JPS60103351A - 遮光性マスキングフイルム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチックス透明支抗体十に遮光性の剥離
層を設けてなる遮光性マスキングフィルムに関する。

史に詳しくは帯１１１；防止性に優れ、軽剥離性に優れ
た遮光性マスキングフィルムに関するものである。

本発明で１１、）られる遮光性マスキングフィルムの使
用目的の一つは、写真製版用に用いることにあり、４光
４（１の剥１）ｆｆ１層の不安部分を剥離することによ
り、面ちに栓々の原図を作成することが出来る。

本山原貝人は先に、特１１昭５８−０５５６＋７に遮光
性の剥離層としてポリウレタンと塩化ビニル−アクリル
酸エステル系共重合体の混合物を使用し、剥離層が軽剥
離性で、剥離作業性のすぐれた遮光性マスキングフィル
ムについて提案した。

しかしながら、このフィルムは帯電防止性を有していな
いため製造時、あるいは使用時に、マスキングフィルム
どうし、あるいはマスキングフィルムと他の物質との間
で、琴擦や剥離によって帯電し、塵埃などが付着して種
々の障害を生じる欠点があった。

本発明はこのような静電気による欠点を改良する為に帯
電防止剤練込ポリエステルフィルムに、遮光性剥離層が
軽剥離性で、剥離作業性のすぐれり遮光性マスキングフ
ィルムに関する特願昭５８＝０５５６１７のポリウレタ
ンと塩化ビニル−アクリル酸エステル系共重合体からな
る剥離層を塗布した結果、ポリエステルフィルムと剥離
層との１長着力が著しく強くすり剥離層のナイフによる
カッティング後の不要部分の剥離作業性が非常に悪くな
ることか明らかになった。

この傾向はポリエステルフィルムに練込捷れている帯ｒ
ＩＣ防１」−４剤１１に関係し、帯電防止剤の量が多く
　４仁る程ノｗ：　＜　ｒｃ　る。

本発明は特１１ｉ１１昭５８　０５５６１７に於いて帯
電防山剤練込ポリエステルフィルム使用した場合の上記
問題点をＩｌ＋Ｉｌ決腰軽剥離性で、帯電防止性良好な
遮光性マスキングフィルムを完成したものである。

即ら、本発明Ｑゴ１、帯′亀防市剤練込ポリエステルフ
イルノ、に遮光性ｌＩ：ｌ　離層として、ポリウレタン
と塩化ビニル−アクリル酸エステル系兵事合体、硝化綿
及び眉色削とを含む混合物を塗布したことを特徴とする
’ｌｉＹ：　ｒｌ：ｌＩ　ｉ’！Ｉｆ性で帯電防止性良
好な耳元性マスキングフィルム、を提供するものである
。

既）’ｅ　ｌｔｌ　マスキングフィルムについては既に
提案が１（されている。

例えば！１ｊ」公明５７　１１２７５５では、ポリウレ
タンとｉ＋Ｖｔ化ビニルビニルビニル共重合体とセルロ
ース系（☆・ｌ脂の混合樹脂を使用することが提案され
ているが、本来塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体とポリ
ウレタンとは樹脂相溶性があまり良くないため、溶液の
安定性が良くなく、コーティング溶液の管理が容易でな
い。

さらに特公昭５］、２５４７８ではポリウレタン樹脂と
酢酸繊維系樹脂との混合樹脂を使用する提案もあるが、
ハロゲノ化炭化水素系の溶剤を用いなけれはならす、臭
気、毒性、装置の腐蝕の問題等、作業環境設備上で特別
の配慮が必要である。

本発明は、このような問題点全も解決している。

本発明の剥離層は、公知の塗工方法により、ポリエステ
ルフィルム上に積層することが出来るが、その際、塗料
、印刷業界等で汎用溶剤として最も多用されているメチ
ルエチルケトンや、トルエン等が使用でき、又、その溶
液の安定性に優れ、製造上有利である。

なお、不発明のフィルムの剥離特性は不出ｊ頴人が特開
昭５４−１０４９０２号に図面により記載したような連
続的な剥１１ｊｌ１強度の強弱パターンを有するものが
得られやすく、剥離作業性により有利である。

