JPS5998375A - 書込みトランスフア−ゲ−ト - Google Patents

書込みトランスフア−ゲ−ト

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JPS5998375A
JPS5998375A JP57207008A JP20700882A JPS5998375A JP S5998375 A JPS5998375 A JP S5998375A JP 57207008 A JP57207008 A JP 57207008A JP 20700882 A JP20700882 A JP 20700882A JP S5998375 A JPS5998375 A JP S5998375A
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bloch
vbl
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Haruo Urai
浦井 治雄
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NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/02Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
    • G11C11/14Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using thin-film elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は膜面垂直方向を磁化容易方向とする強磁性体薄
膜に形成されるストライプドメインの境界を形成するブ
ロッホ磁壁の中に静的に安定に存在する垂直プロッホラ
インを記憶単位として用いた新規な磁気記憶素子に形成
される書込みトランスファーゲートに関する。
磁気バブル素子の開発は高@度化を月相して各所でパー
マロイデバイス、イオン注入コンティギーアスディスク
デバイス、電流駆動デバイスおよびこれらを組合せたい
わゆる混成捜デバイスについて盛んに行われている。こ
れらのデバイスの高密度化の限界は、バブル転送路全形
成するだめのフォトリソグラフィー技術にあるといわれ
てきた。
しかし、近年、その技術が長足に進歩してきた。
その結果、高密度化のだめの材料すなわち、バブル径を
どこまで小さくできるかが問題親されるようになってき
た。現在使用されているガーネット材料では、到達可能
な最小バブル径は0.3μmといわれている。したがっ
て、0.3μm径以下のバブルを保持するバブル材料は
ガーネット材料以外に求めなければならない。これは容
易ではなく、ここがバブル高密度化の限界であるとさえ
考えられている。
一方、このようなバブル保持層の特性に基く高密度化限
界全大幅に改善し、かつ、情報読出し時間は従来の素子
と同程贋に保つことができる、新らたな記憶素子が従業
されている。この磁気記憶素子は情報読出し手段と情報
書込み手段と情報蓄積手段を備え、膜面に垂直な方向を
磁化容易方向とする強磁性体膜(フェリ磁性体膜を含む
)に存在するストライプドメインの周辺のブロッホ磁壁
の中に作った相隣合う垂直プロッホライン対を記憶情報
単位として用い、該垂直プロッホラインをブロッホ磁壁
内で転送する手段を有することを特徴とする。
この素子の構成をメジ・ヤーマイナー構成とする場合、
メジャーラインでは従来通シバプルドメインを情報単位
とし、マイナーループをストライブドメインで構成し、
その周辺のブロッホ磁壁内に存在する垂直プロッホライ
ン(以下VBLという。)を情報単位とする。全体の情
報の流れを示すと、壕ず、発生器で書込まれた情報(バ
ブルの有無)は書込みメジャーラインを上から下へ移動
する。
この情報をマイナーループへ記憶させるために、バブル
の有無で示されたメジャーライン上の情報をマイナール
ープへVBLの形でトランスファーできるように、マイ
ナーループ1VBI、’、(保持できるブロッホ磁壁で
