JPS5998046A - N−(置換シクロヘキシルオキシフエニル)−α−アミノ酸化合物及びその化合物を含有する脂質低下剤 - Google Patents

N−(置換シクロヘキシルオキシフエニル)−α−アミノ酸化合物及びその化合物を含有する脂質低下剤

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JPS5998046A
JPS5998046A JP20613982A JP20613982A JPS5998046A JP S5998046 A JPS5998046 A JP S5998046A JP 20613982 A JP20613982 A JP 20613982A JP 20613982 A JP20613982 A JP 20613982A JP S5998046 A JPS5998046 A JP S5998046A
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JP
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tert
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butylcyclohexyloxy
methyl
cis
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JP20613982A
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Masazumi Tomari
泊 正純
Kenichi Iiizumi
飯泉 憲一
Masanori Saeki
佐伯 正紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tanabe Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tanabe Co Ltd
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式〔■〕で示されるN−(置換シクロヘキ
シルオキシフェニル)−α−アミノ酸化合物及びその塩
並びにそれら一連の化合物を有効成分として含有する脂
質低下剤に関するものである。
(式中R1は低級アルキル基を、R2は直鎖又は分岐状
の炭素数7〜14個のアルキル基を R3は水素原子又
は置換基を有してもよい低級アルキル基を表わす。) 一般式〔■〕において、R1の低級アルキル基としては
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソゾロビル基
、n−ブチル基、インブチル基又はtert−ブチル基
が挙げられ R2の直鎖又は分岐状の炭素数7〜14個
のアルキル基としてはヘプチル基、オクチル基、ノニル
基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル
基、テトラデシル基、2−エチルヘキシル4.2+21
4− ト’)メチル被ンチル基、2−n−プロピル被ン
チル基、1−メチルヘキシル基等が挙げられ R3の低
級アルキル基としてはメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イン7°ロピル基、n−ブチル基、イソブチル基
、tert−ブチル基等が挙げられ、これらの基はフェ
ニル基又はピリノル基で置換されていてもよい。
一般式〔I〕の本発明化合物は塩酸、硫酸等の酸塩を、
またR3が水素原子の場合はす) IJウム、カリウム
、カルシウム、アルミニウム等の金属塩を形成すること
ができる。
一般式〔I〕のシクロヘキサン環の4位のter’t 
−ブチル基と1位のC−0結合とはシス又はトランスの
配位をとるので夫々の立体異性体が存在する。
また、本発明化合物〔I〕は3個の不斉炭素原子を有す
るので各種光学異性体が存在する。
今日、成人病の一つとして問題となっている動脈硬化症
が血液中のコレステロールやトリグリセライドなどの脂
質増加による高脂血症状態と密接に関係していることが
知られている。また近年、脂質はリポ蛋白レベルで研究
がなされるようになり、高比重リポ蛋白(HDL)の増
加が動脈硬化症の治療・予防に有効であることが仰られ
ている。従来、脂質低下剤としてはクロフィブレート(
clofibrate)が汎用されているが、肝機能障
害、食欲不振、筋肉痛などの副作用を呈するため満足の
ゆくものではなかった。本発明者らは血液中のコレステ
