JPS60107071A - フラツシユ定着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電子写真複写機、ファクシミリ、プリンター等
において、記録紙上に転写された未定着のトナー像等を
フラッシュランプの７ランシ瓢時のエネルギーによって
定着する７ラソシユ定着装置に関するものである。

（従来の技術） 従来のフラッシュ定着装置は、その定着時、用紙の温度
或は外部の雰囲気温度によって定着が左右されるきらい
があり、従ってこれまでは、機械自体に用紙の温度又は
外部雰囲気温度を検出する装置を設け、該装置によって
前記用紙又は外部雰囲気温度を検出し、その信号に基づ
いて第１図に示すように充電用電源ｌから放電コンデン
サー２に対する充電電圧を操作してフラッシュランプ３
の定着エネルギーを調整していた。即ち前記用紙又は外
部雰囲気温度が高い場合には充電電圧を下げ、低い場合
には充′ｄｔ電圧を上げるようにしてである。しかしな
がら、このような方法でフラッシュランプの定着エネル
ギーを補正しようとするものは、記録紙及びトナー中に
含まれている水分が定着時のフラッシュエネルギーによ
って蒸発してフラッシュランプ近傍に湿気を発生させ、
この湿気が次のフラッシュ定着時に、そのエネルギー量
の不足を招くにもかかわらず、当該定着エネルギーを補
正することができなかったため、定着不良を発生させて
しまうといった欠点があった。

（発明の目的） 本発明は上記従来のフラッシュ定着装置の欠点を除去す
るためになされたものであって、前記フラッジ具定着時
に発生する用紙及びトナー中に含まれている水分の蒸発
による雰囲気中の湿度の変化に対応させてフラッシュエ
ネルギー量も変化させ、且つ前記湿気を含んだフラッシ
ュランプ近傍の空気を必要に応じて排出することにより
、常時最適な状態で定着が行なわれるようにしたフラッ
シュ定着装置を提供することを目的としたものである。

（発明の構成） そのために本発明はフラッシュ定着装置のりフレフタ−
内の適所に湿度検出センサーを設け、該センサーによっ
てリフレクタ−内の空気中の湿度を検出し、その信号に
よって放電コンデンサーに対する充電電圧を変更して定
着時のフラッシュランプのフラッシュエネルギー量を常
時定着に最適な状態に保つか、或は前記リフレクタ−の
適所にエア吸気装置を設け、該装置のエアダクト内の適
所に前記湿気検出センサーを配置し、このセンサーによ
って排出中のエア内の湿気を検出し、その信号によって
上記放電コンデンサーに対する充電電圧を変更して定着
時のフラッシュランプのフラッシュエネルギー量を常時
定着に最適な状態に保つようにしたものである。

（実　施　例） 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。

第２図は本発明のフラッシュ定着装置の一実施例を示す
概略構成図である。

フラッシュランプ４の外周に断面台形状のりフレフタ−
５を配置し、該リフレクタ−５の天井部の適所には湿度
検出センサー６を取付け、該センサー６と前記フラッシ
ュランプ４との間にＩ−ｉ防熱板７を配置する。一方前
記湿度検出センサー６番家湿度検出回路８を介して充電
用電源９に接続し、該充電用筒、涼９はフラッシュラン
プ４の放電コンデンサー１０に接続しておく。尚図中１
１は記録紙の搬送体を示す。

又前記りフレフタ−５は、これを第３図に示すように天
井部の適所に吸気口を設け、該吸気口には吸気タリト１
２を設け、該ダクト１２にをま湿度検出ボックス１３並
びに吸気ブロワ１４を夫々連結して、前記リフレクタ−
５内のフラッシュランプ４近傍の空気を必要に応じて機
外に排出できるようにすると共に、前記湿度検出センサ
ー６は湿度検出ボックス１３内に配置して、ここでフラ
ンシュランプ４近傍の雰囲気中の湿度を検出するように
しても良い。

本発明は以上のように構成したものである。次にその動
作について説明する。

いまりフレフタ−５内の雰囲気は、その直前のフラッシ
ュ定着によって記録紙及びトナー中に含まれている水分
が蒸発して湿度が＾い状態にあるとする。このことを当
該リフレクタ−５内に配置した湿度検出センサー６が検
出し、その信号を湿度検出回路８を介して充電用電源９
に送り１、これを操作して放電コンデンサー１０に対す
る充電電圧を上げてフラッシュランプ４のフラッシュエ
ネルギー量を多くした上で、次の記録紙に対する定着を
行なう。これとは反対に前記リフレクタ−５内の雰囲気
中の湿度が下がった場合には、放電コンデンサーｌＯに
対する充電電圧を湿度検出センサー６から湿度検出回路
８を介して充電用電源９を操作して下げれば良く、この
ようにすれば用紙及びトナー中の含水量がたとえ高低変
動しても常に安定した定着が得られることになる。又こ
の際第３図に示すように前記湿度検出センサー６を湿度
検出ボックス１３内に配置したものである場合には、吸
気ブロワ１４によるりフレフタ−５内の空気を強制的に
吸気ブロワ１３で吸気する場合に、当該空気中の湿度を
湿度検出センサー６で検出し、これに基づいて定着時に
おけるフラッシュランプ４のフラッシュエネルギー蓋の
操作を行なえばよく、この場合湿度検出センサー６は吸
気ダクト１２に連設した湿度検出ボックス１３内に配置
されているので、フラッシュランプ４のフラッシュ照射
を直接受けるようなことはないので、当該センサー６を
リフレクタ−５内に取付ける場合のように防熱板は配置
しなくても、これが熱によって破損するようなことはな
く、従って湿度をセンシングしやすくなる。

（発明の効果） 本発明は以上のように構成し、且つ使用するものであり
、フラッシュ定着装置に湿度検出センサー６及び湿度検
出回路７等を設け、これらのものによって検出した信号
に基づいて定着時におけるフラッシュランプ４の７ラツ
シ二エネルギー量を変化させて定着を行なうようにした
ものであるから、記録紙及びトナー中の含水率に高低変
化があっても、記録紙に対する定着は、これに自動的に
即応してフラッシュエネルギーを変化させて行な５こと
ができるので常に安定した定着が期待でき、従って装置
自体の信頼性の向上に役立つといった効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のフランシ一定着装置の概略構成図、第２
図は本発明のフラッシュ定着装置の一実施例を示す概略
構成図、第３図は同、他の実施例を示す概略構成図であ
る。 特許出願人　富士ゼロックス株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　フラッシュランプ及びその外周にリフレクタ−
   を配置したフラッシュ定着装置において、当該装置の適
   所に湿度検出センサーを配置し、該センサーは湿度検出
   回路を介して充電用電源に接続することにより、前記セ
   ンサーによって定着装置内の雰囲気中の湿度を横用した
   信号に基づき、充電電圧をコン）Ｒ−ルして定着時のフ
   ラッシュランプのフラッシュエネルギー量を記録紙やト
   ナー中の含水率の変化に即応して調整できるようにした
   ことを特徴とするフラッシュ定着装置。
2. （２）上記フラッシュ定着装置に吸気ダクト及び吸気ブ
   ロワ等で構成する吸気装置を設けたことを特徴とする前
   記第１項記載のフラッシュ定着装置。