JPS60106766A - 巻線機におけるワイヤ端末のクランプ引出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、巻線機におけるワイヤ端末のクランプ引出
し装置に関し、詳しくは、機体に配設されたボビン軸の
ボビンを回転させながら、該ボビンの巻取幅方向ヘトヲ
バーサローラを往復運動させることで、ワイヤをボビン
に巻取る巻線機において、前記ボビン軸の基部に形成さ
れたストッパフランジと、該７フンジに対向するボビン
−側のフランジとの間に、ワイヤの端末を挾持させるた
めのワイヤ端末のクランプ引出し装ｆＲに関するもので
ある。

（従来技術） ボビン軸上において、ワイヤを規定量だけ巻取った満巻
ボビンを、ボビン軸よ勺脱囃し、その後、空ボビンをボ
ビン軸に嵌眉するときに、ワイヤ端末部をボビン軸の基
部軸回夛に形成されたストッパフランジとボビン−側の
フランジとの間に自°動的に挟持させる友めには、ワイ
ヤのフラング機構を、トラバーサローラ及びボビン軸に
干渉することがない待機位置と、ボビン軸のボビン（満
巻ポビン）とトラバーサローラとの間のワイヤ端末部を
クランプする位置と、ワイヤ端末部をボビン軸のストッ
パフランジとボビン（空ボビン）−側のクランプとの間
に挟持可能に引出す引出し位置とに移動制御しなければ
ならず、構造が爽雑化し、コスト高となる傾向にあった
。しかも、フラング機構の移句制伺が確実に行なわれな
いと、ボビンに対するワイヤの巻取り不良が生じる。

（発明の目的） この発明の目的は、１把した従来の間愕点に鑑み、ボビ
ン＋ｌＢ山のストッパクランプと、ボビン−＜ｍ＋のク
ランプとの四にワイヤの端末部を確実に挟持させること
ができ、かつ、構造が簡単でコスト低減を１ンすること
ができるワイヤ端末のクランプ引出し装置を提供するこ
とである。

（発明の構成） そこでこの発明では、機体に対し、ボビン軸及びトラバ
ーサローラに接近する動作位置から後退する待機位置ま
で揺動可能に可動ベースを軸支し、この可動ベースに対
し、ワイヤのフラング機構を、クランプ位置から引出し
位ｌｉｔまでスライド可能に配設し、前記可動ベースが
動作位置にあるときに１ポビン軸のボビン（満巻ボビン
）とトラバーサローラとの間のワイヤ端末部を、クラン
プ位置にあるクランプ峻構によってクランプし、該ワイ
ヤの端末部を、クランプ位置から引出し位置までスライ
ドするクランプ機構のスライド１助作によって、ボビン
軸のストッパクランプと、該ボビン軸に嵌め込まれるボ
ビン（空ボビン）との間に挾持可能な位置マで引出しし
ようとするものである。

（突確例） 以下、この発明の一実施例を図１￥ｆｒに従って説明す
る。

第１図において、機体１の１１ぼ中央部には、モータを
駆＠源とするボビン軸２が回転用能に配設されておシ、
このボビンＩｌ！ｌｌＩ２の軸回りには、ワイヤＷを巻
取るためのボビン６が、ボビン軸２の軸方向へ挿脱する
ことで着脱可能に嵌着されている。

ボビン軸２の何方における機体１の所定位置にはボビン
軸２と平行する軸方向へ往復運動するト’５　／（−サ
軸４が配設されてお）、このトラバーサ軸４の先端軸ロ
タにはトラバーサアーム５が取付けられ、該アーム５の
先端部には、ボビン軸２上のボビン６の巻取幅方向へ、
トラバーサ勅４及びトラバーサアーム５とともに往復連
句してワイヤｗを巻取勺案内するためのトラバーサロー
ラ６が回！販自在にピン着されている。

さて、ボビン軸２上【ドトヲバーサローヲ６が配置され
る機体１の所定位置にｒＬ′ｉ、平帯状の可動ベース７
が、その一端（第１図で：ｄ右端）において、ボビン蜘
］２と平行する支軸８の軸回りに揺動可能Ｋ　取りけら
れている。この可動ベース７は、ボビン軸２及びトラバ
ーサローラ６に対し接近する動作位置から、険待する待
機位置丑で支軸８を中心としかつ揺動シリンダ９によっ
て揺動される。揺動シリンダ９は、そのシリンダ本体の
基端部が、機体１に固定のブラケット１ｏに対しピン盾
１１され、同シリンダのロッド９ａ先端部が可・幼ベー
ス７の他端部にピン着１２されている。

