JPS60104034A - メタクリル酸の回収法 - Google Patents

メタクリル酸の回収法

Info

Publication number
JPS60104034A
JPS60104034A JP21216583A JP21216583A JPS60104034A JP S60104034 A JPS60104034 A JP S60104034A JP 21216583 A JP21216583 A JP 21216583A JP 21216583 A JP21216583 A JP 21216583A JP S60104034 A JPS60104034 A JP S60104034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methacrylic acid
column
boiling point
acid
boiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21216583A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0333143B2 (ja
Inventor
Toru Matsuzawa
松沢 徹
Yoshiaki Kimura
木村 儀昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP21216583A priority Critical patent/JPS60104034A/ja
Priority to FR8417140A priority patent/FR2560187B1/fr
Priority to DE19843441207 priority patent/DE3441207A1/de
Publication of JPS60104034A publication Critical patent/JPS60104034A/ja
Publication of JPH0333143B2 publication Critical patent/JPH0333143B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/42Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C51/48Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by liquid-liquid treatment

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インブチレン、ターシャリブタノール又はメ
タクロレインの接触気相酸化によって得られるメタクリ
ル酸を含有する生成ガスを冷却して得られるメタクリル
酸水溶液から高沸点不純物を含まないメタクリル酸を取
得するプロセスに関するものである。
更に詳しくは、本発明は、インブチレン、クーシャリフ
リノール又はメタクロレインを触媒によって気相酸化し
て得られるメタクリル酸を含有する反応生成ガスを2段
階以上の多段階の冷却塔で冷却してメタクリル酸水溶液
を得る際に、第一塔においてメタクリル酸の一部及び酢
酸の少部分とメタクリル酸以上の沸点を有する副生物の
実質的に全量を捕集し、第2塔以降で残りのメタクリル
酸と大部分の酢酸を捕集し、且つ第一塔の凝縮液は沸点
150℃以下の脂肪族、脂環式、芳香族炭化水素の単独
又は混合物で抽出し、第2塔以降の凝縮液は沸点150
℃以下のエステル、ケトン、エーテルの単独又は混合物
で抽出し、これらの抽出液を蒸留してメタクリル酸を回
収することを特徴とするメタクリル酸の回収法、に関す
るものである。
C4化合物(インブチレン、ターシャリブタノール、メ
タクロレイン)の気相酸化によるメタクリル酸の製造プ
ロセスにおいては、反応で生成したガスは冷却されて水
溶液として捕集され、この水溶液から水と自由に混合し
ない有機溶剤を用いてメタクリル酸を抽出し以後の精製
工程に供するという方法が一般的である。
C4化合物を気相酸化してメタクリル酸を製造する方法
は工業化の段階に達しているが酸化反応プロセスには依
然として問題が残されている。
その問題の一つに反応生成物中にメタクリル酸以外の不
純物が多く存在することがあげられる。
即ち、アセトアルデヒド、アセトン、アクロレイン、メ
タクロレイン、酢酸、アクリル酸、マレイン酸、シトラ
コン酸、芳香族カルボン酸等多くの不純物の存在が認め
られている。
これらの不純物のうち芳香族カルボン酸類は、器壁に附
