JPS60102949A - イオン交換体の精製法 - Google Patents

イオン交換体の精製法

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JPS60102949A
JPS60102949A JP58210907A JP21090783A JPS60102949A JP S60102949 A JPS60102949 A JP S60102949A JP 58210907 A JP58210907 A JP 58210907A JP 21090783 A JP21090783 A JP 21090783A JP S60102949 A JPS60102949 A JP S60102949A
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JP
Japan
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ion exchanger
ion
active chlorine
chlorine
fibers
Prior art date
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Pending
Application number
JP58210907A
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English (en)
Inventor
Masahiro Henmi
昌弘 辺見
Toshio Yoshioka
敏雄 吉岡
Seiji Shimamura
島村 政治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はイオン交換体とりわiブイオン交換繊維を精製
する、特に脱色する方法に関する。
(従来技術とその問題点) イオン交換体は各種イオン性物質の吸着剤として、近年
、とみに利用されるJζうになってきた。
特に、イオン交換戦線はイオン交換樹脂に比して表面積
が大ぎく、イオン交換能を低下させることなく種々の形
状に合致した形態に成形できるなどの特徴があり、最近
かかる繊維を使用した技術が多々提案されるに至った。
本発明はかかるイオン交換体特にイオン交換繊維の従来
あまり注目されなかったその精製方法、特にIIf2色
方ン色和7人るものである。
従来からイオン交換体は純水の製造や重金属などの捕集
Aゝ)、生化学、@薬・医療、分析などの分野に適用さ
れている。しかしながら、この生化学、医貼・医療、分
析分野では、製造プロセス中に生じる容色が大ぎな問題
どなっていた。すなわち、イオン交換体は、その製造工
程にd5いて吸着される七ツマやオリゴマ、での他の反
応生成物、反応分解物さらには各種の添加薬剤などを含
有しており、これらの物質が使用分野によっては、とり
わ()、色の変化45透過性、反射性を利用した分析分
野では致命的な欠点をもたらすことがある。
(発明の目的) 本発明者らはかかるイオン交換体の問題について鋭意研
究した結果、かかる不純物に対して、活性塩素、特に塩
素系漂白剤がイオン交換体の本来の特性を損うこと<r
 <効里的に脱色すること、酸やアルカリでは除去でき
ない不純物を除去できることを究明し、本発明に到達し
た。
すなわち、本発明は極めて不純物の少ない、0痕の優れ
たイオン交換体を提供するものであり、かつ生化学、医
学・医療、分析分野のごとき精密性、正確性を要求され
る分野に好ましく適用され得る品質のものを提供し得た
ものである。
(発明の構成) (1)イオン交換体を活性塩素により処理することを特
徴と丈るイオン交換体の精製法。
(2)活性塩素が塩素系漂泊剤から発生するものである
特許請求の範囲第1項に記載のイオン交換体のM製法。
(3〜)イオン交換体がイオン交yAIlll維である
特許請求の範囲第1項に記載のイオン交換体の精製法。
(構成の説明) 本発明でいうイオン交換体とはポリスチレン系、ポリフ
ェノール系、ポリビニルアルコール系、ポリアクリル系
、ポリアミド系などのポリマ(イオン交換用ポリマ)に
イオン交換基を導入した不溶性合成樹脂からなるもので
