JPS5996300A - 酸化スケ−ル形成の調節法並びに金属製品よりの脱スケ−ル法 - Google Patents

酸化スケ−ル形成の調節法並びに金属製品よりの脱スケ−ル法

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JPS5996300A
JPS5996300A JP58187676A JP18767683A JPS5996300A JP S5996300 A JPS5996300 A JP S5996300A JP 58187676 A JP58187676 A JP 58187676A JP 18767683 A JP18767683 A JP 18767683A JP S5996300 A JPS5996300 A JP S5996300A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属の脱スケール法、特に酸化スケールの形成
を調節し、金属製品より脱スケールする方法に関する。
溶融段階から最終鋼帯製品、例えは扁平圧延ストリップ
及びシート、パー、ワイヤー及び管状製品までの金属製
品の製造方法において、その製造過程には屡々ステンレ
ス鋼を包含する種々の金属合金の製品の表面に酸化スケ
ールが容易に形成される温度に酸化炉雰囲気において加
熱又は焼鈍することを包含する熱処理工程が包含されて
いる。
連続焼鈍又は加熱工程と同時に使用されるには、スケー
ル除去浴はストリップが炉から現われるときできるだけ
速やかにスケールを除去するのに十分な強さでなければ
ならない。ストリップの速度はスケール除去工程及び装
置に適応するように考えることはできないので、スケー
ル除去工程は速やかにして有効に状態調節しなけれはな
らず又除去を容易にするためにスケールをゆるくするこ
とが必要である。一般に、次の3つの異なる脱スケール
法が使用されている:(1)ショットグラストと酸洗;
(2)溶融酸化性塩又は電解スケール状態調節に続く酸
洗;及び(3)は直接酸洗工程。
1962年6月10日発行の米国特許許第3,043.
758号はステンレス鋼に対する電解脱スケール及び酸
洗方法を開示し、そこでは脱スケールすべき製品をアン
モニウムを包含するアルカリ金属の塩化物、硫酸塩、硝
酸塩より成る群より選択される少くとも1つの中性塩の
水性電解液において陽極として使用し、その後、製品を
硫酸、硝酸、弗化水素酸及び硝酸と弗化水素酸との混合
物より成る群より選択される鉱酸の溶液に浸漬する。本
法の電解液は1〜7のpH、好ましくは3.5〜7又代
表として5.5のpH、並びに167〜194°F(7
3〜90℃)の範囲の温度に保たれ、かつ6〜10A/
dm2(0.38〜0.64A/in2)の電流密度で
10〜60秒間電流が付与される。
稀薄な酸に浸漬する工程を包含する他の電解脱スケール
法が1966年5月31日発行の米国特許第3.254
,01号に開示されている。
スケールを状態調節(condition)してゆるや
かにしてその除去を容易にするために溶融酸化塩を使用
することも公知である。代表的方法は1966年6月1
2日発行の米国特許第3,260,619号に開示され
ている。このような溶融塩浴は一般にスケールを状態調
節し、除去するのに800〜1000°F(426.7
〜537.8℃)の操作温度を必要とし、次いで薄い酸
による酸洗工程に付される。高温度の塩浴は酸化スケー
ルをゆるやかにするのに有効であるけれども、又多くの
問題を提起している。このような方法は高い作業コスト
を必要とし又ストリップ変形(distortion)
、ポンチマーキング(punch marking)、
表面掻き傷及びストリップ又はシートの他の化学的侵食
を生ずる。それらは又塩を保有しストリップを浴に系内
するのに必要な設備の種々の部材、例えば、タンクライ
ニング、ロール及びその同効物を侵食する追加の不利な
点を有し、そしてそれらは次々に反り及び変形を特に薄
肉のストリップに生ずる。
次工程の酸洗浴を脱スケール方法より省略するか又は減
少する試みが又行なわれた。酸洗工程の使用は排気装置
、煙霧洗浄器、酸貯槽及びその同効物を包含する補助設
備を要し、又酸の廃棄に精密なプログラムを要する。斯
くして、酸洗に対する必要を省略又は減少する方法が望
まれる。
1977年3月15日発行の米国特許第4,012,2
99号は第一電解液に浸漬し、次いで水洗し、然る後次
の酸洗工程を必要としないで硫酸ソーダの如き少くとも
1つの中性塩を包含する第二電解液に浸漬することを必
要とするような脱スケール法を開示している。本特許は
又第二電解液が120〜200°F(48.9〜93.
