ30と31.32
とのエミツタ面積を変えることによって、これらのトラ
ンジスタの各エミツタ層を流れる電流密度に差を設ける
ことによりトランジスタ30とトランジスタ31,32
とのベース・エミツタ間電圧を絶対温度の変化に依存し
て常に異なる値となすことによってトランジスタ30と
トランジスタ31.32とのコレクタ電流に差を設け、
トランジスタ30と31.32との各ベース・エミツタ
間に抵抗33の両端間電圧に相当する電圧の電位差を与
えることにより、トランジスタ31,32のコレクタ電
流を絶対温度に比例せしめるようなしたものである。
37は露出時間を表示するためのメーターであり、トラ
ンジスタ38と可変抵抗39とにより構成される回路は
、メーター37に対する温度補償回路である。
ンジスタ38と可変抵抗39とにより構成される回路は
、メーター37に対する温度補償回路である。
スイッチ40は、カメラレリーズ機構と関連して反射鏡
が回動を開始する直前に開放し、5その時の測光出力(
端子25 .26間)及び露出情報(可変抵抗27の端
子28.29間の電圧)即ち端子28と接地端子26間
の電圧を記憶コンデンサ41に記憶させる。
が回動を開始する直前に開放し、5その時の測光出力(
端子25 .26間)及び露出情報(可変抵抗27の端
子28.29間の電圧)即ち端子28と接地端子26間
の電圧を記憶コンデンサ41に記憶させる。
スイッチ42は、シャツタ開放と共に閉成されるトリガ
ースイッチであり、スイッチ43は、該トリガースイッ
チ閉成前に開放される積分用コンデンサ45の放電用ス
イッチである。
ースイッチであり、スイッチ43は、該トリガースイッ
チ閉成前に開放される積分用コンデンサ45の放電用ス
イッチである。
トランジスタ44は、トリガ一スイッチ42が閉成され
ると、記憶コンデンサ41の記憶電圧の逆対数に比例す
る電流をそのコレクタに生じるいわゆる対数伸張を行う
ためのトランジスタである。
ると、記憶コンデンサ41の記憶電圧の逆対数に比例す
る電流をそのコレクタに生じるいわゆる対数伸張を行う
ためのトランジスタである。
前記積分用コンデンサ45は上記トランジスタ44のコ
レクタに接続され、該コレクタ電流を積分して充電し、
これにより遅延回路を構成する。
レクタに接続され、該コレクタ電流を積分して充電し、
これにより遅延回路を構成する。
46は周知のトランジスタスイッチング回路で、上記積
分用コンデンサ45の充電電圧が所定レベルに達すると
出力の状態即ちオン・オフを反転し、電磁石47を動作
させる。
分用コンデンサ45の充電電圧が所定レベルに達すると
出力の状態即ちオン・オフを反転し、電磁石47を動作
させる。
この電磁石47は、スイッチング回路46の出力の状態
の反転により、シャッター閉じ部材の係止を保持する状
態から、これを解除するものである。
の反転により、シャッター閉じ部材の係止を保持する状
態から、これを解除するものである。
本発明は上記の如く構成されており、その動作につき述
べると、電源スイッチ48を閉じると、回路は電源49
によって電流が供給される状態となる。
べると、電源スイッチ48を閉じると、回路は電源49
によって電流が供給される状態となる。
この状態において被写体からの光源が撮影レンズを透し
て光起電力素子(フォトダイオード)11に入射すると
、その両端子間に起電力が発生し、端子23側から接地
端子26側へと光電流が流れる。
て光起電力素子(フォトダイオード)11に入射すると
、その両端子間に起電力が発生し、端子23側から接地
端子26側へと光電流が流れる。
この光電流はトランジスタ16のコレクタ(即ち、差動
増幅回路の出力端子25)より対数圧縮ダイオード12
を介して流れるので、対数圧縮ダイオード12の両端子
間には上記光電流の値の対数値に比例する電圧が生じる
。
増幅回路の出力端子25)より対数圧縮ダイオード12
を介して流れるので、対数圧縮ダイオード12の両端子
間には上記光電流の値の対数値に比例する電圧が生じる
。
従って、差動増幅回路の出力端子25は、その入力端子
23よりも上記対数圧縮ダイオード12の両端子間に生
じた電圧だけ電位が高くなる。
23よりも上記対数圧縮ダイオード12の両端子間に生
じた電圧だけ電位が高くなる。
一方この差動増幅回路は、入力端子23の入力電位が上
ると、その出力端子の電位は下がるように構成されてい
るので、上記対数圧縮ダイオード12を介して負帰還の
作用で、入力端子23の電位は、略接地端子26の電位
と等しくなり、光起電力素子11の端子間電圧は略零ボ
ルトに保たれる。
ると、その出力端子の電位は下がるように構成されてい
るので、上記対数圧縮ダイオード12を介して負帰還の
作用で、入力端子23の電位は、略接地端子26の電位
と等しくなり、光起電力素子11の端子間電圧は略零ボ
ルトに保たれる。
即ち、光起電力素子11の光電流は短絡電流(”■”s
hort)となり、光電流は光起電力素子の暗電流成分
を含まないものとなって被写体の明るさに高精度に比例
したものとなる。
hort)となり、光電流は光起電力素子の暗電流成分
を含まないものとなって被写体の明るさに高精度に比例
したものとなる。
そして出力端子25と接地端子26との間には被写体の
