JPS599722Y2 - 超音波式液体霧化装置 - Google Patents

超音波式液体霧化装置

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JPS599722Y2
JPS599722Y2 JP11733279U JP11733279U JPS599722Y2 JP S599722 Y2 JPS599722 Y2 JP S599722Y2 JP 11733279 U JP11733279 U JP 11733279U JP 11733279 U JP11733279 U JP 11733279U JP S599722 Y2 JPS599722 Y2 JP S599722Y2
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JP
Japan
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water
liquid
float
heater
storage tank
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Expired
Application number
JP11733279U
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English (en)
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JPS5634582U (ja
Inventor
登志道 辻
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Air Humidification (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は貯液槽内の液をその液面付近において加熱し霧
化効率の向上を図った超音波式液体霧化装置に関する。
例えば超音波による霧化式の加湿器にあっては、貯水槽
内の水を適温に加熱してやると、霧化効率が向上するこ
とはよく知られており、この場合水を加熱する構造とし
て従来、貯水槽の例えば底壁部にヒータを取着する方式
、或はヒータを貯水槽内の水中に没するよう固定配設す
る方式のものがある。
しかしながら前者の方式では貯水槽内の全水量を加熱す
ることになるので、所定温度に達する迄の時間が長くか
かる欠点があり、後者の方式では加湿運転の経過に伴い
水位が下ってヒータが水面上に露出すると、ヒータが空
炊き状態になる欠点があった。
本考案は上記の欠点を除去すべくなされたもので、その
目的は、液加熱用のヒータを装着したフロートを貯液槽
の液面上に浮かべる構戒とすることによって液の霧化に
とって好適する温度に加熱する迄の時間、いわゆる立上
り時間を短縮し得ると共にヒータの空炊き状態を防止し
得る等の効果を奏する超音波式液体霧化装置を提供する
にある。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
1は内部に水を湛えた貯液槽たる貯水槽で、これの内底
部中央には超音波振動子2が装着されている。
3は貯水槽1の上面板4に取着され貯水槽1の内外に連
通ずる案内筒で、これの下端開口部は前記超音波振動子
2に対応するようにして貯水槽1内の水平に臨んでいる
5は貯水槽1の一側面上端部に形戊された送気路で、送
風機(図示せず)による風がこの送気路5を介して貯水
槽1内に送風され、案内筒3に案内されて外部に送出さ
れるようになっている。
さて、6は貯水槽1内の水面上にその略全体を覆うよう
にして浮べられたフロートで、これは内外両円筒部7及
び8を一体に有する有底な二重筒状のフロート本体9と
、このフロート本体9の上面を覆うカバー10とから或
り、全体として略中空円盤状を威している。
そしてフロート6の開口部たる内円筒部7を超音波振動
子2による霧発生個所に対応させ、内円筒部7内の水面
において水柱が立上るようにしている。
11はフロート6の内底部に環状に配設した水加熱用の
ヒータで、これの接続端子a,l)はカバー10に取付
けられたコネクター12に接続されている。
13は水温検知素子(液温検知素子)で、これはコネク
ター12に接続されていると共に下端部たる熱感知部1
3aはフロート本体9の底壁に形或した透孔9aに水密
に嵌着されて下方に突出し水面下に浸漬された状態にあ
る。
14はコネクター12と貯水槽1の一側面に取着された
コネクター15とを接続するノード線で、このリード線
14はフロート6の上下移動に応じて自由に撓み得るよ
うになっている。
そしてコネクター15は発振回路と水温制御回路(いず
れも図示せず)とを備えた制御装置16にリード線17
を介して接続され、水温制御回路と熱感知部13aの感
知温度に応じた検知信号を発する水温検知素子13との
協働作用により例えばヒータ11を通断電して水の加熱
を制御し、水面付近の温度を一定に維持し得るようにし
ている。
また、前記制御装置16の発振回路に超音波振動子2を
リード線18を介して接続し、発振回路によって超音波
振動子2に超音波を発生させるようにしている。
つぎに上記構或の作用を説明する。
図示しないスイッチによって制御装置16及び送風装置
を駆動させると、ヒータ11が通電されて、フロート6
が浮遊している貯水槽1の水面付近の水を適温に加熱す
ると共に、超音波振動子2が作動してフロート6の内円
筒部7内の水面に水柱を立上らせることに併せてその水
