JPS6010186B2 - 減速ギヤ−付スタ−タ - Google Patents

減速ギヤ−付スタ−タ

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Publication number
JPS6010186B2
JPS6010186B2 JP11676877A JP11676877A JPS6010186B2 JP S6010186 B2 JPS6010186 B2 JP S6010186B2 JP 11676877 A JP11676877 A JP 11676877A JP 11676877 A JP11676877 A JP 11676877A JP S6010186 B2 JPS6010186 B2 JP S6010186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
starter
pinion
gear
housing
Prior art date
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Expired
Application number
JP11676877A
Other languages
English (en)
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JPS5450738A (en
Inventor
直樹 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5450738A publication Critical patent/JPS5450738A/ja
Publication of JPS6010186B2 publication Critical patent/JPS6010186B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、減速ギャー付スター夕に係り、特に減速機構
を小形化するに好適などニオン軸受装置を備えた減速ギ
ャー付スター外こ関するものである。
減速ギヤ−付スター夕は、最近の排気ガス規制に伴なう
エンジン負荷の増大、また寒冷地における始動性の向上
、更には電装品の軽量化等の要求に答えるべき小形高出
力スター夕として昨今注目されているスター夕である。
その方式は、電動機を小形化して高速回転化し、その出
力を減速機構を介してトルクアツプするとともに、回転
数をダウンしてピニオン軸に伝達するもので、実開昭5
1−15261び号公報で知られている通りである。従
来この種スター夕は第1図に示す如く構成されている。
すなわち図において電動機1のアーマチャシャフト2は
、その先端部にアーマチャギャー3を固着しており、そ
のギャーの出力は一方クラッチを形成するクラッチアウ
ター4のクラッチギャー5、ローラ6、クラッチインナ
ー7を介してピニオンシャフト81こ伝達するように形
成されている。前記ピニオンシャフト8は先端にエンジ
ンのリングギャー9に噛合するピニオン10を備え、前
記クラッチインナー7に螺合していて、軸方向に移動可
能で、かつ同時回転するように構成されている。又クラ
ッチアウター4とクラッチインナー7とは、両端にメタ
ル11を介してクラッチカバー12により、回転可能に
かつ軸方向に一体移動すべ〈組立てられている。該クラ
ッチ部は、クラッチインナー7のピニオン側外周部をボ
ールベアリング13で、また反ピニオン側外周部をボー
ルベアリング14で支承し、それぞれギャ−ケース15
およびハウジング16にて保持してある。前記ピニオン
1川ま、ピニオンシヤフト8の反ピニオン部端面をマグ
ネチックスイッチ17の電磁力に応動するシフトレバー
18で押圧されることによりシャフト戻いまね19のば
ね力に抗し、ストッパ20がクラッチインナー7の後端
面に衝当するまで前進し「エンジンのリングギャー9と
噛合う。
ここでピニオンシャフト8が前進すると、前記クラッチ
部にピニオン翼0の前進方向の力が働き、この力はクラ
ッチインナー7のピニオン側軸受であるボールベアリン
グ官3に作用する。またエンジンが始動しクラッチがオ
ーバラン状態となると、シャフト戻しばね19のばね力
とりングギャー9からのけ返し力とが相まってピニオン
10‘ま戻される。この時「前記クラッチ部にはピニオ
ン戻り方向の力が働き、この力はクラッチインナー?の
反ピニオン側に設置されたボールベアリング84に作用
する構造となっている。
ここでボールベアリング13,14はある程度のスラス
ト力を受けても(10k9程度)軸受性能の低下はない
が、その反面他の軸受手段に比べて外経が大きくなる。
従ってアーマチャギャー3とボールベアリング14の支
承部(ハウジング延長部)16aとの干渉を避けるため