着したり、或は凝縮液中に懸濁したりして工程に支障を
来す原因となる。又、マレイン酸は抽出時に一部は溶剤
相へ移行して後段の精製工程でメタクリル酸との分離が
困難になる。
又、更に高沸点物のあるものは後段の精製工程でメタク
リル酸の重合を促進するなど高沸点不純物に問題となる
ものが多い。
一方反応生成ガスを冷却する際に発生するとみもれるポ
リマー物質が凝縮液中にとけ込んでおり、このものはメ
タクリル酸の抽出時に2液の界面にスカムとして析出し
て次第に蓄積し抽出塔の運転を困難にするなどの問題を
発生する。
このような問題はC4酢化法によるメタクリル酸の製造
プロセスに特有なものが多く、その解決に種々の提案が
なされている。
たとえば、特開昭58−52239号においては反応生
成ガスのクエンチ前に高沸点不純物のみを選択的に捕集
1−る方法が提案され、特開昭58−99434号にお
いては凝縮液に塩基性物質を添加して抽出操作にかける
方法が提案され特開昭56−16438号、特開昭56
−79634号には凝縮液を一旦疎水性溶媒と接触させ
てスカムを生成させ、これを除いて後抽出工程にか或は
不充分な結果しか得られないなど必ずしも満足すべき方
法とは云えない。
本発明者らはこれの問題点の解決のため種々検討の結果
、反応生成ガスの冷却を2段階に分は前段(第3基)で
一部のメタクリル酸と共に高沸点不純物の実質的に全量
を凝縮させ後段(第2塔以降〕のメタクリル酸凝縮液と
は独立して炭化水素系溶媒でメタクリル酸のみを選択的
に抽出し、後段(第2塔以降)のメタクリル酸水溶液は
エステル、ケトン、エーテル類より成る溶媒で抽出する
ことにより上記問題点を解決し且つメタクリル酸の実質
的に全量と大部分の酢酸を水溶液中より回収出来ること
を見出し本発明を完成した。
即ち本発明方法は以下の如くである。
イソブチレン、ターシャリブタノール又はメタクロレイ
ンの酸化によって得られるメタクリル酸含有ガスは2段
階以上の多段階の冷却塔で冷却される。
第1塔のタイプは急速冷却の必要性或は高沸点固形不純
物の析出を考慮して、直接冷却のクエンチ塔タイプが望
ましい。
第2塔以降は間接冷却タイプでも差支えない。
第1塔は凝縮液を循環して反応生成ガスに接触させるこ
とによってメタクリル酸以上の沸点を有する副生物を実
質的に全量捕集させる。
メタクリル酸、酢酸等も一部ここで凝縮する。
第1塔の凝縮液は、必要なら蒸留又は加熱下手活性ガス
を通気することにより低沸点成分を留去した後、沸点1
50℃以下の脂肪族、脂環式又は芳香族の炭化水素の単
独又は混合物によって抽出される。炭化水素系抽出溶剤
は特開昭−49−93307号に記載されている如くメ
タクリル酸に対しては親和性が高いがマレイン酸、シト
ラコン酸に対しては親和性が低くこれらの酸は殆んど抽
出されない。従ってこれらの酸が後段のメタクリル酸の
精製工程を通じてメタクリル酸中に残る量は実質的にゼ
ロである。
酢酸も亦この溶剤には親和性が低く水層中に残留するが
、元々第1塔の凝縮液中の存在量は少ないので廃水処理
には特に大きな問題とはならない。
又、抽出時二液相の界面に発生するスカムは抽剤が炭化
水素系の場合は少量であり、又、界面に集合し易く回転
円根基等の抽出塔を用いればスカムの処理は大きな問題
とはならない。
かくして得られた抽出液より抽剤を留去することによっ
て高沸点不純物を実質的に含まないメタクリル酸が得ら
れる。
一方、第1塔での未凝縮ガスは第2段以降の冷却塔によ
って冷却されメタクリル酸、酢酸を実質的に全量凝縮さ
せる。
第2塔以降の冷却塔で凝縮して得られるメタクリル酸水
溶液中には高沸点不純物は殆んど含まれていない。
この凝縮液は含有されているメタクロレイン、アセトン
等の低沸点物を蒸留或は加熱下不活性ガスを通気するこ
とによって除去した後、水と相互に混和しない非点15
0°C以下のエステル、ケトン、エーテル類の単独又は
混合物を用いてメタクリル酸、酢酸を抽出する。これら
の溶剤は有機酸類の抽出能力が大きく酢酸も大部分抽出
される。
又、これらの溶剤はその性質上高沸点カルボン酸類も相
当−計抽出する能力をもっているが、前記のようにここ
で得られる凝縮液中にはこり、ら高沸点不純物が実質的
に含まれていないので抽出操作も極めて容易であり、抽
出液にこれら不純物は殆んど含まれて米ない。
ここで得られた抽出液は蒸留によって溶媒を留去するこ
とによって粗メタクリル酸が得ら」t7)。
これは前記第1冷却塔凝縮液からのメタクリル酸と合し
て後段の精製プロセスにかげられる。
以下第1図により本発明の一実施態様を説明する。
R−1,几−2はそれぞれ1段目酸化反応器、2段目酸