柱から霧を発生させる。
こうして発生された霧は送風装置による風に乗じて案内
筒3内から外部に吐出されて室内の加湿が行なわれるも
のである。
このように本実施例は、貯水槽1内の水をその水面付近
において加熱しながらその水中に超音波を照射して霧化
させる構戊のものである。
即ち本考案は、超音波照射による霧化は水面に水柱を立
上らせることによって生ずる現象で水面付近の粘性によ
り大きな影響を受けることから、霧化効率は特に水面付
近の水温によって左右され、それよりも深い場所の水温
とは略無関係であるどいう点に着目してなされたもので
あり、ヒータ11を装着したフロート6によって水面付
近の水を直接加熱する構或の本実施例によれば、貯水槽
底部にヒータを設けて対流により水面付近の水温を上昇
させるものとは異なり、上下に大きな対流が起きず、霧
化効率を左右する水面付近の水だけを加熱する形態とな
るので、霧化効率向上のために水面付近を適温にまで加
熱するに要する時間、いわゆる立上り時間を大幅に短縮
し得る。
この場合、本実施例のようtこフロート6によって水面
の略全体を覆うようにすれば、水面からの放熱を防止し
得るから、加熱効率が一層向上する。
さらにフロート6は加湿運転による水位の低下に追従し
て下降し常に水に浸漬された状態にあるので、水位の低
下によってヒータ11が空炊き状態になるといった不都
合を確実に防止できる。
ところで、超音波照射によって水柱を立上らせると、前
述の如く霧が発生する他に水柱からは大粒の水滴が発生
し落下するが、本実施例によれば、その水滴は全てフロ
ート6のカバー10によって受けられるから、水滴が直
接水面に落下して生ずる水滴落下音を軽減でき低騒音運
転が可能となる。
また、本実施例のようにフロート6に水温検知素子13
を設ければ、水温を常に霧化効率を左右する水面付近に
おいて検知することができるから高精度の水温制御作用
を行うことができるのであり、水位の変動には関係なく
常に一定の高霧化効率を維持できる。
尚、本考案は上記し且つ図面に示す実施例のみに限定さ
れるものではなく、加湿器の霧化装置に限られず、例え
ば石油を霧化させて燃焼させる暖房器の霧化装置に適用
してもよい等、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更し
て実施することができる。
本考案は以上説明したように、液加熱用のヒータを装着
したフロートを貯液槽の液面上に浮かべる構戒にしたこ
とを特徴とするもので、この結果液面付近を適温に加熱
するに要する時間、いわゆる立上り時間を大幅に短縮し
得ると共に、フロートは液位の変動に追従して上下動す
るので、ヒータの空炊き状態を防止し得、また霧化時に
生ずる大粒の水滴はフロート上に落下し、水滴落下音を
低減できるので低騒音運転が可能となる超音波式液体霧
化装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体の縦断面
図、第2図は要部の縦断面図、第3図は一部破断して示
す要部の平面図である。 図面中、1は貯水槽(貯液槽)、6はフロート、11は
ヒータ、13は水温検知素子(液温検知素子)である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.貯液槽に貯留した液に超音波を照射して、その液面
    部から霧を発生させるようにしたものにおいて、前記貯
    液槽内の液面に、その霧発生個所に対応する部位に開口
    部を有すると共に内部に液加熱用のヒータを装着したフ
    ロートを浮かべたことを特徴とする超音波式液体霧化装
    置。
  2. 2.フロートに、貯液槽内の液温を検知してヒータによ
    る液の加熱を制御する液温検知素子が設けられているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    超音波式液体霧化装置。
JP11733279U 1979-08-24 1979-08-24 超音波式液体霧化装置 Expired JPS599722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11733279U JPS599722Y2 (ja) 1979-08-24 1979-08-24 超音波式液体霧化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11733279U JPS599722Y2 (ja) 1979-08-24 1979-08-24 超音波式液体霧化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5634582U JPS5634582U (ja) 1981-04-04
JPS599722Y2 true JPS599722Y2 (ja) 1984-03-27

Family

ID=29349542

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JP11733279U Expired JPS599722Y2 (ja) 1979-08-24 1979-08-24 超音波式液体霧化装置

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JPS5634582U (ja) 1981-04-04

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