ロール及びトリグリセライドを減少させ、かつHDLを
増加させ、しかも副作用の少ない薬剤を開発すべく研究
を行なった結果、本発明化合物〔T′3がそれらの優れ
た効果、特に著しい)IDL増加作用を示すことを見い
出した。
次に本発明の代表的化合物の脂質低下作用、急性毒性、
及び計重量増加作用について説明する。
代表的化合物は下表の通シである。
(以下余白) 高脂血症ラットにおける脂質低下作用 離乳直後の雄性SD系ラットを1チコレステロール、0
.5%コール酸ヲ含有スル高コレステロール食にて7日
間飼育して高コレステロール血症を誘発させ、高コレス
テロール食飼育の後半4日間に被験薬を5チアラビアゴ
ム水溶液に懸濁し、25m+?/kg/dayの割合で
経口投与した。最終投与から18時間抜心臓採血して血
清中の総コレステロール並びに高比重リポ蛋白(HDL
)−コレステロールを測定シた。総コレステロールの測
定にはPOD(Peroxidaae)共役による4−
アミノアンチピリン呈色法[A11ain、 C,C,
et al、: Cl1n、 Chem、+幻ト470
(1974))を、またHDL−コレステロール測定に
はBurgtein変法[BursteinlM、 e
tal: J、Lipid、Res、、 11 :58
3(1970)]を用いた。
結果:コントロールに対する血清総コレステロール低下
率及びHDL−コレステロール増加率を第1表に示した
第  1  表 毒性試験 1)゛急性毒性 リッチフィールド・ウィルコックノン法(Litchf
ield and Wilcoxon method)
にょシ、ICR雄性マウス10匹を使用し、経口投与に
よって試験を行なった。
結果:化合物A−Fのいずれにおいても30 ’O0m
9/に9投与量で死亡例は認められず、よってLD5o
値は3000mV′kg以上であった。クロフィプレー
トのしD5o値は1650 m’j1kgであった。
2)計重量増加の測定 雄性5LCICRマウス(5週齢)1群8匹として、被
、験薬300 mg/に9を2%アラビアゴム水溶液に
懸濁し、0.1m1710.9の割合で連続11日間経
口投与した。最終投与の翌日に、頚動脈より脱血致死さ
せ肝臓を摘出しその重量を測定した。
結果:コントロール群の計重量に対する各群肝重膏の比
率を第2表に示した。
第  2  表 以上のとおり、化合物A−Fはクロフィブレートに比べ
て高コレステロール血症ラットに対する脂質低下作用が
顕著に優れておシ、また急性毒性、計重量増加作用が著
しく低減した。ゆえに本発明化合物は脂質低下作用を有
する医薬として有望な化合物と考える。
本発明の脂質低下剤は活性成分として1日当り005g
〜3.9を数回に分、けて投与するのが好ましく、患者
の病状2年齢により適宜調整して使用できる。
本発明の脂質低下剤を経口的に投与する場合は、例えば
錠剤、散剤、カプセル剤、顆粒剤、油性懸濁剤、シロッ
プ剤等に、また非経口的に゛投与する場合は注射剤シて
することができ、それらの製剤は必要に応じて常用の賦
形剤例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、セルロ
ース、澱粉、ブドウ糖、乳糖、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム、タルク、ステつ′リン酸マグネシウム
等を含有してもよい。
例1 錠剤 化合物A1ooIn9 結晶セルロース               40m
9じゃがいも澱粉                3
0m9カル?キシメチルセルロースカルシウム    
     28■ステアリン酸マグネシウム     
       2Ing計200mz 例2 カプセル剤 化合物Cl2ornI? じゃがいも澱粉             18■乳 
 糖                      4
0循ステアリン酸マグネシウム           
 2■計180〜 例3 注射剤 化合物りのナトリウム塩            20
mg生理食塩水             1oゴ本出
願人は、先に、脂質低下作用を有するN−置換フェニル
−α−アミノ酸化合物の特許出願を行なった(特願昭5
6−122477号、同56−189092号、同57
−66372号)。また、特開昭57−21353号公
報にはN−置換フェニル−α−アミノ酸化合物としてN
−置換フェニル基が4−(シス−p−メンタン−8−イ
ルオキシ)フェニル基である場合の記載がある。しかし
、本発明化合物はこれらの記載化合物とは異なる。
次に本発明化合物の製造友法について説明する。