又剥離強度は、およそＺｏｏ〜４００ｐ／２５問程度の
ものが容易に得られる。

本発明の帯ｍ防止剤練込ポリエステルフィルムとは、例
えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール等のポリアルキレンエーテｉ又は、エチレングリコ
ール、フロピレンゲリコール等と他のモノマーとの共重
合体０．１〜５重量部あるいはこれらに更にスルホン酸
カルボン酸、リン酸等のアルカリ金属塩等のアニオン系
界面活性剤０．０１〜３重量部をポリエチレンテレフタ
レート樹脂に練込んで二軸延伸した帯電防止性を有する
フィルムであり、その他市販の帯′電防止剤練込ポリエ
ステルフィルムに適用できる。

本発明で使用するポリウレタン樹脂としては、ジイソシ
アネート、トリイソシアネート等とアンピン酸ポリエス
テル、ポリオキシプロピレングリコール等より成るポリ
ウレタン樹脂等がある。

樹脂の軟化温度は５０℃〜１２０℃位いが望ましく、１
２０℃以上になるとメチルエチルケトン単独あるいはメ
チルエチルケトン−トルエン系の溶剤に対する溶解性が
難しくなり、５０℃以下になるとコーテイング膜にベト
ッキが生じる。

塩化ビニル−アクリル酸エステル系弁型合体樹脂は塩化
ビニルモノマーとアクリル酸エステルモノマーの共重合
比は重量比で９０〜６５：１０〜３５の範囲のものが好
ましく、他にカルボキシル基又はヒドロキシル基を含有
する単址体を含む三元共重合体であってもよい。

アクリル醒エステルとは、アクリル酸メチルエステル、
アクリル目？エチルエステル、アクリル酸プロピルエス
テル等が使用できる。

硝化綿は、硝化度（Ｎ係）１０７〜１２５程度のものが
使用される。

ポリウレタン樹脂のアクリル酸エステル系共重合樹脂と
硝化綿との合計に対する配合比は重量比で５０１５０〜
８０／２０が好ましい、ポリウレタン樹脂含量が８０以
上になると剥離膜の伸度が大きく作業が困難になり、５
０以下になると剥離膜がもろく、剥離中に剥離膜の切断
が生じやすく、作業性か７１Ｊ、くなる。

又、アクリル哨エステル系共重合樹脂と硝化綿との配合
比は巾１；比でｌ　Ｏ／９０〜９０／Ｉｏが好しい。

涜色削としては、染料又は顔料および染料と顔料との混
合物を使用することができ、染料としてはオイルＩＩＪ
’　Ｗ４型塗別であって、ポリウレタン樹脂とアクリル
酸エステル系共車台樹脂との混合系て良好な相溶性を示
し、熱及び紫外線に対し色調の変化の少ないものであり
、遮光性フィルムとしての遮光性を６イｌ′ｄすもので
あれば塗料の色調や構造について限定するものでない。

又、本発明の混合物には帯電防止剤等の添加剤を含んで
いてもよい。

次に本発明を実Ｍｌｊ例により具体的に説明する。

なお、剥１＋ｆｌＵ　’；ｊｉ　Ｉ’Ｊの１ｌｌｌ定は
以下の条件で実施した。

側　定　機；　オートグラフ　Ｓ　Ｉ　−２０００型（
島どＩＩ製作１８Ｉ［製） 引張速度；　］　（ｌ　ｆ）＋ｎｒｎｌ調試刺１１１１
　；　２５　ｍｍ なお、剥離強度の値は連続した強弱パターンの飾部上限
値の平均で示した。

又、帯電防止性の評価は、宍戸商会製スタチノクオネス
トメーターを用いポリエステル面の２０℃、６５％ＲＨ
における印−）ＪＴｌ電圧１０　Ｋ　Ｖでの帯電圧の半
減期（抄）により示した。

実施例１〜５および比較例１〜５ 厚さ１００μを有する帯電防止剤練込二軸延伸ポリエス
テルフィルム〔ダイヤボイル＠　ｌ’Ｊ　；　Ｔｘｏ　
ｌ。

７ｘ　ｏ　２　〕の片面にポリウレタン樹脂［ニノボラ
ン２３０１；臼本ポリウレタンｑ巾製］７０重量都（固
形分）、塩化ビニル−アクリル酸エステル系共重合体〔
エスレノクＥＨＡ；ａ水化学■製（塩化ビニル／アクリ
ル酸エステル＝８０：２０重量係〕〕５〜２０屯帛１部
、硝化綿〔セルライン２００；ダイセル化学工業（保便
〕１０〜２５束量部（固形分ンに７Ｉ竺光性染料として
＋３　Ａ　Ｓ　Ｆ社製染料〔ネオザボ／レッドＧＥ／ネ
オザポンオレンジＧＲ＝３：１（重量比沖８沖、量剖か
らなるメチルエチルケトン／トルエン−２＝１溶液をロ
ールコータ−により塗布乾燥し、厚さ２２μの着色合成
樹脂皮膜層（剥肉１１層）をイＪする遮光性マスキング
フィルムを得た。