構成することが本発明の特徴であり、記憶容量の飛躍的
向上の重要なカギになっている。書込みライントランス
ファーゲートによシ、マイナールーズにトランスファー
された情報(VBL)はマイナーループts成するスト
ライプドメイン磁壁土を移動させることができる。マイ
ナーループから読出しメジャーラインへの情報トランス
ファーはVBLからバブルへの変換を伴う。
なお、この読出しトランスファーゲートはブロックレプ
リケーク機能も合せ持っている。
このようにマイナーループ全バブル材料に存在するスト
ライブドメインで構成し、マイナーループ上での情報単
位としてバブルドメインの代シにVBL’に用いること
によシ、従来のバブルドメインを用いた素子に比較して
約2桁の記憶密度向上全達成できる。
この素子の構成例についてさらに詳しく説明する。メジ
ャーラインは書込み、読出しともに電流駆動方式を採用
している。
4本の平行コンダクタ−からなる書込みトランスファー
ゲートはメジャーライン上のバブルとマイナーループ全
構成する。ストライプドメインヘッドとの相互作用を用
いている。メジャーラインライン上にバブルドメインが
あると、それにつながるマイナーループf:構成してい
るストライブドメインのヘッドはバブルとストライブド
メインとの反発相互作用のため、バブルから遠ざかるこ
とを利用している。書込みメジャーラインにバブルがな
いとき、マイナールーズのストライプドメイン磁壁にV
BL’e書込む。VBL’iストライプドメインヘッド
に作る手段として、ストライプドメインヘッドをそれに
接するコンダクタ−パターンにパルス′直流を与えるこ
とによシ、ダイナミックに移動させ、ヘッド部磁垢ヲダ
イナミックコンバージョンさせることを利用した。この
方法で、VBLが2つできるが、これらは互いに性質が
異なシ、朽結合しやすい。そこで、情報を安定化できる
ようにストライプドメインンの長手方向に面内磁界を加
え、ストライプドメイン側の2本のコンダクタ−によっ
てストライプドメインヘッドを切離すことによシ、スト
ライプドメイン中に2つの同じ性質のVBLを作る。同
じ性質のVBLは互いに近づいても安定に存在する。メ
ジャーラインにバブルが存在しているところに対応する
マイナールーズのストライプドメインヘッドはバブルと
の反発作用のため、上記コンダクタ−パターンから離れ
ているため、VBLは形成されない。結果的にメジャー
ラインの情報”l”eマイナーループ内にVBL、対が
ない状態としてトランスファーしたことになる。
マイナーループ内では性質が同じVBLの対を1ビツト
として情報が記憶される。レプリケータ−作用の安定性
を考えてeVBL対を使っている。
マイナーループ内のビット周期つまり、VBL間隔を一
定に保つように、1ビツトずつ遂次転送できるように転
送パターンをつける。−例として、上記マイナーループ
を構成するストライプドメイン上にストライプドメイン
の長手方向に直角方向にVBL間の安定間隔S。の2倍
の周期で、幅SOのノ(−マロイ薄膜で作った平行細線
)くターンを形成し、平行細線の両側に誘起される磁極
とVBLとの相互作用全利用している。
VBLのマイナールーズに沿っての転送は一つの方法と
して、ストライブドメインにノくルスノ(イアス磁界を
加えてダイナミックに行なった。
3本の平行コンダクタ−からなる読出しトランスファー
ゲートはマイナーループを形成しているストライプドメ
イン8壁にVBLとして記憶されている情報全バブルに
変換してメジャーラインにトランスファーアットし、か
つ、マイナーループ上の情報が破壊されないようにする
レプリケータ−の働きも兼備えている。
動作原理全説明する。VBL対で形成される1ビツトの
片割れを例えば、面内磁界を加えてストライプドメイン
ヘッドに固定する。その後コンダクタ−パターンを用い
て、このストライプドメインヘッドを幼少とシ、バブル
にする。そうすると、バブルを幼少とりた後のストライ
プドメインヘッドには幼少とったVBLと同じVBLが
構成される。
このようなVBLのレプリケート作用はマイナス符号の
VBLに対してのみ生じる。
マイナールーズのストライプドメインヘッドかう切)と
