JPS6010690Y2 - 二液用充填ガン - Google Patents
二液用充填ガンInfo
- Publication number
- JPS6010690Y2 JPS6010690Y2 JP7808980U JP7808980U JPS6010690Y2 JP S6010690 Y2 JPS6010690 Y2 JP S6010690Y2 JP 7808980 U JP7808980 U JP 7808980U JP 7808980 U JP7808980 U JP 7808980U JP S6010690 Y2 JPS6010690 Y2 JP S6010690Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- bowl
- filling gun
- shaped saucer
- cylinder cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコンクリート造建築物等の各種構造物へのア
ンカーボルトの施工取付や、コンクリート構造物の亀裂
、又モルタルやタイル等の浮上り個所の補修強化工事に
用いられる二液性の接着充填剤等の注入工法に用いられ
る二液圧送充填ガンに関するものである。
ンカーボルトの施工取付や、コンクリート構造物の亀裂
、又モルタルやタイル等の浮上り個所の補修強化工事に
用いられる二液性の接着充填剤等の注入工法に用いられ
る二液圧送充填ガンに関するものである。
従来、コンクリート構造物へのアンカーボルトの施工方
法は、構造物のボルト固定個所に孔あけ作業を行ない、
該孔にボルトを設置腰パテ状のエポキシ樹脂で孔の上端
をシール養生するか、或はポーリング孔にあらかじめ低
粘度の接着剤を塗布してからパテ状の接着剤を詰め込ん
でおいて、接着剤が硬化しない内にボルトを差込み、養
生する等の作業を行なっているのでボルトの埋込みから
完全に硬化固定するまでに長時間を要する問題点がある
。
法は、構造物のボルト固定個所に孔あけ作業を行ない、
該孔にボルトを設置腰パテ状のエポキシ樹脂で孔の上端
をシール養生するか、或はポーリング孔にあらかじめ低
粘度の接着剤を塗布してからパテ状の接着剤を詰め込ん
でおいて、接着剤が硬化しない内にボルトを差込み、養
生する等の作業を行なっているのでボルトの埋込みから
完全に硬化固定するまでに長時間を要する問題点がある
。
この問題点を解決する方法として主剤及び硬化剤よりな
る二液性の接着剤を用いて施工を行なうことであるがこ
の場合に二液を混合して一液となし、埋設孔に注入して
作業を行なうのであるが、この二液は主剤と硬化剤とを
混合すると直ちに硬化が始まるので接着剤の種類によっ
ては可使用時間が非常に短かいために一度に多量の混合
液を作ることができぞ不便である。
る二液性の接着剤を用いて施工を行なうことであるがこ
の場合に二液を混合して一液となし、埋設孔に注入して
作業を行なうのであるが、この二液は主剤と硬化剤とを
混合すると直ちに硬化が始まるので接着剤の種類によっ
ては可使用時間が非常に短かいために一度に多量の混合
液を作ることができぞ不便である。
そこで主剤と硬化剤とを別々に収納し、この二液(以下
圧送液と称す。
圧送液と称す。
)を吐出ノズルの部分で混合し使用する二液圧送充填ガ
ンが種々提案されているが、それらの充填ガンは圧送液
を充填密封した円筒形チューブを充填ガンの圧送収納用
筒体に装填し、ピストンを作動させた場合に円筒形チュ
ーブと圧送収納用筒体との間隙にたまっているところの
エアが、圧送液と共に吐出口にと送られることがあるた
めに、そのときは圧送液が同時に定量供給されずに、主
剤或は或は硬化剤の何れか一方が供送されたり、定量不
足が生じたりする問題点がある。
ンが種々提案されているが、それらの充填ガンは圧送液
を充填密封した円筒形チューブを充填ガンの圧送収納用
筒体に装填し、ピストンを作動させた場合に円筒形チュ
ーブと圧送収納用筒体との間隙にたまっているところの