3℃)の温度で1〜7の範囲のpHを有し、かつ0.1
A/in2(1.55A/dm2)以上の電流密度で4
秒間以上電流を付加することを開示している。このよう
な方法は第一電解液が400〜450°F(204.4
〜232.2℃)に保たれた溶融酸化塩であり、このよ
うな塩と関連して前述の如き種々の問題を提起する不利
な点を有している。
酸洗工程を省略しようとする他の2つの方法が1977
年5月31日発行の米国特許第4,026,777号及
び1978年2月13日発行の米国特許第4,066,
521号に開示されている。両者の方法は2工程方法を
必要とし、その第一工程には溶融酸化塩の浴に浸漬する
ことを包含している。このような方法は浴融酸化塩浴の
高作業温度に関連する不利な点を有する。
前又は後処理なしでかつ酸洗工程なしで酸化スケールを
除去するのに1工程の高密度電流脱スケール法が使用し
得ることが1981年2月27日出願の米国特許出願第
238.896号に又示唆されている。この方法は少く
とも150°Fの温度に保たれた15〜25%硫酸ソー
ダ電解液を使用し、かつ少くとも3A/in2(46.
5A/cm2)の電流密度で少くとも10秒間電解液に
おける物品に通電し、次いで水洗することを包含してい
る。
然しなから、このような高電流密度方法は特に管の如き
小さい品目に適し、こゝでは陽極の長さは4〜6呎であ
り、かつ脱スケール法に要する全アンペア数は比較的低
い。然しながら、ストリップミル、特に広巾ストリップ
ミルでは、陽極はほゞ長さ40呎である。このような脱
スケール法において、脱スケールに使用する全アンペア
数は遥かに大きく又このような高電流密度方法の付帯コ
ストは実際に禁止的である。
それ故に、必要なものは酸洗工程に対する要求及びそれ
に関連するすべての問題並びにコストを最小にし、減少
する脱スケール法である。電解方法は連続ストリップ製
品を脱スケールするのに適する低電流密度法とすべきで
ある。それらの目的に対処する場合に、製造工程中の金
属製品上のスケール形成を調節する方法はより容易に除
去されるスケールを与えることかできることが以外にも
認められた。それに関連して、硫酸ソーダ電解液法とこ
れに続く最小の酸濃度の酸洗の如き電流脱スケール法を
最大限に利用する方法及びより均一な製品の装造におい
てより有効にして低コストの脱スケールを提供する方法
が又望まれている。
本発明によれば、熱間成形、冷間成形及び酸化雰囲気に
おける後続の熱処理より成る金属製品を製造する方法が
提供され、この方法はさらに金属製品に形成される酸化
スケールを調節するために雰囲気の酸素含有量を少くと
も3容量%とすることより成る。スケールはそれから次
いでアルカリ金属又はアンモニウムの塩化物、硫酸塩、
硝酸塩より成る群よりの少くとも1つの中性塩の水溶液
の電解液に浸漬し、電解液のpHを約22.0〜3.5
に調節、保持し、スケールを除去することができる状態
となるように電解液における金属製品に低密度電流を通
電し、然る後電解液より製品を除去することによって除
去される。本法は硫酸、硝酸及び弗化水素酸並びに硝酸
と弗化水素酸との混合物より成る群より選択される緩酸
溶液に製品を浸漬して、スケールを実質的に除去するこ
とを包含する。
製品をアルカリ金属又はアンモニウムの塩化物、硫酸塩
、硝酸塩より成る群よりの少くとも1つの中性塩の水溶
液の電解液にに浸漬し、電解液のpHを約2.0〜3.