化反応器でR−1へはインブチレン又はターシャリブタ
ノール、及び水蒸気、空気が原料としてライン1より供
給される。
R−2へはメタクロレイン、水蒸気、空気が原料として
ライン5より供給される。
第1図には反応器は並列で示したが1,2段反応器を直
結しても差支えない。
反応生成ガスはR−1からはライン2を通じて第]クエ
ンチャーT−1に入り部分凝縮されて高沸点物のほぼ全
量とメタンI) )し酸、酢酸、水の一部が凝縮する。
R−1からの反応生成ガスは通常メタクロレイン2〜1
0vo1%、メタクリル酸0.1 N1. Ovol係
、水蒸気10〜3 Q vo1%、非凝縮性ガス(N2
 、02 、 CO2等)60〜85■o1%、高沸点
物少量を含有する。几−1用クエンチャ−においてガス
は好ましくは30〜70’Cに冷却される〇同様に几−
2からの反応生成ガスはライン6を通じてI(、−2用
の第1クエンチャ−T −2に入り部分凝縮される。
几−2からの反応生成ガスは通常メタクリル酸1〜6 
vo1%、メタクロレイン0.2〜2 vo1%、水蒸
気]0〜30 vo1%、非凝縮性ガス60〜85%、
高沸点物(マレイン酸等9少量を含有する。R−2用第
1クエンチャ−において、ガスは好ましくは30〜80
℃に冷却される。これにより、副生ずる高沸点不純物の
ほぼ全量が捕集される。このR−2用第1クエンチャ−
において、反応生成ガスに含まれるメタクリル酸の30
〜70%が凝縮するように操作1−るりが好ましい。
第1図には別々のクエンチャ−を示したが、R−1とR
−2の生成ガスを合して冷却しても差支えない。この場
合のクエンチャ−の操作条件は、前述の1(、−2用第
1クエンチャ−〇操作条件と同様の条件を選定するのが
好ましい。
更に、1.2段反応器を直結する場合も、第1クエンチ
ャ−の操作条件は前記と同様の操作条件を選定するのが
好ましい。
T−1,T−2からの未凝縮ガスはライン4,8によっ
てとり出され合さってライン9により第2クエンチャ−
T−3に入る。
T−3でガスは好ましくは5〜20℃に冷却され実質的
に全量のメタクリル酸、酢酸、水が凝縮する。
反応ガス中の未反応メタクロレインは大部分凝縮せずに
ライン11より流出し他の工程よりのメタクロレインと
共にメタクロレイン回収工程(MAL回収工程)に送ら
れライン17より回収メタクロレインとして取出される
T−3の凝縮液はライン10で取出される。この凝縮液
は第1低沸分離塔T−5でメタクロレインを含む低沸分
をライン16で取出した後ライン15を通じて取出され
第1抽出塔T−6へ供給される。
T−6へはライン】8を通じて油剤が供給される。抽剤
としてはメタクリル酸と共に酢酸も抽出出来るような水
と混和しない沸点150℃以下のエステル、ケトン、エ
ーテルが使用され、場合によっては炭化水素系の溶剤を
少量加えることも出来る。
沸点150℃以下のエステル、ケトル、エーテルとして
は、例えば酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル
、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイ
ソプロピルエーテル等が挙げられる。
この抽出ではスカムは殆んど発生しないので、どのよう
な型式の抽出塔でも自由に適用することが出来る。
抽出液はライン19を通じて取出され第1溶剤分離塔T
−7で溶剤を回収する。
ライン20からの回収溶剤はライン18を通じてリサイ
クル使用される。
T−7の塔底液は殆んど高沸点不純物を含まないメタク
リル酸でライン21によって取出されてメタクリル酸精
製工程に導かれライン27より精製メタクリル酸として
取出される。
一方副生酢酸はライン28より取出される。
又抽出塔T−6の抽残液はライン20により取出され必
要に応じて浴剤回収工程(図示せず)に送られて溶解し
ている溶剤を回収してT−7からの回収溶剤と合せて再
使用する。
一方、第1クエンチ塔T−1,T−2の凝縮液はライン
3,7により取出されて一緒になりライン】2を通じて
第2低沸分離塔T−4に供給される。ここで低沸分はラ
イン14を経て回収され缶出液はライン13から取出さ
れる。
クエンチ塔の運転条件によってはこの塔は省略出来る場
合もある。
缶出液はライン13がら抽出塔T’−8に入る。
抽出塔T−8に供給される第1クエンチ塔からの凝縮液
(又は、前記のとおりこれから低沸分を除去したもの)
は、好ましくはメタクリル酸40〜80重量%、水10
〜50重量%、酢酸2〜10重量%、マレイン酸」〜5
重量%、その他の高沸点物0.2〜3重量%含有する。