明るさの対数値に高精度に比例した、いわゆる対数圧縮
された電圧が得られるものである。
明るさの対数値に高精度に比例した、いわゆる対数圧縮
された電圧が得られるものである。
今、光起電力素子11の光電流を■nとすると出力端子
25の電位、即ち出力電圧■pは、対数圧縮ダイオード
12の特性より となる。
25の電位、即ち出力電圧■pは、対数圧縮ダイオード
12の特性より となる。
但し、 kはボルツマン定数
Tは絶対温度
qは電子の電荷量
Isはダイオード12の構造並びに使用温度で定まる飽
和電流である とする。
和電流である とする。
上記飽和電流Isは、
で近似的に表わされ、αはダイオード11の構造により
定まる定数であり、φはシリコンの場合、約1.2ev
の値の定数である。
定まる定数であり、φはシリコンの場合、約1.2ev
の値の定数である。
これに対し、前記した如く、トランジスタ30と31の
ベース・エミツタ間電圧における温度係数&ト適当な差
を設けるとトランジスタ31のコレクタ電流を絶対温度
に比例する電流となすことができる。
ベース・エミツタ間電圧における温度係数&ト適当な差
を設けるとトランジスタ31のコレクタ電流を絶対温度
に比例する電流となすことができる。
そこでフイルム感度及びプリセット絞り値の情報を設定
する可変抵抗27にトランジスタ31によって絶対温度
に比例する電流βTを流すと、端子28 .29間に生
じる電圧VEは、 VE=nrβT ・・・・・・・・・・・・・・・
(3)となる。
する可変抵抗27にトランジスタ31によって絶対温度
に比例する電流βTを流すと、端子28 .29間に生
じる電圧VEは、 VE=nrβT ・・・・・・・・・・・・・・・
(3)となる。
但しnはフイルム感度及びプリセット絞り値の組合せ即
ち、露出情報により定まる定数、 rは露出情報のIEVに対応する可変抵抗27の抵抗値
、 βは比例定数 となる。
ち、露出情報により定まる定数、 rは露出情報のIEVに対応する可変抵抗27の抵抗値
、 βは比例定数 となる。
以上述べたことにより閉成状態のスイッチ40を介して
記憶コンデンサ41に記憶される端子28の電圧VMは
、トランジスタ16のコレクタより抵抗21に流れる電
流に比して、抵抗27へ流れる電流を十分小さく設定し
ておくと、上記(1)式と(3)式で与えられる電圧の
和となる。
記憶コンデンサ41に記憶される端子28の電圧VMは
、トランジスタ16のコレクタより抵抗21に流れる電
流に比して、抵抗27へ流れる電流を十分小さく設定し
ておくと、上記(1)式と(3)式で与えられる電圧の
和となる。
即ち、また(4)式で示される記憶電圧の逆対数に比例
する電流を得る対数伸張トランジスタ44のベース・エ
ミツタ間電圧VBEに対するコレクタ電iI。
する電流を得る対数伸張トランジスタ44のベース・エ
ミツタ間電圧VBEに対するコレクタ電iI。
の関係は、
となり、(6)式におけるα′は、(2)式と同様にト
ランジスタ44の構造により定まる定数である。
ランジスタ44の構造により定まる定数である。
そこで(5)式のVBEO代わりに(4)の記憶電圧V
Mを代入すると が得られ、(7)式には温度の項が消去され、トランジ
スタ44のコレクタ電流Icは、光起電力素子11の光
電流■ に比例すると共に、露出情報の設定により定ま
る段数nの指数に比例するものとなっている。
Mを代入すると が得られ、(7)式には温度の項が消去され、トランジ
スタ44のコレクタ電流Icは、光起電力素子11の光
電流■ に比例すると共に、露出情報の設定により定ま
る段数nの指数に比例するものとなっている。
以上述べたように本発明においては差動増幅回路の人力
端子23の入力レベルは常に接地端子26のレベルに略
等しく保たれ、差動増幅回路は効率よく動作することが
できる。
端子23の入力レベルは常に接地端子26のレベルに略
等しく保たれ、差動増幅回路は効率よく動作することが
できる。
シャツタがレリーズされるとスイッチ42は閉じ、(7
)式で示される電流I により積分用コンデンサ45は
充電され、この充電電圧茫所定レベルに達するとスイッ
チング回路46が作動して電磁石47がそれまで励磁さ
れていたのが遮断、或はその逆に動作され、シャツタは
直ちに閉じる。
)式で示される電流I により積分用コンデンサ45は
充電され、この充電電圧茫所定レベルに達するとスイッ
チング回路46が作動して電磁石47がそれまで励磁さ
れていたのが遮断、或はその逆に動作され、シャツタは
直ちに閉じる。
次に露出時間を表示するためのメーター37の回路につ
いて述べると、トランジスタ32のコレクタからは、ト
ランジスタ31と同様に絶対温度Tに比例する電流が可
変抵抗39及びトランジスタ38のコレクタ・エミツタ
を通じて流れると共に、その一部は、これと並列してト
ランジズタ38のベース・エミツタを流れる。
いて述べると、トランジスタ32のコレクタからは、ト
ランジスタ31と同様に絶対温度Tに比例する電流が可
変抵抗39及びトランジスタ38のコレクタ・エミツタ
を通じて流れると共に、その一部は、これと並列してト
ランジズタ38のベース・エミツタを流れる。
上記可変抵抗39は、メータ37の零位置を調整するた