(式中 R’、R2及びR3は前記と同じ意味を有し、
Xはハロゲン原子を表わす。) l −置JO−4tert−ブチルシクロヘキサノール
[ID (J、Chem、 Soc、(C)、 P、 
1106−1109.1968年。)をp−フルオロニ
トロベンゼンと金、属ナトリウム、水素イヒナトリウム
、金属カリウム等の強塩基の存在下−で冷温ないし使用
溶媒の沸点の温度範囲で1〜10時間反応させて4−(
1−i換−4−tert −)fルシクロへキシルオキ
シ)ニトロベンゼン〔■〕を得る。この化合物[IID
を通常のm=トロ基の還元法、例えば接触還元を行ない
4−(1−ill換−4−tert−ブチルシクロへキ
シルオキシ)アニリン〔■〕を高収率で得る。この化合
物〔■〕自体も強い脂質低下作用を有した。得られた化
合物[IV)をα−ハロケ゛ノーα−置換酢酸誘導体〔
v〕と脱酸剤、例えば炭rlす) IJウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸銀
、トリエチルアミン、ピリノン等の存在下で室温ないし
使用溶媒の沸点の温度範囲で反応させて本発明化合物〔
IDを得る。化合物〔■〕のXの・・ロケ゛ンとしては
臭素が好まI〜い。それぞれの反応に使用できる溶媒は
水、メタノール、エタノール、ゾロノぐノール、イソプ
ロノぐノール、n−ブタノール、tert−ブタノール
、5ee−ブタノール、クロロホルム、四塩化炭素、テ
トラヒドロフラン、ジオキ 、サン、ジメチルホルムア
ミド、ヘキサメチルホスホリックトリアミド、ピリジン
、トリエチルアミン、ベンゼン、トルエン、ギシレン、
ジメチルスルホキシド等であり、各反応において適宜選
択して単独又は混合して使用する。得られた目的化合物
〔■〕の中R5が低級アルキル基の場合は通常の加水分
解法によりR3が水素原子である化合物に導くことがで
きる。出発原料[11)においてシス又はトランスの夫
々の異性体を使用すれば夫々に対応する目的化合物〔I
Dの異性体が得られる。
[II ’3..−C1)ツォ→CIVシュー〔Iしユ
また、出発原料[11)がシス・トランス混合物である
場合は、化合物[III)の段階でカラムクロマトグラ
フィー又は分別結晶法にょシシス又はトランスに分離し
てから次の反応へ進む。
以下に本発明化合物[Hの製造方法を実施例をもって説
明する。実施例中で使用したカラムクロマトグラフィー
用シリカゲルはワコーデルC−200〔和光紬薬(株)
〕である。
実施例1 (イ) 4−(1−メチル−シス−4−tert−ブチ
ルシクロへキシルオキシ)ニトロベンゼン1−メチル−
シス−4−tert−ブチルシクロヘキサノール220
gをベンゼン300m1.ヘキサン ゛チルホスホリッ
クトリアミド5QmJの混合溶媒に溶解し、これに水素
化ナトリウム(鍼油中55係含有)5.65gを加え1
時間加熱還流した。この反応溶液を冷却後、p−フルオ
ロニトロベンゼン18.2.9を加え2時間加熱還流し
た。冷却後、この反応液を水と飽和食塩水で洗い、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得ら
れた残渣をシリカケ8ルカラムクロマトグラフイーに付
し、ベンゼン:n−ヘキサン(1:4)の混合溶媒で溶
出した。目的物を含有する両分を集め溶媒を留去して白
色粉末状の4−(1−メチル−シス−4−tert −
)f /l/シクロヘキシルオキシ)ニトロベンゼン3
2.8’F (87%’)を得た。遊点84−86°C
(石油エーテルから再結晶)NMR(CDCl2)δp
pm : 0.85(9H1s)]、、39(3H,s
) 6.91 、8.01 (4H、A2B2q)元素分析
値(C17H25No3として)CH,N 理論値係 70,07 8.65 4.81実験値係 
70,21 8.63’  4.、’90←)4”(1
−メチル−シス−4−ter、t−ブチルシクロへキシ
ルオキシ)アニリン 前記(イ)で得た4−(1−メチル−シス−4−ter
t −)fルシクロへキシルオキシ)ニトロベンゼン3
0.0.9を酢酸エチル200dに溶解し、10チ・母
ラジウム炭素3.0gを加え水素気流中、理論量の水素
が吸収されるまで攪拌した。触媒をp去後、p液を減圧
下留去し、白色粉末状の4−(1−メチルーシス〜4−
 tert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリン2
5.611(95%)を得た。
融点56〜58℃(石油エーテルから再結晶)NMR(
CDC13)δppm : 0.88(9H,a)1.