エアが、圧送液と共に吐出口にと送られることがあるた
めに、そのときは圧送液が同時に定量供給されずに、主
剤或は或は硬化剤の何れか一方が供送されたり、定量不
足が生じたりする問題点がある。
この考案は上述の問題点を解決したものであり、この考
案を図面により説明すると、圧送液2を充填した円筒形
チューブTを装填するための一対の圧送液収舶用筒体1
は、圧送液2を圧出するための押出し板10を有する押
出し杆11と常時押出し板10を圧送液収舶用筒体1の
シリンダキャップ8側に位置する開口部1aへと押圧す
るスブリング12を有している。
案を図面により説明すると、圧送液2を充填した円筒形
チューブTを装填するための一対の圧送液収舶用筒体1
は、圧送液2を圧出するための押出し板10を有する押
出し杆11と常時押出し板10を圧送液収舶用筒体1の
シリンダキャップ8側に位置する開口部1aへと押圧す
るスブリング12を有している。
圧送液収線用筒体1の開口部1aには圧送液2を充填し
た円筒形チューブTの開封部2aを支持するための椀形
受皿3を嵌合し、該椀形受皿3の底部3aに圧送液の流
出用透孔4を穿つと共に椀形受皿3のピストン側に位置
する椀形受皿3の糸底部3bをシリンダキャップ8の内
壁8aに当接せしめ、糸底部3bの凹部により形成され
た空隙を圧送液溜室9に形成する。
た円筒形チューブTの開封部2aを支持するための椀形
受皿3を嵌合し、該椀形受皿3の底部3aに圧送液の流
出用透孔4を穿つと共に椀形受皿3のピストン側に位置
する椀形受皿3の糸底部3bをシリンダキャップ8の内
壁8aに当接せしめ、糸底部3bの凹部により形成され
た空隙を圧送液溜室9に形成する。
シリンダキャップ8は、前記圧送液溜室9と連通せる流
通路7を有すると共にピストン5の作動により圧送液を
吐出口6に供送する流通管路13を有している。
通路7を有すると共にピストン5の作動により圧送液を
吐出口6に供送する流通管路13を有している。
吐出口6にはスタティックミキサー(図示せず)を着脱
自在に取付け、該ミキサーにて供送されて来た圧送液を
混練し目的物に充填するものである。
自在に取付け、該ミキサーにて供送されて来た圧送液を
混練し目的物に充填するものである。
なお図中14はパツキン、15は弁、16はリングであ
り、レバーハンドル17の先端が回動自在に連結されて
いる。
り、レバーハンドル17の先端が回動自在に連結されて
いる。
又レバーハンドル17はシリンダキャップ8のピストン
5と連結されている。
5と連結されている。
この考案は上述の如き構成にしたので、主剤及び硬化剤
よりなる圧送液2を夫々充填した円筒形チューブTの夫
々の一端を開封して圧送液流出用透孔1内に装填すると
、開封部2aは円筒形チューブTの他端に形成されてい
る結束端部2bが押出し板10に押圧されているので圧
送液収線用筒体1の開口部1aに嵌合されている椀形受
皿3の碗部に密着し、圧送液2は椀形受皿の透孔4より
圧送液溜室9に溜る。
よりなる圧送液2を夫々充填した円筒形チューブTの夫
々の一端を開封して圧送液流出用透孔1内に装填すると
、開封部2aは円筒形チューブTの他端に形成されてい
る結束端部2bが押出し板10に押圧されているので圧
送液収線用筒体1の開口部1aに嵌合されている椀形受
皿3の碗部に密着し、圧送液2は椀形受皿の透孔4より
圧送液溜室9に溜る。
その状態でピストン5を作動させると弁15が開いて圧
送液は流通路7、流通管路13を通って吐出口6に供送
され、スタティックミキサー(図示せず)内で主剤と硬
化剤の二液よりなる圧送液は混合され「埋設孔に注入或
は補修部に充填使用するものである。
送液は流通路7、流通管路13を通って吐出口6に供送
され、スタティックミキサー(図示せず)内で主剤と硬
化剤の二液よりなる圧送液は混合され「埋設孔に注入或
は補修部に充填使用するものである。
この考案は上述の如く圧送液収線用筒体1の開口部1a
の椀形受皿3を設けたので、主剤と硬化剤とを個々に充
填密封したポリエチレンフィルム等にて形成された円筒