可動ベース７上には、該ベース７の長手方向に１０っで
スライドシリンダ１６が自己設されている。

このスライドシリンダ１６は、第６図に示すように、ベ
ースＺ上の左右両端部に固定さＪ″Ｌだ取付ブラケット
１４．１５と、これらブラケット１４と１５との間に架
設されたピストンロッド１６上を流体圧によって１１７
ｍするシリンダ本体１７と、該シリンダ本体１７に対し
スズロケット１８及びチェーン１９を介してａ繋される
と２もにｌ可取付グラケッ）１４．１５の間に架設され
たスライド軸２０に案内されてシリンダ本体１７の２倍
のストロークでスライドするスライドブロック２１とを
主体として構咬されている。そして、スライドブロック
２１上にはワイヤＷをクランプ、アンフラングするクラ
ンプ機（苦２２が１１己設されている。クランプ機＜ｉ
ｔ　２２は、４１４図に示すように、スライドブロック
２１上に固定されたクランプシリンダ２６と、１対のク
ランプアーム２４を主体として構成され、第４図に示す
ように、クランプシリンダ２６のピストンロッド２５の
進退によって、１対のクランプアーム２４がビン２６を
中心としてクランプ方向あるいはアンクランプ方向へ動
作される。

また、上記の可動ベース７が、第５図と第６図に示すよ
うに、動作位ｆｆｆｆ　Ｋあるときに（・才、クランプ
機構２２のクランプアーム２４が、ボビン１ｌｌｌｉｌ
　２のボビン（満巻ポビン）３．！：ｌ−ヲバーサロー
ヲ６との間のワイヤ端末部を挟持するクランプ位置から
、ワイヤ端末部を、ボビン軸（ボビン３が脱１１された
１犬叫にあるボビン市内）２のストッパフランジ２ａ前
而を涌蘭して同ストッパフヲンジ２ａと： ボビン（空ボビン）６何１のフランジ６ａとの間に挾持
可能な位置まで引き出す引出し位＠までスライドし得る
ように、クランプ機端２２のスライドストロークが設定
されるとともに、町１＋Ｉカベースフが、＠１１図に示
すように、待機位置にあるときには、ボビン軸２のボビ
ン３及びトラバーサローラ６に対し、クランプ機端２２
が干渉することなく元の位置までスライドして復帰しつ
るように、支軸８を中心とする可動ベース７の揺動角変
が設定されている。

上記したように構成されるワイヤ端末のクランプ引出し
装置において、モータを駆動？原とするポ　−ビン軸２
によって、該軸上のボビン６を所定方向へ回転させなが
ら、トラバーサローラ６をボビン６の徘取嘔方同−＼住
硬ｙト助させてワイヤＷをボビン６に巻取るよきには、
可動ベース７け、１．各動シリンダ９によって、第１図
に示すように、待機位置にｒ家持される。

ポビン＋１１１１１２上のボビン６にワイヤＷが樺宇耽
だけ巻取られると、ボビン１１＋１１１２７＆びボビン
３のｊ可転が停止１ニするとともに、トラバーサローラ
６の往復運幼が亭止する。すると、揺動シリンダ９によ
って、可動ベース７が、支軸８を中心として、第５図に
示すように、動作位置まで同動され、この可動ベース７
上においてクランプ位置にあるクランプ＋畿ＩＮ　２２
の１対のクランプアーム２４によって、ボビン・噛２上
のボビン（満巻ボビン）３．！：）ラバーサロ〜う６と
の間のワイヤ端末部がクランプされる。この状ｉ川にお
いて、図示しない説ｊｌｔ装置によって、ボビンｉ’ｌ
ｌｌ　２に対し、該軸の１ｌＩＩ１１方向へボビン（満
巻ポビン）６が呪曙され、このとき生じるボビン３とク
ランプアーム２４との！ＭＪのり１「辰力によってこれ
ら１面部材３と２４とのＩｉＪ］のワイヤＷが寸断され
る。