11(3H,a) 3.33 (2H、broad ) 6.42 、6.68 (4H、A2B2q)元素分析
値(C17H27NOとして)CHN 理論値係 78.11 10.41 5.36実験値%
 78.09 10.32 5.33(ハ) 2−[l
4−(,1−メチル−シス−4−tert −ブチルシ
クロへキシルオキシ)アニリノ]−n−ノナン酸 前記(ロ)で得た4−(1−メチル−シス−4−ter
t−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリン5.0g1
2−ブロムノナン酸6.8g及び炭酸ナトリウム4.0
gをエタノール207dに順次加え、その懸濁液を2時
間加熱還流した。放冷後、水:メタノール(1:1)の
混合溶媒500麻に溶解し、エチルエーテル100mA
!で2回洗浄し、水層を冷却下稀塩酸でPH5とし、よ
く攪拌した。この析出結晶を戸数し、水、メタノール、
水で順次洗浄したのち減圧下乾燥して2−[4−(1−
メチル−シス−4−tert−ブチルシクロへキシルオ
キシ)アニリノクーn−ノナン酸7.6F(95係)を
得た。
融点108〜110℃(メタノールから再結晶)IR(
KBr)d’ :3450,2950,1700,16
10.151ONllilIR(DMSO−d6)δp
pm : 0.8〜2.2(24H,m)0.85(9
H,s) 1.03(3H,s) 3.73(IH,t) 7.80 (2H、broad) 6.40,6.56(4H,A2B2q)元素分析値(
C26H43NO3として)CHN 理論値% 74.78 10,38 3.35実験値チ
 74.76 10.35 3.40実施例2 2−[4−(1−メチル−シス−4−tert−ブチル
シクロへキシルオキシ)アニリノ〕−n−ノナン酸3−
ピリジルメチルエステル 実施例1の(ハ)で得た2−[4−(1−メチル−シス
−4−tert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリ
ノクーn−ノナン酸3.0g、3−ピコリルクロライド
塩酸塩1.8g及びトリエチルアミン3.3 mlをツ
メチルホルムアミド60ηliに順次加え、これらの混
合物を95℃で2時間加熱した。放冷後、反応液をベン
ゼン450 ml及び水450 mlの混液に注ぎ、ベ
ンゼン層を分取し、水洗後無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。ベンゼンを減圧下留去し、得られた残渣をシリカケ
ゝルカラムクロマトグラフィー<付t、、、ベンゼン:
酢酸エチル(10: 1)の混合溶媒で溶出した。目的
物を含有する両分を集め、溶媒を減圧下留去して2−[
4−(1−メチル−シス−4−tert−ブチルシクロ
へキシルオキシ)アニリノシーn−ノナン酸3−ピリノ
ルメチルエステル2.3g(64係)を油状物として得
た。
NMR(CDC15)δppm : 0.6〜2.3(
24H,m)0.9(9H,s) 1.10(3H,s) 3.75〜4.28 (2H、broad)5.05(
2H,s) 6.40,6.72(4H,A2B2q)6.90〜7
.53 (2H、m ) 8.32〜8.57 (2H、m ) 元素分析値(C32H48N203として)C’HN 理論値% 75.55 9.51 5.51実験値係 
75.40 9.41 5.41実施例3 21:4−(1−メチル−シス−4−tert−ブチル
シクロへキシルオキシ)アニリノ〕−n−ノナン酸ベン
ジルエステル 実施例1の(ハ)で得た2−[4−(1−メチル−シス
−4−tert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリ
ノ〕−n−ノナン酸5.0.9 、ベンジルクロライド
2.8ml及びトリエチルアミン3.5コをジメチルホ
ルムアミド100mJに順次加え、これらの混合物を9
5℃で2時間加熱した。その後実施例2と同様の繰作に
よ52−(4−(1−メチル−シス−4−tert−ブ
チルシクロへキシルオキシ)アニリノ〕−n−ノナン酸
ベンジルエステル4.4.9(72%)を油状物として
得た。
NMR(CDCt 3)δppm : 0.5〜2.3
