JPS5998657A - 穀粒の加熱処理による品質改良法 - Google Patents
穀粒の加熱処理による品質改良法Info
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- JPS5998657A JPS5998657A JP57207977A JP20797782A JPS5998657A JP S5998657 A JPS5998657 A JP S5998657A JP 57207977 A JP57207977 A JP 57207977A JP 20797782 A JP20797782 A JP 20797782A JP S5998657 A JPS5998657 A JP S5998657A
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- grains
- grain
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は穀粒の加熱処理による品質改良法に関するもの
であり、その目的とするところは穀粒、qτに小麦、そ
ば等をその二次加工性を損うこと7よく、むしろ丁ぐれ
た品質特性を付与せしめつ〜効果的に殺菌を行うことに
ある。
であり、その目的とするところは穀粒、qτに小麦、そ
ば等をその二次加工性を損うこと7よく、むしろ丁ぐれ
た品質特性を付与せしめつ〜効果的に殺菌を行うことに
ある。
小麦粉、そば粉等から製造した1μmはその多(が生あ
るいは茹(蒸)麺の形態で流通されているが、−かかる
製品は水分含量が高いため保存が困難である。これらの
生あるいは茹(蒸)腕の保存性を向上させるため、従来
過酸化水素、プロピレングリコール等が使用されていた
が、食品衛生上の観点から現在ではその使用は厳しく規
制されている。かかる現状のもとて低温流通により製品
の日持ちを碇保しようとする方法がn類の保存性向上策
の一つとして大きくクローズアップされている。
るいは茹(蒸)麺の形態で流通されているが、−かかる
製品は水分含量が高いため保存が困難である。これらの
生あるいは茹(蒸)腕の保存性を向上させるため、従来
過酸化水素、プロピレングリコール等が使用されていた
が、食品衛生上の観点から現在ではその使用は厳しく規
制されている。かかる現状のもとて低温流通により製品
の日持ちを碇保しようとする方法がn類の保存性向上策
の一つとして大きくクローズアップされている。
この方法は食品衛生の原点に立ち返った最も好ましいも
のと云えるが、これを成功させy−rtこめには微生物
による汚染の少ない原料を用いること、衛生管理の行き
届いた工場で製造を行うこと等が必須の硬性であり、そ
れによって製品の初発菌数を低く抑えることが可能とな
る。このことが菌数の少ない穀粉の求められる由縁であ
るが、これは独り麺莱界に限らず調理冷凍食品のバッタ
ー用小麦粉他、食品業界全般に通じるものであり、減菌
した小麦粉やそば粉なで微生物汚染の少ない穀粉を求め
る傾向は益々強まっている。
のと云えるが、これを成功させy−rtこめには微生物
による汚染の少ない原料を用いること、衛生管理の行き
届いた工場で製造を行うこと等が必須の硬性であり、そ
れによって製品の初発菌数を低く抑えることが可能とな
る。このことが菌数の少ない穀粉の求められる由縁であ
るが、これは独り麺莱界に限らず調理冷凍食品のバッタ
ー用小麦粉他、食品業界全般に通じるものであり、減菌
した小麦粉やそば粉なで微生物汚染の少ない穀粉を求め
る傾向は益々強まっている。
しかしながら特に穀粉、穀粒の殺菌技術と藉は未だ工業
的に4’+(6立された方法はな(、既存の方法の多く
は十分な殺菌効果を得るには食品衛生面で問題があった
り、あるいはその二次加工特性を蟻性にせざろを14)
すい等の欠点があった。
的に4’+(6立された方法はな(、既存の方法の多く
は十分な殺菌効果を得るには食品衛生面で問題があった