ボビン軸２よシボビン（満巻ボビン）６が脱離されると
、スライドシリンダ１６によってクランプ機端２２がス
ライドされ、核クランプ機構２２のクランプアーム２４
！−Ｌ）ラバーサローヲ６側にちるワイヤ端末部を、ク
ランプした状傅で、第６図に示すよって、ボビン弾１２
のストッパフランジ２　ａ　）ｉｉＪ四を所定借ゲは化
１尚する引出し位置まで引出す。

、）：記したように、トラバーサローラ６側のワイヤ端
末部がｌノ１出し位置まで引出されると、ボビン＠２に
対し、該軸の軸方向へ別のボビン（空ボビン）６が嵌め
区まれて、ボビン軸２のｄＱｈ　上にボビン６が嵌ｊＦ
Ｊされるとともに、ワイヤ端末部がボビン軸２のストッ
パフランジ２ａとボビン６−側のフランジ６ａとの間に
挾持される。すると、クランプシリンダ２６によって、
クランプアーム２４はアンクランプ七Ｎ乍され、四重カ
ベースフは、＋潜ｆｉｂシリンダ９によって支軸８を中
心として元の待機位置まで揺動される。

可動ベース７が待機位置までｈ６動したところで、スラ
イドシリンダ１６によってクヲンプ！＠溝２２が、第１
図に承すように、元の位置までスライドされる一方、ボ
ビンＩＩＩＩＩＩ２及びボビン６が回・賑しかつトラバ
ーサローラ６が往復匝初して、ボビン＋ｌＱυ２上のボ
ビン６にワイヤＷが巻吹られる。

（発明の効果） 以上例示しだように、この発明によれｒげ、１助乍位置
にある可動ベースに対し、ワイヤのクランプ１！　溝を
、クランプ位置から引出し位’ｆＷまでスライド１助作
させることで、ボビン・咄のストツｌ＜　７−７　ンジ
七、ボビン−側のフランジとの間にワイヤ端末部を確実
に挟持させることができ、しかも、１ＪＩＩｉｌＩベー
スを、動作位置から待殻位置まで揺動口■能に！軸支す
ることで、可動ベースを動作位置から待機位置まで移動
案内する機構が不用とな勺、構造が簡単で、かつコスト
低減を図ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は巻、
１Ｉｌｉ磯の要部を示す正面図、第２図は第１図のト」
線断面図、第５図は第１図のｌ−１ｍ断面図、！４図は
クランプ機構を拡大して示す断面図、第５図はボビンと
トラバーサローラとの間のワイヤ端末部をクランプ機構
によってクランプする状態を示す正面図、第６図はクラ
ンプ機１黄を引出し位置までスライドさせてワイヤ端末
部をボビン軸とボビンとのＩ＋１１に吹持可能釦引出し
た状態を示す１Ｅ而図である。 １・・・機　体　２・・・ボビン軸 ６・・・ポ　ビ　ン　６・・・　トラバーサローラ７・
・・可動ベース　８・・・支　軸 ９・・・揺動シリンダ　１３・・・スライドシリンダ２
２・・・クランプ機構　２３・・・クランプシリンダ２
　４−−・クランプアーム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機体釦配設されたボビン軸のボビンを回転させながら、
   該ボビンの巻取幅方向へトラバーサローラを往復動させ
   ることで、ワイヤをボビンに巻取る巻＃ｊＩ機において
   、前記ボビン軸の基部に形成されたストッパフランジと
   、該７ワンジに対向するボビン−側のフランジとの間に
   、ワイヤの端末ヲ喰持させるだめのワイヤ端末のクラン
   プ引出し装置であって、前記機体に対し、ボビン軸及び
   トラバーサローワに接近する１助作位置から後退する待
   機位置まで揺動可能に可動ベースを・前文し、この可動
   ベースには、該ベースが動作位置にあるときに前記ボビ
   ン軸のボビンとトラバーサローラとの間のワイヤ端末を
   挾持するフラング位置からワイヤ端末部を前記ボビン軸
   のストッパフランジとボビンのフランジとの間に沃持可
   能に引出す引出し位置まで可動ベース上をスライドする
   フラング機構を配設したことを特徴とする巻＃ｉ機にお
   けるワイヤ端末のクランプ引出し装置。