られたバブルはメジャーライン上を検出器に向けて転送
される。ここではストライプドメインヘッドにVBLが
ある場合とない場合とでストライプドメインヘッドを切
りとる、パルス電流値が異なることを利用している。ス
トライプドメインヘッドにVBLがない場合は切れにく
い。したがって、ストライプドメインヘッドにVBLが
ある場合はメジャーラインにバブル管送り込めるが、V
BLがない場合はバブルはなし。つまシ、マイナールー
プ上のVBLの有無(1,0)は読出しメジャーライン
上ではバブルの有無に変換されている。
VBL対の消去法について述べる。消去したいVBL対
を書込みメジャーライン側のマイナールーズのストライ
プドメインヘッドの最近接位置におく。次に面内磁界f
(ip金加えて、消去したいVBL対と、そのとなシの
VBL対の片割れをストライプドメインヘッドにもって
きて、外報書込みの隙、プラスのVBL ’i切切夛る
ために用いた平行コンダクタ−を使ってストライプドメ
インヘッドを幼少とる。バブルドメインを切)とったあ
とのストライプドメインヘッドには、消去したいVBL
対と共にもってきたVBLがレプリケートされる。結局
、消去したいVBL対のみが消去されることになる。
々お、マイナーループ全体をクリアする場合は予め、バ
イアス磁界を上げて全部のストライブドメインを−H消
去したあと、S=1バブルからマイナーループスドライ
ブドメインを形成することによシ、VBLが全体ない全
ピット零の状態を作ることができる。
このような磁気記憶素子に情報を書込むトランスファー
ゲートに関し、前述の構成例では4本の導体からなシ書
込みメジャーラインに磁気バブルがないときマイナール
ーズのストライブドメインのブロッホ磁壁にVBLを書
込む場合を示したが本発明は磁気バブルがある場合にこ
れをブロッホ磁壁中にVBLとして制御性よく書込むト
ランスファーゲー)Th提供するものでおる。すなわち
本発明は情報読出し手段と情報書込み手段と情報蓄積手
段を備え、膜面に画面な方向を磁化容易方間とす右強磁
性体膜(フェリ磁性体膜を含む)に存在するストライブ
ドメインの周辺のブロッホ磁壁の中に作った相隣合う2
つの垂直プロッホラインからなる垂直プロッホライン対
全記憶情報単位として用い、該垂直プロッホラインをブ
ロッホ磁壁内で転送する手段を有することを特徴とする
磁気記憶素子に形成される書込みトランスファーゲート
であって、磁気バブルをストライプドメイン先端の近傍
部に保持するチャネルと前記ストライプドメイン先端部
と磁気バブルft合む領域にパルスバイアス磁界を印加
する導体を有することを特徴とする書込みトランスファ
ーゲートである。
次に本発明を図面を用いて詳細に説明する。第1図は本
発明を適用すべき磁気記憶素子の概略図である。磁気バ
ブル全保持し得る垂(−一帖異方性を持つ強磁性体膜1
にストライプドメイン2が配列している。ストライプド
メイン2の内部の磁化は矢印21で、下す方向を向き、
外部の磁化は矢印11で示す方向を向いている。ストラ
イプドメイン2は境界を形成するブロッホ磁壁22で囲
まれている。ブロッホ磁壁22にはVBL対4対合5憶
情報単位として貯えられる。VBL対の長さは前述の如
く材料lの特性長lの程度であるためこのブロッホ磁壁
22にはきわめて多数のVBL i貯えることが出来る
。ストライプ状磁区2の先端部分24には本発明の情報
書込み手段3が設けられている。
第2図は情報単位であるVBL対を貯えるべきストライ
プドメイン2及びその周囲のブロッホ磁壁22の拡大図
を第1図の23で示す箇所での断面の左91tl ’に
模式的に示すものである。ストライプドメインの内外で
は磁化方向は、23で示す線上の矢印で示す様に磁壁面
内で回転しながら変化している。
ブロッホ磁壁22の中心面では磁化は完全に磁区内外の
磁化方向と直角になっている。以後ブロッホ磁壁内の磁
化方向は磁壁中心面での磁化方向で代表させる。VBL
は、磁壁中心面の磁化方向が磁壁内で局所的に回転し、
磁壁面に垂直に向いた箇所を論う。VBLには磁壁の磁
化方向が40’、42.41と回転する正磁性が生じる
VBLと磁壁の磁化方向が41.43.40“と回転す