り、あるいはその二次加工特性を蟻性にせざろを14)
すい等の欠点があった。
本発明者らシエ穀粒の水蒸気殺菌法につき詳細1.c検
討を加えるなかで、特足の限定された条件下で穀粒と水
蒸気殺菌法せしめることによって、特ンこ牧:頃で懸念
されろ二次加工特性の劣化がな(、むしろ丁ぐれた品質
9ケ性を付与せしめつつ、効!琵的な殺山効果を達J、
+y、し、しかも穀粉の品質特性を改善し得ることを見
出して本発明を完成した。
討を加えるなかで、特足の限定された条件下で穀粒と水
蒸気殺菌法せしめることによって、特ンこ牧:頃で懸念
されろ二次加工特性の劣化がな(、むしろ丁ぐれた品質
9ケ性を付与せしめつつ、効!琵的な殺山効果を達J、
+y、し、しかも穀粉の品質特性を改善し得ることを見
出して本発明を完成した。
本発明における処理条件は雰囲気温度と保持時間で作る
19.1係式 %式%(1) 但し、(+) + r)式において、1゛は雰囲気温度
(C,IIViは穀粉がうγ囲気温度T℃で保持される
時間(分)を示す (、すl■式を満足することである。
19.1係式 %式%(1) 但し、(+) + r)式において、1゛は雰囲気温度
(C,IIViは穀粉がうγ囲気温度T℃で保持される
時間(分)を示す (、すl■式を満足することである。
■、■式は本発明者らが多数の条件を設定して実験を重
ねた結果決定したものである。
ねた結果決定したものである。
水蒸気処理はその対象を穀粒又は穀粉に限っても、従来
から小麦製粉工程の前処理の一つとして採用されている
いわゆるスチーム・コンディショニング、あるいはたと
えば過熱水蒸気との流動接触による粉粒体の殺菌法(特
開昭56−26180)等として公知のものではある。
から小麦製粉工程の前処理の一つとして採用されている
いわゆるスチーム・コンディショニング、あるいはたと
えば過熱水蒸気との流動接触による粉粒体の殺菌法(特
開昭56−26180)等として公知のものではある。
しかしながらかかる従来技術のうち、前者は原料小麦を
加湿して製粉し易くして歩留を向上させることを目的と
したもので、一般に低温で長時間、例えは50〜80℃
、数時間の処理が施され、一方殺菌を目的とする場合で
は前自己特開昭56−26180のように高温短時間の
処理が一般的である、等いずれも本発明の処理条件とは
著しく相違jるものである。
加湿して製粉し易くして歩留を向上させることを目的と
したもので、一般に低温で長時間、例えは50〜80℃
、数時間の処理が施され、一方殺菌を目的とする場合で
は前自己特開昭56−26180のように高温短時間の
処理が一般的である、等いずれも本発明の処理条件とは
著しく相違jるものである。
本発明の対象となる穀粒とは、たとえば小麦、そば、大
麦、ライ麦、トウモロコシ等の脱穀又は破砕しない穀類
を指子が、特にトウモロコシの場合では全粒の他、粗割
りした、いわゆるグリッツにも適用することができる。
麦、ライ麦、トウモロコシ等の脱穀又は破砕しない穀類
を指子が、特にトウモロコシの場合では全粒の他、粗割
りした、いわゆるグリッツにも適用することができる。
これらの穀粒を前述の■式および0式を満足する処理条
件のもとて水蒸気と接触せしめる。前記0)式により雰
囲気温度1゛を限定した理由はTか55℃μ下の場合で
は、保持時間を延長しても真丙類の低減効果が小さく、
特に小麦に普遍的に存在すに短(したとしても、特に穀
類において蛋白質の過度の熱変性が起こり、二次〃0工
適性が失われるおそれがあるからである。
件のもとて水蒸気と接触せしめる。前記0)式により雰
囲気温度1゛を限定した理由はTか55℃μ下の場合で
は、保持時間を延長しても真丙類の低減効果が小さく、
特に小麦に普遍的に存在すに短(したとしても、特に穀
類において蛋白質の過度の熱変性が起こり、二次〃0工
適性が失われるおそれがあるからである。
+3i1 F尼雰囲気温度の範囲内VC,おいて穀粒ど
水蒸気を接触せしめろための保持時間は対象とする穀粒
の稠類、微生物による汚染状況、穀粒と水蒸気の接触比