 (24H,m)0゜89(9H,s) 1.10 (3H,s) 3.67〜4.13 (2H,broad)5.03 
(2H,s) 6.34 、6.67 (4H,A2B2q)7.11
(5H,s) 元素分析値(C3,H4,NO6として)CHN 理論値チ 78.06 9.73 2.76実験値係 
78.19 9.86 2.66実施例4 2−〔4−(1−メチル−シス−4−tert−ブチル
シクロへキシルオキシ)アニリノヨーn−デカン酸エチ
ルエステル 実施例1の(ロ)で得た4−(1−メチル−シス−4−
tert −)fルシクロへキシルオキシ)アニリン5
、O,!7.2−ブロムデカン酸エチルエステル8.0
g及び炭酸水素す) IJウム24gをエタノール50
m1に順次加え、その懸濁液を40時間加熱還流しだ“
。放冷後、不溶物を漣去し、p液を減圧下濃縮した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
しクロロホルムで溶出した。
目的物を含有する両分を集め、溶媒を減圧下留去して2
44−(1−メチル−シス−4−tert−ブチルシク
ロへキシルオキシ)アニリノ]−n−デカン酸エチルエ
ステル6.7.9(76%)を油状物として得た。
NMR(CDCt3)δl)I)m : 0.8〜2.
1 (29H,m)0.85 (9H,s ) 1.07(3H,s) 3.85 (IH、broad) 407(2H,q) 6.38 、6.67 (4H,A2B2q)元素分析
値(C2,H4,NO3として)CI(N 理論値係 75.77 10,74 3.05実験値チ
 75.68 10.62 3.11実施例5 2−[:4−(1−メチル−シス−4−tert−ブチ
ルシクロへキシルオキシ)アニリノ〕−n−デカン酸実
施例[4で得た2−[4−(1−メチル−シス−4−t
ert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリノヨーn
−デカン酸エチルエステル6.6gと水酸化カリウム3
.2gを10チ含水エタノール(v/v) 60mlに
溶解し、室温で6時間攪拌した。次いで反応液を減圧下
濃縮し、得られた残7渣を水:メタノール(1:1)の
混合溶媒500祷に溶解し、稀塩酸でPH5とし、よく
攪拌したところ結晶が析出した。
この析出結晶をp取し、水、メタノール、水で順次洗浄
したのち減圧乾燥して2−[4−(1−メチル−シス−
4−tert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリン
〕−n−デカン酸5.8.9(94チ)を得た。
融点106〜107°C(メタノールから再結晶)IR
(KBr)cm−1:3450,2950.1700,
1610゜51O NMR(DMSO−d6)δppm :0.8〜2.2
(26H,m)0.87(9H,s) 1.07 (3H,s ) 3.73(IH,t) 7、80 (2H、broad) 6.40 、6.60 (4H,A2B2q)元素分析
値(C27H4,NO3として)CH’N 理論値係 75.13 10,51  3.24実験値
チ 75.20 10.56 .3.18実施例6 (イ)  4−(1−メチル−トランス−4−tert
−ブチルシクロヘキシル)アニリン 1−メチル−トランス−4−tert−ブチルシクロへ
キサノール20.0,9を用いて、実施例1の(イ)及
び(ロ)の方法を準用した操作を順次行ない4−(1−
メチル−トランス−4−tert−ブチルシクロヘキシ
ル)アニリン25.8 F (84%)を得た。融点1
11〜113℃(石油エーテルから再結晶)NMR(C
DCl5)δppm : 0.85(9H,s)1.2
3 (3H,s ) 3.42 (2H、broad) 6.41 、6.69’(4,H,A2B2q)(ロ)
  2−[4−(1−メチル−トランス−4−tert
 −ブチルシクロへキシルオキシアニリノ〕−n−ノナ
ン酸エチルエステル 前記(イ)で得た4−(1−メチル−トランス−4−t
ert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリンz5g
、2−ブロムノナン酸エチルエステル3.81及び炭酸
水素ナトリウム1.4gをエタノール2 Q ral;
