JPS60103051A - 被覆光フアイバの製造方法 - Google Patents

被覆光フアイバの製造方法

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JPS60103051A
JPS60103051A JP58206742A JP20674283A JPS60103051A JP S60103051 A JPS60103051 A JP S60103051A JP 58206742 A JP58206742 A JP 58206742A JP 20674283 A JP20674283 A JP 20674283A JP S60103051 A JPS60103051 A JP S60103051A
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JP
Japan
Prior art keywords
coating layer
optical fiber
coated optical
coating
plastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP58206742A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Fuse
憲一 布施
Shoji Yamamoto
山本 昇司
Shuji Okagawa
岡川 周司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被覆光ファイバの製造方法を改良したものに関
する。
通信部門で用いられる光ファイバの場合、陸上ケーブル
用と海底ケーブル用とに大別できるが、陸上ケーブルの
構成要素として用いられる光ファイバの場合、そのスク
リーニング強度が伸び0.5%程度であるのに対し、海
旺ケーブル用のそれは2〜3%と格段に高い11αが要
求されている。
このような高強度(高抗張力)光ファイバは、光ファイ
バの財質、製造条件などを改がすることにより、かなり
満足できるものが741られるが、これにともなって製
造細度が増すため良品の得られる率が低下し、歩どまり
が悪くなる。
一方、上記に代わる対策として、光ファイバの強度は通
騎のレベルとし、その外周に形成される被覆層に工夫を
もたせて伸び緩和効果を発揮させるものがすでに実施さ
れており、パイプ型光ファイバ心線とか、ルーズ型光フ
ァイバ心線と称されている被覆光ファイバがこれに該当
する。
このタイプの被覆光ファイバとして、光フアイバ外周の
1次被覆層をシリコーンオイルとシリコーンゴムとの中
間的な性質を有するシリコーン系のゲル状物質製とし、
その外周の2次被覆層を押出被覆手段による熱可塑性樹
脂製としたものが提案され、この被覆光ファイバは上記
伸び緩和効果に関しほぼ満足できるものであったが、前
述した1次被覆層および2次被覆層の界面に気泡が発生
し、さらにケーブル化後の海底布設等において上記気泡
が圧力、温度などにより変化するため光ファイバの伝送
ロス増が生じていた。
この気泡は1次被覆層(シリコーンゴム)、緩衝被覆層
(シリコーン樹脂)、2次被覆層(ナイロン)の3層を
有する被覆光ファイバにほとんどみられず、」二記被覆
光ファイバ特有の現象であるといえる。
また、気泡発生原因に関して、2次被覆層(熱可塑性樹
脂)の形成時、押出被覆機のクロスヘッド内に混入する
空気とか、あるいは1次被覆層(ゲル状物質)の形成時
にとりこむ空気などでないことは明らかであり、これに
ついては1次被覆光ファイバの外周に2次被覆層を形成
するとき、つぎのような現象が起こり、気泡が発生する
と考えられる。
すりわち、押出被覆機のクロスヘッド内に入った1次被
覆光ファイバがここで急速に加熱され、その外周に2次
被覆層が被覆されるとき、ゲル状物質からなる1次被覆
層はこの際の加熱により膨張し、常温時の外径を上回っ
た状態にて2次被覆される。
この2次被覆後、ナイロン等からなる2次被覆層が冷却
固化される過程では、当該2次被覆層の外側から冷却が
はじまる。
そして2次被覆層の場合、押出時(高温)の比容積と同
化時(低温)における比容積との差により、1次および
2次被覆層の界面に隙間の生じる現象が起こり、さらに
