JPS60104507A - ヘルメツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はヘルメットの改良、とくにシールド取付１）
部の構造の改良に関するものである。

従来、オートバイ等に乗る際に着用するヘルメッ１〜に
は、走行中に風雨や埃から顔面を守るためにヘルメット
の前部開口部を透明体のシールドで−１− 覆うようにしたものがある。このシールドの両端部は止
めねじでヘルメットに取付けられ、シールドがこの止め
ねじを中心に回動してヘルメッ１〜の前部開口部を開閉
できるようにしている。この構成ではシールドが開口部
周縁に正確に沿うように側部の取付は位置を調整する必
要がある。この調整手段として、従来は第１図および第
４図に示づような構成を採用している。すなわち、ヘル
メット本体１の前部開口部１１を覆うシールド２にはそ
の両側端部にカバー４が取付けられ、ベルメツｌ一本体
両側部でビス３周りに回転可能に取付けられている。こ
のビス３は、ヘルメット本体１にタッピングスクリュー
５１で固着されたナツト５に対して螺着され、またナツ
ト５に対して回転しないように取Ｆ目ノたばね板５２で
）Ｊバー４の裏面を押圧することによりシールド２に回
転抵抗を付与している。そして、シールド２の取付１ノ
位置の調整は、ナラ］〜５を貫通するタッピングスクリ
ュー５１用の穴を大きめに形成してタッピングスクリュ
ー５１の締付は時にナツト５を移動させること＝　２　
− により行っている。この構成では、タッピングスクリュ
ー５１の先端が顔面の目の位置付近に向いているために
ヘルメットの破損の際に非常に危険である。

この発明はこのような従来の欠点を解消するためになさ
れたものであり、シールドの取付けが確実に行われて万
一の破損の際にも安全な構造を提供するものである。

すなわち、この発明は、ヘルメットの前部開口部を覆う
透明体のシールドの両側端部をヘルメットの側部に回転
可能に取付ける構成において、側部取付は品番は内側か
らヘルメット本体を貫通する固着針とこの固着針に対し
て外側からシールドの側端部を貫通して螺着されるビス
とを有し、シールドは上記ビス周りに回転可能に取付け
られ、固着針はヘルメット本体に固着され、上記螺着穴
は固着針の軸中心に対して偏心して形成されているもの
である。

以下、この発明の実施例を図面によって説明する。第２
図および第３図において、ベルメツｌ一本−３一 体１にはその内側から円筒状の固着針６が嵌入され、こ
の固着針６は本体１の内面に当接する鍔部６３を有する
とともに、ねじ穴６２が形成されてなり、このねじ穴６
２は固着針６の軸中心６０から所定量［だ【プ偏心して
形成されている。またビス３は外側からカバー４、シー
ルド２および調整レバー７を貫通して上記ねじ穴６２に
螺着され、これによってシールド２を回転可能に保持し
ている。調整レバー７は一対の腕７２．７３を有し、一
方の腕７２の先端部には係止用突起７０が形成され、他
方の腕７３の先端部は本体１の凹部１３に嵌入されで調
整レバー７のビス３周りの回転を阻止している。カバー
４の裏面には凹凸部４０が形成され、この凹凸部４０に
上記係止用突起７０が圧着されてシールド２が任意の回
転位置で止められるようにしている。なお、第２図はカ
バー４を取外した状態の側面を示している。

上記構成【こおいて蚤よ、シールド２の回転中心となる
ビス３の中心位＠３０を設定するには、固着針６を本体
１に嵌入させた後に回転させ、この回−４− 転に伴いねじ穴６２を移動させて、ねじ穴６２の中心が
両側のビス中心間の所定距離りになるようにする。その
状態でビス３をねじ穴６２に螺着させ、固着針６とビス
３とでシールド２、カバー４および調整レバー７を挾み
付けることにより固定させる。これによって調整レバー
７もその一端部が四部１３に嵌入されて固定され、また
係止用突起７０は凹凸部４０に圧着、係止され、シール
ド２の位置保持がなされる。この状態でシールド２を手
で動かすと、シールド２はカバー４とともにビス３周り
に回転して開閉され、この際係止用突起７０と凹凸部４
０との係止によりシールド２に適宜の回転抵抗が付与さ
れ、シールド２を任意の位置で停止させることができる
ようにする。また上記構成では、先の尖ったタッピング
スクリューを使用せずに固着針とビスとの挾み付けで固
定させているために取付けが確実であるとともに、ヘル
メットの破損の際にも安全である。

なお、固着針６は本体１に位置調整した後に接着材で接
着してもよい。また固着針６は円筒状に−５− 形成する代りに多角形状に形成してもよい。

以上説明したように、この発明はシールドの回転中心と
なる取付【プ部を固着針とビスとで挾み例ける構成とし
、先の尖ったタッピングスクリューを用いないためにシ
ールドの保持が確実であるとともに、ヘルメットの破損
の際にも安全なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はヘルメットの側面図、第２図はこの発明の実施
例を示すシールド取付は部の拡大側面図、第３図は第２
図のＩ−ＩＩＩ線断面図、第４図は従来例を示すシール
ド取付１１部の断面図である。 １・・・ベルメツ１〜本体、２・・・シールド、３・・
・ビス、６・・・固着針、６２・・・ねじ穴。 特許出願人　ヤマハ発動機株式会社 −６−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ヘルメットの前部間［］部を覆う透明体のシールド
   の両側端部をヘルメットの側部に回転可能に取ｔロブる
   構成において、側部取付Ｇノ部は内側からヘルメッ（・
   本体を貫通する固着針とこの固着針に対して外側からシ
   ールドの側端部を貫通して螺着されるビスとを有し、シ
   ールドは上記ビス周りに回転可能に取付けられ、固着針
   はヘルメット本体に固着され、上記螺着穴は固着針の軸
   中心に対して偏心して形成されていることを特徴とする
   ヘルメット。