5に調節、保持し、製品は少くとも3容量%の酸化雰囲
気で、少くとも一部に形成される酸化スケールと実質的
に等しい酸化スケールを有することを包含する金属製品
の表面より酸化スケールを除去する方法が又提供される
。本法はスケールを除去する状態となるように電解液に
おける製品に低密度電流を通電し、製品を電解液より除
去することを包含する。本法は製品を硫酸、硝酸、弗化
水素酸及び硝酸と弗化水素酸との混合物より成る群より
選択される緩酸の溶液に浸漬してスケールを実質的に除
去することを包含する。
好ましい実例では、酸化雰囲気は3〜11%の範囲の酸
素含有量を有し、又電解液は150〜185°F(65
.6〜85℃)の温度に保たれる。
約0.1〜1.0A/in2の電流密度が使用され、緩
酸10%以下の濃度の酸を含有する。
本発明は酸化スケール形成を調節する金属製品の製造方
法に関し、又熱処理に使用する酸化雰囲気の酸素含有量
の種々の調節と酸洗の必要を省略するか又は最小とする
金属製品からスケールを除去するための脱スケール法に
おける電解液のpHの調節との独特な組合せにより製品
より酸化物を脱スケールする方法を包含する。
第1図に示すように、フローチャートは本発明の脱スケ
ール法(点線によるボックスで図示)を包含する金属製
品の製着方法における代表的工程を示している。
脱スケール法はアルカリ金属又はアンモニウムの塩化物
、硫酸塩、硝酸塩より成る群よりの少くとも7つの中性
塩の水浴液の電解液に製品を浸漬する工程を包含する。
好ましくは、電解液は硫酸ソーダの水溶液である。硫酸
ソーダ電解液は7〜25%、好ましくは15〜20%の
範囲の硫酸ソーダの溶液濃度を有する。酸洗工程を省略
するか又は最小にする目的を容易にする1つ又はそれ以
上の追加の電解的酸化スケールの状態調節及び脱スケー
ル工程を包含する方法も本発明の範囲内である。
スケールを除去する状態となるように、電解液に浸漬す
る金属製品に低密度電流を通電する。電流密度は0.1
〜1.0A/1n2(1.55〜15.5A/dm2)
、好ましくは0.2〜0.5A/in2(3.10〜7
.75A/dm2)の範囲とする。従って、電流束(c
urrent flux)は1.0〜12.0アンペア
ー秒/1n2、好ましくは2.5〜12.0アンペアー
秒/in2の範囲である。Cr−Ni及びCr−Ni−
Mn合金は普通のクロム合金(straight−ch
romium alloy)よりも僅かに高い電流密度
と電流束を必要とするように思われる。然しながら、電
解方法では、浸漬時間は脱スケールされる物体のサイズ
によると同様にスケールの様式及び厚さ並びに電解液の
温度により変る。
電解液の温度は通常120〜200°Fの範囲であるけ
れども、本発明では150〜185°F(65.6〜8
5℃)、さらには160〜180°F(77.1〜82
.2℃)の温度範囲が好ましい。
製品を電解液より除いた後、水洗し、緩酸溶液に浸漬し
てスケールを実践的に除去する。敵は硫酸、硝酸、弗化
水素酸及び硝酸と弗化水素との混合物より成る群により
選択される。通常には、硝酸と弗化水素酸との混合物を
使用するのが好ましい。
好ましくは、それらの酸及びその混合物は10重量%以
下、さらに好ましくは8重量%以下の溶液濃度を有する
。酸の温度は100〜160°F(37.8〜71.1
℃)、好ましくは130〜150°F(54.4〜65
.6℃)の範囲である。
このような酸洗は、もし他の電解液又は非−酸或は後続
の脱スケール処理が使用されないならば必要である。製
品は酸洗後水洗される。
このよりな脱スケールでは、塩電解液の酸性度が脱スケ
ール法の効率には臨界的であることが発見された。pH
は2.0〜3.5、さらに好ましくは2.0〜3.0で
あるのが好ましい。このような低いpH値に調節、保持
することはスケールの状態。
調節方法を、特に電解硫酸ソーダ法において改良するこ
とを発見した。電解液は、例えは硫酸のような或る酸を
、比較的少量でpH値を調節するために添加することに
より酸性化される。
本発明は種々の金属に通用できると考えられるけれども
、現在は合金鋼がその最も有用な実例となるように思わ
れる。さらに、型式201、304、316、409、
413の如きステンレス鋼は特に本発明の方法に適して
いるように思われる。
電解液のpH値の限界度は小サイズの試料よりスケール
を除く一連の調節せる実験室的実験で検討された。
普通の熱間成形及び冷間成形される圧延−焼鈍した型式
304ステンレス鋼ストリップの試料を7.4%酸素を
含有する雰囲気を有するガス−焚き炉にて焼鈍した。試
料は夫々陽極として、20%の硫酸ソーダ(Na2SO
4)溶液で約170°F(76.7℃)において10〜
90秒曲、0.25〜0.50A/in2(3.875
〜7.75A/dm2)の電流密度で処理した。試験の
結果を第1表に示すが、こゝでは硫酸ソーダのpHを一
連の試験では2.5に調節〕、保持し、又第二の一連の
試験では5.5のpHに調節、保持した。試料は次いで
各処理にて試験され、更に(1)水洗のみ;(2)水洗
と刷毛洗浄;又は(3)水洗と8%硝酸と1%弗化水素
酸溶液における140°F(45.8℃)における60
秒間の酸洗の何れかによる後処理の後に達成されるスケ
ール除去の程度に対して目測がなされた。
低いpH値を有する硫酸塩電解液はスケールの状態調節
及びステンレス鋼からの焼鈍スケールの部分的除去の両