形チューブTの一端部を開封して充填ガンの圧送液収線
用筒体1に装填すると、圧送液2を充填密封した円筒形
チューブTの開封部2aは、椀形受皿3の圧送液流出用
透孔4に位置し、円筒形チューブの開側側の肩部は、椀
形受皿3の碗部即ち、湾曲内側面に面接触腰その際、円
筒形チューブの他端の結束端部2bが押出し板10によ
って椀形受皿側に常に押圧されているので、円筒形チュ
ーブ内の内圧が高まり、椀形受皿3の湾曲内側面に接し
ている円筒形チューブは、該湾曲内側面に密着し、また
装填された圧送液の一部は椀形受皿3の糸底部3bとシ
リンダキャップとの間に形成された圧送液溜室9に溜る
ので、圧送液収線用筒体1の開口部1aは密封状態とな
り、従って円筒形チューブとシリンダとの間隙のエアが
作動中に流出口に入りこむことがないので一定量の圧送
液を確実に吐出口6に送ることができる。
の椀形受皿3を設けたので、主剤と硬化剤とを個々に充
填密封したポリエチレンフィルム等にて形成された円筒
形チューブTの一端部を開封して充填ガンの圧送液収線
用筒体1に装填すると、圧送液2を充填密封した円筒形
チューブTの開封部2aは、椀形受皿3の圧送液流出用
透孔4に位置し、円筒形チューブの開側側の肩部は、椀
形受皿3の碗部即ち、湾曲内側面に面接触腰その際、円
筒形チューブの他端の結束端部2bが押出し板10によ
って椀形受皿側に常に押圧されているので、円筒形チュ
ーブ内の内圧が高まり、椀形受皿3の湾曲内側面に接し
ている円筒形チューブは、該湾曲内側面に密着し、また
装填された圧送液の一部は椀形受皿3の糸底部3bとシ
リンダキャップとの間に形成された圧送液溜室9に溜る
ので、圧送液収線用筒体1の開口部1aは密封状態とな
り、従って円筒形チューブとシリンダとの間隙のエアが
作動中に流出口に入りこむことがないので一定量の圧送
液を確実に吐出口6に送ることができる。
また従来の充填ガンは円筒形チューブの開封部が充填ガ
ンのシリンダキャップ部の弁15を有する流通路7に直
接位置することになるので、圧送液収線用筒体1の開口
部1aは完全な密封状態とならず、そのために作動中に
エアが入って主剤あるいは硬化剤の何れか一方の圧送液
のみが吐出され、二液を混合できないことがあったのに
、この考案は充填ガンは、椀形受皿3の糸底部3bが凹
部を有しているので、糸底部3bとシリンダキャップ8
との間に圧送液溜室9が形成されることとなり、該圧送
液溜室9に常に圧送液を溜めであるので、該圧送液溜室
の圧送液がかならず圧送されるから、一定量の圧送液を
確実に吐出口6に送ることができ、定量不足の問題は生
じない。
ンのシリンダキャップ部の弁15を有する流通路7に直
接位置することになるので、圧送液収線用筒体1の開口
部1aは完全な密封状態とならず、そのために作動中に
エアが入って主剤あるいは硬化剤の何れか一方の圧送液
のみが吐出され、二液を混合できないことがあったのに
、この考案は充填ガンは、椀形受皿3の糸底部3bが凹
部を有しているので、糸底部3bとシリンダキャップ8
との間に圧送液溜室9が形成されることとなり、該圧送
液溜室9に常に圧送液を溜めであるので、該圧送液溜室
の圧送液がかならず圧送されるから、一定量の圧送液を
確実に吐出口6に送ることができ、定量不足の問題は生
じない。
図はこの考案の一実施例を示すものにして、第1図は二
液用充填ガンの縦断面図、第2図は一部断面平面図、第
3図は正面図、第4図は使用状態を示す図である。 1・・・・・・圧送液収納筒体、1a・・・・・・開口
部、2・・・・・・圧送液、2a・・・・・・円筒形チ
ューブの開封部、3・・・・・・椀形受皿、3a・・・
・・・底部、3b・・・・・・糸底面、4・・・・・・
圧送液流出用透孔、5・・・・・ゼストン、6・・・・
・・吐出口、7・・・・・・流通路、8・・・・・・シ
リンダキャップ、8a・・・・・・シリンダキャップの
内壁、9・・・・・・圧送液溜室、T・・・・・・円筒
形チューブ。
液用充填ガンの縦断面図、第2図は一部断面平面図、第
3図は正面図、第4図は使用状態を示す図である。 1・・・・・・圧送液収納筒体、1a・・・・・・開口
