JPS5998828A - 射出成形用の突出しピン固定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、射出成形用の突出しビンの固定方法に係り、
特にワックス又は合成樹脂の９・Ｊ出成形において、成
形品を脱型する際に使用する突出しビンを突出しビンプ
レートのくりぬき部に注型用樹脂で固定するようにして
、突出しビンプレー１〜の製作を容易にした射出成形用
の突出しビンの固定方法に関づる。

（従来技術） 従来、ワックス又は合成樹脂の射出成形において、成形
品を脱型する方法として突出しビン機構が多く採用され
ており、特に離型の困デａな合成樹脂の射出成形又は比
較的離型の容易なワックス射出成形で形状が複雑な成形
品に対して突出しビン機構が採用されている。第１図に
示すように、突出しビン機構１は、突出しビンプレート
２と、エジェクタプレー１−３と、複数の突出しビン４
とを協えてＪ３す、該突出しビン、例えば４本の突出し
ビンにはフランジ部４ａが形成されており、該突出しビ
ンは突出しビンプレート２に形成された４個の座ぐり穴
２ａ及び銭座ぐり穴に連通する４個の穴２ｂに人々挿入
されており、突出しビンプレート２と一体的に固着され
たエジェクタプレー］−３によって押圧され固着されて
いる。

エジェクタプレート３には、可動型板取付は根６に形成
された穴６ａに挿入されるエジェクタロッド７が植設さ
れており、突出しビンプレート２及びエジェクタプレー
ト３は、可動型板取イリ番ノ板６と該可動型板取付は板
に一対のスベーサブロツり８を介して固着された受ｔノ
板９との間に設けられた２本のガイドビン１１及びエジ
ェクタロッド７に案内されて上下方向に摺動するように
なっている。

可動型板１２は受は板９の上面に載置されており、突出
しビン４を挿入する４個の穴１２ａ及び雄型１２ｂが大
々形成されている。固定型板１３は固定型板取付は根１
４と一体的に固着され、キャビディ１３ａか形成されて
おり、該キトビテイど可動型板１２の雄型１２ｂとの協
働作用によって、公知の如く成形品１５が１ｑられるも
ので、この成形品を突出しビン４によって下方から突き
上げ可動型板１２の雄型１２ｂからＩＩ！Ｉｔ脱さＵ脱
型させるようになっている。

このような突出しビンｔ［１ｌｔ１の突出しビンプレー
ト２は、一般に鋼材からなり、突出しビン４挿入用の座
ぐり穴２ａ及び穴２ｂは機械加工しなりればならないの
で、工数が多くかかり製作コストが高くなるという欠点
があり、また座ぐり穴２ａ及び穴２ｂの直径や位置は、
成形品１５の種類によって異なるもので、その都度突出
しビンプレート２を新規に製作する必要があり、非常に
不経済であった。

く目的ン 本発明は、上記したような従来技術の欠点を除去するた
めになされたものであって、その目的とするところは、
突出しビンプレートに形成されたくりぬき部に複数の突
出しビンを所定の間隔をおいて直立さけて配置し、くり
ぬき部に注型用樹脂を注入し、複数の突出しビンを固定
した入れ予習を作成づることによって、成形品の種類が
変わり、突出しビンの直径や固定位置が変わった場合、
突出しビンプレー１−を別途用意する必要なく、単に入
れ予習を変えるだけでよいようにし、突出しビンプレー
１−の製作費を廉価にすることである。

（実施例） 以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明す゛る。第
２図及び第３図に示すものは、本発明に係る実施例であ
り、図中第１図に示すものと同一の部品には同一符号を
付して説明は省略する。