ある。かかるイオン交換体の形状としてはil IIE
状物(短繊維、フィラメント、IJ紐束)、樹脂〈粒状
体、粉末体〉などがある。本発明には、これらをさらに
シート状物([!i物、不織布、紙、フィルム)、紐状
物などに成形したものが含まれ、これらの成形品は非イ
オン交換性の繊維や樹脂と混合、併用(混用)されてい
るものが含まれる。
上記非イオン交換性の繊維や樹脂は補強性向上効果をイ
Jする。かかる繊維や樹脂の含有量は所望する機械的強
電とイオン交換性能によって設定されるものであり、通
常10〜90重量%、好ましくCユ20〜80重苗%の
範囲で選択さ4れる。
イオン交換体の中でもイオン交換SaW、は、その吸着
性能ならびに形態設計自由度が極めて優れており、また
、表面積が大きく、かつ本発明により高11に精製でき
るため、前記各種分野への応用に最も適している。
かかるイオン交換繊維としてはイオン交換用ポリマと補
強用ポリマとからなる繊組、とりわ(ブイオン交換用ポ
リマを鞘成分の主成分とし、補強用ポリマを芯成分とづ
る多芯型複合mM、多芯型混合繊組が吸着ン扱者性、機
械的強皮、形態保持性の点で好ましい。
かかるイオン交換繊維の直径は通常0.01〜500μ
、好ましくは1〜100μであるが、用途に応じて、さ
らに太さを変更することもできる。
上記イオン交換用ポリマの中でもポリ(モノビニル芳香
族化合物)特にポリスチレン系化合物は耐薬品性、耐熱
性に、また各種補強用ポリマの中でもポリ−α−オレフ
ィンは耐薬品性にすぐれていて、これらの組み合せで構
成されるイオン交換繊維がズバ抜番プた繊維特性を有す
る。
かかる繊維に導入されるイオン交換基としてはスルホン
酸基、ホスホン酸基、カルボン酸基などのカチオン交換
基、第1〜3級のアミノ基、第4級アンモニウム基など
のアニオン交換基ならびにアミノカルボン酸基、アミー
ドキシム基、アミノリンN基、ポリアミン基、ピリジン
基、ジヂオカルバミンi!基などのキレート基などをあ
げることができる。
かかるイオン交換基を導入する方法は通常行なわれてい
る如何なる方法でもさしつかえないが、たとえば、イオ
ン交換用ポリマとしてのポリスチレン系化合物をホルム
アルデヒド源を含有した硫酸溶液中で架橋する方法を採
用すると、架橋度のコント[1−ルがし易く、かつ化学
的に安定なものが得られる利点があるので好ましい。か
かる架橋イオン交換体には不純物が比較的多量に含有さ
れるが、本発明はかかる交換体に対して極めて有効であ
る。
か(して得られるイオン交換繊維は、架橋の目安と%、
る含水度が0.5〜10であるものが好ましい、特に含
水痕1〜5の範囲の繊維が取扱い性、交換性能、吸着性
などの点で選択される。
含水度とはNa型((l型)のカチオン(アニオン)交
換繊維を蒸溜水に浸した後、家庭用遠心脱水機で5分間
遠心脱水して表面の水分を除去し、ただちにff1lu
 (W)を測定し、さらに絶乾して重さを測り(Wo)
、次式よりめた値である。
含水度−(W−Wo) / W。
本発明でいう活性塩素とは反応性に富む塩素を意味する
もので、特に漂白性に富むものであれば有効である。
かかる活性塩素を右する化合物としては、たとえば次亜
塩素酸すトリウム、亜塩素酸ナトリウム、三塩化イソシ
アヌル、ザラシ粉、高痕丈うシ粉などをあげることがで
きるが、かかる化合物に限定する必要はない。要は活性
塩素を発生する化合物であればよく、該塩素を発生ずる
系にイオン交換体を導入してもよい。
かかる活性塩素を有する化合物は0.01〜2モル/a
稈j印の濃度で効果を発揮するが、好ましくは0.02
〜1モル/fl、特に0.05〜0゜5モル/Qの81
度範囲が繊維強麿低下や塩素の残存による悪影響の点か
ら選択される。また処理は通常100℃以下O℃以上、
好ましくは90℃以下、特に80℃以下の比較的低い@
[、が適用される。高い処理温度は活性塩素の不純物除
去を促進するので、II瘍が高い場合は低い温度条件を
選択する必要があるが、塩素濃度が高いと活性塩素が残
存する危険があり、塩素m度は低く温度は高い条(1を
選択するのが好ましい。処理時間は塩素濃度と処理温度
によって適宜定められる。かかる処理に適用される方法
どしては、バッチ法、カラム法、連続法(2どがある。
バッチ法は処理液槽内に被処理体を浸漬するもので、カ
