JPS601079A - 自動車の車体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は骨格ボディな覆う外板の一部を合成樹脂板によ
り形成した自動車車体の防錆装置に関するものである。

近年、強靭性、耐衝撃性等の物性の優れた合成樹脂材の
開発により自動車車体の外板の一部と剛板等の金属板に
代えて合成樹脂板を使用し、車体の重量軽減、防錆、コ
スト低減、外観美の向上環を図るようにした技術手段が
知られている。

ところが合成樹脂板は金属板に比べて製作公差が太き（
、また温度変化による寸法変形が太きいため骨格ボディ
への装着時に、該骨格ボディのボディパネルとの間に間
隙が生じ、該間隙に、跳ね上げられた雨水、泥水、小石
等が侵入してボディパネルを傷付は発錆の原因となる不
都合がある。

本発明は上記不都合を解消できるようにした、自動車車
体の防錆装置を提供することを目的とするものである。

本発明によれば、骨格ボディのボデイノくネルを覆う外
板の一部を合成樹脂板により形成した自動車の車体にお
いて、前記ボディパネルの端縁外面と合成樹脂製外板の
端縁内面間の間隙をシール材により封緘したことを特徴
として（・る。

ｊν、下、図面により本発明の一実施例について説明す
る。

第１図にはモノコック骨格ボディＢθが示され、第２図
には、合成樹脂製の前、後部外板部分ＰＨｔＰ２よりな
る下部外板Ｐを備え、前記骨格ボディ１３ｏに前、後輪
ＩＶ　ｆ　、　Ｆ　Ｔ、ドアＤ、前、後部）くンパＢ　
ｆ　、　ＢＴ、フロントフェンダＦｆ　等ヲ装着した完
成車が示される。

骨格ボディＢＯの側面に開口される乗降口１の直下は、
前部外板部分Ｐ１によって被覆され、また前記骨格ボデ
ィＢＯのリャホイルノ・ウス前方下部側面は、リヤフェ
ンダＦ　ｒの前方下部を構成する後部外板部分Ｐ２によ
って被覆される。而して前記前、後部外板部分ｐ、、ｐ
２は合成樹脂板により一体成形されて下部外板Ｐを構成
している。

第３．４図に示すように前部外板部分Ｐ１は、骨格ボデ
ィＢＯの、乗降口１下を縦走するサイドシル２の下半部
に沿うように、外方上りの傾斜側面３と、略水平な上面
４とを有する。前記傾斜側面３の下部には複数の取付凹
部３ａがその長手方向に間隔をあげて形成され、また前
記上面４の端縁には取付フランジ４αが一体に立設され
る。第・１図に示ずように前記数句凹部３ａおよび取付
フランジ４ａは合成樹脂製クリップ５によってサイドシ
ル２の底面および側面にそれぞれ着脱可能に結合される
。

第５図に示すように、前部外板部分Ｐｌの傾斜側面３の
前端には、段差３Ｃを介して若干内側に荏む挟持部３ｄ
が一体に形成され、この挟持部３ｄば、前記サイドシル
２の外面と、骨格ボディＢ。

の外側面にボルト１２を以て固着されるフロントフェン
ダｌｉｆ間に差込まれ、それらによって挟持される。フ
ロントフェンダＦｆＯ後端縁６と、前部外板部分Ｐ１の
段差３０間には小隙δが形成され、合成樹脂製の下部外
板Ｐの前後方向の伸縮を許容できるようになっており、
またフロントフェンダＦｆの外面と、前部外板部分Ｐ、
の外面は路面−に形成されろ。

第６，７図に示すように前記後部外板部分Ｐ２ば、前記
前部外板部分Ｐ１の傾斜側面３の延長部をなず頭側側面
７とそこより一体に上方へのびる延長部分８とを有し、
その後端縁９は内側に略直角にｈＢ曲される。そして後
部外板部分Ｐ２はリヤフェンダト°ｒの一部、すなわち
その前方下部を構成している。

後部外板部分Ｐ２は、骨格ボテイＢθのボディパネル、
すなわちフェンダパネル１０の外面を間隙Ｃを存して被
覆しており、第７図に示すようにフェンダパネル１０の
後端縁外面と、後部外板部分Ｐ２の後端縁９の内面間に
は、それらの面の何れかに接着される、スポンジ等の弾
性材よりなるシール材１１が介装されて、前記間隙Ｃ内
に雨水。

泥水、小石等が侵入しないようになっている。またフェ
ンダパネル１０の後端縁の上、下部後部外板部分Ｐ２の
後端縁９の上、下部は部分的に接合しており、それらは
合成樹脂製クリップ５によりそれぞれ一体に結合される
。

自動車の走行により車輪特に後輪ｎｙ　ｒが跳ね」二げ
た雨水、泥水、小石等はシール材１１によって遮ぎられ
て前記間隙Ｃ内に侵入することがない。

第８図には下部外板Ｐの後部外板部分Ｐ２の変型例が示
される。この変型例では後部外板部分Ｐ２後端縁９は横
断面チャンネル状に屈曲されてフェンダパネル１０の後
端縁を取巻くように被覆して前記間隙Ｃへの雨水、泥水
、小石等の侵入が一層確実に防止される。

以上の実施例により明らかなように本発明によれば、骨
格ボディのフェンダパネル等のボディパネルの端縁外面
と、合成樹脂製外板の端縁内面間の間隙をシール材によ
って封緘したので、前記間隙内への雨水、泥水、小石等
の侵入を防止してボディパネルの傷付きや発錆を可及的
に低減することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明車体の実施例を示すもので、ｉｔ図は骨’
ｌ’ｆ３ボディの斜視図、第２図は本発明車体を備えた
自動車の斜視図、第３図はドアを除いた第２図の７部の
前方拡大斜視図、第４図は第３図ｔＶ−ＩＶ線縦断面図
、第５図は第３図Ｖ−Ｖ線横断面図、第６図は第２図の
Ｂ部後方拡大斜視図、第７図は第６図Ｖｌｌ−■線断面
図、第８図は本発明の変型例を示すもので第７図と同じ
横断面図である。 １３ｏ・・・骨格ボディ、Ｐ・・・外板としての下部外
板、１０・・・ボディパネル 特許出願人　本田技研工業株式会社 第３図 第５図 第４図 第６図 手続補正書は式） ％式％ ２、発明の名称 自動車車体の防錆装置 ３、補正をする者 事件との関係特許出願人 名　称　（５３２）本田技研工業株式会社４、代　理　
人　〒１０５ 電話東京４３４−４１５１ ５、補正命令の日付

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 骨格ボディのボディパネルを覆う外板の一部を合成樹脂
   板により形成した自動車の車体において、前記ボディパ
   ネルの端縁外面と合成樹脂製外板の端縁内面間の間隙を
   シール材により封緘したことを特徴とする自動車車体の
   防錆装置。