突出しビンプレート２１には、中央部に段部２１ａをも
ったくりぬき部２１ｂが形成されている。

該くりぬき部は突出しビン４の固定位置が種々変わって
も対応できるように、十分に大きく形成されている。突
出しビンプレート２１に複数の突出しビン、例えば４本
の突出しビン４を固定するには、まず突出しビンプレー
ト２１を定盤２２上に載置する。次に４本の突出しビン
４をくりぬき部２Ｉｂ内に直立して載置し、該突出しビ
ンの上部をスペーサブロック２３を介して突出しビンプ
レート２１の上方に配置された可動型板１２に形成され
た４個の穴１２ａに挿入する。このように突出しビン４
を突出しビンプレート２１のくりぬき部２１ｂに直立し
て配置した後、該くりぬき部に注型用樹脂２４を注入し
、突出しビン４を突出しビンプレー１・２１に固定する
。

なｄブ注型用樹脂２４は、強度が大きいこと及び硬化面
の収縮が小ざいことが必要であり、ウレタン又はエポキ
シ樹脂にアルミニウム粉等の金属粉末を混入した材料が
適している。特に金属粉末人すウレタンの注型用樹脂２
４は比較的安価であり、しかも約３０分で硬化する速硬
性をもっており、安価でかつ短時間で突出しビンプレー
ト２１が得られる。

このようにして、第３図に示すような突出しビン４を固
定した入れ子！２６が完成するもので、この入れ予習を
固定した突出しビンプレート２１にエジェクタプレート
３を適宜な手段で固定することににつて突出しビン機構
が溝底される。

成形品１５の種類が変わり、突出しビンプレート２１の
突出しビン４の直径や取付ｔノ位置が変った場合には、
突出しビンプレート２１から入れ予習２６を取り出し、
新たに用意された突出しビン４を第２図にＪ５いて説明
した同じ方法で突出しビンプレート２１に固定する。

なお第４図に示すものは本発明の別実施例に係り、軟質
ゴム製のプレート３０は、第２図に示す突出しビンプレ
ート２１に相当するもので、その中央部には第２図に示
ずものと同形のくりぬき部３０ａが形成されている。プ
レート３０には一対のスぺ−ザブロック３１が直立して
一１本的に成形されており、該スペーザブロツクの上面
に形成された段部３１ａに可動型板１２が１習動自在に
支承されている。

本発明（別実施例）は、上記のＪ：うに構成されており
、入れ吊型２６の製作方法は第２図に示すものと同様で
あり、その詳細な説明は省略する。

このように本発明（別実施例）によれば、プレーｌ−３
０が軟質ゴム製であるから、該プレートを湾曲させるこ
とにより入れ吊型２Ｇを容易に取り出すことがでさ、該
入れ吊型を突出しビンプレート２１に形成されたくりぬ
き部２１ｂに挿入づればよい。

（効果） 本発明は、上記のように構成され、作用するものであり
、突出しビンプレートに形成されたくりぬき部に複数の
突出しビンが所定の間隔をおいて直立して配置され、く
りぬき部に注型用樹脂が注入され、複数の突出しビンを
固定した入れ吊型が作成されるので、成形品の種類が変
わり突出しビンの直径や固定位置が変わった場合でも、
突出しビンプレー１−を別途用意する必要がなく、単に
入れ吊型を変えるだけでにり、突出しビンプレートの製
作費を大幅に低減させることができるという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の突出しビン機構と関連する部品との相
互関係を示す部分断面正面図、第２図及び第３図は本発
明の実施例に係り、第２図は突出しビンプレートを突出
しビンプレートに固定する方法を示１縦断面図、第３図
は入れ吊型の斜視図、第４図は本発明の別実施例に係り
、入れ吊型゛を作成づる装置を承り斜視図である。 ４は突出しビン、２１は突出しビンプレート、２１ｂは
くりぬき部、２４は注型用樹脂である。 特許出願人　蛇の目ミシン工業株式会社第７図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 突出しビンプレートの中央部にくりぬき部を形成し、該
   くりぬき部に複数の突出しビンを所定の間隔をおいて直
   立させて配置し、前記くりぬき部に注型用樹脂を注入し
   前記複数の突出しビンを前記突出しビンプレー１〜に固
   定することを１１微とする射出成形用の突出しビン固定
   方法。