率、等にLl・1、じて定められるのであるが、汀囲′
A温度と保持時間で作るl’、t、1係式、前記(多)
式を満足する範囲内で選戻される。J、’llち単に殺
げ1のみケ目的とする場合1.Ll−)は、実際上かか
る制限を必袂とし7よいが、殺丙と穀粉の品質特性の維
持、同上という相反する目的を両立させることをjfk
大の眼目とし1こ本発明においては、前記■式を満足す
る条件で行うことが必須の散性であり、前記0式の上限
を逸脱するものにあっては殺菌効果は大きいものの蛋白
質が過度に熱変性してしまい、穀粉ではその品質特性が
損われてしまう。なお、パン用粉の取得を目的とした強
力系小麦の処理で【工特に加熱による影響が大きいので
、より温和な条件、例えば前記Q式における雰囲気温度
Tと保持時間Mで作る関係式(T+17.11ogM)
の値が75〜90の範囲内KTKるような条件で行うこ
とが望ましい。前記Q式における下限以下の条件でも、
極端に水蒸気との接触効率を高めた実験条件下では一応
の殺菌効果が得られるものの、工業的な実用化には難点
があり実際的ではない。
水蒸気を接触せしめろための保持時間は対象とする穀粒
の稠類、微生物による汚染状況、穀粒と水蒸気の接触比
率、等にLl・1、じて定められるのであるが、汀囲′
A温度と保持時間で作るl’、t、1係式、前記(多)
式を満足する範囲内で選戻される。J、’llち単に殺
げ1のみケ目的とする場合1.Ll−)は、実際上かか
る制限を必袂とし7よいが、殺丙と穀粉の品質特性の維
持、同上という相反する目的を両立させることをjfk
大の眼目とし1こ本発明においては、前記■式を満足す
る条件で行うことが必須の散性であり、前記0式の上限
を逸脱するものにあっては殺菌効果は大きいものの蛋白
質が過度に熱変性してしまい、穀粉ではその品質特性が
損われてしまう。なお、パン用粉の取得を目的とした強
力系小麦の処理で【工特に加熱による影響が大きいので
、より温和な条件、例えば前記Q式における雰囲気温度
Tと保持時間Mで作る関係式(T+17.11ogM)
の値が75〜90の範囲内KTKるような条件で行うこ
とが望ましい。前記Q式における下限以下の条件でも、
極端に水蒸気との接触効率を高めた実験条件下では一応
の殺菌効果が得られるものの、工業的な実用化には難点
があり実際的ではない。
本発明を具現化する方法としては例えば蒸気導入口を(
ifi7えたネットコンベア式トンネル型蒸蕉装置のネ
ットコンベア上KSM粒を供給し、移送させつつ蒸気導
入口より水蒸気を供給し7で、該穀粒に接触せしめる等
の連続的処理方法、あるいは所定の雰囲気温度を保つに
足る水蒸気を発生するように加熱した水をはり込んだ容
器円に、水と接触しない位ft=、Yにね状の棚を設け
、そこに穀粒を投入して静INないしは揺動さぜつつ処
理を行う等のバッチ法か挙げられる。いずれの場合にお
いても、雰囲気温度と保4・)1時間で作る15ト1係
式がOft記!〕、■式を満足ゴーることが必仮でと、
す、かかる処y7Hにより穀粒は一般生b」数で辿當1
02〜10Sの低減がなされ、真菌類、大腸菌群はいず
れも検出されなくなる。
ifi7えたネットコンベア式トンネル型蒸蕉装置のネ
ットコンベア上KSM粒を供給し、移送させつつ蒸気導
入口より水蒸気を供給し7で、該穀粒に接触せしめる等
の連続的処理方法、あるいは所定の雰囲気温度を保つに
足る水蒸気を発生するように加熱した水をはり込んだ容
器円に、水と接触しない位ft=、Yにね状の棚を設け
、そこに穀粒を投入して静INないしは揺動さぜつつ処
理を行う等のバッチ法か挙げられる。いずれの場合にお
いても、雰囲気温度と保4・)1時間で作る15ト1係
式がOft記!〕、■式を満足ゴーることが必仮でと、
す、かかる処y7Hにより穀粒は一般生b」数で辿當1
02〜10Sの低減がなされ、真菌類、大腸菌群はいず
れも検出されなくなる。
更に本発明によれば穀粉の二次加工適性の低下が抑えら