T−8の下部からはライン22を通じて抽剤が供給され
る。
抽剤としては、メタクリル酸のみを選択的に抽出しマレ
イン酸等の高沸点カルボン酸を殆んど抽出しないような
沸点150 ’C以下の脂肪族、脂環式及び芳香族炭化
水素が単独又は混合して使用される。
これら脂肪族、脂環式、芳香族炭化水素としては、例え
ばヘキサン、ヘプタン、オクタン、リフロイン、シクロ
−\キサン、ベンゼン、トルエン、キシレン等が挙げら
れる。
T−8においては少量のスカムが発生するので回転円板
抽出塔のような形式の塔が望ましい。
抽出液はライン24を通じて抜出され第2溶剤分離塔T
−9に供給される。
ここで溶剤はライン26を通じて留出回収されT−8ヘ
リサイクルされる。
T−9の缶出のメタクリル酸はライン25を通じて取出
されメタクリル酸精製工程(MA、A精製工程〕へ送ら
れる。
このメタクリル酸はマレイン酸等の高沸点カルボン酸を
殆んど含んでいない。
又、ライン23から取出されるT−8の抽残液は酢酸及
び高沸点カルボン酸を含んでいるが通常は抽出溶剤を殆
んど含んでいなしのでそのまま廃水処理工程へ廻される
ことが多い。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例1゜ 第1図のフローにて表1に示す装置を使用して1段目酸
化触媒にB1−Mo系の多成分系触媒を用い2段目触媒
としてMo系のへテロポリ酸系の触媒を用いて、イソブ
チレン、メタクロレインの酸化反応を行い生成ガスをラ
イン2,6より導入して以下の方法にてメタクリル酸の
製造を行った。各装置の操作条件は同じく表1に示す通
りであり主要ラインにおける各成分の流量は表2の通り
であった。
第1クエンチャ−の缶出液はそれぞれライン3,7より
抜出され、T−4にて低沸成分であるメタクロレイン等
を除去した後ライン13より第2抽出塔に送入した。
ライン22からは抽剤としてn−オクタンを送入しメタ
クリル酸を抽出した。
抽出時にスカムが界面に発生したがその発生量は少量で
あり間欠的に装置外に取出すことにより長期運転が可能
となった。
又、この抽出にてマレイン酸その他の高沸点成分は殆ん
ど全部が抽残液に移行した。
第2溶剤分離塔T−9にてn−オクタンを分離した後の
缶出液はライン25より抜出してメタクリル酸精製用に
供した。
一方第2クエンチャー缶出液は低沸点成分を分離した後
多孔板抽出塔T−6に送入し下部からはライン18より
抽剤として酢酸イソプロピルを送入レメタクリル酸及び
酢酸の抽出を行った。
抽出塔T−6での界面にたまって米るスカムの蛍はごく
少量のため特別な運転操作をしなくても連続運転が可能
であった。
抽出液はT−7で油剤を分離し缶出液はメタクリル酸精
製工程に送りライン27より精製メタクリル酸を得た。
表 1 実施例2゜ 実施例1においてn−オクタンの代りにシクロヘキサン
を用い酢酸イソプロピルの代りにメチルイソブチルケト
ンを用いて同様の実験を行ったところ、実施例1の場合
と同様に精製メタクリル酸が高回収率で回収され、連続
運転を行ってもトラブルは全くなかった。
実施例3゜ 実施例1においてn−オクタンの代りにトルエンを用い
酢酸イソプロピルの代りにジイソプロピルエーテルを用
いて同様の実験ン行ったところ、実施例1の場合と同様
に精製メタクリル酸が高回収率で回収さ」t、連続運転
を行ってもトラブルは全くなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様の一例を示したフローシート
である。 R−1・・・・・・・・・第1酸化反応器R−2・・・
・・・・・・第2酸化反応器T−1・・・・・・・・・
第1クエンチャ−T−2・・・・・・・・・第1クエン
チャ−T−3・・・・・・・・・第2クエンチャ−T−
411013191,第2低沸分離塔T−5・・・・・
・・・・第1低沸分離塔T−6・・・・・・・・・第1
抽出塔 T−7・・・・・・・・・第1溶剤分離塔T−8・・・
・・・・・・第2抽出塔 T−9・・・・・・・・・第2溶剤分離塔將許出願人 
日本化薬株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インブチレン、ターシャリブタノール又はメタクロレイ
    ンを触媒によって気相酸化して得られるメタクリル酸を
    含有する反応生成ガスを2段階以上の多段階の冷却塔で
    冷却してメタクリル酸水溶液を得る際に、第一塔におい
    てメタクリル酸の一部及び酢酸の少部分とメタクリル酸
    以上の沸点を有する副生物の実質的に全量を捕集し、第
    2塔以降で残りのメタクリル酸と大部分の酢酸を捕集し