ラム法は被処理体をカラムに詰込んで処理液を該カラム
内に通して処理する方法である。連続法は浸漬処理にお
いて被処理体を連続的に処理液槽内を移動させながら処
理する方法である。
く発明の効果) かかる活性塩素はイオン交換体として重要な要イ′’C
″あるイオン交換体ならびに含水FX(架橋度)に影響
を5えることなく、脱色し、かつ不純物のみを除去する
特異な挙動を示すことは興味深い事実である。
イオン交換体は製造工程中に付着または吸着されるM 
r)アルカリでも除去しIII 6%不純物を有するが
、本発明によれ+、Cかかる不純物をI藝めで、簡単、
容易に除去し1り、かつ0麿の優れたイオン交換(本を
提供し得る。
以下本発明を実施例にJ、す、さらに説明する。
実施例 海成分がポリスチレン/ポリプロピレン−4フ部74部
の11ノンドボリマからなり、島成分がlジプロピレン
49部からなる島本数16.4I維直径34μの多芯海
島型複合l1組を11111こカットし、このカット・
ファイバー10に対し濃硫1!22゜51、バラボルム
アルデヒド308Qを加えて80℃、4.5時間振とう
して強酸性カチオン交換繊維をつクー)た。
この湿潤状態のカチオン交換繊@10 (絶乾重量0.
18g、交換容量3ミリ当ffi/(1、含水疾4.6
)をそれぞれの濃度に調整した次亜塩素酸す(−・リウ
ム水溶液201に入れ、30℃、50℃、70℃で放置
した。
比較例として上記イオン交換1帷を過酸化水素水(比較
例1.2.3)と亜硫酸水素ナト1戸ンム水溶液(比較
例4)をそれぞれm度変更したちの201を用いて30
℃で同一処理した。
結果を表1に示した。
表1から、活性塩素を右する次亜塩素酸ナトリウムはイ
オン交換繊維の性能を変化させることなく柘興し得たの
に対して、他の活性塩素を有さない過酸化水素や並値酸
水素ナトリウムなどに(まイオン交換IA!i雑に含有
される不純物の除去作用がないことがわかる。
表 1 処理剤温石 処理条f′1 交換容量 含水度 精製度
温lη 時間 実施例1 0.12 3096 − − 02 0.2
4 ノ!〃2.96 4,32 03 1、 O()!
!/15 3.11 4.73 ■4 0.12 50
 7 − − ■ 5 0.12 7Q 7 3.29 4.49 ・比較
例1 0.29 3092 − − X2 0、B8 
l196 3.43 6.06 X3 1.80 n 
n Il 4,62 X/11.0 Il 〃 −−X 表中 処理剤温度:(モル/θ) 処理潤度:〈℃) 処理時間:(時) 交換台Fi4:(ミリ当部zO) 精製rα:不純物の除去状態を該物質が有する色の脱色
の程麿で判定した。
・:白色 @:クリーム色 ○:黄色 X:褐色 ×:濃褐色 特許出願人 東し株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イオン交換体を活性tX素により処理することを
    特徴とするイオン交換体の′M製法。
  2. (2)活性塩素が塩索系漂泊剤から発生す、るものであ
    る特許請求の範囲第1項に記載のイオン交換体のV1製
    法。
  3. (3)イオン交換体がイオン交換m維である特許請求の
    範囲第1項に記載のイオン交換体の精製法。
JP58210907A 1983-11-11 1983-11-11 イオン交換体の精製法 Pending JPS60102949A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564845A (en) * 1978-11-07 1980-05-15 Tokuyama Soda Co Ltd Treating method for cation exchange membrane
JPS5775150A (en) * 1980-10-28 1982-05-11 Mitsubishi Chem Ind Ltd Decoloring method for cation exchange resin

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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