れるばかりか、かえって穀類蛋白りjVC軽j廷の熱変
性が起る1こ2.り独々の改良効果1ノ・もたらされる
。かかる改良効果の主1.Cものと17では、製パン用
小麦Ki)では混捏時の生地の弛緩性の低下に基づ(作
条性の向上311二びし亡パン内相の良化、ケーキ用の
小麦粉でVエケーキ焼成後の釜べりやケーキ搬面の沈み
の防止、肋用小麦粉およびそば粉では藷の住同上並ひに
食感のソフト化等が挙げられイ)。更に加えて、小麦の
製粉性の良化による製粉歩留の向上、小麦粉の二次7J
n工件の調整に必安な熟成期間の短縮等の効果ももたら
される。
れるばかりか、かえって穀類蛋白りjVC軽j廷の熱変
性が起る1こ2.り独々の改良効果1ノ・もたらされる
。かかる改良効果の主1.Cものと17では、製パン用
小麦Ki)では混捏時の生地の弛緩性の低下に基づ(作
条性の向上311二びし亡パン内相の良化、ケーキ用の
小麦粉でVエケーキ焼成後の釜べりやケーキ搬面の沈み
の防止、肋用小麦粉およびそば粉では藷の住同上並ひに
食感のソフト化等が挙げられイ)。更に加えて、小麦の
製粉性の良化による製粉歩留の向上、小麦粉の二次7J
n工件の調整に必安な熟成期間の短縮等の効果ももたら
される。
次に本発明法の効果を&認するために行った試験(夕0
の一部を示す。
の一部を示す。
試験例1
強力系小麦(米国産DNS)をネットコンベア式トンネ
ル型蒸煮装置のネット上に略単層と1.Cるよう供給し
、第1表に示す各榮件で処理ケ行つfこ。
ル型蒸煮装置のネット上に略単層と1.Cるよう供給し
、第1表に示す各榮件で処理ケ行つfこ。
雰囲気温度は導入する水蒸気の圧力により、また保持時
間(この場合は被処理物が装置内を通過する時間)はネ
ットコンベアの駆動速度によりそれぞれ調整しTこ。装
置から排出され1こ棉処理物は冷Kにより直ちに冷却し
た。
間(この場合は被処理物が装置内を通過する時間)はネ
ットコンベアの駆動速度によりそれぞれ調整しTこ。装
置から排出され1こ棉処理物は冷Kにより直ちに冷却し
た。
第1表
処理後の各試料はいずれも常法によりテストミルで挽砕
に小麦粉となし、微生物検食および二次加工試験(中華
始)を行った。中華趙の調製は以下の配合及び工程によ
った。
に小麦粉となし、微生物検食および二次加工試験(中華
始)を行った。中華趙の調製は以下の配合及び工程によ
った。
配合(車量部) 工 程
小麦粉(各処理品) ioo Eキシング 15
分↓ 食塩 I M ね 3回↓ ネ見粉 1 綬かし 30分 ↓ 水 30 圧 延 ロール3段↓ 切出し 切歯旧20 上記による中華麺は生趙の状態でポリエチレン・フィル
ムで包装し10℃で保存試験を行った。一方切出し前の
鋺帯の一部を同様に保存して、鋼帯の色相の経時変化を
日本i蝋色@製色差計を用(・て測定した。官能検畳は
製造直後の生爾鷹の色相及びこれを沸騰水中で3分間茹
で上げKものにつ(1ての色相、食感、食味及びそれら
を加味した総合評価を求め良。評価は各項目を5点満点
とし、熟達し1こパネル10名による平均点として表示
した。
分↓ 食塩 I M ね 3回↓ ネ見粉 1 綬かし 30分 ↓ 水 30 圧 延 ロール3段↓ 切出し 切歯旧20 上記による中華麺は生趙の状態でポリエチレン・フィル
ムで包装し10℃で保存試験を行った。一方切出し前の
鋺帯の一部を同様に保存して、鋼帯の色相の経時変化を
日本i蝋色@製色差計を用(・て測定した。官能検畳は
製造直後の生爾鷹の色相及びこれを沸騰水中で3分間茹
で上げKものにつ(1ての色相、食感、食味及びそれら
を加味した総合評価を求め良。評価は各項目を5点満点
とし、熟達し1こパネル10名による平均点として表示
した。
以上各試験の結果を第2〜5表に示す。
第3表 生中華麺保存試験結果
製品V当りの一般生…数がlXIO3を超えた時点で腐
敗とし、製造翌日から 腐敗前日までの日数を日時日数とし1こ。
敗とし、製造翌日から 腐敗前日までの日数を日時日数とし1こ。
第5表 中華麺官能試験結果