る負磁性が生じるVBLがあシ、これらは互に安定なV
BL対4対合5成する。これが情報の基本単位となる。
このVBL対はブロッホ磁壁内を磁壁の移動に伴なうジ
ャイロフォース(2−フォース)を受けて容易に移動す
ることが出来る。本発明は、このストライプ状磁区の先
端部分24にVBL対を形成する手段である。
次に実施例を用いて本発明の詳細な説明する。
第3図は本発明の第1の実施例を示す図である。
本実施例は第3図(Nで示すが如(VBL対を情報単位
として貯え得るプロッ°ホ磁壁22をもつストライプド
メイン2の先端部24の磁壁内磁化方向は矢印40で示
す向きである。このストライプドメイン先端部24の近
傍に、磁壁51内の磁化方向が矢印40と逆向きの矢印
50で示される向きの単一回転磁化の磁壁構造をもつ磁
気バブル5を配し、ストライプドメイン先端部24と磁
気バブル5を囲む様に局所的パルスバイアス磁場印加手
段31が設けられている。本実施例でのパルスバイアス
磁場印加手段31はヘアピン状導体パターンでちゃ、こ
れは又、ストライプドメイン先端部24と近傍の磁気バ
ブルの位置がずれない様に設定するチャネルにもなって
いる。
ストライプドメインのブロッホ7a壁22にVBL対を
書き込むには次の様に行なう。パルスバイアス磁場印加
手段であるヘアピン状導体31に第3図(B)に示す矢
印32の方向に電流を印加する。ヘアピン状導体に囲ま
れる部分6には矢印21で示す方向のバイアス磁場が発
生し、磁気パズル及びストライプドメインは拡がろうと
する。しかし、導体31は位置固定チャネルでもあるの
で、夫々の磁区はヘアピン状導体外へは拡がれず、スト
ライプドメインの先端部分24及び磁気バブルはヘアピ
ン状導体に囲まれる部分6内で互に近づき52で示す位
置に互いの磁壁51,2’2が接する。磁壁の接した接
合部分52では夫々の磁壁に対してストライプドメイン
先端部24の磁区内外での磁化の回転と、磁気バブル5
内外での磁化回転とは互に逆方向の回転であるため、磁
化の回転が容易に解け、接合部分52の磁気は第3図(
C)に示す様に消滅し、一つのストライプドメインに融
合する。
しかし、磁壁の:14造は、始めの各磁壁中心の磁化方
向40及び51を反映して、接合部分52に対応するブ
ロッホ磁壁22に、磁壁中心の磁化方向が41.42,
40′と回転した正磁性をもっVBL42と41 、4
3 、40“と回転した負磁性をもっVBL43が生じ
る。パルスバイアスa場i:Ij加用の電流32を停止
すると第3図(D)に示す様にVBL42. ■BL4
3の異なる磁性が吸引し合い安定なVBL対4対合5成
される。即ち、ストライプドメイン2のブロッホ磁壁2
2に記憶情報単位のVBL対が書き込まれる。
以上に述べた様に本発明の情報書き込みトランスファー
ゲートは、情報を貯えるべきブロッホ磁壁をもつストラ
イプドメインの先端部24の磁壁内磁化の向き40と逆
向きの磁化方向50をもつ単一回転磁壁構造の磁気バブ
ル5を、前記先頭部に位置せしめ、両者同時に局所的な
パルスバイアス磁場を印加する手段を持つことを特徴と
している。
次に本発明の第2の実施例を第4図を用いて説明する。
本実施例では第4図(Alに示す様に、パルスバイアス
磁場印加手段が31.31’で示す平行導体バタンで構
成されている。パルスバイアス磁場印加時に、磁気バブ
ル5の位置がストライプドメイン2の先頭部分24から
ずれない様に設定するチャネル30が設けられている。
このチャネル30は、磁性材料1のストライプドメイン
先端部近傍に該磁性材料の状態を直線状に変えることに
よI)得られる。膜面の状態は、膜厚を例えばイオンエ
ッチ等で変化させる刻惑法、イオン注入等によシ磁気異
方性や飽和磁化を変化させるイオン注入法、パーマロイ
等の強磁性材体ストライプを用いる方法等の公知技術を
用いて容易に変えることが出来る。
本実施例に於いて、情報書き込み用の磁気バブル5のブ
ロッホ磁壁51の磁化方向50と、情報の書き込まれる
べきストライプドメイン2の先端部24のブロッホ磁壁
22の磁化方向40とは互に逆向きである。バブル磁区
5.ストライプ状磁区2の内外の磁化方向は夫々21.