該フィルトばルビー色の透明フィルムで、分光光度Ｈ」
により光線透１昂度の４１１１定結果、２２０〜５６０
　ＩＩ　Ｉｌｌの光線を透過せず、良好な遮光性を有し
ていた。表−１にフィルム組成と性状を示す。

塗１俣の表（ｌｉ百まベトッキがなく、剥離層とポリエ
ステルフィルトとの剥離強度は硝化綿と塩化ビニル−ア
クリル酸エステル系共重合体との配合比を変えることに
」、り調喜自１桂能であることが判る。

剥離層ｊすか１００〜３５０９　／　２５　ｍｍのフィ
ルムはｊｌＡ！ユ光１ト１例：ＪｔＩｉ層の不′片部分
を剥離する作業性−即ちカッティフグナイフによるカノ
ティノグエノ／の起し、及び起したエノンｉ′ｉ１（を
手で引剥し／こときの剥離層のりＪｌｔＪ７のイＪ’　
％ｌｉは共に良好であった。

比＋Ｍ例１　１４％ＭＩｌｌｌｆＪ　５８　０５５６１
７　［関−ｊる処方である。比較例２，３は、同特許の
配合剤を’：：′ｉ市防市Ｉ′ｌｌＩ紳込ポリエステル
フィルムに塗布したもので、偶電防止剤練込ポリエステ
ルを使用することにより、扱者強度が著しく強くなり、
剥離作業性がＲ１＜　ｔ、ｃった。

なお、本発明の塗布液の安定性をチェックするために、
０℃と４０℃で１ケ月間粘度の変化をホ１１定したが、
４０℃で１ケ月で僅が数チ増粘する程度で、以冬の散し
い温域条件下に塗布液が貯蔵さ−れても、糸面作業に支
障を起すことなく、安定して遮光性マスキングフィルム
を製造できるこトカ明らかになっ／こ〇 実施例６ 厚さ１００μを有する帯電防止剤練込二軸延伸ポリニス
デルフィルム〔ダイヤホイルｑυ製：　ＴＭ０１）の片
面にポリウレタン樹脂〔ニノボラン２３０４；日本ポリ
ウレタン（掬製）６０重量部（固形分〕、塩化ビニル−
アクリル酸エステル共車合体〔エスレノクＥＡ；積水化
学（１翌製（塩化ビニル／アクリル酸エステル／アクリ
ル酸＝７８：１５ニア（中量％））２５車ｌｉ部、硝化
綿（セルライン２００；ダイセル化学工業へ１導製）１
５重量部（固形分）、遮光性染料としてＢＡＳＦ社製染
料（ネオサホンオレン：；ＲＥ）Ｉｓｉ量部からなるメ
チルエチルケトン溶液（固形分２０重量％）をロールコ
ータ−により塗布し、厚さ２２μの剥離層を有する遮光
性マスキングーフィルムヲ得た。

該フィルムはアンバー色の透明フィルムで分光光度計に
より光線透過度を測定した結果、２２０〜５３５ｎｍの
光線を透過せず、良好な遮光性を有していた。

フィルム表面はベトッキがなく、ポリエステルフィルム
而の帯′亀防止性は良好で剥離層とポリエステルフィル
ムとの間の剥離強度は２２０，９／２５ＩＩ＋Ｉ＋＋で
剥離層の剥離作業性は良好であった。

比較としてグラビカ■ＧＬ（ダイセル化学工業■製）を
評価したが剥離刺度は７５０　ｊｊ　／　２５　ｍｍで
、カッティングナイフによる剥離層のカッティングエノ
ジの起しか稍難しく、起した後、手で剥（−たとき、時
々切断が生じ、作業性（１よくなかった。

塗布液の安定性は０℃と４０℃で検討した結果４０℃、
１ケ月で僅か１０％増粘する程度であった。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帯↑（Ｌ防止剤練込ポリエステルフィルムに遮光性剥離
   層として、ポリウレタンと塩化ビニル−アクリル酸ニス
   デル系共１１１合体、硝化綿、及び着色剤とを含む混合
   Ｊ吻を塗布したことを特徴とする遮光性マスキングフィ
   ルム。