JPS60108007A - 台所の収納家具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は台所に配設され、トースター、ジユーザー、鍋
１食器１食品等を一括収納できる収納家具に関するもの
である。

従来例の構成とその問題点 従来のこの種収納家具は、多量の物品を一括収納すると
いうことから第１図に示すように収納家具１の奥行１］
が隣接する流し台２の奥行中とほぼ同１〕で、かつ高さ
がアイレベルはどの背高な構成となっている。

ところがこのものの棚３は、奥行１］が６０ｃｍ程度も
有るということから、比較的高位置となる棚３の後方部
に位置する物品の出し入れが踏台を使用しないことには
行いにくく、踏台を使用しないでも物品の出し入れが容
易に行える範囲が狭いという問題があった。また収納家
具１の設置状態によっては、棚３の後方部に照明がゆき
とどかず、暗くて作業性が悪いという問題があった。

発明の目的 本発明は上記問題点を解消するもので、踏台を使用しな
いでも物品の出し入れが容易に行える範囲を広くして使
い勝手をよくするとともに、明るくして作業性をよくす
ることを目的とするものである。

発明の構成 上記目的を達成するため、本発明の収納家具は、分離形
成し７て個々に棚を装備する複数の家具体とからなり、
この一つの家具体は固設し、他の家具体は下部にキャス
ター等の摺動部拐を設けてすくなくとも前記固設した家
具体の前端との間にすくなくとも人が入れるだけの側面
開放の間隙を形成するように手前側へ移動自在とし、か
つ前記固設した家具体内に照明装置を設ける構成であシ
、これより収納容量をさほど少なくすることな゛く、踏
台を使用しないでも物品の出し入れが容易に行える範囲
が広くなって使い勝手が向上するとともに、明るく作業
性がよい等の効果を奏するものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。

第２図〜第６図において、４は収納家具で、流し台５と
重設しである。収納家具４はアイレベルの高さを有する
とともに、奥行巾を流し台５の奥行巾より少許大きく形
成して収納量を大きくしている１、そしてこの収納家具
４は奥行ｌ〕の略半分程度のところで前側家具体６と後
側家具体７とに分離形成し、前側家具体６の後側家具体
７の前部に嵌合する構成としている。前側家具体６は下
部に取付けている両側のサスペンションレール８と数個
のキャスター９とにより、後側家具体７とに人が入れる
だけの側面開放の間隙１ｏを形成するように手前側に移
動自在とし、かつ前面側を開口１１としてこの開口１１
に係止レバー１２により係着自在とする開閉扉１３を設
け、内部に複数段の棚１４を有している。係止レバー１
２は、第６図に実線で示すように操作片１２ａを上方に
押し上げることにより、天井板１５の凹部１５ａの係止
片１２ｂが挿入して開閉扉１３が係止され、前側家具体
６の移動が可能となり、そしてその押し上げを解除する
ことによシ、第６図想像線で示すように天井板１４の凹
部１４ａと係止片１２ｂの係合が係止レバー１２の自重
により外れ、開閉扉１３の開成が可能となる。１６は把
手、１７はヒンジである。後側家具体７は外壁を流し台
６の奥行１」と同じとし、内部に前側家具体６の後部を
嵌合する空１！Ａ１Ｂを形成して、後部に小１Ｊの棚１
９が複数段設けである。２０は後側家具体６の空隙１８
の上方に位置する天井板２１に取付けている照明装置で
、後側家具体７の側板前端部に操作片２２ａを突設した
マイクロスイッチ２２で制御され、このマイクロスイッ
チ２２は前側家具体６の後部を後側家具体７の空隙１８
内に嵌合することにより０Ｆ’ＦＬ、前側家具体６を手
前に移動させることによりＯＮする構成となっている。

２３は踏板で、一端を前側家具体６側のサスペンション
レール８ａ上にビス固定し、細端を後側家具体７側のサ
スペンションレール８ｂに載置橋架している。２４は収
納物品である。