めのもので、光起電力素子11に光が入射しないとき、
その械抗値を変えて、零を指示させる。
めのもので、光起電力素子11に光が入射しないとき、
その械抗値を変えて、零を指示させる。
トランジスタ38のベース電流IBは可変哲抗39を流
れる電流に比して小さく、またその絶対量も小さいよう
にする。
れる電流に比して小さく、またその絶対量も小さいよう
にする。
それ故ベース電流IBは温度変化に対し、これを一定で
あると見做すことができる。
あると見做すことができる。
従ってトランジスタ38のベース・エミツタ間電圧vB
’Eは次の如くなる。
’Eは次の如くなる。
上記IB5は、(2)式の15と同様のものでそしてα
Bはトランジスタ38の構造により定まる定数である。
Bはトランジスタ38の構造により定まる定数である。
一方可変抵抗39の抵抗値をRとし、これを流れる電流
をβBT(βBは比例定数)とすると、可変抵抗39の
両端間の電圧は、RβBTとなる。
をβBT(βBは比例定数)とすると、可変抵抗39の
両端間の電圧は、RβBTとなる。
それ故、トランンスタ38のコレクタ・エミツタ間電圧
Vc’Eは、 となる。
Vc’Eは、 となる。
依って、メーター37の両端間電圧ΔVは(4)式の記
憶電圧VMと、(10)式の電圧Vc’Eとの差で表わ
される。
憶電圧VMと、(10)式の電圧Vc’Eとの差で表わ
される。
即ちとなる。
上記αυ式における〔〕内は温度に無関係で被写体の明
るさと、露出情報とを含むものである。
るさと、露出情報とを含むものである。
それ故もしメーター37に使用される内部巻線の抵抗値
に絶対温度Tに比例して変化するような温度係数を具備
せしめてやれば、メーター37に流れる電流は温度変化
に無関係のものとすることができ、温度変化によるメー
ターの振れの変動をなくなすことができる。
に絶対温度Tに比例して変化するような温度係数を具備
せしめてやれば、メーター37に流れる電流は温度変化
に無関係のものとすることができ、温度変化によるメー
ターの振れの変動をなくなすことができる。
このように内部巻線の抵抗値が絶対温度に比例して変化
するものとして通常の銅線を用いる、ことができる。
するものとして通常の銅線を用いる、ことができる。
なお、メーター37を流れる電流値は、可変抵抗27及
び39を流れる電流値に対してこれが小さいよう設定し
、メーター37を流れる電流により外部回路に影響が生
じないよう配慮する必要がある。
び39を流れる電流値に対してこれが小さいよう設定し
、メーター37を流れる電流により外部回路に影響が生
じないよう配慮する必要がある。
本発明は上述したように、光起電力素子を用い、差動増
幅回路と、該光起電力素子が該回路の入力端子間に接続
され対数圧縮ダイオードにより負帰還を与える測光回路
により上記光電流の対数値に比例する測光出力電圧を得
た後段において、温度変化に対する補償が配置された露
出情報設定回路の出力を加えて両者を演算せしめだので
、前記差動増幅回路のバイアス条件は露出情報設定の如
何に拘らず常に略一定に保たれ、高精度の被写体の明る
さの対数値に比例する測光出力電庄を求めることができ
、しかも被写体の明るさの対数値と、上記露出情報とが
加算された制御されるべき露出時間に対応する電圧を測
光時に得て、この加算電圧をもとに高精度の露出時間制
御を可能となすと共に前記加算電圧で制御されるべき露
出時間の情報を測光時に表示できる効果を奏するもので
ある。
幅回路と、該光起電力素子が該回路の入力端子間に接続
され対数圧縮ダイオードにより負帰還を与える測光回路
により上記光電流の対数値に比例する測光出力電圧を得
た後段において、温度変化に対する補償が配置された露
出情報設定回路の出力を加えて両者を演算せしめだので
、前記差動増幅回路のバイアス条件は露出情報設定の如
何に拘らず常に略一定に保たれ、高精度の被写体の明る
さの対数値に比例する測光出力電庄を求めることができ
、しかも被写体の明るさの対数値と、上記露出情報とが
加算された制御されるべき露出時間に対応する電圧を測
光時に得て、この加算電圧をもとに高精度の露出時間制
御を可能となすと共に前記加算電圧で制御されるべき露
出時間の情報を測光時に表示できる効果を奏するもので
ある。
さらに、測光回路の出力を低インピーダンスとし、祷
定電流が供給される他の露出情報設定回路をこの出力端
に接続するという簡単な回路構成で測光出力に他の露出
情報が正確に得られるという効果を有する。
に接続するという簡単な回路構成で測光出力に他の露出
情報が正確に得られるという効果を有する。
第1図は、本発明の先行技術に係わる光起電力素子を用
いた自動露出時間制御回路を示し、第2図は、本発明の
一実施例における自動露出時間制御回路を示す。 図において、10は測光回路、11は光起電力素子、1
2は対数圧縮ダイオード、13,14,15’,16,
17,18,19,20,21,22は差動増幅回蕗、
27は露出情報設定用可変抵抗、30′,31,32,
33,34,35,36は絶′対温度に比例する電流を
生じる回路、37はメーター、40は記憶用スイッチ、
41は記憶コンデンサ、42はトリガースイッチ、43
は放電用スイッチ、44は逆対数変換トランジスタ、4