者においてより有効であることがデータから明らかであ
る。各々の後処理の部類(水洗、洗浄、又は酸洗の)に
対し、pH2.5を有する電解液は適用される普通の電
流密度と処理時間当りのスケール除去より大量のスケー
ル除去を実際は生ずる。データは又完全な脱スケールが
酸洗によって得られると、このような除去となるスケー
ルことを示している。
電解液溶液のpHを調節することに加えて、脱スケール
法はもしスケール形成が熱処理又は焼鈍工程中に酸化雰
囲気で調節されるならば向上することが発見された。酸
化雰囲気の酸素含有量は形成されるスケールに影響を与
えるので、もし雰囲気の酸素含有量が調節され、又、電
解液のpHが調節されるならば、酸洗工程を最小にする
製造方法が提供できるという点において酸化雰囲気の酸
素含有量は臨界的であることが意外にも発見された。
本発明は金属製品に形成される酸化スケールを調節する
ために、熱処理中の酸化雰囲気の酸素含有量を少くとも
3.0容量%とすることを包含する金属製品の製造方法
に関する。雰囲気の酸素含有量は3〜11%の範囲とす
るのが好ましい。製品に形成される酸化スケールは少く
とも3容量%の酸化雰囲気において少くとも一部に形成
される酸化スケールと実質的に等しいものであることを
意味する。
通常の熱間成形と冷間成形とを後続して行なう様々の合
金の圧延−焼鈍したステンレス鋼ストリップの試料を2
.0〜10.8容量%の範囲の酸素含有量を有するガス
焚き炉にて焼鈍した。試料は夫々170°F(76.7
℃)に保たれ、2.5のpHに調節、保持された20%
硫酸ソーダ溶液の電解液において20〜44秒間、0.
25と0.5A/in2(3.875と7.75A/d
m2)の電流密度で陽極として処理された。スケールの
状態調節に次いで、試料は水洗し、140°F(60℃
)に保持した8%硝酸と1%弗化水素酸の酸溶液に実質
的にスケールを除去するために浸漬し、次いで水洗する
。試験結果を第2表に示す。
加工されたストリップ試料の全部は高圧水洗及び加温空
気乾燥後に試験したとき完全な脱スケールを示した。第
2表に示すように、スケールの実質的除去をなすに要す
るスケールの状態調節要件は変る。要件における変化の
原因は焼鈍作業において使用する炉における酸化雰囲気
の酸素含有量によって影響されると観察される金属表面
における異なる酸化スケールの性質に依り変る。一般に
、3容量%以下の酸素を有する雰囲気で形成された酸化
スケールは高い電流密度及び(又は)長い陽極処理を、
完全なスケール除去が最終酸洗工程で達成できる前に状
態調節した電解液で必要とすることが発見された。3%
酸素より大きいか又は等しい高い酸素含有量はこれらの
要件を減じかつ低電流密度及び(又は)短かい陽極処理
時向を示すことがデータから明らかである。データはさ
らに電解欣を低pH値に、特に2.5の如き低いpH値
を示すように保持する必要があることを実証している。
本発明の目的によれは、焼鈍炉雰囲気の酸素含有量及び
電解液pHでの調節を実施することによって、熱処理に
よって生成するステンレス鋼ストリップにおける酸化ス
ケールを混合酸洗、特に硝酸と弗化水素酸混合物におけ
る酸洗に対する最低の要求で、有効に除去することがで
きることが発見された。酸洗が使用されるとき、少くと
も25%以上で而も50%以上の酸消費における濃度の
減少が本発明方法で可能であることを又示している。
本発明の数種の実例を述べたけれども、変更が本発明の
範囲を逸脱することなくなされることは当業者には明ら
かである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の代表的工程のフローチャートであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)熱間成形、冷間成形及び酸化雰囲気における後続
    の熱処理より成る金属製品の製造方法において、 金属製品に形成される酸化スケールを調節するために雰
    囲気の酸素含有量を少くとも3容量%となし; アルカリ金属又はアンモニウムの塩化物、硫酸基及び硝
    酸塩より成る群よりの少くとも1つの中性塩の水溶液の
    電解液に金属製品を浸漬し、該電解液のpHを約2.0
    〜3.3に調節、保持し; スケール除去することができる状態となるように電解液
    における金属製品に低密度電流を通電し;電解液より該
    製品を除去する ことを特徴とする上記方法。 (2)製品の除去後、さらに製品を硫酸、硝酸、弗化水
    素酸及び硝酸と弗化水素酸との混合物より成る群より選
    ばれる緩酸溶液に浸漬してスケールを実質的に除去する
    特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (3)脱スケールせる製品を水洗する後続工程を包含す
    る特許請求の範囲第(2)項記載の方法。 (4)酸化雰囲気の酸素含有量は3〜11%の範囲であ
    る特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (5)電解液を65.6〜85℃(150〜185°F
    )に保持する特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (6)約1.55〜15.5A/dm2(0.1〜1.