、アーマチヤシヤフト2とピニオンシヤフト8との鞠問
距離をそれな小こ大きくする必要がある。ところで、減
速ギャ−付スター夕は、第2図に示す如くピニオンシャ
フト中心○,に対してマグネチックスィッチ軍7、電動
機1をエンジンブロックEBと干渉しないように配置す
る必要がある。
ここでピニオン軸ね,とアーマチヤシャフト02との藤
間距離が長くなると、それだけ電動機1がエンジンブロ
ックEBから離れ、他のエンジン装着部品との干渉が問
題となってくる。このためエンジンへの装着性を向上さ
せるためにもピニオン○,とアーマチャシャフト02間
の距離を短くする必要があった。本発明の目的は「小形
でピニオンシヤフトのスラストを容易に受けられる構造
を有する減速ギャー付スター夕を提供するにある。
本発明は、ピニオンシャフトとアーマチャシャフトとの
軸間距離を短くすればエンジンへのスタータ装着性が向
上することに着目し、ニードルベアリングの反ピニオン
側軸受として採用することにある。
ところが種々実験を行った結果、ニードルベアリングに
スラスト力が作用すると軸受寿命が低下すると共にニー
ドルベアリングとクラッチインナー間に摩擦抵抗力が発
生し「 エンジンクランキング時クラッチインナーとピ
ニオンシャフトを螺合しているヘリカルスプラインの作
用によりピニオンシャフトを戻す力が働き、単にニード
ルベアリングの採用に踏切ることができないことを確認
した。
そこでこれを解消する手段としてエードルベアリングに
スラスト力を作用させないように、クラッチアウターの
反ピニオン側端面とニードルベアリングを収納するハウ
ジング中心円延長部とを衝当させることにより、ピニオ
ン戻り方向へのス.ラスト力を受けるようにしたもので
ある。本発明の好ましくは、ニードルベアリングはハウ
ジング中心円延長部と同等もしくはそれ以下の長さであ
る。 ・以下本発明の実施例を第3「第4図にて説明
する(但し「第亀、第2図と同符号のものは等勅物を示
す。
)ならば、本発明は「反ピニオン側のクラッチインナー
7の外周部21をニードルベアリング22で支承し、ハ
ウジングi6のピニオン側に突出したハウジング中心円
延長部23に端面が突出しないように収納してある。一
方クラッチアウター4の反ピニオン側中心円突出部4a
の端面は「前記ハウジング中心円延長部23の端面と対
向し「スラストメタル24を介して、もしくは直接衝当
することによりピニオン亀Qの戻り方向のスラスト力を
受けている。尚前記したスラストメタル24は、波ワッ
シャの様に弾性作用を有するものであれば「更に衝当時
の緩衝効果が上るものである。このスラストワツシヤは
ハウジング中心円延長部に鉄着又は他の固定手段によっ
て固定される。更に、本実施例ではハウジング中心円延
長部23とクラッチアウターの中心円突出部4aを衝当
させているが、必ずしもこれにこだわることはなく、前
記ハウジングの一部とクラッチアウタ−の反ピニオン側
周壁とを衝当させても良い。上記構成において〜 エン
ジンがクランキングした状態で「クラッチインナーとピ
ニオンシャフトを螺合しているヘリカルスプラインの作
用によりピニオンシャフトに戻り力が働くと、そのスラ
スト力はクラッチアウターの中心円突出部4aとハウジ
ングの中心円延長部23とにより受けられ、全くニード
ルベアリング22には影響を与えない。また、本構成に
よれば、容易にピニオン戻り方向のスラストを受けるこ
とができるため、軸受そのものはスラスト力に強いもの
を使わなくても良く、ニードルベアリングのような肉厚
の少ないものでも良いことになる。
従って減速ギャー部は半径方向に大幅に縮小され、スタ
ータ本体を小形にできる。すなわち、第4図から判る様
にピニオンシャフト○,とアーマチャシャフト02との
鞠問距離を短くすることが可能となるため、減速機構を
小形化し、そしてスタータ全体を4・形化することがで
きるといった効果がある。本発明の変形例として、第3
図におけるエードルベアリングのかわりに焼結合金等か
らなるプレーメタルを用い、更に前記鞠問距離を短くし
、減速機構を小型化することも可能である。
。ただし、本方式を用いるには、クラッチインナーがス
タータオーバーラン時、ピニオンと同回転だけ回転する
為、その高回転にプレーメタルが追従出来ず、糠付とか
こじれ力が発生する危険性が大さし・。焼付等が発生す
ると、クラッチインナーに回転抑制力が作用し、クラッ
チインナー、ピニオンシヤフト間のへりカルスプライン
の作用で、ピニオンシャフトがエンジン完嬢前に戻され
、スタータ本来の機能を果たせなくなる。この為、プレ
ーンメタルを採用する時には、軸受部の良好なる空転性
能を確保するために、常時注油してやれば良い。以上本
発明によれば、容易にピニオンシャフトのスラストを受
けることが出来るので、減速機構を小型化し、スター夕