11の矢印の向きである。
ストライプ状磁区2の先端部24のブロッホ磁壁22に
VBL対を書き込む方法は原理的には第1の実施例の場
合と伺ら異るものではない。第V図(B)の様に、パル
スバイアス磁場発生用の電流を矢印32.32’の向き
にそれぞれ導体バタン31.3’l’に印加する。平行
導体内部6には矢印21の向きのバイアス磁場発生し、
磁気バブル5及びストライプドメイン2の先端部24は
拡がシ、互に磁壁が接合部52で接する。このとき導体
バタン31′の外部では矢印21と逆向のバイアス磁場
が発生し、ストライプドメインの導体外部に接した部分
53は縮む。しかし、平行導体の外部は内部に比ベバイ
アス磁場成分の強度が弱いこと、及び前記ストライプド
メインの導体外部に接した部分53の両側の磁壁の磁化
回転が同じ向きであるため、この部分では磁壁の接合は
生じない。従って第V図(C)に示す様に平行導体内部
6でのみ磁壁の接合が生じ、ブロッホ磁壁22中にVB
L42,43が注入される。
バイアス磁場発生用の電流を停止すると第7図(D)に
示す様に二つのVBLは互に吸引しあって一つのVBL
対を形成する。即ち、情報単位とし、てのVBL対がス
トライプドメインのブロッホ磁壁に書込まれたことにな
る。
なお単一回転磁化の磁壁構造を持つ磁気バブルの発生、
転送、さらにストライプドメイン先端部近傍への移送は
以下のようにして行なう。
第5図は磁気バブル発生転送手段の実施例である。本実
施例では、磁気バブル転送手段として数字70で示す面
内磁場HRの回転によシ順次磁化する軟磁性体バタン列
73を用いている。軟磁性体バタン列としては、すでに
公知であるT−bar、シェブロン、非対称シェブロン
、ハーフディスク、Y−Y型等のいづれを用いても磁気
バブル転送路7を形成することが出来る。情報としての
磁気バブルは、前記転送路中に設けたニュークリエーシ
ョン(核化)型磁気バブル発生手段81によって選択的
に発生させる。本実施例ではバブル発生手段81はヘア
ピン状導体バタンで構成する。核化発生した磁気バブル
5の磁壁構造は必ずしも単一回転磁化磁壁構造であると
は限らない。本発明のVBL対注入方法を適用するには
磁気バブル5の磁壁構造を単一回転磁化構造に整える必
要がある。このために、転送路7の途中に磁壁調整手段
80を設けておく。磁壁調整手段80は、次の様に構成
される。局部的面内磁場発生手段80a(これは軟磁性
体バタン73からの漏洩磁場若しくは面内回転磁場を用
いる)及びパルスバイアス磁場発生手段80C(ヘアピ
ン導体バタンを用いる)並びに、イオン注入若しくは交
換相互作用で軟磁性材料表面で結合した面内磁化膜部分
8′Obから構成されている。
磁壁構造を単一回転磁化に調整するには次の様に行なう
。まず任意の磁壁構造の磁気バブルを磁壁調整手段80
に転送する。次に書き込み制御部12の制御によシ面内
磁場印加の下でパルスバイアC磁場を該磁気バブルに印
加する。すると該磁気バブルの磁壁構造はすでに公知の
様にVBLを2本もつσや若しくはσ−に変換する。次
に面内磁場をOにしてパルスバイアス磁場を印加すると
σヤ若しくはσ−状態の磁気バブルは単一回転磁化磁壁
構造のχや若しくはχ−バブルになるχやとχ−は磁壁
内磁化方向が異っている。次に短かいパルスバイアス磁
場を更に印加すると、磁場の極性によって面内磁化膜の
ためにその反対側の底面よシ発生した水平プロッホライ
ンのパンチスルーによシ、χや又はχ−のどちらかの磁
壁内磁化は反転し、磁V状態は一つの状態に揃う。この
最終状態はパルスバイアス磁場の極性で制御出来ること
はすでに知られている。
次に、磁気バブル転送路からストライプドメイ回転磁壁
構造の磁気バブルが情報に応じて転送路7を転送し、ス
トライプ状磁区2の先頭部24に対応する転送バタン7
3′に来たとき、その近傍に設けた例えばヘアピン導体
よシなる磁気バブル移送手段9に第σ図(B)の工、で
