JPS6010837Y2 - プラスチツク発泡体成形用金型装置 - Google Patents

プラスチツク発泡体成形用金型装置

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JPS6010837Y2
JPS6010837Y2 JP15109578U JP15109578U JPS6010837Y2 JP S6010837 Y2 JPS6010837 Y2 JP S6010837Y2 JP 15109578 U JP15109578 U JP 15109578U JP 15109578 U JP15109578 U JP 15109578U JP S6010837 Y2 JPS6010837 Y2 JP S6010837Y2
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JP
Japan
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chamber
foam molding
mold
chamber wall
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JP15109578U
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芳彦 関
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プラスチック発泡体成形用金型装置の改良
、特にこの種金型装置における金型の発泡成形室部分を
改良して、製品精度が高く。
長期の使用に耐え而かも製作費用の低順な金型装置を提
供しようとするものである。
従来、プラスチック発泡体成形用金型装置は、雌型蒸気
室を備えた雌型送置と、雄型蒸気室を備えた雄型装置と
て構成され、これ等雌型、雄型の両装置が互いに対向衝
接されて中心部に金型室が形成されるようになっている
なお、前記雌、雄の両装置において、この金型を形成す
る部分は各々多数の蒸気流通小孔を設けた1枚の板状の
アルミニューム材をもって構成されている。
そしてこのアルミニュームの1枚板で形成された室壁に
は、加熱蒸気を流入させるためのスリットを有する真鍮
製の小形の栓体を壁面に散在するように打ち込んで加熱
蒸気を流入させるようにするのが普通である。
そころで、材料の発色成形に当って、加熱用蒸気が供給
されると、発泡成形室は加熱されてその室壁は膨張して
反りを生じ、このような状態で成形された製品は精度が
充分でないため廃棄の止むなきに至る場合が往々ある。
また、発泡成形室の室壁は、成形加工の都度反復してこ
のような反りを生ずるため、材料的に疲労が甚だしく金
型の寿命が著しく短かい欠点がある。
殊に、鉄系の材料で構成された金型に対し発泡成形室を
膨張率の比較的大きいアルミニュームで構成した前述の
従来装置においては上記の現象が著しい。
本考案は、上記欠点を除去すべく創案されたもので、構
成上次の2点を特徴とする。
第1点は、熱膨張の比較的大きい発泡成形室の室壁につ
いては、これを1枚板とすることなく、所要巾及び所要
長さの多数の短冊状矩形板片をその長辺側の端縁を互い
に衝き合わせて平板状に連接構成したことにある。
また、第2点は、発泡成形室の室壁を構成する前記の各
短冊状矩形板片の長辺側の衝合=”tに適宜間隔を置い
て、所要の巾と深さの切り込みを入れ、例えは、実公昭
42−21752号公報に見られる如く、発泡成形室の
1部の隅角部のみに設けられたスリット状の加熱蒸気の
流入孔を、発泡戒形室を形成する室壁の壁面の全面に亘
って、多数散在配置するように構成したことである。
以下、実施例図面について本考案の構成を説明する。
本考案の金型装置は、第1図の雌金型と第2図の雄金型
2とから成るもので、雌雄の両金型1゜2が第3図の如
く互いに衝き合わされた状態において材料の発泡成形が
行われる。
3は雌金型1に設けられた雌側の発泡成形室の室壁であ
り、4は雄金型2に設けられた雄側の発泡成形室の室壁
である。
雌側の発泡成形室の室壁3は第1図の如く多数の短冊状
矩形板片5・・・・・・を互いに長辺側の縁部において
衝き合わせて平板状に連接構成してあり、雄側の発泡成
形室の室壁4も同様第2図の如く、多数の短冊状矩形板
片6・・・・・・を互いに長辺側の縁部において衝き合
わせて平板状に連接構成しである。
また、第4図の如く、これらの各短冊状矩形板片5・・