1次被覆層の場合も上記高温での膨張、低温での収縮に
より既述の界面に隙間の生じる現象が起こり、これらの
現象が複合することにより、1次被覆層と2次被覆層と
の間に気泡原因のボイドがあられれると考えられる。
本発明の目的は伸び緩和効果のある被覆光ファイバを製
造するにあたり、その被覆層内に気泡を発生することの
ない被覆光ファイバが製造できる方法を提供することに
ある。
本発明の特徴は紡糸後の光フアイバ外周にゲル状プラス
チックからなる低弾性率の第1被覆層を形成し、この第
1被覆層の外周には、該第1被覆層よりも線膨張係数が
小さく、がっ、該第1被覆層よりは弾性率の大きいプラ
スチックからなる第2被覆層を形成することにある。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図において、はじめ石英系のブリフォームロンド1
が高温の紡糸炉Aを介して加熱延伸され、光ファイバ2
となる。
この光ファイバ2は第2図イのごとく、所定直径のファ
3、所定外径のクラッド4を有している。
つぎに上記紡糸後の光ファイバ2は、第1図においてダ
イス型コーティング槽B内を通過し、ここで所定の液状
プラスチックが塗布され、かつ、その未硬化プラスチッ
クが次段の加熱硬化炉Cにより硬化されて1次被覆光フ
ァイバ5となる。
この1次被覆光ファイバ6は第2図口のごとく、クラッ
ド4の外周に上記フーティング手段により形成された第
1被覆層6を有する。
さらに1次被覆光ファイバ6は、第1図におrz−cダ
イス型コーティング槽り内を通過し、こ二で所定の液状
プラスチックが塗布されるとともにその未硬化プラスチ
ックが次段の紫外線硬化炉Eにより硬化されて2次被覆
光ファイバ7となる。
この2次被覆光ファイバ7は第2図ノ・のごとく、第1
被&層6の外周に上記コーティング手段により形成され
た第2被覆層8を有する。
以下、2次被覆光ファイバ7は、キャプスタンEを径由
し、図示しない巻取機により巻きとられる。
本発明では第1被覆層60線膨張係数をel、第2被覆
層80線膨張係数をα2、さらに第1被覆層60弾性率
をe+z第2被覆層80弾性率を82とした場合、a、
)α2、e+(ex(硬化後)となるようにして上記の
ごとく被覆光ファイバを製造する。
′したがって本発明の場合、第1被覆層6がゲル状プラ
スチックからなり、しかもe+(ex(特にelの値が
小)であることにより、既知の伸び緩和効果が得られ、
また、α五〉α2であることにより、第2被覆層8の形
成時および形成後にわたる第1被覆層6の膨張収縮がほ
とんどなく、両被覆層6.8間の界面に気泡原因のボイ
ドが発生しないこととなる。
故に本発明方法により製造された被覆光ファイバの場合
、伸び緩和効果が優るだけでなく、気泡がないことによ
り伝送特性も安定したものとなる。
なお、第1被覆層6としては硬化によりゲル状を呈する
シリコーン系のプラスチックが用いられ、特にチキント
ロビイを有するものが用いられる。
さらに第1被覆層6川としては、熱硬化性のほか、紫外
線硬化性の樹脂も用いられる。
−ブハ第2被覆層8としては、硬化時の温度が高温化し
ない紫外線硬化性のウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、
ブダジエン系樹脂、アクリル酸系樹脂が主に用いられ、
場合により熱硬化性樹脂が用いられる。
通常、第2被覆層8は未硬化(液状)のものを鱈温にて
塗布し、これに硬化エネルギ(例えば紫外線)を与えて
硬化させる。
つぎに本発明の具体例とその比較例について説明する。
具体例 石英系プリフォームロッド1を紡糸してコア直U外径が
50μmφ/125μmφの光ファイバ2を得た後、そ
の紡糸工程と連続して未硬化のシリコーン系プラスチッ
ク(粘度1500〜2500 Cp)をコーテイング槽
Bにより塗布し、これを硬化炉Cにより硬化させてゲル
状プラスチック(硬化後のヤング率1〜2 fl/cr
ri )からなる外径0.25叫φの第1被覆層6を形
成し、さらに当該被覆工程と連続して、第1被覆層6の
外周には未硬化のウレタン系アクリレートをコーテイン
グ槽りにより塗布上、これを硬化炉Eにより硬化させて
紫外線硬化性樹脂(硬化機のヤング率10〜a o K
g/crii )からなる外径1−1.2mmφの第2
被覆層8を形成した。