示す電流を印加する。
移送手段9は、磁気バブル位置固定手段(磁気バブル保
持チャネル)3′と共通部分をもっているため、その固
定手段3′に磁気バブルは移送される。
その位置固定手段3′は、パルスバイアス磁場印加手段
3と共通であるため、次いて第6図(B)の工。
で示す電流を印加すると、第3図に示した原理に基き、
ストライプ状磁区2のブロッホ磁w22vcVBL対が
書き込まれる。
以上の様に本発明を用いれば、ストライプ状磁区のブロ
ッホ磁壁にVBL対を容易に書き込むことが出来る。従
ってVBL対を情報単位として用いる高密度磁気記憶素
子の書込みトランスファーゲートとして本発明は優れた
ものである。更に本発明を用いれば、VBL対は、1ケ
の磁気バブルに対応しているため、磁気バブル情報をそ
のまま対応よ(VBL対情報に変換することが可能とな
る。以上の説明に於いて磁気バブルの発生手段はヘアピ
ン導体にかざるものではなく、軟磁性体バタンを用いた
分割型でも良い。また、磁気バブル転送路としては、イ
オン注入法によるコンティギーアスディスクバタンでも
良いことは勿論である。
ライブ状磁区、3は局所的パルスバイアス印加手段、3
′は磁気バブル保持チャネル、5,5′は磁気バブル、
6は導体バタン内部のパルスバイアス印加部分、6′は
導体バタン外部である。7は磁気バブル転送路、11は
ストライプ状磁区外の磁化方向を示す矢印、12は書込
み制御部、21は磁区内磁化方向を示す矢印、22はス
トライプ状磁区のブロッホ磁壁、23はストライプ磁区
の断面を示す仮想憩、24はストライプドメイン先端部
、3oはチャネル形成バタン、31.31’は導体バタ
ン、32.32’は電流パルス方向の矢印、40.40
’、40“、41は磁壁中心の磁化方向、42.43は
垂直プロッホライン、45は垂直プロッホライン対、5
oは磁気バブルの磁壁内磁化方向、51は磁気バブルの
ブロッホ磁壁、52は磁壁の接合部、53は磁壁のくび
れ部分である。70は回転磁場、71.72は駆動電流
、73は転送バタン、74は二層導体転送バタン、80
aは面内磁場発生手段、80bは面内磁化層、80eは
パルスバイアス印加手段である。
ど4 第 3 回 第S図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 情報読出し手段と情報書込み手段と情報蓄積手段を備え
    、)膜面に垂直な方向を磁化容易方向とする強母性体膜
    (フェリ磁性体膜を含む)に存在するストライプドメイ
    ンの周辺のブロッホWt憾の中に作った相隣合う2つの
    垂直プロッホラインからなる垂直プロッホライン対を記
    憶情報単位として用い、該垂直プロッホラインをブロッ
    ホ磁壁内で転送する手段を有することを特徴とする磁気
    記1肩素子に形成される書込みトランスファーゲートで
    あって、磁気バブルをストライプドメイン先端の近傍部
    に保持するチャネルと前記ストライプドメイン先端部と
    磁気バブル金含む領域にパルスバイアス磁界全印加する
    導体を有することを特徴とする書込みトランスファーゲ
    ート。
JP57207008A 1982-11-26 1982-11-26 書込みトランスフア−ゲ−ト Granted JPS5998375A (ja)

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JP57207008A JPS5998375A (ja) 1982-11-26 1982-11-26 書込みトランスフア−ゲ−ト

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JPH0456393B2 JPH0456393B2 (ja) 1992-09-08

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