を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の減速ギャー付スター夕の要部断面図、第
2図は同概略配置図、第3図は本発明の実施例における
減速ギャー付スター夕の姿部拡大断面図、第4図は第3
図におけるN−W断面図である。 4…クラッチアウター、4a…クラッチアウター中心円
突出部「 7・・・クラッチインナー、16.・・ハウ
ジング、21・・・クラッチインナー外周部、22・・
・ニードルベアリング、23・・・ハウジング中心円延
長部。 弟l図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電動機により回転せられ、一端にエンジン駆動ピニ
    オンを有するピニオンシヤフトと、該ピニオンシヤフト
    の外周にヘリカルスプラインを介して螺合されるクラツ
    チインナーと、該クラツチインナーの外周に一方向に回
    転可能に配置されたクラツチアウターと、該クラツチア
    ウターと一体的に形成されたクラツチギヤーと、該ギヤ
    ーを電動機の出力軸に設けられたアーマチヤギヤーによ
    り駆動してなる減速ギヤー付スタータにおいて、前記ク
    ラツチインナーの反ピニオン側外周端を、ニードルベア
    リングを介してハウジングに支承し、かつピニオンシヤ
    フトのスラストは、前記ハウジングの一部とクラツチア
    ウターの一部にて受けるように構成することを特徴とし
    た減速ギヤー付スタータ。 2 前記スラストは、ニードルベアリングの外周部軸方
    向に突出するハウジング中心円延長部と、該ハウジング
    中心円延長部に対向するクラツチアウターの中心円突出
    部にて受けられることを特徴とした特許請求の範囲第1
    項記載の減速ギヤー付スタータ。 3 前記ニードルベアリングは、少なくとも前記ハウジ
    ングの中心円延長部と同等もしくは、それ以下の長さで
    あることを特徴とした特許請求の範囲第2項記載の減速
    ギヤー付スタータ。
JP11676877A 1977-09-30 1977-09-30 減速ギヤ−付スタ−タ Expired JPS6010186B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11676877A JPS6010186B2 (ja) 1977-09-30 1977-09-30 減速ギヤ−付スタ−タ

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JP11676877A JPS6010186B2 (ja) 1977-09-30 1977-09-30 減速ギヤ−付スタ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS5450738A JPS5450738A (en) 1979-04-20
JPS6010186B2 true JPS6010186B2 (ja) 1985-03-15

Family

ID=14695240

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JP11676877A Expired JPS6010186B2 (ja) 1977-09-30 1977-09-30 減速ギヤ−付スタ−タ

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5666450A (en) * 1979-11-02 1981-06-04 Hitachi Ltd Power transmission for engine starter
JPS5791375A (en) * 1980-11-28 1982-06-07 Showa Seiki Kogyo Kk Vane type air starter
JPS5857070A (ja) * 1981-09-30 1983-04-05 Hitachi Ltd リダクシヨンスタ−タ
JPH02233870A (ja) * 1989-03-06 1990-09-17 Mitsubishi Electric Corp スタータ装置
KR20040069114A (ko) * 2003-01-28 2004-08-04 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 방진 및 방수기능을 가진 오버행타입 스타터 모터

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JPS5450738A (en) 1979-04-20

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