なお、紡糸工程から被覆工程にわたる線速は50〜20
0 m/inの範囲内で設定した。
この被覆光ファイバの場合、被覆層の内部に気泡がほと
んどみられず、もちろん伝送特性は良好であり、被覆層
の外1M不良もなかった。
比較例1 具体例と同様にして紡糸した光ファイバの外周に紫外線
硬化性樹脂からなる外径0.25 thmφの被覆層を
形成し、これを−たんボビンに巻きとった。
つぎに上記被覆光ファイバの外周に未硬化のシリコーン
系プラスチック(粘’lf2000 cp )を塗布し
、温度400℃で硬化させてゲル状プラスチック層(硬
化後のヤング率1 ’/ /cnl)を形成し、これと
連続してゲル状プラスチック層の外周にはナイロン12
を押出被覆してナイロン被覆層を形成するとともにその
ナイロン被覆層を水冷した。
この際のラインは横型線速は50 m7hjnである。
比較例1の被覆光ファイバでは、その被覆層内に多数の
気泡がみられ、伝送特性の悪いものとなった。
比較例2 比較例1と同様にして被覆光ファイバをつくるとき、ゲ
ル状プラスチック層を硬化させることなく常温(約20
℃)で処理したが、比較例1と同様、被覆層内には多数
の気泡がみられ、さらにナイロン被覆時、約150 r
mrrH?にて真空引きしたが変化はなかった。
比較例3 比較例1と同様にて被覆光ファイバをつくるとき、ライ
ンは縦型とし、ゲル状プラスチック層用や未硬化シリコ
ーンはこれの粘度を200cpとした。
比較例3の場合、ゲル状プラスチック層を形成するとき
、加熱、常温のいずれで処理してもそのゲル状プラスチ
ック層中に多数のボイドがみられた。
比較例4 比較例1と同様にして被覆光ファイバをつくるとき、ナ
イロン被覆層の形成後、これを80℃の温水で冷却した
が、この場合もボイドを完全になくすことができなかっ
た。
比較例5 比較例1と同様の被覆光ファイバをつくるとき、ナイロ
ン被覆層を20μm厚で形成した後、さらに別ラインで
70μ?n厚のナイロン被覆層を形成した。
比較例5の場合、20μm厚のナイロン被覆段階ではボ
イドはみられなかったが、表面は凹凸により平滑性がな
(なっており、さらに70717?+厚のナイロン被覆
段階では表inlの凹凸度合が大きくなり、内部に少J
itのボイドが発生した。
以上説明した通り、本発明方法によるときは、伸び緩和
効果のある被覆光ファイバを製造する際、気泡の発生の
ない信llユ′1性の高い被覆光ファイバが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の1実施例を略示した説明図、第2
図は本発明方法により製造される被覆光ファイバをその
工程1111′1に示した断面図である。 3・争・・・光ファイバ 5・・・・・1次被覆元ファイバ 6・・・・・第1被Fii層 7・・・・・2次被覆光ファイバ 8・・・・・第2被覆層 A・・・・・紡糸炉 B・・トコ−ティング槽 C・・・・・加熱硬化炉 D・・・・・コーテイング槽 E・・・・・紫外線硬化炉

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紡糸後の光フアイバ外周に、ゲル状プラスチック
    からなる低弾性率の第1被覆層を形成し、この第1被覆
    層の外周には、該第1被覆層よりも線膨張係数が小さく
    、かつ、該第1被覆層よりは弾性率の大きいプラスチッ
    クからなる第2被覆層を形成する被覆光ファイバの製造
    方法。
  2. (2)第1被覆層の外周に未硬化プラスチックをn温で
    コーティングし、その後該未硬化プラスチックを硬化二
    不ルギにより硬化させて第2被覆層を形成する特許請求
    の範囲第1項記載の被覆光ファイバの製造方法。
  3. (3)第1被覆層を形成するゲル状プラスチックがチキ
    ントロビイを有するシリコーン系からなる特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の被覆光ファイバの製造方法
  4. (4) 第2被覆層を形成するプラスチックが紫外線硬
    化性である特許請求の範囲第1項または第2項記載の被
    覆光ファイバの製造方法。
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