5は積分用コンデンサ、46はスイッチング回路、47
は電磁石、48は電源スイッチ、49は電源。
いた自動露出時間制御回路を示し、第2図は、本発明の
一実施例における自動露出時間制御回路を示す。 図において、10は測光回路、11は光起電力素子、1
2は対数圧縮ダイオード、13,14,15’,16,
17,18,19,20,21,22は差動増幅回蕗、
27は露出情報設定用可変抵抗、30′,31,32,
33,34,35,36は絶′対温度に比例する電流を
生じる回路、37はメーター、40は記憶用スイッチ、
41は記憶コンデンサ、42はトリガースイッチ、43
は放電用スイッチ、44は逆対数変換トランジスタ、4
5は積分用コンデンサ、46はスイッチング回路、47
は電磁石、48は電源スイッチ、49は電源。
Claims (1)
- 1 高入力インピーダンスの差動増幅回路の入力端子間
に被写体からの光を受光してその明るさに比例する電流
を得る光起電力素子を接続し、前記差動増幅回路の入力
の一端と出力端との間に対数圧縮ダイオードを接続して
負帰還をかけて該出力端から前記光起電力素子が受光す
る被写体の明るさの対数値に比例する電圧を得るととも
に、該出力端を低出力インピーダンスとし該出力端に絶
対温度に比例する電流が供給されるフイルム感度および
プリセット絞り値などの露出情報設定用可変抵抗を接続
し、該可変抵抗より前記露出情報に対応する電圧を得て
、これら被写体の明るさの情報と前記露出情報とを測光
時に加算し、この加算情報により制御されるべき露出時
間を表示し、又この加算された電圧を逆対数変換トラン
ジスタに与えて、該電圧の逆対数値に比例する電流によ
り、露出時間を制御することを特徴とする光起電力素子
を用いた自動露出時間制御回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48070465A JPS581403B2 (ja) | 1973-06-23 | 1973-06-23 | 光起電力素子を用いた自動露出時間制御回路 |
US05/481,811 US3936842A (en) | 1973-06-23 | 1974-06-21 | Automatic exposure time control circuitry for a camera using a photodiode as a light measuring element |
DE2429945A DE2429945A1 (de) | 1973-06-23 | 1974-06-21 | Automatische belichtungszeitsteuervorrichtung fuer eine kamera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP48070465A JPS581403B2 (ja) | 1973-06-23 | 1973-06-23 | 光起電力素子を用いた自動露出時間制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5021727A JPS5021727A (ja) | 1975-03-07 |
JPS581403B2 true JPS581403B2 (ja) | 1983-01-11 |
Family
ID=13432284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48070465A Expired JPS581403B2 (ja) | 1973-06-23 | 1973-06-23 | 光起電力素子を用いた自動露出時間制御回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US3936842A (ja) |
JP (1) | JPS581403B2 (ja) |
DE (1) | DE2429945A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4037234A (en) * | 1973-04-28 | 1977-07-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Exposure control system stabilized against temperature variation |
US4015276A (en) * | 1973-09-13 | 1977-03-29 | Yashica Co., Ltd. | Electric shutter operating circuits for use in photographic cameras |
US4072962A (en) * | 1975-07-03 | 1978-02-07 | Nippon Kogaku K.K. | Metering device |
JPS5218312A (en) * | 1975-08-02 | 1977-02-10 | Minolta Camera Co Ltd | Display circuit for the camera |