以上の結果から明らかな通り、第1表の処理条件により
水蒸気を接触せしめた小麦の殺菌効果は本発明A−C1
比較例A−Bともに良好であり(第2表)、これら処理
を施した小麦乞製粉して得た小麦粉を用いて製造した生
中華麺は無処理品のそれvc較べて、いずれも1.5〜
2倍の日持ち日数を示し、優れた保存性を有するもので
あった(第3表)。
水蒸気を接触せしめた小麦の殺菌効果は本発明A−C1
比較例A−Bともに良好であり(第2表)、これら処理
を施した小麦乞製粉して得た小麦粉を用いて製造した生
中華麺は無処理品のそれvc較べて、いずれも1.5〜
2倍の日持ち日数を示し、優れた保存性を有するもので
あった(第3表)。
ところで生中華麺の品買上生釧の色相とその経時変化は
特に重要な因子であり、才晃水により明黄色に発色する
こと、そしてこれが経時的に変色しないことが要求され
る。各処理区の生中華麺帯の製造直後の色相とその経時
変化は第4表に示す如くであり、水蒸気処理を施したも
のでは本発明A〜C1比較例A−Bともに無処理品に較
べて製造時における明黄色の発色が揃著であり(製造直
後の向帯における明度りとb値が大きいことにより示さ
れる〕、製造後の色相の経時変化も小さがった。この理
由としては、水蒸気処理により小麦粒の皮離れが良くな
り粉物への皺の混入が少な(なったこと、ま1こ蚊中に
存在するチロシナーゼ停の変色に関与する酵素の失活等
が考えられる。
特に重要な因子であり、才晃水により明黄色に発色する
こと、そしてこれが経時的に変色しないことが要求され
る。各処理区の生中華麺帯の製造直後の色相とその経時
変化は第4表に示す如くであり、水蒸気処理を施したも
のでは本発明A〜C1比較例A−Bともに無処理品に較
べて製造時における明黄色の発色が揃著であり(製造直
後の向帯における明度りとb値が大きいことにより示さ
れる〕、製造後の色相の経時変化も小さがった。この理
由としては、水蒸気処理により小麦粒の皮離れが良くな
り粉物への皺の混入が少な(なったこと、ま1こ蚊中に
存在するチロシナーゼ停の変色に関与する酵素の失活等
が考えられる。
しかし7.cがら第5表に示されるように、鉋の官能評
価においては加熱条件の適否が顕著に表われ本発明A、
BおよびCによる製品は弾力性の向上による食感の良化
及び色相の良化が評価されて無処理品を上回る評点が与
えられたのに対し、本発明の範囲を逸脱し10強い加熱
条件で処理を行った比較例AおよびBによる製品では色
相の良化は見られるものの、グルテン蛋白質の熱変性が
過度に進行したためか、熾が硬く脆(なって弾力性が失
われてしまい良好なガを得ろことはできなかった。
価においては加熱条件の適否が顕著に表われ本発明A、
BおよびCによる製品は弾力性の向上による食感の良化
及び色相の良化が評価されて無処理品を上回る評点が与
えられたのに対し、本発明の範囲を逸脱し10強い加熱
条件で処理を行った比較例AおよびBによる製品では色
相の良化は見られるものの、グルテン蛋白質の熱変性が
過度に進行したためか、熾が硬く脆(なって弾力性が失
われてしまい良好なガを得ろことはできなかった。
更VC前記本発明AおよびBによる小麦粉を用い熱処理
品ン対照として常法の中種法による製パン試験を行った
ところ、本発明AおよびBによるものではいずれも生地
の弛緩性が減じて、作栗性が同上′1″るとともに、パ
ンの品質面でも内相が良化する等の効果が認められた。
品ン対照として常法の中種法による製パン試験を行った
ところ、本発明AおよびBによるものではいずれも生地
の弛緩性が減じて、作栗性が同上′1″るとともに、パ
ンの品質面でも内相が良化する等の効果が認められた。
試験例2
予めJ虱選した玄そばを前記試験例1と同様の方法によ
り、雰囲気温度90℃、保持時間3分(1゛+ 17.
11ogΔ1=98)の条件で処理しに0処理前後の玄
そは及びこれらから常法により製粉したそば粉の細菌検
介結果′?:第6表に示す。
り、雰囲気温度90℃、保持時間3分(1゛+ 17.