    、且つ第一塔の凝縮液は沸点150℃以下の脂肪族、脂
    環式、芳香族炭化水素の単独又は混合物で抽出し、第2
    塔以降の凝縮液は沸点150℃以下のエステル、ケトン
    、エーテルの単独又は混合物で抽出し、これらの抽出液
    を蒸留してメタクリル酸を回収することを特徴とするメ
    タクリル酸の回収法。
JP21216583A 1983-11-11 1983-11-11 メタクリル酸の回収法 Granted JPS60104034A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21216583A JPS60104034A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 メタクリル酸の回収法
FR8417140A FR2560187B1 (fr) 1983-11-11 1984-11-09 Procede de recuperation de l'acide methacrylique
DE19843441207 DE3441207A1 (de) 1983-11-11 1984-11-10 Verfahren zur gewinnung von methacrylsaeure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21216583A JPS60104034A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 メタクリル酸の回収法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104034A true JPS60104034A (ja) 1985-06-08
JPH0333143B2 JPH0333143B2 (ja) 1991-05-16

Family

ID=16617974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21216583A Granted JPS60104034A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 メタクリル酸の回収法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPS60104034A (ja)
DE (1) DE3441207A1 (ja)
FR (1) FR2560187B1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62106043A (ja) * 1985-10-31 1987-05-16 Mitsui Toatsu Chem Inc メタクリル酸水溶液の精製法
JPS62106044A (ja) * 1985-10-31 1987-05-16 Mitsui Toatsu Chem Inc メタクリル酸の回収法
JPS62120341A (ja) * 1985-11-20 1987-06-01 Mitsui Toatsu Chem Inc メタクリル酸の精製法
JP2004008226A (ja) * 2003-10-06 2004-01-15 Seirei Ind Co Ltd 枝豆引抜収穫機
JP2009263351A (ja) * 2008-03-31 2009-11-12 Mitsubishi Chemicals Corp (メタ)アクリル酸の製造方法
WO2023063525A1 (ko) * 2021-10-15 2023-04-20 주식회사 엘지화학 아크릴산 제조방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5877345A (en) * 1997-02-07 1999-03-02 Rohm And Haas Company Process for producing butyl acrylate

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54119412A (en) * 1978-03-06 1979-09-17 Mitsubishi Chem Ind Ltd Purification of methacrylic acid
NL8001385A (nl) * 1979-03-15 1980-09-17 Halcon Res & Dev Werkwijze voor de bereiding van methacrylzuur.