US4206998A (en) * | 1975-10-17 | 1980-06-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Exposure control method for an automatic color printer with slope control |
JPS5461927A (en) * | 1977-10-27 | 1979-05-18 | Yashica Co Ltd | Temperature compensating circuit and information voltage generator for generating temperature compensated voltage |
DE2756137C3 (de) * | 1977-12-16 | 1980-07-17 | Fa. Carl Zeiss, 7920 Heidenheim | Anordnung zur Belichtungssteuerung für die Mikrophotographie |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2117532A1 (de) * | 1970-04-14 | 1971-10-28 | Nippon Kogaku K.K. , Tokio | Elektronische Verschlußeinrichtung |
DE2253636A1 (de) * | 1971-11-11 | 1973-05-17 | Minolta Camera Kk | Temperaturabhaengige stromversorgung |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5025336B1 (ja) * | 1967-11-28 | 1975-08-22 | ||
US3625124A (en) * | 1968-07-03 | 1971-12-07 | Asahi Optical Co Ltd | Shutter timing mechanism using inverse feedback circuit |
US3852774A (en) * | 1970-01-16 | 1974-12-03 | Canon Kk | Electric shutter for single lens reflex camera |
DE2147350C3 (de) * | 1970-09-30 | 1974-05-22 | Nippon Kogaku K.K., Tokio | Schaltung zur automatischen Steuerung der Belichtungszeit |
GB1376080A (en) * | 1971-02-27 | 1974-12-04 | Asahi Optical Co Ltd | Exposure-determing device for a camera |
JPS5038331B1 (ja) * | 1971-03-03 | 1975-12-09 | ||
GB1417990A (en) * | 1971-11-24 | 1975-12-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Explosure control system |
US3827066A (en) * | 1973-06-05 | 1974-07-30 | Canon Kk | Memory type exposure control system |
-
1973
- 1973-06-23 JP JP48070465A patent/JPS581403B2/ja not_active Expired
-
1974
- 1974-06-21 US US05/481,811 patent/US3936842A/en not_active Expired - Lifetime
- 1974-06-21 DE DE2429945A patent/DE2429945A1/de not_active Withdrawn
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2117532A1 (de) * | 1970-04-14 | 1971-10-28 | Nippon Kogaku K.K. , Tokio | Elektronische Verschlußeinrichtung |
DE2253636A1 (de) * | 1971-11-11 | 1973-05-17 | Minolta Camera Kk | Temperaturabhaengige stromversorgung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2429945A1 (de) | 1975-01-16 |
JPS5021727A (ja) | 1975-03-07 |
US3936842A (en) | 1976-02-03 |
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