    0A/in2)の低密度電流を通電する特許請求の範囲
    第(1)項記載の方法。 (7)電流循度は約3.10〜7.75A/dm2(0
    .2〜0.5A/In2)である特許請求の範囲第(6
    )項記載の方法。 緩酸溶液は10%以下の濃度を有する酸である特許請求
    の範囲第(1)項記載の方法。 (9)熱間成形、冷間成形及び酸化雰囲気における後続
    の熱処理より成るステンレス鋼製品の製造方法において
    、 雰囲気の酸素含有量を、鉄製品上に形成される酸化スケ
    ールを調節するために少くとも3%で11%までとなし
    ; 約15〜23重量%の硫酸ソーダ水溶液の電解液に鋼製
    品を浸漬し; 電解液を約2.0〜3.5のpHに調節、保持するとと
    もに65.6〜85℃(150〜180°F)の温度に
    保持し; スケールを除去することができる状態となるように電解
    液における鋼製品に約1.55〜15.5A/dm2(
    0.1〜1.0A/in2)の低密度電流を通電し; 電解液より鋼製品を除去し、かつ 鋼製品を硝酸、弗化水素酸及びその混合物より成る群よ
    り選ばれる酸の10%以下の濃度の酸溶液に浸漬してス
    ケールを実質的に除去することより成る特許請求の範囲
    第(1)項記載の方法。 (10)金属製品の表面より酸化スケールを除去する方
    法において、 アルカリ金属又はアンモニウムの塩化物、硫酸塩及び硝
    酸塩より成る群よりの少くとも1つの中性塩の水溶液の
    電解液に製品を浸漬し、該電解液のpHを約2.0〜3
    .5に調節するとともに保持し、又該製品は少くとも3
    容量%の酸素の酸化雰囲気において少くとも一部に形成
    される酸化スケールと等しい酸化スケールを有し;スケ
    ールを除去することができる状態となるように電解液に
    おいて製品に低密度電流を通電し;かつ電解液より製品
    を除去する ことより成る上記方法。 (11)製品の除去後、さらに硫酸、硝酸、弗化水素酸
    及び硝酸と弗化水素酸との混合物より成る群より選ばれ
    る酸の緩酸浴液に製品を浸漬してスケールを実質的に除
    去する特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (12)脱スケールせる製品を水洗する後続工程を包含
    する特許請求の範囲第(11)項記載の方法。 (13)酸化雰囲気の酸素含有量は3〜11%の範囲で
    ある特許請求の範囲第(10)項記載の方法。 (14)電解液を65.6〜85℃(150〜180°
    F)に保持する特許請求の範囲第(10)項記載の方法
    。 (15)約1.5515.5A/dm2(0.1〜1.
    0A/in2)の低密度電流を通電する特許請求の範囲
    第(10)項記載の方法。 (16)電流密度は約3.10〜7.75A/dm2(
    0.2〜0.5A/in)である特許請求の範囲第(1
    5)項記載の方法。 (17)ステンレス鋼製品の表面より酸化スケールを除
    去する方法において、 少くとも3.0容量%の酸素の酸化雰囲気において少く
    とも一部に形成される酸化スケールと等しい酸化スケー
    ルを有する製品を、約15〜25重量%の硫酸ソーダの
    水溶液の電解液に浸漬し; 電解液を約2.0〜3.3のpHに調節、保持するとと
    もに65.6〜85℃(150〜185°F)の温度に
    保持し; スケールを除去することができる状態となるように電解
    液において鋼製品に約1.55〜15.5A/dm2(
    0.1〜1.0A/in2)の低密度電流を通電し; 電解液より製品を除去し;かつ 実質的にスケールを除去するために、硝酸、弗化水素酸
    及びその混合物より成る群より選ばれる酸の10%以下
    の濃度の酸溶液に鋼を浸漬する ことより成る特許請求の範囲第(10)項記載の方法。
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