JPS6016927B2 (ja) 1979-07-19 1985-04-30 三菱レイヨン株式会社 メタクリル酸の抽出分離法
JPS5679634A (en) * 1979-12-05 1981-06-30 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Separation of methacrylic acid
JPS5852239A (ja) * 1981-09-22 1983-03-28 Nippon Kayaku Co Ltd 酸化反応生成ガスの処理法
JPS5899434A (ja) * 1981-12-10 1983-06-13 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd メタクリル酸の精製方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62106043A (ja) * 1985-10-31 1987-05-16 Mitsui Toatsu Chem Inc メタクリル酸水溶液の精製法
JPS62106044A (ja) * 1985-10-31 1987-05-16 Mitsui Toatsu Chem Inc メタクリル酸の回収法
JPS62120341A (ja) * 1985-11-20 1987-06-01 Mitsui Toatsu Chem Inc メタクリル酸の精製法
JP2004008226A (ja) * 2003-10-06 2004-01-15 Seirei Ind Co Ltd 枝豆引抜収穫機
JP2009263351A (ja) * 2008-03-31 2009-11-12 Mitsubishi Chemicals Corp (メタ)アクリル酸の製造方法
WO2023063525A1 (ko) * 2021-10-15 2023-04-20 주식회사 엘지화학 아크릴산 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
FR2560187A1 (fr) 1985-08-30
FR2560187B1 (fr) 1987-11-13
DE3441207A1 (de) 1985-05-30
JPH0333143B2 (ja) 1991-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4243016B2 (ja) アクリル酸およびメタクリル酸の製造方法
JP2000290221A (ja) (メタ)アクリル酸の精製方法
JP4520637B2 (ja) アクリル酸の製造方法
JP2001199931A (ja) アクリル酸の製造方法
JP2000351749A (ja) (メタ)アクリル酸の製造方法
JPS60115532A (ja) ブタジエンの製造方法
JP4222815B2 (ja) アクリル酸を回収するための抽出方法
US4554054A (en) Methacrylic acid separation
EP0102642B1 (en) Process for purifying methacrylic acid
JPS60104034A (ja) メタクリル酸の回収法
JPS582219B2 (ja) メタクリル酸の回収法
JPH08134011A (ja) メタクリル酸の精製方法
JPS61218556A (ja) アクリル酸の精製方法
JPS6296447A (ja) メタクリル酸の回収方法
EP0132450B1 (en) Method of purifying methacrylic acid
JPH04187657A (ja) アクリル酸の精製方法
JPS6312458B2 (ja)
JP3246216B2 (ja) メタクリル酸の分離方法
JPS58140039A (ja) アクリル酸の精製方法
JPS60152438A (ja) メタクリル酸の精製方法
JPH062700B2 (ja) メタクロレインの分離法
JPH10306052A (ja) アクリル酸の回収方法
JPS6245222B2 (ja)
JP4074455B2 (ja) (メタ)アクリル酸の製造方法
JPH01249743A (ja) メタクリル酸のメタクリル酸メチルとしての回収方法