 [順次加え、その懸濁液を30時間加熱還流した。放
冷後、不溶物を戸去し、p液を減圧下濃縮した。得られ
た残渣をシリカケ゛ルカラムクロマトグラフィーに付し
、トルエン:酢酸エチル(40:1)の混合溶媒で溶出
した。目的物を含有する両分を集め、溶媒を減圧下留去
して2−[4−(1−メチル−トランス−4−tert
−ブチルシクロへキシルオキシ)7ニリノ〕−n−ノナ
ン酸エチルエステル3.7.9 (86’%)を油状物
として得た。
NMR(CDCl3)δppm : 0.6〜2.0 
(24H,m)0.83 (9H,s ) 1.19(3H,t) 1.25(3H、s ) 3.86 (I H、broad) 4.08(2H,q) 6.37 、6.70 (4H,A、2B2q)元素分
析値(C28H47NO3として)CHN 理論値係 75.46 10.62 3.14実験値係
 75.55 10.76 3.00実施例7 □ 2−[4−(1−メチル−トランス−4−tert
−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリノヨーn−ノナ
ン酸 実施例6の(ロ)で得た2−[:4−(1−メチル−ト
ランス−4−tert−ブチルシクロへキシルオキシ)
アニリノ〕−n−ノナン酸エチルエステル7.0gと水
酸化カリウム3.5gを用いて実施例5と同様の操作を
行ない、目的の244−(1−メチル−トランス−4−
tert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリノ)−
n−ノナン酸6.1.!i+(92チ)を得た。
融点123.5〜124.0℃(メタノールから再結晶
)NMR(CDCl3+D 0、8 4 (9H, s ) 1、18(3H,s) 3、80(IH,t) 6、3 9 、 6.6 4 (4H,A2B2q)7
、4 3 ( 2H 、 broad)元素分析値(C
26H43NO3として)CHN 理論値% 74.78 10,38 3.35実験値係
 74.76  10.30 3.19実施例8 (イ) 4−(1−エチル−トランス−4−tert−
ブチルシクロへキシルオキシ)アニリン 1−エチル−トランス−4−tert−ブチルシクロヘ
キサノール14.0gをベンゼン160m1.ヘキサメ
チルホスホリックトリアミド30m1の混合溶媒に溶解
し、これに水素化ナトリウム(鉱油中55係含有)33
gを加え1時間加熱還流した。
反応液全冷却後、p−フルオロニトロベンゼン10、7
.9を加え、3時間加熱還流した。そののち実施例1の
(イ)と同様の操作を行ない4−(1−エチル−トラン
ス−4−tert−ブチルシクロへキシルオキシ)ニト
ロベンゼン17.6 g(7’61 ヲ4た。融点43
〜46℃(石油エーテルから再結晶)続いて、この化合
物8.51Iを酢酸エチル120m1に溶解し、実施例
1の(ロ)と同様の掃作を行なって目的の4−(1−エ
チル−トランス−4−tert −ブチルシクロヘキシ
ル)アニリン6.5.!i’(85%)を得た。融点6
0〜61℃(石油エーテルから再結晶。) NMR(CD6t3)δppm : 0.83 (9H
,s )3、33 (2H、broad) 6.40 、6.63 (4H1A2B2q)(ロ) 
 2−[4−(1−エチル−トランス−4−tert 
−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリノ:]−n−/
 ナン酸エチルエステル 前記(ロ)で得た4−(1−エチル−トランス−4−t
ert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリン4.0
,9.2−ブロム−n−ノナン酸エチルエステル4.2
g及び炭酸水素ナトリウム1.4.9をエタノール50
m1に順次加え、その懸濁液を30時間加熱還流した。
放冷後、不溶物を沢去し、P液を減圧下濃縮した。得ら
れた残渣をシリカケ゛ルカラムクロマトグラフィーに付
し、クロロホルムで溶出した。目的物を含有する両分を
集め、溶媒を減圧下留去し、2−44−(1−エチル−
トランス−4−tert −)f /l/シクロへキシ
ルオキシアニリノ〕−〇−ノナン酸エチルエステル5.