上記構成において、その使用方法を説明すると、捷ず前
側家具体６内の物品を取出したい場合は、第２図、第３
図に示すように把手１６を介して開閉扉１３を開成し取
出せばよい。

次に後側家具体７内の物品を取出したい場合は、第６図
に示すように把手１６内に位置する係止レバー１２の操
作片１２ａを上方に押し上げつつ把手１５を持って手前
に引き出せば、第４図、第５図に示すように前側家具体
６が手前に移動して後側家具体７との間に人が入れるだ
けの側面開放の間隙１０が形成されるので、この間隙１
０の踏板２３上に立って取出せばよい。なおこの時、後
側家具体７に装備している照明装置２０が点燈されるの
で、後側家具体７内は明るく、物品の出し入れ作業がし
やすいものである。

以上のように本実−施例によれば、収納家具４を前側家
具体６と後側家具体７とに分離して前側家具体６を後側
家具体７とに人が入れるだけの側面開放の間隙１０を形
成するように手前１１１ｊへ移動自在とする構成とした
ので、前側家具体６と後ｇ１１１家具体７の棚１４．１
９の奥行［１］が従来に比べて小ｌ］となって、かなり
の高さに位置する収納物品の出し入が踏台を使用しなく
ても容易に行えることとなシ、換言すれば踏台を使用し
ないでも物品の出し入れが容易に行える範囲が広くなっ
て使い勝手が良好となり、しかも収納家具４全体の収納
量も減少しないものである。また前方に前側家具体６が
存在することによシ少し暗くなる後側家具体Ｙ内は、後
側家具体７内に装備した照明装置２゜により照らされる
ので、物品の出し入れがしやすい等の利点がある。

なお上記実施例では前側家具体６をサスペンションレー
ル８とキャスター９の両方を使用して前後方向に移動自
在とする構成としたが、これに限定されるものではなく
、どちらか一方、たとえばキャスター９のみであっても
よく、要は前側家具体６を前後方向にスムーズに移動で
きるようにするものであればよい。

捷た上記実施例では収納家具４を前後２っに分離形成し
て前側家具体６を手前側へ移動自在とする構成としたが
、これに限定されるものではなく第７図、第８図に示す
ように左右方向に分離形成して、そのすくなくとも一つ
を手前へ移動自在とする構成であっても本発明の効果を
達成するものである。

さらに丑だ上記実施例では照明装置２０を前側家具体６
の移動と連動させる構成としたが、仁れに限定されるも
のではなく、手動により照明装置２０のＯＮ　−ＯＦ　
Ｆを行う構成のものであってもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、収納量をさほど減少させ
ることなく、家具体の棚の巾を従来に比べて小ｌ］とす
ることができ、この結果踏台を使用し寿いでも物品の出
し入れが容易に行える範囲が広くなシ、使い勝手が向上
するという効果を奏するとともに、比較的暗くなる固設
した家具体内は装備する照明装置によシ明るくすること
ができ、作業性を良好とする笠の効果を奏するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の収納家具を示す平面断面図、第２図は
本発明の一実施例の収納家具を示す外観斜視図、第３図
は同平面断面図、第４図、第５図は同前側家具体を引出
した状態を示す平面断面図、第６図は同係止レバ一部を
示す要部断面図、第７図、第８図は他実施例を示す一家
具体を引出した状態の平面断面図である。 ６．７・・・・家具体、９・・・・・・キャスター（摺
動部材）、１０・・・・・・間隙、１４．１９・・・・
・・棚、２ｏ・・・・照明装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名第５
図 第６図 菓　８　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 分π１形成して個々に棚を装備する複数の家具体とから
   なり、この一つの家具体は固設し、他の家具体は下部に
   キャスター等の摺動部材を設けてずくなくとも前記固設
   した家具体の前端との間にすくなくとも人が入れるだけ
   の側面開放の間隙を形成するように手前側へ移動自在と
   し、かつ、前記固設した家具体内に照明装置を設けてな
   る台所の収納家具。