11ogΔ1=98)の条件で処理しに0処理前後の玄
そは及びこれらから常法により製粉したそば粉の細菌検
介結果′?:第6表に示す。
第6表
第6表の結果から明らかなように、本発明法により処理
した玄そげは一般生菌数、真菌数ともに著しく低下して
おり、これから得たそば粉は非常に衛生的なものであっ
た。
した玄そげは一般生菌数、真菌数ともに著しく低下して
おり、これから得たそば粉は非常に衛生的なものであっ
た。
上記によるそば粉30重量部と麺用準強力粉70重量部
と7合して水30重量部を混じ、常法によりそばを作っ
た。これをポリエチレンフィルムで包装し、30℃、室
温(18〜22℃)および冷蔵庫内(5〜8℃)で保存
した結果を第7表に示す。日持ち日数の表示は試験例1
0項によった。
と7合して水30重量部を混じ、常法によりそばを作っ
た。これをポリエチレンフィルムで包装し、30℃、室
温(18〜22℃)および冷蔵庫内(5〜8℃)で保存
した結果を第7表に示す。日持ち日数の表示は試験例1
0項によった。
第7表
上記第7表に見られるように、本発明方法によるそばは
未処理品のそれを大巾に上回る保存性を示し、特に生動
の保存性を向上させるためには原料の画数の低減が重要
であることが確認された。
未処理品のそれを大巾に上回る保存性を示し、特に生動
の保存性を向上させるためには原料の画数の低減が重要
であることが確認された。
更に本発明方法による製品は玄そばの皮部れが良< ノ
ー、r:つて皮部の混入が少なくなるためか、色相で未
処理品を凌ダ3し、食感でも弾力性が向上して歯切れか
よくなろr、11の効果が顕著に見られた。
ー、r:つて皮部の混入が少なくなるためか、色相で未
処理品を凌ダ3し、食感でも弾力性が向上して歯切れか
よくなろr、11の効果が顕著に見られた。
試験例3
試験例1と同様の装釘を及び方法により、薄刃系小麦(
米国産■W)を処理した。処理条件は第8辰に示す。
米国産■W)を処理した。処理条件は第8辰に示す。
第8表
処理後の各試料はいずれも常法によりテストミルで挽砕
して小麦粉となし、微生物検丘(第9表)及び以下の各
試験を行つ1こ。
して小麦粉となし、微生物検丘(第9表)及び以下の各
試験を行つ1こ。
1)ブラベンダー・エクステンソゲラフ試験挽−砕直後
の各試料小麦粉につき実施し、第1〜6図に示した。
の各試料小麦粉につき実施し、第1〜6図に示した。
2)スポンジ・ケーキ試験
無処理区の小麦粉は室温で1週間熟成しkもの水蒸気処
理を行った試料小麦粉にこの間空隙’iN素ガスで置換
したポリ袋に密閉して冷凍庫(−20℃)に保存したも
の各々につき以下の配合のもとに常法によりスポンジ・
ケーキ(6号)を調製したO 配合(重量部) 小麦粉(各処理品) 100 全卵 120 砂糖 110 水 30 試験ケーキは一夜放置後菜種置換法により容積を測定し
、次いでケーキ中央部の高さ及び周辺部の高さく測定部
位5箇所の平均)を側層した。内相及び食味2食感の評
価は熟達したノ(ネルによつた。
理を行った試料小麦粉にこの間空隙’iN素ガスで置換
したポリ袋に密閉して冷凍庫(−20℃)に保存したも
の各々につき以下の配合のもとに常法によりスポンジ・
ケーキ(6号)を調製したO 配合(重量部) 小麦粉(各処理品) 100 全卵 120 砂糖 110 水 30 試験ケーキは一夜放置後菜種置換法により容積を測定し
、次いでケーキ中央部の高さ及び周辺部の高さく測定部
位5箇所の平均)を側層した。内相及び食味2食感の評
価は熟達したノ(ネルによつた。
以上による試験結果は第9表、第1〜6図及び第10表
に示した。
に示した。
第10表 スポンジケーキ試験結果
第9表に見る如(、前記第8表の条件により水蒸気処理
を行った原皮は本発明D−1′、比較例C1Dともに著
しい殺菌効果が見られ、いずれも挽砕前の全粒で一般生
菌数は無処理品に較べ103〜101低下し、真菌及び
太腸閉群はともに陰性となった。
を行った原皮は本発明D−1′、比較例C1Dともに著
しい殺菌効果が見られ、いずれも挽砕前の全粒で一般生
菌数は無処理品に較べ103〜101低下し、真菌及び
太腸閉群はともに陰性となった。
各試料につき挽砕直後に測定したブラベンダー・エクス
テンソゲラムを第1〜6図に示したが、第2〜第6図に
示した上記水蒸気処理品はそのいずれもが第1図に示し
た無処理品に較べ伸長度が低下し、抗張力が増加すると
いった典型的な熟成小麦粉のパターンを示し、水蒸気処
理による熟成期間の短縮の可能性が示唆された。しかし
ながら本発明の条件会・逸脱する過度の加熱処即ン経た
比較9JC及びD (第5及び6図)では、エクステン
ソゲラムにおけろ面積の減少が著しく、蛋白質の熱変性
が過度に進行し定ことが示された。
テンソゲラムを第1〜6図に示したが、第2〜第6図に
示した上記水蒸気処理品はそのいずれもが第1図に示し
た無処理品に較べ伸長度が低下し、抗張力が増加すると
いった典型的な熟成小麦粉のパターンを示し、水蒸気処
理による熟成期間の短縮の可能性が示唆された。しかし
ながら本発明の条件会・逸脱する過度の加熱処即ン経た
比較9JC及びD (第5及び6図)では、エクステン
ソゲラムにおけろ面積の減少が著しく、蛋白質の熱変性
が過度に進行し定ことが示された。
スポンジ・ケーキ試験の結果は第10i(に見るように
、本発明IJ −Fによる小麦粉を用いて焼成したケー
キはいずれも無処理品のそれに較べ、焼成容積か著しく