5.9(82%)を油状物として得た。
NMR(CDC’23)δJ)I)m: ’0.6〜2
.1 (2’9H,m)0.82(9H,s) 1.15 (3H,t) 3.87 (IH、broad) 4.08(2H,q) 6.34 、6.64 (4H,A2B2q)元素分析
値(” 29H49NO3として)CHN 理論値係 75.77 10,74 3.05実1験値
係 75.67  10.70 3.11実施例9 2−’(4−(1−エチル−トランス−4−tert−
ブチルシクロへキシルオキシ)アニリノツーn−ノナン
酸 実施例8の(ロ)で得た2−[4−(1−エチル−トラ
ンス−4−tert−ブチルシクロへキシルオキシ)ア
ニリノ〕−n−ノナン酸エチルエステル5.OIIと水
酸化カリウム2.5gを10係含水エタノール(v/v
) 50’ mlに溶解し、そののち実施例5と同様の
操作を行ない、244−(1−エチル−トランス−4−
tert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリノツー
n−ノナン酸4.2F(89チ)を得た。融点73〜7
4℃(メタノールから再結晶)IR(KBr)ci’ 
: 2950 、2B60 、1570 、1505N
MR(CDC,!3)δppm : 0.6〜2.1 
(29H,m)0.84(9H,s) 3.88 (’IH、t ) 6.40 、6.70 (4H、A2B2q)7.05
〜7.60(2H,broad)元素分析値(C27H
4,NO3として)CHN 理論値係 75.13 10.51 3.24実験値係
 75.23 10,64 3.19実施例10 2、−[4−(1−インゾロビル−シス−4−tert
 −ブチルシクロへキシルオキシ)アニリノ]−n−ノ
ナン酸エチルエステル 1−インゾロビル−シス−4−tert−ブチルシクロ
ヘキサノールとp−フルオロニトロベンゼンを用いて実
施例8の(イ)と同様の操作を行なって4−(1−イン
プロピル−シス−4−tart−ブチルシクロへキシル
オキシ)アニリン(油状物)を得た。この化合物3.O
F、2−ブロム−n−ノナン酸エチルエステル2.85
’及び炭酸水素ナトリウム0.9.!7をエタノール5
0m1に順次加え、その懸濁液を40時間加熱還流した
。放冷後、不溶物を戸去し、戸液を減圧下濃縮した。得
られた残渣をシリカダルカラムクロマトグラフィーに付
し、クロロホルムで溶出し、目的物を含有する両分を集
め、溶媒を減圧下留去して2− 、C4−(1−インロ
プロピルーシス−4−tert−ブチルシクロへキシル
オキシ)7’= リ/ ] −]n−ノナン酸エチルエ
ステル33g(67%)を油状物として得た。
NMR(CDCt3)δppm : 0.6〜2.2 
(31H,m)0.88(9H,s)。
1.18(3H2t) 3.87 (LH、broad) 4.10(2H,q) 6.4’ 0 、6.72 (4H、A2B2Q)元素
分析値(C3oH51NO3として)CHN 理論値係 76.06 10.85 2.96実験値係
 75.91  10.91  2.87実施例11 2−[4−(1−イソゾロビルーシス−4= tert
 −ブチルシクロへキシルオキシ)アニリノ]−n−ノ
ナン酸 実施例10で得た2−C4−C1−インプロピル−シス
−4−tert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリ
ノ〕−n−ノナン酸エチルエステル3.Ogと水酸化ナ
トリウム1,09を10%含水エタノール(v/v) 
50 mlに溶解し、そののち実施例5と同様の操作を
行ない、2−[4−(1−イソゾロビル−シス−4−t