・・・・及び6・・・・・・はいずれもその長辺側の衝
合端縁には、適宜間隔を置いて所要の巾と深さの切り込
み7・・・・・・を設けである。
斯くして、第1図第2図、第3図に見るように雌側及び
雄側の発泡成形室の室壁3,4には各室壁の全面にそれ
ぞれスリット状の加熱蒸気の流入孔8・・・・・・及び
9・・・・・・が散在して配置形成せられている。
本考案の構成は上述の通りで、プラスチック発泡材料の
加熱成形時に雌雄の金型の発泡成形室の室壁3,4が熱
の影響で膨張しようとすると、各室壁はそれぞれ多数の
短冊状矩形板片5・・・・・・及び6・・・・・・に分
割され長辺側縁部において互いに衝き合わされて平板状
に連接構成されているため、各矩形板片5・・・・・・
及び6・・・・・・はそれぞれ長辺側の相互の衝き合わ
せ縁部において互いにより密に接することによって室壁
の膨張による逃げ場を求め得るもので、換言すれば各室
壁3,4の膨張は室壁の内部において吸収され外部への
変形となってあられれるようなことがない。
斯くして従来装置に見られた加熱成形時発泡成形室の室
壁の変形による製品精度の低下による廃品の発生がなく
、また加熱成形に際しその都度室壁の反復変形に原因す
る金型寿命の短縮するようなこともない。
なお、上記の構成は発泡成形室の構成材料として金型の
材料と同様鉄系のものを用いた場合にも充分効果を奏す
るものであり、既述の如く材料としてアルミニュームを
用いたときはその効果は一層顕著である。
また、加熱成形に際し、発泡成形室の室壁の変形を防止
する目的でこれらの室壁を多数の短冊状矩形板片をその
長辺側の端縁で互いに衝き合わせ平板状に連接構成する
上述の構成を採用したことを利用して、これらの各矩形
板片の長辺側の端縁に適宜間隔を置き所要の巾及び長さ
の切り込みを設けることにより、極めて簡単に発泡成形
室の全室壁の壁面の全面に亘り多数のスリット状の加熱
蒸気の流入孔を散在配置することが可能となり、−石二
鳥の効果を奏するものである。
斯くして、本考案によれば精度の高い製品が得られ、そ
して寿命の長い金型装置を低順な費用で提供することが
できるというものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図、第
2図はそれぞれ雌金型、雄金型の斜面図、第3図は材料
の加熱成形状態における雌雄両金型の断面図、第4図は
発泡成形室の室壁を構成する板状部片の拡大斜面図であ
る。 なお、加熱用蒸気を供給するための部分は省略して図示
していない。 図中、1は雌金型、2は雄金型、3は雌金型側の発泡成
形室の室壁、4は雄金型側の発泡成形室の室壁、5,6
はそれぞれ板状部片、7は切り込み、8,9は加熱蒸気
の流入孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発泡成形室の雌金型1側の室壁3を雄金型2側の室壁4
    とをそれぞれ所要の幅及び長さの多数の短冊状矩形板片
    5・・・・・・及び6・・・・・・をその長辺側の端縁
    を互いに衝き合わせて平板状に連接構成すると共に、且
    つ前記の短冊状矩形板片5・・・・・・及び6・・・・
    ・・の長辺側の端縁には適宜の間隔を置いて所要の幅と
    深さの切り込み7・・・・・・を入れ、発泡成形室を形
    成する室壁3及び4の壁面の全面に亘ってスリット状の
    加熱蒸気の流入孔8・・・・・・及び9・・・・・・を
    多数散在配置するよう構成したことを特徴とするプラス
    チック発泡体成形用金型装置。
JP15109578U 1978-11-02 1978-11-02 プラスチツク発泡体成形用金型装置 Expired JPS6010837Y2 (ja)

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JP15109578U JPS6010837Y2 (ja) 1978-11-02 1978-11-02 プラスチツク発泡体成形用金型装置

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Publication Number Publication Date
JPS54116275U JPS54116275U (ja) 1979-08-15
JPS6010837Y2 true JPS6010837Y2 (ja) 1985-04-12

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