118大し、内相の所見、食感ともに良好なものであっ
た。
、本発明IJ −Fによる小麦粉を用いて焼成したケー
キはいずれも無処理品のそれに較べ、焼成容積か著しく
118大し、内相の所見、食感ともに良好なものであっ
た。
更にスポンジ・ケーキの品質上重要な因子である表面の
沈み現象は無処理区のケーキで顕著に見られたが、水蒸
気処理を施した本発明D −F、比較例C2Dではいず
れも著しい改善効果が見られた。
沈み現象は無処理区のケーキで顕著に見られたが、水蒸
気処理を施した本発明D −F、比較例C2Dではいず
れも著しい改善効果が見られた。
しかしながら本発明の条件を逸脱した過度の加熱条件で
処理を行った比較例C,Dによる製品は焼成容積が無処
理のそれと略同等で、改善作用が紹められず、その食感
においても硬く、滑らかさが失われる等、過加熱による
蛋白質の過度の変性の徴候が見られた。
処理を行った比較例C,Dによる製品は焼成容積が無処
理のそれと略同等で、改善作用が紹められず、その食感
においても硬く、滑らかさが失われる等、過加熱による
蛋白質の過度の変性の徴候が見られた。
特に上記スポンジ・ケーキ試験で良好な評価がなされた
本発明D−Fによる小麦粉はnII記したとおり挽砕後
の熟成を抑えるため低温で保存したものであり、かかる
WI置によっても良好な製菓特性が得られたということ
は前記エクステンソゲラムにより示唆された加Mによる
熟成促進の効果を裏づけるものである。
本発明D−Fによる小麦粉はnII記したとおり挽砕後
の熟成を抑えるため低温で保存したものであり、かかる
WI置によっても良好な製菓特性が得られたということ
は前記エクステンソゲラムにより示唆された加Mによる
熟成促進の効果を裏づけるものである。
以上詳述したように本発明法によって穀粒の殺菌処理を
施せは、穀粉の殺ωと同時にその品質特性を全く劣化さ
せることなく、むしろ向上させることができる。又本発
明法は水蒸気を用いて雰囲気温度100℃以下で実施す
るものであるから、食品衛生上極めて安全であるととも
に、特別な耐圧装置f’に必賛とせず、1条的実用面に
おいても簡易な装置によって実施できるので経済的にも
有利である。更に小麦粉は通常挽砕後使用時まで夏期で
も2週間、冬期では1ケ月にも及ぶ熟成期間が必要であ
り、この間倉敷料を含めた多大のコストとスペースを要
するのであるが、本発明法を小麦(C適用するときは前
記したとおりの熟成促進効果が得られるので、熟成に要
するコスト7大幅に低減することが「」能とン−cる。
施せは、穀粉の殺ωと同時にその品質特性を全く劣化さ
せることなく、むしろ向上させることができる。又本発
明法は水蒸気を用いて雰囲気温度100℃以下で実施す
るものであるから、食品衛生上極めて安全であるととも
に、特別な耐圧装置f’に必賛とせず、1条的実用面に
おいても簡易な装置によって実施できるので経済的にも
有利である。更に小麦粉は通常挽砕後使用時まで夏期で
も2週間、冬期では1ケ月にも及ぶ熟成期間が必要であ
り、この間倉敷料を含めた多大のコストとスペースを要
するのであるが、本発明法を小麦(C適用するときは前
記したとおりの熟成促進効果が得られるので、熟成に要
するコスト7大幅に低減することが「」能とン−cる。
不発明による殺困法は穀粒に限らず、熱処理によって品
質が損われる恐れのある食品材料の処理にも有用である
。
質が損われる恐れのある食品材料の処理にも有用である
。
第1図は試験例3における無処理品、第2図は本発明り
、第3図は本発明E、第4図は本発明F、第5図は比較
例C,第6図(・工比較例りによる、それぞれの小麦粉
のブラベンダー・エクステンソゲラムであり、縦軸は抗
張力(単位: B、u、)、横軸は伸張度を、また、□
は生地調製後45分、・・・・・・・・・は同90分、
−・−・−は同135分における各曲嫁を示すものであ
る。 特許出願人 昭和産某株式会社 代理人後藤道生 手続補正書(方式) γ 昭和58年4月今日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第207977号 2、発明の名称 穀粒の加熱処理による品質改良法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区内神田2丁目2番1号名称
昭和産業株式会社 代表者高橋勇作 4、代理人〒1()4 5、補正命令の日付 昭和58年3月9日発送日
昭和58年3月29日 6、補正の対象 図 面 7、補正の内容 別紙の通り
、第3図は本発明E、第4図は本発明F、第5図は比較
例C,第6図(・工比較例りによる、それぞれの小麦粉
のブラベンダー・エクステンソゲラムであり、縦軸は抗
張力(単位: B、u、)、横軸は伸張度を、また、□
は生地調製後45分、・・・・・・・・・は同90分、
−・−・−は同135分における各曲嫁を示すものであ
る。 特許出願人 昭和産某株式会社 代理人後藤道生 手続補正書(方式) γ 昭和58年4月今日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第207977号 2、発明の名称 穀粒の加熱処理による品質改良法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区内神田2丁目2番1号名称
昭和産業株式会社 代表者高橋勇作 4、代理人〒1()4 5、補正命令の日付 昭和58年3月9日発送日