ert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニリノ〕−n
−ノナン酸2.6.9(93チ)を得た。
融点43〜45℃(メタノールから再結晶)NMR(C
DCt、+DMSO−d6)δppm : 0.6〜2
.2 (31H,m)0.87(3H,s) 3.73(IH,t) 6.32 、6.61 (4H,A2B2q)元素分析
値(C28H47NO3として)CHN 理論値チ 75.46 10.62 3.14実験値係
 75.62 10.73 3.09実施例12 2−C4−C1−メチル−シス−4−tert−ブチル
シクロへキシルオキシ)アニリノ〕−n−ノナン酸エチ
ルエステル 実施例1の(ハ)において2−ブロムノナン酸6.8y
の代、9に2−ブロムノナン酸エチルエステル7.61
を用いたほかは反応液を同様に調製し、この反応溶液を
33時間加熱還流した。続いて、この反応液を実施例4
と同様な精製操作を行ない2−[4,(1−メチル−シ
ス−4−tert−ブチルシクロへキシルオキシ)アニ
リノ〕−n−ノナン酸エチルエステル6、7 II(7
9%)を得た。融点40〜41℃(石油エーテルから再
結晶。)NMR(CDCl2)δppm : 0.8−
2.1 (27H,m)0.85(9H,s) 1.07(3H,s) 3.85 (IH、broad) 4.07(2H,q) 6.38 、6.67 (4H,A2B2q)元素分析
値(C28H47NO3として)CHN 理論値係 75.46  10.64 3.14実鹸値
係 75391052321 実施例13〜33 前記の実施例を適宜準用して第3表に示す化合物を製造
した。その融点、元素分析値及びNMRスペクトルの値
を第3表に併記した。
(以下余白) 手  続  補  正  書(方式) 昭和58年3月23日 特許庁長官 若 杉 和 夫   殿 1、事件の表示 特 願  昭57−206,139号 2発明の名称 N−(置換シクロヘキシルオキシフェニル)−α−アミ
ノ酸化合物及びその化合物を含有する脂質低下剤 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京田辺製薬株式会社 4代理人 5補正命令の日付 昭和58年2月22日6、補正の対
象 願書及び明細瞥全文 7、補正の内容 別紙のように願書及びF!A細書の浄
書(内容に変更なし)を提出します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式 (式中R1は低級アルキル基を R2は直鎖又は分岐状
    の炭素数7〜14個のアルキル基を、Rは水素原子又は
    置換基を有してもよい低級アルキル基を表わす。)で示
    されるN−(置換シクロヘキシルオキシフェニル)−α
    一つ′ミノ酸化合物及びその塩。 2一般式 (式中R1は低級アルキル基を R2は直鎖又は分岐状
    の炭素数7〜14個のアルキル基を、R3は水素原子又
    は置換基を有してもよい低級アルキル基を表わす。)で
    示されるN−(置換シクロヘキシルオキシフェニル)−
    α−アミノ酸化合物又はその生理学的に許容しうる塩を
    有効成分として含有する脂質低下剤。
JP20613982A 1982-11-26 1982-11-26 N−(置換シクロヘキシルオキシフエニル)−α−アミノ酸化合物及びその化合物を含有する脂質低下剤 Pending JPS5998046A (ja)

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