部、2・・・・・・圧送液、2a・・・・・・円筒形チ
ューブの開封部、3・・・・・・椀形受皿、3a・・・
・・・底部、3b・・・・・・糸底面、4・・・・・・
圧送液流出用透孔、5・・・・・ゼストン、6・・・・
・・吐出口、7・・・・・・流通路、8・・・・・・シ
リンダキャップ、8a・・・・・・シリンダキャップの
内壁、9・・・・・・圧送液溜室、T・・・・・・円筒
形チューブ。
Claims (1)
- 主剤と硬化剤を別々に充填した円筒形チューブを充填ガ
ンの一対の圧送収納用体に夫々装填し、該円筒形チュー
ブ内の圧送液をピストンの作動によりシリンダキャップ
の吐出口に圧送し、該吐出口の先端に設けたスタティッ
クミキサーの如き混合部にて圧送液を混練し使用する二
液用充填ガンにおいて、一対の圧送液収舶用筒体1、該
圧送液収舶用筒体1のシリンダキャップ側に位置する開
口部1aに、底部3aに透孔4を穿設したほぼ椀形受皿
3を取り付けると共に該椀形受皿3の糸底面3bをシリ
ンダキャップの内壁8aに当接せしめ、シリンダキャッ
プ8の内壁8aと椀形受皿3の底部3aの凹部とにて圧
送液溜室9を形成したことを特徴とする二液用充填ガン
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7808980U JPS6010690Y2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 | 二液用充填ガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7808980U JPS6010690Y2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 | 二液用充填ガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS572158U JPS572158U (ja) | 1982-01-07 |
JPS6010690Y2 true JPS6010690Y2 (ja) | 1985-04-11 |
Family
ID=29440626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7808980U Expired JPS6010690Y2 (ja) | 1980-06-06 | 1980-06-06 | 二液用充填ガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010690Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4227080B2 (ja) * | 2004-07-05 | 2009-02-18 | 三洋化成工業株式会社 | 鉄筋継手へのグラウト材の注入方法、グラウト材及び連結鉄筋 |
JP2006175382A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Nippon Building Giken Kk | 二液型塗布剤塗布装置 |
JP6293421B2 (ja) * | 2013-04-08 | 2018-03-14 | 旭化成株式会社 | フィルムパック用吐出治具 |
JP6921536B2 (ja) * | 2017-01-06 | 2021-08-18 | 公益財団法人文化財建造物保存技術協会 | 既存の組積造に設けるアンカーの施工方法及びあと施工アンカー |
-
1980
- 1980-06-06 JP JP7808980U patent/JPS6010690Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS572158U (ja) | 1982-01-07 |
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