昭和58年3月29日 6、補正の対象 図 面 7、補正の内容 別紙の通り
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 雰囲気温度と保持時間で作る関係式 5式% 但し、(0,■式において、Tは雰囲気温度(6)、M
は穀粒が雰囲気温度′1゛℃で保持されろ時間(分)を
示す1、 (す、■式を満足する処理条件のもとで穀粒を水蒸気と
接触せしめることを特徴とjる穀類の品質改良法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57207977A JPS5998657A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 穀粒の加熱処理による品質改良法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57207977A JPS5998657A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 穀粒の加熱処理による品質改良法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5998657A true JPS5998657A (ja) | 1984-06-07 |
JPH0332346B2 JPH0332346B2 (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=16548632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57207977A Granted JPS5998657A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 穀粒の加熱処理による品質改良法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5998657A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61239851A (ja) * | 1985-04-13 | 1986-10-25 | Miwa Seifun Kk | バツタ−用粉とその製造法 |
JP2007082459A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Nisshin Flour Milling Inc | 即席麺類の製造方法 |
JP2011212007A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-27 | Nisshin Seifun Group Inc | 減菌穀物粒の製造方法 |
JP2016093160A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 日本製粉株式会社 | 小麦穀粒を湿熱処理した麺用小麦粉及びその製造方法並びにこれを使用した麺類 |
JP2019126313A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | 日本製粉株式会社 | 小麦粒及びその製造方法 |
-
1982
- 1982-11-26 JP JP57207977A patent/JPS5998657A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61239851A (ja) * | 1985-04-13 | 1986-10-25 | Miwa Seifun Kk | バツタ−用粉とその製造法 |
JPH0369495B2 (ja) * | 1985-04-13 | 1991-11-01 | Mitsuwa Seifun Kk | |
JP2007082459A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Nisshin Flour Milling Inc | 即席麺類の製造方法 |
JP4707515B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2011-06-22 | 日清製粉株式会社 | 即席麺類の製造方法 |
JP2011212007A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-27 | Nisshin Seifun Group Inc | 減菌穀物粒の製造方法 |
JP2016093160A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 日本製粉株式会社 | 小麦穀粒を湿熱処理した麺用小麦粉及びその製造方法並びにこれを使用した麺類 |
JP2019126313A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | 日本製粉株式会社 | 小麦粒及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0332346B2 (ja) | 1991-05-10 |
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